JPH0971212A - 側部用エアバッグ装置 - Google Patents
側部用エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH0971212A JPH0971212A JP7231261A JP23126195A JPH0971212A JP H0971212 A JPH0971212 A JP H0971212A JP 7231261 A JP7231261 A JP 7231261A JP 23126195 A JP23126195 A JP 23126195A JP H0971212 A JPH0971212 A JP H0971212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- seat
- air bag
- sewn
- sewing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/207—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケース開口を覆う表装材とシートを覆う表装
材との縫合部をエアバッグ展開時に迅速に破断できる側
部用エアバッグ装置を提供すること。 【解決手段】 エアバッグケース開口部３ａを被覆する
エアバッグケース側表装材５とシート側表装材６との縫
合部７をエアバッグ２の所定の展開圧力で開裂させるエ
アバッグ装置において、縫合部７のシート側表装材６と
固定部材９とに亘らせて、エアバッグ展開時にシート側
表装材６の伸びを抑制する帯状体１０をその縫合部一側
にエアバッグの展開圧力が集中してこの部分より迅速に
開裂されるように縫合部７の縫線に対して斜めに配設し
たものとする。
材との縫合部をエアバッグ展開時に迅速に破断できる側
部用エアバッグ装置を提供すること。 【解決手段】 エアバッグケース開口部３ａを被覆する
エアバッグケース側表装材５とシート側表装材６との縫
合部７をエアバッグ２の所定の展開圧力で開裂させるエ
アバッグ装置において、縫合部７のシート側表装材６と
固定部材９とに亘らせて、エアバッグ展開時にシート側
表装材６の伸びを抑制する帯状体１０をその縫合部一側
にエアバッグの展開圧力が集中してこの部分より迅速に
開裂されるように縫合部７の縫線に対して斜めに配設し
たものとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は衝突時に乗員を側部
から保護する側部用エアバッグ装置に関するものであ
る。
から保護する側部用エアバッグ装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】エアバッグ装置は、車両の衝突時にエア
バッグを膨張させて乗員を拘束する装置であり、一般に
ガス発生器であるインフレータと、インフレータのガス
により膨張するエアバッグと、これらエアバッグとイン
フレータを収納するエアバッグケースとを備えている。
バッグを膨張させて乗員を拘束する装置であり、一般に
ガス発生器であるインフレータと、インフレータのガス
により膨張するエアバッグと、これらエアバッグとイン
フレータを収納するエアバッグケースとを備えている。
【０００３】上記エアバッグ装置は乗員を前方から拘束
するものに限らず、近年では特開平６−６４４９１号公
報に示されるように、側方から拘束するものも開発され
ている。かかる側部用エアバッグ装置は、例えばシート
の背もたれのドア側等にエアバッグモジュールを埋設
し、エアバッグケース開口部の近傍で、このエアバッグ
ケース開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆する
表装材とを縫合し、この縫合部をエアバッグの所定の展
開圧力で破断することにより開裂せしめ、この開裂した
隙間から上記エアバッグを展開させている。
するものに限らず、近年では特開平６−６４４９１号公
報に示されるように、側方から拘束するものも開発され
ている。かかる側部用エアバッグ装置は、例えばシート
の背もたれのドア側等にエアバッグモジュールを埋設
し、エアバッグケース開口部の近傍で、このエアバッグ
ケース開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆する
表装材とを縫合し、この縫合部をエアバッグの所定の展
開圧力で破断することにより開裂せしめ、この開裂した
隙間から上記エアバッグを展開させている。
【０００４】ところで、上記縫合部の破断は、主に表装
材の伸びと縫製糸の伸びの違いにより、表装材のミシン
目が破断するタイプと、縫製糸が破断するタイプとがあ
る。
材の伸びと縫製糸の伸びの違いにより、表装材のミシン
目が破断するタイプと、縫製糸が破断するタイプとがあ
る。
【０００５】前者のタイプは例えば塩ビレザーと裏打ち
材からなる複合表装材に多く用いられ、後者のタイプは
例えばファブリック材（起毛材、モケット）にポリウレ
タンフォームシート材を裏打ちした複合表装材に多く用
いられている。
材からなる複合表装材に多く用いられ、後者のタイプは
例えばファブリック材（起毛材、モケット）にポリウレ
タンフォームシート材を裏打ちした複合表装材に多く用
いられている。
【０００６】しかしながら、上記表装材のミシン目を破
断する場合は、縫製糸の強度が表装材のミシン目間の強
度より強くなければならず、また、縫製糸を破断する場
合は、逆に表装材の強度の方が強くなければならないと
いう制約があり、しかも両者共に、表装材と縫製とに品
質と技術面で高度なバランスを必要とする。
断する場合は、縫製糸の強度が表装材のミシン目間の強
度より強くなければならず、また、縫製糸を破断する場
合は、逆に表装材の強度の方が強くなければならないと
