JPH0769344A - 積重ね可能な折畳式コンテナー - Google Patents
積重ね可能な折畳式コンテナーInfo
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- JPH0769344A JPH0769344A JP5215723A JP21572393A JPH0769344A JP H0769344 A JPH0769344 A JP H0769344A JP 5215723 A JP5215723 A JP 5215723A JP 21572393 A JP21572393 A JP 21572393A JP H0769344 A JPH0769344 A JP H0769344A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】積み重ね荷重に耐える小型コンテナーを提供す
る。 【構成】蓋１、側板３、棲板４、底板２、底枠５からな
る金属製コンテナーであって、蓋が四隅に蓋の補強のた
め及びコンテナー重合の際に支持体１０の下部の内側に
嵌合するための蓋隅金具７、及び、棲板４と施錠するた
めの金具を有し、側板３が縦方向両端側面にＬ型補強材
を有し、棲板４が縦方向両端側面及び下部に補強材を有
し、底板２が底面外側に合板を重合した金属性板からな
り、該底板の側面には棲板４と連結する２つの棲板対応
側面板及び側板３と連結する２つの側板対応側面板を有
し、該棲板対応側面板の縦方向両端側面には棲板補強材
１４をそれぞれ支える補強材受を有し、底枠が断面Ｌ型
の底板を支持する四角形の支持枠、該Ｌ型の支持枠の四
隅を支持し、その下部の内側にコンテナー重合の際該蓋
の四隅の蓋隅金具７と嵌合するように設計された支持体
とからなることを特徴とする積み重ね可能な折畳み式コ
ンテナー。
る。 【構成】蓋１、側板３、棲板４、底板２、底枠５からな
る金属製コンテナーであって、蓋が四隅に蓋の補強のた
め及びコンテナー重合の際に支持体１０の下部の内側に
嵌合するための蓋隅金具７、及び、棲板４と施錠するた
めの金具を有し、側板３が縦方向両端側面にＬ型補強材
を有し、棲板４が縦方向両端側面及び下部に補強材を有
し、底板２が底面外側に合板を重合した金属性板からな
り、該底板の側面には棲板４と連結する２つの棲板対応
側面板及び側板３と連結する２つの側板対応側面板を有
し、該棲板対応側面板の縦方向両端側面には棲板補強材
１４をそれぞれ支える補強材受を有し、底枠が断面Ｌ型
の底板を支持する四角形の支持枠、該Ｌ型の支持枠の四
隅を支持し、その下部の内側にコンテナー重合の際該蓋
の四隅の蓋隅金具７と嵌合するように設計された支持体
とからなることを特徴とする積み重ね可能な折畳み式コ
ンテナー。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は重量品用積み重ね可能な
折畳み式コンテナーに関する。
折畳み式コンテナーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より鋼材或いはアルミニウム材から
なる折畳み式コンテナーがあり、このコンテナーは段ボ
ールや木箱にくらべて繰り返し使用でき、経済的であ
り、又商品も痛まず、梱包の手間がかからないものであ
り、折畳み式であるので積み重ねができ、スペースの活
用ができ、施錠・封印により、中身が安全である等の多
くの利点を有するものであることが知られている。
なる折畳み式コンテナーがあり、このコンテナーは段ボ
ールや木箱にくらべて繰り返し使用でき、経済的であ
り、又商品も痛まず、梱包の手間がかからないものであ
り、折畳み式であるので積み重ねができ、スペースの活
用ができ、施錠・封印により、中身が安全である等の多
くの利点を有するものであることが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の折畳み式コンテ
ナーは前記の通り有効なものであるが、これらのコンテ
