JP2009166530A - 車両用補助暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】座席シート下のスペースを有効に使いながら、シート暖房により乗員に対し有効に暖房感を与えることができる車両用補助暖房装置を提供すること。
【解決手段】補助的に暖める暖房パネル9を車室域に設定した車両用補助暖房装置において、前記暖房パネル9を、フロント座席シート7のシートクッション71の下部領域に設定し、フロント座席シート7が設定されたフロアパネル3に沿って供給されるエンジン冷却水を循環させることにより暖房する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車等に適用され、座席シートが設定されたフロアパネルに沿って加熱液媒体を循環させることにより暖房する車両用補助暖房装置に関する。
従来、車両の座席シートの下部を除いた床面の全面に、エンジン冷却水を導入する温水槽を設定した車両の床暖房構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、燃料電池スタックの発熱により加熱された冷却液を、燃料電池車の車室内の床の全面に配置した熱交換パイプに導く燃料電池車用床暖房装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−71124号公報 特開2005−280639号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載された車両用補助暖房装置にあっては、暖房のために熱交換する面積が広いため、床暖房時、エンジン冷却水や加熱冷却液による加熱液媒体の循環流量が多くなっていた。このため、車両重量の増加を招くし、さらに、加熱液媒体自体を温めるのに時間を要し、速暖性には不向きである、という問題があった。
また、特許文献1,2に記載された車両用補助暖房装置は、床暖房により車室内の空気を暖める構成となっているため、外気が低温である冬期等での駐車時には、床からの熱が車室内の空気に伝わり、天井や窓等から外気に放出され、所望の暖房効果が得られない。さらに、座席シートは、車室内温度に依存することから、乗員が再び乗り込むときには、既に座席シートが冷え切っている、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、座席シート下のスペースを有効に使いながら、シート暖房により乗員に対し有効に暖房感を与えることができる車両用補助暖房装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、補助的に暖める暖房パネルを車室域に設定した車両用補助暖房装置において、
前記暖房パネルを、座席シートのシートクッションの下部領域に設定したことを特徴とする。
よって、本発明の車両用補助暖房装置にあっては、暖房パネルによる暖房領域が、座席シートのシートクッションの下部領域のみに絞り込まれるため、座席シート下のスペースを有効に使った暖房パネルの設定となる。
そして、補助暖房時には、暖房パネルで暖められた空気を、自然対流により座席シート内に溜め込むことより座席シートを暖める。つまり、暖房パネルからの熱のうち、車室内空間を経由して外気に放出される熱が少なく抑えられ、大半の熱を座席シートの内部空間に閉じこめることができる。
この結果、座席シート下のスペースを有効に使い、車両重量やコストの増加を最小限に抑えながら、速暖性を達成することができると共に、シート暖房により乗員に対し有効に暖房感を与えることができる。
以下、本発明の車両用補助暖房装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1および実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の車両用補助暖房装置が適用された乗用車を示す概略断面図である。図2は、実施例1の車両用補助暖房装置における暖房パネルと補助暖房制御系を示すブロック図である。
実施例1の車両用補助暖房装置は、図1に示すように、エンジン1と、フロントエアコンユニット2と、フロアパネル3と、ダッシュパネル4と、フロントウィンドウ5と、インストルメントパネル6と、フロント座席シート7(座席シート)と、リアフットダクト8と、暖房パネル9と、供給パイプ10と、排出パイプ11と、断熱シート12と、フロアカーペット13と、を備えている。
実施例1の車両用補助暖房装置は、フロント座席シート7が設定されたフロアパネル3に沿ってエンジン冷却水(加熱液媒体の一例)を循環させることにより暖房する。そして、前記フロント座席シート7のシートクッション71の下部領域のみに、加熱液媒体としてエンジン1からのエンジン冷却水を用い、このエンジン冷却水を循環させる暖房パネル9を設定している。
前記フロント座席シート7は、図1に示すように、シートクッション71とシートバック72を有して構成される。前記シートクッション71の下面には、暖気を導入する暖気導入孔7aを有し、かつ、前記シートクッション71のシート表皮7bに囲まれるシートクッション空間73と、前記シートバック72のシート表皮7cに囲まれるシートバック空間74を連通している。このシートクッション空間73とシートバック空間74の連通は、シートクッション71とシートバック72を、リクライニング角度の乗員設定に追従する蛇腹状連通構造75を介して連結することで構成されている。
前記インストルメントパネル6内には、図1に示すように、フロントエアコンユニット2が搭載されている。そして、前記フロントエアコンユニット2から後席乗員の足元に温風を導くリアフットダクト8の開口部8aを、フロント座席シート7のシートクッション71の下部領域に設定された暖房パネル9の上部位置に配置している。さらに、前記フロントエアコンユニット2のブロア吸込み口6aを、インストルメントパネル6の前席乗員の足元位置に配置している。なお、インストルメントパネル6には、ブロア吸込み口6a以外に、デフ吹出口6bやベント吹出口6c等が開口されている。
前記暖房パネル9は、図2に示すように、断熱材プレート91の上面に蛇行溝91aを形成し、該蛇行溝91aに沿ってエンジン冷却水が流通するパネルホース92を設定することで構成している。この暖房パネル9は、運転席と助手席といわれる2つのフロント座席シート7,7に対してそれぞれ設定されている。
前記パネルホース92には、図2に示すように、エンジン冷却水の供給パイプ10と排出パイプ11を接続し、かつ、エンジン冷却水の循環パイプ系に、循環と循環停止を切り替える電磁開閉弁構造による温水バルブ14(電動開閉バルブ)を設定している。
前記温水バルブ14には、図2に示すように、パネル暖房スイッチ15、イグニッションスイッチ16、エンジン冷却水温センサ17、外気温センサ18等からスイッチ信号やセンサ情報を入力する空調コントローラ19(補助暖房制御手段)が接続される。
前記空調コントローラ19は、エンジン1が作動しているエンジン作動条件と、エンジン冷却水温度が設定温度以上であるエンジン冷却水温度条件と、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件が、全て成立したとき、前記温水バルブ14をバルブ開とする制御指令を出力する。
図3は、実施例1の空調コントローラ19にて実行される補助暖房制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
ステップS1では、パネル暖房スイッチ15からのスイッチ信号により、パネル暖房スイッチ15がONであるか否かが判断される。YES(パネル暖房SW ON)の場合はステップS2へ移行し、NO(パネル暖房SW OFF)の場合はステップS7へ移行する。
ステップS2では、ステップS1でのパネル暖房SW ONとの判断に続き、イグニッションスイッチ16からのスイッチ信号により、エンジン1が作動中であるか否かが判断される。YES(エンジン作動中)の場合はステップS3へ移行し、NO(エンジン停止中)の場合はステップS7へ移行する。
ステップS3では、ステップS2でのエンジン作動中であるとの判断に続き、エンジン冷却水温センサ17からのセンサ信号に基づきエンジン冷却水温を読み込み、ステップS4へ移行する。
ステップS4では、ステップS3でのエンジン冷却水温の読み込みに続き、外気温センサ18からのセンサ信号に基づき外気温を読み込み、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、ステップS4での外気温の読み込みに続き、ステップS3で読み込まれたエンジン冷却水温が、設定水温Tw以上であるか否かが判断される。YES(水温≧Tw)の場合はステップS6へ移行し、NO(水温<Tw)の場合はステップS7へ移行する。
ここで、設定水温Twは、エンジンウォームアップ時の水温を超える温度であって、補助暖房するのに余裕を持った温度に設定される。
ステップS6では、ステップS5でのエンジン冷却水温≧Twであるとの判断に続き、ステップS3で読み込まれた外気温が、設定温度Ta以下であるか否かが判断される。YES(外気温≦Ta)の場合はステップS8へ移行し、NO(外気温>Ta)の場合はステップS7へ移行する。
ここで、設定温度Taは、冬期であることの判断しきい値となる温度(例えば、5℃)に設定される。
ステップS7では、ステップS1でのパネル暖房SW OFF、ステップS2でのエンジンOFF、ステップS5でのエンジン冷却水温<Tw、ステップS6での外気温>Ta、の何れかの条件成立に続き、温水バルブ14を閉のままとし、リターンへ移行する。
ステップS8では、ステップS6での外気温≦Taであるとの判断に続き、温水バルブ14に対しバルブ開とする制御指令を出力し、リターンへ移行する。
次に、作用を説明する。
実施例1の車両用補助暖房装置における作用を、「温水循環流量抑制作用」、「フロント座席シート暖房作用」、「後席側足元暖房補助作用」、「暖房運転時の暖房感向上作用」に分けて説明する。なお、図4〜図6において、20はリア座席シートである。
[温水循環流量抑制作用]
特開平9−71124号公報に記載の車両の床暖房構造では、車両の座席シートの下部を除いた床面の全面に、エンジン冷却水を導入する温水槽が設定されている。
また、特開2005−280639号公報に記載の燃料電池車用床暖房装置では、燃料電池スタックの発熱により加熱された冷却液を、燃料電池車の車室内の床の全面に配置した熱交換パイプに導くようにしている。
これらの場合、暖房のために熱交換する面積が広いため、床暖房時、エンジン冷却水や加熱冷却液による加熱液媒体の循環流量が多くなっていた。
これに対し、実施例1の車両用補助暖房装置では、暖房パネル9による暖房領域が、フロント座席シート7のシートクッション71の下部領域のみに絞り込まれる。この暖房領域の絞り込みにより、フロント座席シート7のシート下のスペースを有効に使いながら、加熱液媒体であるエンジン冷却水の循環流量が少なく抑えられる。
このため、従来技術に比べ、暖房パネル9の設定による車両重量やコストの増加を最小限に抑えることができる。さらに、エンジン冷却水自体を温める時間が短時間で済み、例えば、暖房パネル9によりフロント座席シート7の暖房を開始してからフロント座席シート7が暖まるまでに要する時間が短時間となり、速暖性に有効な補助暖房システムとして活用することができる。
[フロント座席シート暖房作用]
冬期の暖房運転での走行時、複数の人が乗車している場合、暖かさの感じ方に個人差があり、例えば、運転者は、フロントエアコンユニット2による車室内暖房で丁度良い暖かさを感じているのに対し、助手席の乗員は、少し寒いと感じるような場合がある。
このような場合、助手席の乗員は、自らが着座しているフロント座席シート7のみの暖房を意図し、パネル暖房スイッチ15をONとする。このスイッチ操作により、エンジン1が作動しているエンジン作動条件(ステップS2)と、エンジン冷却水温度が設定温度Tw以上であるエンジン冷却水温度条件(ステップS5)と、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件(ステップS6)が、全て成立する。したがって、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS8へと進み、空調コントローラ19から温水バルブ14に対し、バルブ開とする制御指令が出力される。
このように、温水バルブ14がバルブ開となったことで、暖房パネル9のパネルホース92に高温のエンジン冷却水が流れ、暖房パネル9にて暖められた空気は、図4に示すように、自然対流により高温空気が上昇することにより、フロント座席シート7内のシートクッション空間73とシートバック空間74に溜め込み、溜め込んだ高温空気によりフロント座席シート7を暖める。
つまり、暖房パネル9からの熱のうち、車室内空間を経由して外気に放出される熱が少なく抑えられ、大半の熱をフロント座席シート7の内部空間であるシートクッション空間73とシートバック空間74に閉じこめることができる。
したがって、外気が低温である冬期での暖房運転走行時、運転者は、フロントエアコンユニット2による車室内暖房のみで丁度良い暖かさを感じ、助手席の乗員は、フロントエアコンユニット2による車室内暖房とパネル暖房の併用により丁度良い暖かさを感じることができる。つまり、暖かさの感じ方の個人差に対応した暖房を行うことができる。
なお、空調コントローラ19による補助暖房制御は、下記の点を考慮して暖房パネル9による補助暖房の条件を設定している。
・エンジンウォームアップ時には、フロントエアコンユニット2からの温風を優先し、暖房パネル9に通水しない(ステップS5でNO)。
・エンジン冷却水温がある程度まで上昇したときに、暖房パネル9に通水する(ステップS5でYES)。
・冬期に暖房パネル9に通水する(ステップS6でYES)。
・エンジン1が作動中、つまり、エンジン冷却水回路に既存のウォータポンプ22(図1参照)が作動しているとき、暖房パネル9に通水する(ステップS2でYES)。
[後席側足元暖房補助作用]
冬期の走行時、前席と後席に乗車している場合で、前後席暖房運転すると、その暖房効果は、前席側の暖房効果に比べ後席側の暖房効果が低くなる。つまり、後席側へは、フロントエアコンユニット2から車両後方に延びるリアフットダクト8を介して温風が後席乗員の足元に供給される。このため、リアフットダクト8を温風が通過する段階で温度が降下し、後席乗員の足元へ温度の高い温風を送れない場合がある。
このような場合、後席乗員への足元到達温度を上昇させることを意図し、パネル暖房スイッチ15をONとする。このスイッチ操作により、エンジン1が作動しているエンジン作動条件(ステップS2)と、エンジン冷却水温度が設定温度Tw以上であるエンジン冷却水温度条件(ステップS5)と、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件(ステップS6)が、全て成立する。したがって、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS8へと進み、空調コントローラ19から温水バルブ14に対し、バルブ開とする制御指令が出力される。
このように、温水バルブ14がバルブ開となったことで、暖房パネル9のパネルホース92に高温のエンジン冷却水が流れ、暖房パネル9の上部領域の空気が暖められる。これに対し、実施例1では、フロントエアコンユニット2から後席乗員の足元に温風を導くリアフットダクト8の開口部8aを、フロント座席シート7のシートクッション71の下部領域に設定された暖房パネル9の上部位置に配置している。
したがって、図5に示すように、リアフットダクト8の開口部8aから吹き出される温風が、暖房パネル9の熱気を巻き込むことで、後席乗員の足元に到達する温風の温度を上昇させることができる。つまり、後席乗員の足元を高い温度の温風により暖めることで、後席乗員の快適性を向上させることができる。
[暖房運転時の暖房感向上作用]
冬期の走行時、ベントモードを選択して暖房運転すると、車両旋回時における風の巻き込み等により、後席側からフロント座席シート7の下を冷たい風が流れてくるという吹き返しが生じ、この吹き返し風により乗員の足元の温度を低下させる場合がある。
このような場合、後ろからの吹き返し風の温度を上昇させることを意図し、パネル暖房スイッチ15をONとする。このスイッチ操作により、エンジン1が作動しているエンジン作動条件(ステップS2)と、エンジン冷却水温度が設定温度Tw以上であるエンジン冷却水温度条件(ステップS5)と、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件(ステップS6)が、全て成立する。したがって、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS8へと進み、空調コントローラ19から温水バルブ14に対し、バルブ開とする制御指令が出力される。
このように、温水バルブ14がバルブ開となったことで、暖房パネル9のパネルホース92に高温のエンジン冷却水が流れ、暖房パネル9の上部領域の空気が暖められる。これに対し、実施例1では、フロントエアコンユニット2のブロア吸込み口6aを、インストルメントパネル6の前席乗員の足元位置に配置している。
したがって、図5に示すように、フロント座席シート7の下部を通過する冷たい吹き返し風は、暖房パネル9の熱気により暖められ、吹き返し風の流線方向に配置されているブロア吸込み口6aからフロントエアコンユニット2に吸い込まれ、ベント吹出口6cからフロントエアコンユニット2により作り出された温風を車室内に送ることができる。つまり、後ろからの吹き返し風による乗員の足元の温度の低下が防止され、前席乗員や後席乗員の暖房感を向上させることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用補助暖房装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 補助的に暖める暖房パネル9を車室域に設定した車両用補助暖房装置において、前記暖房パネル9を、座席シート(フロント座席シート7)のシートクッション71の下部領域に設定したため、座席シート下のスペースを有効に使いながら、シート暖房により乗員に対し有効に暖房感を与えることができる。
(2) 前記暖房パネル9は、座席シート(フロント座席シート7)が設定されたフロアパネル3に沿って供給される加熱液媒体(エンジン冷却水)を循環させることにより暖房するため、加熱液媒体を用いながらも車両重量やコストの増加を最小限に抑え、速暖性を達成することができる。
(3) 前記座席シート(フロント座席シート7)は、シートクッション71とシートバック72を有して構成され、前記シートクッション71の下面には、暖気を導入する暖気導入孔7aを有し、かつ、前記シートクッション71のシート表皮7bに囲まれるシートクッション空間73と、前記シートバック72のシート表皮7cに囲まれるシートバック空間74を連通したため、シートクッション71とシートバック72を暖めるシート暖房により乗員に対し、太腿と臀部と背中から心地良い暖房感を与えることができる。
(4) 前記暖房パネル9は、フロント座席シート7のシートクッション71の下部領域に設定され、車両のインストルメントパネル6内に、フロントエアコンユニット2が搭載され、前記フロントエアコンユニット2から後席乗員の足元に温風を導くリアフットダクト8の開口部8aを、前記暖房パネル9の上部位置に配置したため、後席乗員の足元に到達する温風の温度を上昇させることで、後席乗員の快適性を向上させることができる。
(5) 前記暖房パネル9は、フロント座席シート7のシートクッション71の下部領域に設定され、車両のインストルメントパネル6内に、フロントエアコンユニット2が搭載され、前記フロントエアコンユニット2のブロア吸込み口6aを、インストルメントパネル6の前席乗員の足元位置に配置したため、後ろからの吹き返し風による乗員の足元の温度の低下を防止し、乗員の暖房感を向上させることができる。
(6) 前記暖房パネル9は、断熱材プレート91の上面に蛇行溝91aを形成し、該蛇行溝91aに沿って加熱液媒体(エンジン冷却水)が流通するパネルホース92を設定することで構成したため、フロアパネル3側への熱の逃げを抑え、加熱液媒体が保有する熱を有効に用いて暖房パネル9による補助暖房を行うことができる。
(7) 前記暖房パネル9は、加熱液媒体としてエンジン1からのエンジン冷却水を用い、前記パネルホース92に、エンジン冷却水の供給パイプ10と排出パイプ11を接続し、かつ、エンジン冷却水の循環パイプ系に、循環と循環停止を切り替える温水バルブ14を設定し、前記温水バルブ14に、前記エンジン1が作動しているエンジン作動条件と、エンジン冷却水温度が設定温度Tw以上であるエンジン冷却水温度条件と、外気温が設定温度Ta以下であるという外気温度条件が、全て成立したとき、前記温水バルブ14をバルブ開とする制御指令を出力する空調コントローラ19を接続したため、エンジンウォームアップ時には、フロントエアコンユニット2からの温風を優先しつつ、エンジン冷却水温がある程度まで上昇した冬期であって、エンジン冷却水回路のウォータポンプが作動しているとき、暖房パネル9への通水により補助暖房を行うことができる。
実施例2は、冬期等での駐車後、乗員が再び乗り込むときに座席シートを暖かく保つことで暖房感を与えることができるようにした例である。
まず、構成を説明する。
図7は、実施例2の車両用補助暖房装置における暖房パネルと補助暖房制御系を示すブロック図である。
実施例2の車両用補助暖房装置は、図7に示すように、暖房パネル9と、断熱材プレート91と、蛇行溝91aと、パネルホース92と、供給パイプ10と、排出パイプ11と、温水バルブ14(電動開閉バルブ)と、パネル暖房スイッチ15と、イグニッションスイッチ16と、エンジン冷却水温センサ17と、外気温センサ18と、空調コントローラ19と、電動ウォータポンプ21と、を備えている。
前記暖房パネル9は、加熱液媒体としてエンジン1(図1参照)からのエンジン冷却水を用いている。そして、前記パネルホース92に、エンジン冷却水の供給パイプ10と排出パイプ11を接続し、かつ、エンジン冷却水の循環パイプ系に、循環と循環停止を切り替える温水バルブ14と、エンジン冷却水を循環する電動ウォータポンプ21を設定している。さらに、実施例2の空調コントローラ19は、前記エンジン1が停止してから設定時間以内であるという時間条件と、エンジン冷却水温度が設定温度以上であるエンジン冷却水温度条件と、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件が、全て成立したとき、前記電動ウォータポンプ21を作動し、前記温水バルブ14をバルブ開とする制御指令を出力する。
図8は、実施例2の空調コントローラ19にて実行される補助暖房制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
ステップS21では、イグニッションスイッチ16からのスイッチ信号により、エンジン1が作動中であるか否かが判断される。YES(エンジン作動中)の場合はステップS22へ移行し、NO(エンジン停止中)の場合はステップS26へ移行する。
ステップS22では、ステップS2でのエンジン作動中であるとの判断に続き、パネル暖房スイッチ15からのスイッチ信号により、パネル暖房スイッチ15がONであるか否かが判断される。YES(パネル暖房SW ON)の場合はステップS23へ移行し、NO(パネル暖房SW OFF)の場合はステップS24へ移行する。
ステップS23では、ステップS22でのパネル暖房SW ONであるとの判断に続き、エンジン冷却水温センサ17からのセンサ信号に基づき読み込まれたエンジン冷却水温が、設定水温Tw1以上であるか否かが判断される。YES(水温≧Tw1)の場合はステップS25へ移行し、NO(水温<Tw1)の場合はステップS24へ移行する。
ここで、設定水温Tw1は、エンジンウォームアップ時の水温を超える温度であって、補助暖房するのに余裕を持った温度に設定される。
ステップS24では、ステップS22でのパネル暖房SW OFF、ステップS23でのエンジン冷却水温<Tw1、の何れかの条件成立に続き、温水バルブ14を閉のままとし、リターンへ移行する。
ステップS25では、ステップS23でのエンジン冷却水温≧Tw1であるとの判断、あるいは、ステップS29での電動ウォータポンプ21のON指令に続き、温水バルブ14に対しバルブ開とする制御指令を出力し、リターンへ移行する。
ステップS26では、ステップS21でのエンジン停止中であるとの判断に続き、エンジン停止後、t秒以内であるか否かが判断される。YES(ENG OFF後t秒以内)の場合にはステップS27へ移行する。NO(ENG OFF後t秒超えた)の場合にはステップS30へ移行する。
ステップS27では、ステップS26でのENG OFF後t秒以内であるとの判断に続き、エンジン冷却水温センサ17からのセンサ信号に基づき読み込まれたエンジン冷却水温が、設定水温Tw2以上であるか否かが判断される。YES(水温≧Tw2)の場合はステップS28へ移行し、NO(水温<Tw2)の場合はステップS30へ移行する。
ここで、設定水温Tw2は、設定水温Tw1より少し低い温度に設定される。
ステップS28では、ステップS27でのエンジン冷却水温≧Tw2であるとの判断に続き、外気温センサ18からのセンサ信号に基づき読み込まれた外気温が、設定温度Ta以下であるか否かが判断される。YES(外気温≦Ta)の場合はステップS29へ移行し、NO(外気温>Ta)の場合はステップS30へ移行する。
ここで、設定温度Taは、冬期であることの判断しきい値となる温度(例えば、5℃)に設定される。
ステップS29では、ステップS28での外気温≦Taであるとの判断に続き、電動ウォータポンプ21をONにする制御指令を出力し、ステップS25へ移行する。
ステップS30では、ステップS26でのENG OFF後t秒超えるとの判断、ステップS27でのエンジン冷却水温<Tw2であるとの判断、ステップS28での外気温≦Taであるとの判断に続き、電動ウォータポンプ21をOFFとする指令を出力し、ステップS31へ移行する。
ステップS31では、ステップS30での電動ウォータポンプ21へのOFF指令出力に続き、温水バルブ14に対しバルブ閉とする制御指令を出力し、リターンへ移行する。
なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に、作用を説明する。
実施例2では、エンジン1が作動しているエンジン作動条件(ステップS21)と、パネル暖房スイッチ15のON条件(ステップS22)と、エンジン冷却水温度が設定温度Tw1以上であるエンジン冷却水温度条件(ステップS23)が、全て成立すると、図8のフローチャートにおいて、ステップS21→ステップS22→ステップS23→ステップS25へと進み、ステップS25では、空調コントローラ19から温水バルブ14に対し、バルブ開とする制御指令が出力される。つまり、実施例1と比べた場合、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件が含まれない。しかし、「温水循環流量抑制作用」、「フロント座席シート暖房作用」、「後席側足元暖房補助作用」、「暖房運転時の暖房感向上作用」については、実施例1と同様の作用を示す。加えて、実施例2では、電動ウォータポンプ21を設定したことに伴い、下記に述べるように、「再乗車時の暖房感確保作用」を示す。
[再乗車時の暖房感確保作用]
冬期での走行後の駐車時、エンジン1を停止すると、エンジン1が停止してから設定時間t以内であるという時間条件(ステップS26)と、エンジン冷却水温度が設定温度Tw2以上であるエンジン冷却水温度条件(ステップS27)と、外気温が設定温度Ta以下であるという外気温度条件(ステップS28)が、全て成立する。
したがって、図8のフローチャートにおいて、ステップS21→ステップS26→ステップS27→ステップS28→ステップS29→ステップS25→リターンへと進み、ステップS29では、電動ウォータポンプ21をONにする制御指令が出力され、ステップS25では、温水バルブ14をバルブ開とする制御指令が出力される。
このため、暖房パネル9のパネルホース92に高温状態のエンジン冷却水が流れ、暖房パネル9にて暖められた空気は、自然対流によりフロント座席シート7内のシートクッション空間73とシートバック空間74に溜め込み、溜め込んだ高温空気によりフロント座席シート7を暖める。
そして、外気温度条件は成立したままであっても、エンジン停止から設定時間tが経過した場合には、図8のフローチャートにおいて、ステップS26→ステップS30→ステップS31→リターンへと進む。また、エンジン冷却水温が低下して設定温度Tw2未満となった場合には、図8のフローチャートにおいて、ステップS27→ステップS30→ステップS31→リターンへと進む。いずれの場合であっても、ステップS30では、電動ウォータポンプ21をOFFにする制御指令が出力され、ステップS31では、温水バルブ14をバルブ閉とする制御指令が出力される。
したがって、外気が低温である冬期等での駐車時において、水の比熱の高さを利用し、長時間にわたりフロント座席シート7の温度を高く保つことができる。このため、駐車後に乗員が再び乗り込むとき、フロント座席シート7が暖かく、着座する乗員に対し有効に暖房感を与えることができる。
次に、効果を説明する。
実施例2の車両用補助暖房装置にあっては、実施例1の(1)〜(6)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(8) 前記暖房パネル9は、加熱液媒体としてエンジン1からのエンジン冷却水を用い、前記パネルホース92に、エンジン冷却水の供給パイプ10と排出パイプ11を接続し、かつ、エンジン冷却水の循環パイプ系に、循環と循環停止を切り替える温水バルブ14と、エンジン冷却水を循環する電動ウォータポンプ21を設定し、前記温水バルブ14と前記電動ウォータポンプ21に、前記エンジン1が停止してから設定時間t以内であるという時間条件と、エンジン冷却水温度が設定温度Tw2以上であるエンジン冷却水温度条件と、外気温が設定温度Ta以下であるという外気温度条件が、全て成立したとき、前記電動ウォータポンプ21を作動し、前記温水バルブ14をバルブ開とする制御指令を出力する空調コントローラ19を接続したため、外気が低温である冬期等での駐車後に乗員が再び乗り込む再乗車時、フロント座席シート7を暖かく保ち、着座する乗員に対し有効に暖房感を与えることができる。
以上、本発明の車両用補助暖房装置を実施例1および実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1,2では、暖房パネル9として、エンジン1からのエンジン冷却水を加熱液媒体として用いるパネル例を示した。しかし、冷却油等のように、車載された他の加熱液媒体を用いる暖房パネルとしても良いし、また、PTCヒータ等のように、電気的に加熱する暖房パネルの例としても良い。
要するに、暖房パネルを、座席シートのシートクッションの下部領域に設定したものであれば、具体的な構成は、実施例1,2に限られることはない。
実施例1,2では、乗用車に本発明の車両用補助暖房装置を適用する例を示したが、ワンボックス車やバスや鉄道車両に対しても本発明の車両用補助暖房装置を適用することができる。要するに、補助的に暖める暖房パネルを車室域に設定した車両用補助暖房装置であれば適用できる。
実施例1の車両用補助暖房装置が適用された乗用車を示す概略断面図である。 実施例1の車両用補助暖房装置における暖房パネルと補助暖房制御系を示すブロック図である。 実施例1の空調コントローラ19にて実行される補助暖房制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1の車両用補助暖房装置におけるフロント座席シート暖房作用の説明図である。 実施例1の車両用補助暖房装置における後席側足元暖房補助作用の説明図である。 実施例1の車両用補助暖房装置における暖房運転時の暖房感向上作用の説明図である。 実施例2の車両用補助暖房装置における暖房パネルと補助暖房制御系を示すブロック図である。 実施例1の空調コントローラ19にて実行される補助暖房制御処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 フロントエアコンユニット
3 フロアパネル
4 ダッシュパネル
5 フロントウィンドウ
6 インストルメントパネル
6a ブロア吸込み口
7 フロント座席シート(座席シート)
71 シートクッション
72 シートバック
73 シートクッション空間
74 シートバック空間
7a 暖気導入孔
7b,7c シート表皮
8 リアフットダクト
8a 開口部
9 暖房パネル
91 断熱材プレート
91a 蛇行溝
92 パネルホース
10 供給パイプ
11 排出パイプ
12 断熱シート
13 フロアカーペット
14 温水バルブ(電動開閉バルブ)
15 パネル暖房スイッチ
16 イグニッションスイッチ
17 エンジン冷却水温センサ
18 外気温センサ
19 空調コントローラ
20 リア座席シート
21 電動ウォータポンプ

Claims (8)

  1. 補助的に暖める暖房パネルを車室域に設定した車両用補助暖房装置において、
    前記暖房パネルを、座席シートのシートクッションの下部領域に設定したことを特徴とする車両用補助暖房装置。
  2. 請求項1に記載された車両用補助暖房装置において、
    前記暖房パネルは、座席シートが設定されたフロアパネルに沿って供給される加熱液媒体を循環させることにより暖房することを特徴とする車両用補助暖房装置。
  3. 請求項2に記載された車両用補助暖房装置において、
    前記座席シートは、シートクッションとシートバックを有して構成され、
    前記シートクッションの下面には、暖気を導入する暖気導入孔を有し、かつ、前記シートクッションのシート表皮に囲まれるシートクッション空間と、前記シートバックのシート表皮に囲まれるシートバック空間を連通したことを特徴とする車両用補助暖房装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された車両用補助暖房装置において、
    前記暖房パネルは、フロント座席シートのシートクッションの下部領域に設定され、
    車両のインストルメントパネル内に、フロントエアコンユニットが搭載され、
    前記フロントエアコンユニットから後席乗員の足元に温風を導くリアフットダクトの開口部を、前記暖房パネルの上部位置に配置したことを特徴とする車両用補助暖房装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載された車両用補助暖房装置において、
    前記暖房パネルは、フロント座席シートのシートクッションの下部領域に設定され、
    車両のインストルメントパネル内に、フロントエアコンユニットが搭載され、
    前記フロントエアコンユニットのブロア吸込み口を、インストルメントパネルの前席乗員の足元位置に配置したことを特徴とする車両用補助暖房装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載された車両用補助暖房装置において、
    前記暖房パネルは、断熱材プレートの上面に蛇行溝を形成し、該蛇行溝に沿って加熱液媒体が流通するパネルホースを設定することで構成したことを特徴とする車両用補助暖房装置。
  7. 請求項6に記載された車両用補助暖房装置において、
    前記暖房パネルは、加熱液媒体としてエンジンからのエンジン冷却水を用い、
    前記パネルホースに、エンジン冷却水の供給パイプと排出パイプを接続し、かつ、エンジン冷却水の循環パイプ系に、循環と循環停止を切り替える電動開閉バルブを設定し、
    前記電動開閉バルブに、前記エンジンが作動しているエンジン作動条件と、エンジン冷却水温度が設定温度以上であるエンジン冷却水温度条件と、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件が、全て成立したとき、前記電動開閉バルブをバルブ開とする制御指令を出力する補助暖房制御手段を接続したことを特徴とする車両用補助暖房装置。
  8. 請求項6に記載された車両用補助暖房装置において、
    前記暖房パネルは、加熱液媒体としてエンジンからのエンジン冷却水を用い、
    前記パネルホースに、エンジン冷却水の供給パイプと排出パイプを接続し、かつ、エンジン冷却水の循環パイプ系に、循環と循環停止を切り替える電動開閉バルブと、エンジン冷却水を循環する電動ウォータポンプを設定し、
    前記電動開閉バルブと前記電動ウォータポンプに、前記エンジンが停止してから設定時間以内であるという時間条件と、エンジン冷却水温度が設定温度以上であるエンジン冷却水温度条件と、外気温が設定温度以下であるという外気温度条件が、全て成立したとき、前記電動ウォータポンプを作動し、前記電動開閉バルブをバルブ開とする制御指令を出力する補助暖房制御手段を接続したことを特徴とする車両用補助暖房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012144065A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Isuzu Motors Ltd 車室内の冷暖房システム
JP2012197030A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Mitsubishi Motors Corp 電動車用暖房装置

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