いう制約があり、しかも両者共に、表装材と縫製とに品
質と技術面で高度なバランスを必要とする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のように
表皮材自身を破断させるのではなく、エアバッグケース
開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆する表装材
とを縫合する縫製糸の破断にきっかけを作る新規な構成
とすることにより、エアバッグの所定の展開圧力が帯状
体の縫合部一側に集中して作用しこの部分より迅速に開
裂させることができ、しかも、表装材と縫製糸との強度
のバランスも簡単にとれて生産性を大幅に向上させるこ
とができる側部用エアバッグ装置を提供することを目的
として完成されたものである。
表皮材自身を破断させるのではなく、エアバッグケース
開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆する表装材
とを縫合する縫製糸の破断にきっかけを作る新規な構成
とすることにより、エアバッグの所定の展開圧力が帯状
体の縫合部一側に集中して作用しこの部分より迅速に開
裂させることができ、しかも、表装材と縫製糸との強度
のバランスも簡単にとれて生産性を大幅に向上させるこ
とができる側部用エアバッグ装置を提供することを目的
として完成されたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の側部用エアバッグ装置は、車両の
シートの車室壁側にエアバッグ装置を埋設してなり、エ
アバッグケース開口部の近傍で、このエアバッグケース
開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆する表装材
とを縫合し、この縫合部の縫製糸をエアバッグの所定の
展開圧力で破断することにより上記縫合部を開裂せしめ
る側部用エアバッグ装置において、上記縫合部のシート
側表装材とシートフレーム等の固定部材とに亘らせて、
エアバッグ展開時に上記シート側表装材の伸びを抑制す
る帯状体を配設し、この帯状体の固定部材側端部をこの
固定部材に止着すると共に、上記帯状体の表装材側端部
を前記縫合部の縫製糸により上記シート側表装材に共縫
いし、且つ前記帯状体はその縫合部一側にエアバッグの
展開圧力が集中してこの部分より迅速に開裂されるよう
に縫合部の縫線に対して斜めに配設されたものとしたこ
とを特徴とするものである。
めになされた本発明の側部用エアバッグ装置は、車両の
シートの車室壁側にエアバッグ装置を埋設してなり、エ
アバッグケース開口部の近傍で、このエアバッグケース
開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆する表装材
とを縫合し、この縫合部の縫製糸をエアバッグの所定の
展開圧力で破断することにより上記縫合部を開裂せしめ
る側部用エアバッグ装置において、上記縫合部のシート
側表装材とシートフレーム等の固定部材とに亘らせて、
エアバッグ展開時に上記シート側表装材の伸びを抑制す
る帯状体を配設し、この帯状体の固定部材側端部をこの
固定部材に止着すると共に、上記帯状体の表装材側端部
を前記縫合部の縫製糸により上記シート側表装材に共縫
いし、且つ前記帯状体はその縫合部一側にエアバッグの
展開圧力が集中してこの部分より迅速に開裂されるよう
に縫合部の縫線に対して斜めに配設されたものとしたこ
とを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面に示すエアバッグ装
置は、インフレータ１とエアバッグ２とエアバッグケー
ス３とを備えてなり、図１、図２に示す如く、車両のシ
ート４の車室壁（図示せず）側にエアバッグ装置を埋設
して、図２に示すように緊急時に乗員と車室壁との間に
エアバッグを展開させるようになっている。
の好ましい実施の形態を示す。図面に示すエアバッグ装
置は、インフレータ１とエアバッグ２とエアバッグケー
ス３とを備えてなり、図１、図２に示す如く、車両のシ
ート４の車室壁（図示せず）側にエアバッグ装置を埋設
して、図２に示すように緊急時に乗員と車室壁との間に
エアバッグを展開させるようになっている。
【００１０】上記シート４に埋設されたエアバッグ装置
は、上記エアバッグケース３の開口部３ａの側方で図１
に示す如くこのエアバッグケース開口部３ａを被覆する
表装材５とシート表面を被覆する表装材６とを突き合わ
せて縫合し、この縫合部７の縫製糸８をエアバッグ２の
所定の展開圧力で破断することにより上記縫合部７を開
裂せしめてエアバッグ２を図１または図２の如く展開さ
せるようになっている。
は、上記エアバッグケース３の開口部３ａの側方で図１
に示す如くこのエアバッグケース開口部３ａを被覆する
表装材５とシート表面を被覆する表装材６とを突き合わ
せて縫合し、この縫合部７の縫製糸８をエアバッグ２の
所定の展開圧力で破断することにより上記縫合部７を開
裂せしめてエアバッグ２を図１または図２の如く展開さ
せるようになっている。
【００１１】そして、本発明においては、図１に示す如
く、上記縫合部７のシート側表装材６とシートフレーム
やエアバッグケース等の固定部材９とに亘らせて、エア
バッグ２の展開時に上記シート側表装材６の伸びを抑制
したうえ、エアバッグの展開圧力を集中させて縫合部を
迅速に開裂する帯状体１０を配設し、この帯状体１０の
固定部材側端部１０ｂをこの固定部材９に止着するとと
もに上記帯状体１０の表装材側端部１０ａを前記縫合部
７の縫製糸８により上記シート側表装材６に共縫いして
いる。
く、上記縫合部７のシート側表装材６とシートフレーム
やエアバッグケース等の固定部材９とに亘らせて、エア
バッグ２の展開時に上記シート側表装材６の伸びを抑制
したうえ、エアバッグの展開圧力を集中させて縫合部を
迅速に開裂する帯状体１０を配設し、この帯状体１０の
固定部材側端部１０ｂをこの固定部材９に止着するとと
もに上記帯状体１０の表装材側端部１０ａを前記縫合部
７の縫製糸８により上記シート側表装材６に共縫いして
いる。
【００１２】前記した帯状体１０はその縫合部一側にエ
アバッグの展開圧力が集中してこの部分より迅速に開裂
されるように、帯状体１０の長手方向である長軸線が縫
合部の縫線に対して直角ではなく斜めになるように配設
されたものとしてあり、この点に特徴を有する。
アバッグの展開圧力が集中してこの部分より迅速に開裂
されるように、帯状体１０の長手方向である長軸線が縫
合部の縫線に対して直角ではなく斜めになるように配設
されたものとしてあり、この点に特徴を有する。
【００１３】このように縫合部の縫線に対して斜めに前
記帯状体１０を配設する場合、図４に示されるように、
１本の帯状体１０を縫合部７の縫線に対して斜め下方に
向けて仰角が鋭角となるように配設するのを基本とする
が、その他、図５に示されるように、２本の帯状体１
０、１０をその一方が縫合部７の縫線に対して斜め下方
に向けて配設され、他方は縫合部７の縫線に対して斜め
上方に向けて配設してもよく、また、図６や図７に示さ
れるように、帯状体１０の表装材側端部１０ａを延長し
て屈曲した状態で縫線に沿って縫い付けてもよい。
記帯状体１０を配設する場合、図４に示されるように、
１本の帯状体１０を縫合部７の縫線に対して斜め下方に
向けて仰角が鋭角となるように配設するのを基本とする
が、その他、図５に示されるように、２本の帯状体１
０、１０をその一方が縫合部７の縫線に対して斜め下方
に向けて配設され、他方は縫合部７の縫線に対して斜め
上方に向けて配設してもよく、また、図６や図７に示さ
れるように、帯状体１０の表装材側端部１０ａを延長し
て屈曲した状態で縫線に沿って縫い付けてもよい。
【００１４】また、前記帯状体１０は図に示したよう
に、縫合部７の縫線に対して斜めに縫い付けて配設した
ものとする他、縫合部７の縫線に対して垂直に縫い付け
たものを固定部材側端部で、例えば斜め下方や斜め上方
で止着し斜めに配設したものとしてもよい。
に、縫合部７の縫線に対して斜めに縫い付けて配設した
ものとする他、縫合部７の縫線に対して垂直に縫い付け
たものを固定部材側端部で、例えば斜め下方や斜め上方
で止着し斜めに配設したものとしてもよい。
【００１５】一方、前記帯状体１０の固定部材側端部１
０ｂは、例えばブラケットとボルト等を介して、前記シ
ートフレーム等に固定することが可能であり、また、帯
状体１０の表装材側端部１０ａは、図１においては、シ
ート側表装材６に引っ張られたときに剥離する方向に動
くよう逆向きに縫着されているが、剪断方向に動くよう
に縫着することも勿論可能である。
０ｂは、例えばブラケットとボルト等を介して、前記シ
ートフレーム等に固定することが可能であり、また、帯
状体１０の表装材側端部１０ａは、図１においては、シ
ート側表装材６に引っ張られたときに剥離する方向に動
くよう逆向きに縫着されているが、剪断方向に動くよう
に縫着することも勿論可能である。
【００１６】さらに、帯状体１０は、ナイロン、ポリエ
ステル等の布で伸びを小さくして形成するようにし、そ
の幅は約２０〜３０mmが適当である。また、前記縫合部
７が全部破断するまでエアバッグをガイドするならば、
エアバッグ２の幅は約１５０〜４００mm程度が好まし
い。ただ、帯状体１０は幅が狭い方がエアバッグ２の展
開圧力を応力集中させ易い。なお、この帯状体１０は布
ではなく樹脂や金属でも構成しうるが、シート触感とし
て硬さが残る。
ステル等の布で伸びを小さくして形成するようにし、そ
の幅は約２０〜３０mmが適当である。また、前記縫合部
７が全部破断するまでエアバッグをガイドするならば、
エアバッグ２の幅は約１５０〜４００mm程度が好まし
い。ただ、帯状体１０は幅が狭い方がエアバッグ２の展
開圧力を応力集中させ易い。なお、この帯状体１０は布
ではなく樹脂や金属でも構成しうるが、シート触感とし
て硬さが残る。
【００１７】しかして、このようなエアバッグ装置にお
いては、図３に示されるように、エアバッグ２の膨張時
にエアバッグの展開圧力によってシート側・エアバッグ
ケース側両表装材６、５が先ず押圧されるが、この際、
上記シート側表装材６が前記帯状体１０により伸長が抑
制されるため、上記エアバッグ２の押圧による力は上記
帯状体１０の縫合部７に集中し、しかも、帯状体１０が
縫合部７の縫線に対して斜めに配設されていて展開圧力
がその縫合部一側に集中するので、縫製糸８がこの部分
から切れ始めて表装材の縫合部７は迅速に開裂すること
となる。
いては、図３に示されるように、エアバッグ２の膨張時
にエアバッグの展開圧力によってシート側・エアバッグ
ケース側両表装材６、５が先ず押圧されるが、この際、
上記シート側表装材６が前記帯状体１０により伸長が抑
制されるため、上記エアバッグ２の押圧による力は上記
帯状体１０の縫合部７に集中し、しかも、帯状体１０が
縫合部７の縫線に対して斜めに配設されていて展開圧力
がその縫合部一側に集中するので、縫製糸８がこの部分
から切れ始めて表装材の縫合部７は迅速に開裂すること
となる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は従来の表皮材自身を破断させるのではなく、エアバ
ッグケース開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆
する表装材とを縫合する縫製糸の破断にきっかけを作る
新規な構成とすることにより、縫製糸をエアバッグの所
定の展開圧力で迅速に破断して縫合部を容易に開裂させ
ることができ、また、表装材と縫製糸との強度のバラン
スも簡単にとれて生産性を大幅に向上させることができ
るものである。
明は従来の表皮材自身を破断させるのではなく、エアバ
ッグケース開口部を被覆する表装材とシート表面を被覆
する表装材とを縫合する縫製糸の破断にきっかけを作る
新規な構成とすることにより、縫製糸をエアバッグの所
定の展開圧力で迅速に破断して縫合部を容易に開裂させ
ることができ、また、表装材と縫製糸との強度のバラン
スも簡単にとれて生産性を大幅に向上させることができ
るものである。
【００１９】特に、本発明においてはエアバッグ側表装
材とシート側表装材との縫合部に共縫いされている帯状
体がその縫合部一側にエアバッグの展開圧力が集中して
この部分より迅速に開裂されるように、縫合部の縫線に
対して斜めに配設されたものとしてあるので、縫製糸が
この一点から切れ始めて縫合部が迅速に開裂することと
なるうえ、所定の開裂始点を得ることができるなどの利
点もある。よって本発明は側部用エアバッグ装置とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
材とシート側表装材との縫合部に共縫いされている帯状
体がその縫合部一側にエアバッグの展開圧力が集中して
この部分より迅速に開裂されるように、縫合部の縫線に
対して斜めに配設されたものとしてあるので、縫製糸が
この一点から切れ始めて縫合部が迅速に開裂することと
なるうえ、所定の開裂始点を得ることができるなどの利
点もある。よって本発明は側部用エアバッグ装置とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図１】本発明の１例を示す断面図である。
【図２】エアバッグ装置が作動したシートの状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】エアバッグ装置の作動状態を示す説明図であ
る。
る。
【図４】帯状体のシート側表装材への縫着例を示す正面
図である。
図である。
【図５】その他の帯状体のシート側表装材への縫着例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図６】その他の帯状体のシート側表装材への縫着例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図７】その他の帯状体のシート側表装材への縫着例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図８】その他の帯状体のシート側表装材への縫着例を
示す正面図である。
示す正面図である。
１ インフレータ ２ エアバッグ ３ エアバッグケース 3a エアバッグケース開口部 ４ シート ５ エアバッグケース側表装材 ６ シート側表装材 ７ 縫合部 ８ 縫製糸 ９ 固定部材 10 帯状体 10a 帯状体の表装材側端部 10b 帯状体の固定部材側端部
フロントページの続き (72)発明者 山地 猛 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山３ 東洋ゴム工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 車両のシートの車室壁側にエアバッグ装
置を埋設してなり、エアバッグケース開口部の近傍で、
このエアバッグケース開口部を被覆する表装材とシート
表面を被覆する表装材とを縫合し、この縫合部の縫製糸
をエアバッグの所定の展開圧力で破断することにより上
記縫合部を開裂せしめる側部用エアバッグ装置におい
て、上記縫合部のシート側表装材とシートフレーム等の
固定部材とに亘らせて、エアバッグ展開時に上記シート
側表装材の伸びを抑制する帯状体を配設し、この帯状体
の固定部材側端部をこの固定部材に止着すると共に、上
記帯状体の表装材側端部を前記縫合部の縫製糸により上
記シート側表装材に共縫いし、且つ前記帯状体はその縫
合部一側にエアバッグの展開圧力が集中してこの部分よ
り迅速に開裂されるように縫合部の縫線に対して斜めに
配設されたものとしたことを特徴とする側部用エアバッ
グ装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23126195A JP3318575B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 側部用エアバッグ装置 |
| PCT/JP1996/001908 WO1997004994A1 (fr) | 1995-08-02 | 1996-07-10 | Dispositif de coussin de securite lateral gonflable |
| DE69601699T DE69601699T2 (de) | 1995-08-02 | 1996-07-10 | Seitenluftsackvorrichtung |
| EP96923041A EP0782944B1 (en) | 1995-08-02 | 1996-07-10 | Side air bag device |
| EP98106622A EP0856438B1 (en) | 1995-08-02 | 1996-07-10 | Side air bag device |
| US08/809,516 US5810389A (en) | 1995-08-02 | 1996-07-10 | Side air bag device |