ナを多段に積み重ねた場合、コンテナが荷重に耐えられ
ず、ゆがみを生じ、使用できなくなるし、又折り畳んで
積ねて保管する場合にも同様のひずみが生ずるという問
題が生じている。そして、この問題を解決するために従
来鋼材を主とした製品が用いられているが、コンテナ自
重が３０ｋｇ以上となることが多い。ところで、空容器
及び折畳み積み重ねて保管する際には人手で運搬する必
要が生じ、それには３０ｋｇ以上となると重く、少なく
とも約１５ｋｇ以内とすることが求められており、軽く
てしかも荷重が１，５００ｋｇ以上に耐えられるコンテ
ナーが求められているのが現状である。例えば、小型容
器ながら、内容品の重量が重い（荷重３００ｋｇ）もの
であって、且つ通常５段積みとする場合、耐圧荷重１，
５００ｋｇ以上となり、それに耐えうる軽くて強いコン
テナが求められているのである。
ナーは前記の通り有効なものであるが、これらのコンテ
ナを多段に積み重ねた場合、コンテナが荷重に耐えられ
ず、ゆがみを生じ、使用できなくなるし、又折り畳んで
積ねて保管する場合にも同様のひずみが生ずるという問
題が生じている。そして、この問題を解決するために従
来鋼材を主とした製品が用いられているが、コンテナ自
重が３０ｋｇ以上となることが多い。ところで、空容器
及び折畳み積み重ねて保管する際には人手で運搬する必
要が生じ、それには３０ｋｇ以上となると重く、少なく
とも約１５ｋｇ以内とすることが求められており、軽く
てしかも荷重が１，５００ｋｇ以上に耐えられるコンテ
ナーが求められているのが現状である。例えば、小型容
器ながら、内容品の重量が重い（荷重３００ｋｇ）もの
であって、且つ通常５段積みとする場合、耐圧荷重１，
５００ｋｇ以上となり、それに耐えうる軽くて強いコン
テナが求められているのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記の課題を
解決すべく鋭意研究の結果、蓋、側板、棲板、底板から
なるコンテナーにおいて、側板及び棲板の縦方向両端側
面に補強材を設け、底板及び底枠とそれらの補強材を連
繋させることによりそれらの課題が解決されることを見
出し、本発明に到達したものである。即ち本発明は
（１）蓋、側板、棲板、底板、底枠からなる金属製コン
テナーであって、蓋が四隅に蓋の補強のため及びコンテ
ナー重合の際に支持体の下部の内側に嵌合するための蓋
隅金具、及び棲板と施錠するための金具を有し、側板が
縦方向両端側面にＬ型補強材を有し、棲板が縦方向両端
側面及び下部に補強材を有し、底板が底面外側に合板を
重合した金属性板からなり、該底板の側面には棲板と連
結する２つの棲板対応側面板及び側板と連結する２つの
側板対応側面板を有し、該棲板対応側面板の縦方向両端
側面には上記棲板補強材をそれぞれ支える補強材受を有
し、底枠が断面Ｌ型の底板を支持する四角形の支持枠、
該Ｌ型の支持枠の四隅を支持しその下部の内側にコンテ
ナー重合の際該蓋の四隅の蓋隅金具と嵌合するように設
計された支持体とからなることを特徴とする積み重ね可
能な折畳み式コンテナー、（２）蓋の四つの端面、側板
の上部端面、棲板の上部端面がそれぞれカール状に成形
されたもの、又はさらに該カール内に丸棒又は丸パイプ
を入れたものからなる上記（１）記載のコンテナー、お
よび（３）底枠支持体が断面Ｌ字型の下部支持枠と上部
支持枠からなり、該下部支持枠の上部に天面を、該下部
支持枠の下部内側に蓋隅金具と嵌合する支持台を有し、
該天面の上に上部支持枠が載置されている上記（１）又
は（２）記載のコンテナーに関する。
解決すべく鋭意研究の結果、蓋、側板、棲板、底板から
なるコンテナーにおいて、側板及び棲板の縦方向両端側
面に補強材を設け、底板及び底枠とそれらの補強材を連
繋させることによりそれらの課題が解決されることを見
出し、本発明に到達したものである。即ち本発明は
（１）蓋、側板、棲板、底板、底枠からなる金属製コン
テナーであって、蓋が四隅に蓋の補強のため及びコンテ
