JPH0964758A - ディジタル携帯無線機の送信装置とそれに用いる高周波電力増幅装置 - Google Patents
ディジタル携帯無線機の送信装置とそれに用いる高周波電力増幅装置Info
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- JPH0964758A JPH0964758A JP7221335A JP22133595A JPH0964758A JP H0964758 A JPH0964758 A JP H0964758A JP 7221335 A JP7221335 A JP 7221335A JP 22133595 A JP22133595 A JP 22133595A JP H0964758 A JPH0964758 A JP H0964758A
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/20—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
- H03F3/21—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/211—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only using a combination of several amplifiers
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- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/60—Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
- H03F3/602—Combinations of several amplifiers
- H03F3/604—Combinations of several amplifiers using FET's
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アイソレータを削除し、携帯無線機の小型、
高性能、低コストを実現するディジタル携帯無線機の送
信装置を提供する。 【構成】 ディジタル変調器84の出力を電力増幅装置
83に入力し、電力増幅装置83においてn分配器でn
個に分配され、それぞれ位相変化量の異なるn個の入力
位相器を通過し、n個の電力増幅器で増幅され、n個の
出力位相器を通してn個の信号の位相が一致するように
したうえ、n合成器で合成され、出力端子から位相装置
82に出力される。位相装置82の出力は送信アンテナ
81に出力される。ここで位相装置82の位相値は、所
定の不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの
領域を広げ、送信アンテナ81のインピーダンス変化範
囲を電力増幅装置83の負荷インピーダンスの出力負荷
インピーダンス範囲が包囲するように決定する。
高性能、低コストを実現するディジタル携帯無線機の送
信装置を提供する。 【構成】 ディジタル変調器84の出力を電力増幅装置
83に入力し、電力増幅装置83においてn分配器でn
個に分配され、それぞれ位相変化量の異なるn個の入力
位相器を通過し、n個の電力増幅器で増幅され、n個の
出力位相器を通してn個の信号の位相が一致するように
したうえ、n合成器で合成され、出力端子から位相装置
82に出力される。位相装置82の出力は送信アンテナ
81に出力される。ここで位相装置82の位相値は、所
定の不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの
領域を広げ、送信アンテナ81のインピーダンス変化範
囲を電力増幅装置83の負荷インピーダンスの出力負荷
インピーダンス範囲が包囲するように決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信電力増幅器と送信
アンテナとの間にアイソレータを使用しないディジタル
携帯無線装置とそれに用いる高周波電力増幅装置に関す
るものである。
アンテナとの間にアイソレータを使用しないディジタル
携帯無線装置とそれに用いる高周波電力増幅装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話は小型かつ低コスト化が
急速に進んでいる。そこで、高価で、大きいアイソレー
タをなくすことが課題となっている。以下に図面を参照
しながら、上記した従来例のディジタル携帯無線機の送
信装置について説明する。
急速に進んでいる。そこで、高価で、大きいアイソレー
タをなくすことが課題となっている。以下に図面を参照
しながら、上記した従来例のディジタル携帯無線機の送
信装置について説明する。
【0003】図16は従来例のディジタル携帯無線機の
送信装置のブロック図を示すものである。図16におい
て、ディジタル変調器204は電力増幅器203に接続
され、アイソレータ202を通して送信アンテナ201
に接続されている。
送信装置のブロック図を示すものである。図16におい
て、ディジタル変調器204は電力増幅器203に接続
され、アイソレータ202を通して送信アンテナ201
に接続されている。
【0004】以上のように構成された従来例のディジタ
ル携帯無線機の送信装置について、以下その動作を説明
する。ディジタル変調器204で変調された高周波信号
は電力増幅器203で増幅され、アイソレータ202を
通して、アンテナ201から送信される。
ル携帯無線機の送信装置について、以下その動作を説明
する。ディジタル変調器204で変調された高周波信号
は電力増幅器203で増幅され、アイソレータ202を
通して、アンテナ201から送信される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来例の構成では、π/4シフトQPSK及びCD
MA等のディジタル変調を用いた携帯無線機のアンテナ
から送出される不要輻射である隣接チャンネル漏洩電力
を電波法に定める値以下にするためには、電力増幅器の
出力負荷インピーダンスを一定に保持する必要があり、
負荷インピーダンスを一定に保つためには、高価で、形
状が大きく、通過損失の大きいアイソレータを使用しな
ければならないという問題点を有していた。
うな従来例の構成では、π/4シフトQPSK及びCD
MA等のディジタル変調を用いた携帯無線機のアンテナ
から送出される不要輻射である隣接チャンネル漏洩電力
を電波法に定める値以下にするためには、電力増幅器の
出力負荷インピーダンスを一定に保持する必要があり、
負荷インピーダンスを一定に保つためには、高価で、形
状が大きく、通過損失の大きいアイソレータを使用しな
ければならないという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記問題点を改善するためのもの
で、アイソレータを使用しないディジタル携帯無線機の
送信装置とそれに用いる高周波電力増幅装置を提供する
ことを目的とする。
で、アイソレータを使用しないディジタル携帯無線機の
送信装置とそれに用いる高周波電力増幅装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のディジタル携帯無線機の送信装置は、第1の
構成として出力負荷インピーダンスの位相がそれぞれ異
なるような複数の電力増幅器の出力を合成する電力増幅
装置を備えた構成を有する。
に本発明のディジタル携帯無線機の送信装置は、第1の
構成として出力負荷インピーダンスの位相がそれぞれ異
なるような複数の電力増幅器の出力を合成する電力増幅
装置を備えた構成を有する。
【0008】また第2の構成として最終段デバイスに、
その前段より出力電力の大きい半導体デバイスを用いた
電力増幅装置を備えた構成を有する。
その前段より出力電力の大きい半導体デバイスを用いた
電力増幅装置を備えた構成を有する。
【0009】そしてそのいずれもアンテナインピーダン
スを含む電力増幅装置の出力負荷インピーダンスを最適
になるように送信アンテナとの間に位相装置を挿入した
構成を備えたものである。
スを含む電力増幅装置の出力負荷インピーダンスを最適
になるように送信アンテナとの間に位相装置を挿入した
構成を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、第1の構成を
含むものにおいては出力負荷インピーダンスの位相がそ
れぞれ異なるような複数の電力増幅器を合成することに
より、所定の不要輻射の値を満足する出力負荷インピー
ダンスの領域を拡大することができ、また第2の構成を
含むものにおいては、終段の半導体デバイスの最大出力
と使用出力との差を大きく取ることによって所定の不要
輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を拡
大することができ、アイソレータを削除しても所定の不
要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を
確保できるように作用する。
含むものにおいては出力負荷インピーダンスの位相がそ
れぞれ異なるような複数の電力増幅器を合成することに
より、所定の不要輻射の値を満足する出力負荷インピー
ダンスの領域を拡大することができ、また第2の構成を
含むものにおいては、終段の半導体デバイスの最大出力
と使用出力との差を大きく取ることによって所定の不要
輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を拡
大することができ、アイソレータを削除しても所定の不
要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を
確保できるように作用する。
【0011】
【実施例】以下本発明の第1の実施例のディジタル携帯
無線機の送信装置について、図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を示すディジタル携帯
無線機の送信装置のブロック図である。図1において、
ディジタル変調器4は電力増幅装置3に接続され、位相
装置2を通して送信アンテナ1に接続される。
無線機の送信装置について、図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を示すディジタル携帯
無線機の送信装置のブロック図である。図1において、
ディジタル変調器4は電力増幅装置3に接続され、位相
装置2を通して送信アンテナ1に接続される。
【0012】以上のように構成されたディジタル携帯無
線機の送信装置について、以下その動作を説明する。ま
ずアンテナ1のインピーダンスは携帯無線機の使用状態
で変化する。たとえば自由空間にあるとき、手で持って
通話しているとき、机の上に置いたとき等によりアンテ
ナ1のインピーダンスは変化する。携帯無線機の使用状
態を変化させた場合のアンテナ1のインピーダンスの変
化範囲を図2に示す。図2より、アンテナのインピーダ
ンスはある位相方向に片寄っていることがわかる。
線機の送信装置について、以下その動作を説明する。ま
ずアンテナ1のインピーダンスは携帯無線機の使用状態
で変化する。たとえば自由空間にあるとき、手で持って
通話しているとき、机の上に置いたとき等によりアンテ
ナ1のインピーダンスは変化する。携帯無線機の使用状
態を変化させた場合のアンテナ1のインピーダンスの変
化範囲を図2に示す。図2より、アンテナのインピーダ
ンスはある位相方向に片寄っていることがわかる。
【0013】また、π/4シフトQPSK及びCDMA
等のディジタル変調を用いた無線機の電力増幅装置は出
力負荷インピーダンスを可変した場合に増幅装置の歪み
の変化に基づき、電波法で規定される不要輻射(特に隣
接チャンネル漏洩電力)の値が変化する。図3に電力増
幅装置の電波法で規定される不要輻射の値を満足する出
力負荷インピーダンス範囲を示す。図3より、電力増幅
装置の電波法で規定される不要輻射の値を満足する出力
負荷インピーダンスはある位相方向に片寄っていること
がわかる。
等のディジタル変調を用いた無線機の電力増幅装置は出
力負荷インピーダンスを可変した場合に増幅装置の歪み
の変化に基づき、電波法で規定される不要輻射(特に隣
接チャンネル漏洩電力)の値が変化する。図3に電力増
幅装置の電波法で規定される不要輻射の値を満足する出
力負荷インピーダンス範囲を示す。図3より、電力増幅
装置の電波法で規定される不要輻射の値を満足する出力
負荷インピーダンスはある位相方向に片寄っていること
がわかる。
【0014】以上の結果を用いて、ディジタル変調器4
で変調された高周波信号は電力増幅装置3で増幅され、
位相装置2を通して、送信アンテナ1から送信される。
ここで、位相装置2の位相値を調整して、前述した送信
アンテナ1のインピーダンス変化と電力増幅装置3の出
力負荷インピーダンスとが一致するように位相装置2の
位相値を設定する。
で変調された高周波信号は電力増幅装置3で増幅され、
位相装置2を通して、送信アンテナ1から送信される。
ここで、位相装置2の位相値を調整して、前述した送信
アンテナ1のインピーダンス変化と電力増幅装置3の出
力負荷インピーダンスとが一致するように位相装置2の
位相値を設定する。
【0015】また位相装置2の位相値の設定だけでは図
3に示した電力増幅装置の出力負荷インピーダンス範囲
では図2に示したアンテナのインピーダンス変化範囲を
十分に満足できないことがある。その場合、電力増幅装
置として電波法で規定される不要輻射の値を満足する出
力負荷インピーダンス範囲が広いものを使用する必要が
ある。出力負荷インピーダンス範囲を広くするには、電
力増幅装置の電力増幅器に、より出力電力の大きいもの
を使用すれば、使用時の歪を小にでき、それだけ不要輻
射を小にすることができ、電波法で規定される不要輻射
の値を満足する出力負荷インピーダンス範囲を広くする
ことができる。
3に示した電力増幅装置の出力負荷インピーダンス範囲
では図2に示したアンテナのインピーダンス変化範囲を
十分に満足できないことがある。その場合、電力増幅装
置として電波法で規定される不要輻射の値を満足する出
力負荷インピーダンス範囲が広いものを使用する必要が
ある。出力負荷インピーダンス範囲を広くするには、電
力増幅装置の電力増幅器に、より出力電力の大きいもの
を使用すれば、使用時の歪を小にでき、それだけ不要輻
射を小にすることができ、電波法で規定される不要輻射
の値を満足する出力負荷インピーダンス範囲を広くする
ことができる。
【0016】以上のように本実施例によれば、電力増幅
装置と送信アンテナの間に挿入された位相装置の位相値
を最適化することにより、アイソレータを削除でき、携
帯無線機の小型化、高性能化、および低コストを実現す
ることができる。
装置と送信アンテナの間に挿入された位相装置の位相値
を最適化することにより、アイソレータを削除でき、携
帯無線機の小型化、高性能化、および低コストを実現す
ることができる。
【0017】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図4は本発明の第2の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図4にお
いて、入力端子11を1個の入力に対してn個の同じ位
相変化量の出力を持つn分配器13の1個の入力に接続
し、n分配器13のn個の出力にはそれぞれ位相変化量
の異なるn個の入力位相器15−1ないし15−nが接
続される。さらに、n個の入力位相器15−1ないし1
5−nの出力にはそれぞれ同じ特性をもつn個の電力増
幅器17−1ないし17−nを通して、出力位相器16
−1ないし16−nが接続される。n個の出力位相器1
6の出力はn個の入力に対して1個の同じ位相変化量の
出力を持つn合成器14のn個の入力にそれぞれ接続さ
れ、n合成器の1個の出力は出力端子12に接続され
る。
参照しながら説明する。図4は本発明の第2の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図4にお
いて、入力端子11を1個の入力に対してn個の同じ位
相変化量の出力を持つn分配器13の1個の入力に接続
し、n分配器13のn個の出力にはそれぞれ位相変化量
の異なるn個の入力位相器15−1ないし15−nが接
続される。さらに、n個の入力位相器15−1ないし1
5−nの出力にはそれぞれ同じ特性をもつn個の電力増
幅器17−1ないし17−nを通して、出力位相器16
−1ないし16−nが接続される。n個の出力位相器1
6の出力はn個の入力に対して1個の同じ位相変化量の
出力を持つn合成器14のn個の入力にそれぞれ接続さ
れ、n合成器の1個の出力は出力端子12に接続され
る。
【0018】ここでn個の出力位相器16−1ないし1
6−nは、n個の入力位相器15−1ないし15−nの
位相変化量をそれぞれφ1,φ2・・・φnとし、固定位相量
をφ0とした場合、位相変化量がそれぞれ(180°−φ1
+φ0),(180°−φ2+φ0)・・・(180°−φn+φ0)
となるように設定されている。
6−nは、n個の入力位相器15−1ないし15−nの
位相変化量をそれぞれφ1,φ2・・・φnとし、固定位相量
をφ0とした場合、位相変化量がそれぞれ(180°−φ1
+φ0),(180°−φ2+φ0)・・・(180°−φn+φ0)
となるように設定されている。
【0019】以上のように構成された第2の実施例の高
周波電力増幅装置について、以下その動作を説明する。
まず入力端子11に入力された高周波信号は、n分配器
13でn個に分配され、それぞれ位相変化量の異なるn
個の入力位相器15−1ないし15−nを通過し、n個
の電力増幅器17−1ないし17−nで増幅される。さ
らに、n合成器14の入力でn個の信号の位相が一致す
るようなn個の出力位相器16−1ないし16−nを通
して、n合成器14で合成され、出力端子12から出力
される。
周波電力増幅装置について、以下その動作を説明する。
まず入力端子11に入力された高周波信号は、n分配器
13でn個に分配され、それぞれ位相変化量の異なるn
個の入力位相器15−1ないし15−nを通過し、n個
の電力増幅器17−1ないし17−nで増幅される。さ
らに、n合成器14の入力でn個の信号の位相が一致す
るようなn個の出力位相器16−1ないし16−nを通
して、n合成器14で合成され、出力端子12から出力
される。
【0020】つぎに図3に示したように、電力増幅器1
7は電波法で規定される不要輻射の値を満足する出力負
荷インピーダンスは、あるインピーダンス方向に片寄っ
ている。よって、各電力増幅器17−1ないし17−n
の出力負荷インピーダンスの位相をそれぞれ異なるよう
にすることにより、それらを合成すれば電波法で規定さ
れる不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの
領域を図5(a),(b)のように広げることができ
る。
7は電波法で規定される不要輻射の値を満足する出力負
荷インピーダンスは、あるインピーダンス方向に片寄っ
ている。よって、各電力増幅器17−1ないし17−n
の出力負荷インピーダンスの位相をそれぞれ異なるよう
にすることにより、それらを合成すれば電波法で規定さ
れる不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの
領域を図5(a),(b)のように広げることができ
る。
【0021】以上のように本実施例によれば、出力負荷
インピーダンスの位相がそれぞれ異なるような複数の電
力増幅器を合成することにより、電波法で規定される不
要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を
拡大する高周波電力増幅装置を提供することができる。
ここで高周波電力増幅装置とは入力位相器、電力増幅
器、出力位相器をはじめ分配器から合成器までを含めた
ものと定義する。
インピーダンスの位相がそれぞれ異なるような複数の電
力増幅器を合成することにより、電波法で規定される不
要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を
拡大する高周波電力増幅装置を提供することができる。
ここで高周波電力増幅装置とは入力位相器、電力増幅
器、出力位相器をはじめ分配器から合成器までを含めた
ものと定義する。
【0022】以下本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。図6は本発明の第3の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図6にお
いて、入力端子21を1個の入力に対して2個の同じ位
相変化量の出力を持つ2分配器23の入力に接続し、2
分配器23の2個の出力には、それぞれの位相変化量を
φ1,φ2とした場合、位相変化量の差が(-45°≦(φ1
−φ2)≦45°)である入力位相器25−1,25−2
が接続される。さらに、2個の入力位相器25−1,2
5−2にはそれぞれ同じ特性を持つ電力増幅器27−
1,27−2を通して、固定位相量をφ0とした場合、
位相変化量がそれぞれ(180°−φ1+φ0),(180°−
φ2+φ0)となる2個の出力位相器26−1,26−2
が接続される。2個の出力位相器26−1,26−2
は、2個の入力に対して1個の同じ位相変化量の出力を
持つ2合成器24の2個の入力にそれぞれ接続され、2
合成器24の1個の出力は出力端子22に接続される。
参照しながら説明する。図6は本発明の第3の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図6にお
いて、入力端子21を1個の入力に対して2個の同じ位
相変化量の出力を持つ2分配器23の入力に接続し、2
分配器23の2個の出力には、それぞれの位相変化量を
φ1,φ2とした場合、位相変化量の差が(-45°≦(φ1
−φ2)≦45°)である入力位相器25−1,25−2
が接続される。さらに、2個の入力位相器25−1,2
5−2にはそれぞれ同じ特性を持つ電力増幅器27−
1,27−2を通して、固定位相量をφ0とした場合、
位相変化量がそれぞれ(180°−φ1+φ0),(180°−
φ2+φ0)となる2個の出力位相器26−1,26−2
が接続される。2個の出力位相器26−1,26−2
は、2個の入力に対して1個の同じ位相変化量の出力を
持つ2合成器24の2個の入力にそれぞれ接続され、2
合成器24の1個の出力は出力端子22に接続される。
【0023】以上のように構成された第3の実施例の高
周波電力増幅装置について、以下その動作を説明する。
まず入力端子21に入力された高周波信号は、2分配器
23で2個に分配され、それぞれ位相変化量の異なる入
力位相器25−1,25−2を通過し、電力増幅器27
−1,27−2で増幅される。さらに、2合成器24の
入力で2個の信号の位相が一致するような出力位相器2
6−1,26−2を通して、2合成器24で合成され、
出力端子22から出力される。
周波電力増幅装置について、以下その動作を説明する。
まず入力端子21に入力された高周波信号は、2分配器
23で2個に分配され、それぞれ位相変化量の異なる入
力位相器25−1,25−2を通過し、電力増幅器27
−1,27−2で増幅される。さらに、2合成器24の
入力で2個の信号の位相が一致するような出力位相器2
6−1,26−2を通して、2合成器24で合成され、
出力端子22から出力される。
【0024】上述のように電力増幅器27−1,27−
2は図3に示したように電波法で規定される不要輻射の
値を満足する出力負荷インピーダンスは、あるインピー
ダンス方向に片寄っているので、2個の電力増幅器27
−1,27−2の出力負荷インピーダンスの位相をそれ
ぞれ(-45°≦(φ1−φ2)≦45°)異なるようにする
ことにより、電波法で規定される不要輻射の値を満足す
る出力負荷インピーダンスの領域を図7のように広げる
ことができる。
2は図3に示したように電波法で規定される不要輻射の
値を満足する出力負荷インピーダンスは、あるインピー
ダンス方向に片寄っているので、2個の電力増幅器27
−1,27−2の出力負荷インピーダンスの位相をそれ
ぞれ(-45°≦(φ1−φ2)≦45°)異なるようにする
ことにより、電波法で規定される不要輻射の値を満足す
る出力負荷インピーダンスの領域を図7のように広げる
ことができる。
【0025】以上のように本実施例によれば、2個の電
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相が(-45°≦
(φ1−φ2)≦45°)となるようにして電力合成するこ
とにより、電波法で規定される不要輻射の値を満足する
出力負荷インピーダンスの領域を拡大することができ
る。
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相が(-45°≦
(φ1−φ2)≦45°)となるようにして電力合成するこ
とにより、電波法で規定される不要輻射の値を満足する
出力負荷インピーダンスの領域を拡大することができ
る。
【0026】以下本発明の第4の実施例について図面を
参照しながら説明する。図8は本発明の第4の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図8にお
いて、入力3dBハイブリッド33の一方の端子を終端
抵抗38で終端し、他方の端子を入力端子31に接続す
る。入力3dBハイブリッド33の2個の出力端子は入
力端子に対する位相変化量が90゜異なるため、90゜位相
変化がある出力端子を入力位相器(φ1)35−1に接
続し、他方を入力位相器(φ2)35−2に接続する。
参照しながら説明する。図8は本発明の第4の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図8にお
いて、入力3dBハイブリッド33の一方の端子を終端
抵抗38で終端し、他方の端子を入力端子31に接続す
る。入力3dBハイブリッド33の2個の出力端子は入
力端子に対する位相変化量が90゜異なるため、90゜位相
変化がある出力端子を入力位相器(φ1)35−1に接
続し、他方を入力位相器(φ2)35−2に接続する。
【0027】さらに、2個の入力位相器35−1,35
−2の出力は、それぞれ同じ特性をもつ2個の電力増幅
器37を通して、固定位相量をφ0とした場合、位相変
化量がそれぞれ(180°−φ1+φ0),(180°−φ2+φ
0)となる2個の出力位相器36−1,36−2が接続
される。出力3dBハイブリッド34の一方の端子を終
端抵抗39で終端し、他方の端子を出力端子32に接続
する。出力3dBハイブリッド34の2個の入力端子は
出力端子に対する位相変化量が90゜異なるため、90゜位
相変化がある入力端子を出力位相器(180゜−φ2+φ
0)36に接続し、他方を出力位相器(180゜−φ1+φ
0)36に接続する。ここで2個の入力位相器35−
1,35−2はそれぞれの位相変化量をφ1,φ2とした
場合、位相変化量の差が(-135°≦(φ1−φ2)≦-45
°)となっている。
−2の出力は、それぞれ同じ特性をもつ2個の電力増幅
器37を通して、固定位相量をφ0とした場合、位相変
化量がそれぞれ(180°−φ1+φ0),(180°−φ2+φ
0)となる2個の出力位相器36−1,36−2が接続
される。出力3dBハイブリッド34の一方の端子を終
端抵抗39で終端し、他方の端子を出力端子32に接続
する。出力3dBハイブリッド34の2個の入力端子は
出力端子に対する位相変化量が90゜異なるため、90゜位
相変化がある入力端子を出力位相器(180゜−φ2+φ
0)36に接続し、他方を出力位相器(180゜−φ1+φ
0)36に接続する。ここで2個の入力位相器35−
1,35−2はそれぞれの位相変化量をφ1,φ2とした
場合、位相変化量の差が(-135°≦(φ1−φ2)≦-45
°)となっている。
【0028】以上のように構成された高周波電力増幅装
置について、以下その動作を説明する。まず入力端子3
1に入力された高周波信号は、入力3dBハイブリッド
33で2個に分配され、それぞれ位相変化量の異なる入
力位相器35−1,35−2を通過し、電力増幅器37
−1,37−2で増幅される。さらに、出力3dBハイ
ブリッド34の入力において2個の信号の位相が一致す
るように設定された出力位相器36−1,36−2を通
して、出力3dBハイブリッド34で合成され、出力端
子32から出力される。
置について、以下その動作を説明する。まず入力端子3
1に入力された高周波信号は、入力3dBハイブリッド
33で2個に分配され、それぞれ位相変化量の異なる入
力位相器35−1,35−2を通過し、電力増幅器37
−1,37−2で増幅される。さらに、出力3dBハイ
ブリッド34の入力において2個の信号の位相が一致す
るように設定された出力位相器36−1,36−2を通
して、出力3dBハイブリッド34で合成され、出力端
子32から出力される。
【0029】ここで上述のように電力増幅器37−1,
37−2は図3に示したように電波法で規定される不要
輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスは、あるイ
ンピーダンス方向に片寄っているので、出力3dBハイ
ブリッド34の位相変化量と出力位相器の位相を考慮す
ると2個の電力増幅器37−1,37−2の出力負荷イ
ンピーダンスの位相はそれぞれ(-45°≦(φ1−φ2)
≦45°)異なるようになり、電波法で規定される不要輻
射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を図7
のように広げることができる。さらに、3dBハイブリ
ッドを使用することにより、入力端子31および出力端
子32から高周波増幅装置内部を見たインピーダンスの
整合が良くなる。
37−2は図3に示したように電波法で規定される不要
輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスは、あるイ
ンピーダンス方向に片寄っているので、出力3dBハイ
ブリッド34の位相変化量と出力位相器の位相を考慮す
ると2個の電力増幅器37−1,37−2の出力負荷イ
ンピーダンスの位相はそれぞれ(-45°≦(φ1−φ2)
≦45°)異なるようになり、電波法で規定される不要輻
射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を図7
のように広げることができる。さらに、3dBハイブリ
ッドを使用することにより、入力端子31および出力端
子32から高周波増幅装置内部を見たインピーダンスの
整合が良くなる。
【0030】以上のように本実施例によれば、2個の電
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相が(-45°≦
(φ1−φ2)≦45°)となるようにして電力合成するこ
とにより、電波法で規定される不要輻射の値を満足する
出力負荷インピーダンスの領域を拡大することができ、
かつ電力増幅装置全体の入出力インピーダンスを改善す
ることができる。
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相が(-45°≦
(φ1−φ2)≦45°)となるようにして電力合成するこ
とにより、電波法で規定される不要輻射の値を満足する
出力負荷インピーダンスの領域を拡大することができ、
かつ電力増幅装置全体の入出力インピーダンスを改善す
ることができる。
【0031】以下本発明の第5の実施例について図面を
参照しながら説明する。図9は本発明の第5の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図9にお
いて、入力端子41を、1個の入力に対して4個の同じ
位相変化量の出力を持つ4分配器43の1個の入力に接
続し、4分配器43の4個の出力にはそれぞれ入力位相
器45−1ないし45−4が接続される。さらに、4個
の入力位相器45−1ないし45−4の出力には、それ
ぞれ同じ特性をもつ4個の電力増幅器47−1ないし4
7−4を通して、出力位相器46−1ないし46−4が
接続される。4個の出力位相器46−1ないし46−4
の出力は、4個の入力に対して1個の同じ位相変化量の
出力を持つ4合成器44の4個の入力にそれぞれ接続さ
れ、4合成器の1個の出力は出力端子42に接続され
る。ここで4個の入力位相器45−1ないし45−4は
それぞれの位相変化量をφ1,φ2,φ3,φ4とした場合、
位相変化量の差がそれぞれ22.5°である。4個の出力位
相器46−1ないし46−4は固定位相量をφ0とした
場合、位相変化量がそれぞれ(180°−φ1+φ0),(18
0°−φ2+φ0),(180°−φ3+φ0),(180°−φ4+
φ0)となっている。
参照しながら説明する。図9は本発明の第5の実施例を
示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図9にお
いて、入力端子41を、1個の入力に対して4個の同じ
位相変化量の出力を持つ4分配器43の1個の入力に接
続し、4分配器43の4個の出力にはそれぞれ入力位相
器45−1ないし45−4が接続される。さらに、4個
の入力位相器45−1ないし45−4の出力には、それ
ぞれ同じ特性をもつ4個の電力増幅器47−1ないし4
7−4を通して、出力位相器46−1ないし46−4が
接続される。4個の出力位相器46−1ないし46−4
の出力は、4個の入力に対して1個の同じ位相変化量の
出力を持つ4合成器44の4個の入力にそれぞれ接続さ
れ、4合成器の1個の出力は出力端子42に接続され
る。ここで4個の入力位相器45−1ないし45−4は
それぞれの位相変化量をφ1,φ2,φ3,φ4とした場合、
位相変化量の差がそれぞれ22.5°である。4個の出力位
相器46−1ないし46−4は固定位相量をφ0とした
場合、位相変化量がそれぞれ(180°−φ1+φ0),(18
0°−φ2+φ0),(180°−φ3+φ0),(180°−φ4+
φ0)となっている。
【0032】以上のように構成された高周波電力増幅装
置について、以下その動作を説明する。まず入力端子4
1に入力された高周波信号は、4分配器43で4個に分
配され、それぞれ位相変化量の異なる入力位相器45−
1ないし45−4を通過し、電力増幅器47−1ないし
47−4で増幅される。さらに、4合成器44の入力で
4個の信号の位相が一致するように設定した出力位相器
46−1ないし46−4を通して、4合成器44で合成
され、出力端子42から出力される。
置について、以下その動作を説明する。まず入力端子4
1に入力された高周波信号は、4分配器43で4個に分
配され、それぞれ位相変化量の異なる入力位相器45−
1ないし45−4を通過し、電力増幅器47−1ないし
47−4で増幅される。さらに、4合成器44の入力で
4個の信号の位相が一致するように設定した出力位相器
46−1ないし46−4を通して、4合成器44で合成
され、出力端子42から出力される。
【0033】ここで上述のように、電力増幅器47−1
ないし47−4は図3に示したように電波法で規定され
る不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスは、
あるインピーダンス方向に片寄っているので、4個の電
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相をそれぞれ2
2.5°異なるようにすることにより、電波法で規定され
る不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領
域を図5(b)のように全位相方向に広げることができ
る。
ないし47−4は図3に示したように電波法で規定され
る不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスは、
あるインピーダンス方向に片寄っているので、4個の電
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相をそれぞれ2
2.5°異なるようにすることにより、電波法で規定され
る不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領
域を図5(b)のように全位相方向に広げることができ
る。
【0034】以上のように本実施例によれば、4個の電
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相が22.5°とな
るようにして電力合成することにより、電波法で規定さ
れる不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの
領域を拡大することができる。
力増幅器の出力負荷インピーダンスの位相が22.5°とな
るようにして電力合成することにより、電波法で規定さ
れる不要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの
領域を拡大することができる。
【0035】以下本発明の第6の実施例について図面を
参照しながら説明する。図10は本発明の第6の実施例
を示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図10
において、入力端子51は入力整合回路55の入力に接
続され、入力整合回路55の出力は前段トランジスタ5
3の入力に接続され、前段トランジスタ53の出力は段
間整合回路56を通して終段トランジスタ54の入力に
接続され、終段トランジスタ54の出力は出力整合回路
57の入力に接続され、出力整合回路57の出力は出力
端子52に接続されている。
参照しながら説明する。図10は本発明の第6の実施例
を示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図10
において、入力端子51は入力整合回路55の入力に接
続され、入力整合回路55の出力は前段トランジスタ5
3の入力に接続され、前段トランジスタ53の出力は段
間整合回路56を通して終段トランジスタ54の入力に
接続され、終段トランジスタ54の出力は出力整合回路
57の入力に接続され、出力整合回路57の出力は出力
端子52に接続されている。
【0036】以上のように構成された高周波電力増幅装
置について、以下その動作を説明する。まず入力端子5
1に入力された高周波信号は、入力整合回路55を通
り、前段トランジスタ53で増幅され、段間整合回路5
6を通り、終段トランジスタ54で増幅され、出力整合
回路57を通り、出力端子52から出力される。
置について、以下その動作を説明する。まず入力端子5
1に入力された高周波信号は、入力整合回路55を通
り、前段トランジスタ53で増幅され、段間整合回路5
6を通り、終段トランジスタ54で増幅され、出力整合
回路57を通り、出力端子52から出力される。
【0037】つぎに、前段トランジスタ53と終段トラ
ンジスタ54の入出力特性を図11に示す。図11よ
り、終段トランジスタ54の利用周波数帯の出力電力利
得1dB圧縮時(入出力特性の湾曲により入力電力に対し
て出力電力が1dB圧縮される点)の利得をGpとした場
合、前段トランジスタ53の利用周波数帯の出力電力利
得1dB圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終段トランジ
スタ54の利用周波数帯での出力電力利得1dB圧縮時の
出力電力より小さくなるようにトランジスタを選択す
る。この構成により終段トランジスタは従来の増幅器構
成の終段トランジスタより出力電力の大きいトランジス
タを使用することとなる。またトランジスタの最大出力
と使用出力の差が大きいほど、電波法で規定される不要
輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの範囲を図
12のように広げることができる。しかし出力電力の大
きいトランジスタは一般に直流電力効率が悪くなるので
終段以前のトランジスタは従来のトランジスタ構成とし
ている。
ンジスタ54の入出力特性を図11に示す。図11よ
り、終段トランジスタ54の利用周波数帯の出力電力利
得1dB圧縮時(入出力特性の湾曲により入力電力に対し
て出力電力が1dB圧縮される点)の利得をGpとした場
合、前段トランジスタ53の利用周波数帯の出力電力利
得1dB圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終段トランジ
スタ54の利用周波数帯での出力電力利得1dB圧縮時の
出力電力より小さくなるようにトランジスタを選択す
る。この構成により終段トランジスタは従来の増幅器構
成の終段トランジスタより出力電力の大きいトランジス
タを使用することとなる。またトランジスタの最大出力
と使用出力の差が大きいほど、電波法で規定される不要
輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの範囲を図
12のように広げることができる。しかし出力電力の大
きいトランジスタは一般に直流電力効率が悪くなるので
終段以前のトランジスタは従来のトランジスタ構成とし
ている。
【0038】以上のように本実施例によれば、終段トラ
ンジスタの利用周波数帯の出力電力利得1dB圧縮時の利
得をGpとした場合、前段トランジスタの利用周波数帯の
出力電力利得1dB圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終
段トランジスタの利用周波数帯での出力電力利得1dB圧
縮時の出力電力より小さくなるようにトランジスタの入
出力特性を選択することにより、電波法で規定される不
要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を
拡大することができる。
ンジスタの利用周波数帯の出力電力利得1dB圧縮時の利
得をGpとした場合、前段トランジスタの利用周波数帯の
出力電力利得1dB圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終
段トランジスタの利用周波数帯での出力電力利得1dB圧
縮時の出力電力より小さくなるようにトランジスタの入
出力特性を選択することにより、電波法で規定される不
要輻射の値を満足する出力負荷インピーダンスの領域を
拡大することができる。
【0039】以下本発明の第7の実施例について図面を
参照しながら説明する。図13は本発明の第7の実施例
を示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図13
において、入力端子61は入力整合回路65の入力に接
続され、入力整合回路65の出力は前段トランジスタ6
3の入力に接続され、前段トランジスタ63の出力は段
間整合回路66を通して終段トランジスタ64の入力に
接続され、終段トランジスタ64の出力は出力整合回路
67の入力に接続され、出力整合回路67の出力は出力
端子62に接続されている。ブロック図上での構成は第
6の実施例の図10と同じであるが破線68で囲まれた
範囲をモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)で
構成する。
参照しながら説明する。図13は本発明の第7の実施例
を示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図13
において、入力端子61は入力整合回路65の入力に接
続され、入力整合回路65の出力は前段トランジスタ6
3の入力に接続され、前段トランジスタ63の出力は段
間整合回路66を通して終段トランジスタ64の入力に
接続され、終段トランジスタ64の出力は出力整合回路
67の入力に接続され、出力整合回路67の出力は出力
端子62に接続されている。ブロック図上での構成は第
6の実施例の図10と同じであるが破線68で囲まれた
範囲をモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)で
構成する。
【0040】本実施例の動作は図10の第6の実施例と
同じである。本実施例によれば、終段トランジスタの利
用周波数帯の出力電力利得1dB圧縮時の利得をGpとした
場合、前段トランジスタの利用周波数帯の出力電力利得
1dB圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終段トランジス
タの利用周波数帯での出力電力利得1dB圧縮時の出力電
力より小さくなるようにトランジスタの入出力特性を選
択することにより、電波法で規定される不要輻射の値を
満足する出力負荷インピーダンスの領域を拡大すること
ができ、かつ高周波モノリシックICとすることにより
小型化することができる。
同じである。本実施例によれば、終段トランジスタの利
用周波数帯の出力電力利得1dB圧縮時の利得をGpとした
場合、前段トランジスタの利用周波数帯の出力電力利得
1dB圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終段トランジス
タの利用周波数帯での出力電力利得1dB圧縮時の出力電
力より小さくなるようにトランジスタの入出力特性を選
択することにより、電波法で規定される不要輻射の値を
満足する出力負荷インピーダンスの領域を拡大すること
ができ、かつ高周波モノリシックICとすることにより
小型化することができる。
【0041】以下本発明の第8の実施例について図面を
参照しながら説明する。図14は本発明の第8の実施例
を示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図14
において、入力端子71は入力整合回路75の入力に接
続され、入力整合回路75の出力は前段トランジスタ7
3の入力に接続され、前段トランジスタ73の出力は段
間整合回路76を通して終段トランジスタ74の入力に
接続され、終段トランジスタ74の出力は出力整合回路
77の入力に接続され、出力整合回路77の出力は出力
端子72に接続されている。ブロック図上での構成は第
6の実施例の図10と同じであるが破線78で囲まれた
範囲をモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)で
構成する。
参照しながら説明する。図14は本発明の第8の実施例
を示す高周波電力増幅装置のブロック図である。図14
において、入力端子71は入力整合回路75の入力に接
続され、入力整合回路75の出力は前段トランジスタ7
3の入力に接続され、前段トランジスタ73の出力は段
間整合回路76を通して終段トランジスタ74の入力に
接続され、終段トランジスタ74の出力は出力整合回路
77の入力に接続され、出力整合回路77の出力は出力
端子72に接続されている。ブロック図上での構成は第
6の実施例の図10と同じであるが破線78で囲まれた
範囲をモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)で
構成する。
【0042】本実施例の動作は図10の実施例6と同じ
である。本実施例によれば、終段トランジスタの利用周
波数帯の出力電力利得1dB圧縮時の利得をGpとした場
合、前段トランジスタの利用周波数帯の出力電力利得1d
B圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終段トランジスタ
の利用周波数帯での出力電力利得1dB圧縮時の出力電力
より小さくなるようにトランジスタの入出力特性を選択
することにより、電波法で規定される不要輻射の値を満
足する出力負荷インピーダンスの領域を拡大することが
でき、かつ高周波モノリシックICとすることにより小
型をすることができ、さらに出力整合回路を外付け整合
回路とすることにより高周波モノリシックICより出力
整合回路損失が減り、電力増幅装置の高効率が図ること
ができる。なぜなら高周波モノリシックIC上に整合回
路を形成すると小型化は実現するが、インダクタンスや
伝送線路の線幅が細くなることから損失が大となるため
である。
である。本実施例によれば、終段トランジスタの利用周
波数帯の出力電力利得1dB圧縮時の利得をGpとした場
合、前段トランジスタの利用周波数帯の出力電力利得1d
B圧縮時の出力電力にGpを加えた値が終段トランジスタ
の利用周波数帯での出力電力利得1dB圧縮時の出力電力
より小さくなるようにトランジスタの入出力特性を選択
することにより、電波法で規定される不要輻射の値を満
足する出力負荷インピーダンスの領域を拡大することが
でき、かつ高周波モノリシックICとすることにより小
型をすることができ、さらに出力整合回路を外付け整合
回路とすることにより高周波モノリシックICより出力
整合回路損失が減り、電力増幅装置の高効率が図ること
ができる。なぜなら高周波モノリシックIC上に整合回
路を形成すると小型化は実現するが、インダクタンスや
伝送線路の線幅が細くなることから損失が大となるため
である。
【0043】以下本発明の第9ないし第15の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図15は本発明の
第9ないし第15の実施例を示すディジタル携帯無線機
の送信装置のブロック図である。図15において、ディ
ジタル変調器84の出力は電力増幅装置83に接続され
る。電力増幅装置83の出力は位相器82を通して送信
アンテナ81に接続される。電力増幅器83は実施例2
ないし8の図4,6,8,9,10,13および14に
示すような手段で電波法で規定される不要輻射の値を満
足する出力負荷インピーダンスの領域を拡大された電力
増幅装置である。この構成は実施例1と同じである。
ついて図面を参照しながら説明する。図15は本発明の
第9ないし第15の実施例を示すディジタル携帯無線機
の送信装置のブロック図である。図15において、ディ
ジタル変調器84の出力は電力増幅装置83に接続され
る。電力増幅装置83の出力は位相器82を通して送信
アンテナ81に接続される。電力増幅器83は実施例2
ないし8の図4,6,8,9,10,13および14に
示すような手段で電波法で規定される不要輻射の値を満
足する出力負荷インピーダンスの領域を拡大された電力
増幅装置である。この構成は実施例1と同じである。
【0044】以上のように構成されたディジタル携帯無
線機の送信装置の動作は実施例1と同じである。以上の
ように本実施例によれば、電力増幅器とアンテナの間に
挿入された位相装置の位相値を最適化することにより、
アイソレータを削除でき、携帯無線機の小型,高性能,
低コストを実現することができる。
線機の送信装置の動作は実施例1と同じである。以上の
ように本実施例によれば、電力増幅器とアンテナの間に
挿入された位相装置の位相値を最適化することにより、
アイソレータを削除でき、携帯無線機の小型,高性能,
低コストを実現することができる。
【0045】なお実施例6,7および8では2段増幅器
で説明したが、入力端子側にトランジスタを増加した多
段構成としてもよい。
で説明したが、入力端子側にトランジスタを増加した多
段構成としてもよい。
【0046】また、実施例6,7および8の入力整合回
路はなくてもよい。さらに実施例2では、n個の増幅器
の入出力部に位相が異なる位相器を挿入したが、位相器
に代えてn分配器およびn合成器に位相器の機能をもた
せて出力端子と増幅器との位相を変える構成としてもよ
い。
路はなくてもよい。さらに実施例2では、n個の増幅器
の入出力部に位相が異なる位相器を挿入したが、位相器
に代えてn分配器およびn合成器に位相器の機能をもた
せて出力端子と増幅器との位相を変える構成としてもよ
い。
【0047】さらに実施例2では、n分配器およびn合
成器の各入力と出力の位相変化量を一定としたが、各入
力と出力の位相変化量が異なるn分配器またはn合成器
を用いて、各位相器の位相変化量を補う構成としてもよ
い。
成器の各入力と出力の位相変化量を一定としたが、各入
力と出力の位相変化量が異なるn分配器またはn合成器
を用いて、各位相器の位相変化量を補う構成としてもよ
い。
【0048】さらに、実施例2のn分配器およびn合成
器にはウイルキンソン分配器および3dBハイブリッド
等を用いてもよい。
器にはウイルキンソン分配器および3dBハイブリッド
等を用いてもよい。
【0049】実施例中の数字や細部の構成は一例であり
これらは発明の範囲内で変更して用いることができる。
これらは発明の範囲内で変更して用いることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、出
力負荷インピーダンスの位相がそれぞれ異なるような複
数の電力増幅器の出力を合成した電力増幅装置を用いる
か、または最終段デバイスに、その前段より出力電力の
大きい半導体デバイスを用いた電力増幅装置を使用し、
送信アンテナとの間にアンテナインピーダンスを含む電
力増幅装置の出力負荷インピーダンスを最適になるよう
に設定した位相装置を挿入することにより、アイソレー
タを削除しても所定の不要輻射の値を満足する出力負荷
インピーダンスの領域を拡大する携帯無線機の送信装置
を提供することができ、携帯無線機の小型化、高性能化
および低コスト化をが実現できる。
力負荷インピーダンスの位相がそれぞれ異なるような複
数の電力増幅器の出力を合成した電力増幅装置を用いる
か、または最終段デバイスに、その前段より出力電力の
大きい半導体デバイスを用いた電力増幅装置を使用し、
送信アンテナとの間にアンテナインピーダンスを含む電
力増幅装置の出力負荷インピーダンスを最適になるよう
に設定した位相装置を挿入することにより、アイソレー
タを削除しても所定の不要輻射の値を満足する出力負荷
インピーダンスの領域を拡大する携帯無線機の送信装置
を提供することができ、携帯無線機の小型化、高性能化
および低コスト化をが実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例のディジタル携帯無線機
の送信装置のブロック図
の送信装置のブロック図
【図2】同じく第1の実施例におけるディジタル携帯無
線機の各種使用状態のアンテナインピーダンス特性図
線機の各種使用状態のアンテナインピーダンス特性図
【図3】同じく第1の実施例におけるディジタル携帯無
線機用電力増幅器の電波法で規定される不要輻射の値を
満足する出力負荷インピーダンス特性図
線機用電力増幅器の電波法で規定される不要輻射の値を
満足する出力負荷インピーダンス特性図
【図4】同じく第2の実施例の高周波電力増幅装置のブ
ロック図
ロック図
【図5】同じく第2の実施例における増幅器の出力負荷
インピーダンスの歪み特性図
インピーダンスの歪み特性図
【図6】同じく第3の実施例の高周波電力増幅装置のブ
ロック図
ロック図
【図7】同じく第3の実施例における増幅器の出力負荷
インピーダンスの歪み特性図
インピーダンスの歪み特性図
【図8】同じく第4の実施例の高周波電力増幅装置のブ
ロック図
ロック図
【図9】同じく第5の実施例の高周波電力増幅装置のブ
ロック図
ロック図
【図10】同じく第6の実施例の高周波電力増幅装置の
ブロック図
ブロック図
【図11】同じく第6の実施例における前段トランジス
タおよび終段トランジスタの入出力特性図
タおよび終段トランジスタの入出力特性図
【図12】同じく第6の実施例における増幅装置の出力
負荷インピーダンスの歪み特性図
負荷インピーダンスの歪み特性図
【図13】同じく第7の実施例の高周波電力増幅装置の
ブロック図
ブロック図
【図14】同じく第8の実施例の高周波電力増幅装置の
ブロック図
ブロック図
【図15】同じく第9ないし第15の実施例におけるデ
ィジタル携帯無線機の送信装置のブロック図
ィジタル携帯無線機の送信装置のブロック図
【図16】従来例のディジタル携帯無線機の送信装置の
ブロック図
ブロック図
1 送信アンテナ 2 位相器 3 電力増幅装置 4 ディジタル変調器 11 入力端子 12 出力端子 13 n分配器 14 n合成器 15 入力位相器 16 出力位相器 17 電力増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布施 伸夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 八木田 秀樹 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 春木 宏志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】入力信号をディジタル変調するディジタル
変調器と、 前記ディジタル変調器の出力を入力して高周波増幅する
電力増幅装置と、 前記電力増幅装置の高周波出力を入力する位相装置と、 前記位相装置の出力を接続する送信アンテナとを備え、 前記電力増幅装置のアンテナインピーダンスを含む出力
負荷インピーダンスがある所定のインピーダンスになる
ように前記位相装置の位相値を決定することを特徴とす
るディジタル携帯無線機の送信装置。 - 【請求項2】1個の入力に対して同じ位相変化量である
n個の出力をもつn分配器と、 前記n分配器の出力を入力し位相変化量がそれぞれφ1,
φ2・・・φnであるn個の入力位相器と、 前記n個の入力位相器の出力をそれぞれ入力する同じ特
性をもつn個の電力増幅器と、 前記入力位相器に対応する前記n個の電力増幅器のそれ
ぞれの対応する出力を入力とし、固定位相量をφ0とし
た場合、位相変化量がそれぞれ(180°−φ1+φ0),
(180°−φ2+φ0)・・・(180°−φn+φ0)となるn
個の出力位相器と、 前記n個の出力位相器からのn個の入力に対して同じ位
相変化量をもちn個の入力を合成した1個の出力をもつ
n合成器とを有する並列構成を備えた高周波電力増幅装
置。 - 【請求項3】nは2であり、入力位相器の位相変化量を
φ1とφ2とした場合、(-45°≦(φ1−φ2)≦45°)
の条件を満たすことを特徴とする請求項2に記載の高周
波電力増幅装置。 - 【請求項4】2分配器および2合成器に代えて3dBハ
イブリッドで構成し、入力3dBハイブリッドの一方の
入力を終端抵抗で終端し、他方の入力を入力端子に接続
し、前記入力3dBハイブリッドの2個の出力のうち90
゜位相変化がある出力を入力位相器(φ1)に接続し、
他方を入力位相器(φ2)に接続し、2個の前記入力位
相器にはそれぞれ電力増幅器を通して、90゜位相変化が
ある入力側を出力位相器(180゜−φ2+φ0)側に接続
し、他方を前記出力位相器(180゜−φ1+φ0)に接続
し、前記出力位相器の出力は出力3dBハイブリッドの
両入力に接続され前記出力3dBハイブリッドの一方の
出力を終端抵抗で終端し、他方の出力を出力端子に接続
し、(-135°≦(φ1−φ2)≦-45°)の条件を満たす
並列接続構成を備えたことを特徴とする請求項3に記載
の高周波電力増幅装置。 - 【請求項5】nは4とし、それぞれの位相変化量を22.5
°とした並列接続構成を備えたことを特徴とする前記請
求項2に記載の高周波電力増幅装置。 - 【請求項6】一方を入力端子に接続された入力整合回路
と、 前記入力整合回路の出力に接続された前段トランジスタ
と、 前記前段トランジスタの出力に接続された段間整合回路
と、 前記段間整合回路の出力に接続された終段トランジスタ
と、 前記終段トランジスタの出力に接続された出力整合回路
とを備え、 前記終段トランジスタの利用周波数帯の出力電力利得1d
B圧縮時の利得をGpとした場合、前記前段トランジスタ
の利用周波数帯の出力電力利得1dB圧縮時の出力電力に
前記Gpを加えた値が前記終段トランジスタの利用周波数
帯の出力電力利得1dB圧縮時の出力電力より小さいトラ
ンジスタを用いたことを特徴とする高周波電力増幅装
置。 - 【請求項7】入力整合回路と、段間整合回路と、出力整
合回路と、前段トランジスタと、終段トランジスタとを
モノリシックマイクロ波集積回路で構成したことを特徴
とする請求項6に記載の高周波電力増幅装置。 - 【請求項8】入力整合回路と、段間整合回路と、前段ト
ランジスタと、終段トランジスタとをモノリシックマイ
クロ波集積回路で構成したことを特徴とする請求項6に
記載の高周波電力増幅装置。 - 【請求項9】電力増幅装置に請求項2に記載の並列接続
の電力増幅装置を用いた請求項1に記載のディジタル携
帯無線機の送信装置。 - 【請求項10】電力増幅装置に請求項3に記載の並列接
続の電力増幅装置を用いた請求項1に記載のディジタル
携帯無線機の送信装置。 - 【請求項11】電力増幅装置に請求項4に記載の並列接
続の電力増幅装置を用いた請求項1に記載のディジタル
携帯無線機の送信装置。 - 【請求項12】電力増幅装置に請求項5に記載の並列接
続の電力増幅装置を用いた請求項1に記載のディジタル
携帯無線機の送信装置。 - 【請求項13】電力増幅装置に請求項6に記載の電力増
幅装置を用いた請求項1に記載のディジタル携帯無線機
の送信装置。 - 【請求項14】電力増幅装置に請求項7に記載の電力増
幅装置を用いた請求項1に記載のディジタル携帯無線機
の送信装置。 - 【請求項15】電力増幅装置に請求項8に記載の電力増
幅装置を用いた請求項1に記載のディジタル携帯無線機
の送信装置。
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