JPH0972472A - スイベルホース継手 - Google Patents
スイベルホース継手Info
- Publication number
- JPH0972472A JPH0972472A JP7229426A JP22942695A JPH0972472A JP H0972472 A JPH0972472 A JP H0972472A JP 7229426 A JP7229426 A JP 7229426A JP 22942695 A JP22942695 A JP 22942695A JP H0972472 A JPH0972472 A JP H0972472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- ring
- pipe
- male screw
- nipple
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/08—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 ナットの雄ねじ部が平行雄ねじで、かつＯ−
リングで雌ねじ接続口側への螺合結着と密封保持させる
場合でも、締め付け過ぎによりナットが強度不足になっ
て破損することがなく、しかもコンパクトで安定した気
密性を確保できるスイベルホース継手を提供する。 【解決手段】 一端外周に平行雄ねじ２２とＯ−リング
２１収納用の周溝３３を有し、かつ先端面部にテーパ部
３６を設けると共に、他端内周にＯ−リング２３収納用
のＯ−リング溝３５を有するナット２０に対し、一端外
周部をニップル２８の一端内周部に嵌入固定したパイプ
２４の他端外周部を嵌合の上、その他端外周部の先端部
を上記テーパ部３６に当接して拡管する。
リングで雌ねじ接続口側への螺合結着と密封保持させる
場合でも、締め付け過ぎによりナットが強度不足になっ
て破損することがなく、しかもコンパクトで安定した気
密性を確保できるスイベルホース継手を提供する。 【解決手段】 一端外周に平行雄ねじ２２とＯ−リング
２１収納用の周溝３３を有し、かつ先端面部にテーパ部
３６を設けると共に、他端内周にＯ−リング２３収納用
のＯ−リング溝３５を有するナット２０に対し、一端外
周部をニップル２８の一端内周部に嵌入固定したパイプ
２４の他端外周部を嵌合の上、その他端外周部の先端部
を上記テーパ部３６に当接して拡管する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機器等に対
し、ゴムホースや合成樹脂ホースを容易に接続するため
のスイベルホース継手に関する。
し、ゴムホースや合成樹脂ホースを容易に接続するため
のスイベルホース継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴムホースや合成樹脂ホースを各
種機器等に接続する場合、雄ねじを備えた接続金具をそ
のホースの一端に固定し、その接続金具の雄ねじを機器
側のマニホールド等の接続口の雌ねじに螺合する方式が
通常とられている。このような方式でホースの一端に固
定した接続金具を機器側の接続口に螺合するために接続
金具を回転させると、必然的に接続金具と一体のホース
も回転し、ホースは捩られた状態で配管され、早期に破
損するという問題があった。
種機器等に接続する場合、雄ねじを備えた接続金具をそ
のホースの一端に固定し、その接続金具の雄ねじを機器
側のマニホールド等の接続口の雌ねじに螺合する方式が
通常とられている。このような方式でホースの一端に固
定した接続金具を機器側の接続口に螺合するために接続
金具を回転させると、必然的に接続金具と一体のホース
も回転し、ホースは捩られた状態で配管され、早期に破
損するという問題があった。
【０００３】そこで、図２に示すごとく、接続時にホー
スを捩らずに簡単に接続できる簡易スイベルホース継手
に関する実開平５−８６０８７の考案がなされている。
しかしながら、上記従来例のスイベルホース継手のニッ
プル６は、一端側外周に環状凸部７を、そして他端側に
ホース嵌合部８を有し、ナット９は一端外周に雄ねじ１
１を有すると共に、その内周一端には、ニップル６の環
状凸部７が嵌合できるように拡径部１０が設けてある。
スを捩らずに簡単に接続できる簡易スイベルホース継手