ナー重合の際に支持体の下部の内側に嵌合するための蓋
隅金具、及び棲板と施錠するための金具を有し、側板が
縦方向両端側面にＬ型補強材を有し、棲板が縦方向両端
側面及び下部に補強材を有し、底板が底面外側に合板を
重合した金属性板からなり、該底板の側面には棲板と連
結する２つの棲板対応側面板及び側板と連結する２つの
側板対応側面板を有し、該棲板対応側面板の縦方向両端
側面には上記棲板補強材をそれぞれ支える補強材受を有
し、底枠が断面Ｌ型の底板を支持する四角形の支持枠、
該Ｌ型の支持枠の四隅を支持しその下部の内側にコンテ
ナー重合の際該蓋の四隅の蓋隅金具と嵌合するように設
計された支持体とからなることを特徴とする積み重ね可
能な折畳み式コンテナー、（２）蓋の四つの端面、側板
の上部端面、棲板の上部端面がそれぞれカール状に成形
されたもの、又はさらに該カール内に丸棒又は丸パイプ
を入れたものからなる上記（１）記載のコンテナー、お
よび（３）底枠支持体が断面Ｌ字型の下部支持枠と上部
支持枠からなり、該下部支持枠の上部に天面を、該下部
支持枠の下部内側に蓋隅金具と嵌合する支持台を有し、
該天面の上に上部支持枠が載置されている上記（１）又
は（２）記載のコンテナーに関する。
【０００５】本発明のコンテナの素材は、通常この種の
コンテナに用いるものはいずれも使用できるが、自重が
軽くしかも強度があるものが好ましく、そのため主にア
ルミニウムが使用され、これを内圧及び外圧の荷重に耐
えるように板材を加工する。又、アルミニウム及び鋼板
を組合わせ強度を出すことも可能である。本発明では耐
圧強度を付加するために、板材の成形にあたり、特殊な
形状に成形したり、又は板材に補強材を取り付ける。又
組み立て、折畳み時及び輸送中或いは倉庫保管中に段積
されたコンテナが移動したり荷崩れしたりすることを防
止するために、それぞれ以下のように工夫されたもので
ある。 １）蓋の４つの端面をカール状に形成し、カール内面に
丸棒又は丸パイプを入れて補強する。 ２）側板は上部端面をカール状に成形する。この場合、
カール内面に丸棒又は丸パイプを入れて補強することが
できる。又、側板はその縦方向両端面をＬ型に成形す
る。これは側圧に対応でき、又倒れ防止に有効である。
さらに、側板にあっては、縦方向両端面にＬ型以外の他
の補強材を取り付けることもできる。 ３）棲板は上部端面をカール状に成形する。この場合、
カール内面に丸棒又は丸パイプを入れて補強することが
できる。又棲板にあっては、縦方向両端面に補強材を取
り付け、さらに棲板の下部コーナーに補強材が取り付け
られる。棲板には蓋を固定するため施錠及び蓋固定棒
（具）が具えられている。 ４）底板は金属板（アルミニウム又は鋼板）の下に合板
が重合され、棲板の下部と対応して連結される低い棲板
対応側面板、及び側板の下部と対応して連結される棲板
対応側面板よりも高い側板対応側面板とからなる。底部
の合板は内荷重に耐えるためと荷役機械フォークリフト
の「ツメ」に対応するためのものである。 ５）底枠はコンテナーを支持するもので、断面Ｌ型の底
板を支持する四角形の支持枠と、該支持枠の四隅を支持
する支持体とからなり、該支持体は断面Ｌ字型の下部支
持枠と上部支持枠からなり該下部支持枠の上部には天面
を、下部内側に蓋隅金具と嵌合する支持台を有し、該天
面の上に該上部支持枠が載置された構造からなる。
コンテナに用いるものはいずれも使用できるが、自重が
軽くしかも強度があるものが好ましく、そのため主にア
ルミニウムが使用され、これを内圧及び外圧の荷重に耐
えるように板材を加工する。又、アルミニウム及び鋼板
を組合わせ強度を出すことも可能である。本発明では耐
圧強度を付加するために、板材の成形にあたり、特殊な
形状に成形したり、又は板材に補強材を取り付ける。又
組み立て、折畳み時及び輸送中或いは倉庫保管中に段積
されたコンテナが移動したり荷崩れしたりすることを防
止するために、それぞれ以下のように工夫されたもので
ある。 １）蓋の４つの端面をカール状に形成し、カール内面に
