JPH0971024A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0971024A
JPH0971024A JP7227587A JP22758795A JPH0971024A JP H0971024 A JPH0971024 A JP H0971024A JP 7227587 A JP7227587 A JP 7227587A JP 22758795 A JP22758795 A JP 22758795A JP H0971024 A JPH0971024 A JP H0971024A
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JP
Japan
Prior art keywords
interface
interface board
interface means
option interface
selection
Prior art date
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JP7227587A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Masaki
友章 正木
Akira Shimoda
明良 霜田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オプションインターフェースに故障が生じた
場合でも確実にこれを無効化でき、常時安定した動作が
可能な記録装置を提供する。 【解決手段】 キー操作によりサイクリックにメニュー
表示のファンクション番号を1〜19の間で変更する
(ステップS3〜S11)際、ホストインターフェース
として、オプションインターフェースを指定する19番
が指定されると、オプションインターフェースの特定の
信号線の状態が調べられる(ステップS6、S10)。
当該信号線がオプションインターフェースが正常に装着
され、動作していることを示していれば、オプションイ
ンターフェースを指定するファンクション番号19が選
択可能となるが、オプションインターフェースボードが
正常に動作していなかったり、未装着である場合には、
該当する19番をとばしてファンクション番号が変更さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置、特に所
定のインターフェース手段を介してホスト装置とデータ
入出力を行ない、所定の記録方式に基づいて記録出力を
行う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータなどのホスト装
置と接続されて用いられるレーザビームプリンタ、イン
クジェットプリンタなどの種々の記録装置において、ホ
スト装置との接続のためのインターフェース方式とし
て、パラレルインターフェース、シリアルインターフェ
ース、SCSIインターフェース、イーサネットインタ
ーフェースなど様々なものが使用されている。
【0003】通常、記録装置はデフォルトのインターフ
ェースを標準インターフェースとして実装された状態で
出荷されるが、さらにオプショナルなインターフェース
ボードを装着可能に構成した装置も知られている。
【0004】このようなオプションインターフェースボ
ードを装着可能な記録装置において、標準インターフェ
ースとオプションインターフェースのどちらを使用する
かは、電源投入前にディップスイッチで選択するか、電
源投入後に、オペレーションパネル上のキースイッチと
LEDやLCDなどの表示手段により設定するのが一般
的である。
【0005】オペレーションパネルで設定する場合、そ
れぞれの設定項目に「番号」(又は、記号)を割り当
て、表示手段上では簡易的にその「番号」(又は、記
号)と、その「番号」(又は、記号)に該当する設定項
目の設定状態(例えば、ONかOFFか)を表示するこ
とも可能である。
【0006】その際、その設定内容を不揮発性のメモリ
ーに記憶させ、電源のオン・オフによって設定内容が変
化しないようにすることも可能である。
【0007】ところで、オプションインターフェースを
設定する場合、オプションインターフェースボードが装
置に装着されていない状態では、装置を正常に動作させ
るため、当然オプションインターフェースが選択されな
いようにしなければならない。
【0008】そのために、例えば、オプションインター
フェースボードを装着すると変化する信号ラインを設
け、オプションインターフェースボードを装着しなけれ
ば、選択キーの入力を受け付けないようにしたり、警告
