JPH0965149A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH0965149A
JPH0965149A JP7217352A JP21735295A JPH0965149A JP H0965149 A JPH0965149 A JP H0965149A JP 7217352 A JP7217352 A JP 7217352A JP 21735295 A JP21735295 A JP 21735295A JP H0965149 A JPH0965149 A JP H0965149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
password
collation
signal
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7217352A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kojima
洋之 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7217352A priority Critical patent/JPH0965149A/ja
Publication of JPH0965149A publication Critical patent/JPH0965149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自装置のみの設定で親展通信機能を持たない
バイナリ手順を採用する標準G3ファクシミリ装置から
の受信データの出力制御を行うことのできるファクシミ
リ装置を提供する。 【解決手段】 送信ファクシミリ装置3の電話番号情報
が予め登録されている照合情報記憶部4と、ITU−T
勧告(T.30)のバイナリ手順により受信したTSI
信号に含まれる電話番号情報を抽出する受信情報識別部
6と、電話番号情報を照合情報と照合する照合部8とを
有し、照合した結果、合致した場合は受信データを画像
メモリ10に一時蓄積し、合致しない場合は印字するこ
とで、親展通信機能を持たないG3ファクシミリ装置と
の間で親展通信機能を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親展通信機能を有
し、バイナリ手順により制御信号を送受して伝送制御を
行うファクシミリ装置、特に送信局側の持つ機能に依存
しないで親展通信を行うためのファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にG3ファクシミリと呼ばれるファ
クシミリ装置は、バイナリ手順により制御信号を送受す
ることで伝送制御を行う。ITU−T勧告(T.30)
のバイナリ符号信号方式による伝送手順(バイナリ手
順)では、HDLCのフレーム構成を採用し、複雑な制
御を可能としてる。図6は、ITU−T勧告(T.3
0)に基づくG3手順による信号シーケンスを示した図
であり、“S”で表された送信ファクシミリ装置(以
下、「送信局」という)と“R”で表された受信ファク
シミリ装置(以下、「受信局」という)との間で送受さ
れる制御信号(以下、「手順信号」という)を示してい
る。
【0003】以下、図6に示したシーケンスについて説
明する。
【0004】送信局が受信局に対して呼設定を行うと、
受信局は、これに応えて送信局にCED(被呼局識
別)、NSF(非標準機能)、CSI(被呼端末識別)
及びDIS(ディジタル識別信号)によりなる手順信号
を送信する。送信局は、それらの手順信号を受信する
と、NSS(非標準機能設定)、TSI(送信端末識
別)及びDCS(ディジタル命令信号)更にTCF(ト
レーニングチェック)を受信局に送信する。ここで、N
SS信号は、受信局からのNSF信号に含まれる情報に
対するディジタル命令応答である。詳細は後述するが、
同報宛先情報や親展パスワード情報は、NSS信号に含
まれる。また、TSI信号は、自局を受信局に認識させ
るための電話番号情報が含まれている。受信局は、それ
らの手順信号を受信すると、CFR(受信準備確認)を
送信局に送信する。これにより、送信局は、PIX(原
稿画像情報)つまり送信すべきデータを送出し、EOP
(手順終了)を送信することでその終了を伝える。受信
局は、正常にデータを受信するとMCF(メッセージ確
認)を送信する。送信局は、DCN(切断命令)を送信
することで一連の手順が終了し、これ以降、呼の切断手
順に移行する。
【0005】このような手順に従うことでデータを伝送
することができるが、上記のシーケンスで示した手順信
号のうち、NSF、CSI、NSS及びTSI信号は、
ITU−T勧告(T.30)範囲外の能力を示すオプシ
ョン信号である。
【0006】また、図7は、図6に対してNSS信号の
代わりにSUB、PWD信号を使用したシーケンスを示
した図である。なお、TCF信号以降の手順信号は、図
6と同様なので省略する。NSS信号は、同報宛先情報
や親展パスワード情報を含むが、SUB信号は送信局の
サブアドレス情報を、PWD信号はパスワード情報をそ
れぞれ含むオプション信号である。
【0007】図8は、上記シーケンスで送受される手順
信号のフレーム構成を示した図である。ITU−T勧告
(T.30)では、HDLCのフレーム構成を採用して
おり、オプション信号であるTSI、SUB及びPWD
信号のデータフォーマットは、HDLC情報フィールド
に定義されている。図8における「ファクシミリ制御」
には、1オクテット長で情報形式(種別)が設定され、
「ファクシミリ情報」には、20オクテット長の符号化
フォーマットで実際のデータが設定される。
【0008】ところで、ファクシミリ装置を利用して親
展通信という通信サービスが提供されている。親展通信
とは、パスワードを照合することにより受信した文書等
のデータを特定の受信者のみが取り出すことができる通
信サービスである。この通信サービスを利用することに
より、受信者がパスワードを指定しなければ文書が印字
出力されないので、受信者の不在時でも受信データの機
密性を維持することができる。各製造メーカーは、前述
したオプション信号を利用することで、ファクシミリ装
置に非標準機能として親展通信機能を設定することがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、送信局が親展通信機能を有していない場合
は、受信局が当該機能を有していたとしても親展通信を
行うことができないという問題があった。
【0010】また、各製造メーカーは、独自の設計に基
づいてオプション信号を使用しているので、オプション
信号内の情報フィールドのデータ構成は製造メーカーに
よって異なり統一されていない。従って、送受信局にお
ける製造メーカーが異なる場合、送信局は受信局が採用
する仕様による親展通信機能を有していないことになる
ので、親展通信を行うことができないという問題があっ
た。
【0011】受信データの出力制御を実現する親展通信
を実行させるためには、製造メーカー間でオプション信
号のデータ構成の仕様を統一したり、送信局側にも親展
通信機能を持たさなくてはならなかった。
【0012】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、自装置のみの設定
で親展通信機能を持たないバイナリ手順を採用する標準
G3ファクシミリ装置からの受信データの出力制御を行
うことのできるファクシミリ装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、親展通信機能を有し、バイナリ
手順により制御信号を送受することで伝送制御を行うフ
ァクシミリ装置において、送信局に関する照合情報が予
め登録されている照合情報記憶手段と、受信した制御信
号に含まれる送信局識別情報を抽出する受信情報識別手
段と、送信局識別情報を照合情報と照合する照合手段
と、受信データを一時蓄積する受信データ記憶手段とを
有し、照合結果に応じて受信データを一時蓄積あるいは
出力を行うことを特徴とする。
【0014】また、前記受信情報識別手段は、制御信号
である送信識別端末信号に含まれる送信局識別情報を抽
出し、前記照合手段は、送信局識別情報を照合情報とし
て前記照合情報記憶手段に登録されている電話番号情報
と照合することを特徴とする。
【0015】あるいは、前記受信情報識別手段は、制御
信号であるサブアドレス信号に含まれる送信局識別情報
を抽出し、前記照合手段は、送信局識別情報を照合情報
として前記照合情報記憶手段に登録されているサブアド
レス情報と照合することを特徴とする。
【0016】あるいは、前記受信情報識別手段は、制御
信号であるパスワード信号に含まれる送信局識別情報を
抽出し、前記照合手段は、送信局識別情報を照合情報と
して前記照合情報記憶手段に登録されているパスワード
情報と照合することを特徴とする。
【0017】あるいは、前記照合情報記憶手段は、電話
番号情報、サブアドレス情報及びパスワード情報のうち
2種以上を照合情報として登録し、前記受信情報識別手
段は、前記照合情報記憶手段が記憶する照合情報に対応
する送信局識別情報を、送信識別端末信号、サブアドレ
ス信号及びパスワード信号のうち2種以上の制御信号の
中から抽出し、前記照合手段は、抽出された送信局識別
情報を送信局識別情報それぞれに対応した照合情報と照
合することを特徴とする。
【0018】また、前記受信データ記憶手段に記憶され
ている受信データを出力させるためのパスワードが登録
されているパスワード記憶手段と、パスワードを入力す
るパスワード入力手段と、入力されたパスワードを前記
パスワード記憶手段に登録されているパスワードと照合
するパスワード照合手段とを有し、複数の照合情報に対
して単一のパスワードを付与することで、各照合情報に
対応した受信データを一括して出力させることを特徴と
