JP7130968B2 - 車両用暖房装置 - Google Patents
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開示された車両用暖房装置の一つは、車両に搭載されて車室内に向けて暖房を提供する暖房装置(1)と、暖房装置の暖房出力の上限値を超えないように暖房装置を制御する制御装置(3)と、を備え、制御装置は、車両の走行に関わる乗員の運転操作が行われていない非運転操作時における暖房出力の上限値を、乗員の運転操作によって車両が走行している運転操作時における暖房出力の上限値よりも高く設定し、暖房装置は、通電により発熱する発熱部を有して発熱部から供給される熱によって車室内に輻射熱を放射するヒータ装置であり、制御装置は、非運転操作時における暖房出力の上限値を、車室内温度が高い場合よりも低い場合の方が、運転操作時における暖房出力の上限値との差が小さくなるように設定する。
開示された車両用暖房装置の一つは、車両に搭載されて車室内に向けて暖房を提供する暖房装置(1)と、暖房装置の暖房出力の上限値を超えないように暖房装置を制御する制御装置(3)と、を備え、制御装置は、車両の走行に関わる乗員の運転操作が行われていない非運転操作時における暖房出力の上限値を、乗員の運転操作によって車両が走行している運転操作時における暖房出力の上限値よりも高く設定し、暖房装置は、通電により発熱する発熱部を有して発熱部から供給される熱によって車室内に輻射熱を放射するヒータ装置であり、制御装置は、非運転操作時における暖房出力の上限値を、車室内温度が低いほど運転操作時における暖房出力の上限値との差が大きくなるように設定する。
開示された車両用暖房装置の一つは、車両に搭載されて車室内に向けて暖房を提供する暖房装置(1)と、暖房装置の暖房出力の上限値を超えないように暖房装置を制御する制御装置(3)と、を備え、制御装置は、車両の走行に関わる乗員の運転操作が行われていない非運転操作時における暖房出力の上限値を、乗員の運転操作によって車両が走行している運転操作時における暖房出力の上限値よりも高く設定し、制御装置は、空調装置(5)が車室内に暖房風を提供していること、非運転操作時であること、および暖房装置の運転を開始する暖房指令信号が入力されたことのすべてを満たす場合には、暖房出力の上限値を、運転操作時における暖房出力の上限値よりも高く設定するとともに、空調装置の暖房出力を低下させる。
明細書に開示する車両用暖房装置は、道路走行車両、工事用車両、鉄道車両等の移動体である車両の車室内に設置することができる。第1実施形態では、自動車に搭載される車両用暖房装置について、図1~図7を参照して説明する。
第2実施形態の車両用暖房装置について図8および図9を参照して説明する。第2実施形態の車両用暖房装置は、空調装置5と連携したヒータ出力制御を実施する点で、第1実施形態と相違する。第2実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については第1実施形態と同様である。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
第3実施形態の車両用暖房装置について図10および図11を参照して説明する。第3実施形態の車両用暖房装置は、前述の実施形態に対して、乗員2が操作することによって、非運転操作時における暖房出力の上限値を設定できる上限値設定スイッチ11を備える点で相違する。第3実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については前述の実施形態と同様であり、以下、相違点について説明する。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、一つの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
3…暖房ECU(制御装置)
5…空調装置、 11…上限値設定スイッチ(上限値レベル操作部)
50…フット吹出しドア、 51…送風機
Claims (15)
- 車両に搭載されて車室内に向けて暖房を提供する暖房装置(1)と、
前記暖房装置の暖房出力の上限値を超えないように前記暖房装置を制御する制御装置(3)と、
を備え、
前記制御装置は、自動運転の実施によって前記車両の走行に関わる乗員の運転操作が行われていない非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、乗員の運転操作によって前記車両が走行している運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定する車両用暖房装置。 - 前記制御装置は、前記自動運転の実施中、かつ前記暖房装置の運転を開始する暖房指令信号が入力されている場合に、前記暖房出力の上限値を、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定する請求項1に記載の車両用暖房装置。
- 前記制御装置は、前記自動運転の実施中に、前記暖房装置の運転を開始する暖房指令信号が入力された場合に、前記暖房出力の上限値を、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定する請求項1に記載の車両用暖房装置。
- 前記暖房装置は、通電により発熱する発熱部を有して前記発熱部から供給される熱によって前記車室内に輻射熱を放射するヒータ装置であり、
前記制御装置は、前記自動運転の実施による前記非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、車室内温度が高い場合よりも低い場合の方が、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値との差が小さくなるように設定する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用暖房装置。 - 前記暖房装置は、通電により発熱する発熱部を有して前記発熱部から供給される熱によって前記車室内に輻射熱を放射するヒータ装置であり、
前記制御装置は、前記自動運転の実施による前記非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、車室内温度が低いほど前記運転操作時における前記暖房出力の上限値との差が大きくなるように設定する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用暖房装置。 - 車両に搭載されて車室内に向けて暖房を提供する暖房装置(1)と、
前記暖房装置の暖房出力の上限値を超えないように前記暖房装置を制御する制御装置(3)と、
を備え、
前記制御装置は、前記車両の走行に関わる乗員の運転操作が行われていない非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、乗員の運転操作によって前記車両が走行している運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定し、
前記暖房装置は、通電により発熱する発熱部を有して前記発熱部から供給される熱によって前記車室内に輻射熱を放射するヒータ装置であり、
前記制御装置は、前記非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、車室内温度が高い場合よりも低い場合の方が、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値との差が小さくなるように設定する車両用暖房装置。 - 車両に搭載されて車室内に向けて暖房を提供する暖房装置(1)と、
前記暖房装置の暖房出力の上限値を超えないように前記暖房装置を制御する制御装置(3)と、
を備え、
前記制御装置は、前記車両の走行に関わる乗員の運転操作が行われていない非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、乗員の運転操作によって前記車両が走行している運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定し、
前記暖房装置は、通電により発熱する発熱部を有して前記発熱部から供給される熱によって前記車室内に輻射熱を放射するヒータ装置であり、
前記制御装置は、前記非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、車室内温度が低いほど前記運転操作時における前記暖房出力の上限値との差が大きくなるように設定する車両用暖房装置。 - 前記制御装置は、停車時である前記非運転操作時に、前記暖房装置の運転を開始する暖房指令信号が入力された場合に、前記暖房出力の上限値を、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定する請求項6または請求項7に記載の車両用暖房装置。
- 前記制御装置は、空調装置(5)が車室内に暖房風を提供していること、前記非運転操作時であること、および前記暖房装置の運転を開始する暖房指令信号が入力されたことのすべてを満たす場合には、前記暖房出力の上限値を、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定するとともに、前記空調装置の暖房出力を低下させる請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の車両用暖房装置。
- 車両に搭載されて車室内に向けて暖房を提供する暖房装置(1)と、
前記暖房装置の暖房出力の上限値を超えないように前記暖房装置を制御する制御装置(3)と、
を備え、
前記制御装置は、前記車両の走行に関わる乗員の運転操作が行われていない非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、乗員の運転操作によって前記車両が走行している運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定し、
前記制御装置は、空調装置(5)が車室内に暖房風を提供していること、前記非運転操作時であること、および前記暖房装置の運転を開始する暖房指令信号が入力されたことのすべてを満たす場合には、前記暖房出力の上限値を、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定するとともに、前記空調装置の暖房出力を低下させる車両用暖房装置。 - 前記制御装置は、停車時である前記非運転操作時に、前記暖房装置の運転を開始する暖房指令信号が入力された場合に、前記暖房出力の上限値を、前記運転操作時における前記暖房出力の上限値よりも高く設定する請求項10に記載の車両用暖房装置。
- 前記制御装置は、前記空調装置が有する送風機(51)による送風量を低下させることにより、前記空調装置の暖房出力を低下させる請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の車両用暖房装置。
- 前記制御装置は、フット吹き出し用通路の開度を低下するようにフット吹出しドア(50)を制御することにより、前記空調装置の暖房出力を低下させる請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の車両用暖房装置。
- 前記制御装置は、車室内への吹出し空気の目標吹き出し温度を低下させるように、前記空調装置を制御することにより、前記空調装置の暖房出力を低下させる請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の車両用暖房装置。
- 前記非運転操作時における前記暖房出力の上限値を、乗員の操作によって、複数の異なる上限値レベルの中から選択可能な上限値レベル操作部(11)を備える請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の車両用暖房装置。
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