JP3234843B2 - 画像情報処理装置 - Google Patents

画像情報処理装置

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JP3234843B2
JP3234843B2 JP34364493A JP34364493A JP3234843B2 JP 3234843 B2 JP3234843 B2 JP 3234843B2 JP 34364493 A JP34364493 A JP 34364493A JP 34364493 A JP34364493 A JP 34364493A JP 3234843 B2 JP3234843 B2 JP 3234843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ファイル等の画像
情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図9〜図20に示すような画像情
報処理装置が提案されている。図9は、その外観を示す
斜視図であり、図10は、その内部構造を示す断面図で
あり、図11は、その回路構成を示すブロック図であ
る。
【0003】図9において、画像情報を記録しようとし
ている原稿1は、装置筐体8の前面下部に設けられた原
稿台2に積載され、規正板3a、3bによって位置決め
保持されている。
【0004】また、装置筐体8の上部には、原稿1の排
紙部4が設けられ、装置筐体8の前面には、画像情報あ
るいは操作指示などを表示するスクリーン5が設けられ
ている。また、装置筐体8の側面には、光磁気ディスク
を挿入する挿入口6が形成されている。
【0005】さらに、この装置には、画像検索の際のキ
ーワードの入力などを行うためのキーボード7が設けら
れている。
【0006】このような装置では、両面原稿の画像情報
を読み取るため、図10および図11に示すように、表
面用CCD111aと裏面用CCD111bが設けられ
ており、これらCCD111a、CCD111bによっ
て得られた画像信号は、アンプ20a、20bを通り、
それぞれ合成部36に送られ、主走査の単位で直列化さ
れ、次段の圧縮部へと送られる。
【0007】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、表面用CC
D111aからの画像データだけが次段に送られること
になる。
【0008】また、図16に示すように、このような装
置において、読み取り画像情報を管理するためのページ
管理ファイル上には、表裏モードと呼ばれる、そのペー
ジの画像データが片面画像か両面画像かを示すフィール
ドが存在する。
【0009】そして、例えば画像を検索して表示する際
には、このフィールドが参照され、もし両面画像である
ことを示すコードが記録されていれば、該ページが両面
である旨のメッセージと両面の画像がディスプレイ32
に表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、両面画像として記録された画像データは、そ
の表裏を分割し、片面単位の2つの文書として扱うこと
ができなかった。
【0011】そのため、操作者が一葉の両面に描かれて
いる表裏の画像に対して、それぞれ独立に検索、表示、
印刷等の処理を行うためには、片面画像として読み取る
ことを記録時に予め装置に指示してやらなければならな
かった。
【0012】また、もし元の書類を破棄してしまった後
で、先に記録された両面画像の表裏を分割して扱う必要
が生じたとき、一旦画像情報処理装置から印刷した画像
を、再度入力する必要があり、画像の鮮明度が低下する
などの問題が生じ、かつ出力、再度入力などの煩雑な手
順を必要とすることから、登録後の画像データの分類、
検索等を行う上で大きな障害となっていた。
【0013】また、これとは逆に、従来の装置において
は、画像読取り時に片面画像として記録された2つの画
像データは、一葉の画像の表面と裏面として取り扱うこ
とができなかった。
【0014】このため、両面スキャナによって読み取る
ことができない書籍や大判書類、あるいは元々一葉の両
面画像であったものが複写等の理由によって二葉に分か
れてしまった画像を読み取るときなど、片面単位でしか
読取り記憶することしかできず、表裏を一葉の両面画像
として分類、検索、表示、印刷することができなかっ
た。
【0015】また、元の書類が両面画像であっても、読
み取り時に片面画像として記憶することが指示されてい
た場合、元の書類を再度読み取る必要があり、操作者は
複雑な手続きを強いられていた。
【0016】また、上述のように元の書類を破棄してし
まった後で、先に記録された2つの片面画像を一葉の表
裏に統合して扱う必要が生じたとき、上記と同様に、一
旦画像情報処理装置から印刷した画像を、再度入力する
必要があり、画像の鮮明度が低下するなどの問題が生
じ、かつ出力、再度入力などの煩雑な手順を必要とする
ことから、登録後の画像データの分類、検索等を行う上
で大きな障害となっていた。
【0017】さらに、従来の両面読取り画像において
は、記録後に表裏を交換することは容易でなく、誤って
表裏を逆にして記録したものについては、再度読取りか
ら行う必要があり、されに、上述のように、元の書類を
破棄してしまった場合には、上記と同様に、一旦画像情
報処理装置から印刷した画像を、再度入力する必要があ
り、画像の鮮明度が低下するなどの問題が生じ、かつ出
力、再度入力などの煩雑な手順を必要とすることから、
登録後の画像データの分類、検索等を行う上で大きな障
害となっていた。
【0018】本発明は、両面画像として記憶した画像を
容易に2つの片面画像に変更したり、逆に片面画像とし
て記憶した2つの画像を容易に両面画像に変更すること
ができ、さらに一度記憶した両面画像の表裏を交換して
取り扱うことができる画像情報処理装置を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿から画像
情報を読み取る読取手段と、読み取った画像情報を記憶
する記憶手段と、画像情報を出力する出力手段と、これ
らの制御を行う制御手段とを有する画像情報処理装置に
おいて、片面/両面画像の検索、表示、印刷等を行うた
めの管理情報と実画像情報との対応関係を変更すること
により、既に記憶された両面画像の表裏を独立した2つ
の片面画像として取り扱う手段を設けたものである。
【0020】また、本発明は、原稿から画像情報を読み
取る読取手段と、読み取った画像情報を記憶する記憶手
段と、画像情報を出力する出力手段と、これらの制御を
行う制御手段とを有し、一葉の原稿の両面の画像を1単
位の画像情報として取り扱う手段を有する画像情報処理
装置において、片面/両面画像の検索、表示、印刷等を
行うための管理情報と実画像情報との対応関係を変更す
ることにより、既に記憶された2つの片面画像を統合し
て1つの両面画像の表裏画像として取り扱う手段を設け
たものである。
【0021】さらに、本発明は、原稿から画像情報を読
み取る読取手段と、読み取った画像情報を記憶する記憶
手段と、画像情報を出力する出力手段と、これらの制御
を行う制御手段とを有し、一葉の原稿の両面の画像を1
単位の画像情報として取り扱う手段を有する画像情報処
理装置において、片面/両面画像の検索、表示、印刷等
を行うための管理情報と実画像情報との対応関係を変更
することにより、既に記憶された両面画像の表面と裏面
の管理情報とそれに対応する実画像の関係を交換して取
り扱う手段を設けたものである。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例における画像情
報処理装置の回路構成を示すブロック図である。この実
施例の画像情報処理装置は、上記図11に示す構成に加
えて、画像分割やページ管理ファイルの表裏モード等に
対する操作を行うためのプログラムを登載したROM1
1aと、両面画像を統合したかたちで登録された画像情
報を、展開、分割するために十分な容量をもつ画像分割
用グラフィックRAM13aを追加したものである。
【0023】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0024】まず操作者が、電源スイッチ(図示せず)
を投入すると、CPU10はROM11に記録されたプ
ログラムに従って、RAMのチェック、内部パラメータ
の初期化、各インターフェース回路の初期化、液晶ディ
スプレイのクリアを行なった後、操作者のキーボードの
操作待ちとなる。
【0025】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0026】画像情報を記録する際には、原稿1を図9
に示したように原稿台2に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると原稿の搬送が開始され
る。
【0027】初めに、送りローラ102が矢印方向に回
転し原稿を分離部へ送る。分離部は給紙ローラ103お
よび分離ローラ104から成りそれぞれ反時計方向に回
転しており、原稿の表層部(最上位の原稿)は先に送ら
れ、それ以下のものについては、給紙ローラ103と分
離ローラ104の隙間および分離ローラ104との摩擦
力により残される。
【0028】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは照明ランプ1
06に照明された原稿の画像情報がミラー107〜10
9を経てレンズ110により縮小されCCD111に読
み取られる。なお、本実施例装置は、両面同時に読み取
り可能な構成となっている。
【0029】読み取りが終了した原稿は、排紙ローラ1
12により排紙トレイ113に積載されていく。
【0030】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると、終了する。
【0031】駆動系19は、上記した原稿センサ120
および図示しないモータとを有し、上記した搬送はCP
U10が駆動系インターフェース18を介して駆動系1
9を制御することによって行われる。
【0032】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0033】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1本分のデータを次段へ通すと、内部のスイッチ
ング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bから主
走査1本分の画像データを次段へ通す機能を有してい
る。
【0034】このようにして、表裏の画像データは主走
査の単位で直列化され、次段の圧縮部へと送られる。
【0035】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、上述したス
イッチングは行なわれず、常に表面用CCD111aか
らの画像データが次段に送られることになる。
【0036】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路33に
よって1/0のデータに変換される。
【0037】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0038】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0039】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0040】ここで圧縮データバッファを33aと33
bの2つを備えているのは、例えば圧縮データバッファ
33aの圧縮画像データを光磁気ディスクに書き込んで
いる最中にも、次の原稿を走査し、その圧縮画像データ
を圧縮データバッファ33bに格納するためである。
【0041】これにより、前の原稿の画像データの光磁
気ディスクへの書き込みが終了するまで、次の原稿の走
査を待たなければならない、という制約が回避され、原
稿の記録速度が向上する。
【0042】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0043】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0044】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0045】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0046】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0047】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0048】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0049】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0050】このような、画像インデックスパターン、
あるいはキーワード、あるいはキーNo.の入力がされ
た後に、前述した実際の記録動作が行われる。
【0051】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0052】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0053】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0054】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図16のページ管理ファイルに記されることとな
るが、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポ
インタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目
が、その時記録した文書の最初のページに関するもので
あるかを意味する。
【0055】ページ管理ファイルのレコードには、表裏
モードと呼ばれるフィールドが存在し、CCD111a
とCCD111bの両方によって読み取られ、合成部3
6によって合成された画像に対しては、“両面画像”で
あることを示すコードが記録され、またCCD111a
によって読み取られた画像に対しては、“片面画像”で
あることを示すコードが記録される。
【0056】ここで、本例においては、光磁気ディスク
上の画像データ、すなわち前述した圧縮画像データのデ
ィスク上の位置は、図17に示したnodeテーブルを
光磁気ディスク35上に保有することによって管理され
ている。
【0057】ここで、図17におけるFATエントリに
ついて説明する。
【0058】図18は、光磁気ディスク35の媒体内部
の格納領域を示す説明図である。
【0059】このようなディスクは、図18に示すよう
に、トラックおよびセクタと称される物理的区分によっ
て領域分割をされている。以下、この物理的区分を以下
物理アドレスという。
【0060】また、光磁気ディスクドライブ115は、
情報を格納あるいは読み出しする領域を、これらの物理
アドレスによってドライブ115の外部から指定される
ものであるが、通常、制御部であるCPUユニットの内
部では、クラスタと称される論理的領域区分によって管
理されている。以下、この論理的領域区分の位置情報を
論理アドレスという。
【0061】論理アドレスと物理アドレスとの対応は、
こういったシステムの内部では、図19に示した例のよ
うに一義的に決められており、論理アドレスを決定する
ことは物理アドレスを決定することに等しいことにな
る。
【0062】ここで、媒体上のある固定の物理アドレス
上には、この論理アドレスによって指定される領域に未
使用/使用中/消去の一覧表が格納されている。
【0063】本例においては、そのクラスタが未使用で
ある場合はFFFFが、消去状態である場合はFFFE
が、また、そのクラスタがファイルの最終クラスタであ
る場合は0000が、さらにそのクラスタに継続するク
ラスタがある場合は継続するクラスタの論理アドレスが
書かれている。
【0064】ここで消去と未使用との違いについてであ
るが、未使用とは、その論理アドレスの指し示す先には
何ら意味のある情報が無い状態であり、消去とは、ファ
イルの消去動作を行った後に現れる状態であって、その
論理アドレスの指し示す先にはまだ情報が存在する状態
である。
【0065】この管理テーブルは、通常FAT(Fil
e Allocation Table)などと称せら
れるものである。これを図20に示す。
【0066】図20の上の段は論理アドレスを示し、下
の段は、その論理アドレスが未使用かあるいは使用中か
消去かが書かれている。
【0067】図20は、論理アドレスの62B0〜62
BAが使用済みであり、62BB以降が未使用であるこ
とを示している。
【0068】また、62AD〜62AFは、以前は有効
なファイルの一部であったが、後に消去された部分であ
ることを示している。
【0069】先のnodeテーブルは、このFATのど
の位置が、そのページの圧縮画像ファイルについてのも
のであるかどうかを示すFATエントリ(上記例では6
2B0)と、その圧縮画像データのサイズ(バイト数)
を1レコードとするテーブルであり、このnodeテー
ブルの何レコード目かという量を“node”と称して
おり、先の図16に示すページ管理ファイルにページ毎
に記録されている。
【0070】原稿の記録動作は、上述したように、圧縮
画像データが光磁気ディスク35上に書き込まれ、no
deテーブル、ページ管理ファイル、文書管理ファイル
に、それぞれレコードが追加されることによって終了す
る。
【0071】次に、本実施例の特徴となる両面画像情報
の分割について説明する。
【0072】図3は、両面画像情報を分割する場合の動
作を示すフローチャートである。
【0073】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S30
1)。
【0074】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の分割を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S302)。
【0075】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S303)。
【0076】そして、両面属性をもつ目的のページが表
示されたら、操作者はキーボード7等の入力手段を用い
て、CPU10に表裏の分割を指示する(S304)。
【0077】なお、このとき操作者は、分割されたペー
ジを登録する文書を、そのページを含んでいた元の文書
とは異なる文書を指定することもできる。
【0078】CPU10は、ROM11aに記憶された
プログラムを実行して、ページ管理ファイルの表裏属性
を調べ、操作者によって指示されたページが両面属性を
持つものであれば、この画像データを画像分割用グラフ
ィックRAM13a上に展開する。
【0079】そして、展開された表面と裏面の画像デー
タは、それぞれ圧縮部24によって別々に圧縮され、デ
ィスクインターフェイス27を介して光磁気ディスクド
ライブ115へ送られ、片面属性をもつ2つの独立した
画像データとして、新たに光磁気ディスク35上に登録
される(S305)。
【0080】なお、ディスク上の画像データが圧縮され
ていない場合には、圧縮部24による圧縮、展開のプロ
セスは必要ない。
【0081】CPU10は、ROM11aに記憶された
プログラムを実行して、光磁気ディスク上のnodeテ
ーブルの終端に新たなレコードを2つ新設し、新たに登
録された2つの画像データの情報を格納する(S30
6)。
【0082】次にCPU10は、ページ管理ファイル上
に2つの新たなレコードを作成、挿入する(S30
7)。
【0083】図2(1)、(2)に示すように、CPU
10は、新規作成されたレコードに新たに作成されたn
odeテーブル番号および管理情報を記録し、表裏モー
ドとして片面を示すコードを記録する(S308)。
【0084】次に、CPU10は、該ページ管理情報を
含む文書管理ファイル上のレコード以降のレコードのペ
ージファイルポインタを2つずつ増加し、該ページを含
む文書管理ファイルの総ページ数を2つ増加する(S3
09)。
【0085】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の分割が行われる。
【0086】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0087】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0088】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0089】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0090】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0091】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0092】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0093】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0094】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node番号で指されたnodeテー
ブルのFATエントリを得る。ここで得られたFATエ
ントリから、図20のFATをたどることにより、論理
アドレス列を得て、ディスクドライブ115より順次圧
縮画像データを読み出すことができる。
【0095】ここで、当該ページが分割されたものであ
り、表裏モードに片面画像であることを示すコードが記
録されていれば、当該画像は片面画像として参照され
る。
【0096】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0097】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0098】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0099】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0100】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0101】ここでディスプレイとは、液晶ディスプレ
イあるいはCRTなどであり、またLBPとは、感光ド
ラムにレーザービームを照射することによってトナーを
感光ドラムに付着させ、これを紙に転写することによっ
てプリントを得るレーザービームプリンタを指してい
る。
【0102】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0103】図4は、この第2実施例における回路構成
を示すブロック図である。この第2実施例の装置は、上
記従来例の図11に示した構成に加え、ページ管理ファ
イルの表裏モード等に対する操作を行うためのプログラ
ムを登載したROM11bが追加されている。
【0104】図5は、上記第1実施例の図16に示した
ページ管理ファイルを拡張したものである。
【0105】上記第1実施例でnodeテーブル番号を
記録していたフィールドに代わり、この第2実施例で
は、node1、node2の2つのフィールドが用意
され、それぞれ画像データの表面、裏面に対応する画像
データを指すnode番号が記録される。
【0106】このとき、片面属性のページに対してはn
ode1のみが使用され、両面属性のページに対しては
node1、node2にそれぞれ表面、裏面に対する
nodeテーブル番号が記録される。
【0107】また、nodeテーブル番号フィールドに
は、nodeテーブル番号のみでなく、面情報と呼ばれ
る、両面モードで記録された画像データ内の二枚の画像
のどちらを指しているかという情報がそれぞれ“A”ま
たは“B”というコードで記録される。
【0108】図6は、両面モードで記録された画像デー
タの概念を示す説明図である。
【0109】表面用CCD111aによって走査された
画像は“A”、裏面用CCD111bによって走査され
た画像は“B”として、1つにまとまったデータとして
光磁気ディスク35上に記録される。
【0110】この画像データ中の“A”画像、“B”画
像が、上記node番号フィールドの面情報に記された
“A”、“B”というコードに対応する。
【0111】図7は、上記ページ管理ファイルの画面分
割前(1)と分割後(2)の状態を示す説明図であり、
図8は、本実施例における画像分割動作を示すフローチ
ャートである。
【0112】なお、その他の要素は、上記従来例と同様
であり、同一の構成については、同一符号を付してあ
る。
【0113】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0114】まず操作者が、電源スイッチを投入する
と、CPU10はROM11に記録されたプログラムに
従って、RAMのチェック、内部パラメータの初期化、
各インターフェース回路の初期化、液晶ディスプレイの
クリアを行なった後、操作者のキーボードの操作待ちと
なる。
【0115】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0116】画像情報を記録する際には、原稿1を図9
に示したように原稿台2に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると原稿の搬送が開始され
る。
【0117】初めに、送りローラ102が矢印方向に回
転し原稿を分離部へ送る。分離部は給紙ローラ103お
よび分離ローラ104から成りそれぞれ反時計方向に回
転しており、原稿の表層部(最上位の原稿)は先に送ら
れ、それ以下のものについては、給紙ローラ103と分
離ローラ104の隙間および分離ローラ104との摩擦
力により残される。
【0118】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは照明ランプ1
06に照明された原稿の画像情報がミラー107〜10
9を経てレンズ110により縮小されCCD111に読
み取られる。なお、本実施例装置は、両面同時に読み取
り可能な構成となっている。
【0119】読み取りが終了した原稿は、排紙ローラ1
12により排紙トレイ113に積載されていく。
【0120】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると、終了する。
【0121】駆動系19は、上記した原稿センサ120
および図示しないモータとを有し、上記した搬送はCP
U10が駆動系インターフェース18を介して駆動系1
9を制御することによって行われる。
【0122】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0123】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1本分のデータを次段へ通すと、内部のスイッチ
ング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bから主
走査1本分の画像データを次段へ通す機能を有してい
る。
【0124】このようにして、表裏の画像データは主走
査の単位で直列化され、次段の圧縮部へと送られる。
【0125】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、上述したス
イッチングは行なわれず、常に表面用CCD111aか
らの画像データが次段に送られることになる。
【0126】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路33に
よって1/0のデータに変換される。
【0127】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0128】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0129】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0130】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0131】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0132】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0133】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0134】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0135】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0136】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0137】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0138】このような、画像インデックスパターン、
あるいはキーワード、あるいはキーNo.の入力がされ
た後に、前述した実際の記録動作が行われる。
【0139】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0140】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0141】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0142】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図5のページ管理ファイルに記されることとなる
が、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポイ
ンタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目が、
その時記録した文書の最初のページに関するものである
かを意味する。
【0143】画像データがCCD111aとCCD11
1bの両方によって両面画像として読み取られたとき
は、表裏モードには両面画像であることを示すコードが
記録され、node1、node2には、それぞれ後述
するnode番号と、面情報“A”、“B”が記録され
る。
【0144】これに対して画像データがCCD111a
のみによって片面画像として読み取られたときは、表裏
モードには片面画像であることを示すコードが記録さ
れ、node1には、後述するnode番号と、面情報
“A”が記録される。
【0145】ここで、本例においては、光磁気ディスク
上の画像データ、すなわち前述した圧縮画像データのデ
ィスク上の位置は、図17に示したnodeテーブルを
光磁気ディスク35上に保有することによって管理され
ている。
【0146】また、FATエントリについては、上記第
1実施例の説明(図17〜図20)と共通であるので、
説明は省略する。
【0147】次に、本実施例の特徴となる両面画像情報
の分割について説明する。
【0148】図8は、両面画像情報を分割する場合の動
作を示すフローチャートである。
【0149】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S70
1)。
【0150】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の分割を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S702)。
【0151】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S703)。
【0152】そして、両面属性をもつ目的のページが表
示されたら、操作者はキーボード7等の入力手段を用い
て、CPU10に表裏の分割を指示する(S704)。
【0153】なお、このとき操作者は、分割されたペー
ジを登録する文書を、そのページを含んでいた元の文書
とは異なる文書を指定することもできる。
【0154】次に、CPU10はROM11bに記録さ
れたプログラムを実行して、ページ管理ファイル上に新
たに2つのレコードを作成、挿入する(S705)。
【0155】新設されたレコードには、図7(2)に示
すように、ROM11bのプログラムにしたがって表裏
モードとして片面画像を示すコードを記録する。
【0156】また、新設されたレコードの一方のnod
e1には、分割を指定した画像のページ管理ファイルレ
コードのnode1に記録されたnode番号、面情報
を、もう一方の新設されたレコードのnode1には、
分割を指定した画像のページ管理ファイルレコードのn
ode2に記録されたnode番号、面情報を書き込む
(S706)。
【0157】次に、CPU10は、該ページ管理情報を
含む文書管理ファイル上のレコード以降のレコードのペ
ージファイルポインタを2つずつ増加し、該ページを含
む文書管理ファイルの総ページ数を2つ増加する(S7
07)。
【0158】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の分割が行われる。
【0159】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0160】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0161】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0162】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0163】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0164】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0165】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0166】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0167】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node番号で指されたnodeテー
ブルのFATエントリを得る。ここで得られたFATエ
ントリから、図20のFATをたどることにより、論理
アドレス列を得て、ディスクドライブ115より順次圧
縮画像データを読み出すことができる。
【0168】さらに、ページ管理ファイルのレコード上
の面情報を参照し、そのページのnode番号が両面画
像データに記録された“A”面、“B”面のどちらかの
面を指しているかを調べ、該当する面画像を、node
1なら表面、node2なら裏面として読み出す。
【0169】なお、もし表裏モードに片面画像を示すコ
ードが記録されている場合は、node1のnode番
号のみが参照されることになる。
【0170】ここで、当該ページが分割されたものであ
り、表裏モードに片面画像であることを示すコードが記
録されていれば、当該画像は片面画像として参照され
る。
【0171】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0172】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0173】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0174】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0175】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0176】本実施例では、画像データを物理的に分割
することなく、表裏の管理情報のみの変更によって画像
データを論理的に分割しているために、大きなデータの
処理を伴わず、迅速に動作を終了することができる。
【0177】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0178】図21は、この第3実施例における回路構
成を示すブロック図である。この実施例では、上記従来
例の図11で示した構成に加え、ページ管理ファイルの
表裏モード等に対する操作を行うためのプログラムを登
載したROM11cが追加されている。また、書籍や大
判の書類を読み取るための公知のフラットベットスキャ
ナ装置37が接続されている。
【0179】図22は、上記第1実施例の図16に示し
たページ管理ファイルを拡張したものであり、図23
は、上記ページ管理ファイルの画面分割前(1)と分割
後(2)の状態を示す説明図である。また、図24は、
本実施例における画像分割動作を示すフローチャートで
ある。
【0180】なお、その他の要素は、上記従来例と同様
であり、同一の構成については、同一符号を付してあ
る。
【0181】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0182】まず操作者が、電源スイッチを投入する
と、CPU10はROM11に記録されたプログラムに
従って、RAMのチェック、内部パラメータの初期化、
各インターフェース回路の初期化、液晶ディスプレイの
クリアを行なった後、操作者のキーボードの操作待ちと
なる。
【0183】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0184】フラットベットスキャナ装置37を用いて
画像情報を記録する際には、原稿をフラットベットスキ
ャナ装置37上の原稿台に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると、原稿の走査が開始され
る。
【0185】フラットベットスキャナ装置37からの画
像信号は、A/D変換部21によって量子化された後、
エッジ強調等の画像処理が画像処理部22によって施さ
れ、2値化回路33によって1/0のデータに変換され
る。
【0186】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0187】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0188】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0189】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0190】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0191】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0192】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0193】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0194】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0195】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0196】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0197】操作者は、フラットベットスキャナ装置3
7を用いて原稿の両面画像を読み取ることをCPU10
に指示し、原稿の表面をフラットベットスキャナ装置3
7の読み取り面に向けて積載し、キーボード7等の入力
手段を用いて読み取りを指示する。
【0198】CPU10は、上述した読み取り手順を経
て、画像データを光磁気ディスク35に記録する。
【0199】続いて、操作者は、原稿の裏面をフラット
ベットスキャナ装置37の読み取り面に向けて積載し、
キーボード7等の入力手段を用いて読み取りを指示し、
CPU10は、上述した読み取り手順と同様にして、画
像データを光磁気ディスク35に記録する。
【0200】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0201】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0202】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0203】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図5のページ管理ファイルに記されることとなる
が、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポイ
ンタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目が、
その時記録した文書の最初のページに関するものである
かを意味する。
【0204】ページ管理ファイルレコードには、図22
のレコード22に示すような記録が行われている。
【0205】光磁気ディスク35上の画像データ、すな
わち上述した圧縮画像データのディスク上の位置は、図
17に示したnodeテーブルを光磁気ディスク35上
に保有することによって管理されている。
【0206】最初に読み取られた表面の画像データのn
ode番号はページ管理ファイルのレコードのnode
1フィールドに、裏面の画像データのnode番号はn
ode2フィールドにそれぞれ記録される。また、表裏
モードには、両面画像であることを示すコードが記録さ
れる。
【0207】図22のレコード25において、node
1フィールドに記録されたnode番号21が、表面画
像が格納された画像データを示すnode番号、nod
e2フィールドに記録されたnode番号22が、裏面
画像が格納された画像データを示すnode番号であ
る。
【0208】また、FATエントリについては、上記第
1実施例の説明(図17〜図20)と共通であるので、
説明は省略する。
【0209】次に、本実施例の特徴となる両面画像情報
の分割について説明する。
【0210】図24は、本実施例において両面画像情報
を分割する場合の動作を示すフローチャートである。
【0211】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S110
1)。
【0212】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の分割を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S1102)。
【0213】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S1103)。
【0214】そして、両面属性をもつ目的のページが表
示されたら、操作者はキーボード7等の入力手段を用い
て、CPU10に表裏の分割を指示する(S110
4)。
【0215】なお、このとき操作者は、分割されたペー
ジを登録する文書を、そのページを含んでいた元の文書
とは異なる文書を指定することもできる。
【0216】次に、CPU10はROM11cに記録さ
れたプログラムを実行して、図23に示すように、ペー
ジ管理ファイル上に新たに2つのレコード51、52を
作成、挿入する(S1105)。
【0217】そして、新設されたレコード51、52に
は、図23(2)に示すように、ROM11cのプログ
ラムにしたがって表裏モードとして片面画像を示すコー
ドを記録する。
【0218】また、新設されたレコードの一方のnod
e1には、分割を指定した画像のページ管理ファイルレ
コード25のnode1に記録されたnode番号を、
もう一方の新設されたレコードのnode1には、分割
を指定した画像のページ管理ファイルレコードのnod
e2に記録されたnode番号を書き込む(S110
6)。
【0219】次に、CPU10は、該ページ管理情報を
含む文書管理ファイル上のレコード以降のレコードのペ
ージファイルポインタを2つずつ増加し、該ページを含
む文書管理ファイルの総ページ数を2つ増加する(S1
107)。
【0220】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の分割が行われる。
【0221】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0222】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0223】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0224】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0225】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0226】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0227】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0228】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0229】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node1、node2に記録された
node番号で指されたnodeテーブルのFATエン
トリを得る。ここで得られたFATエントリから、図2
0のFATをたどることにより、論理アドレス列を得
て、ディスクドライブ115より順次圧縮画像データを
読み出すことができる。
【0230】なお、もし表裏モードに片面画像を示すコ
ードが記録されている場合は、node1のnode番
号のみが参照されることになる。
【0231】ここで、当該ページが分割されたものであ
り、表裏モードに片面画像であることを示すコードが記
録されていれば、当該画像は片面画像として参照され
る。
【0232】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0233】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0234】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0235】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0236】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0237】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0238】図25は、この第4実施例における画像情
報処理装置の回路構成を示すブロック図である。この実
施例の画像情報処理装置は、上記図11に示す構成に加
えて、画像統合やページ管理ファイルの表裏モード等に
対する操作を行うためのプログラムを登載したROM1
1dと、両面画像を分割したかたちで登録された画像情
報を、展開、統合するために、十分な容量をもつ画面統
合用グラフィックRAM13bを追加したものである。
【0239】なお、その他の要素は、上記従来例と同様
であり、同一の構成については、同一符号を付してあ
る。
【0240】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0241】まず操作者が、電源スイッチ(図示せず)
を投入すると、CPU10はROM11に記録されたプ
ログラムに従って、RAMのチェック、内部パラメータ
の初期化、各インターフェース回路の初期化、液晶ディ
スプレイのクリアを行なった後、操作者のキーボードの
操作待ちとなる。
【0242】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0243】画像情報を記録する際には、原稿1を図9
に示したように原稿台2に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると原稿の搬送が開始され
る。
【0244】初めに、送りローラ102が矢印方向に回
転し原稿を分離部へ送る。分離部は給紙ローラ103お
よび分離ローラ104から成りそれぞれ反時計方向に回
転しており、原稿の表層部(最上位の原稿)は先に送ら
れ、それ以下のものについては、給紙ローラ103と分
離ローラ104の隙間および分離ローラ104との摩擦
力により残される。
【0245】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは照明ランプ1
06に照明された原稿の画像情報がミラー107〜10
9を経てレンズ110により縮小されCCD111に読
み取られる。なお、本実施例装置は、両面同時に読み取
り可能な構成となっている。
【0246】読み取りが終了した原稿は、排紙ローラ1
12により排紙トレイ113に積載されていく。
【0247】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると、終了する。
【0248】駆動系19は、上記した原稿センサ120
および図示しないモータとを有し、上記した搬送はCP
U10が駆動系インターフェース18を介して駆動系1
9を制御することによって行われる。
【0249】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0250】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1本分のデータを次段へ通すと、内部のスイッチ
ング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bから主
走査1本分の画像データを次段へ通す機能を有してい
る。
【0251】このようにして、表裏の画像データは主走
査の単位で直列化され、次段の圧縮部へと送られる。
【0252】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、上述したス
イッチングは行なわれず、常に表面用CCD111aか
らの画像データが次段に送られることになる。
【0253】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路33に
よって1/0のデータに変換される。
【0254】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0255】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0256】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0257】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0258】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0259】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0260】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0261】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0262】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0263】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0264】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0265】このような、画像インデックスパターン、
あるいはキーワード、あるいはキーNo.の入力がされ
た後に、前述した実際の記録動作が行われる。
【0266】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0267】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0268】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0269】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図16のページ管理ファイルに記されることとな
るが、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポ
インタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目
が、その時記録した文書の最初のページに関するもので
あるかを意味する。
【0270】ページ管理ファイルのレコードには、表裏
モードと呼ばれるフィールドが存在し、CCD111a
とCCD111bの両方によって読み取られ、合成部3
6によって合成された画像に対しては、“両面画像”で
あることを示すコードが記録され、またCCD111a
によって読み取られた画像に対しては、“片面画像”で
あることを示すコードが記録される。
【0271】ここで、本例においては、光磁気ディスク
上の画像データ、すなわち前述した圧縮画像データのデ
ィスク上の位置は、図17に示したnodeテーブルを
光磁気ディスク35上に保有することによって管理され
ている。
【0272】また、FATエントリについては、上記第
1実施例の説明(図17〜図20)と共通であるので、
説明は省略する。
【0273】次に、本実施例の特徴となる画像情報の表
裏統合について説明する。
【0274】図27は、画像情報を統合する場合の動作
を示すフローチャートである。
【0275】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S130
1)。
【0276】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の統合を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S1302)。
【0277】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S1303)。
【0278】そして、目的のページが表示されたら、操
作者はキーボード7等の入力手段を用いて、CPU10
に表裏の統合を指示する(S1304)。
【0279】この手順を、統合時に表面として扱いたい
画像と、裏面として扱いたい画像に対して、それぞれ行
う(S1305、S1306)。
【0280】なお、このとき操作者は、両面画像に統合
したい片面画像を有するページを、異なる文書から選択
することもでき、また、統合された両面画像を登録する
文書として、それらと異なる文書を指定することもでき
る。
【0281】CPU10は、ROM11dに記憶された
プログラムを実行して、ページ管理ファイルの表裏属性
を調べ、操作者によって指示されたページが片面属性を
持つものであれば、この画像データを画像統合用グラフ
ィックRAM13b上に展開する。
【0282】そして、展開された2つの片面画像データ
は、ROM11dに記憶されたプログラムによって、走
査単位で一枚の画像に合成され、さらに圧縮部24また
は同等の動作をするROM11d中のプログラムによっ
て圧縮され、ディスクインターフェイス27を介して光
磁気ディスクドライブ115へ送られ、両面属性をもつ
1つの画像データとして、新たに光磁気ディスク35上
に登録される(S1307)。
【0283】なお、ディスク上の画像データが圧縮され
ていない場合には、圧縮部24による圧縮、展開のプロ
セスは必要ない。
【0284】CPU10は、ROM11dに記憶された
プログラムを実行して、光磁気ディスク上のnodeテ
ーブルの終端に新たなレコードを新設し、新たに登録さ
れた画像データの情報を格納する(S1308)。
【0285】次にCPU10は、ページ管理ファイル上
に新たなレコードを作成、挿入する(S1309)。
【0286】図26(1)、(2)に示すように、CP
U10は、新規作成されたレコードに新たに作成された
nodeテーブル番号および管理情報を記録し、表裏モ
ードとして両面を示すコードを記録する(S131
0)。
【0287】次に、CPU10は、該ページ管理情報を
含む文書管理ファイル上のレコード以降のレコードのペ
ージファイルポインタを1つずつ増加し、該ページを含
む文書管理ファイルの総ページ数を1つ増加する(S1
311)。
【0288】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の統合が行われる。
【0289】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0290】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0291】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0292】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0293】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0294】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0295】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0296】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0297】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node番号で指されたnodeテー
ブルのFATエントリを得る。ここで得られたFATエ
ントリから、図20のFATをたどることにより、論理
アドレス列を得て、ディスクドライブ115より順次圧
縮画像データを読み出すことができる。
【0298】ここで、当該ページが上記手順で統合され
たものであり、表裏モードに両面画像であることを示す
コードが記録されていれば、当該画像は両面画像として
参照される。
【0299】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0300】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0301】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0302】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0303】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0304】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0305】図28は、この第5実施例における回路構
成を示すブロック図である。この第5実施例の装置は、
上記従来例の図11に示した構成に加え、ページ管理フ
ァイルの表裏モード等に対する操作を行うためのプログ
ラムを登載したROM11eが追加されている。
【0306】図5は、上記第1実施例の図16に示した
ページ管理ファイルを拡張したものである。
【0307】上記第1実施例でnodeテーブル番号を
記録していたフィールドに代わり、この第5実施例で
は、node1、node2の2つのフィールドが用意
され、それぞれ画像データの表面、裏面に対応する画像
データを指すnode番号が記録される。
【0308】このとき、片面属性のページに対してはn
ode1のみが使用され、両面属性のページに対しては
node1、node2にそれぞれ表面、裏面に対する
nodeテーブル番号が記録される。
【0309】また、nodeテーブル番号フィールドに
は、nodeテーブル番号のみでなく、面情報と呼ばれ
る、両面モードで記録された画像データ内の二枚の画像
のどちらを指しているかという情報がそれぞれ“A”ま
たは“B”というコードで記録される。
【0310】図6は、両面モードで記録された画像デー
タの概念を示す説明図である。
【0311】表面用CCD111aによって走査された
画像は“A”、裏面用CCD111bによって走査され
た画像は“B”として、1つにまとまったデータとして
光磁気ディスク35上に記録される。
【0312】この画像データ中の“A”画像、“B”画
像が、上記node番号フィールドの面情報に記された
“A”、“B”というコードに対応する。
【0313】図29は、上記ページ管理ファイルの画像
統合前(1)と統合後(2)の状態を示す説明図であ
り、図30は、本実施例における画像統合動作を示すフ
ローチャートである。
【0314】なお、その他の要素は、上記従来例と同様
であり、同一の構成については、同一符号を付してあ
る。
【0315】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0316】まず操作者が、電源スイッチを投入する
と、CPU10はROM11に記録されたプログラムに
従って、RAMのチェック、内部パラメータの初期化、
各インターフェース回路の初期化、液晶ディスプレイの
クリアを行なった後、操作者のキーボードの操作待ちと
なる。
【0317】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0318】画像情報を記録する際には、原稿1を図9
に示したように原稿台2に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると原稿の搬送が開始され
る。
【0319】初めに、送りローラ102が矢印方向に回
転し原稿を分離部へ送る。分離部は給紙ローラ103お
よび分離ローラ104から成りそれぞれ反時計方向に回
転しており、原稿の表層部(最上位の原稿)は先に送ら
れ、それ以下のものについては、給紙ローラ103と分
離ローラ104の隙間および分離ローラ104との摩擦
力により残される。
【0320】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは照明ランプ1
06に照明された原稿の画像情報がミラー107〜10
9を経てレンズ110により縮小されCCD111に読
み取られる。なお、本実施例装置は、両面同時に読み取
り可能な構成となっている。
【0321】読み取りが終了した原稿は、排紙ローラ1
12により排紙トレイ113に積載されていく。
【0322】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると、終了する。
【0323】駆動系19は、上記した原稿センサ120
および図示しないモータとを有し、上記した搬送はCP
U10が駆動系インターフェース18を介して駆動系1
9を制御することによって行われる。
【0324】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0325】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1本分のデータを次段へ通すと、内部のスイッチ
ング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bから主
走査1本分の画像データを次段へ通す機能を有してい
る。
【0326】このようにして、表裏の画像データは主走
査の単位で直列化され、次段の圧縮部へと送られる。
【0327】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、上述したス
イッチングは行なわれず、常に表面用CCD111aか
らの画像データが次段に送られることになる。
【0328】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路33に
よって1/0のデータに変換される。
【0329】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0330】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0331】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0332】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0333】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0334】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0335】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0336】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0337】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0338】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0339】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0340】このような、画像インデックスパターン、
あるいはキーワード、あるいはキーNo.の入力がされ
た後に、前述した実際の記録動作が行われる。
【0341】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0342】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0343】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0344】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図5のページ管理ファイルに記されることとなる
が、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポイ
ンタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目が、
その時記録した文書の最初のページに関するものである
かを意味する。
【0345】画像データがCCD111aとCCD11
1bの両方によって両面画像として読み取られたとき
は、表裏モードには両面画像であることを示すコードが
記録され、node1、node2には、それぞれ後述
するnode番号と、面情報“A”、“B”が記録され
る。
【0346】これに対して画像データがCCD111a
のみによって片面画像として読み取られたときは、表裏
モードには片面画像であることを示すコードが記録さ
れ、node1には、後述するnode番号と、面情報
“A”が記録される。
【0347】ここで、本例においては、光磁気ディスク
上の画像データ、すなわち前述した圧縮画像データのデ
ィスク上の位置は、図17に示したnodeテーブルを
光磁気ディスク35上に保有することによって管理され
ている。
【0348】また、FATエントリについては、上記第
1実施例の説明(図17〜図20)と共通であるので、
説明は省略する。
【0349】次に、本実施例の特徴となる画像情報の表
裏統合について説明する。
【0350】図30は、画像情報を統合する場合の動作
を示すフローチャートである。
【0351】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S170
1)。
【0352】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の統合を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S1702)。
【0353】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S1703)。
【0354】そして、目的のページが表示されたら、操
作者はキーボード7等の入力手段を用いて、CPU10
に表裏の統合を指示する(S1704)。
【0355】この手順を、統合時に表面として扱いたい
画像と、裏面として扱いたい画像に対して、それぞれ行
う(S1705、S1706)。
【0356】なお、このとき操作者は、両面画像に統合
したい片面画像を有するページを、異なる文書から選択
することもでき、また、統合された両面画像を登録する
文書として、それらと異なる文書を指定することもでき
る。
【0357】次に、CPU10はROM11eに記録さ
れたプログラムを実行して、ページ管理ファイル上に新
たに1つのレコードを作成、挿入する(S1707)。
【0358】新設されたレコードには、図29(2)に
示すように、ROM11eのプログラムにしたがって表
裏モードとして両面画像を示すコードを記録する。
【0359】また、新設されたレコードのnode1に
は、統合を指定した画像のうち表面として扱うことを指
定したページのページ管理ファイルレコードのnode
番号、面情報を、また、新設されたレコードのnode
2には、統合を指定した画像のうち裏面として扱うこと
を指定したページのページ管理ファイルレコードのno
de番号、面情報を書き込む(S1708)。
【0360】次に、CPU10は、該ページ管理情報を
含む文書管理ファイル上のレコード以降のレコードのペ
ージファイルポインタを1つずつ増加し、該ページを含
む文書管理ファイルの総ページ数を1つ増加する(S1
709)。
【0361】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の統合が行われる。
【0362】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0363】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0364】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0365】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0366】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0367】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0368】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0369】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0370】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node番号で指されたnodeテー
ブルのFATエントリを得る。ここで得られたFATエ
ントリから、図20のFATをたどることにより、論理
アドレス列を得て、ディスクドライブ115より順次圧
縮画像データを読み出すことができる。
【0371】さらに、ページ管理ファイルのレコード上
の面情報を参照し、そのページのnode番号が両面画
像データに記録された“A”面、“B”面のどちらかの
面を指しているかを調べ、該当する面画像を、node
1なら表面、node2なら裏面として読み出す。
【0372】なお、もし表裏モードに片面画像を示すコ
ードが記録されている場合は、node1のnode番
号のみが参照されることになる。
【0373】ここで、当該ページが分割されたものであ
り、表裏モードに片面画像であることを示すコードが記
録されていれば、当該画像は片面画像として参照され
る。
【0374】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0375】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0376】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0377】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0378】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0379】本実施例では、画像データを物理的に統合
することなく、表裏の管理情報のみの変更によって画像
データを論理的に統合しているために、大きなデータの
処理を伴わず、迅速に動作を終了することができる。
【0380】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。
【0381】図31は、この第6実施例における画像情
報処理装置の回路構成を示すブロック図である。この実
施例の画像情報処理装置は、上記図11に示す構成に加
えて、画像交換操作を行うためのプログラムを登載した
ROM11fと、両面画像を統合したかたちで登録され
た画像情報を、展開、交換するために十分な容量をもつ
画像分割用グラフィックRAM13cを追加したもので
ある。
【0382】また、図32は、本実施例における表裏画
像交換動作を示すフローチャートである。
【0383】なお、その他の要素は、上記従来例と同様
であり、同一の構成については、同一符号を付してあ
る。
【0384】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0385】まず操作者が、電源スイッチを投入する
と、CPU10はROM11に記録されたプログラムに
従って、RAMのチェック、内部パラメータの初期化、
各インターフェース回路の初期化、液晶ディスプレイの
クリアを行なった後、操作者のキーボードの操作待ちと
なる。
【0386】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0387】画像情報を記録する際には、原稿1を図9
に示したように原稿台2に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると原稿の搬送が開始され
る。
【0388】初めに、送りローラ102が矢印方向に回
転し原稿を分離部へ送る。分離部は給紙ローラ103お
よび分離ローラ104から成りそれぞれ反時計方向に回
転しており、原稿の表層部(最上位の原稿)は先に送ら
れ、それ以下のものについては、給紙ローラ103と分
離ローラ104の隙間および分離ローラ104との摩擦
力により残される。
【0389】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは照明ランプ1
06に照明された原稿の画像情報がミラー107〜10
9を経てレンズ110により縮小されCCD111に読
み取られる。なお、本実施例装置は、両面同時に読み取
り可能な構成となっている。
【0390】読み取りが終了した原稿は、排紙ローラ1
12により排紙トレイ113に積載されていく。
【0391】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると、終了する。
【0392】駆動系19は、上記した原稿センサ120
および図示しないモータとを有し、上記した搬送はCP
U10が駆動系インターフェース18を介して駆動系1
9を制御することによって行われる。
【0393】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0394】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1本分のデータを次段へ通すと、内部のスイッチ
ング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bから主
走査1本分の画像データを次段へ通す機能を有してい
る。
【0395】このようにして、表裏の画像データは主走
査の単位で直列化され、次段の圧縮部へと送られる。
【0396】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、上述したス
イッチングは行なわれず、常に表面用CCD111aか
らの画像データが次段に送られることになる。
【0397】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路33に
よって1/0のデータに変換される。
【0398】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0399】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0400】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0401】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0402】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0403】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0404】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0405】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0406】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0407】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0408】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0409】このような、画像インデックスパターン、
あるいはキーワード、あるいはキーNo.の入力がされ
た後に、前述した実際の記録動作が行われる。
【0410】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0411】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0412】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0413】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図16のページ管理ファイルに記されることとな
るが、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポ
インタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目
が、その時記録した文書の最初のページに関するもので
あるかを意味する。
【0414】ページ管理ファイルのレコードには、表裏
モードと呼ばれるフィールドが存在し、CCD111a
とCCD111bの両方によって読み取られ、合成部3
6によって合成された画像に対しては、“両面画像”で
あることを示すコードが記録され、またCCD111a
によって読み取られた画像に対しては、“片面画像”で
あることを示すコードが記録される。
【0415】ここで、本例においては、光磁気ディスク
上の画像データ、すなわち前述した圧縮画像データのデ
ィスク上の位置は、図17に示したnodeテーブルを
光磁気ディスク35上に保有することによって管理され
ている。
【0416】また、FATエントリについては、上記第
1実施例の説明(図17〜図20)と共通であるので、
説明は省略する。
【0417】次に、本実施例の特徴となる両面画像情報
の交換について説明する。
【0418】図32は、画像情報を交換する場合の動作
を示すフローチャートである。
【0419】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S120
1)。
【0420】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の交換を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S1202)。
【0421】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S1203)。
【0422】そして、両面属性をもつ目的のページが表
示されたら、操作者はキーボード7等の入力手段を用い
て、CPU10に表裏の交換を指示する(S120
4)。
【0423】なお、このとき操作者は、交換されたペー
ジを登録する文書に、そのページを含んでいた元の文書
とは異なる文書を指定することもできる。
【0424】CPU10は、ROM11fに記憶された
プログラムを実行して、ページ管理ファイルの表裏属性
を調べ、操作者によって指示されたページが両面属性を
持つものであれば、この画像データを画像交換用グラフ
ィックRAM13c上に展開する。
【0425】次に、この展開された画像データは、表面
と裏面に分割され、グラフィックRAM13c上で画像
のお互いの位置を交換される(S1206、S120
7)。そして、表面と裏面を交換された画像データは、
圧縮部24によって圧縮され、ディスクインターフェイ
ス27を介して光磁気ディスクドライブ115へ送ら
れ、新たに光磁気ディスク35上に登録される(S12
08、S1209)。
【0426】なお、ディスク上の画像データが圧縮され
ていない場合には、圧縮部24による圧縮、展開のプロ
セスは必要ない。
【0427】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の交換が行われる。
【0428】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0429】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0430】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0431】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0432】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0433】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0434】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0435】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0436】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node番号で指されたnodeテー
ブルのFATエントリを得る。ここで得られたFATエ
ントリから、図20のFATをたどることにより、論理
アドレス列を得て、ディスクドライブ115より順次圧
縮画像データを読み出すことができる。
【0437】ここで、当該ページが交換されたものであ
り、表裏モードに両面画像であることを示すコードが記
録されていれば、当該画像は両面画像として、交換前と
は表裏が反転した状態で参照されるようになる。
【0438】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0439】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0440】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0441】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0442】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0443】次に、本発明の第7実施例について説明す
る。
【0444】図33は、この第7実施例における回路構
成を示すブロック図である。この第7実施例の装置は、
上記従来例の図11に示した構成に加え、ページ管理フ
ァイルの表裏モード等に対する操作を行うためのプログ
ラムを登載したROM11gが追加されている。
【0445】図5は、上記第1実施例の図16に示した
ページ管理ファイルを拡張したものである。
【0446】上記第1実施例でnodeテーブル番号を
記録していたフィールドに代わり、この第7実施例で
は、node1、node2の2つのフィールドが用意
され、それぞれ画像データの表面、裏面に対応する画像
データを指すnode番号が記録される。
【0447】このとき、片面属性のページに対してはn
ode1のみが使用され、両面属性のページに対しては
node1、node2にそれぞれ表面、裏面に対する
nodeテーブル番号が記録される。
【0448】また、nodeテーブル番号フィールドに
は、nodeテーブル番号のみでなく、面情報と呼ばれ
る、両面モードで記録された画像データ内の二枚の画像
のどちらを指しているかという情報がそれぞれ“A”ま
たは“B”というコードで記録される。
【0449】図6は、両面モードで記録された画像デー
タの概念を示す説明図である。
【0450】表面用CCD111aによって走査された
画像は“A”、裏面用CCD111bによって走査され
た画像は“B”として、1つにまとまったデータとして
光磁気ディスク35上に記録される。
【0451】この画像データ中の“A”画像、“B”画
像が、上記node番号フィールドの面情報に記された
“A”、“B”というコードに対応する。
【0452】図34は、上記ページ管理ファイルの画面
交換前(1)と交換後(2)の状態を示す説明図であ
り、図35は、本実施例における画像交換動作を示すフ
ローチャートである。
【0453】なお、その他の要素は、上記従来例と同様
であり、同一の構成については、同一符号を付してあ
る。
【0454】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0455】まず操作者が、電源スイッチを投入する
と、CPU10はROM11に記録されたプログラムに
従って、RAMのチェック、内部パラメータの初期化、
各インターフェース回路の初期化、液晶ディスプレイの
クリアを行なった後、操作者のキーボードの操作待ちと
なる。
【0456】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0457】画像情報を記録する際には、原稿1を図9
に示したように原稿台2に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると原稿の搬送が開始され
る。
【0458】初めに、送りローラ102が矢印方向に回
転し原稿を分離部へ送る。分離部は給紙ローラ103お
よび分離ローラ104から成りそれぞれ反時計方向に回
転しており、原稿の表層部(最上位の原稿)は先に送ら
れ、それ以下のものについては、給紙ローラ103と分
離ローラ104の隙間および分離ローラ104との摩擦
力により残される。
【0459】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは照明ランプ1
06に照明された原稿の画像情報がミラー107〜10
9を経てレンズ110により縮小されCCD111に読
み取られる。なお、本実施例装置は、両面同時に読み取
り可能な構成となっている。
【0460】読み取りが終了した原稿は、排紙ローラ1
12により排紙トレイ113に積載されていく。
【0461】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると、終了する。
【0462】駆動系19は、上記した原稿センサ120
および図示しないモータとを有し、上記した搬送はCP
U10が駆動系インターフェース18を介して駆動系1
9を制御することによって行われる。
【0463】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0464】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1本分のデータを次段へ通すと、内部のスイッチ
ング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bから主
走査1本分の画像データを次段へ通す機能を有してい
る。
【0465】このようにして、表裏の画像データは主走
査の単位で直列化され、次段の圧縮部へと送られる。
【0466】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、上述したス
イッチングは行なわれず、常に表面用CCD111aか
らの画像データが次段に送られることになる。
【0467】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路33に
よって1/0のデータに変換される。
【0468】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0469】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0470】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0471】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0472】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0473】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0474】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0475】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0476】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0477】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0478】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0479】このような、画像インデックスパターン、
あるいはキーワード、あるいはキーNo.の入力がされ
た後に、前述した実際の記録動作が行われる。
【0480】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0481】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0482】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0483】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図5のページ管理ファイルに記されることとなる
が、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポイ
ンタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目が、
その時記録した文書の最初のページに関するものである
かを意味する。
【0484】画像データがCCD111aとCCD11
1bの両方によって両面画像として読み取られたとき
は、表裏モードには両面画像であることを示すコードが
記録され、node1、node2には、それぞれ後述
するnode番号と、面情報“A”、“B”が記録され
る。
【0485】これに対して画像データがCCD111a
のみによって片面画像として読み取られたときは、表裏
モードには片面画像であることを示すコードが記録さ
れ、node1には、後述するnode番号と、面情報
“A”が記録される。
【0486】ここで、本例においては、光磁気ディスク
上の画像データ、すなわち前述した圧縮画像データのデ
ィスク上の位置は、図17に示したnodeテーブルを
光磁気ディスク35上に保有することによって管理され
ている。
【0487】また、FATエントリについては、上記第
1実施例の説明(図17〜図20)と共通であるので、
説明は省略する。
【0488】次に、本実施例の特徴となる両面画像情報
の交換について説明する。
【0489】図35は、本実施例において両面画像情報
を交換する場合の動作を示すフローチャートである。
【0490】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S160
1)。
【0491】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の分割を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S1602)。
【0492】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S1603)。
【0493】そして、両面属性をもつ目的のページが表
示されたら、操作者はキーボード7等の入力手段を用い
て、CPU10に表裏の交換を指示する(S160
4)。
【0494】なお、このとき操作者は、分割されたペー
ジを登録する文書を、そのページを含んでいた元の文書
とは異なる文書を指定することもできる。
【0495】次に、CPU10は、図34(1)、
(2)に示すように、ページ管理ファイル上の管理情報
を変更することにより、表裏の交換を行う。
【0496】CPU10は、ROM11g上のプログラ
ムにしたがって表裏交換を指示された該ページに対応す
るページ管理ファイル上のレコードのnode1、no
de2に書き込まれているnode番号と面情報を読み
出す(S1605)。
【0497】次に、node1に書き込まれていたno
de番号、面情報をnode2フィールドに書き込み、
node2に書き込まれていたnode番号、面情報を
node1フィールドに書き込む(S1606)。
【0498】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の交換が行われる。
【0499】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0500】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0501】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0502】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0503】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0504】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0505】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0506】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0507】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node番号で指されたnodeテー
ブルのFATエントリを得る。ここで得られたFATエ
ントリから、図20のFATをたどることにより、論理
アドレス列を得て、ディスクドライブ115より順次圧
縮画像データを読み出すことができる。
【0508】さらに、ページ管理ファイルのレコード上
の面情報を参照し、そのページのnode番号が両面画
像データに記録された“A”面、“B”面のどちらかの
面を指しているかを調べ、該当する面画像を、node
1なら表面、node2なら裏面として読み出す。
【0509】なお、もし表裏モードに片面画像を示すコ
ードが記録されている場合は、node1のnode番
号のみが参照されることになる。
【0510】ここで、当該ページが分割されたものであ
り、表裏モードに片面画像であることを示すコードが記
録されていれば、当該画像は片面画像として参照され
る。
【0511】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0512】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0513】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0514】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0515】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0516】本実施例では、画像データを物理的に交換
することなく、表裏の管理情報のみの変更によって画像
データを論理的に交換しているために、大きなデータの
処理を伴わず、迅速に動作を終了することができる。
【0517】次に、本発明の第8実施例について説明す
る。
【0518】図36は、この第8実施例における画像情
報処理装置の回路構成を示すブロック図である。この実
施例の画像情報処理装置は、上記図11に示す構成に加
えて、後述する画像ヘッダに対する操作を行うためのプ
ログラムを登載したROM11hを追加したものであ
る。
【0519】図37(1)は、この実施例で処理する画
像データを示すものである。この画像データは、上記従
来例における画像データを拡張し、データの先頭部分に
画像ヘッダ801を格納する領域を設けたものである。
画像ヘッダ801は、画像データに含まれる2つの画像
のうち、どちらが外部から表面あるいは裏面として参照
されるかを示す情報である。すなわち、両面画像を含む
画像データは、二枚の画像が統合されたかたちで格納さ
れているが、このとき表面用CCD111aによって走
査された画像811は“A”というコード、裏面用CC
D111bによって走査された画像812は“B”とい
うコードで画像ヘッダから参照されるように構成されて
いる。
【0520】また、図37(2)は、図37(1)で示
した画像について、表裏画像の対応を交換した画像ヘッ
ダの内容を示している。すなわち、図37(1)とは反
対に、表面用CCD111aによって走査された表面画
像に対して“B”というコードが設定され、裏面用CC
D111bによって走査された裏面画像に対して“A”
というコードが設定されている。
【0521】さらに、図38は、本実施例における表裏
画像交換動作を示すフローチャートである。
【0522】なお、その他の要素は、上記従来例と同様
であり、同一の構成については、同一符号を付してあ
る。
【0523】次に、本実施例における装置の起動につい
て説明する。
【0524】まず操作者が、電源スイッチを投入する
と、CPU10はROM11に記録されたプログラムに
従って、RAMのチェック、内部パラメータの初期化、
各インターフェース回路の初期化、液晶ディスプレイの
クリアを行なった後、操作者のキーボードの操作待ちと
なる。
【0525】次に、画像読み取り動作について説明す
る。
【0526】画像情報を記録する際には、原稿1を図9
に示したように原稿台2に積載し、キーボード7などに
よって記録動作指示を与えると原稿の搬送が開始され
る。
【0527】初めに、送りローラ102が矢印方向に回
転し原稿を分離部へ送る。分離部は給紙ローラ103お
よび分離ローラ104から成りそれぞれ反時計方向に回
転しており、原稿の表層部(最上位の原稿)は先に送ら
れ、それ以下のものについては、給紙ローラ103と分
離ローラ104の隙間および分離ローラ104との摩擦
力により残される。
【0528】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは照明ランプ1
06に照明された原稿の画像情報がミラー107〜10
9を経てレンズ110により縮小されCCD111に読
み取られる。なお、本実施例装置は、両面同時に読み取
り可能な構成となっている。
【0529】読み取りが終了した原稿は、排紙ローラ1
12により排紙トレイ113に積載されていく。
【0530】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると、終了する。
【0531】駆動系19は、上記した原稿センサ120
および図示しないモータとを有し、上記した搬送はCP
U10が駆動系インターフェース18を介して駆動系1
9を制御することによって行われる。
【0532】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0533】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1本分のデータを次段へ通すと、内部のスイッチ
ング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bから主
走査1本分の画像データを次段へ通す機能を有してい
る。
【0534】このようにして、表裏の画像データは主走
査の単位で直列化され、次段の圧縮部へと送られる。
【0535】以上は、両面読み取りについての説明であ
るが、ここでCPU10の指示により、合成部36に対
して片面読み取りに指示されている場合は、上述したス
イッチングは行なわれず、常に表面用CCD111aか
らの画像データが次段に送られることになる。
【0536】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路33に
よって1/0のデータに変換される。
【0537】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた後、圧
縮データバッファ33aあるいは33bのいずれかに格
納される。
【0538】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
がディスプレイ32上の描画されるように構成されてお
り、上記のようにしてグラフィックRAM13上に格納
された2値画像データは、ディスプレイ32に表示され
ることとなる。
【0539】また、圧縮データバッファ33aあるいは
33bに格納された圧縮画像データは、ディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに書き込まれる。
【0540】次に、画像記録時における内部動作につい
て説明する。
【0541】まず、実際の原稿画像の記録に先立ち、画
像インデックス、すなわち今後記録しようとする原稿に
関連のある象徴画像を予め光磁気ディスク35に記録す
る。この動作は前述した原稿画像の記録と同様に行わ
れ、1つのインデックス画像の記録毎に、例えば図12
に示す「部品」の文字画像を含むインデックス画像は、
以降、左上に表示されるようにという旨をファンクショ
ンキー34を用いて指定する。
【0542】ここで、図12においては、ファンクショ
ンキーは横方向に一列に配されているが、例えば最も左
のファンクションキー(“1”の文字が付されているも
の)を2回押すことにより、左の上から2番目の位置の
指定ができるように構成されている。
【0543】このようにして複数の画像インデックスが
記録されると、光磁気ディスク35上には図14に示し
たようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0544】次に、原稿画像の記録の際には、まず実際
の原稿の記録動作に先立って、図13に示す表示がなさ
れる。ここで、操作者は、これから記録しようとする原
稿に関係のあるインデックス画像をファンクションキー
34を用いて選択する。
【0545】例えば、部品の図面を記録しようとした場
合は、aとeのインデックス画像を選択する。
【0546】ここで、aとeのインデックス画像を選択
したことにより、図14に示したような選択されたイン
デックス画像に対応するビット位置に“1”が立った画
像インデックスパターンが生成される。
【0547】あるいは、図13のg、hの欄にキーボー
ド7から、これから記録しようとする原稿のキーワー
ド、あるいはキーNo.と称する、後の検索の手だてと
なる番号を入力することも可能である。
【0548】このような、画像インデックスパターン、
あるいはキーワード、あるいはキーNo.の入力がされ
た後に、前述した実際の記録動作が行われる。
【0549】このようにして、文書の記録が終了した時
点では、光磁気ディスク35上に存在する、図15に示
した文書管理ファイルに、その時に記録した文書のレコ
ードが生成されている。
【0550】例えば、上記の「部品図面」の例では、図
15の2段目に、上記画像インデックスパターンである
ところの[100010...]、キーワードであると
ころの“部品図面”、キーNo.であるところの“15
0”などが含まれたレコードが生成されている。
【0551】その他にも、計時ユニット15より得られ
た、作成日時(記録日時)、総ページ数などが記されて
いる。
【0552】記録された文書の各々のページに関する情
報は、図16のページ管理ファイルに記されることとな
るが、上記文書管理ファイルの中の“ページファイルポ
インタ”は、このページ管理ファイルの何レコード目
が、その時記録した文書の最初のページに関するもので
あるかを意味する。
【0553】ページ管理ファイルのレコードには、表裏
モードと呼ばれるフィールドが存在し、CCD111a
とCCD111bの両方によって読み取られ、合成部3
6によって合成された画像に対しては、“両面画像”で
あることを示すコードが記録され、またCCD111a
によって読み取られた画像に対しては、“片面画像”で
あることを示すコードが記録される。
【0554】ここで、本例においては、光磁気ディスク
上の画像データ、すなわち前述した圧縮画像データのデ
ィスク上の位置は、図17に示したnodeテーブルを
光磁気ディスク35上に保有することによって管理され
ている。
【0555】また、FATエントリについては、上記第
1実施例の説明(図17〜図20)と共通であるので、
説明は省略する。
【0556】次に、本実施例の特徴となる両面画像情報
の交換について説明する。
【0557】図38は、画像情報を交換する場合の動作
を示すフローチャートである。
【0558】まず、操作者がキーボード7、ファンクシ
ョンキー34等の入力手段を用いて、CPU10に既登
録画像のファイル名の表示を指示すると、CPU10は
光磁気ディスク35上の文書管理ファイルを調べ、文書
名の一覧をディスプレイ32上に表示する(S90
1)。
【0559】ここで操作者は、この一覧を見ながらキー
ボード7等の入力手段を用いて表裏の交換を行いたいペ
ージを含む文書を指定する(S902)。
【0560】すると、CPU10は、指定された上記文
書に含まれる当該ページの画像データを1ページずつデ
ィスプレイ32上に表示する(S903)。
【0561】そして、両面属性をもつ目的のページが表
示されたら、操作者はキーボード7等の入力手段を用い
て、CPU10に表裏の交換を指示する(S904)。
【0562】なお、このとき操作者は、交換されたペー
ジを登録する文書に、そのページを含んでいた元の文書
とは異なる文書を指定することもできる。
【0563】次に、CPU10は、上記図37(1)
(2)に示すように、画像ヘッダ801上の管理情報を
変更することによって表裏の交換を行う。
【0564】まず、CPU10は、ROM11h上のプ
ログラムにしたがって、表裏交換を指示された当該ペー
ジに対応する画像ヘッダ上に書き込まれている表面、裏
面を示す画像コードを読み出す(S905)。
【0565】次に、図37(2)に示すように、表面側
に書き込まれていた画像コードを裏面側に書き込み、裏
面側に書き込まれていた画像コードを表面側に書き込む
(S906)。
【0566】以上のようにして、光磁気ディスク上の両
面画像の交換が行われる。
【0567】次に、画像情報の検索、表示および印刷に
ついて説明する。
【0568】検索時には、図13と同様な表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。あるいは、キ
ーワードまたはキーNo.を図13のg、hの領域にキ
ーボード7より入力する。
【0569】次いで、CPU10は、文書管理ファイル
を1レコードずつ調べ、選択あるいは入力された画像イ
ンデックスパターン、あるいはキーワード、あるいはキ
ーNo.に一致するレコードを選択する。
【0570】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図13の「部品」の文字画像を含むaの画像イン
デックスのみであった場合、「図面」の文字画像を含む
画像インデックスは選択されていないので、画像インデ
ックスパターンは図14のものとは異なり、eに対応す
るビットは0である。
【0571】しかしながら、図15の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に入力された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するので、上記の例
では、図15の1番上の「部品カタログ」、および2番
目の「部品図面」、および4番目の「部品図面」が選択
されることとなる。
【0572】ここで、キーNo.として“150”が入
力されていれば、当然、2番目の「部品図面」のみが選
択され、また、キーワードとして「部品図面」が入力さ
れたのであれば、2番目の「部品図面」と、4番目の
「部品図面」が選択されることとなる。
【0573】このように、複数の文書が検索された場合
は、それらのうちのいずれかを、再度、操作者がキーボ
ード7を用いて選択することとなる。
【0574】最終的にひとつの文書が選択されると、そ
の文書を示す文書管理ファイル上のレコードに書き込ま
れた、該文書の第1ページのページファイルポインタが
指すページに対応するページ管理ファイル上のレコード
が特定される。
【0575】CPU10は、このページ管理ファイルの
レコードを調べ、node番号で指されたnodeテー
ブルのFATエントリを得る。ここで得られたFATエ
ントリから、図20のFATをたどることにより、論理
アドレス列を得て、ディスクドライブ115より順次圧
縮画像データを読み出すことができる。
【0576】画像データ読み出し時には、さらに画像ヘ
ッダの表面レコード811と裏面レコード812を参照
し、それぞれが示す実画像データ“A”または“B”を
それぞれ表面、裏面として出力する。
【0577】ここで、当該ページが交換されたものであ
り、表裏モードに両面画像であることを示すコードが記
録されていれば、当該画像は両面画像として、交換前と
は表裏が反転した状態で参照されるようになる。
【0578】したがって、図37(2)に示すように、
表面レコードに“B”、裏面レコードに“A”が書き込
まれていれば、“B”を表面、“A”を裏面とする両面
画像として読み出されることになる。
【0579】上記の手順で光磁気ディスク35上の所望
する圧縮画像データの特定が行われた後、CPU10が
ディスクインターフェース27を制御することにより、
光磁気ディスクドライブ115より圧縮画像データが読
み出される。
【0580】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26は、ディス
クインターフェース27からの圧縮画像データを伸長部
25へと送るように機能する状態となっている。
【0581】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記録の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0582】このようにして光磁気ディスク35上の圧
縮画像データの表示がなされる。
【0583】また、画像のプリントを得る際には、上述
の画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0584】本実施例では、画像データを物理的に交換
することなく、表裏の管理情報のみの変更によって画像
データを論理的に交換しているために、大きなデータの
処理を伴わず、迅速に動作を終了することができる。
【0585】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、両面画像として記録した画像情報を2つの片
面画像として分割し、独立に管理することができるよう
にしたことから、両面画像を片面単位で異なるファイル
や異なるディスク等に登録でき、分類作業が極めて容易
になる効果がある。
【0586】特に、一葉の両面に全く異なる分類を施し
たい画像をもつ書類の分類において、大きな効果を発揮
することができる。また、両面画像の片面のみの消去を
行うことが可能となる。そして、不要な片面を消去する
ことにより、記憶媒体の容量を節約できるとともに、検
索時にも、よけいな画像が表示されることなく、検索時
における操作性の向上を図ることができる。
【0587】また、片面単位で画像の加工を行うことも
可能となり、さらに、元の文書を破棄してしまった後
に、上記分割の必要が生じた場合でも、画像情報を一旦
印刷し再度読み取る必要がなく、画像の鮮明度を保った
ままでの分割を行うことができる。
【0588】本発明の請求項2によれば、2つの片面画
像として記録した画像情報を1つの両面画像として統合
し、一葉の表裏画像として管理することができるように
したことから、相互に関連のある片面画像を一葉にまと
めて管理する上での分類、検索作業が極めて容易になる
効果がある。
【0589】また、元の書類が両面画像であって読取り
時に片面画像として記憶されてしまった場合でも、元の
書類を再度読み取らなくても、この書類を両面画像とし
て管理することが可能になり、再度にわたる読み取りの
複雑な操作を回避することができる。
【0590】さらに、両面スキャナで読み取ることので
きない、あるいは困難な書類、大判の書類等で片面毎に
読み取った画像データを、読み取り、記憶後に両面画像
として統合することができる。また、両面に画像の描か
れた文書を片面画像として記録してある場合、元の文書
を破棄してしまった後に、上記統合の必要が生じた場合
でも、2つの片面画像の統合ができるようになった。
【0591】本発明の請求項3によれば、既に記憶され
た両面画像の表面と裏面の管理情報と、それに対応する
実画像の関係を交換して取り扱う手段を有することによ
り、原稿の裏表を間違えて画像の読み取りを行った場合
でも、原稿の再読み取りを経ることなく、後から容易に
裏表の交換を行うことが可能になる。したがって、操作
者は、原稿の表裏をそれほど意識することなく、画像の
読み取りを行うことができる。
【0592】また、元の文書を破棄してしまった後で
も、上記表示交換を行うことが可能になり、画像データ
の分類、検索等が極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路構成を示すブロック
図である。
【図2】上記第1実施例における画像分割前と分割後の
ページ管理ファイルを示す説明図である。
【図3】上記第1実施例における画像分割動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の回路構成を示すブロック
図である。
【図5】上記第2実施例におけるページ管理ファイルを
示す説明図である。
【図6】上記第2実施例で扱う画像の一例を示す説明図
である。
【図7】上記第2実施例における画像分割前と分割後の
ページ管理ファイルを示す説明図である。
【図8】上記第2実施例における画像分割動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】従来の画像情報処理装置の外観を示す斜視図で
ある。
【図10】従来の画像情報処理装置の内部構造を示す断
面図である。
【図11】従来の画像情報処理装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図12】従来の画像情報処理装置におけるインデック
ス画像の登録時の表示例を示す正面図である。
【図13】従来の画像情報処理装置における原稿画像の
記録時の表示例を示す正面図である。
【図14】従来の画像情報処理装置におけるインデック
ス画像データファイルを示すブロック図である。
【図15】従来の画像情報処理装置における文書管理フ
ァイルを示す説明図である。
【図16】従来の画像情報処理装置におけるページ管理
ファイルを示す説明図である。
【図17】従来の画像情報処理装置におけるnodeテ
ーブルを示す説明図である。
【図18】従来の画像情報処理装置における光磁気ディ
スクの媒体内部の格納領域を示す説明図である。
【図19】従来の画像情報処理装置におけるアドレスを
示す説明図である。
【図20】従来の画像情報処理装置における管理テーブ
ルを示す説明図である。
【図21】本発明の第3実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図22】上記第3実施例におけるページ管理ファイル
を示す説明図である。
【図23】上記第3実施例における画像分割前と分割後
のページ管理ファイルを示す説明図である。
【図24】上記第3実施例における画像分割動作を示す
フローチャートである。
【図25】本発明の第4実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図26】上記第4実施例における画像統合前と統合後
のページ管理ファイルを示す説明図である。
【図27】上記第4実施例における画像統合動作を示す
フローチャートである。
【図28】本発明の第5実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図29】上記第5実施例における画像統合前と統合後
のページ管理ファイルを示す説明図である。
【図30】上記第5実施例における画像統合動作を示す
フローチャートである。
【図31】本発明の第6実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図32】上記第6実施例における画像交換動作を示す
フローチャートである。
【図33】本発明の第7実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図34】上記第7実施例における画像交換前と交換後
のページ管理ファイルを示す説明図である。
【図35】上記第7実施例における画像交換動作を示す
フローチャートである。
【図36】本発明の第8実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図37】上記第8実施例で扱う画像データの一例を示
す説明図である。
【図38】上記第8実施例における画像交換動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
7…キーボード、 10…CPU、 11…ROM、 11a〜11c…画像分割プログラムROM、 11d、11e…画像統合プログラムROM、 11f〜11h…画像交換プログラムROM、 12…RAM、 13、13a〜13c…グラフィックRAM、 14…テキストRAM、 15…時計ユニット、 19…駆動系、 24…圧縮部、 25…伸長部、 30…出力データフローコントローラ、 31…LBP、 32…ディスプレイ、 33a、33b…圧縮データバッファ、 34…ファンクションキー、 35…光磁気ディスク、 36…合成部、 111a…表面用CCD、 111b…裏面用CCD。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像情報を読み取る読取手段
    と、読み取った画像情報を記憶する記憶手段と、画像情
    報を出力する出力手段と、これらの制御を行う制御手段
    とを有する画像情報処理装置において、 片面/両面画像の検索、表示、印刷等を行うための管理
    情報と実画像情報との対応関係を変更することにより、
    既に記憶された両面画像の表裏を独立した2つの片面画
    像として取り扱う手段を有することを特徴とする画像情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿から画像情報を読み取る読取手段
    と、読み取った画像情報を記憶する記憶手段と、画像情
    報を出力する出力手段と、これらの制御を行う制御手段
    とを有し、一葉の原稿の両面の画像を1単位の画像情報
    として取り扱う手段を有する画像情報処理装置におい
    て、 片面/両面画像の検索、表示、印刷等を行うための管理
    情報と実画像情報との対応関係を変更することにより、
    既に記憶された2つの片面画像を統合して1つの両面画
    像の表裏画像として取り扱う手段を有することを特徴と
    する画像情報処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿から画像情報を読み取る読取手段
    と、読み取った画像情報を記憶する記憶手段と、画像情
    報を出力する出力手段と、これらの制御を行う制御手段
    とを有し、一葉の原稿の両面の画像を1単位の画像情報
    として取り扱う手段を有する画像情報処理装置におい
    て、 片面/両面画像の検索、表示、印刷等を行うための管理
    情報と実画像情報との対応関係を変更することにより、
    既に記憶された両面画像の表面と裏面の管理情報とそれ
    に対応する実画像の関係を交換して取り扱う手段を有す
    ることを特徴とする画像情報処理装置。
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