JPH0974163A - リードフレーム - Google Patents
リードフレームInfo
- Publication number
- JPH0974163A JPH0974163A JP22656695A JP22656695A JPH0974163A JP H0974163 A JPH0974163 A JP H0974163A JP 22656695 A JP22656695 A JP 22656695A JP 22656695 A JP22656695 A JP 22656695A JP H0974163 A JPH0974163 A JP H0974163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting part
- frame
- mounting portion
- lead frame
- semiconductor chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、吊りピンの支持強度を高めて載
置部の位置変化を抑制し得るリードフレームを提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 この発明は、複数のリード3を支持する
枠部1と半導体チップが載置される載置部2とを連結支
持する吊りピン4の断面形状が折曲して構成される。
置部の位置変化を抑制し得るリードフレームを提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 この発明は、複数のリード3を支持する
枠部1と半導体チップが載置される載置部2とを連結支
持する吊りピン4の断面形状が折曲して構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体チップが
載置されて封止されるリードフレームに関する。
載置されて封止されるリードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のリードフレームとしては、
例えば図4に示すものがある。
例えば図4に示すものがある。
【0003】図4において、リードフレームは、テープ
状の金属薄板を打ち抜き加工又はエッチング加工して、
矩形状の枠部11が形成され、枠部11の中央部に半導
体チップを載置する載置部12が形成され、枠部11か
ら載置部12の四辺に向かって複数のリード13が延長
形成され、枠部11から載置部12の各角部に向かって
載置部12を枠部11に連結支持する吊りピン14が延
長形成されている。
状の金属薄板を打ち抜き加工又はエッチング加工して、
矩形状の枠部11が形成され、枠部11の中央部に半導
体チップを載置する載置部12が形成され、枠部11か
ら載置部12の四辺に向かって複数のリード13が延長
形成され、枠部11から載置部12の各角部に向かって
載置部12を枠部11に連結支持する吊りピン14が延
長形成されている。
【0004】このような構造のリードフレームにおい
て、載置部12を支持する吊りピン14は、図5に示す
ように、その断面形状が載置部12を形成する金属薄板
と同様に平板状に形成されている。また、図6に示すよ
うに、吊りピン14は図5に示すものと同様に平板状に
形成されているが、吊りピン14の一部が折り曲げられ
て吊りピン14と載置部12とに段差が設けられている
ものがある。
て、載置部12を支持する吊りピン14は、図5に示す
ように、その断面形状が載置部12を形成する金属薄板
と同様に平板状に形成されている。また、図6に示すよ
うに、吊りピン14は図5に示すものと同様に平板状に
形成されているが、吊りピン14の一部が折り曲げられ
て吊りピン14と載置部12とに段差が設けられている
ものがある。
【0005】このように、載置部12を支持する吊りピ
ン14の断面形状が平板状であると、載置部12の支持
強度が弱くなっていた。このため、載置部12に半導体
チップを載置した後例えば樹脂によりモールドする際
に、吊りピン14に応力が加わり載置部12の位置が封
止前後で変化していた。このようにモールドの際に載置
部12の位置が変化することにより、例えばボンディン
グワイヤが断線したりボンディングワイヤ同士が接触し
たりするなどの不良が発生していた。
ン14の断面形状が平板状であると、載置部12の支持
強度が弱くなっていた。このため、載置部12に半導体
チップを載置した後例えば樹脂によりモールドする際
に、吊りピン14に応力が加わり載置部12の位置が封
止前後で変化していた。このようにモールドの際に載置
部12の位置が変化することにより、例えばボンディン
グワイヤが断線したりボンディングワイヤ同士が接触し
たりするなどの不良が発生していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のリードフレームにおいて、半導体チップが載置さ
れる載置部12を枠部11に連結支持する吊りピン14
の断面形状は、吊りピン14を形成する金属薄板と同様
に平板状であった。このため、吊りピン14の支持強度
が弱く、封止の際に載置部12の位置変化を招いて不良
が発生し、歩留まりの低下をもたらしていた。
従来のリードフレームにおいて、半導体チップが載置さ
れる載置部12を枠部11に連結支持する吊りピン14
の断面形状は、吊りピン14を形成する金属薄板と同様
に平板状であった。このため、吊りピン14の支持強度
が弱く、封止の際に載置部12の位置変化を招いて不良
が発生し、歩留まりの低下をもたらしていた。
【0007】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、吊りピンの支
持強度を高めて載置部の位置変化を抑制し得るリードフ
レームを提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、吊りピンの支
持強度を高めて載置部の位置変化を抑制し得るリードフ
レームを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、複数のリードを支持する枠部と半導体
チップが載置される載置部とを連結支持する吊りピンの
断面形状が非平板状に形成されてなる。
に、この発明は、複数のリードを支持する枠部と半導体
チップが載置される載置部とを連結支持する吊りピンの
断面形状が非平板状に形成されてなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【0010】図1は請求項1又は2記載の発明の一実施
形態に係わるリードフレームの構成を示す図である。
形態に係わるリードフレームの構成を示す図である。
【0011】図1において、リードフレームは、テープ
状の金属薄板を打ち抜き加工又はエッチング加工して、
矩形状の枠部1が金属薄板の長手方向に沿って隣接して
複数形成されている。この枠部1は、金属薄板の長手方
向に沿って形成された一対の横枠部1aと金属薄板長手
方向に対して垂直方向に沿って形成された一対の縦枠部
1bとからなる。このような枠部1の中央部には、半導
体チップが載置される矩形状の載置部2が形成されてい
る。この載置部2のそれぞれの四辺に向かって枠部1か
ら複数のリード3が上下左右対称的に延長形成されてい
る。また、枠部1から載置部2の各角部に向かって載置
部2を枠部1に連結支持する吊りピン4が延長形成され
ている。
状の金属薄板を打ち抜き加工又はエッチング加工して、
矩形状の枠部1が金属薄板の長手方向に沿って隣接して
複数形成されている。この枠部1は、金属薄板の長手方
向に沿って形成された一対の横枠部1aと金属薄板長手
方向に対して垂直方向に沿って形成された一対の縦枠部
1bとからなる。このような枠部1の中央部には、半導
体チップが載置される矩形状の載置部2が形成されてい
る。この載置部2のそれぞれの四辺に向かって枠部1か
ら複数のリード3が上下左右対称的に延長形成されてい
る。また、枠部1から載置部2の各角部に向かって載置
部2を枠部1に連結支持する吊りピン4が延長形成され
ている。
【0012】このような構造のリードフレームにおい
て、載置部2を支持する吊りピン4は、図5のA−A線
に沿った断面形状が図2に示すように折曲した構造とな
っている。このような構造では、図5に示す従来構造の
平板状に比べて載置部2の支持強度が大幅に向上する。
このため、半導体チップを載置部2に載置して封止する
際に、載置部2ならびに吊りピン4に応力が加わって
も、載置部2の位置が変動することは抑制される。これ
により、半導体チップの封止の際に載置部の位置が変動
することにともなって従来発生していた不良を防止する
ことが可能となり、歩留まりを向上することができる。
て、載置部2を支持する吊りピン4は、図5のA−A線
に沿った断面形状が図2に示すように折曲した構造とな
っている。このような構造では、図5に示す従来構造の
平板状に比べて載置部2の支持強度が大幅に向上する。
このため、半導体チップを載置部2に載置して封止する
際に、載置部2ならびに吊りピン4に応力が加わって
も、載置部2の位置が変動することは抑制される。これ
により、半導体チップの封止の際に載置部の位置が変動
することにともなって従来発生していた不良を防止する
ことが可能となり、歩留まりを向上することができる。
【0013】なお、吊りピン4の断面形状は、図2に示
す構造の他に、図3に示すように湾曲した構造を採用し
ても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
す構造の他に、図3に示すように湾曲した構造を採用し
ても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、載置部を枠部に連結支持する吊りピンの断面形状を
非平板状としているので、吊りピンの連結支持強度を高
めることができる。これにより、封止の際の載置部の位
置変動が抑制されて、封止の際に発生していた不良を防
止することができ、歩留まりを向上させることができ
る。
ば、載置部を枠部に連結支持する吊りピンの断面形状を
非平板状としているので、吊りピンの連結支持強度を高
めることができる。これにより、封止の際の載置部の位
置変動が抑制されて、封止の際に発生していた不良を防
止することができ、歩留まりを向上させることができ
る。
【図1】請求項1又は2記載の発明の一実施形態に係わ
るリードフレームの構成を示す図である。
るリードフレームの構成を示す図である。
【図2】図1に示すリードフレームにおける吊りピンの
断面形状を示す図である。
断面形状を示す図である。
【図3】図1に示すリードフレームにおける吊りピンの
他の断面形状を示す図である。
他の断面形状を示す図である。
【図4】従来のリードフレームの構成を示す図である。
【図5】図4に示すリードフレームにおける載置部と吊
りピンの構造を示す図である。
りピンの構造を示す図である。
【図6】図4に示すリードフレームにおける載置部と吊
りピンの他の構造を示す図である。
りピンの他の構造を示す図である。
1 枠部 1a 横枠部 1b 縦枠部 2 載置部 3 リード 4 吊りピン
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のリードを支持する枠部と半導体チ
ップが載置される載置部とを連結支持する吊りピンの断
面形状が非平板状であることを特徴とするリードフレー
ム。 - 【請求項2】 前記吊りピンの断面形状は、折曲又は湾
曲してなることを特徴とする請求項1記載のリードフレ
ーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22656695A JPH0974163A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | リードフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22656695A JPH0974163A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | リードフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0974163A true JPH0974163A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16847174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22656695A Pending JPH0974163A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | リードフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0974163A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002093983A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品の切離し構造 |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP22656695A patent/JPH0974163A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002093983A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品の切離し構造 |
JP4505967B2 (ja) * | 2000-09-13 | 2010-07-21 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の切離し構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002118221A (ja) | 半導体装置およびそれに用いるリードフレーム | |
JP3535328B2 (ja) | リードフレームとこれを用いた半導体装置 | |
JP2000294711A (ja) | リードフレーム | |
JPH0974163A (ja) | リードフレーム | |
JP2890621B2 (ja) | 混成集積回路装置 | |
JPH04255260A (ja) | リードフレーム及び半導体装置の製造方法 | |
JPS60136248A (ja) | リ−ドフレ−ムの製造方法 | |
JP3150083B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPS62235763A (ja) | 半導体装置用リ−ドフレ−ム | |
JPH05235244A (ja) | リードフレームおよびそれを用いた半導体装置 | |
JPH0222851A (ja) | 半導体装置用リードフレームおよびその製造方法 | |
JPH02210854A (ja) | 半導体装置に用いるリードフレームの製造方法 | |
JPH09116080A (ja) | リード端子及びそれに用いるリードフレーム | |
JPH0555435A (ja) | 半導体集積回路のパツケージ | |
JPS62105455A (ja) | 半導体装置用リ−ドフレ−ム | |
JPH0613527A (ja) | リードフレーム形状 | |
JPH0513658A (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
JPH01286343A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JPH0697357A (ja) | リードフレームとこれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JPH0296357A (ja) | 半導体装置 | |
JP2001085590A (ja) | 半導体装置 | |
JPH05291458A (ja) | リードフレーム及びそれを用いた半導体チップの樹脂封止方法 | |
JPH04174548A (ja) | リードフレーム | |
JPS6223142A (ja) | リ−ドフレ−ム | |
JPH0714960A (ja) | 半導体装置用リードフレーム |