に関する実開平５−８６０８７の考案がなされている。
しかしながら、上記従来例のスイベルホース継手のニッ
プル６は、一端側外周に環状凸部７を、そして他端側に
ホース嵌合部８を有し、ナット９は一端外周に雄ねじ１
１を有すると共に、その内周一端には、ニップル６の環
状凸部７が嵌合できるように拡径部１０が設けてある。
【０００４】また、ニップル６の環状凸部７の外周に設
けた周溝にはＯ−リング１２が収納されており、Ｏ−リ
ング１２を収納したニップル６の環状凸部７は、ナット
９の拡径部１０内に嵌合され、ナット９の他端側のニッ
プル６には係止部材１５を嵌合してナット９の他端方向
への動きを規制している。したがってナット９はその場
で周方向に回転可能になっている。
けた周溝にはＯ−リング１２が収納されており、Ｏ−リ
ング１２を収納したニップル６の環状凸部７は、ナット
９の拡径部１０内に嵌合され、ナット９の他端側のニッ
プル６には係止部材１５を嵌合してナット９の他端方向
への動きを規制している。したがってナット９はその場
で周方向に回転可能になっている。
【０００５】また係止部材１５を取り外し、ナット９を
ニップル６の他端側に移動することにより、Ｏ−リング
１２の交換ができるようになっている。しかしながら、
図３に示すごとく、ナット９の雄ねじ１１とＯ−リング
１３で雌ねじ接続口側への螺合結着と密封保持をさせる
ナット９においては、ナット９の雄ねじ１１を、矢印側
に締め付け時に、締め付け過ぎると、Ｏ−リング１３を
収納している周溝１４の部分の肉厚がニップル６の環状
凸部形成のための段を設けたために、薄くなっているた
め、締め付け力が作用すると周溝１４に変形破損を発生
し、安定したシール性が保持できないと共に、変形、破
損を防止するためには螺合結着させる時の締め付け力管
理を行うか、ナット９の雄ねじ１１の肉厚を大きくし、
周溝１４の部分の肉厚を厚くする必要があり、制作費の
増加と作業効率の低下をもたらすと共に、ナット９が大
きくなるなどの問題があった。
ニップル６の他端側に移動することにより、Ｏ−リング
１２の交換ができるようになっている。しかしながら、
図３に示すごとく、ナット９の雄ねじ１１とＯ−リング
１３で雌ねじ接続口側への螺合結着と密封保持をさせる
ナット９においては、ナット９の雄ねじ１１を、矢印側
に締め付け時に、締め付け過ぎると、Ｏ−リング１３を
収納している周溝１４の部分の肉厚がニップル６の環状
凸部形成のための段を設けたために、薄くなっているた
め、締め付け力が作用すると周溝１４に変形破損を発生
し、安定したシール性が保持できないと共に、変形、破
損を防止するためには螺合結着させる時の締め付け力管
理を行うか、ナット９の雄ねじ１１の肉厚を大きくし、
周溝１４の部分の肉厚を厚くする必要があり、制作費の
増加と作業効率の低下をもたらすと共に、ナット９が大
きくなるなどの問題があった。
【０００６】
【発明が解決しようとるす課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するためになされたものであり、ナットの
雄ねじとＯ−リングで雌ねじ接続口側への螺合結着と密
封保持をさせるようにした場合においても、締め付け過
ぎによりナットが強度不足になることによる破損などの
発生がなく、しかもコンパクトで安定した気密性を確保
できるスイベルホース継手を提供することを目的してい
る。
問題点を解決するためになされたものであり、ナットの
雄ねじとＯ−リングで雌ねじ接続口側への螺合結着と密
封保持をさせるようにした場合においても、締め付け過
ぎによりナットが強度不足になることによる破損などの
発生がなく、しかもコンパクトで安定した気密性を確保
できるスイベルホース継手を提供することを目的してい
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のスイベルホース継手は、一端外周にねじを
有し、その他端内周にＯ−リングを収納するＯ−リング
溝を有するナットを、一端をニップルに固定したパイプ
の他端からパイプに嵌合の上、そのパイプの他端の先端
部を上記ナットの先端面部に当接するように拡管するこ
とを特徴としたものである。
め、本発明のスイベルホース継手は、一端外周にねじを
有し、その他端内周にＯ−リングを収納するＯ−リング
溝を有するナットを、一端をニップルに固定したパイプ
