JPH0338094Y2 - - Google Patents
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- JPH0338094Y2 JPH0338094Y2 JP1983189703U JP18970383U JPH0338094Y2 JP H0338094 Y2 JPH0338094 Y2 JP H0338094Y2 JP 1983189703 U JP1983189703 U JP 1983189703U JP 18970383 U JP18970383 U JP 18970383U JP H0338094 Y2 JPH0338094 Y2 JP H0338094Y2
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- box
- paper
- side peripheral
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Landscapes
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は簡単に製造できる非常に丈夫な荷役用
パレツトに関する。
パレツトに関する。
[従来技術とその問題点]
本考案者は、段ボール製造工程より生じた産業
廃棄物の原紙巻き取り用軸芯から荷役パレツト用
の支柱紙管を得ることを案出し、特に段ボール構
造体シートより形成したデツキボード部及びけた
部と上記支柱紙管とを結合させて非常に安価で軽
量な段ボール状荷役用パレツトを既に提供してき
た(実願昭58−31318,実願昭58−163788など)。
廃棄物の原紙巻き取り用軸芯から荷役パレツト用
の支柱紙管を得ることを案出し、特に段ボール構
造体シートより形成したデツキボード部及びけた
部と上記支柱紙管とを結合させて非常に安価で軽
量な段ボール状荷役用パレツトを既に提供してき
た(実願昭58−31318,実願昭58−163788など)。
しかし、このように材料自体は非常に安価にコ
ストダウンできても、パレツト製作時の作業工程
や作業内容は意外と手間が掛かり、トータル的な
コストダウンが図られない限り、使い捨て用の段
ボール製パレツトの本来の目的が達成できないと
いう問題があつた。
ストダウンできても、パレツト製作時の作業工程
や作業内容は意外と手間が掛かり、トータル的な
コストダウンが図られない限り、使い捨て用の段
ボール製パレツトの本来の目的が達成できないと
いう問題があつた。
[考案の目的]
しかし本考案者は更に鋭意研究し、非常に簡単
に製造することができ且つ安価で丈夫な簡易パレ
ツトを提供することを目的として、従来からある
C−1形かぶせ箱と上記紙管とを巧みに組み付け
ることに着眼したものである。
に製造することができ且つ安価で丈夫な簡易パレ
ツトを提供することを目的として、従来からある
C−1形かぶせ箱と上記紙管とを巧みに組み付け
ることに着眼したものである。
[考案の構成]
即ち本考案パレツトは、身本体は矩形の底壁と
その周辺に立設した側周壁を有し天壁面が開放さ
れた直方体形をなし、蓋体は矩形の天壁とその周
辺に垂設した側周壁を有し底壁面が開放された直
方体形をなし、この身本体と蓋体とをその側周壁
どうしを重合させ固着接合させて直方体形状のか
ぶせ形箱体とし、このかぶせ形箱体の天壁及び底
壁をデツキボード部とし、また重合固着された上
記側周壁を所定箇所にフオーク差し込み用の窓孔
を設けてけた部とし、且つ上記箱体内部には複数
の筒状管を立てた状態で支柱として所定配列させ
上記箱体に挿入させて成ることを特徴とする。
その周辺に立設した側周壁を有し天壁面が開放さ
れた直方体形をなし、蓋体は矩形の天壁とその周
辺に垂設した側周壁を有し底壁面が開放された直
方体形をなし、この身本体と蓋体とをその側周壁
どうしを重合させ固着接合させて直方体形状のか
ぶせ形箱体とし、このかぶせ形箱体の天壁及び底
壁をデツキボード部とし、また重合固着された上
記側周壁を所定箇所にフオーク差し込み用の窓孔
を設けてけた部とし、且つ上記箱体内部には複数
の筒状管を立てた状態で支柱として所定配列させ
上記箱体に挿入させて成ることを特徴とする。
[実施例]