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態を説明する。
【0020】実施の形態1.図1は、本発明に係るファ
クシミリ装置の一実施の形態を示したブロック構成図で
ある。本発明の対象となる受信側のファクシミリ装置
(以下、「受信ファクシミリ装置」という)1は、交換
機2を介して送信側のファクシミリ装置(以下、 「送
信ファクシミリ装置」という)3と接続されている。受
信ファクシミリ装置1は、送信ファクシミリ装置3に関
する照合情報が予め登録されている照合情報記憶手段と
しての照合情報記憶部4と、受信した手順信号に含まれ
る送信局識別情報を抽出する受信情報識別手段としての
受信情報識別部6と、送信局識別情報を照合情報と照合
する照合手段としての照合部8と、受信データを一時蓄
積する受信データ記憶手段としての画像メモリ10とを
有している。なお、その他一般的なファクシミリ装置が
搭載する構成は、本発明の要旨でないので図示せず説明
を省略する。本実施の形態においては、照合情報記憶部
4に照合情報として送信元となる送信ファクシミリ装置
3の電話番号情報を予め登録しておく。この電話番号情
報は、送信ファクシミリ装置3から送られてくるTSI
信号内に含まれてくる電話番号情報と同一内容のデータ
である。
【0021】本実施の形態において特徴的なことは、T
SI信号に含まれる電話番号情報を送信局識別情報とし
て利用し、それを照合情報と照合することでデータ発信
元の送信ファクシミリ装置3を識別することである。こ
れにより、その照合結果に応じて受信データを一時蓄積
あるいは出力を行うことができる。
【0022】図2は、受信ファクシミリ装置1における
処理を示したフローチャートであり、この図を用いて本
実施の形態における動作について説明する。
【0023】受信ファクシミリ装置1における受信情報
識別部6は、図6に示したシーケンスに従い送信ファク
シミリ装置3から送出される手順信号を受信する。その
信号がTSI信号の場合(ステップ101)、電話番号
情報の有無をチェックする(ステップ102)。電話番
号情報が含まれていなければ、後から送られてくる画像
データをそのまま印字させる(ステップ105)。電話
番号情報が含まれていれば、電話番号情報を抽出し照合
部8に渡す。照合部8は、受け取った電話番号情報と照
合情報記憶部4に登録されている照合情報とを照合し照
合情報を有無をチェックする(ステップ103)。合致
する照合情報が存在しなければ、後から送られてくる画
像データをそのまま印字させる(ステップ105)。合
致する照合情報が存在すれば、後から送られてくる画像
データを画像メモリ10にいったん蓄積し印字させない
(ステップ104)。画像メモリ10に蓄積された画像
データは、パスワードを入力させることで印字される。
また、受信ファクシミリ装置1を直接又は間接的にコン
ピュータに接続して画像データをディスク等の記憶装置
に出力させることもできる。
【0024】以上のように、受信した電話番号情報を照
合情報記憶部4に予め登録した照合情報と照合するよう
にしたことで、画像データを受信時に出力させないよう
にすることができる。従って、出力させたくない画像デ
ータの発信元の電話番号情報を照合情報記憶部4に照合
情報としてを予め設定登録しておけば、受信時に自動的
に印字されずにすみ、データの機密性を維持することが
できる。
【0025】また、オプション信号として予め用意され
ているTSI信号に電話番号情報を含んで送信さえして
いれば、送信ファクシミリ装置3が親展通信機能を有し
ていなかったり他製造メーカー製であったとしても、受
信データの出力制御を行うことができる。なお、TSI
信号は、前述したように通信手順におけるオプション信
号であるが、図8に示したようにデータフォーマットも
統一されているので異なる製造メーカー製のファクシミ
リ装置であっても解読可能な信号である。
【0026】実施の形態2.上記第1実施の形態では、
送信ファクシミリ装置3から送られてくるTSI信号に
含まれる電話番号情報を使用したが、本実施の形態にお
いては、特に図7に示したシーケンスで手順信号が送受
される場合、TSI信号の代わりにSUB信号を使用し
て親展通信機能を実現することを特徴とする。本実施の
形態における装置構成は、図1に示した第1実施の形態
と同様の構成を有するが、本実施の形態における照合情
報記憶部には、照合情報として送信元となる送信ファク
シミリ装置3のサブアドレス情報が予め登録されてい
る。このサブアドレス情報は、送信ファクシミリ装置3
において付加され送出されるSUB信号内に含まれてく
るサブアドレス情報と同一内容のデータである。従っ
て、本実施の形態における受信情報識別部は、SUB信
号に含まれるサブアドレス情報を抽出し照合情報識別部
に渡すように動作する。
【0027】図3は、本実施の形態の受信ファクシミリ
装置における処理を示したフローチャートであるが、本
実施の形態における動作は、電話番号情報の代わりにサ
ブアドレス情報を用いること以外は、第1実施の形態と
同様なので説明を省略する。
【0028】なお、SUB信号は、前述したように通信
手順におけるオプション信号であるが、図8に示したよ
うにデータフォーマットも統一されているので異なる製
造メーカー製のファクシミリ装置であっても解読可能な
信号である。従って、オプション信号として予め用意さ
れているSUB信号にサブアドレス情報を含んで送信さ
えしていれば、送信ファクシミリ装置が親展通信機能を
有していなかったり他製造メーカー製であったとして
も、受信データの出力制御を行うことができる。実施の形態3. 上記第2実施の形態では、図7に示した
シーケンスで手順信号が送受される場合、TSI信号の
代わりにSUB信号を使用して親展通信機能を実現する
ようにしたが、本実施の形態においては、SUB信号で
はなくPWD信号を用いて当該機能を実現することを特
徴とする。本実施の形態における装置構成は、図1に示
した第1実施例と同様の構成を有するが、本実施の形態
における照合情報記憶部には、照合情報として送信元と
なる送信ファクシミリ装置3のパスワード情報が予め登
録されている。このパスワード情報は、送信ファクシミ
リ装置3において付加され送出されるPWD信号内に含
まれてくるパスワード情報と同一内容のデータである。
従って、本実施の形態における受信情報識別部は、PW
D信号に含まれるパスワード情報を抽出し照合情報識別
部に渡すように動作する。
【0029】図4は、本実施の形態の受信ファクシミリ
装置における処理を示したフローチャートであるが、本
実施の形態における動作は、サブアドレス情報の代わり
にパスワード情報を用いること以外は、第2実施の形態
と同様なので説明を省略する。
【0030】なお、PWD信号は、前述したように通信
手順におけるオプション信号であるが、図8に示したよ
うにデータフォーマットも統一されているので異なる製
造メーカー製のファクシミリ装置であっても解読可能な
信号である。従って、オプション信号として予め用意さ
れているPWD信号にパスワード情報を含んで送信さえ
していれば、送信ファクシミリ装置が親展通信機能を有
していなかったり他製造メーカー製であったとしても、
受信データの出力制御を行うことができる。
【0031】実施の形態4.上記各第実施の形態では、
TSI、SUB又はPWD信号いずれかのオプション信
号を使用して親展通信機能を実現するようにしたが、本
実施の形態においては、1つのオプション信号だけでは
なく複数のオプション信号を組み合わせて使用すること
で当該機能を実現することを特徴とする。本実施の形態
における装置構成は、図1に示した第1実施の形態と同
様の構成を有するが、本実施の形態における照合情報記
憶部には、照合情報として送信元となる送信ファクシミ
リ装置3の、電話番号情報、サブアドレス情報又はパス
ワード情報のうちの2種以上が予め登録されている。こ
れらの情報は、受信情報識別部で識別し抽出する送信局
識別情報と同じ種類である必要があり、どの情報を使用
するかを予め設定し登録しておく必要がある。
【0032】本実施の形態における動作は、各送信識別
情報をそれぞれに対応した照合情報と照合するという二
重、三重の照合処理がなされること以外は、上記各実施
の形態とほぼ同様であるので説明を省略する。
【0033】このように、本実施の形態では、複数の送
信局識別情報を用いて親展通信機能を実現することがで
きるので、より限定した出力制御を行うことができる。
【0034】実施の形態5.図5は、本発明に係るファ
クシミリ装置の第5実施の形態を示したブロック構成図
である。本実施の形態における受信ファクシミリ装置1
01は、画像メモリ10に記憶されている受信データを
出力させるためのパスワードが登録されているパスワー
ド記憶手段としてのパスワード記憶部12と、パスワー
ドを入力するパスワード入力手段としてのパスワード入
力部14と、入力されたパスワードを前記パスワード記
憶手段に登録されているパスワードと照合するパスワー
ド照合手段としてのパスワード照合部16とを有する。
その他の照合情報記憶部4、受信情報識別部6、照合部
8及び画像メモリ10は、上記第1実施の形態と同じ要
素である。
【0035】通常は、上記各実施の形態においても採用
されているように、受信ファクシミリ装置のオペレータ
が自分で設定した照合情報それぞれに対して1つパスワ
ードを付与する。画像データは、送信局識別情報が照合
情報と合致したときに画像メモリ10に蓄積されるの
で、パスワードを入力したときに、そのパスワードが設
定された照合情報に対応した画像データを取り出せるこ
とになる。
【0036】本実施の形態において特徴的なことは、複
数の照合情報に対して単一のパスワードを付与するよう
にしたことである。これにより、1つのパスワードを入
力するだけで照合情報に対応した複数の受信データを一
括して出力させることができる。
【0037】以下、本実施の形態における動作について
説明する。
【0038】パスワード照合部16は、パスワード入力
部14からオペレータによって入力されたパスワード
を、パスワード記憶部12に登録しておいたパスワード
と照合する。本実施の形態において照合した結果、合致
した場合は、そのパスワードの対応する照合情報が複数
存在することになるので、複数の照合情報それぞれに対
応した画像データは、画像メモリ10から取り出され全
て印字されることになる。
【0039】このようにして、本実施の形態によれば、
単一のパスワードを入力することで、複数の照合情報そ
れぞれに対応して蓄積された画像をデータを一括して印
字させることができる。なお、画像データが画像メモリ
10に蓄積されるまでの処理は、上記第1実施の形態か
ら第4実施の形態に示したいずれの処理でもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1乃至4記載の発明によれば、受
信した制御信号に含まれる送信局識別情報を照合情報記
憶手段に予め登録した照合情報と照合するようにしたこ
とで、受信データを受信時に印字させないようにするこ
とが可能となる。従って、印字させたくない受信データ
の発信元の送信局識別と同じ内容の照合情報を照合情報
記憶部4に予め設定登録しておけば、受信時に自動的に
印字されないのでデータの機密性を維持することが可能
である。
【0041】また、本発明によれば、送信局は、通信手
順で使用される制御信号に送信局識別情報を含んで送信
さえしていれば、親展通信機能を有していなかったり異
なる製造メーカー製であったとしても、受信データの出
力制御を行うことが可能となる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、複数の送信
局識別情報を用いて照合を行うようにしたので、より限
定した親展通信機能を実現することが可能である。
【0043】請求項6記載の発明によれば、複数の照合
情報に対して単一のパスワードを付与するようにしたの
で蓄積された受信データを一括して全て印字させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るファクシミリ装置の第1実施の
形態を示したブロック構成図である。
【図2】 第1実施の形態における受信ファクシミリ装
置の処理を示したフローチャートである。
【図3】 本発明に係るファクシミリ装置の第2実施の
形態における受信ファクシミリ装置の処理を示したフロ
ーチャートである。
【図4】 本発明に係るファクシミリ装置の第3実施の
形態における受信ファクシミリ装置の処理を示したフロ
ーチャートである。
【図5】 本発明に係るファクシミリ装置の第5実施の
形態を示したブロック構成図である。
【図6】 ITU−T勧告(T.30)に基づくG3手
順による信号シーケンスを示した図である。
【図7】 ITU−T勧告(T.30)に基づくG3手
順による信号シーケンスを示した図である。
【図8】 手順信号のフレーム構成を示した図である。
【符号の説明】
1,101 受信ファクシミリ装置、2 交換機、3
送信ファクシミリ装置、4 照合情報記憶部、6 受信
情報識別部、8 照合部、10 画像メモリ、12 パ
スワード記憶部、14 パスワード入力部、16 パス
ワード照合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 H04L 9/00 673A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親展通信機能を有し、バイナリ手順によ
    り制御信号を送受することで伝送制御を行うファクシミ
    リ装置において、 送信局に関する照合情報が予め登録されている照合情報
    記憶手段と、 受信した制御信号に含まれる送信局識別情報を抽出する
    受信情報識別手段と、 送信局識別情報を照合情報と照合する照合手段と、 受信データを一時蓄積する受信データ記憶手段と、 を有し、照合結果に応じて受信データを一時蓄積あるい
    は出力を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記受信情報識別手段は、制御信号である送信識別端末
    信号に含まれる送信局識別情報を抽出し、 前記照合手段は、送信局識別情報を照合情報として前記
    照合情報記憶手段に登録されている電話番号情報と照合
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記受信情報識別手段は、制御信号であるサブアドレス
    信号に含まれる送信局識別情報を抽出し、 前記照合手段は、送信局識別情報を照合情報として前記
    照合情報記憶手段に登録されているサブアドレス情報と
    照合することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記受信情報識別手段は、制御信号であるパスワード信
    号に含まれる送信局識別情報を抽出し、 前記照合手段は、送信局識別情報を照合情報として前記
    照合情報記憶手段に登録されているパスワード情報と照
    合することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記照合情報記憶手段は、電話番号情報、サブアドレス
    情報及びパスワード情報のうち2種以上を照合情報とし
    て登録し、 前記受信情報識別手段は、前記照合情報記憶手段が記憶
    する照合情報に対応する送信局識別情報を、送信識別端
    末信号、サブアドレス信号及びパスワード信号のうち2
    種以上の制御信号の中から抽出し、 前記照合手段は、抽出された送信局識別情報を送信局識
    別情報それぞれに対応した照合情報と照合することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記受信データ記憶手段に記憶されている受信データを
    出力させるためのパスワードが登録されているパスワー
    ド記憶手段と、 パスワードを入力するパスワード入力手段と、 入力されたパスワードを前記パスワード記憶手段に登録
    されているパスワードと照合するパスワード照合手段
    と、 を有し、 複数の照合情報に対して単一のパスワードを付与するこ
    とで、各照合情報に対応した受信データを一括して出力
    させることを特徴とするファクシミリ装置。
JP7217352A 1995-08-25 1995-08-25 ファクシミリ装置 Pending JPH0965149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7217352A JPH0965149A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7217352A JPH0965149A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0965149A true JPH0965149A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16702836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7217352A Pending JPH0965149A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0965149A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3145940B2 (ja) ファクシミリのデータ受信方法
JP3555700B2 (ja) ファクシミリ通信装置
US5808751A (en) Method and apparatus for messaging of binary files
JPS6359305B2 (ja)
US6493102B1 (en) Facsimile method and apparatus for communicating and storing receiving station communication information
JPH0965149A (ja) ファクシミリ装置
US6639689B1 (en) Facsimile apparatus
JPS61238137A (ja) パスワ−ド通信方式
JPS63104572A (ja) フアクシミリ装置
US7227654B1 (en) Method and apparatus for group 3 facsimile capable of properly performing a communications operation using optional frames
JPH03198462A (ja) ファクシミリ放送受信装置
JP3565726B2 (ja) ファクシミリ通信システム及びファクシミリ通信制御方法
JP3011952B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3930212B2 (ja) 通信端末装置
JP2628803B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07162643A (ja) ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置
JPH08130622A (ja) ファクシミリ装置
JPH1023233A (ja) 迷惑電話おことわりサービス自動呼出し機能付きファクシミリ装置
JPH04220868A (ja) ファクシミリ通信システム
JP2000307840A (ja) ファクシミリ装置
JPH06141164A (ja) 画像通信装置
JPH0969954A (ja) ファクシミリ装置
JPH06339004A (ja) ファクシミリ装置
JP2000101813A (ja) ファクシミリ装置
JPH099025A (ja) 画像通信装置