JPH0967036A - 分離ローラ調整装置および調整方法 - Google Patents

分離ローラ調整装置および調整方法

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JPH0967036A
JPH0967036A JP7223343A JP22334395A JPH0967036A JP H0967036 A JPH0967036 A JP H0967036A JP 7223343 A JP7223343 A JP 7223343A JP 22334395 A JP22334395 A JP 22334395A JP H0967036 A JPH0967036 A JP H0967036A
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JP
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roller
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media
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JP7223343A
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English (en)
Inventor
Katsunori Yuasa
勝則 湯浅
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整作業が簡単でしかも安定した分離性能が
得られる分離ローラの調整装置および調整方法を提供す
る。 【構成】 ピッカローラ2により繰出される紙幣1を分
離する分離ローラ対としてのフィードローラ3とリバー
スローラ4は重なって配置されている。フィードローラ
3近傍には、紙幣1の通過を検出する光学センサ20が
配置され、また紙幣1の搬送経路には紙幣1の重送を検
出する鑑別部が設けられている。光学センサ20は繰出
される紙幣1間の間隔を検出する。検出された紙幣1間
の間隔のばらつきは規定値内にあるかどうか判定され、
その結果によりフィードローラ3とリバースローラ4の
重なり量を調整する。その調整のためのパルスモータが
設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は媒体を1枚ずつ分離する
分離ローラの調整装置および調整方法に関し、特に金融
機関等で利用される紙幣自動取引装置における分離ロー
ラの調整装置および調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣自動取引装置等においては、
例えば金庫から繰出される紙幣を1枚ずつ分離する分離
ローラが配設されているが、こうした分離ローラは一対
のローラが入れ子状に配置して構成されている。分離ロ
ーラは本来紙幣を1枚ずつ正確に分離しなければならな
いが、入れ子状になった分離ローラの重なり量が少ない
と紙幣の重送(複数枚同時送り)が発生し、逆に重なり
量が多いと紙幣が送られなかったり、また紙幣に傷がつ
いてしまう。そのために重なり量は適正に設定しなけれ
ばならない。従来の分離ローラの調整方法は、ローラ対
の間に調整用の媒体を差し込み、差し込んだその媒体を
引き抜いてその引き抜き力を測定する。そして測定した
引き抜き力を規定値内にすることで重なり量を設定して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の調整方法では、調整用媒体のコシの強さ、摩擦係数の
差および調整を行う人間の個人差等により調整のばらつ
きが発生し、安定した分離性能を得ることは困難であ
り、また調整作業に時間を要していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、互いに入れ子状に配設され、繰出された媒
体を1枚ずつ分離するローラ対における互いのローラの
重なり量を調整する装置において、媒体の重送を検出す
る第1の検出手段と、繰出された媒体間の間隔を検出す
る第2の検出手段と、前記第2の検出手段により検出さ
れた媒体間の間隔のばらつきが所定範囲内にあるか否か
を判別する判別手段と、前記ローラ対の重なり量を変え
る調整手段と、前記第1の検出手段の検出結果および前
記判別手段の判別結果に基づいて前記調整手段を制御す
る制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、第1の検出
手段により媒体の重送を検出するとともに、第2の検出
手段により媒体間の間隔を検出する。第2の検出手段に
より検出された媒体間の間隔のばらつきは、判別手段に
より所定範囲内にあるか否かが判別される。制御手段
は、第1の検出手段の検出結果および判別手段の判別結
果に基づいて、調整手段を制御する。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面にしたがっ
て説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号
を付す。図1は本発明に係る第1実施例の調整機構を示
す概略正面図、図2は第1実施例の調整機構を示す概略
側面図である。なお以下に説明する各実施例において
は、紙幣自動取引装置における分離ローラの調整装置に
ついて説明する。
【0007】両図において、積層された紙幣1の上方に
は、ピッカローラ2が回転可能に配設され、紙幣1はピ
ッカローラ2の時計回り方向の回転により図2における
左方向に繰出される。紙幣1の繰出し側には、分離ロー
ラ対を構成するフィードローラ3およびリバースローラ
4が入れ子状に設けられている。フィードローラ3はシ
ャフト5に2個個別に取付けられ、図示しない駆動手段
により図2における時計回り方向に回転する。リバース
ローラ4は、2個のフィードローラ3に対してそれぞれ
入れ子状に2個設けられ、シャフト6を介してブラケッ
ト7により支承されている。シャフト6とリバースロー
ラ4との間には、ワンウェイベアリングが嵌装されてお
り、リバースローラ4が図2における時計回り方向にし
か回転しないようになっている。
【0008】ブラケット7は、シャフト8を中心に回転
自在に設けられており、リバースローラ4側を圧縮スプ
リング9により押し上げられている。リバースローラ4
側の反対側には当接部10が形成され、この当接部10
にはアジャストピン11が当接している。すなわち、ブ
ラケット7は圧縮スプリング9によりシャフト8を中心
に反時計回り方向に回転しようとするが、当接部10が
アジャストピン11に当接することにより静止する。ア
ジャストピン11はビーム12の立設部12aにねじ込
まれ、ウォームギア13が取付けられている。ウォーム
ギア13は、調整用シャフト14に取付けられたギア1
5に噛み合っている。したがって、シャフト14が回転
することにより、ウォームギア13が回転し、アジャス
トピン11は図2における左方向または右方向に移動す
る。調整用シャフト14には、ジョイント16を介して
パルスモータ17が接続され、シャフト14はパルスモ
ータ17により回転可能となっている。
【0009】フィードローラ3にはプレッシャローラ1
8、19が回転自在に圧接しており、プレッシャローラ
18、19は繰出された紙幣1をフィードローラ3の上
方にガイドする。また紙幣1の走行経路を光軸が遮るよ
うに光学センサ20a、20bが配設されている。紙幣
1が光軸を遮ることにより、光学センサ20a、20b
が紙幣1の通過を検知する。フィードローラ3およびピ
ッカローラ2の上方には、繰出された紙幣1を搬送する
搬送ベルト21、22が各プーリ23により張設されて
いる。プレッシャローラ19の上方には、紙幣1を両回
転ベルト21、22の間にガイドするブレード24が回
転可能に設けられている。
【0010】図3は本発明の調整機構が実装される紙幣
自動取引装置を示す概略構成図である。同図において、
紙幣自動取引装置30には、紙幣1が収納されている金
庫31が複数個設けられている。各金庫31にはそれぞ
れ紙幣の繰出し機構32が設けられており、この繰出し
機構32の中に上述した分離ローラの調整機構が設けら
れている。自動取引装置30にはまた、入金紙幣が取り
込まれる接客口33および紙幣の鑑別を行う鑑別部3
4、紙幣を一括収納する一括収納部35、リジェクト紙
幣を収納するリジェクトボックス36が設けられてお
り、このうち接客口33と一括収納部35にも紙幣の繰
出し機構が配設されており、ここにも分離ローラの調整
機構が設けられている。
【0011】鑑別部34には、金庫31と接客口33そ
れに一括収納部35から紙幣が送られるが、送られてき
た紙幣はここで真偽、正損、金種等の鑑別が行われると
ともに、重送等の紙幣の搬送状態も判別される。
【0012】図4は第1実施例の制御系を示すブロック
図である。同図において、制御部41は第1実施例の調
整機構を制御する回路であり、前述した光学センサ20
および鑑別部34が接続されている。光学センサ20
は、繰出された紙幣1の通過検知情報を制御部41へ送
る。鑑別部34は、紙幣が重送しているか否かの情報を
制御部41へ送る。制御部41にはまた駆動回路42が
接続されており、この駆動回路42は調整用モータ17
を駆動する。
【0013】次に第1実施例の動作を説明するが、フィ
ードローラ3とリバースローラ4で構成される分離ロー
ラ対の調整は、フィードローラ3とリバースローラ4の
重なり量(図2に示すT)を調整することを意味する。
フィードローラ3とリバースローラ4の重なり量が適正
であれば、紙幣の分離は良好に行われる。本発明におけ
る調整方法は、初期調整、ラフ調整、微調整の3
つの手順から成り、通常−−の順に行う。
【0014】初期調整。紙幣の繰出し機構を組み立て
後、紙幣を分離できる状態にする。重なり量が大きすぎ
て紙幣が繰出せなかったり、重なり量が小さすぎて紙幣
の重送が連続して発生することを防止するために行う。
調整は、繰出し機構を組み立て時に治具を使用して行
う。図5は初期調整を示す図である。同図に示すよう
に、ブロックゲージ状の治具45をフィードローラ3と
リバースローラ4の間に差し込み、調整用シャフト14
を手動で回してリバースローラ4を治具45に突き当て
る。これにより重なり量はほぼ一定の値の保たれ、紙幣
をある程度の信頼性で繰出すことができる。
【0015】ラフ調整。本発明で自動的に行う調整で
あり、重なり量の上限値と下限値を求め、実際の重なり
量がそれらの値の中央値になるように調整する。ここで
上限値とは、重なり量が大きいとピッカローラ2に対し
て滑るが、ピッカローラ2の1回転で紙幣が1枚繰出せ
ない状態のときの重なり量の値をいう。また下限値と
は、重なり量が小さいと紙幣の重送が発生するが、その
場合の重なり量の値をいう。
【0016】微調整。ラフ調整を行った後、紙幣を多
量に繰出して調整を行う。
【0017】次にラフ調整について説明する。このラフ
調整は大きく3つの場合に分けられる。図6はラフ調整
の概略を示す説明図である。同図において、(1)は、
初期調整終了後に紙幣を繰出した場合に、重送と、ピッ
カローラ2の1回転で紙幣が繰出せない状態(以降、空
振りという)の両方の現象とも起きない状態、(2)
は、初期値(初期調整で設定された重なり量の値)で空
振りが発生した場合、(3)は、初期値で重送が発生し
た場合、である。
【0018】(1)の場合は、初期値で重送も空振りも
発生せず、まず下限値を求めて、次に上限値を求め、こ
こから中央値を求める。(2)の場合は、初期値で空振
りが発生するので、まず上限値を求め、次に下限値を求
めて中央値を算出する。(3)の場合は、初期値で重送
が発生するので、まず下限値を求め、次に上限値を求め
て中央値を算出する。
【0019】次に第1実施例における実際の調整動作を
図7に示すフローチャートにしたがって説明する。図7
は第1実施例の調整動作を示すフローチャートである。
調整動作は、重なり量が初期調整終了後の初期値から開
始する。
【0020】まずピッカローラ2を回転して紙幣1を繰
出す(ステップ1)。繰出された紙幣1はフィードロー
ラ3とリバースローラ4の間に入り込み、この間を通り
抜けてプレッシャローラ18にガイドされてセンサ20
の光軸を横切る。このとき制御部41は紙幣1を検知
し、紙幣1の終端が光軸を通り過ぎた時点で紙幣1の通
過を検知する。紙幣1はさらに搬送され、鑑別部34へ
送られる。鑑別部34では紙幣1の重送が検知される。
鑑別部34を通過した紙幣1は、一括収納部35へ収納
される。
【0021】以上の動作を所定枚数繰り返す。制御部4
1は、光学センサ20からの情報により、次々と繰出さ
れる紙幣1間の間隔を算出する。紙幣間の間隔が例えば
1紙幣分の長さより大きければ、1紙幣分ピッカローラ
2が空振りしたと見做すことができる。制御部41は、
ピッカローラ2が空振りした場合、紙幣間の間隔の分散
値を求める。ここで分散値Vは次に様に求める。即ち、 V=E{(X−μ)2 }=E(X2 )−2μE(X)+μ2 =E(X2 )−2μ2 +μ2 =E(X2 )−μ2 ここで、X:変数、μ:E(X)で、E(X2 )は二乗
和の平均を示し、μ2は平均の二乗を示す。
【0022】ステップ2において制御部41は、紙幣間
隔の分散値Vが規定値以上か否かを判断するとともに、
鑑別部34からの情報により紙幣1の重送が発生したか
否かを判断する。分散値が規定値以上あり、かつ重送が
発生した場合は、調整機構の異常であるとして調整エラ
ーとする(ステップ3)。
【0023】重送が発生せず、分散値が規定値以上であ
る場合は(ステップ4)、後述する処理を行う。また分
散値が規定値以上ではなく、重送が発生した場合には
(ステップ5)、後述する処理を行う。
【0024】重送が発生せず、分散値も規定値異常でな
い場合は、重なり量の下限値の設定を行う(ステップ
6)。この設定処理については後述する。下限値設定
後、初期値に戻り(ステップ7)、次に重なり量の上限
値の設定を行う(ステップ8)。この設定処理について
も後述する。次に設定された下限値および上限値から、
その中央値を設定して(ステップ9)、調整動作を終了
する。
【0025】次に上記ステップ6における下限値設定処
理について説明する。図8は第1実施例における下限値
設定動作を示すフローチャートである。まず制御部41
は、パルスモータ17に対して分離ローラ対の重なり量
を減らす方向にN1パルス分回転させる指示を出す(ス
テップ11)。制御部41はパルスモータ17を駆動し
た回数を記憶する(ステップ12)。次にピッカローラ
2を回転して、紙幣1を繰出し(ステップ13)、ピッ
カローラ2の空振りまたは紙幣1の重送が発生するかど
うかを見る。
【0026】ステップ14において、分散値が規定値以
上あり、かつ重送が発生した場合は、調整機構の異常で
あるとして調整エラーとする(ステップ15)。重送が
発生せず、分散値が規定値以上である場合は(ステップ
16)、調整機構の異常であるとして調整エラーとする
(ステップ17)。また分散値が規定値以上ではなく、
重送が発生した場合には(ステップ18)、その時の重
なり量を下限値と決定する(ステップ19)。重送が発
生しない場合には、一定時間休止した後(ステップ2
0)、ステップ11へ戻って上記動作を繰返す。ステッ
プ20で一定時間休止するのは、ピッカローラ2の加熱
を防止するするためである。
【0027】次に図7のステップ8における上限値設定
処理について説明する。図9は第1実施例における下限
値設定動作を示すフローチャートである。まず制御部4
1は、パルスモータ17に対して分離ローラ対の重なり
量を増やす方向にN1パルス分回転させる指示を出す
(ステップ21)。制御部41はパルスモータ17を駆
動した回数を記憶する(ステップ22)。次にピッカロ
ーラ2を回転して、紙幣1を繰出し(ステップ23)、
ピッカローラ2の空振りまたは紙幣1の重送が発生する
かどうかを見る。
【0028】ステップ24において、分散値が規定値以
上あり、かつ重送が発生した場合は、調整機構の異常で
あるとして調整エラーとする(ステップ25)。重送が
発生せず、分散値が規定値以上である場合は(ステップ
26)、その時の重なり量を上限値と決定する(ステッ
プ27)。また分散値が規定値以上ではなく、重送が発
生した場合には(ステップ28)、調整機構の異常であ
るとして調整エラーとする(ステップ29)。重送が発
生しない場合には、一定時間休止した後(ステップ3
0)、ステップ21へ戻って上記動作を繰返す。ステッ
プ30で一定時間休止するのは、ピッカローラ2の加熱
を防止するするためである。
【0029】次に中央値の設定について説明する。図8
のステップ12において記憶された、減らす方向のパル
スモータ17の駆動回数P1(N1パルスを何回駆動し
たか)と、図9のステップ22において記憶された、増
やす方向のパルスモータ17の駆動回数P2とを足し、
その値を2で割った値にN1(パルス)を乗じた値だ
け、図9のステップ27で決定された上限値の位置か
ら、重なり量を小さくする方向にパルスモータ17を駆
動する。これにより重なり量が中央値に設定される。
【0030】次に図7のフローチャートのステップ4に
おいて、重なり量が初期値で空振りが発生してその分散
値が規定値以上である場合の処理について図10により
説明する。図10は分散値が規定値以上の場合の処理を
示すフローチャートである。まず重なり量を減らす(緩
める)方向にパルスモータ17をN1パルス駆動する
(ステップ31)。制御部41は、パルスモータ17を
駆動した回数を記憶する(ステップ32)。次にピッカ
ローラ2を回転して、紙幣1を繰出し(ステップ3
3)、ピッカローラ2の空振りまたは紙幣1の重送が発
生するかどうかを見る。
【0031】ステップ34において、分散値が規定値以
上あり、かつ重送が発生した場合は、調整機構の異常で
あるとして調整エラーとする(ステップ35)。重送が
発生せず、分散値が規定値以上である場合は(ステップ
36)、その時の重なり量、つまり初期値から(P1−
1)×N1パルスだけ緩めた値を上限値と決定し(ステ
ップ37)、後述する処理へ進む。また分散値が規定値
以上ではなく、重送が発生した場合には(ステップ3
8)、調整機構の異常であるとして調整エラーとする
(ステップ39)。重送が発生しない場合には、一定時
間休止した後(ステップ40)、ステップ31へ戻って
上記動作を繰返す。
【0032】次に上記ステップ37において上限値を設
定した後の処理について図11のフローチャートにより
説明する。図11は上限値設定後の処理を示すフローチ
ャートである。まず重なり量を減らす(緩める)方向に
パルスモータ17をN1パルス駆動する(ステップ4
1)。制御部41は、パルスモータ17を駆動した回数
を記憶する(ステップ42)。次にピッカローラ2を回
転して、紙幣1を繰出し(ステップ43)、ピッカロー
ラ2の空振りまたは紙幣1の重送が発生するかどうかを
見る。
【0033】ステップ44において、分散値が規定値以
上あり、かつ重送が発生した場合は、調整機構の異常で
あるとして調整エラーとする(ステップ45)。重送が
発生せず、分散値が規定値以上である場合は(ステップ
46)、調整機構の異常であると判断して調整エラーと
する(ステップ47)。また分散値が規定値以上ではな
く、重送が発生した場合には(ステップ48)、その時
の重なり量を下限値とする(ステップ49)。次にこの
下限値とすでに設定されている上限値とから中央値を設
定する(ステップ50)。即ち、重なり量を緩める方向
にパルスモータ17を駆動した回数P2に1を足し、N
1パルスを乗じた値だけ重なり量を増やす方向にパルス
モータ17を駆動することにより、中央値を設定する。
重送が発生しない場合には、一定時間休止した後(ステ
ップ51)、ステップ41へ戻って上記動作を繰返す。
【0034】次に図7のフローチャートのステップ5に
おいて、重なり量が初期値で重送が発生した場合の処理
について図12により説明する。図12は重送が発生し
た場合の処理を示すフローチャートである。まず重なり
量を増やす(きつくする)方向にパルスモータ17をN
1パルス駆動する(ステップ61)。制御部41は、パ
ルスモータ17を駆動した回数を記憶する(ステップ6
2)。次にピッカローラ2を回転して、紙幣1を繰出し
(ステップ63)、ピッカローラ2の空振りまたは紙幣
1の重送が発生するかどうかを見る。
【0035】ステップ64において、分散値が規定値以
上あり、かつ重送が発生した場合は、調整機構の異常で
あるとして調整エラーとする(ステップ65)。重送が
発生せず、分散値が規定値以上である場合は(ステップ
66)、調整機構の異常であるとして調整エラーとする
(ステップ67)。また分散値が規定値以上ではなく、
重送が発生した場合には(ステップ68)、その時の重
なり量、つまり初期値から(P1−1)×N1パルスだ
けきつくした値を下限値と決定し(ステップ69)、後
述する処理へ進む。重送が発生しない場合には、一定時
間休止した後(ステップ70)、ステップ61へ戻って
上記動作を繰返す。
【0036】次に上記ステップ69において下限値を設
定した後の処理について図13のフローチャートにより
説明する。図13は下限値設定後の処理を示すフローチ
ャートである。まず重なり量を増やす(きつくする)方
向にパルスモータ17をN1パルス駆動する(ステップ
71)。制御部41は、パルスモータ17を駆動した回
数を記憶する(ステップ72)。次にピッカローラ2を
回転して、紙幣1を繰出し(ステップ73)、ピッカロ
ーラ2の空振りまたは紙幣1の重送が発生するかどうか
を見る。
【0037】ステップ74において、分散値が規定値以
上あり、かつ重送が発生した場合は、調整機構の異常で
あるとして調整エラーとする(ステップ75)。重送が
発生せず、分散値が規定値以上である場合は(ステップ
76)、その時の重なり量を上限値とする(ステップ7
7)。次にこの上限値とすでに設定されている下限値と
から中央値を設定する(ステップ78)。即ち、重なり
量を緩める方向にパルスモータ17を駆動した回数P2
に1を足し、N1パルスを乗じた値だけ重なり量を増や
す方向にパルスモータ17を駆動することにより、中央
値を設定する。また分散値が規定値以上ではなく、重送
が発生した場合には(ステップ79)、調整機構の異常
であると判断して調整エラーとする(ステップ80)。
重送が発生しない場合には、一定時間休止した後(ステ
ップ81)、ステップ71へ戻って上記動作を繰返す。
【0038】以上でラフ調整動作を終了する。次に微調
整について説明する。微調整は紙幣をN枚繰出すごと
に、紙幣間隔の分散値により重なり量を増やす方向また
は減らす方向にパルスモータ17を回転させる。図14
は本実施例の微調整動作を示す説明図、図15は微調整
動作を示すフローチャートである。両図により微調整動
作を説明する。
【0039】まず紙幣の繰出しを何回行うか設定する
(ステップ91)。これは調整作業が延々と続いて終了
しない状態が発生するのを防止するためである。次に微
調整する際の紙幣データの数の単位を決める(ステップ
92)。例えば、1000枚の紙幣データを設定する
と、1000枚の紙幣データが収集された段階で調整を
行うようにする。次に紙幣の繰出しを開始する(ステッ
プ93)。制御部41では、紙幣が繰出された回数を記
憶する(ステップ94)。制御部41は、紙幣が繰出さ
れる毎に繰出された紙幣間の間隔データを記憶する(ス
テップ95)。また制御部41は、間隔データが記憶さ
れた紙幣の収集枚数を記憶する(ステップ96)。次に
制御部41は、ステップ92で設定されたデータ収集枚
数に達したかどうかを判断し(ステップ97)、達して
いる場合は、ステップ91で設定した繰出し回数に達し
ているかどうか判断する(ステップ98)。
【0040】ステップ98で設定回数に達している場合
は、紙幣間隔の分散値が規定値より小さいかどうか判断
する(ステップ99)。ここで規定値より小さいと判断
された場合は、微調整を終了し、大きいと判断された場
合は、調整機構の異常と判断して調整エラーとする(ス
テップ100)。ステップ98で設定回数に達していな
いとされた場合は、紙幣間隔の分散値が規定値以内かど
うか判断する(ステップ101)。そして規定値以内の
場合は、ステップ93へ戻り前記ステップを繰返す。紙
幣間隔の分散値が規定値以内でない場合は、紙幣間隔の
平均値が規定値以上かどうか判断する(ステップ10
2)。これは、重なり量が大きいと平均値は大きくな
り、逆に重なり量が小さいと紙幣が繰出しやすくなって
平均値は小さくなることを利用して、重なり量が大きい
方向にあるのか小さい方向にあるのかを判断するためで
ある。平均値が規定値よりも小さい場合には、パルスモ
ータ17をN4パルス駆動して、重なり量を大きくする
(ステップ103)。平均値が規定値よりも大きい場合
には、重なり量を小さくする方向にパルスモータ17を
N4パルス駆動する(ステップ104)。その後、一定
時間休止した後(ステップ105)、ステップ91へ戻
って上記動作を繰返す。
【0041】以上説明したように第1実施例によれば、
フィードローラ3とリバースローラ4から成る分離ロー
ラ対の重なり量を、繰出した紙幣の間隔の分散値および
平均値を使用して、パルスモータ17を駆動することに
より設定するようにしたので、調整のばらつきがなくな
り、安定した分離性能が得られる。
【0042】また人手を介さないで調整を行うことがで
きるので、例えば装置組立後、夜間無人試験等で重なり
量の調整を行うことができ、調整作業に要していた作業
時間を省くことができる。
【0043】次に本発明の第2実施例について説明す
る。図16は本発明に係る第2実施例の調整機構を示す
概略正面図である。同図において、シャフト5には2個
のフィードローラ3、3´が設けられ、それぞれのフィ
ードローラ3、3´に対向して2個のリバースローラ
4、4´が設けられている。2個のリバースローラ4、
4´は、それぞれ別の調整機構が設けられている。即
ち、リバースローラ4はブラケット7に支承され、シャ
フト14の回転によりフィードローラ3との重なり量が
変化するようになっている。シャフト14はパルスモー
タ17により駆動される。またリバースローラ4´はブ
ラケット7´に支承され、シャフト14´の回転により
フィードローラ3´との重なり量が変化するようになっ
ている。シャフト14´はパルスモータ17´により駆
動される。パルスモータ17とパルスモータ17´は別
々に制御される。また図示してはいないが、紙幣の通過
を検知する光学センサも、リバースローラ4、4´のそ
れぞれに対応して別々に設けられている。
【0044】以上のように構成した第2実施例では、紙
幣の搬送方向に対してその左右の位置において分離ロー
ラ対の重なり量を独立に調整することができるので、例
えば繰出された紙幣が右側が先行して斜行している場
合、右側のリバースローラ4をフィードローラ3に近付
けて斜行を修正することができる。
【0045】図17は第2実施例における紙幣の斜行
(スキュー)を修正する動作を示すフローチャートであ
る。このフローチャートによりスキュー修正動作を説明
する。まず紙幣を繰出す(ステップ111)。繰出され
た紙幣の斜行度(スキュー分散値)が規定値以上かどう
か判断する(ステップ112)。ここで斜行度は、右側
の紙幣間隔と左側の紙幣間隔を比較演算することにより
算出される。斜行度が規定値以内の場合は、スキュー修
正終了としてステップ111へ戻る。斜行度が規定値以
上の場合は、右先行かどうか判断する(ステップ11
4)。右先行でない場合は、左先行であるとして左側の
パルスモータ17をN5パルス駆動して左側のリバース
ローラ4フィードローラ3に接近させる(ステップ11
5)。右先行である場合は、右側のパルスモータ17´
をN5パルス駆動して右側のリバースローラ4´をフィ
ードローラ3´に接近させる(ステップ116)。
【0046】以上によりスキュー修正を行うが、この後
前記第1実施例で説明したような重なり量の調整動作を
行うようにしてもよいし、あるいは重なり量の調整動作
を行ってから上記スキュー修正を行うようにしてもよ
い。
【0047】上記各実施例は、パルスモータを調整機構
に実装して重なり量の調整を行うようにしたものである
が、例えば工場で調整機構を組み立てて重なり量の調整
をした後、ユーザーに出荷する際にパルスモータを取り
外すようにすることにより、調整機構の価格を低く抑え
ることができる。また取り外したパルスモータは次に組
み立てる調整機構の調整に使用することができる。
【0048】次に第3実施例として、ユーザー先でパル
スモータが取り外されている状態で調整する場合の調整
方法について説明する。ユーザー先での調整は、例えば
リバースローラが摩耗した場合等に行われる。図18は
第3実施例の紙幣自動取引装置を示す概略構成図であ
る。同図において、紙幣自動取引装置51には、紙幣入
出金機52が実装され、また後方には保守員が操作を行
う内部操作盤53が設けられている。内部操作盤53に
は、後述するように、取引情報および保守員が保守する
際の保守情報を提供するディスプレイが具備されてい
る。また2個のリバースローラは、第1実施例のように
一体に移動するよにしてもよいし、第2実施例のように
個別に移動するようにしてもよい。本実施例では、リバ
ースローラの移動は、例えば調整用シャフト14を所定
量ずつドライバー等で回転させることにより行う。
【0049】また本実施例においては、紙幣自動取引装
置の実際の運用において、紙幣を所定枚数(例えば10
00枚)繰出す毎に紙幣間の間隔の分散値を算出して記
憶しておく。そして調整機構を制御する制御部のメモリ
に紙幣間隔の分散値に対応する調整用シャフトの回転量
を示す数値テーブルを保有するようにする。図19はこ
のような数値テーブル54を示す説明図である。図19
の数値テーブル54のように、紙幣間隔の分散値と調整
用シャフトの回転量との対応を予め決めておくことによ
り、紙幣の間隔のばらつきが大きくなった時の調整が可
能になる。
【0050】第3実施例の動作を説明すると、保守員が
保守時に、内部操作盤53から重なり量の調整の開始を
指示すると、図示しない制御部は図19の数値テーブル
54に従って、必要な数値を内部操作盤53のディスプ
レイに表示する。図20はこの表示例を示す説明図であ
る。
【0051】図20に示す例においては、補充回収カセ
ットは調整の必要はないが、接客ユニットと入出金ユニ
ットのCの分離ローラ対はそれぞれ1クリック廻して調
整するようにディスプレイ55に表示されている。1ク
リックは調整用シャフトを廻す際の単位回転量である。
また調整用シャフトを廻す方向は、前述した紙幣間隔の
平均値が規定値以内かどうかで判断して指示するように
する。
【0052】図19に示す数値テーブルにおいては、紙
幣間隔の分散値と調整用シャフトの回転量の対応が示さ
れているが、紙幣の重送の発生データと調整用シャフト
との対応を示すテーブルを設けるようにしてもよいし、
また紙幣間隔の分散値と紙幣の重送の発生データの両方
と調整用シャフトとの対応を示すテーブルを設けるよう
にしてもよい。
【0053】以上のように第3実施例によれば、紙幣自
動取引装置の内部操作盤に調整内容を表示するようにし
たので、重なり量を調整する際に保守員はその表示内容
に従って調整すればよいので、調整作業が極めて簡単で
ある。しかもその調整によりばらつきのない安定した分
離性能を得ることができる。また調整作業に要する時間
を短縮することができ、取引装置の取引停止時間を少な
くすることが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、媒体の重送を検出する手段と、繰出された媒体間の
間隔を検出する手段と、検出された媒体間の間隔のばら
つきが所定範囲内にあるか否かを判別する手段とを設
け、これらの検出結果および判別結果により分離ローラ
の調整をするようにしたので、調整が簡単にできるとと
もに、調整のばらつきがなくなり安定した分離性能が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の調整装置を示す概略正面図であ
る。
【図2】第1実施例の調整装置を示す概略側面図であ
る。
【図3】紙幣自動取引装置を示す概略構成図である。
【図4】第1実施例の制御系を示すブロック図である。
【図5】初期調整を示す図
【図6】ラフ調整の概略を示す説明図である。
【図7】第1実施例の調整動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】下限値設定動作を示すフローチャートである。
【図9】上限値設定動作を示すフローチャートである。
【図10】分散値が規定値以上の場合の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】上限値設定後の処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】重送が発生した場合の処理を示すフローチャ
ートである。
【図13】下限値設定後の処理を示すフローチャートで
ある。
【図14】微調整動作を示す説明図である。
【図15】微調整動作を示すフローチャートである。
【図16】第2実施例の調整機構を示す概略正面図であ
る。
【図17】第2実施例のスキュー修正動作を示すフロー
チャートである。
【図18】第3実施例の紙幣自動取引装置を示す概略構
成図である。
【図19】第3実施例の数値テーブルを示す説明図であ
る。
【図20】第3実施例の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 紙幣 2 ピッカローラ 3 フィードローラ 4 リバースローラ 7 ブラケット 14 調整用シャフト 17 パルスモータ 34 鑑別部 41 制御部 55 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに入れ子状に配設され、繰出された
    媒体を1枚ずつ分離するローラ対における互いのローラ
    の重なり量を調整する装置において、 媒体の重送を検出する第1の検出手段と、 繰出された媒体間の間隔を検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段により検出された媒体間の間隔のば
    らつきが所定範囲内にあるか否かを判別する判別手段
    と、 前記ローラ対の重なり量を変える調整手段と、 前記第1の検出手段の検出結果および前記判別手段の判
    別結果に基づいて前記調整手段を制御する制御手段とを
    設けたことを特徴とする分離ローラ調整装置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段は、ローラ対の両方のロー
    ラを互いに接近、離隔させるモータを含み、前記制御手
    段は、前記媒体間の間隔のばらつきが前記所定範囲を越
    えた位置から媒体の重送が発生する位置までの中間位置
    に前記重なり量がなるように前記調整手段を制御する請
    求項1記載の分離ローラ調整装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラ対は複数対あり、前記調整手
    段は前記複数対のローラ対に対応して複数あり、前記制
    御手段は複数の調整手段を個別に制御する請求項1また
    は2記載の分離ローラ調整装置。
  4. 【請求項4】 互いに入れ子状に配設され、繰出された
    媒体を1枚ずつ分離するローラ対における互いのローラ
    の重なり量を調整する装置において、 媒体の重送を検出する第1の検出手段と、 繰出された媒体間の間隔を検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段により検出された媒体間の間隔のば
    らつきが所定範囲内にあるか否かを判別する判別手段
    と、 前記第1の検出手段の検出結果および前記判別手段の判
    別結果に基づいて前記ローラ対の重なり量の調整量を算
    出する制御手段と、 前記制御手段により算出した調整量を表示する表示手段
    とを設けたことを特徴とする分離ローラ調整装置。
  5. 【請求項5】 互いに入れ子状に配設され、繰出された
    媒体を1枚ずつ分離するローラ対における互いのローラ
    の重なり量を調整する装置において、 前記ローラ対の重なり量を変える調整手段を設け、 第1の検出手段により媒体の重送を検出するとともに第
    2の検出手段により繰出された媒体間の間隔を検出し、 前記第2の検出手段により検出された媒体間の間隔のば
    らつきが所定範囲内にあるか否かを判別手段により判別
    し、 前記第1の検出手段の検出結果および前記判別手段の判
    別結果に基づいて制御手段により前記調整手段を制御す
    ることを特徴とする分離ローラ調整方法。
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