JPH0971124A - 車両の床暖房構造 - Google Patents
車両の床暖房構造Info
- Publication number
- JPH0971124A JPH0971124A JP25179295A JP25179295A JPH0971124A JP H0971124 A JPH0971124 A JP H0971124A JP 25179295 A JP25179295 A JP 25179295A JP 25179295 A JP25179295 A JP 25179295A JP H0971124 A JPH0971124 A JP H0971124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- floor
- hot
- upper shell
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は自動車等の車両のシートに座る人の足
下を場所によらずに暖房すると共に暖房箇所の床の剛性
を高めることを課題とする。 【解決手段】車両1のシート4,5,6の設置位置前側
において床3の下側に略全面的に温水槽11,12,1
3を設置し、該温水槽11,12,13は床パネル3A
に適合する形状を有し、該床パネル3Aに密着するアッ
パーシェルと、該アッパーシェルの下側に取付けられる
ロアーシェルと、該アッパーシェルと該ロアーシェルと
の間に形成されている温水空間とによって構成して暖房
箇所をサンドイッチ構造として床剛性を高め、該温水槽
11,12,13にエンジン23の冷却水路から温水を
供給する。
下を場所によらずに暖房すると共に暖房箇所の床の剛性
を高めることを課題とする。 【解決手段】車両1のシート4,5,6の設置位置前側
において床3の下側に略全面的に温水槽11,12,1
3を設置し、該温水槽11,12,13は床パネル3A
に適合する形状を有し、該床パネル3Aに密着するアッ
パーシェルと、該アッパーシェルの下側に取付けられる
ロアーシェルと、該アッパーシェルと該ロアーシェルと
の間に形成されている温水空間とによって構成して暖房
箇所をサンドイッチ構造として床剛性を高め、該温水槽
11,12,13にエンジン23の冷却水路から温水を
供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両の床
暖房構造に関するものである。
暖房構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は図4に示すように自動車(1) 車室
(2) の床(3) 上にはフロントシート(4) 、セカンドシー
ト(5) 、サードシート(6) が設置されており、フロント
シート(4) にあっては車室(2) 前面に温風吹出し口(7)
が設けられ、セカンドシート(5) 、サードシート(6) に
あってはその前側において車体側面に温風吹出し口(8,
9) が設けられている。
(2) の床(3) 上にはフロントシート(4) 、セカンドシー
ト(5) 、サードシート(6) が設置されており、フロント
シート(4) にあっては車室(2) 前面に温風吹出し口(7)
が設けられ、セカンドシート(5) 、サードシート(6) に
あってはその前側において車体側面に温風吹出し口(8,
9) が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では足を
置く位置によっては温風吹出し口(7,8,9) から吹出され
る風が当たる場合と当たらない場合とがあり、足元に十
分な暖房感が得られない場所がある。
置く位置によっては温風吹出し口(7,8,9) から吹出され
る風が当たる場合と当たらない場合とがあり、足元に十
分な暖房感が得られない場所がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、車両(1) のシート(4,5,
6) 設置位置前側において床(3) 下側に略全面的に温水
槽(11,12,13)を設置し、該温水槽(11,12,13)は床パネル
(3A)に適合する形状を有し、該床パネル(3A)に密着する
アッパーシェル(11A,12A,13A) と、該アッパーシェル(1
1A,12A,13A) の下側に取付けられるロアーシェル(11B,1
2B,13B) と、該アッパーシェル(11A,12A,13A) と該ロア
ーシェル(11B,12B,13B) との間に形成されている温水空
間(11C,12C,13C) とからなり、該温水槽(11,12,13)とエ
ンジン冷却水路との間に温水を循環せしめる車両(1) の
床暖房構造を提供するものである。
を解決するための手段として、車両(1) のシート(4,5,
6) 設置位置前側において床(3) 下側に略全面的に温水
槽(11,12,13)を設置し、該温水槽(11,12,13)は床パネル
(3A)に適合する形状を有し、該床パネル(3A)に密着する
アッパーシェル(11A,12A,13A) と、該アッパーシェル(1
1A,12A,13A) の下側に取付けられるロアーシェル(11B,1
2B,13B) と、該アッパーシェル(11A,12A,13A) と該ロア
ーシェル(11B,12B,13B) との間に形成されている温水空
間(11C,12C,13C) とからなり、該温水槽(11,12,13)とエ
ンジン冷却水路との間に温水を循環せしめる車両(1) の
床暖房構造を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3に本発明の実施の形態
