JP2530895Y2 - 浴槽の梱包構造 - Google Patents

浴槽の梱包構造

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JP2530895Y2
JP2530895Y2 JP2920291U JP2920291U JP2530895Y2 JP 2530895 Y2 JP2530895 Y2 JP 2530895Y2 JP 2920291 U JP2920291 U JP 2920291U JP 2920291 U JP2920291 U JP 2920291U JP 2530895 Y2 JP2530895 Y2 JP 2530895Y2
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喜重 田所
久一郎 飯泉
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Showa Denko Materials Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽の梱包構造の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽の梱包構造の一例を、図7
(A)は従来の浴槽梱包体の斜視図、(B)は(A)に
おける上側包装体の斜視図、(C)は(A)における枠
体と該枠体に載置される浴槽の斜視図により説明する
と、図において9は段ボール等の厚紙を折曲げて形成し
た下部開口の箱形の上側包装体であり、90は上蓋片、
91は側壁、92は把手孔である。また、3aは木製の
枠体であり、該枠体3a上に浴槽4を載置した後、浴槽
4上縁に取り付けた緩衝材5を介して上側包装体9をか
ぶせた後上蓋片90、90をシールテープ6aで止め複
数体のバンド8により結束し浴槽梱包体を構成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような浴槽の梱
包体はこれらを倉庫保管時や輸送中に積上げた場合に、
荷扱い中の荷動き、輸送中の振動、衝撃等により上段の
梱包体の枠体3aによって下段の梱包体の表面にキズが
つき商品価値を落とすばかりでなく、表面に印刷表示が
ある場合にはこれが消されてしまい内容物を判読できな
いという問題がある。
【0004】さらに、上側包装体19は浴槽4全体を包
む構造のために段ボール等の使用量が多くなり不経済で
ある。
【0005】また、木製の枠体3aは、これだけで浴槽
4を支えるので強度保持のため多数の板体や桁等を必要
とし、これが梱包体の重量や材料費の増加の原因とな
る。
【0006】梱包時に箱形の包装体を上方から着脱する
作業は狭い場所では困難であるばかりでなく、1人作業
は難しく極めて非能率的である。
【0007】上側包装体9の下部外周が枠体3aから外
側にはずれやすく、これが荷崩れが発生する原因となり
好ましくない。
【0008】本考案は上記のような欠点のない浴槽の梱
包構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、浴槽を載置す
る木製の枠体と、段ボール等の厚紙からなり上記枠体を
載置する方形の底壁の周囲に連設し上方に起立する一方
の対向折曲片には底壁に沿って左右にフォーク挿入口
を、また他方の対向折曲片にはジョイント嵌合口を形成
した下側包装体と、段ボール等の厚紙からなり上記底壁
とほぼ同一の形状、寸法を備えた上壁の両端に下方に屈
曲し下部に上記ジョイント嵌合口と重合するジョイント
嵌合口を有する側壁を備え、かつ上記上壁と側壁の両縁
に設けた上壁縁片と側壁縁片が上記上壁と両側壁の屈曲
部分において上壁縁片が側壁縁片の外側となるように屈
曲重合した上側包装体からなり、上記上側包装体と下側
包装体とを、上記包装体の両側壁が下側包装体のジョイ
ント嵌合口を有する両折曲片の外側となるように、ま
た、上側包装体の側壁縁片が下側包装体のフォーク挿入
口を形成した折曲片の内側となるように当接しジョイン
ト嵌合口を介してジョイントにより嵌合接続すると共に
少なくとも両側壁に近接する外周をバンドにより結束し
た浴槽の梱包構造である。
【0010】上記ジョイント嵌合口は手荷役などを考慮
すると2個付けが良い。
【0011】さらにジョイントには把手機能を有するも
のを使用すれば手荷役上便利である。
【0012】
【実施例】図1(A)は本考案の実施例になる浴槽梱包
体の斜視図、(B)は(A)における上側包装体の斜視
図、(C)は(A)における浴槽、枠体、下側包装体の
斜視図、図2は図1(C)中に示す下側包装体の展開
図、図3は図1(C)中に示す枠体の斜視図、図4は図
1(B)の上側包装体の展開図、図5は下側包装体の要
部組立説明図、図6は上側包装体と下側包装体の接続要
部断面図である。
【0013】上記図面に基づき本考案の実施例を説明す
ると、まず下側包装体2は段ボール紙からなり図2に示
す展開形状を有する。すなわち20は図3に示す枠体3
を載置可能の大きさを有する矩形状の底壁であり、周囲
に折曲線26、26を介し起立せしめる一方の対向折曲
片21、21と折曲線25、25を介して起立せしめる
他方の対向折曲片22、22が連設する。23、23、
23、23は折曲線26、26に沿って対向折曲片2
1、21の左右に設けられたフォーク挿入口であり、さ
らに28、28は対向折曲片21、21の縁部に設けら
れた折返片である。上記折曲片21の起立方向寸法は1
50mm程度が良く、また、折返片28は折曲片21端部
の強度アップのために設けることが望ましい。なお、フ
ォーク挿入口23の開口寸法は高さ方向で75〜80m
m、巾方向で250〜300mmが好ましい。24、2
4、24、24は対向折曲片22、22の夫々に間隔を
存し設けられたジョイント嵌合口であり、開口寸法はジ
ョイントの形状寸法により決定される。対向折曲片2
2、22はその起立寸法は枠体3の高さ、ジョイント取
付位置等を考慮し250〜300mm程度が良好であり、
また両端にテーパーを付け後上記上側包装体1の嵌挿を
容易にした。
【0014】浴槽4を載置する枠体3は図3に示すよう
に、木製であり上縁板31、31、外桁33、33、内
桁34、34で構成される。上縁板31、31上には図
1(C)に示す浴槽脚40、40、40、40の外位置
に合わせて浴槽4の横ヅレ防止のため係止片35、3
5、35、35が設けられている。また、内桁34、3
4はその間の寸法L1を図2に示すフォーク挿入口2
3、23間の寸法L2と一致せしめ、図示のないフォー
クツメの案内とする。なお、上縁板31の板厚、板巾は
浴槽4の重量や積段数により決定する。さらに外桁3
3、内桁34の高さ方向寸法はフォーク作業を考慮して
75〜80mm程度が良い。
【0015】次に上側包装体1は段ボール紙からなり図
4に示す展開形状を有する。すなわち、10は下側包装
体2の底壁20とほぼ同一寸法の矩形状の上壁であり、
折曲線18、18を介して両端に下方に屈曲せしめる側
壁11、11を連設する。各側壁11における14、1
4は各側壁11を下方に屈曲した場合に下側包装体2の
各折曲片22を起立した場合に各ジョイント嵌合口24
と重合一致する位置に設けられたジョイント嵌合口であ
る。なお、上壁10と各側壁11の両縁には切欠部15
で区画され折曲線17を介して上壁縁片13、折曲線1
6を介して側壁縁片12が連設されている。上記各側壁
11と各上壁縁片13、各側壁縁片12は図1(B)に
示すように折曲げられるが、上壁縁片13と側壁縁片1
2は、上壁10と両側壁11、11の屈曲部分において
上壁縁片13が側壁縁片12の外側となるように屈曲重
合される。6は上壁縁片13と側壁11を接続するシー
ルテープである。
【0016】次に浴槽の梱包に際しては、下側包装体2
の底壁20に上縁板31に緩衝材5を取付けた浴槽4を
載置した枠体3を載置し折曲片22を図5に示すA矢印
方向に起立し上側包装体1を横から側壁11が折曲片2
2の外側となるようにかぶせ、ジョイント嵌合口24、
14に凹部7aにより把手状に形成したジョイント7を
嵌着する。この際図6に示すようにジョイント7の先端
に補強材7bを取付けてもよい。次に下側包装体2の折
曲片21を図5のB矢印方向に起立し上側包装体1の側
壁縁片12の外側に当設し、折返片28を手前に折返
し、両側壁11に近接する外周および中間部外周をバン
ド8により結束し図1(A)に示す浴槽梱包体を形成す
る。
【0017】
【考案の効果】本考案による効果は以下のごとくであ
る。 (1)上側包装体は両側面が開放されているため使用材
料が少なくてすみ、安価に製作でき経済的であり、かつ
軽量で取り扱いが容易である。 (2)上側包装体は従来の下面開放の箱形と異なり3面
構造であるに1人作業で横方向からかぶせることが可能
である。 (3)木製の枠体が下側包装体により包まれるので梱包
体を積上げた場合下側の梱包体が枠体によってキズつけ
られるという問題が皆無となった。 (4)上側包装体の下部が下側包装体に確実に取付けら
れるために保管、輸送中における荷崩れが発生しない。 (5)フォーク挿入口位置が決まっているのでフォーク
リフトによる作業時における当て事故が無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本考案の実施例になる浴槽梱包体の
斜視図、(B)は(A)における上側包装体の斜視図、
(C)は(A)における浴槽、枠体、下側包装体の斜視
図である。
【図2】 図1(C)中に示す下側包装体の展開図であ
る。
【図3】 図1(C)中に示す枠体の斜視図である。
【図4】 図1(B)に示す上側包装体の展開図であ
る。
【図5】 下部包装体の要部組立説明図である。
【図6】 上側包装体と下側包装体の接続要部断面図で
ある。
【図7】 (A)は従来の浴槽梱包体の斜視図、(B)
は(A)における上側包装体の斜視図、(C)は(A)
における枠体と該枠体に載置される浴槽の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…上側包装体 2…下側包装体 3、3a…枠体 4…浴槽 5…緩衝材 6、6a…シール
テープ 7…ジョイント 7a…凹部 7b…補強材 8…バンド 9…上側包装体 10…上壁 11…側壁 12…側壁縁片 13…上壁縁片 14…ジョイント
嵌合口 15…切欠部 16…折曲線 17…折曲線 18…折曲線 20…底壁 21…折曲片 22…折曲片 23…フォーク挿
入口 24…ジョイント嵌合口 25…折曲線 26…折曲線 27…折曲線 28…折返片 31…上縁板 32…下縁板 33…外桁 34…内桁 35…係止片 40…浴槽脚 90…上蓋片 91…側壁 92…把手孔

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽を載置する木製の枠体と、段ボール
    等の厚紙からなり上記枠体を載置する方形の底壁の周囲
    に連設し上方に起立する一方の対向折曲片には底壁に沿
    って左右にフォーク挿入口を、また他方の対向折曲片に
    はジョイント嵌合口を形成した下側包装体と、段ボール
    等の厚紙からなり上記底壁とほぼ同一の形状、寸法を備
    えた上壁の両端に下方に屈曲し下部に上記ジョイント嵌
    合口と重合するジョイント嵌合口を有する側壁を備え、
    かつ上記上壁と側壁の両縁に設けた上壁縁片と側壁縁片
    が上記上壁と両側壁の屈曲部分において上壁縁片が側壁
    縁片の外側となるように屈曲重合した上側包装体からな
    り、上記上側包装体と下側包装体とを、上記包装体の両
    側壁を下側包装体のジョイント嵌合口を有する両折曲片
    の外側となるように、また、上側包装体の側壁縁片を下
    側包装体のフォーク挿入口を形成した折曲片の内側とな
    るように当接しジョイント嵌合口を介してジョイントに
    より嵌合接続すると共に、少なくとも両側壁に近接する
    外周をバンドにより結束したことを特徴とする浴槽の梱
    包構造。
  2. 【請求項2】 水平方向に間隔を存して設けられた2個
    のジョイント嵌合口であることを特徴とする請求項1記
    載の浴槽の梱包構造。
  3. 【請求項3】 把手機能を有するジョイントであること
    を特徴とする請求項1または2記載の浴槽の梱包構造。
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