の他端からパイプに嵌合の上、そのパイプの他端の先端
部を上記ナットの先端面部に当接するように拡管するこ
とを特徴としたものである。
【０００８】上記の構成からなるスイベルホース継手に
よれば、ナットに嵌入しているパイプの先端部を拡管す
ることにより、ナットの軸方向への移動を防止し、軸方
向に離脱不能となっており、ナットの強化と捩り強度の
向上とコンパクト化をはかることができる。
よれば、ナットに嵌入しているパイプの先端部を拡管す
ることにより、ナットの軸方向への移動を防止し、軸方
向に離脱不能となっており、ナットの強化と捩り強度の
向上とコンパクト化をはかることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明するが、図１はその一実施形態に係るスイベ
ルホース継手の上半分を断面で示す側面図である。まず
この継手は、ホース２５を嵌合して圧着固定したニップ
ル２８の一端部に、パイプ２４を嵌入固定し、そのパイ
プ２４にナット２０を嵌合させた構成からなる。
形態を説明するが、図１はその一実施形態に係るスイベ
ルホース継手の上半分を断面で示す側面図である。まず
この継手は、ホース２５を嵌合して圧着固定したニップ
ル２８の一端部に、パイプ２４を嵌入固定し、そのパイ
プ２４にナット２０を嵌合させた構成からなる。
【００１０】次に、このナット２０の一端外周には平行
雄ねじ２２とＯ−リング２１を収納する周溝３３を有し
ており、またナット２０の他端内周にはＯ−リング２３
を収納するＯ−リング溝３５を有しており、さらにこの
ナット２０の一端外周の先端面部にはテーパ部３６が設
けられている。一方、ニップル２８の一端内周部にはパ
イプ２４の一端が嵌入され、ロー付け等により固定され
ている。
雄ねじ２２とＯ−リング２１を収納する周溝３３を有し
ており、またナット２０の他端内周にはＯ−リング２３
を収納するＯ−リング溝３５を有しており、さらにこの
ナット２０の一端外周の先端面部にはテーパ部３６が設
けられている。一方、ニップル２８の一端内周部にはパ
イプ２４の一端が嵌入され、ロー付け等により固定され
ている。
【００１１】パイプ２４の肉厚は、ナット２０の嵌合側
を薄くし、嵌合部以外を厚くすることによりその段差の
ところでナット２０が止まるようにでき、それ以上は図
１で右側に移動するのを規制している。ナット２０をパ
イプ２４に嵌合した状態でパイプ２４の左側は少し外側
に突出する状態になるので、その部分を図示のごとく拡
管するとその部分でナット２０の左側への移動を規制す
るのである。
を薄くし、嵌合部以外を厚くすることによりその段差の
ところでナット２０が止まるようにでき、それ以上は図
１で右側に移動するのを規制している。ナット２０をパ
イプ２４に嵌合した状態でパイプ２４の左側は少し外側
に突出する状態になるので、その部分を図示のごとく拡
管するとその部分でナット２０の左側への移動を規制す
るのである。
【００１２】以上のごとく構成された本発明のスイベル
ホース継手においては、パイプ２４の先端部の拡管と、
図示右側の段差とによりナット２０を回転させても、ナ
ット２０の先端面部がパイプの拡管部３６に当接し、ナ
ット２０が軸方向に離脱不能であり、しかもナット２０
はその周方向に回転自在であり、このナット２０を回動
させることにより、ナット２０と一緒にパイプ２４、ニ
ップル２８、ホース２５が共に軸方向（図面左側）に移
動して機器側接続口の図示していない雌ねじに螺合する
ことができる。その間、パイプ２４はニップル２８及び
ホース２５と共に回動せず、ホース２５は捩られること
がない。
ホース継手においては、パイプ２４の先端部の拡管と、
図示右側の段差とによりナット２０を回転させても、ナ
ット２０の先端面部がパイプの拡管部３６に当接し、ナ
ット２０が軸方向に離脱不能であり、しかもナット２０
はその周方向に回転自在であり、このナット２０を回動
させることにより、ナット２０と一緒にパイプ２４、ニ
ップル２８、ホース２５が共に軸方向（図面左側）に移
動して機器側接続口の図示していない雌ねじに螺合する
ことができる。その間、パイプ２４はニップル２８及び
ホース２５と共に回動せず、ホース２５は捩られること
がない。
【００１３】なお、図１において、ニップル２８の他端
側はホース２５と一緒にソケット２６の加締めにより圧