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図ないし第4図は本考案の第1の実施例
パレツトで、上下のデツキボード部1a,1b及
び前後左右側壁のけた部2a,2b,2c,2d
は、身本体3と蓋体4とをワイヤ5止めにより堅
く接合させた直方体形状のC−1形かぶせ箱体P
の各面により構成されている。
る。第1図ないし第4図は本考案の第1の実施例
パレツトで、上下のデツキボード部1a,1b及
び前後左右側壁のけた部2a,2b,2c,2d
は、身本体3と蓋体4とをワイヤ5止めにより堅
く接合させた直方体形状のC−1形かぶせ箱体P
の各面により構成されている。
ここに身本体3は、矩形の底壁とその四周辺に
立設した側周壁を有し天壁面が開放された直方体
形をなし、蓋体4は、同じく矩形の天壁とその四
周辺に垂設した側周壁を有し底壁面が開放された
直方体形をなしている。
立設した側周壁を有し天壁面が開放された直方体
形をなし、蓋体4は、同じく矩形の天壁とその四
周辺に垂設した側周壁を有し底壁面が開放された
直方体形をなしている。
そしてこの身本体3と蓋体4とをその側周壁ど
うしを重合させワイヤ5止めさせて直方体形状の
かぶせ形の箱体Pが形成されている。
うしを重合させワイヤ5止めさせて直方体形状の
かぶせ形の箱体Pが形成されている。
本考案パレツトは、このかぶせ形箱体Pの天壁
及び底壁をデツキボード部1a及び1bとしてい
るのである。また、重合止めされた上記側周壁を
けた部2a,2b,2c,2dとし、その所定箇
所にフオーク差し込用の窓孔9を設けているので
ある。
及び底壁をデツキボード部1a及び1bとしてい
るのである。また、重合止めされた上記側周壁を
けた部2a,2b,2c,2dとし、その所定箇
所にフオーク差し込用の窓孔9を設けているので
ある。
なお、この箱体Pを両面型又は複両面型段ボー
ル構造体のシートにより形成する方が、価格及び
重量の点において有利である。段ボールの材質と
しては、通常の段ボール紙でもよいが、ライナー
及び/又は中芯を強化したものは一層好ましく、
例えばライナーについては、紙にプラスチツクフ
イルム、フラツトヤーン、クロス、不織布又は金
属箔等をラミネートさせて強化したもの、或いは
プラスチツクシート単独、金属シート単独であつ
てもよい。中芯については、熱可塑性プラスチツ
クシート又はスチール板、アルミ箔等の金属で形
成したものなどを使用すれば強度的には非常に好
ましい。
ル構造体のシートにより形成する方が、価格及び
重量の点において有利である。段ボールの材質と
しては、通常の段ボール紙でもよいが、ライナー
及び/又は中芯を強化したものは一層好ましく、
例えばライナーについては、紙にプラスチツクフ
イルム、フラツトヤーン、クロス、不織布又は金
属箔等をラミネートさせて強化したもの、或いは
プラスチツクシート単独、金属シート単独であつ
てもよい。中芯については、熱可塑性プラスチツ
クシート又はスチール板、アルミ箔等の金属で形
成したものなどを使用すれば強度的には非常に好
ましい。
また、段ボール構造体のうちには、プラスチツ
クを用いて段ボールのような形状にしたいわゆる
プラスチツク段ボールと一般に呼ばれているもの
も含む。
クを用いて段ボールのような形状にしたいわゆる
プラスチツク段ボールと一般に呼ばれているもの
も含む。
この箱体P内に適当数の円筒状紙管6,6…が
デツキボード部1a,1bの支柱として適宜間隔
に立てた状態で配列され、且つ積荷の荷割れを防
止するために上側デツキボード部1aの内面と支
柱用紙管6の長手方向列上端面との間に補強板7
を介入させている。そして、この紙管6及び補強
板7は箱体Pと当接する箇所で箱体Pにワイヤ5
止めされ固着されている。
デツキボード部1a,1bの支柱として適宜間隔
に立てた状態で配列され、且つ積荷の荷割れを防
止するために上側デツキボード部1aの内面と支
柱用紙管6の長手方向列上端面との間に補強板7
を介入させている。そして、この紙管6及び補強
板7は箱体Pと当接する箇所で箱体Pにワイヤ5
止めされ固着されている。
なお円筒状紙管6は、第5図に示すように、段
ボールのライナー用原紙又は中芯用原紙を帯状に
巻き取つている軸芯8を一定長さ(高さ)に切断
(輪切り)したものを利用するのが最も好ましい。
ボールのライナー用原紙又は中芯用原紙を帯状に
巻き取つている軸芯8を一定長さ(高さ)に切断
(輪切り)したものを利用するのが最も好ましい。
このような軸芯8の管壁は、クラフト紙等の紙
テープを螺旋状に幾重にもかなりの厚肉に巻き重
ね澱粉糊又は酢酸ビニール系接着剤により接着固
化させて成るもので、これは段ボール製造工程で
は大量に発生し、現状ではその全てが産業廃棄物
として経費をかけて処分されているものである。
テープを螺旋状に幾重にもかなりの厚肉に巻き重
ね澱粉糊又は酢酸ビニール系接着剤により接着固
化させて成るもので、これは段ボール製造工程で
は大量に発生し、現状ではその全てが産業廃棄物
として経費をかけて処分されているものである。
補強板7は、ワイヤ止めしたり後で焼却処理す
る場合は、木製であることが望ましい。しかし必
要によつては金属製又はプラスチツク製でもよ
く、その場合は別の固着手段をとることができ
る。
る場合は、木製であることが望ましい。しかし必
要によつては金属製又はプラスチツク製でもよ
く、その場合は別の固着手段をとることができ
る。
一方、長手方向のけた部2a,2bには、フオ
ークリフトのフオークを箱体P内に差し込みでき
る窓孔9が開孔されている。この窓孔9は、けた
部2a,2bのうち紙管6を配している箇所を除
いた側壁を内部側に折り込み、蓋体4側の該当部
は補強板7の裏面に、身本体3側の該当部は下側
デツキボード1bの内面にそれぞれワイヤ5止め
することにより形成されている。
ークリフトのフオークを箱体P内に差し込みでき
る窓孔9が開孔されている。この窓孔9は、けた
部2a,2bのうち紙管6を配している箇所を除
いた側壁を内部側に折り込み、蓋体4側の該当部
は補強板7の裏面に、身本体3側の該当部は下側
デツキボード1bの内面にそれぞれワイヤ5止め
することにより形成されている。
なお、箱体Pの高さ(深さ)はフオーク差し込
み口の高さ等を考慮して決定され、支柱紙管6の
高さ、配置個数、配列等、及び補強板7の厚み、
幅、長さ等は、上記箱体Pの高さ、形状等によつ
て決定される。
み口の高さ等を考慮して決定され、支柱紙管6の
高さ、配置個数、配列等、及び補強板7の厚み、
幅、長さ等は、上記箱体Pの高さ、形状等によつ
て決定される。
また、箱体Pの構成は段ボール構造体に限ら
ず、金属シート、合板シート等で構成されたもの
であつてもよい。更に、箱体P、支柱紙管6、補
強板7等の相互の接合はワイヤ5止めに限らず、
所望の接合強度が得られる限り、接着剤接合、テ
ープ貼り等であつてもよい。
ず、金属シート、合板シート等で構成されたもの
であつてもよい。更に、箱体P、支柱紙管6、補
強板7等の相互の接合はワイヤ5止めに限らず、
所望の接合強度が得られる限り、接着剤接合、テ
ープ貼り等であつてもよい。
また上記実施例では紙管6とデツキボード部1
aとの間に補強板7を介在させ、この補強板7及
び紙管6を箱体Pに固着接合させることにより、
パレツト全体の強度を補強し、且つ荷割れを防止
する例について説明してきた。この場合、強度が
大きいためリサイクル利用することもできる。
aとの間に補強板7を介在させ、この補強板7及
び紙管6を箱体Pに固着接合させることにより、
パレツト全体の強度を補強し、且つ荷割れを防止
する例について説明してきた。この場合、強度が
大きいためリサイクル利用することもできる。
しかし、デツキボード表面に積まれる積載物に
よつては、上記補強板7を必要としない場合があ
る。例えばシート(板)状に切断された(L判
型)板紙又は洋紙或いは合板類は、高く平積みさ
れた状態で積載されるので、デツキボード部平面
には荷重が平均してかかり、荷割れの恐れはほと
んどない。
よつては、上記補強板7を必要としない場合があ
る。例えばシート(板)状に切断された(L判
型)板紙又は洋紙或いは合板類は、高く平積みさ
れた状態で積載されるので、デツキボード部平面
には荷重が平均してかかり、荷割れの恐れはほと
んどない。
この補強板7を介在させない場合のデツキボー
ド部1a,1b内面と紙管6上下との接合は、ワ
イヤー止めが困難のため、接着剤(例えば酢酸ビ
ニール系接着剤)接合によるのが好ましい。しか
し、けた部2a,2b,2c,2dと紙管6の側
周壁との接合は、ワイヤ5止めによる方が強度が
大きいので好ましい。
ド部1a,1b内面と紙管6上下との接合は、ワ
イヤー止めが困難のため、接着剤(例えば酢酸ビ
ニール系接着剤)接合によるのが好ましい。しか
し、けた部2a,2b,2c,2dと紙管6の側
周壁との接合は、ワイヤ5止めによる方が強度が
大きいので好ましい。
第6図ないし第11図は本考案の第2の実施例
パレツトで、上記第1の実施例とは補強板7a,
7bが紙管6列を上下から挟むようにそれぞれ長
手方向に架設してある点で異なる。これによりパ
レツトは一層丈夫になり、積荷の荷割れを完全に
防止することができる。
パレツトで、上記第1の実施例とは補強板7a,
7bが紙管6列を上下から挟むようにそれぞれ長
手方向に架設してある点で異なる。これによりパ
レツトは一層丈夫になり、積荷の荷割れを完全に
防止することができる。
なお、けた部窓孔9について、身本体3側は側
周壁の所定箇所を下側補強板7bの上面にワイヤ
5止めして固着している。第11図はこの実施例
パレツトの組み立て状態を分解して示したもので
ある。
周壁の所定箇所を下側補強板7bの上面にワイヤ
5止めして固着している。第11図はこの実施例
パレツトの組み立て状態を分解して示したもので
ある。
[考案の作用]
このように構成された上記実施例パレツトは次
の様に製造することができる。先ず、所定形状の
C−1形かぶせ箱用身本体3及び蓋体4を準備
し、各側壁の所定箇所に予め折り込み用の切り込
み10を入れておく。
の様に製造することができる。先ず、所定形状の
C−1形かぶせ箱用身本体3及び蓋体4を準備
し、各側壁の所定箇所に予め折り込み用の切り込
み10を入れておく。
この身本体3内に紙管6及び補強板7を所定配
列に配置させ、次に蓋体4を身本体3にかぶせ、
身本体3、蓋体4、紙管6、補強板7どうしの所
定の各接合箇所をワイヤ5止めする。最後に身本
体3の窓孔9用側壁を内側に折り込み、所定箇所
をワイヤ5止めすることにより本考案パレツトを
簡単に得ることができる。
列に配置させ、次に蓋体4を身本体3にかぶせ、
身本体3、蓋体4、紙管6、補強板7どうしの所
定の各接合箇所をワイヤ5止めする。最後に身本
体3の窓孔9用側壁を内側に折り込み、所定箇所
をワイヤ5止めすることにより本考案パレツトを
簡単に得ることができる。
[考案の効果]
以上説明したように本考案パレツトによれば、
まず製作にはC−1形かぶせ箱の特長を巧み
に利用することができ、製作が簡単容易で、補
強板も介在させ易く、生産コストが非常に安く
て済む。
に利用することができ、製作が簡単容易で、補
強板も介在させ易く、生産コストが非常に安く
て済む。
即ち、身本体内に紙管を所定配列に配置さ
せ、次に蓋体を身本体にかぶせ、身本体、蓋
体、紙管どうしの所定の各接合箇所をワイヤ止
めする。最後に身本体の窓孔用側壁を内側に折
り込み、所定箇所をワイヤ止めすることにより
本考案パレツトを簡単に得ることができる。
せ、次に蓋体を身本体にかぶせ、身本体、蓋
体、紙管どうしの所定の各接合箇所をワイヤ止
めする。最後に身本体の窓孔用側壁を内側に折
り込み、所定箇所をワイヤ止めすることにより
本考案パレツトを簡単に得ることができる。
また、かぶせ箱形という構造上の特色から、
側周壁即ちけた部は二重壁になつており、けた
部(側壁)周辺部の強度、特にコーナー部は多
重に折り重なつているので、強度が非常に大き
い。使い捨て用のこの種パレツトにおいては、
パレツトの反りによる荷割れが最も恐れられて
いることからすれば、このけた部の強度が大き
いことは最も望ましいことなのである。
側周壁即ちけた部は二重壁になつており、けた
部(側壁)周辺部の強度、特にコーナー部は多
重に折り重なつているので、強度が非常に大き
い。使い捨て用のこの種パレツトにおいては、
パレツトの反りによる荷割れが最も恐れられて
いることからすれば、このけた部の強度が大き
いことは最も望ましいことなのである。
また材料的にも構造的にも軽量なパレツトで
あり、特にかぶせ箱形のため、平積みや並列積
み等いずれの積み重ねであつても容易であり、
運搬・保管に非常に便利である。
あり、特にかぶせ箱形のため、平積みや並列積
み等いずれの積み重ねであつても容易であり、
運搬・保管に非常に便利である。
更に、段ボール構造体や原紙巻き取り用軸芯
など使用材料が非常に安価であり、しかもデツ
キボード部と紙管との接合には嵌着用キヤツプ
等の別部材を使用しなくてよい。
など使用材料が非常に安価であり、しかもデツ
キボード部と紙管との接合には嵌着用キヤツプ
等の別部材を使用しなくてよい。
一方、材質的には、段ボール構造体であつて
も、プラスチツクフイルムを延伸処理したフラツ
トヤーンのクロスを紙にラミネートしたものは、
破裂強さ、引張強さ、引裂強さ、圧縮強さ、耐摩
耗度において大きな強度を示し、確実堅固なワイ
ヤ(釘)止めが可能であり、フオークリフトの爪
が当たつても簡単には破れることがないので、製
造上や使用上において非常に好都合である。
も、プラスチツクフイルムを延伸処理したフラツ
トヤーンのクロスを紙にラミネートしたものは、
破裂強さ、引張強さ、引裂強さ、圧縮強さ、耐摩
耗度において大きな強度を示し、確実堅固なワイ
ヤ(釘)止めが可能であり、フオークリフトの爪
が当たつても簡単には破れることがないので、製
造上や使用上において非常に好都合である。
また、適当な高さに輪切りした円筒状紙管を支
柱用に立てた状態で使用しているので、十数トン
の荷重に耐えることができる。なお長手方向に補
強板を架設介入させた場合には、強度的には非常
に優れ、荷割れの恐れも全くない。
柱用に立てた状態で使用しているので、十数トン
の荷重に耐えることができる。なお長手方向に補
強板を架設介入させた場合には、強度的には非常
に優れ、荷割れの恐れも全くない。
なお本考案パレツトは、その構造上、紙管が箱
体P内に隠れた状態になるため、フオークリフト
の爪で紙管を引っ掛けたり、突き倒したりするこ
とは少ない。しかし、このような操作ミスを更に
少なくするため、本考案パレツトの窓孔9にフオ
ーク爪差し込みガイド用の筒を通しておくのが好
ましい。このガイド用の筒は、その断面形状が窓
孔9と略同形である角形が望ましく、材質は通常
の段ボール紙で作つたものでよい。
体P内に隠れた状態になるため、フオークリフト
の爪で紙管を引っ掛けたり、突き倒したりするこ
とは少ない。しかし、このような操作ミスを更に
少なくするため、本考案パレツトの窓孔9にフオ
ーク爪差し込みガイド用の筒を通しておくのが好
ましい。このガイド用の筒は、その断面形状が窓
孔9と略同形である角形が望ましく、材質は通常
の段ボール紙で作つたものでよい。
この筒を設置するには、先ず窓孔形成前の身本
体3内の所定位置にこのガイド用筒を挿入し、次
いで窓孔形成用の側壁をこの筒内に折り込むこと
により筒を固定しワイヤ止めにて接合させる。或
いは、紙管自体をフオークリフト爪ガイド用筒に
より直接囲むような形態で補強することによつて
も、同様に紙管をフオークリフトの爪から保護す
ることができる。
体3内の所定位置にこのガイド用筒を挿入し、次
いで窓孔形成用の側壁をこの筒内に折り込むこと
により筒を固定しワイヤ止めにて接合させる。或
いは、紙管自体をフオークリフト爪ガイド用筒に
より直接囲むような形態で補強することによつて
も、同様に紙管をフオークリフトの爪から保護す
ることができる。
このようにして本考案パレツトに組み込まれた
ガイド用筒は、紙管列と紙管列との間隔を補強す
るとともに、差し込まれたフオークリフトの爪を
ガイドし、移動幅を制限し、たとえ爪が横ずれし
ても真つ先に紙管を保護する効果がある。
ガイド用筒は、紙管列と紙管列との間隔を補強す
るとともに、差し込まれたフオークリフトの爪を
ガイドし、移動幅を制限し、たとえ爪が横ずれし
ても真つ先に紙管を保護する効果がある。
第1図ないし第4図は本考案の第1の実施例パ
レツトで、第1図は一部破断斜視図、第2図は第
1図のA−A線矢視断面図、第3図はB−B線矢
視断面図、第4図はC−C線矢視断面図である。
第5図は本考案を構成する紙管について説明する
図。第6図ないし第11図は本考案の第2の実施
例パレツトで、第6図は一部破断斜視図、第7図
は平面図、第8図は第7図のD−D線矢視断面
図、第9図はE−E線矢視断面図、第10図はF
−F線矢視断面図、第11図は組み付け状態を説
明する分解斜視図である。 P…箱体、1a,1b…デツキボード部、2
a,2b,2c,2d…けた部、3…身本体、4
…蓋体、5…ワイヤ、6…紙管、7…補強板、8
…軸芯、9…窓孔、10…切り込み。
レツトで、第1図は一部破断斜視図、第2図は第
1図のA−A線矢視断面図、第3図はB−B線矢
視断面図、第4図はC−C線矢視断面図である。
第5図は本考案を構成する紙管について説明する
図。第6図ないし第11図は本考案の第2の実施
例パレツトで、第6図は一部破断斜視図、第7図
は平面図、第8図は第7図のD−D線矢視断面
図、第9図はE−E線矢視断面図、第10図はF
−F線矢視断面図、第11図は組み付け状態を説
明する分解斜視図である。 P…箱体、1a,1b…デツキボード部、2
a,2b,2c,2d…けた部、3…身本体、4
…蓋体、5…ワイヤ、6…紙管、7…補強板、8
…軸芯、9…窓孔、10…切り込み。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 身本体は矩形の底壁とその周辺に立設した側
周壁を有し天壁面が開放された直方体形をな
し、蓋体は矩形の天壁とその周辺に垂設した側
周壁を有し底壁面が開放された直方体形をな
し、この身本体と蓋体とをその側周壁どうしを
重合させ固着接合させて直方体形状のかぶせ形
箱体とし、このかぶせ形箱体の天壁及び底壁を
デツキボード部とし、また重合固着された上記
側周壁を所定箇所にフオーク差し込み用の窓孔
を設けてけた部とし、且つ上記箱体内部には複
数の筒状管を立てた状態で支柱として所定配列
させ上記箱体に挿入させて成ることを特徴とす
る簡易パレツト。 2 紙管と、箱体の少なくとも天壁との間に、補
強板を介在させたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の簡易パレツト。 3 紙管がフオークリフト爪ガイド用筒によつて
補強されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項又は第2項記載の簡易パレツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18970383U JPS6096224U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 簡易パレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18970383U JPS6096224U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 簡易パレツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096224U JPS6096224U (ja) | 1985-07-01 |
JPH0338094Y2 true JPH0338094Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=30408939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18970383U Granted JPS6096224U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 簡易パレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096224U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50157651U (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-26 |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP18970383U patent/JPS6096224U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6096224U (ja) | 1985-07-01 |
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