丸棒又は丸パイプを入れて補強する。 ２）側板は上部端面をカール状に成形する。この場合、
カール内面に丸棒又は丸パイプを入れて補強することが
できる。又、側板はその縦方向両端面をＬ型に成形す
る。これは側圧に対応でき、又倒れ防止に有効である。
さらに、側板にあっては、縦方向両端面にＬ型以外の他
の補強材を取り付けることもできる。 ３）棲板は上部端面をカール状に成形する。この場合、
カール内面に丸棒又は丸パイプを入れて補強することが
できる。又棲板にあっては、縦方向両端面に補強材を取
り付け、さらに棲板の下部コーナーに補強材が取り付け
られる。棲板には蓋を固定するため施錠及び蓋固定棒
（具）が具えられている。 ４）底板は金属板（アルミニウム又は鋼板）の下に合板
が重合され、棲板の下部と対応して連結される低い棲板
対応側面板、及び側板の下部と対応して連結される棲板
対応側面板よりも高い側板対応側面板とからなる。底部
の合板は内荷重に耐えるためと荷役機械フォークリフト
の「ツメ」に対応するためのものである。 ５）底枠はコンテナーを支持するもので、断面Ｌ型の底
板を支持する四角形の支持枠と、該支持枠の四隅を支持
する支持体とからなり、該支持体は断面Ｌ字型の下部支
持枠と上部支持枠からなり該下部支持枠の上部には天面
を、下部内側に蓋隅金具と嵌合する支持台を有し、該天
面の上に該上部支持枠が載置された構造からなる。
【０００６】本発明のコンテナは前記底板に、棲板２
枚、側板２枚を対面に蝶番方式でそれぞれ取り付けら
れ、ついで底板を底枠にリベットで固定することにより
コンテナ本体が出来上がる。又、本発明のコンテナは折
畳んで倉庫等に保管するが、その折畳みは２枚の棲板を
内側に倒し、次いで２枚の側板を同じく内側に倒し、棲
板の上に側板を重ねて折畳むことができる。従来のコン
テナは２枚の棲板及び２板の側板の内側への折畳みにそ
れぞれ順序があるものであったが、本発明では棲板及び
側板同志ではいずれを先に折畳んでもよくその点でも便
利である。
枚、側板２枚を対面に蝶番方式でそれぞれ取り付けら
れ、ついで底板を底枠にリベットで固定することにより
コンテナ本体が出来上がる。又、本発明のコンテナは折
畳んで倉庫等に保管するが、その折畳みは２枚の棲板を
内側に倒し、次いで２枚の側板を同じく内側に倒し、棲
板の上に側板を重ねて折畳むことができる。従来のコン
テナは２枚の棲板及び２板の側板の内側への折畳みにそ
れぞれ順序があるものであったが、本発明では棲板及び
側板同志ではいずれを先に折畳んでもよくその点でも便
利である。
【０００７】
【作用】本発明のコンテナは側板、棲板及び底枠の特殊
構造により積み重ねによる荷重に対して、少なくとも
１，５００ｋｇに耐えることができるものである。
構造により積み重ねによる荷重に対して、少なくとも
１，５００ｋｇに耐えることができるものである。
【０００８】
【実施例】本発明を図面により更に説明する。図１及び
図２は本発明のコンテナー組立模式図であり、図１は棲
板に施錠２５が取り付けられている側の組立模式図であ
り、図２は棲板に蓋固定棒２６が取り付けられている側
の組立模式図である。蓋１，底板２，側板３，棲板４及
び底枠５よりなるものである。蓋１には四隅に蓋隅金具
７を有し、蓋の４つの端側面はカール８を有し、その内
部には丸棒又は丸パイプ９が挿入されている。このカー
ル部及び丸棒等により強度を上げることができる。又、
蓋を固定するための棲板の施錠２５及び固定棒２６と連
結するための結合手２７を有する。図３は本発明コンテ
ナー折畳み図であり、蓋のカール部８の内側は支持体１
０の上部支持枠１０´の外側と嵌合するように設計され
ている。側板３は図４の構造模式図に示されているよう
に、その縦両端側面に側板補強材１１が設けられてい
る。この側板補強材はＬ型であることができる。又側板
の上部はカール部１２を有し、これにより強度を上げる
ことができ、このカール部の内面に丸棒又は丸パイプを
入れ更に強度を上げることができる。側板３の下部には