着固定され、耐圧保持及び内部流体の気密保持が可能に
なっている。
側はホース２５と一緒にソケット２６の加締めにより圧
着固定され、耐圧保持及び内部流体の気密保持が可能に
なっている。
【００１４】
【発明の効果】以上に説明した本発明のスイベルホース
継手によれば、パイプの端部を拡管してナットの移動を
防止した結果、ナットのねじ部の内周側位置に、ナット
の移動防止のための凹凸を設ける必要がないから、ナッ
トが嵌合している部分のパイプの厚さは一定であり、ナ
ットに段差が生じるようなことがなくなるからナットの
締付に対する肉厚が薄い事による破損も発生しないとい
う効果を有する。
継手によれば、パイプの端部を拡管してナットの移動を
防止した結果、ナットのねじ部の内周側位置に、ナット
の移動防止のための凹凸を設ける必要がないから、ナッ
トが嵌合している部分のパイプの厚さは一定であり、ナ
ットに段差が生じるようなことがなくなるからナットの
締付に対する肉厚が薄い事による破損も発生しないとい
う効果を有する。
【００１５】その結果、ナットの周溝の部分の捩り強度
が向上し、締め付け力の管理が不要となり、従来のごと
くナットの強度不足による破損などの発生がなく、しか
もコンパクト化がはかれることになり、安定した気密性
を確保できるスイベルホース継手が得られることにな
る。
が向上し、締め付け力の管理が不要となり、従来のごと
くナットの強度不足による破損などの発生がなく、しか
もコンパクト化がはかれることになり、安定した気密性
を確保できるスイベルホース継手が得られることにな
る。
【図１】本発明のスイベルホース継手の一実施形態に係
る上半分を断面で示す側面図である。
る上半分を断面で示す側面図である。
【図２】従来例における簡易スイベルホース継手の上半
分を断面で示す側面図である。
分を断面で示す側面図である。
【図３】他の従来例における簡易スイベルホース継手の
上半分を断面で示す側面図である。
上半分を断面で示す側面図である。
２０ ナット ２１ Ｏ−
リング ２２ ねじ ２３ Ｏ−
リング ２４ パイプ ２８ ニッ
プル ３３ 周溝 ３５ Ｏ−
リング溝
リング ２２ ねじ ２３ Ｏ−
リング ２４ パイプ ２８ ニッ
プル ３３ 周溝 ３５ Ｏ−
リング溝
Claims (1)
- 【請求項１】 一端外周にねじを有し、その他端内周に
Ｏ−リングを収納するＯ−リング溝を有するナットを、
一端をニップルに固定したパイプの他端からパイプに嵌
合の上、そのパイプの他端の先端部を上記ナットの先端
面部に当接するように拡管したスイベルホース継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229426A JPH0972472A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | スイベルホース継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229426A JPH0972472A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | スイベルホース継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972472A true JPH0972472A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16892048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7229426A Pending JPH0972472A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | スイベルホース継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0972472A (ja) |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP7229426A patent/JPH0972472A/ja active Pending
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