を促したりしていた。
【0009】また、予めオプションインターフェースが
選択された後、インターフェースボードが取り外された
場合は、警告を促したり、自動的に一時的に標準インタ
ーフェースが選択されるように制御する方法も考えられ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下の問題点があった。
【0011】1つは、オプションインターフェースボー
ドが装着されているか否かに関わらず、オプションイン
ターフェースの選択モードに入ることができた(設定項
目を番号で示した場合、その番号が表示される)ため、
オプションインターフェースを使用しないユーザーが誤
操作をする恐れがあった。
【0012】また、オプションインターフェースの選択
だけでなく、オプションインターフェースに関する諸設
定をオペレーションパネル上で行う場合には、オプショ
ンインターフェースを使用しないユーザーにとって不必
要な設定項目が増え、誤操作の恐れがさらに増してい
た。
【0013】2つめは、オプションインターフェースの
選択がオプションインターフェースボードが装着されて
いるか否かでしか判断されないため、オプションインタ
ーフェースボードが正常に動作できない(故障)状態の
時でも、装着さえしてあればオプションインターフェー
スを選択できる。このため、ユーザーは、記録動作が正
常に行われない原因が、オプションインターフェースボ
ードにあるのか、ホスト側の問題なのか、あるいは、通
信の諸設定にあるのか判断する事が困難であった。
【0014】3つめは、オプションインターフェースボ
ードを装着し、オプションインターフェースが選択され
た後、オプションインターフェースボードを取り外した
場合、一時的に標準インターフェースが選択されること
はあったが、その後、再度オプションインターフェース
ボードを装着した際には、再び、オプションインターフ
ェースが選択されてしまっていた。
【0015】すなわち、以前にオプションインターフェ
ースを選択したか否かによって、どちらのインターフェ
ースが選択されるかが決まるため、オプションインター
フェースボードを装着した後、ユーザーは、標準インタ
ーフェースを使い続ける場合でも、どちらのインターフ
ェースが選択されているかを確認する必要があった。
【0016】本発明の課題は、上記問題を解決し、装置
の機能設定状態を操作性よく確実に設定でき、オプショ
ンインターフェースに故障が生じた場合でも確実にこれ
を無効化でき、常時安定した動作の可能な記録装置を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、オプションインターフェースボードが正常に動作
しているか否かを認識する手段を持ち、正常に動作して
いる場合は、オペレーションパネル上で、オプションイ
ンターフェースの選択モードに入ることを可能とし、正
常に動作していない場合には、オプションインターフェ
ースの選択モードに入ることを不可能とする。特に、本
発明では、正常に動作していない場合には、オプション
インターフェースの選択モードの表示をしないように
し、オプションインターフェースが選択不可能であるこ
とをユーザに示す。
【0018】また、オプションインターフェースボード
を装着し、オプションインターフェースを選択した後、
オプションインターフェースボードを取り外したり、オ
プションインターフェースボードが故障したりした場合
には、ユーザーの選択内容にかかわらず標準インターフ
ェースが選択され、それ以降、ユーザーが再度オプショ
ンインターフェースボードを選択しない限り、設定が変
更されないように制御する。
【0019】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]以下添付図面を参照して本発明の実施形
態を説明する。
【0020】図1は、本発明を採用した記録装置100
の要部を示す斜視立体図である。
【0021】図1(A)において、記録装置100の記
録機構(インクジェット方式など、所定の方式により構
成される)はカバー101により覆われており、このカ
バー101に操作パネル1が設けられている。操作パネ
ル1は、オンライン/オフラインの切り換え、リセッ
ト、フォームフィード、行送り、各種制御パラメータの
制御など、公知の記録装置の設定操作のために使用され
るほか、後述のオプションインターフェースボード/標
準インターフェースの切り換え制御などに使用される。
【0022】図1(B)は、図1(A)の装置の背面部
分を示しており、パラレルインターフェースなどの標準