を示す。自動車(1) の車室(2) の床(3) の床パネル(3A)
上にはカーペット(10)が敷設され、その上にはフロント
シート(4) 、セカンドシート(5) 、サードシート(6) が
設置されている。各シート(4,5,6)の前側において、床
(3) の下側には略全面的に温水槽(11,12,13)が設置され
ており、該温水槽(11,12,13)は図3に示すように夫々床
パネル(3A)に適合する形状を有し、該床パネル(3A)に密
着するアッパーシェル(11A,12A,13A) と、該アッパーシ
ェル(11A,12A,13A) の下側に取付けられるロアーシェル
(11B,12B,13B) と、該アッパーシェル(11A,12A,13A) と
該ロアーシェル(11B,12B,13B) との間に形成されている
温水空間(11C,12C,13C) とからなる。温水槽(11)にはフ
ロントヒーターユニット(14)から温水供給路(15)を介し
て温水が供給され、該温水は循環路(16)からフロントヒ
ーターユニット(14)に循環され、温水槽(12)にはリヤヒ
ーターユニット(17)から温水供給路(18)を介して温水が
供給され、該温水は更に連絡路(19)を介して温水槽(13)
に供給され、該温水は循環路(20)からリヤヒーターユニ
ット(17)に循環される。そして各温水供給路(15,18) に
は流量調節バルブ(21,22) が設けられ、床暖房のON,
OFFおよび温度調節を行なう。各ヒーターユニット(1
4,17) にはエンジン(23)の冷却水路から温水供給路(24,
25) および循環路(26,27) が連絡している。
を示す。自動車(1) の車室(2) の床(3) の床パネル(3A)
上にはカーペット(10)が敷設され、その上にはフロント
シート(4) 、セカンドシート(5) 、サードシート(6) が
設置されている。各シート(4,5,6)の前側において、床
(3) の下側には略全面的に温水槽(11,12,13)が設置され
ており、該温水槽(11,12,13)は図3に示すように夫々床
パネル(3A)に適合する形状を有し、該床パネル(3A)に密
着するアッパーシェル(11A,12A,13A) と、該アッパーシ
ェル(11A,12A,13A) の下側に取付けられるロアーシェル
(11B,12B,13B) と、該アッパーシェル(11A,12A,13A) と
該ロアーシェル(11B,12B,13B) との間に形成されている
温水空間(11C,12C,13C) とからなる。温水槽(11)にはフ
ロントヒーターユニット(14)から温水供給路(15)を介し
て温水が供給され、該温水は循環路(16)からフロントヒ
ーターユニット(14)に循環され、温水槽(12)にはリヤヒ
ーターユニット(17)から温水供給路(18)を介して温水が
供給され、該温水は更に連絡路(19)を介して温水槽(13)
に供給され、該温水は循環路(20)からリヤヒーターユニ
ット(17)に循環される。そして各温水供給路(15,18) に
は流量調節バルブ(21,22) が設けられ、床暖房のON,
OFFおよび温度調節を行なう。各ヒーターユニット(1
4,17) にはエンジン(23)の冷却水路から温水供給路(24,
25) および循環路(26,27) が連絡している。
【0006】
【発明の効果】上記構成では床(3) の暖房箇所は床パネ
ル(3A)、温水槽(11,12,13)のアッパーシェル(11A,12A,1
3A) およびロアーシェル(11B,12B,13B) のサンドイッチ
構造によって剛性が高められている。そして各温水槽(1
1,12,13)にエンジン(23)冷却水路から温水が供給され、
該温水の熱は各温水槽(11,12,13)の床パネル(3A)に密着
しているアッパーシェル(11A,12A,13A) から直接床パネ
ル(3A)に伝達されて各シート(4,5,6)の前側の床(3) が
広範囲に暖房されるから、各シート(4,5,6)に座る人の
足元が足の位置に影響されることなく暖められる。
ル(3A)、温水槽(11,12,13)のアッパーシェル(11A,12A,1
3A) およびロアーシェル(11B,12B,13B) のサンドイッチ
構造によって剛性が高められている。そして各温水槽(1
1,12,13)にエンジン(23)冷却水路から温水が供給され、
該温水の熱は各温水槽(11,12,13)の床パネル(3A)に密着
しているアッパーシェル(11A,12A,13A) から直接床パネ
ル(3A)に伝達されて各シート(4,5,6)の前側の床(3) が
広範囲に暖房されるから、各シート(4,5,6)に座る人の
足元が足の位置に影響されることなく暖められる。
図1〜図3は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】側断面説明図
【図2】平面説明図
【図3】温水槽枠組断面図
【図4】従来の側断面説明図
1 車両(自動車) 2 車室 3 床 4,5,6 シート 11,12,13 温水槽 11A,12A,13A アッパーシェル 11B,12B,13B ロアーシェル 11C,12C,13C 温水空間 23 エンジン
Claims (1)
- 【請求項1】車両のシート設置位置前側において床下側
に略全面的に温水槽を設置し、該温水槽は床パネルに適
合する形状を有し、該床パネルに密着するアッパーシェ
ルと、該アッパーシェルの下側に取付けられるロアーシ
ェルと、該アッパーシェルと該ロアーシェルとの間に形
成されている温水空間とからなり、該温水槽とエンジン
冷却水路との間に温水を循環せしめることを特徴とする
車両の床暖房構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25179295A JPH0971124A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 車両の床暖房構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25179295A JPH0971124A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 車両の床暖房構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971124A true JPH0971124A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17228007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25179295A Withdrawn JPH0971124A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 車両の床暖房構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0971124A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102390235A (zh) * | 2011-09-27 | 2012-03-28 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车采暖系统 |
CN104340012A (zh) * | 2013-08-01 | 2015-02-11 | 福特全球技术公司 | 车辆 |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP25179295A patent/JPH0971124A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102390235A (zh) * | 2011-09-27 | 2012-03-28 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车采暖系统 |
CN104340012A (zh) * | 2013-08-01 | 2015-02-11 | 福特全球技术公司 | 车辆 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100647499B1 (ko) | 공기 조화가 가능한 차량 시트 | |
US8434314B2 (en) | Climate control systems and methods | |
US20070001489A1 (en) | Vehicle seat with thermal elements | |
US20140137695A1 (en) | Electrical Heating System Using Designated Areas Like Footrests, Accelerator Pedals and Floor Areas for Directed Heat | |
JP7095533B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008254665A (ja) | 車両用暖房装置 | |
JPH0971124A (ja) | 車両の床暖房構造 | |
JP7182171B2 (ja) | 車両用暖房装置 | |
US20090042501A1 (en) | Localized Air Distribution System | |
JP2013193688A (ja) | 座席用送風装置、車両、および送風制御方法 | |
JPH0971123A (ja) | 車両の床暖房構造 | |
JPS5810649Y2 (ja) | 補助暖房装置を有する車両用シ−トの暖房装置 | |
JPH08175157A (ja) | バス用空調装置 | |
JP2009166530A (ja) | 車両用補助暖房装置 | |
JP5947074B2 (ja) | 座席装置、座席用送風装置、および車両 | |
JP3792367B2 (ja) | 空気調和装置のフットダクト構造 | |
JP7211326B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPS5936483Y2 (ja) | 車両用仮眠ベツドの暖房装置 | |
KR100282923B1 (ko) | 차량용 시트 쿠션의 히팅장치 | |
JPH0492607A (ja) | 車両用シートの通風装置 | |
JP6317973B2 (ja) | 座席装置、および車両 | |
JPS5918885Y2 (ja) | 自動車の暖房装置 | |
JPH048007Y2 (ja) | ||
KR200257573Y1 (ko) | 자동차용 냉방방석 | |
KR960007776Y1 (ko) | 자동차용 방석 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |