JPH0973530A - 画像ファイリング装置 - Google Patents

画像ファイリング装置

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JPH0973530A
JPH0973530A JP7225450A JP22545095A JPH0973530A JP H0973530 A JPH0973530 A JP H0973530A JP 7225450 A JP7225450 A JP 7225450A JP 22545095 A JP22545095 A JP 22545095A JP H0973530 A JPH0973530 A JP H0973530A
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JP7225450A
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Yasuto Nakai
康人 中井
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白紙画像の削除やページの入れ替え作業を行
う際の操作手順が簡便化された作業効率の良い画像ファ
イリング装置を提供する。 【解決手段】 操作者が操作指示手段28から白紙削除
処理の実行を指示すると、ファイリング制御手段29の
制御に従って、画像認識手段36が、二次記憶手段33
から一次記憶手段32へ展開された画像が白紙画像であ
るか否かを判定し、画像管理手段30が白紙画像である
と判定された画像を一次記憶手段32から削除し、最終
的に二次記憶手段33へ削除結果を反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像のファイリン
グを行う画像ファイリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を読み取るスキャナを備え、
原稿から読み取った画像をファイリングする画像ファイ
リング装置が知られている。また、両面原稿から画像を
順次読み取ってファイリングするために、セットされた
原稿を自動的に反転させる原稿反転装置を備え、まず一
枚の原稿の表面の画像を読み取った後、この原稿を反転
させて裏面の画像を読み取る画像ファイリング装置が知
られている。また、例えば特開平2−140877号公
報には、複数枚まとめてセットされた原稿を、この原稿
のセット方向が表面であるか裏面であるかを設定した上
で、すべての原稿を片面側から一枚ずつ読み込み、原稿
から読み取った画像情報をページ管理情報と共に記憶装
置へ記憶させた後、ページ管理情報のページ順を原稿の
ページ順に再配列させる装置が開示されている。
【0003】また、特開平2−140878号公報に開
示された電子ファイル装置は、各画像情報をメモリへ順
次書き込み、これと同時に、各ページを書き込んだメモ
リ上のアドレスを含むページ管理情報を、別のバッファ
メモリに順次書き込む。この後、操作者の入力に従って
メモリへ書き込んだページを表ページ群と裏ページ群と
に分類し、任意の複数ページで1つの文書を定義する文
書組みを入力することによってページ管理情報を並び変
える。
【0004】また、特開平4−263369号公報に開
示された画像ファイル装置は、読み取った原稿画像から
ページ番号を認識し、管理テーブルの内容をページ順に
並べ替える構成である。
【0005】さらに、特開平6−103359号公報に
開示された情報ファイル装置は、スキャナで読み取った
画像情報をハードディスク等に仮登録し、その複数の画
像情報の縮小画像を表示し、操作者がキーボードやマウ
スを用いて、これらの画像情報を登録する順番を指定す
ると、その順番で画像情報が登録される構成となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成は、いずれも、例えば、原稿内への白紙の
混入や原稿の読み込み時の紙ジャム等により白紙画像が
読み込まれたり、装置にセットされた原稿のページが正
しい順序に並べられていなかった場合には、操作者が画
像の内容を一枚ずつ確認しながら、不要なページを削除
したりページの入替えを行ったりする必要があり、操作
者の作業負担を増大させるという問題点を有していた。
本発明は、上記のような場合に、白紙画像の削除やペー
ジの入れ替え作業を行う際の操作手順を簡便化し、作業
効率の良い画像ファイリング装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の画像ファイリング装置は、画像を
格納する画像記憶手段と、画像が白紙画像であるか否か
を判定する白紙認識手段と、操作者から白紙削除処理の
実行が指示されると、上記白紙認識手段を制御して画像
が白紙画像であるか否かを判定させ、白紙画像であると
判定された画像を上記画像記憶手段から削除する画像管
理手段とを備えていることを特徴としている。
【0008】請求項1記載の構成では、例えば資料原稿
の中に白紙が混入していたり、原稿読み取り時の紙ジャ
ムが発生したりすることにより、上記画像記憶手段へ一
旦白紙画像が格納されてしまっても、操作者が白紙削除
処理の実行を指示することにより、画像管理手段が白紙
認識手段を制御して、画像記憶手段へ記憶された各画像
が白紙画像であるか否かを判断させ、白紙画像であると
判定された画像を該画像記憶手段から削除する。つま
り、装置が自動的に白紙画像の有無を調べて白紙画像を
削除するので、原稿の読み取りを行う前に白紙の有無を
確認したり、読み取りを行った後に画像記憶手段に格納
された画像の内容を一枚毎に確認したりする手間を省く
ことができる。また、このように、白紙画像の削除が容
易に行えることにより、画像記憶手段の使用効率を向上
させることが可能となる。この結果、画像のファイリン
グを効率良く容易に行うことができる画像ファイリング
装置を提供することが可能となる。
【0009】請求項2記載の画像ファイリング装置は、
画像を格納する画像記憶手段と、上記画像記憶手段に格
納されている二つの画像を比較して、これらの画像が合
致するか否かを判定する重複画像認識手段と、操作者か
ら重複画像削除処理の実行が指示されると、上記重複画
像認識手段を制御して画像が重複しているか否かを判定
させ、重複している画像を上記画像記憶手段から削除す
る画像管理手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の構成によれば、原稿からの
画像読み取りの際に、例えば紙ジャム等の発生により上
記画像記憶手段へ同じ画像が重複して格納されてしまっ
たとしても、操作者が重複画像削除処理の実行を指示す
ることにより、画像管理手段が重複画像認識手段を制御
して、画像記憶手段へ記憶された画像の中に重複してい
るものかあるか否かを判断させ、重複した画像があれば
該画像を削除することができる。つまり、装置が自動的
に画像の重複を調べて重複した画像を削除するので、操
作者が画像記憶手段へ格納された画像の内容を一枚ずつ
確認する手間を省くことができる。また、このように、
重複画像の削除が容易に行えることにより、画像記憶手
段の使用効率を向上させることが可能となる。この結
果、画像のファイリングを効率良く行うことができる画
像ファイリング装置を提供することが可能となる。
【0011】請求項3記載の画像ファイリング装置は、
画像を格納する画像記憶手段と、上記画像記憶手段に記
憶されている画像の各々を同様に小領域に分割し、各画
像から小領域の一つを切り出す画像加工手段と、複数の
画像から切り出された小領域を同時に表示する表示手段
と、操作者が、上記画像加工手段へ上記小領域の大きさ
および各画像から切り出す小領域を指示する操作指示手
段とを備えていることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の構成によれば、画像加工手
段が、操作指示手段からの操作者の指示に基づいて、画
像記憶手段に記憶されている画像の各々を同様に小領域
に分割し、複数の画像から切り出された小領域が表示手
段に同時に表示されるため、操作者は、複数の画像の内
容を同時に見ることができ、ページの順序の整合性等を
より容易に確認することができる。また、操作者は、操
作指示手段を用いて例えば画像の分割数や領域の位置等
を入力することができる。すなわち、例えば、奇数ペー
ジについてはページの最後の部分を表示させ、偶数ペー
ジについてはページの最初の部分を表示させるようにす
れば、前後のページのつながりが分かりやすくなり、あ
るいは、ページ数が記載されている画像を確認する場合
には、ページ数が記載されている部分を含む小領域を表
示させるようにすれば、ページの順序が分かりやすくな
る。この結果、画像のファイリングを効率良く行うこと
ができる画像ファイリング装置を提供することが可能と
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図34に基づいて説明すれば、以下のとおりで
ある。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係る画像フ
ァイリング装置の機能的な構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本画像ファイリング装置の機能
は主に、操作者が装置への指示を入力するための操作指
示手段28と、資料原稿から画像を読み取るための画像
入力手段31と、操作者への操作指示メッセージや画像
等を表示する表示手段34と、装置全体の動作を制御す
るファイリング制御手段29と、読み取った画像を一時
的に格納したり、また、上記ファイリング制御手段29
等の作業用記憶領域として使用される一次記憶手段32
(画像記憶手段)と、画像の間引きや小領域の切り出し
等の処理を行う画像加工手段35と、画像管理情報を作
成する画像管理手段30と、画像や画像管理情報を記憶
する二次記憶手段33(画像記憶手段)と、白紙認識や
重複認識処理を行う画像認識手段36(白紙認識手段・
重複画像認識手段)とによって実現される。
【0015】上記した機能的なブロックをより具体化し
た構成は、図2のブロック図に示すとおりである。同図
に示すように、本画像ファイリング装置は、装置全体の
動作を制御するCPU1を備えている。このCPU1
は、主として上記ファイリング制御手段29として機能
する。上記CPU1と以下に説明するその他のブロック
とは、画像バス101あるいはシステムバス102を介
して接続されている。なお、上記画像バス101は画像
データを転送し、上記システムバス102は、CPU1
から各ブロックへ、あるいは各ブロック間で、各ブロッ
クの動作を制御する制御データの転送を行う。
【0016】上記画像ファイリング装置は、操作者と装
置との間のマンマシンインターフェイス(以下、インタ
ーフェイスをI/Fと略記する)として、ブザー2、キ
ーボード3、マウス4、および液晶ディスプレイ26を
備えている。なお、主に上記キーボード3およびマウス
4が前記の操作指示手段28に対応し、主に液晶ディス
プレイ26が表示手段34に対応している。上記ブザー
2、キーボード3、およびマウス4は、キー・マウス・
ブザーI/F5を介してシステムバス102に接続され
ている。また、上記液晶ディスプレイ26は、ディスプ
レイ制御部27を介してシステムバス102に接続され
ている。
【0017】また、上記画像ファイリング装置は、前記
画像入力手段31として、スキャナ24および原稿自動
送り装置25を備えている。また、前記の一次記憶手段
32として、読み取った画像を一旦格納する画像メモリ
18と、主としてCPU1の作業用領域として使用され
るメインメモリ12とを備えている。さらに、上記画像
ファイリング装置は、画像加工手段35として機能する
画像用プロセッサ20を備えている。上記画像用プロセ
ッサ20は、画像の間引き・切り出し処理の他に、画像
の圧縮あるいは展開等の処理も行う。
【0018】また、画像データと該画像データの管理情
報等とを記憶するための二次記憶手段33として、MO
(Magneto-Optical) 媒体21と、上記MO媒体21を駆
動するMOドライブ22とを備えている。
【0019】なお、上記画像用プロセッサ20は、画像
データの転送処理を制御するためのDMA(Direct Memo
ry Access)コントローラ8aを内蔵している。また、上
記MOドライブ22およびスキャナ24は、SCSI(S
mall Computer System Interface) I/F23を介して
画像バス101へ接続されている。
【0020】さらに、上記画像ファイリング装置は、画
像そのものや画像データの管理情報等を印刷出力するた
めのレーザプリンタ16を備え、このレーザプリンタ1
6は、レーザプリンタI/F17を介してシステムバス
102に接続されている。なお、上記レーザプリンタI
/F17は、画像メモリ18および画像メモリ制御部1
9とも接続されている。
【0021】これらの他に、上記画像ファイリング装置
には、SCSII/F6を介してシステムバス102へ
接続されたHD(Hard Disk) 7、システムバス102を
介したデータ転送処理を制御するためのDMAコントロ
ーラ8b、FD(Floppy Disk) I/F9を介してシステ
ムバス102へ接続されるFD10、各種処理の時間制
御に用いられる時計11、装置の初期起動プログラムや
辞書等が格納されたROM(Read Only Memory)13が設
けられている。
【0022】本画像ファイリング装置は、以上のような
構成を備え、資料原稿から画像を読み取って保存すると
共に、操作者の指示に従って、保存済みの資料に対して
並べ替えやページの削除・追加等の種々の編集作業を行
う。ここで、本画像ファイリング装置が行う主な処理と
して、上記の保存処理と編集処理とを挙げ、それぞれ説
明すると以下のとおりである。
【0023】まず、保存処理の手順について、図3に示
すフローチャートを参照しながら説明する。なお、本画
像ファイリング装置は、資料原稿から画像を読み取る際
に、読み取った画像が白紙であるか否かを判断する白紙
認識機能を有しており、白紙の画像が保存されることを
防止することができる。但し、読み取りの際に白紙認識
処理を行うか否かは、操作者が必要に応じて設定を行
う。また、本画像ファイリング装置は、画像の読み取り
時に同じ画像を重複して読み取ったか否かを判断する重
複認識機能も有しており、この重複認識機能も、上記白
紙認識機能と同様に、操作者の設定に応じて稼働され
る。なお、これらの白紙認識および重複認識は、新規な
画像の読み取り保存処理の際だけでなく、一旦保存した
資料原稿に対しても行うことができ、これらについては
後に説明する。
【0024】本画像ファイリング装置は、操作者によっ
て装置に資料原稿がセットされ、保存処理の開始が指示
されると(ステップ1、以下、S1のように表記す
る)、画像入力手段31が原稿から読み取った画像デー
タを一次記憶手段32へ転送して記憶させる(S2)。
【0025】さらに、白紙認識処理の実行が設定されて
いれば(S3)、一次記憶手段32へ記憶させた画像デ
ータが白紙か否かの白紙認識処理を行う(S4)。な
お、この白紙認識処理の詳細な手順については後述す
る。S4の結果、画像データが白紙でなければ(S4に
おいてNO)、S5へ移行する。一方、画像データが白
紙であると判定された場合には(S4においてYE
S)、S2へ戻る。つまり、今回読み込みを行った原稿
の保存を行わずに次の原稿の読み込みを行う。
【0026】S5では、重複認識を行うよう設定されて
いれば(S5)、一次記憶手段32へ記憶させた画像デ
ータが前回読み取られた画像データと重複しているか否
かの重複認識処理を行う(S6)。なお、この重複認識
処理の詳細については後に説明する。この処理の結果、
画像データが前回読み取られた画像データと重複してい
なければ(S6においてNO)、S7へ移行する。一
方、重複していると判定された場合には(S6において
YES)、S2へ戻る。
【0027】S7では、画像加工手段35が、一次記憶
手段32上の画像データを圧縮し、二次記憶手段33へ
転送して記憶させる(S7)。さらに、画像管理手段3
0が、当該画像データに関する画像管理情報を一次記憶
手段32上に作成する(S8)。画像データの保存処理
の終了が操作者から指示されたかどうかを判定し(S
9)、指示がなければS2へ戻る。一方、保存処理の終
了指示があれば(S9においてYES)一次記憶手段3
2に作成されている画像管理情報を二次記憶手段33へ
転送して記憶させ(S10)、保存処理を終了する。
【0028】次に、本画像ファイリング装置にて行われ
る編集処理の大まかな流れについて、図4を参照しなが
ら説明すると以下のとおりである。
【0029】まず、表示手段34に、例えば図28に示
すような分割一覧表示画面が表示される(S11)。こ
の画面の下部に表示されるファンクションキーを操作者
が指示する(S12)ことによって、下記の7種類の編
集処理が実行される。つまり、(1)両面原稿から読み
取った画像をページの順に並べ替える並べ替え処理(S
13)、(2)保存されている画像の中から白紙画像を
自動的に認識して削除する白紙削除処理(S14)、
(3)保存されている画像の中から重複している画像を
認識して削除する重複削除処理(S15)、(4)画面
に一覧表示されたページから操作者が選択した画像を削
除する頁削除処理(S16)、(5)画面に一覧表示さ
れた画像の中で、操作者の指示に従って互いにその位置
を入れ替える頁入替え処理(S17)、(6)画面に一
覧表示された資料に対し、操作者が選択した位置に新た
に画像を追加する頁追加処理(S18)、(7)画面に
一覧表示されたページの位置を移動させる頁移動処理
(S19)、の7種類の処理である。
【0030】これらの処理が操作者の指示に応じて行わ
れた後、操作者が編集処理の終了を指示すると、編集処
理の内容が二次記憶手段33へ転送されて記憶され(S
20)、編集処理が終了する。
【0031】上記S11で表示される分割一覧表示画面
は、図28に示すように、その下部には、キー40ない
しキー50までの複数のキーで構成されたファンクショ
ンキーが表示され、操作者がキーを選択すると、選択さ
れたキーに対応する処理が起動されるようになってい
る。例えば、「並替え」と表示されているキー41が選
択されると、前記したS13の並べ替え処理が起動され
る。なお、キー50が選択されると、現在キー40ない
しキー50が表示されている分割一覧表示画面の下部
に、現在図示されていない他のファンクションキーが表
示される。
【0032】図28に示されている主なキーと前記した
編集処理との対応は次のとおりである。すなわち、「白
紙削」と表示されたキー43はS14、「重複削」と表
示されたキー42はS15、「頁削除」と表示されたキ
ー47はS16、「頁入替」と表示されたキー46はS
17、「頁追加」と表示されたキー44はS18、「頁
移動」と表示されたキー49はS19をそれぞれ選択的
に起動させる。また、「拡大」と表示されたキー45
は、分割一覧表示されている領域を拡大イメージで表示
するために選択されるものであり、詳細については後述
する。
【0033】また、図28に示すように、分割一覧表示
画面には、画像ファイリング装置に保存されている資料
の各ページの画像の一部がページ番号と共に表示され
る。例えば、同図において、偶数ページの画像の一部が
ページ番号と共に左側の列に、奇数ページの画像の一部
がページ番号と共に右側の列に一覧表示されている。こ
れにより、操作者は画像ファイリング装置に保存されて
いる資料中のページの整合性を確認することができる。
【0034】また、操作者は、この分割一覧表示画面に
おいて上記の各種編集処理の対象とするページを、例え
ばキーボード3に設けられたカーソルキーやマウス4等
によって選択指示することができる。なお、この選択指
示は、ページ単位で行うこともできるし、分割一覧表示
画面における行単位あるいは列単位で行うこともでき
る。同図では、右側の列の一番上に表示されたページ番
号部分が暗表示された例を示しているが、このように、
操作者がどのページを選択したかが分かるようになって
いる。
【0035】ここで、上記したS13ないしS19の各
編集処理の詳細な説明に先立って、画像管理情報につい
て説明する。上記画像管理情報は、主に画像管理手段3
0によって作成・更新され、図5に示す資料管理ファイ
ルと図6に示すページ管理ファイルとにそれぞれ格納さ
れる。
【0036】つまり、上記資料管理ファイルには、資料
単位の管理情報が格納されており、一方、上記ページ管
理ファイルには、各資料に含まれるページの順序等に関
する管理情報が格納されている。これらのファイルは使
用されない時には二次記憶手段33に記憶されている
が、画像の保存処理や編集処理に先立って一次記憶手段
32に展開され、各処理の内容に応じて一次記憶手段3
2上で更新される。そして、処理が終了した後に、二次
記憶手段33へ書き戻される。
【0037】資料管理ファイルは、図5に示すように、
この資料管理ファイルそのものに関する情報が格納され
るヘッダ部と、各資料に関する情報を格納するレコード
部とからなる。また、図6に示すように、ページ管理フ
ァイルも同様に、ヘッダ部と、各ページに関する情報を
格納するレコード部とからなる。また、資料管理ファイ
ルは、ヘッダ部が16バイト、レコード部の1資料分の
情報すなわち1レコードが8バイトで構成されており、
一方、ページ管理ファイルは、ヘッダ部が32バイト、
レコード部の1ページ分の情報すなわち1レコードが3
2バイトで構成されている。このように、ヘッダ部およ
びレコード部のレコード長を8バイトあるいは32バイ
トの倍数とすることにより、アクセスの高速化とデータ
操作の簡便化を図っている。
【0038】ここで、図5に基づいて、資料管理ファイ
ルの構成についてより詳細に説明する。まず、上記資料
管理ファイルは、前記したように、16バイトのヘッダ
部を備えており、このヘッダ部は、各2バイトずつの4
つのフィールドHd1・Hd2・Hd3・Hd4と、8バイトの
予備領域とから構成されている。
【0039】上記のフィールドHd1には、この資料管理
ファイルに登録されている資料レコード数(TS)が格
納される。なお、この資料レコード数には無効レコード
も含まれている。また、フィールドHd2には、この資料
管理ファイルに登録されている資料レコードの内、有効
レコードの数(YS)が格納される。さらに次のフィー
ルドHd3には、この資料管理ファイルに登録されている
資料レコードの内、最も先頭に近い位置にある無効レコ
ードの番号(SS)が格納され、その次のフィールドH
d4には、最も末尾に近い位置にある無効レコードの番号
(ES)が格納される。
【0040】また、上記資料管理ファイルのレコード部
は、前記したように、本画像ファイリング装置に登録さ
れている資料の情報を格納するための各8バイトのレコ
ードが、複数連続して構成されている。例えば、上記資
料管理ファイルのレコード部における先頭レコードRS
1は、各2バイトずつの3つのフィールドRS1d1・R
S1d2・RS1d3と、2バイトの予備領域とから構成さ
れている。また、例えば、前記ヘッダ部のフィールドH
d1に格納されている資料レコード数(TS)の値がnで
あったとすると、レコード部は、上記のレコードRS1
からRSnまでの合計n個のレコードにて構成されてい
ることとなる。
【0041】例えば、レコードRS1を例にとって説明
すると、フィールドRS1d1には、装置に登録されてい
る資料の各々のページ数が登録ページ数(KS)として
登録される。また、フィールドRS1d2には、該資料の
先頭ページに関する情報が登録されているページ管理フ
ァイルのレコード番号が先頭ページレコード番号(N
S)として格納される。また、フィールドRS1d3
は、該資料の末尾ページに関する情報が登録されている
ページ管理ファイルのレコード番号が末尾ページレコー
ド番号(PS)として格納される。
【0042】ただし、本資料管理ファイルは、全く新規
に登録される場合には先頭から順次レコードが登録され
て行くが、例えば、装置に登録済みの資料の削除が指示
された場合には、削除指示された資料のレコードRSx
において、フィールドRSxd1に格納するページ数を
“0”とするようになっている。このレコードRSxの
ように、フィールドRSxd1に“0”が格納されたレコ
ードを無効レコードと称する。また、無効レコードRS
xのフィールドRSxd2については、このレコードRS
xの次の無効レコードが探索され、その無効レコードの
レコード番号(図中に示すNEXTレコード番号)が格
納される。さらに、フィールドRSxd3については、こ
のレコードRSxよりも前に位置する無効レコードが探
索され、その無効レコードのレコード番号(図中に示す
PREVレコード番号)が格納される。
【0043】つまり、本資料管理ファイルに含まれる無
効レコードは、上記フィールドHd3に格納されているレ
コード番号(SS)を有する無効レコードから、上記フ
ィールドHd4に格納されているレコード番号(ES)を
有する無効レコードまで、双方向のポインタで互いに連
結されていることとなる。これにより、前後両方からの
検索が可能である。
【0044】装置に新たに資料の登録が行われた場合に
は、上記資料管理ファイルの無効レコードが探索され、
その無効レコードが新たに登録された資料の情報を格納
するために使用される。
【0045】次に、図6に基づいて、ページ管理ファイ
ルの構成について説明する。まず、上記ページ管理ファ
イルは、前記したように、32バイトのヘッダ部を備え
ており、このヘッダ部は、4つのフィールドHp1・Hp2
・Hp3・Hp4と、予備領域とから構成されている。
【0046】上記のフィールドHp1には、この資料管理
ファイルに登録されているページレコードの数(トータ
ルインデックス数(TP))が格納される。なお、この
ページレコードには無効レコードも含まれている。ま
た、フィールドHp2には、このページ管理ファイルに登
録されているページレコードの内、有効レコードの数が
全有効頁数(YP)として格納される。さらに次のフィ
ールドHp3には、このページ管理ファイルに登録されて
いるページレコードの内、最も先頭に近い位置にある無
効レコードの番号(SP)が格納され、その次のフィー
ルドHp4には、最も末尾に近い位置にある無効レコード
の番号(EP)が格納される。
【0047】また、上記ページ管理ファイルのレコード
部は、各32バイトのページレコードにより構成されて
いる。例えば、上記ページ管理ファイルのレコード部に
おける先頭のページレコードであるレコードRP1は、
フィールドRP1p1・RP1p2・RP1p3・RP1p4
含んでいる。また、例えば、前記ヘッダ部のフィールド
p1に格納されているページレコード数(TP)の値が
mであったとすると、レコード部は、上記のレコードR
P1からRPmまでの合計m個のページレコードにて構
成されていることとなる。
【0048】ここで、上記レコードRP1を例として説
明すると、上記フィールドRP1p1には、次のページの
レコード番号であるNEXT頁レコード番号(NP)が
格納されている。また、フィールドRP1p2には、前の
ページのレコード番号であるPREV頁レコード番号
(PP)が格納されている。但し、この場合はレコード
RP1は先頭レコードであるため、PPには“0”が格
納される。さらに、フィールドRP1p3には、このレコ
ードRP1に対応するページの画像データが実際に記録
されているHD7あるいはMO媒体21上の論理セクタ
番号である画像データ記録論理セクタ番号(SG)が格
納され、フィールドRP1p4には、該画像データの大き
さである画像データ記録サイズ(LG)が格納されてい
る。なお、最終レコードRPmにおけるフィールドRP
p1には、“0”が格納されて、以降にはページレコー
ドがないことを示す。
【0049】また、上記資料管理ファイルと同様に、ペ
ージの削除が行われた場合等には、該ページに対応する
ページレコードRPxにおいて、フィールドRPxp4
画像データ記録サイズ(LG)として“0”が格納さ
れ、無効レコードとされる。また、この時同時に、この
ページレコードの次にある無効レコードが探索され、そ
の無効レコードのレコード番号がフィールドRPxp1
格納されると共に、前にある無効レコードが探索されて
その無効レコードのレコード番号がフィールドRPxp2
に格納される。
【0050】つまり、本ページ管理ファイルでは、各ペ
ージが先頭から順に双方向のポインタで連結されている
と共に、ヘッダ部のフィールドHp3に格納されているレ
コード番号(SP)を有する無効ページレコードから、
上記フィールドHp4に格納されているレコード番号(E
P)を有する無効ページレコードまでが、ページの順に
双方向のポインタで互いに連結されていることとなる。
このように、双方向のポインタで連結されていることに
より、前後双方向からの検索が可能である。
【0051】上記した構成において、例えば、ページa
1からなる資料Aと、ページb1・b2からなる資料B
と、ページc1からなる資料Cとを、新規に画像ファイ
リング装置に保存する場合の処理について考える。
【0052】この場合、上記資料A・B・Cの各ページ
の画像が、図7(a)に示すように格納されたとする。
なお、以下では、前記の各ページが格納された領域の論
理セクタ番号をそれぞれAa1、Ab1、Ab2、Ac1とし、
上記の各領域の大きさをLa1、Lb1、Lb2、Lc1とす
る。
【0053】この時に、資料管理ファイルの内容は、図
8(a)に示すとおりである。すなわち、資料管理ファ
イルのヘッダ部のフィールドHd1に、前述のTSとして
“3”が格納され、フィールドHd2には、YSとして
“3”が格納されている。また、フィールドHd3・Hd4
には、各々“0”が格納されている。
【0054】また、資料管理ファイルのレコード部は、
レコードRS1ないしRS3の3つの資料レコードによ
って構成され、上記の各レコードのフィールドRS1d1
ないしRS3d1には、資料A・B・Cの各々のページ数
が格納されている。また、フィールドRS1d2ないしR
S3d2には、資料A・B・Cの各々の先頭ページに関す
る情報が登録されたページ管理ファイルのレコード番号
が格納されている。また、フィールドRS1d3ないしR
S3d3には、各資料の末尾ページに関する情報が登録さ
れたページ管理ファイルのレコード番号が格納されてい
る。
【0055】一方、ページ管理ファイルは、図8(b)
に示すように、ヘッダ部のフィールドHp1に、前述のT
Pとして“4”が格納される。また、フィールドHp2
は、YPとして“4”が格納される。すなわち、登録さ
れているページ数は4であり、その内のすべてが有効ペ
ージであることが示されている。
【0056】また、ページ管理ファイルのレコード部
は、レコードRP1ないしRP4の4つのページレコー
ドにより構成され、上記の各レコードのフィールドRP
p1ないしRP4p1には、ページa1・b1・b2・c
1の各々の続きのページに対応するページレコードの番
号が格納されている。より詳しくは、ページa1・b2
・c1はそれぞれ最終ページであるため、フィールドR
P1p1・RP3p1・RP4p1には最終ページであること
を示す“0”がそれぞれ格納されており、ページb1は
続きのページが上記ページb2であるため、フィールド
RP2p1にはページb2に対応するレコードRP3を示
す“3”が格納されている。
【0057】また、各レコードのフィールドRP1p2
いしRP4p2には、ページa1・b1・b2・c1の各
々の前のページに対応するページレコードの番号が格納
されている。より詳しくは、ページa1・b1・c1は
それぞれ最初のページであるため、フィールドRP1p2
・RP2p2・RP4p2には“0”が格納され、ページb
2については前のページがページb1であるため、フィ
ールドRP3p2には、ページb1に対応するレコードR
P2を示す“2”が格納されている。
【0058】さらに、フィールドRP1p3ないしRP4
p3には、HD7あるいはMO媒体21においてページa
1・b1・b2・c1のそれぞれが格納されている論理
セクタ番号であるAa1、Ab1、Ab2、Ac1が格納され、
フィールドRP1p4ないしRP4p4には、ページa1・
b1・b2・c1の大きさであるLa1、Lb1、Lb2、L
c1がそれぞれ格納されている。
【0059】また、図7(b)に示すように、資料Bの
ページb1の削除が指示されたとすると、資料管理ファ
イルおよびページ管理ファイルの内容は、画像管理手段
30によって、以下のように更新される。ただし、以下
の更新処理は、一次記憶手段32に展開された上記の各
ファイル上で行われ、更新された内容を実際に二次記憶
手段32に反映させる処理は、操作者が「変更実」と表
示されたキー40を選択した後に行われる。
【0060】まず、資料管理ファイルについては、図9
(a)に示すように、レコードRS2の内容のみが更新
される。より詳しくは、フィールドRS2d2において先
頭ページのページレコード番号が、ページb2に対応す
るRP3を示す“3”に変更される。さらに、フィール
ドRS2d1において先頭ページのページレコード番号
が、“1”に変更される。
【0061】また、ページ管理ファイルについては、同
図(b)に示すように、ページb1が削除されたことに
よってレコードRP2が無効レコードとされ、有効なレ
コード数が1だけ減少するので、ヘッダ部のフィールド
p2の内容が“3”に変更される。また、最も先頭に近
い無効レコードの番号および最終の無効レコードの番号
として、上記レコードRP2を示す“2”がフィールド
p3・Hp3にそれぞれ格納される。
【0062】さらに、ページ管理ファイルのレコードR
P2においては、画像データの大きさが格納されるフィ
ールドRP2p4の内容が“0”に更新され、このレコー
ドRP2が無効レコードであることが示される。また、
レコードRP3においては、ページb2が資料Bの先頭
ページであることを示すために、レコードRP2とのリ
ンクが解消されて、フィールドRP3p2の内容が“0”
に変更される。
【0063】以上の変更処理により、一次記憶手段32
に展開された資料管理ファイルおよびページ管理ファイ
ル上で、資料Bのページb1が削除されたこととなる。
【0064】さらに、例えば、図7(c)に示すよう
に、資料Cのページc1の後にページc2・c3の追加
登録が指示されたとすると、資料管理ファイルおよびペ
ージ管理ファイルの内容は、図10(a)および(b)
に示すようになる。すなわち、資料管理ファイルのレコ
ードRS3において、登録ページ数を示すフィールドR
S3d1が“3”に更新され、最終ページを示すフィール
ドRS3d3が“5”に更新される。
【0065】また、ページ管理ファイルについては、先
程無効レコードとされたRP2にページc2の情報が登
録されると共に、レコードRP4の後ろに、ページc3
の情報を記述したレコードRP5が新しく追加される。
この時、無効レコードがあるか否かの判断は、ページ管
理ファイルのヘッダ部のフィールドHp3・Hp4を参照す
ることにより行われる。また、無効レコードの数は、ペ
ージ管理ファイルのヘッダ部におけるフィールドHp1
格納されているTPの値と、フィールドHp2に格納され
ているYPの値との差である。この場合は、新しく追加
されたページ数が2ページであり、無効レコードの数が
1つであるため、新規レコードRP5を1つ追加するこ
ととなった。
【0066】さらにその後、図7(d)に示すように、
資料Aの登録が抹消された場合には、資料管理ファイル
およびページ管理ファイルの内容は、図11(a)およ
び(b)に示すとおりとなる。すなわち、資料管理ファ
イルのヘッダ部において、有効な資料レコード数を示す
フィールドHd2の内容が“2”に更新され、レコードR
S1のフィールドRS1d1が“0”に変更されることに
より無効レコードとされる。また、最も先頭に近い無効
レコードの番号および最終の無効レコードの番号とし
て、上記レコードRS1を示す“1”がフィールドHd3
・Hd4にそれぞれ格納される。
【0067】また、ページ管理ファイルにおいて、レコ
ードRP1のフィールドRP1p4が“0”に変更されて
無効レコードとされ、ヘッダ部のフィールドHp2
“4”、フィールドHp3・Hp4がそれぞれ“1”に変更
される。
【0068】以上のような構成の資料管理ファイルおよ
びページ管理ファイルを用いて行われる、前記で図4に
示したフローチャートにおけるS13ないしS19の各
種編集処理について、具体例を挙げて説明する。
【0069】今、本画像ファイリング装置が備える原稿
自動送り装置25に、図12に示すような順序で原稿の
束がセットされたとする。なお、同図中の原稿において
上部中央付近に記した数字は各原稿の表面のページ番号
を表しており、上部右側にかっこ内に記した数字は裏面
のページ番号を表している。ここで、操作者の不注意等
により、同図に示すように、実際は4枚目となるべき原
稿が、その表裏が逆になった状態で、実際は3枚目とな
るべき原稿の前に位置した状態でセットされてしまった
ものとする。
【0070】このようにセットされた原稿の束から画像
の読み込みを行った。つまり、まず表面から読み込みを
行った後、原稿の表裏を反転させて裏面側の画像の読み
込みを行う。この時、紙詰まり等の発生により、15ペ
ージ、17ページ、および21ページをそれぞれ読み込
んだ次の画像が白紙状態になってしまい、且つ、19ペ
ージを重複して二度読み込んでしまい、さらに、22ペ
ージ、16ページ、14ページおよび12ページの合計
4ページが結果的に読み飛ばされてしまい、図13に示
すような順序で保存されたとする。なお、同図中に示し
た数字はページ番号を表しており、同図は、読み込まれ
たページの順序を概念的に示すものである。
【0071】ここで、操作者がファンクションキーのキ
ー41を選択すると、前記S13の並べ替え処理が実行
される。この並べ替え処理の流れを図21に示す。同図
に示すように、まず、図13に示すような順序で保存さ
れているページが、前半部と後半部との二つに分割され
る(S13−1)。この時、保存されているページ数が
奇数である場合には、前半のページ数を後半のページ数
よりも1ページ分だけ多くする。次に、分割した後半部
において、ページの順序を保存された順と逆順に並べ替
えを行う(S13−2)。この結果、図13に示すよう
な順序で保存されていたページが、図14に示すような
順序に並べ替えられ、同図に示すような配置で表示手段
34に表示される。
【0072】なお、図14は、本画像ファイリング装置
に保存されている画像の順序を概念的に表したものであ
り、実際には、前記したように、一次記憶手段32に展
開されている資料管理ファイルおよびページ管理ファイ
ル内でのポインタのつなぎ替えのみによってページの並
べ替えが行われる。なお、このポインタのつなぎ替えに
よる並べ替えの処理の手順は、図33に示すフローチャ
ートのS71ないしS75のとおりである。
【0073】例えば、21ページの原稿からなる資料X
が、図34(a)に示すように、画像ファイリング装置
に保存されたとし、この資料Xに対してページの並べ替
えを行ったとすると、図34(b)に示すような結果と
なる。なお、同図(a)および(b)から明らかなよう
に、資料Xの各ページは、ポインタの内容(NPおよび
PP)が変更されることにより並べ替えが行われ、この
資料Xのページの画像が実際に記憶されているHD7あ
るいはMO媒体21上の論理セクタ番号等を示すSGお
よびLGの内容は変更されない。
【0074】次に、前記S14の白紙削除処理につい
て、図22に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、白紙認識の対象となる画像を二次記憶手段33か
ら取り出す(S14−1)と共に、原稿が白紙か否かを
判定するための基準となる閾値W(M)を二次記憶手段
33から取り出す(S14−2)。次に、外周部のカッ
トの設定がされているか否かを判定し(S14−3)、
設定がされていれば、原稿の外周部にあたる部分の画像
をカットする(S14−4)。上記S14−3におい
て、外周部のカットの設定がされている場合、次のよう
な効果が得られる。つまり、スキャナ24にて読み込み
を行った場合に、原稿の反り等によって、外周部の濃度
が原画像よりも濃い状態で読み込まれる可能性がある
が、上記のように外周部の画像をカットすることにより
白紙か否かの認識を正確に行うことができる。
【0075】さらに、S14−5およびS14−6にお
いて、1ページ分の画素のすべてを認識の対象とすると
処理時間が増大するので、白紙か否かの認識処理を行う
に先立って、画像の間引きが行われる。一般的に、画素
数が元の画像の 1/2倍、 1/4倍、あるいは 1/8倍となる
ように画素の間引きを行うと、間引き処理を効率良く行
うことができる。
【0076】上記のように、必要に応じて、外周部のカ
ットあるいは間引きを行った画像において、画素値1で
ある印字画素すなわち黒色の画素数Wをカウントし(S
14−7)、カウント結果と上記S14−2にて得た閾
値W(M)とを比較する(S14−8)。つまり、印字
画素数Wが上記閾値W(M)よりも小さければ、当該原
稿は白紙であると判断する。なお、上記閾値W(M)
は、スキャナ24の性能(読み取り可能濃度・解像度・
サイズ・階調等)等によって実験的に決められた値であ
るが、操作者が必要に応じてその値を変更することも可
能である。
【0077】以上のように白紙を認識し、そのページを
削除した結果、装置に保存されている画像は図15に示
すような状態となった。なお、同図は、装置に保存され
ている画像の順序を概念的に示したものであり、画像が
実際に一次記憶手段32に格納されている順序とは無関
係である。つまり、画像の削除が行われる場合には、実
際に一次記憶手段32から画像が削除されるのではな
く、前記したように、ページ管理ファイルにおいて白紙
ページに該当するページレコードが無効レコードとされ
ることにより、当該ページが実質的に削除されたと見な
されている。
【0078】次に、前記したS15の重複削除処理の手
順について、図23に示すフローチャートに従って以下
に説明する。
【0079】まず、重複しているか否かの判定の対象と
なる二つの画像を取り出す(S15−1)。この場合、
図14に示すように並べ替えを行った後の状態で前後に
連続するページの画像が対象として選択される。さら
に、S15−1にて選択した二つの画像が合致している
かを判定するための基準値となる閾値G(M)を取得す
る(S15−2)。
【0080】続くS15−3ないしS15−6では、前
述の白紙認識処理におけるS14−3ないしS14−6
と同様に、必要に応じて、外周部の画像のカットおよび
画像の間引きが行われる。その後、二つの画像において
対応する位置の画素同士の排他的論理和を取り(S15
−7)、画素値1すなわち互いに異なる画素数Gをカウ
ントする(S15−8)。S15−8でカウントした画
素数Gと、上記閾値G(M)とを比較し(S15−
9)、上記画素数Gが閾値G(M)よりも小さい場合に
は、二つの画像が合致すなわち重複して保存されている
ものと判断し、この画像の内の一方を削除する(S15
−10)。以上のようにして、本画像ファイリング装置
では、重複して保存されている画像があるか否かを自動
的に判断し、重複しているものについてはその一方を自
動的に削除することができる。
【0081】また、前記S16の頁削除処理の場合に
は、操作者は、キー47により頁削除処理の実行を指示
した後、分割一覧表示されているページの中から、操作
指示手段28を用いて、削除すべきページの範囲を指定
する。すなわち、図24に示すように、まず、削除開始
ページを指定し(S16−1)、次に、削除終了ページ
を指定する(S16−2)。その後、前述したように、
一次記憶手段32上に展開されたページ管理ファイルに
おいてポインタのつなぎかえが行われることにより、ペ
ージの削除が実行される(S16−3)。
【0082】また、前記S17の頁入替え処理の場合に
は、分割一覧表示画面に表示された行単位での入替えが
可能である。なお、入替えを行う行の指定は、図28に
示すような分割一覧表示画面において、対象行を操作者
がカーソルやマウス等によって指定することによって行
うことができる。つまり、図25に示すように、操作者
は、まず行単位での入替えか否かを指定し(S17−
1)、行単位で入替えを行う場合には、入替え元の行を
指定する(S17−2)。次に、入替え先の行を指定す
る(S17−3)。また、行単位の入替えでない場合に
は、まず入替え元のページを指定し(S17−4)、次
に入替え先のページを指定する(S17−5)。
【0083】このようにして入替え元と先の指定が終了
したら、前述したように、一次記憶手段32上に展開さ
れたページ管理ファイルにおいてポインタのつなぎかえ
が行われることにより、ページの入替えが実行される
(S17−6)。この結果、例えば、保存されていた画
像が分割一覧表示画面に図16に示すような順序すなわ
ち保存されている順序で表示され、操作者が上から3行
目と4行目を入替えるように指示することにより、画像
の順序は、図17に示すように変更される。同様にし
て、図17の4行目の左右を入替えるように操作者が指
示することにより、画像の順序は、図18に示すように
変更される。
【0084】また、前記S18の頁追加処理の場合に
は、図26に示すように、操作者はまず、分割一覧表示
画面において、新たなページを追加する位置を指定し
(S18−1)、追加する原稿を画像入力手段31にセ
ットする(S18−2)。すると、画像入力手段31が
上記の原稿から画像を読み取って保存すると共に、一次
記憶手段32に展開されたページ管理ファイルが、追加
されたページの管理情報を加えて更新される(S18−
3)。次に、さらに追加する原稿があるか否かを確認す
る画面が表示され(S18−4)、さらに追加する原稿
があればS18−1に戻り、追加する原稿がなければ頁
追加処理は終了する。この結果、例えば、図18の5行
目の左のページの後ろに必要な3ページを追加すると、
画像の順序は図19に示すように変更される。
【0085】また、前記S19の頁移動処理の場合に
は、図27に示すように、操作者はまず、移動する範囲
の開始ページを指定し(S19−1)、次に上記範囲の
終了ページを指定する(S19−2)。さらに、移動先
の位置を指定すると(S19−3)、一次記憶手段32
に展開されたページ管理ファイルにおいてポインタのつ
なぎかえが行われ、ページの移動が実行される(S19
−4)。この結果、例えば図19の左側の最後の2ペー
ジを指定して右側のページの後ろに移動を行うと、画像
の順序は図20に示すように変更される。
【0086】以上のように、本実施形態の画像ファイリ
ング装置では、各種の編集処理の操作指示のほとんどす
べてを分割一覧表示画面において行うことができるた
め、操作者にとって操作が容易なものとなっている。
【0087】また、本画像ファイリング装置は、分割一
覧表示画面の表示方法を、操作者の指定に応じて様々に
変化させる。つまり、図28に示した画面では、第1ペ
ージから第40ページまでの各ページの画像の一部が切
り出されて、これらが同時に一覧表示されているが、同
図に示した表示状態はあくまでもその一例であって、操
作指示手段28にて操作者が行った指示に従って、画像
加工手段35は様々な表示状態を実現する。
【0088】例えば、操作者が、1ページ分の画像から
切り出して表示させる領域の大きさ(原画像の分割数
N)を入力することにより、画像加工手段35は一次記
憶手段32上の画像をN個の領域に分割し、これらの領
域の1つを表示手段34へ出力する。例えば、原画像の
分割数Nとして10が入力された場合、画像加工手段3
5は、図32に示すように、原稿1ページ分の画像を第
1領域から第10領域までの10個の領域に分割する。
【0089】なお、操作者が分割数Nを大きく設定する
程、より小さな領域が切り出されて表示されるため、表
示手段34の画面により多くのページの小領域を同時に
表示できる。一方、分割数Nを小さくすれば、同時に表
示できるページ数は少なくなるが、各ページのより広い
領域が表示される。つまり、操作者は必要に応じて分割
数Nを設定すれば良い。また、分割した領域の内のいず
れの領域を表示させるかを、操作者が操作指示手段28
にて指示することができる。
【0090】例えば、図32に示すように、資料原稿の
下端部の中央にページ数が表示されている場合には、第
10領域を表示させるように操作者が指示を行えば、画
像加工手段35が、図28に示すように、各ページのペ
ージ数を含んだ領域を表示させるので、操作者がページ
の入れ替え等の編集処理を行い易くなる。
【0091】ここで、画像加工手段35によって行われ
る分割一覧表示画面の表示状態の制御は、図30および
図31に示すフローチャートのとおりである。これらか
ら明らかなように、操作者が拡大モードを選択した場合
には、画像が間引きされずにそのまま表示される。この
結果、図29に示すように、分割一覧表示画面におい
て、最も上の段に表示されているように、間引きされな
い画像は拡大イメージで表示されるため、操作者が内容
を把握しやすくなる。また、原稿の各ページをN個の小
領域に分割し、奇数ページでは第N領域を表示する一
方、偶数ページでは第1領域を表示することができるの
で、奇数ページの最後の部分から偶数ページの最初の部
分へのつながりが分かりやすくなり、ページの順序の整
合性を操作者がチェックしやすくなっている。
【0092】また、例えば図28に示すように、分割一
覧表示画面には、分割されて表示されている各領域のス
クロールを操作者が指示するための上矢印51および下
矢印52が、各列ごとに表示されている。操作者が、上
矢印51あるいは下矢印52を選択すると、対応する列
において表示される領域が上あるいは下へスクロールし
て、同ページの他領域を表示することができる。これに
より、左右の画像のつながり具合を確認することが容易
となる。
【0093】また、資料原稿が両面原稿である場合に、
従来は、原稿の読み込み時等に両面原稿である旨の指定
を行う必要があったが、本画像ファイリング装置では、
原稿の読み込み時には原稿が片面であるかまたは両面で
あるかを設定する必要がなく、例えば、分割一覧表示画
面においてページの順序を確認し、必要があれば並べ替
え処理や頁入替え処理を適宜行うことによって、ページ
を適切な順序に並べることができる。また、ページの並
べ替え等の編集処理の指示は、分割一覧表示画面のファ
ンクションキーによってすべて行うことができるため、
操作者にとって操作がし易くなっている。
【0094】なお、上記した発明の実施の形態は、本発
明を限定するものではなく、発明の範囲内で種々の変更
が可能である。例えば、資料管理ファイルおよびページ
管理ファイルのフォーマットは前記したものに限定され
ずに、種々の構造とすることができる。
【0095】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の画像ファ
イリング装置は、画像を格納する画像記憶手段と、画像
が白紙画像であるか否かを判定する白紙認識手段と、操
作者から白紙削除処理の実行が指示されると、上記白紙
認識手段を制御して画像が白紙画像であるか否かを判定
させ、白紙画像であると判定された画像を上記画像記憶
手段から削除する画像管理手段とを備えている構成であ
る。
【0096】これにより、装置が自動的に白紙画像の有
無を調べて白紙画像を削除するので、原稿の読み取りを
行う前に白紙の有無を確認したり、読み取りを行った後
に画像記憶手段に格納された画像の内容を一枚毎に確認
したりする手間を省き、画像のファイリングを効率良く
容易に行うことができる画像ファイリング装置を提供す
ることが可能となるという効果を奏する。
【0097】請求項2記載の画像ファイリング装置は、
画像を格納する画像記憶手段と、上記画像記憶手段に格
納されている二つの画像を比較して、これらの画像が合
致するか否かを判定する重複画像認識手段と、操作者か
ら重複画像削除処理の実行が指示されると、上記重複画
像認識手段を制御して画像が重複しているか否かを判定
させ、重複している画像を上記画像記憶手段から削除す
る画像管理手段とを備えている構成である。
【0098】これにより、装置が自動的に画像の重複を
調べて重複した画像を削除するので、原稿の読み取りを
行っている時に画像の重複の有無の確認をしたり、読み
取りを行った後に画像記憶手段へ格納された画像の内容
を一枚ずつ確認したりする操作者の手間を省くことがで
き、画像のファイリングを効率良く行うことができる画
像ファイリング装置を提供することが可能となるという
効果を奏する。
【0099】請求項3記載の画像ファイリング装置は、
画像を格納する画像記憶手段と、上記画像記憶手段に記
憶されている画像の各々を同様に小領域に分割し、各画
像から小領域の一つを切り出す画像加工手段と、複数の
画像から切り出された小領域を同時に表示する表示手段
と、操作者が、上記画像加工手段へ上記小領域の大きさ
および各画像から切り出す小領域を指示する操作指示手
段とを備えている構成である。
【0100】これにより、操作者は、複数の画像から必
要な領域を切り出して同時に見ることができるので、ペ
ージの順序の整合性等を容易に確認することができ、画
像のファイリングを効率良く行うことができる画像ファ
イリング装置を提供することが可能となるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像ファイリング
装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像ファイリング装置の構成をよ
り具体的に示したブロック図である。
【図3】上記画像ファイリング装置で実行される保存処
理の流れを示すフローチャートである。
【図4】上記画像ファイリング装置で実行される編集処
理の大まかな流れを示すフローチャートである。
【図5】上記画像ファイリング装置が備える資料管理フ
ァイルの構造を示す説明図である。
【図6】上記画像ファイリング装置が備えるページ管理
ファイルの構造を示す説明図である。
【図7】上記画像ファイリング装置に保存された資料に
対するページの削除や追加の様子を模式的に示す説明図
である。
【図8】同図(a)および(b)は、ページの削除や追
加に伴う、資料管理ファイルおよびページ管理ファイル
の内容の変化をそれぞれ示す説明図である。
【図9】同図(a)および(b)は、ページの削除や追
加に伴う、資料管理ファイルおよびページ管理ファイル
の内容の変化をそれぞれ示す説明図である。
【図10】同図(a)および(b)は、ページの削除や
追加に伴う、資料管理ファイルおよびページ管理ファイ
ルの内容の変化をそれぞれ示す説明図である。
【図11】同図(a)および(b)は、ページの削除や
追加に伴う、資料管理ファイルおよびページ管理ファイ
ルの内容の変化をそれぞれ示す説明図である。
【図12】上記画像ファイリング装置に登録される資料
中のページの順序の一例を示す説明図である。
【図13】上記画像ファイリング装置に登録された画像
の順序の一例を概念的に示す説明図である。
【図14】上記画像ファイリング装置に登録されている
順序に従って表示手段に表示された画像の一例を示す説
明図である。
【図15】上記画像ファイリング装置に登録されている
順序に従って表示手段に表示された画像の一例を示す説
明図である。
【図16】上記画像ファイリング装置に登録されている
順序に従って表示手段に表示された画像の一例を示す説
明図である。
【図17】上記画像ファイリング装置に登録されている
順序に従って表示手段に表示された画像の一例を示す説
明図である。
【図18】上記画像ファイリング装置に登録されている
順序に従って表示手段に表示された画像の一例を示す説
明図である。
【図19】上記画像ファイリング装置に登録されている
順序に従って表示手段に表示された画像の一例を示す説
明図である。
【図20】上記画像ファイリング装置に登録されている
順序に従って表示手段に表示された画像の一例を示す説
明図である。
【図21】画像ファイリング装置に一旦格納された画像
の順序の並べ替え処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図22】白紙削除処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図23】重複削除処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図24】頁削除処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図25】頁入替え処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図26】頁追加処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図27】頁移動処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図28】上記画像ファイリング装置が備える表示手段
へ表示される分割一覧表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図29】上記画像ファイリング装置が備える表示手段
へ表示される分割一覧表示画面の他の例を示す説明図で
ある。
【図30】上記分割一覧表示画面の表示の手順の一例を
示すフローチャートである。
【図31】上記分割一覧表示画面の表示の手順の他の例
であり、奇数ページと偶数ページで異なる領域を表示さ
せる手順を示すフローチャートである。
【図32】画像を小領域に分割する場合の分割例を示す
説明図である。
【図33】ページの並べ替え処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図34】同図(a)は、並べ替え処理を行う前のペー
ジの順を示し、同図(b)は、並べ替え処理を行った後
のページの順を示す説明図である。
【符号の説明】
28 操作指示手段 30 画像管理手段 32 一次記憶手段(画像記憶手段) 33 二次記憶手段(画像記憶手段) 34 表示手段 36 画像認識手段(白紙認識手段・重複画像認識手
段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を格納する画像記憶手段と、 画像が白紙画像であるか否かを判定する白紙認識手段
    と、 操作者から白紙削除処理の実行が指示されると、上記白
    紙認識手段を制御して画像が白紙画像であるか否かを判
    定させ、白紙画像であると判定された画像を上記画像記
    憶手段から削除する画像管理手段とを備えていることを
    特徴とする画像ファイリング装置。
  2. 【請求項2】画像を格納する画像記憶手段と、 上記画像記憶手段に格納されている二つの画像を比較し
    て、これらの画像が合致するか否かを判定する重複画像
    認識手段と、 操作者から重複画像削除処理の実行が指示されると、上
    記重複画像認識手段を制御して画像が重複しているか否
    かを判定させ、重複している画像を上記画像記憶手段か
    ら削除する画像管理手段とを備えていることを特徴とす
    る画像ファイリング装置。
  3. 【請求項3】画像を格納する画像記憶手段と、 上記画像記憶手段に記憶されている画像の各々を同様に
    小領域に分割し、各画像から小領域の一つを切り出す画
    像加工手段と、 複数の画像から切り出された小領域を同時に表示する表
    示手段と、 操作者が、上記画像加工手段へ上記小領域の大きさおよ
    び各画像から切り出す小領域を指示する操作指示手段と
    を備えていることを特徴とする画像ファイリング装置。
JP7225450A 1995-09-01 1995-09-01 画像ファイリング装置 Pending JPH0973530A (ja)

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