インターフェース(不図示)のほか、オプションインタ
ーフェースボード20を装着するためのスロット20a
を有する。
【0023】図2は、図1の装置の操作パネル1の要部
を示す図である。図2において、2は液晶パネル、3〜
11はキースイッチ、12〜14はLED、15は各種
設定を行うためのファンクション番号を表示する、8セ
グメントタイプの液晶表示である。
【0024】また、符号18は、オプションインターフ
ェースボード20の選択状態の有効/無効を表示するた
めに液晶パネル2内に設けられたインジケータである。
【0025】詳細には、符号3はパワーオン・オフキ
ー、4はホスト装置との接続状態を制御するためのオン
ライン・オフラインキー、5は手動で行送り/紙送りを
行なうためのLF/FFキー、6は種々の設定変更を行
なうためのメニュー表示を制御するためのメニューキ
ー、7は○(16)あるいは●(17)の選択キー、
8、9は液晶パネル上の設定を変更する際に、変更箇所
を指定するために、現在の選択箇所を左右に移動させる
キーである。また、10、11はファンクション番号の
UP/DOWNキーである。12はパワーオン時に点灯
するLED、13はオンライン時に点灯するLED、1
4は紙ジャムなどのエラー発生時に点灯するLEDであ
る。
【0026】図2の操作パネル1を用いてファンクショ
ン設定を行う場合は、パワーオン状態において、メニュ
ーキー6を押して設定モードに入り、次に、8又は9の
キーでファンクションの選択モードを選ぶ。そして、1
0又は11のキーで液晶パネル2に表示されたカーソル
を移動することなどによりファンクション番号を選択
し、7のキーで設定状態を変更し、最後にメニューキー
6又は、オン・オフラインキー4を押してメニューモー
ドを抜けるとともに、変更した設定内容を確定する。
【0027】図3は、図1に示した記録装置の制御回路
の構成を示している。図3において、符号31は装置全
体の動作を制御するCPUで、このCPU31のバスに
は以下の各部材が接続される。
【0028】符号30はパラレルインターフェースなど
の標準インターフェース回路、符号32はCPU31の
プログラム(後述)、制御定数などを格納するROM、
33はCPU31のワークエリアとして使用されるRA
M、34は操作パネルの設定内容を保存しておくための
EEPROMである。
【0029】オプションインターフェースボード20
は、コネクタなどの接続手段を介してCPU31のバス
に接続される。操作パネル1のキー3〜10、液晶パネ
ル2、LED12〜14などに対する入出力は公知のド
ライバ回路などから構成された入力制御回路43、およ
び出力制御回路44、45を介して行なわれる。
【0030】記録機構の制御回路は、公知の記録装置と
ほぼ同様に構成されている。記録ヘッド36のヘッドユ
ニット38は記録ヘッド36に内蔵されたヘッドドライ
バ37、およびヘッド駆動回路35を介して、ホストか
ら転送された記録データに応じCPU31により制御さ
れる。
【0031】記録ヘッド36を塔載したキャリッジを駆
動するキャリッジモータ42はモータ駆動回路41によ
り制御される。紙送りモータ40はモータ駆動回路39
により制御される。
【0032】図4は、装着されるオプションインターフ
ェースボード20側の制御回路をより詳細に示してい
る。オプションインターフェースボード20はボード上
にCPU51、ROM52、RAM53を有し、ホスト
装置とSCSI、シリアルその他の方式でデータ入出力
を行なうための外部インターフェース回路50を有して
いる。
【0033】内部通信回路58は、外部インターフェー
ス回路50と図3のバスとの間でデータ入出力を行なう
ためのもので、入出力の駆動回路59、60、および不
図示のコネクタなどから構成される。
【0034】オプションインターフェースボード20の
ボード上には、ボードの設定状態を変更するためのDI
Pスイッチ55および動作状態を表示するためのLED
57などが設けられており、これらは入出力の駆動回路
54、56によりそれぞれ制御される。
【0035】内部通信回路58と外部インターフェース
回路50の間の入出力はCPU51により制御される。
【0036】さらに、本実施形態では、内部通信回路5
8の出力信号の1つとしてオプションインターフェース
20が自己診断を行い正常に動作している場合に”Lo
w”レベルを出力し、診断中又は異常を検知した場合に
は”High”レベルを出力する信号ライン58aを用
意している。
【0037】この信号ライン58aは、不図示のコネク
タを介して本体のバスに接続され、CPU31はオプシ