| DE69627684T DE69627684T2 (de) | 1995-08-02 | 1996-07-10 | Seitenairbagvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23126195A JP3318575B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 側部用エアバッグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971212A true JPH0971212A (ja) | 1997-03-18 |
| JP3318575B2 JP3318575B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=16920850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23126195A Expired - Lifetime JP3318575B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-09-08 | 側部用エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3318575B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0971204A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-18 | Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk | エアバッグ装置を備えた車輛用シート |
| JPH0971205A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-18 | Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk | エアバッグ装置を備えた車輛用シート |
| US5967603A (en) * | 1997-09-25 | 1999-10-19 | Johnson Controls Technology Company | Seat mounted airbag with deployment force concentrator |
| US6045151A (en) * | 1997-02-28 | 2000-04-04 | Hoover Universal, Inc. | Seat mounted side air bag with deployment force concentrator |
| US6206410B1 (en) | 1999-07-16 | 2001-03-27 | Johnson Controls Technology Company | Assembly for housing an inflatable airbag |
| JP2001163163A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | T S Tec Kk | サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート |
| JP2001163164A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | T S Tec Kk | サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート |
| US6254122B1 (en) | 1998-02-04 | 2001-07-03 | Johnson Controls Technology Company | Reinforced trim cover for a vehicle seat assembly with a tear line for airbag deployment |
| JP2008120146A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | T S Tec Kk | サイドエアバッグ装置を備える車両用シート |
| GB2483746B (en) * | 2010-09-18 | 2016-04-20 | Gm Global Tech Operations Inc | Vehicle seat with an airbag device |
| JP2020090226A (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23126195A patent/JP3318575B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0971204A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-18 | Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk | エアバッグ装置を備えた車輛用シート |
| JPH0971205A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-18 | Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk | エアバッグ装置を備えた車輛用シート |
| US6045151A (en) * | 1997-02-28 | 2000-04-04 | Hoover Universal, Inc. | Seat mounted side air bag with deployment force concentrator |
| US5967603A (en) * | 1997-09-25 | 1999-10-19 | Johnson Controls Technology Company | Seat mounted airbag with deployment force concentrator |
| US6254122B1 (en) | 1998-02-04 | 2001-07-03 | Johnson Controls Technology Company | Reinforced trim cover for a vehicle seat assembly with a tear line for airbag deployment |
| US6206410B1 (en) | 1999-07-16 | 2001-03-27 | Johnson Controls Technology Company | Assembly for housing an inflatable airbag |
| JP2001163163A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | T S Tec Kk | サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート |
| JP2001163164A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | T S Tec Kk | サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート |
| JP2008120146A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | T S Tec Kk | サイドエアバッグ装置を備える車両用シート |
| GB2483746B (en) * | 2010-09-18 | 2016-04-20 | Gm Global Tech Operations Inc | Vehicle seat with an airbag device |
| JP2020090226A (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3318575B2 (ja) | 2002-08-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3762459B2 (ja) | 側部用エアバッグ装置 | |
| EP1023206B1 (en) | Seat mounted airbag with deployment force concentrator | |
| EP0963310B1 (en) | Seat mounted side air bag with deployment force concentrator | |
| US7540529B2 (en) | Vehicle seat assembly | |
| JP3859343B2 (ja) | シームレス側面膨張式拘束展開システム | |
| WO1997004994A1 (fr) | Dispositif de coussin de securite lateral gonflable | |
| US7134686B2 (en) | Vehicle seat assembly | |
| KR20100126557A (ko) | 스티칭 대신에 필름 접착제를 사용하는 차량 내장 처리 | |
| JPH0971212A (ja) | 側部用エアバッグ装置 | |
| JPH10181503A (ja) | サイドエアバッグ装置 | |
| JP3119820B2 (ja) | 車両用シートのエアバッグ装置 | |
| JP3552883B2 (ja) | エアバッグ装置を備えた車輌用シート | |
| JP3305547B2 (ja) | エアバッグ装置を備えた車輛用シート | |
| JP4225308B2 (ja) | 車両側部のエネルギ吸収装置 | |
| JP3330265B2 (ja) | エアバッグ装置を備えた車輛用シート | |
| JP3330260B2 (ja) | エアバッグ装置を備えた車輛用シート | |
| JP2002002344A (ja) | エアバッグ装置を備えた車両用シート | |
| JP3330259B2 (ja) | エアバッグ装置を備えた車輛用シート | |
| JPH10129393A (ja) | エアバッグ装置 | |
| JPH1178762A (ja) | エアーバッグ装置を備える車輌用シート | |
| JP3677607B2 (ja) | 車両のシート構造 | |
| JP3890695B2 (ja) | エアバッグ装置付シートのシートカバー用玉縁 | |
| JP3332339B2 (ja) | シートカバー | |
| JP7089754B2 (ja) | シートカバー | |
| JPH09202205A (ja) | エアバッグ装置を備えた車輛用シート |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020419 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080621 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100621 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130621 Year of fee payment: 11 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |