JP2007284115A - パレット及びこれを用いた梱包箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】段ボール紙からなるパレットにおいて、外部から大きな衝撃力が加わった場合であっても大きな変形が生じることがなく、また脚部材が外れたりズレたりすることのないようにする。
【解決手段】段ボール紙からなる矩形状の上板1と下板2とを離隔対向させて、両者の少なくとも四隅を脚部材3で接合する。下板2の、脚部材3が接合している部分間に板状の補強板4を貼設する。ここでパレットPの重量を重くすることなく、パレットPの強度を高める観点から、補強板4を段ボール紙から構成し、補強板4の波形中芯の段目が、下板2を構成する段ボール紙の波形中芯の段目と略直交するように、補強板4を下板2に貼設するのが好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は段ボール製のパレット及びこれを用いた梱包箱に関し、より詳細には、離隔対向させた上板部材と下板部材の4隅を脚部材で接合したパレット及びこれを用いた梱包箱に関するものである。
ファクシミリやプリンタ、複写機などの比較的大型で重量のある物品を運搬や輸送、保管する場合に、パレットが従来から広く使用されている。このパレットは通常、矩形状の上板と下板とを脚部材で接合してなり、上板と下板との間の空間にフォークリフトの爪が挿入されて移動が行われるようになっている。
このようなパレットとしてはこれまで木製のものが多く使用されていたが重いという欠点があったため、近年では段ボール紙を用いた軽量なパレットが使用されつつある。
特開2005−67689号公報
しかしながら、段ボール製のパレットは木製のものに比べて強度が低いため、外部衝撃によって折れ曲がったり窪んだりすることがあった。落下試験において、梱包された物品を載置したパレットを、角部から地面に衝突するように所定高さから落下させたとき、図7に示すように、パレットに加わる衝撃力は、下板2の角部を構成する2つ辺の方向に分解される。下板2を構成する段ボール紙の段目に平行に加わった衝撃力P1に対しては、下板2は強く大きな変形を起こさないが、段ボール紙の段目に直交するように伝わる衝撃力P2に対しては、下板2は弱く大きく変形する。
また、上板と下板とを接合している脚部材3は、上板と下板に接着剤等で貼設されているにすぎないため、外部衝撃によって脚部材3が外れたりズレたりすることがある。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部から大きな衝撃力が加わった場合であっても大きな変形が生じることがなく、また脚部材が外れたりズレたりすることのない段ボール紙からなるパレット及びパレット付きの梱包箱を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明のパレットでは、段ボール紙からなる矩形状の上板部材と下板部材とを離隔対向させて、両者の少なくとも4隅を脚部材で接合し、前記下板部材の、脚部材が接合している部分間に板状の補強部材を貼設した構成とした。
ここでパレットの重量を重くすることなく、パレットの強度を高める観点から、補強部材を段ボール紙から構成し、補強部材の波形中芯の段目が、下板部材を構成する段ボール紙の波形中芯の段目と略直交するように、補強部材を下板部材に貼設するのが好ましい。
また本発明の梱包箱では、前記記載のパレットと、下面が開放された直方体形状の外ケースとを備え、前記パレットは、上板部材の縁辺から上方に略垂直に折り曲げられた周壁をさらに備え、この周壁の内側に外ケースが填め入れられる構成とした。
本発明のパレットは段ボール紙で形成しているので、木製のものに比べて格段に軽く、運搬や搬送が容易に行えるようになる。また下板部材の、脚部材が接合している部分間に板状の補強部材を貼設しているので、外部から大きな衝撃力が加わった場合であっても大きな変形が生じることがなく、また脚部材が外れたりズレたりすることがない。
また補強部材を段ボール紙から構成し、補強部材の波形中芯の段目が、下板部材を構成する段ボール紙の波形中芯の段目と略直交するように、補強部材を下板部材に貼設すると、パレットの重量を重くすることなく、パレットの強度を高めることができる。
本発明の梱包箱では、前記記載のパレットと、下面が開放された直方体形状の外ケースとを備え、前記パレットは、上板部材の縁辺から上方に略垂直に折り曲げられた周壁をさらに備え、この周壁の内側に外ケースが填め入れられる構成としたので、梱包作業や開梱作業の際の被梱包物の持ち上げを回避でき作業性が向上する。
以下、本発明に係るパレット及び梱包箱について図に基づいて説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1は、本発明に係るパレットの一実施形態を示す斜視図であり、図2は、図1のパレットの組立工程図である。パレットPは、段ボール紙からなる上板(上板部材)1と下板(下板部材)2、上板1と下板2を離隔対向させた状態で接合する脚部材3とを備える。そして下板2の、脚部材3間には段ボール紙からなる補強板(補強部材)4が不図示の接着剤で貼設されている。なお、脚部材3間の空間はフォークリフトの爪が挿入される空間となる。
図2(a)に示すように、下板2には軽量化を図るために開口21が形成されている。また下板2を構成する段ボール紙は、段目がこの図において右下から左上へ向かう方向となるように配置されている。この下板2の上に、段ボール紙からなる補強板4が接着剤で貼着される。補強板4の脚部材3が位置する領域には切欠き41及び開口部42が形成され、脚部材3が下板2に直接取り付けられるようになっている。補強板4を下板2に貼着する際、補強板4を構成する段ボール紙を、その段目が、下板2の段ボール紙の段目と略直交するように配置することが、外部衝撃に対する強度向上の点で重要である。すなわち、この図では、補強板4を構成する段ボール紙の段目が左下から右上に向かう方向に、補強板4を配置して下板2に貼着する。これにより、段ボール紙が弱い、段目に対して直交する方向からの衝撃力が、下板2と補強板4の一方にとっては耐衝撃性のある、段目に対して平行な方向の力となるので、下板2において衝撃力の弱い領域がなくなる。
なお、補強板4の材質としては段ボール紙に限定されるものではなく、金属材料やプラスチック材料など従来公知のものを使用できるが、軽量性や下板との密着性などの点から段ボール紙が望ましい。
次に、同図(b)に示すように、下板2に貼着された補強板4の切欠き41及び開口部42の部分に脚部材3を接着剤で貼設する。このとき、補強板4の切欠き41及び開口部42の側面にも接着剤を塗布しておくことが推奨される。脚部材3と脚部材3との間に補強板4を取り付けることによって、外部から衝撃を受けたときに脚部材3がズレることが抑えられるが、図3に示すように、補強板4の側面と脚部材3をも接着剤6で接着することによって、脚部材3のズレがさらに効果的に抑えられるようになるからである。
ここで、脚部材3は少なくとも下板2の四隅に取り付ければよく、パレットP上に載置される物品の形状や重量などを考慮して必要な位置に脚部材3をさらに取り付けてもよい。図4に示すように、下板2の四隅に脚部材3を取り付けると同時に、これらの脚部材3間の中間にそれぞれ脚部材を取り付けた場合、補強板4は、少なくとも下板2の四隅に取り付けられた脚部材3が一方の脚部材となる脚部材間に取り付けることが望ましい。これにより、下板2の縁辺の耐衝撃性が強化され、いずれの方向からの衝撃に対しても下板2の変形が小さく抑えられるようになる。もちろん、耐衝撃性の向上の観点からは、すべての脚部材間に補強板4を取り付けるのが望ましい。
そして図2(c)に示すように、下板2に取り付けられた脚部材3の上面に上板1を取り付ける。脚部材3と上板1とは、下板2の場合と同様に接着剤で接合する。これによって、本発明のパレットPの組立が完了する。なお、下板2のみならず上板1にも同様の補強板4を取り付けてももちろん構わない。
図5に、本発明に係るパレットの他の実施形態を示す。このパレットPが前記実施形態と異なる点は、上板1に周壁12a,12b,12c,12dを備えている点である。すなわち、図5のパレットの上板1は、基部11と、基部11の縁辺から上方に略垂直に折り曲げられる周壁12a,12b,12c,12dとを備えている。そして、対向する周壁12b,12dには、後述する外ケース5(図6に図示)を取り付け固定するための係合孔13a,13bが形成されている。
図6に、図5に示すパレットPを用いた梱包箱Bの一実施形態を示す。外ケース5は下面開口の直方体形状をしてなり、外ケース5を構成する各側壁51a,51b,51c,51dの上縁辺には、外ケース5の上壁面を形成するためのフラップ52a,52b,52c,52dがそれぞれ連設されている。このフラップ52a,52b,52c,52dは、梱包時に内側に折り曲げられ不図示の粘着テープによって封止される。また側壁51b,51dの下部には、外ケース5をパレットPの周壁12に固定するための係合孔53a,53bが形成されている。
このような構成の梱包箱Bを用いて被梱包物を梱包する場合、まずパレットPの上板1の基部11上に被梱包物(不図示)を載置する。次に、被梱包物の上方から外ケース5を被せ、外ケース5の下端部をパレットPの周壁12の内側に嵌合させる。すると、外ケース5の側壁に形成された係合孔53a,53bと、パレットPの周壁12の係合孔13a,13bとが重なり、そこに不図示のジョイント部材を填め入れることによって、外ケース5はパレットPに固定される。外ケース5とパレットPとが輸送・保管中に分離しないように、さらに梱包箱Bの外周にベルトを巻き付けて締め付けるようにしてもよい。
本発明に係るパレットの一実施形態を示す斜視図である。 図1のパレットの組立工程図である。 脚部材と上板、下板、補強板との取り付け状態を示す説明図である。 補強板の取付位置の他の例を説明する図である。 本発明に係るパレットの他の実施形態を示す斜視図である。 図5のパレットを用いた梱包箱の一実施形態を示す斜視図である。 落下によってパレットが受ける衝撃力と段ボール紙の段目との関係を示す図である。
符号の説明
1 上板(上板部材)
2 下板(下板部材)
3 脚部材
4 補強板(補強部材)
5 外ケース
6 接着剤
P パレット
12,12a,12b,12,12d 周壁

Claims (3)

  1. 段ボール紙からなる矩形状の上板部材と下板部材とを離隔対向させて、両者の少なくとも4隅を脚部材で接合したパレットにおいて、
    前記下板部材の、脚部材が接合している部分間に板状の補強部材を貼設したことを特徴とするパレット。
  2. 前記補強部材が段ボール紙からなり、
    前記補強部材の波形中芯の段目が、前記下板部材を構成する段ボール紙の波形中芯の段目と略直交するように、前記補強部材を前記下板部材に貼設する請求項1記載のパレット。
  3. 請求項1又は2記載のパレットと、下面が開放された直方体形状の外ケースとを備え、前記パレットは、上板部材の縁辺から上方に略垂直に折り曲げられた周壁をさらに備え、この周壁の内側に外ケースが填め入れられることを特徴とする梱包箱。
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