ョンインターフェースボード20が正常に動作している
かどうかを知ることができる。また、この信号ライン5
8aは、本体回路でプルアップされており、オプション
インターフェースが接続されていない状態では、”Hi
gh”レベルを示すようになっている。
【0038】また、オプションインターフェースの異常
や、未装着状態を検知する方法として、内部通信を通し
て行うハンドシェークが正常に行われたかどうかで判断
する方法もある。
【0039】図5は、操作パネルの操作に応じて、イン
ターフェース仕様を決定するファンクション設定処理を
行なう際のCPU31の制御手順を示している。図示の
手順はCPU31の制御プログラムとしてROM52に
格納される。以下、図5に従ってCPU31の制御内容
を説明する。
【0040】まず、ステップS1でファンクション設定
モードが選択されたかどうかを判断する。ファンクショ
ン設定モードが選択された場合は、ステップS2に進
み、ファンクション番号とその設定内容を表示する。
(ここで表示するファンクション番号は、1又は前回最
後に選択したファンクション番号等が考えられる。)そ
して、ステップS3で、操作パネル1からなんらかのキ
ースイッチが押されるのを待つ。キーが押されたら、ど
のキーが押されたかを判断する。ステップS4でUPキ
ー10が押されたと判断した場合は、ステップS5へ進
む(以下では、便宜上UPキー10およびDOWNキー
11をファンクション番号UPキー10,ファンクショ
ン番号DOWNキー11という)。
【0041】なお、本実施形態では、ファンクション番
号は1から19まで存在し、その中で、標準インターフ
ェースとオプションインターフェースの選択はファンク
ション番号の19とする。また、後述のステップS3〜
S11のループにおいて、ファンクション番号が19ま
でカウントUPした後は、また1に戻ってカウントUP
し、ファンクション番号1までカウントDOWNした後
は、19からカウントDOWNする。
【0042】さて、ステップS5で、インターフェース
の選択のためのファンクション番号19が選択されたと
判断した場合は、CPU31はステップS6で、オプシ
ョンインターフェースボード20の装着時に信号ライン
58aと接続されるべく設けられている信号線の状態を
調べ、オプションインターフェースボード20が正常に
動作しているかどうかを判断する。
【0043】オプションインターフェースボード20が
正常に動作している場合は、オプションインターフェー
スボード20の信号ライン58aがLowレベルになる
ので、ステップS12でファンクション番号19と現在
の設定状態を表示するが、信号ライン58aがHigh
レベルである、すなわちオプションインターフェースボ
ード20が正常に動作していなかったり、未装着である
と判断した場合は、ステップS7でファンクション選択
番号を1に戻す(すなわち、ファンクション番号19を
とばして1に戻る)、ステップS12でファンクション
番号1とファンクション番号1に割りあてられた機能の
現在の設定状態を表示する。なお、ステップS5でファ
ンクション番号19が選択されなかったと判断した場合
は、ステップS12で選択されたファンクション番号と
現在の設定状態を表示する。
【0044】また、ステップS4でファンクション番号
UPキー10が押されなかったと判断した場合は、ステ
ップS8へ進む。ステップS8でファンクション番号D
OWNキー11が押されたと判断した場合は、ステップ
S9へ進む。
【0045】このファンクション番号DOWNキー11
の押下処理でも、上記とほぼ同様の処理が行なわれる。
【0046】すなわち、ステップS9でファンクション
番号19が選択されたと判断した場合は、ステップS1
0で信号ライン58a(ないしそれと接続されるべき信
号線)を介してオプションインターフェースが正常に動
作しているかどうかを判断し、正常に動作している場合
は、ステップS12でファンクション番号19と現在の
設定状態を表示するが、正常に動作していなかったり、
未装着であると判断した場合は、ステップS11でファ
ンクション選択番号を18に更新し(すなわちファンク
ション番号を19をとばして18に変更する)、ステッ
プS12でファンクション番号18と現在の設定状態を
表示する。ステップS9でファンクション番号19が選
択されなかったと判断した場合は、ステップS12で選
択されたファンクション番号と現在の設定状態を表示す
る。
【0047】ステップS7(ないし後述のS11)の
後、処理はステップS3にループし、上記の処理が繰り
返される。UPあるいはDOWNキーが操作されていな
い場合には、ステップS15に進み、キー操作に従っ
て、設定状態を変更したり、他のファンクション番号を
選択したり、他の設定モードに移行したり、設定モード
を抜けたりする公知の処理を実行する。
【0048】ステップS8でファンクション番号DOW
Nキーが押されなかったと判断した場合は、押されたキ
ーの指示に従って、設定状態を変更したり、他の設定モ
ードに移行したり、設定モードを抜けたりする(ステッ
プS15)。
【0049】以上の処理によれば、ユーザのUPキー1
0またはDOWNキー11の操作によりサイクリックに
ファンクション番号を1〜19の間で変更するが、ホス
トとのインターフェースとして、オプションインターフ
ェースボード20を指定する19番が指定されると、ス
テップS6、S10において信号ライン58a(ないし
それと接続されるべき信号線)の状態が調べられる。
【0050】ここで信号ライン58a(ないしそれと接
続されるべき信号線)がLowレベルであり、オプショ
ンインターフェースボード20が正常に装着され、動作
している場合はファンクション番号19が選択可能とな
るが、信号ライン58a(ないしそれと接続されるべき
信号線)がHighレベルである、すなわちオプション
インターフェースボード20が正常に動作していなかっ
たり、未装着である場合には、UPキー10の操作にお
いては19番をとばしてファンクション番号が1に戻
り、Downキー11の操作においては19番をとばし
てファンクション番号が18に変更される。
【0051】つまり、オプションインターフェースボー
ド20が正常に動作していなかったり、未装着である場
合には、オプションインターフェースボード20を用い
ることを指定するメニューが選択不可能に制御されるた
め、ユーザが誤まってオプションインターフェースボー
ド20を用いる設定状態を作り出してしまうことがな
い。
【0052】また、オプションインターフェースボード
20が装着されていても、オプションインターフェース
ボード20が故障している場合では、オプションインタ
ーフェースボード20をインターフェースとして使用す
ることが不可能となるため、従来のように記録動作が正
常に行われない原因が、オプションインターフェースボ
ードにあるのか、ホスト側の問題なのか、あるいは、通
信の諸設定にあるのか判断する事が困難になる問題を回
避できる。
【0053】なお、選択されたインターフェースの状態
(標準またはオプションインターフェースボード20の
いずれを用いるか)は、操作パネル1のインジケータ1
8に表示する。
【0054】[実施形態2]図6〜8は、CPU31の
異なる制御例を示している。以下、図6〜8に従ってC
PU31の制御内容を説明する。
【0055】第1の実施形態では、操作パネル1からフ
ァンクション選択モードに入って、インターフェースを
選択しようとするときに、オプションインターフェース
ボード20が正常かどうかを判断したが、本発明第2の
実施形態では、パワーオン時にオプションインターフェ
ースボード20が正常かどうかを判断する。
【0056】図6において、ステップS101でパワー
オンキーが押されたかを判断し、パワーオンされたらス
テップS102でオプションインターフェースボード2
0が正常かどうかを判断する。この判断は、前述同様に
信号ライン58a(ないしそれと接続されるべき信号
線)の状態を調べることにより行なう。なお、装着され
たオプションインターフェースボード20が自己診断を
行う場合は、自己診断が終了するのを待ってから判断す
る。
【0057】ステップS102でオプションインターフ
ェースボード20が正常と判断した場合は、ステップS
106でオプションインターフェースボード20の選択
を許可するよう設定する。また、オプションインターフ
ェースボード20が正常でないと判断した場合は、ステ
ップS103で既にオプションインターフェースボード
20が選択されているかを判断し、オプションインター
フェースボード20が選択されている場合は、ステップ
S104でインターフェースの選択を標準インターフェ
ースに変更する。そして、オプションインターフェース
ボード20が選択されていたかどうかに関わらず、ステ
ップS105へ進み、オプションインターフェースボー
ド20の選択を許可しないよう設定する。
【0058】次に、図7に従って、本実施形態における
オプションインターフェースボード20の選択方法を説
明する。選択の方法は、基本的に第1の実施形態で説明
した方法と同じであるので、第1の実施形態の図5と異
なる部分についてのみ図7に示す。図7では、図5のス
テップS6がステップS121に、また、ステップS1
0がステップS122に変更されている。
【0059】図5において、ステップS6又はステップ
S10でオプションインターフェースボード20が正常
かどうかを判断したのに対し、本実施形態では、パワー
オン時にオプションインターフェースボード20の有
無、及び、オプションインターフェースボード20が正
常かどうかを判断しているため、その際に判断した結果
(図6のステップS105ないしS106)に基づい
て、ステップS121又はステップS122でオプショ
ンインターフェースボード20の選択を許可するかどう
かを判断し、その結果に従ってそれ以降の処理を行う。
ステップS121、ステップS122において、オプシ
ョンインターフェースボード20の選択を許可しない場
合には、前述同様に、ファンクション番号のサイクリッ
クな変更においてファンクション番号19を選択不可能
とする。
【0060】図8は、パワーオン時には正常であったオ
プションインターフェースボード20が途中で故障した
り、また、パワーオン中に外されたりした場合に、誤っ
てオプションインターフェースボード20が選択されな
いようにする処理であり、パワーオン中は、しばしばこ
の処理を行う必要がある。図8の処理は、不図示のタイ
マ割り込みなどにより定期的に起動され、実行される。
【0061】図8において、ステップS110でパワー
オン時にオプションインターフェースボード20が正常
であったかどうかを判断する。パワーオン時に既にオプ
ションインターフェースボード20が正常でなかった
(又は、装着されていなかった)場合は、オプションイ
ンターフェースボード20の設定が許可されていないの
で、この処理を抜けて他の処理へ移行する(ステップS
112)。
【0062】ステップS110で正常であったと判断し
た場合は、ステップS111で、現在オプションインタ
ーフェースボード20が異常を示していないか判断す
る。この判断も、信号ライン58a(ないしそれと接続
されるべき信号線)の状態を調べることにより行なう。
オプションインターフェースボード20が異常を示して
いない場合はこの処理を抜けて他の処理へ移行する(ス
テップS112)。ステップS111で異常を示してい
ると判断した場合は、ステップS113でユーザーに異
常を伝え、パワーオフ以外の処理を受け付けないように
する。そして、再度パワーオンした際に図6に示した処
理を行い、改めてオプションインターフェースボード2
0の設定を許可するかどうかを判断する。
【0063】図6〜図8の制御によれば、オプションイ
ンターフェースボードを取り外したり、オプションイン
ターフェースボードが故障したりした場合には、ユーザ
ーの選択内容にかかわらず、標準インターフェースが選
択されるため、ユーザーの作業性を向上させることが可
能となる。
【0064】また、図8の制御をパワーオン期間におい
て定期的に行なうことにより、オプションインターフェ
ースボード20が装置の動作中に故障を生じても異常な
状態のまま動作を続行することがなくなる。もし、オプ
ションインターフェースボード20の状態がパワーオ
フ、リセット後も異常である場合には、図6、図7の処
理によりオプションインターフェースボード20の選択
が不可能となっており、また、インターフェースの選択
状態が操作パネル1のインジケータ18に表示されるた
め、確実に装置の異常動作の原因がオプションインター
フェースボード20にあることを容易に特定できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
プションインターフェースボードが正常に動作している
か否かを認識する手段を持ち、オプションインターフェ
ースが未装着、あるいは正常に動作していない場合に
は、オプションインターフェースの選択を禁止するよう
に制御するために、ユーザーが誤ってオプションインタ
ーフェースを選択するのを防ぐことができる。したがっ
て、オプションインターフェースを装着しないユーザー
にとっては、余分な選択項目が減り、操作性を向上させ
る事ができ、装置の機能設定状態を操作性よく確実に設
定でき、オプションインターフェースに故障が生じた場
合でも確実にこれを無効化でき、常時安定した動作の可
能な優れた記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である記録装置の要
部を示す斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置の操作パネルの要部を示
す図である。
【図3】図1に示した記録装置の制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図4】図1に示した記録装置に装着するオプションイ
ンターフェースボードの制御回路の構成を示すブロック
図である。
【図5】本発明第1の実施形態における制御フローチャ
ートである。
【図6】本発明第2の実施形態における第1の制御フロ
ーチャートであり、特にパワーオン処理での制御を示す
ものである。
【図7】本発明第2の実施形態における第2の制御フロ
ーチャートの一部であり、図5の内容と異なる部分を表
したものである。
【図8】本発明第2の実施形態における第3の制御フロ
ーチャートであり、オプションインターフェースの異常
検出に関する制御を示すものである。
【符号の説明】
100 記録装置 101 カバー 1 操作パネル 2 液晶パネル 6 メニューキー 10 UPキー 11 DOWNキー 20 オプションインターフェースボード 20a スロット 31 CPU 35 ヘッド駆動回路 36 記録ヘッド 37 ヘッドドライバ 38 ヘッドユニット 39 モータ駆動回路 40 紙送りモータ 41 モータ駆動回路 42 キャリッジモータ 43 入力制御回路 44 出力制御回路 45 出力制御回路 50 外部インターフェース回路 54 駆動回路 55 DIPスイッチ 56 駆動回路 57 LED 58 内部通信回路 58a 信号ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のインターフェース手段を介してホ
    スト装置とデータ入出力を行ない、所定の記録方式に基
    づいて記録出力を行う記録装置において、 標準で装備されている第1のインターフェース手段と、 任意で着脱可能な第2のインターフェース手段と、 前記第2のインターフェース手段が正常に動作している
    か否かを判別する手段と、 ユーザーの選択操作に応じて前記第1と第2のインター
    フェース手段のいずれを有効にするかを選択する手段
    と、 前記第2のインターフェース手段が正常に動作していな
    い場合は、ユーザーの選択操作にかかわらず前記第1の
    インターフェースが選択されるよう制御するとともに、
    前記選択手段による前記第2のインターフェース手段の
    選択を禁止する制御手段を有することを特徴とする記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が前記第2のインターフェ
    ース手段から出力される特定の信号ラインの論理レベル
    によって、前記第2のインターフェース手段が正常に動
    作しているか否かを判別することを特徴とする請求項1
    に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のインターフェース手段が装着
    されていない場合は、前記特定信号ラインが、正常に動
    作していないことを示す論理レベルになることを特徴と
    する請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、前記第1ないし第2の
    インターフェース手段の選択状態を表示する表示手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、表示手段に表示された
    メニューエントリをキースイッチにより選択するユーザ
    インターフェースにより構成され、前記第2のインター
    フェース手段が正常に動作している場合には、前記第2
    のインターフェース手段を選択するメニューエントリを
    前記キースイッチの操作により選択可能とし、前記第2
    のインターフェース手段が正常に動作していない場合に
    は、前記第2のインターフェース手段を選択するメニュ
    ーエントリを選択不可能に制御されることを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段によって、前記第2のイン
    ターフェース手段が選択された後、前記第2のインター
    フェース手段が外されたり、正常に動作しなくなったり
    した場合には、ユーザーの選択操作にかかわらず前記第
    1のインターフェース手段を選択することを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
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