蝶番１３が設けられている。この蝶番１３は後述する底
板の側面板の蝶番と連結される。棲板４にはその縦両端
側面に棲板補強材１４が、棲板の上部にはカール部１５
が設けられている。カール部の内面には丸棒又は丸パイ
プを入れることができる。 棲板補強材１４は側板補強
材１１の内側に嵌合するように設計されている。又、棲
板４には施錠２５及び蓋固定棒２６（図２）が取り付け
られている。底板２は金属板（アルミニウム又は鋼板）
及びその下に合板（ベニヤ板）が積層された底面を有
し、その四側面には側板３に対応する側面板１８及び棲
板４に対応する棲面板１９を有し、該側面板１８の蝶番
２０と側板蝶番１３とを嵌合させて、側板３と底板２が
連結され、又該棲面板１９の蝶番２１と棲板蝶番１６と
を嵌合させて、棲板４と底板２とが連結され組立てられ
る。又、該棲面板１９の両側面には棲板補強材を支持す
る該棲板補強材と同一形状及び大きさの棲板補強材受１
４′が設けられ、この上部に棲板補強材１４が載置され
るように構成される。底枠５は、図５に示されるよう
に、コンテナの底板２を支える断面Ｌ型四角形の支持枠
板５′と支持体１０とから構成され、支持体１０は断面
Ｌ字型の下部支持枠１０′と上部支持枠１０″とからな
り、下部支持枠１０′はその上部に天面２２を、下部内
側に蓋隅金具と嵌合する支持台２３を有し、該天面２２
上に上部支持枠１０″が載置された形状構成からなる。
これによりコンテナーを荷くずれなく多数段積重ね可能
としたものである。支持体１０は鋼板或いはアルミ板等
である。本発明のコンテナは図６に示すように、支持体
１０の天面２２上の底枠５′上であって支持枠１０″の
内側に底板２の下部合板１７が載置され、底枠の棲板補
強材受１４′上に棲板補強材１４がくるように、棲板４
を底板の棲板対応棲面板１９と該棲板４の蝶番１６（見
えない）と底板の棲板対応棲面板蝶番２１とにより結合
して組み立てられている。棲板４の上には蓋１が置か
れ、蓋のカール部は棲板の上部を被うように設計されて
いる。蓋隅金具７はリベット２４により固定されてい
る。又棲板４は折畳み時には蝶番２１から折られ棲板カ
ール部１５が底板２の上にくるように折畳まれる。コン
テナーが積み重ねられる場合は、蓋隅金具７の上に支持
体の内側下部の支持台２３の下側が嵌合するように載置
される。本発明のコンテナの仕様は表１の通りである。
図２は本発明のコンテナー組立模式図であり、図１は棲
板に施錠２５が取り付けられている側の組立模式図であ
り、図２は棲板に蓋固定棒２６が取り付けられている側
の組立模式図である。蓋１，底板２，側板３，棲板４及
び底枠５よりなるものである。蓋１には四隅に蓋隅金具
７を有し、蓋の４つの端側面はカール８を有し、その内
部には丸棒又は丸パイプ９が挿入されている。このカー
ル部及び丸棒等により強度を上げることができる。又、
蓋を固定するための棲板の施錠２５及び固定棒２６と連
結するための結合手２７を有する。図３は本発明コンテ
ナー折畳み図であり、蓋のカール部８の内側は支持体１
０の上部支持枠１０´の外側と嵌合するように設計され
ている。側板３は図４の構造模式図に示されているよう
に、その縦両端側面に側板補強材１１が設けられてい
る。この側板補強材はＬ型であることができる。又側板
の上部はカール部１２を有し、これにより強度を上げる
ことができ、このカール部の内面に丸棒又は丸パイプを
入れ更に強度を上げることができる。側板３の下部には
蝶番１３が設けられている。この蝶番１３は後述する底
板の側面板の蝶番と連結される。棲板４にはその縦両端
側面に棲板補強材１４が、棲板の上部にはカール部１５
が設けられている。カール部の内面には丸棒又は丸パイ
プを入れることができる。 棲板補強材１４は側板補強
材１１の内側に嵌合するように設計されている。又、棲
板４には施錠２５及び蓋固定棒２６（図２）が取り付け
られている。底板２は金属板（アルミニウム又は鋼板）
及びその下に合板（ベニヤ板）が積層された底面を有
し、その四側面には側板３に対応する側面板１８及び棲
板４に対応する棲面板１９を有し、該側面板１８の蝶番
２０と側板蝶番１３とを嵌合させて、側板３と底板２が
連結され、又該棲面板１９の蝶番２１と棲板蝶番１６と
を嵌合させて、棲板４と底板２とが連結され組立てられ
る。又、該棲面板１９の両側面には棲板補強材を支持す
る該棲板補強材と同一形状及び大きさの棲板補強材受１
４′が設けられ、この上部に棲板補強材１４が載置され
るように構成される。底枠５は、図５に示されるよう
に、コンテナの底板２を支える断面Ｌ型四角形の支持枠
板５′と支持体１０とから構成され、支持体１０は断面
Ｌ字型の下部支持枠１０′と上部支持枠１０″とからな
り、下部支持枠１０′はその上部に天面２２を、下部内
側に蓋隅金具と嵌合する支持台２３を有し、該天面２２
上に上部支持枠１０″が載置された形状構成からなる。
これによりコンテナーを荷くずれなく多数段積重ね可能
としたものである。支持体１０は鋼板或いはアルミ板等
である。本発明のコンテナは図６に示すように、支持体
１０の天面２２上の底枠５′上であって支持枠１０″の
内側に底板２の下部合板１７が載置され、底枠の棲板補
強材受１４′上に棲板補強材１４がくるように、棲板４
を底板の棲板対応棲面板１９と該棲板４の蝶番１６（見
えない）と底板の棲板対応棲面板蝶番２１とにより結合
して組み立てられている。棲板４の上には蓋１が置か
れ、蓋のカール部は棲板の上部を被うように設計されて
いる。蓋隅金具７はリベット２４により固定されてい
る。又棲板４は折畳み時には蝶番２１から折られ棲板カ
ール部１５が底板２の上にくるように折畳まれる。コン
テナーが積み重ねられる場合は、蓋隅金具７の上に支持
体の内側下部の支持台２３の下側が嵌合するように載置
される。本発明のコンテナの仕様は表１の通りである。
【０００９】
【表１】
【００１０】
【発明の効果】本発明のコンテナは特定の構成により、
５段積み（耐圧荷重１，５００ｋｇ）が可能となり、荷
くずれがないことと共に、コンテナー自体は人手で持ち
運びが可能な約１５ｋｇ以下とすることができ、強く
て、軽量且つ積み重ねが可能となり、これまでにない軽
量で強いコンテナーであり、実用性の高いものである。
５段積み（耐圧荷重１，５００ｋｇ）が可能となり、荷
くずれがないことと共に、コンテナー自体は人手で持ち
運びが可能な約１５ｋｇ以下とすることができ、強く
て、軽量且つ積み重ねが可能となり、これまでにない軽
量で強いコンテナーであり、実用性の高いものである。
【図１】本発明の施錠のある側のコンテナーの組立模式
図である。
図である。
【図２】本発明の蓋固定棒のある側のコンテナーの組立
模式図である。
模式図である。
【図３】本発明のコンテナーの折り畳み模式図である。
【図４】本発明のコンテナーの構造説明模式図である。
【図５】本発明のコンテナーの底枠の模式図である。
【図６】本発明のコンテナーの組立及一部折り畳みの断
面図である。
面図である。
１．蓋 ２．底板 ３．側板 ４．棲板 ５．底枠 ５′底板支持枠 ６．蝶番 ７．蓋隅金具 ８．蓋カール部 ９．丸棒 １０．支持体 １０′．下部支持枠 １０″上部支持枠 １１．側板補強材 １２．側板カール部 １３．側板蝶番 １４．棲板補強材 １４´．棲板補強材受 １５．棲板カール部 １６．棲板蝶番 １７．底部合板 １８．底板の側板対応側面板 １９．底板の棲板対応棲面板 ２０．底板の側板対応側面板蝶番 ２１．底板の棲板面板蝶番 ２２．下部支持枠上部天面 ２３．蓋隅金具と嵌合する支持台 ２４．リベット ２５．施錠 ２６．蓋固定棒 ２７．蓋結合手
Claims (3)
- 【請求項１】蓋、側板、棲板、底板、底枠からなる金属
製コンテナーであって、蓋が四隅に蓋の補強のため及び
コンテナー重合の際に支持体の下部の内側に嵌合するた
めの蓋隅金具、及び棲板と施錠するための金具を有し、
側板が縦方向両端側面にＬ型補強材を有し、棲板が縦方
向両端側面及び下部に補強材を有し、底板が底面外側に
合板を重合した金属性板からなり、該底板の側面には棲
板と連結する２つの棲板対応側面板及び側板と連結する
２つの側板対応側面板を有し、該棲板対応側面板の縦方
向両端側面には上記棲板補強材をそれぞれ支える補強材
受を有し、底枠が断面Ｌ型の底板を支持する四角形の支
持枠、該Ｌ型の支持枠の四隅を支持しその下部の内側に
コンテナー重合の際該蓋の四隅の蓋隅金具と嵌合するよ
うに設計された支持体とからなることを特徴とする積み
重ね可能な折畳み式コンテナー。 - 【請求項２】蓋の四つの端面、側板の上部端面、棲板の
上部端面がそれぞれカール状に成形されたもの、又はさ
らに該カール内に丸棒又は丸パイプを入れたものからな
る請求項１記載のコンテナー。 - 【請求項３】底枠支持体が断面Ｌ字型の下部支持枠と上
部支持枠からなり、該下部支持枠の上部に天面を、該下
部支持枠の下部内側に蓋隅金具と嵌合する支持台を有
し、該天面の上に上部支持枠が載置されている構成から
なる請求項１又は２記載のコンテナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5215723A JPH0769344A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 積重ね可能な折畳式コンテナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5215723A JPH0769344A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 積重ね可能な折畳式コンテナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0769344A true JPH0769344A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16677120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5215723A Withdrawn JPH0769344A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 積重ね可能な折畳式コンテナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0769344A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100405217B1 (ko) * | 2001-07-16 | 2003-11-17 | 주식회사 솔링크 | 컨테이너형 조립식 포장상자 |
| JP2006286748A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
| KR100775446B1 (ko) * | 2006-10-20 | 2007-11-12 | 오은정 | 절첩가능한 컨테이너형 보관상자. |
| JP2009107703A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 輸送用容器 |
| WO2010090384A1 (ko) * | 2009-02-06 | 2010-08-12 | 공간찬넬 주식회사 | 화물 운반용 파레트 |
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| CN107082164A (zh) * | 2017-05-24 | 2017-08-22 | 长沙汉创新材料科技有限公司 | 一种重载包装纸箱 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5215723A patent/JPH0769344A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |