JPH0962583A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0962583A
JPH0962583A JP7215759A JP21575995A JPH0962583A JP H0962583 A JPH0962583 A JP H0962583A JP 7215759 A JP7215759 A JP 7215759A JP 21575995 A JP21575995 A JP 21575995A JP H0962583 A JPH0962583 A JP H0962583A
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JP
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signal
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data
data storage
identification signal
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JP7215759A
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English (en)
Inventor
Tomoya Fukuzumi
知也 福住
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/14Protection against unauthorised use of memory or access to memory
    • G06F12/1458Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the subject access rights
    • G06F12/1466Key-lock mechanism
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの機密保持機能を有するデータ処理装
置を提供することである。 【解決手段】 予め定められた所定の規格を有する接続
コネクタ3に着脱可能に接続される接続部4、データを
格納するメモリ部5およびデータ処理装置本体21から
供給される制御信号を受けてメモリ部5の動作を制御す
る制御部6を有するデータ記憶装置22からのデータの
読出しの機密保持機能を有するデータ処理装置である。
特定のデータ処理装置本体の接続コネクタ手段4は識別
信号AEを出力するコネクタ端子43を有する。特定の
データ記憶装置22は識別信号AEを検出する識別信号
検出回路24から出力される識別信号AEを検出し、ゲ
ート回路23を開いて制御信号を制御部6に通過させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オフィスオート
メーション機器やパーソナルコンピュータ等に接続され
てデータが読み出されるデータ記憶装置からのデータの
読出しの機密保持機能を有するデータ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスオートメーション機器や
パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置において、
外部記憶装置としてフロッピディスク装置、ハードディ
スク装置、光磁気ディスク装置のほかにICカードが使
用されている。従来のこの種のICカードおよび該IC
カードが接続されるデータ処理装置本体の一部を図10
に示す。
【0003】上記ICカード1およびデータ処理装置本
体(たとえばパーソナルコンピュータ)2は予め定めら
れた所定の規格を有しており、該データ処理装置本体2
の接続コネクタ3に上記ICカード1の接続部4が接続
される。上記ICカード1は、データを格納するメモリ
部5、該メモリ部5へのデータの書込みおよび読出しを
制御するカードモード制御部6、上記メモリ部5のアド
レスを指定するアドレスデコーダ7並びにアドレスバス
バッファ8、上記メモリ部5に書き込まれるデータおよ
び上記メモリ部5から読み出されるデータを一時的に記
憶するデータバスバッファ9を備えている。上記メモリ
部5は通常、複数のメモリ素子から構成されている。
【0004】上記アドレスデコーダ7は、データ処理装
置本体2のCPU11からICカード1に供給されるア
ドレス信号の上位ビット(アドレス信号AU)により上
記メモリ素子を選択する。また、上記アドレスバスバッ
ファ8は、選択された上記メモリ素子のアドレスをアド
レス信号の下位ビット(アドレス信号AL)により指定
する。上記カードモード制御部6は、データ処理装置本
体2のCPU11から供給されるモード制御信号バーM
C1およびいま一つのモード制御信号MC2により、上
記メモリ部5へのデータの書込みおよび上記メモリ部5
からのデータの読出しを制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構成を有するデータ処理装置では、ICカード1および
データ処理装置本体2は一般に標準化された規格を有し
ている。したがって、標準化された規格を有するICカ
ード1に書き込まれているデータは、標準化された規格
を有する全てのデータ処理装置本体2で読み出すことが
できる。このため、従来のデータ処理装置ではICカー
ド1に記憶されているデータの機密を保持することがで
きないという問題があった。
【0006】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、データの機密保持
機能を有するデータ処理装置を提供することである。
【0007】また、第2の目的は、データの機密保持機
能を有する構成の簡単なデータ処理装置を提供すること
である。
【0008】さらに、第3の目的は、データの機密保持
機能が高いデータ処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
予め定められた所定の規格を有する接続コネクタ手段を
通して外部からデータが入力するデータ処理装置本体
と、上記接続コネクタ手段に着脱可能に接続される接続
部、データを格納するデータ格納部および上記データ処
理装置本体から供給される制御信号を受けて上記データ
格納部の動作を制御する制御部を有するデータ記憶手段
とからなるデータ処理装置であって、特定のデータ処理
装置本体が識別信号を出力する識別信号出力手段を備
え、特定のデータ記憶手段が上記識別信号の入力により
上記接続部から制御部への上記制御信号の通過制御手段
を備えていることを特徴とする。この第1の態様にかか
るデータ処理装置においては、特定のデータ処理装置本
体の識別信号出力手段から識別信号が入力すると、特定
のデータ記憶手段に設けた通過制御手段が特定のデータ
処理装置本体からデータ格納部の制御部へ制御信号を通
過させ、データ格納部からのデータの読出しが可能にな
る。
【0010】本発明の第2の態様は、予め定められた所
定の規格を有する接続コネクタ手段を通して外部からデ
ータが入力するデータ処理装置本体と、上記接続コネク
タ手段に着脱可能に接続される接続部、データを格納す
るデータ格納部および上記データ処理装置本体から供給
される制御信号を受けて上記データ格納部の動作を制御
する制御部を有するデータ記憶手段とからなるデータ処
理装置であって、特定のデータ処理装置本体が識別信号
を出力する識別信号出力手段を備え、特定のデータ記憶
手段が上記特定のデータ処理装置から入力する上記識別
信号を検出する識別信号検出手段と、該識別信号検出手
段から出力される識別信号の検出信号により開いて上記
制御信号を制御部に通過させるゲート手段とを備えたこ
とを特徴とする。この第2の態様にかかるデータ処理装
置においては、特定のデータ記憶手段の識別信号検出手
段が特定のデータ処理装置から入力する識別信号を検出
すると、特定のデータ記憶手段に設けたゲート手段が開
いて、特定のデータ処理装置本体からメモリ部の制御部
へ制御信号を通過させ、データ格納部からのデータの読
出しが可能になる。
【0011】本発明の第3の態様は、予め定められた所
定の規格を有する接続コネクタ手段を通して外部からデ
ータが入力するデータ処理装置本体と、上記接続コネク
タ手段に着脱可能に接続される接続部、データを格納す
るデータ格納部および上記データ処理装置本体から供給
される制御信号を受けて上記データ格納部の動作を制御
する制御部を有するデータ記憶手段とからなるデータ処
理装置であって、特定のデータ処理装置本体の接続コネ
クタ手段が識別信号を出力する特定のコネクタ端子を有
し、特定のデータ記憶手段が該コネクタ端子に接続され
た接続部の接続端子から出力する上記識別信号を検出す
る識別信号検出回路と該識別信号検出回路から出力され
る識別信号の検出信号により開いて上記制御信号を制御
部に通過させるゲート回路とを備えたことを特徴とす
る。この第3の態様にかかるデータ処理装置において
は、特定のデータ記憶手段の識別信号検出手段が該コネ
クタ端子に接続された接続部の接続端子から出力する識
別信号を検出すると、特定のデータ記憶手段に設けたゲ
ート手段が開いて、特定のデータ処理装置本体の接続コ
ネクタ手段および該接続コネクタ手段に接続される接続
部を通して特定のデータ処理装置本体からデータ格納部
の制御部へ制御信号を通過させ、データ格納部からのデ
ータの読出しが可能になる。
【0012】本発明の第4の態様は、上記第3の態様に
かかるデータ処理装置において、上記特定のコネクタ端
子が接続コネクタ手段の空きコネクタ端子であり、上記
識別信号検出回路が上記空きコネクタ端子に接続される
接続部の接続端子から入力する上記識別信号を上記ゲー
ト回路に伝送する伝送線路からなることを特徴とする。
この第4の態様にかかるデータ処理装置は、基本的には
第3の態様にかかるデータ処理装置と同様の作用を奏す
る。さらに、識別信号は特定のデータ処理装置本体の接
続コネクタ手段の空きコネクタ端子から出力し、接続部
の接続端子から入力した識別信号は伝送線路によりゲー
ト回路に伝送される。
【0013】本発明の第5の態様は、予め定められた所
定の規格を有する接続コネクタ手段を通して外部からデ
ータが入力するデータ処理装置本体と、上記接続コネク
タ手段に着脱可能に接続される接続部、データを格納す
るデータ格納部、上記データ処理装置本体から供給され
るアドレス信号に対応して上記データ格納部のアドレス
を指定するアドレス指定部および上記データ処理装置本
体から供給される制御信号を受けて上記データ格納部の
動作を制御する制御部を有するデータ記憶手段とからな
るデータ処理装置であって、特定のデータ処理装置本体
がその接続コネクタ手段に特定のデータ記憶手段側から
記憶手段識別信号が入力したことを検出し、該記憶手段
識別信号の入力の時点から予め定められた所定のシーケ
ンスに従って装置本体識別信号を出力する装置本体識別
信号発生手段を備え、上記特定のデータ記憶手段が上記
シーケンスに合致して装置本体識別信号が出力された否
かを判定するシーケンス判定手段と、該シーケンス判定
手段により開閉が制御され、上記シーケンスに合致して
装置本体識別信号が出力されたときに上記端子部から制
御部へ上記制御信号を通過させるゲート手段とを備えた
ことを特徴とする。この第5の態様にかかるデータ処理
装置においては、シーケンス判定手段が装置本体識別信
号発生手段の装置本体識別信号の出力のシーケンスに合
致して装置本体識別信号が出力されたか否かを判定し、
該シーケンスに合致して装置本体識別信号が出力された
ときに特定のデータ記憶手段に設けたゲート手段が開い
て、特定のデータ処理装置本体の接続コネクタ手段およ
び該接続コネクタ手段に接続される接続部を通して特定
のデータ処理装置本体からデータ格納部の制御部へ制御
信号が通過し、データ格納部からのデータの読出しが可
能になる。
【0014】本発明の第6の態様は、上記第5の態様に
かかるデータ処理装置において、上記シーケンス判定手
段が上記特定のデータ処理装置本体の接続コネクタ手段
への上記特定のデータ記憶手段の接続部の接続により計
時の開始が制御され、該接続により上記特定のデータ記
憶手段側から装置本体識別信号発生手段に上記記憶手段
識別信号が入力した時点から予め設定された所定の時間
内に上記装置本体識別信号発生手段から装置本体識別信
号が入力したときに上記ゲート手段を開くタイマである
ことを特徴とする。この第6の態様にかかるデータ処理
装置は、基本的には上記第5の態様にかかるデータ処理
装置と同様の作用を奏する。さらに、記憶手段識別信号
の入力の時点から装置本体識別信号の出力のシーケンス
をタイマにより検出し、該タイマによりゲート手段の開
閉を制御する。
【0015】本発明の第7の態様は、上記第6の態様に
かかるデータ処理装置において、上記タイマが上記特定
のデータ処理装置本体の接続コネクタ手段への上記特定
のデータ記憶手段の接続部の接続により上記特定のデー
タ記憶手段から電源が供給されて計時を開始するととも
に、該電源の電源電圧が上記記憶手段識別信号として上
記特定のデータ記憶手段側から上記装置本体識別信号発
生手段に供給されることを特徴とする。この第7の態様
にかかるデータ処理装置は、基本的には上記第6の態様
にかかるデータ処理装置と同様の作用を奏する。さらに
特定のデータ処理装置本体の接続コネクタ手段への特定
のデータ記憶手段の接続部の接続により電源が供給され
てタイマが計時を開始し、また、電源の電源電圧が記憶
手段識別信号として装置本体識別信号発生手段に供給さ
れる。
【0016】本発明の第8の態様は、上記第6の態様に
かかるデータ処理装置において、上記装置本体識別信号
発生手段が上記記憶手段識別信号の入力により割込みが
かけられ、該割込みの後に上記タイマの計時の開始を指
令する計時開始信号を出力することを特徴とする。この
第8の態様にかかるデータ処理装置は、基本的には上記
第6の態様にかかるデータ処理装置と同様の作用を奏す
る。さらに、記憶手段識別信号の入力により割込がかけ
られた後、装置本体識別信号発生手段はタイマの計時の
開始を指令する計時開始信号を出力する。
【0017】本発明の第9の態様は、上記第6から第8
の態様のいずれか一にかかるデータ処理装置において、
上記装置本体識別信号がデータ記憶手段のデータ格納部
の特定の空きアドレスを指定する特定アドレス信号であ
り、該特定アドレス信号の入力を検出すると上記データ
記憶手段のアドレス指定部がその検出信号を上記装置本
体識別信号として上記タイマに出力するようにしたこと
を特徴とする。この第9の態様にかかるデータ処理装置
は、基本的には上記第6から第8の態様のいずれか一に
かかるデータ処理装置と同様の作用を奏する。さらに、
装置本体から特定アドレス信号を出力し、該特定アドレ
ス信号を検出するとデータ記憶手段のアドレス指定部が
その検出信号を装置本体識別信号としてタイマに出力す
る。
【0018】本発明の第10の態様は、上記第8の態様
にかかるデータ処理装置において、上記計時指令信号が
データ記憶手段のデータ格納部の特定の空きアドレスを
指定する特定アドレス信号であり、該特定アドレス信号
の入力を検出すると上記データ記憶手段のアドレス指定
部がその検出信号を上記計時指令信号として上記タイマ
に出力するようにしたことを特徴とする。この第10の
態様にかかるデータ処理装置は、基本的には上記第8の
態様にかかるデータ処理装置と同様の作用を奏する。さ
らに、装置本体から特定のアドレス信号を出力し、該特
定アドレス信号を検出するとデータ記憶手段のアドレス
指定部がその検出信号を計時指令信号としてタイマに出
力する。
【0019】本発明の第11の態様は、上記第8の態様
にかかるデータ処理装置において、上記計時指令信号が
データ記憶手段のデータ格納部の特定の空きアドレスを
指定する特定アドレス信号であり、該特定アドレス信号
の入力を検出すると上記データ記憶手段のアドレス指定
部がその検出信号を上記計時指令信号として上記タイマ
に出力し、上記装置本体識別信号がデータ記憶手段のデ
ータ格納部の特定の空きアドレスを指定する特定アドレ
ス信号であり、該特定アドレス信号の入力を検出すると
上記データ記憶手段のアドレス指定部がその検出信号を
上記装置本体識別信号として上記タイマに出力するよう
にしたことを特徴とする。この第11の態様にかかるデ
ータ処理装置は、基本的は上記第8の態様にかかるデー
タ処理装置と同様の作用を奏する。さらに、特定アドレ
ス信号の入力を検出するとデータ記憶手段のアドレス指
定部がその検出信号を上記計時指令信号としてタイマに
出力し、該タイマが所定の時間内に特定アドレス信号の
入力を検出するとデータ記憶手段のアドレス指定部がそ
の検出信号を装置本体識別信号としてタイマに出力す
る。
【0020】本発明の第12の態様は、上記第1から第
11の態様のいずれか一にかかるデータ処理装置におい
て、上記データ処理装置本体がパーソナルコンピュータ
であり、上記データ記憶手段がICカードであることを
特徴とする。この第12の態様にかかるデータ処理装置
は、基本的には上記第1から第11の態様のいずれか一
にかかるデータ処理装置と同様の作用を奏する。さら
に、不正なデータの読出しが試みられると、ICカード
からパーソナルコンピュータへのデータの読出しが禁止
される。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はパーソナルコンピュータ(以下、
パソコンと記す。)21およびそれに接続されるICカ
ード22とからなるこの発明の一つの実施の形態である
データ処理装置を示すものである。上記パソコン21は
予め定められた所定の規格を有する接続コネクタ3を有
し、該接続コネクタ3には上記ICカード22の接続部
4が着脱可能に接続される。
【0022】上記ICカード22は、データを格納する
複数のメモリ素子からなるメモリ部5、該メモリ部5へ
のデータの書込みおよび該メモリ部5からのデータの読
出しを制御するカードモード制御部6、該カードモード
制御部6へのモード制御信号バーMC1およびモード制
御信号MC2の入力を制御するゲート回路23、上記パ
ソコン21から入力する識別信号を検出する識別信号検
出回路24、上記メモリ部5のアドレスを指定するアド
レスデコーダ7並びにアドレスバスバッファ8、上記メ
モリ部5に書き込まれるデータおよび上記メモリ部5か
ら読み出されるデータを一時的に記憶するデータバスバ
ッファ9により構成されている。上記アドレスデコーダ
7には、パソコン21のCPU11からアドレスバス1
5、接続コネクタ3のコネクタ端子16、ICカード2
2の接続部4の接続端子17およびアドレスバス18を
通してアドレス信号の上位ビット(以下、アドレス信号
AUと記す。)が供給される。これにより、上記アドレ
スデコーダ7はアドレス信号AUに対応するメモリ部5
の複数のメモリ素子から一つのメモリ素子を選択する。
また、上記アドレスバスバッファ8には、パソコン21
のCPU11から、該パソコン21のアドレスバス2
5、接続コネクタ3のコネクタ端子26、ICカード2
2の接続部4の接続端子27およびアドレスバス28を
通してアドレス信号の下位ビット(以下、アドレス信号
ALと記す。)が供給される。これにより、上記アドレ
スバスバッファ8はアドレス信号ALに対応する上記メ
モリ素子のアドレスを指定する。
【0023】上記ゲート回路23は、アンドゲート3
1、ナンドゲート32、インバータ33およびプルダウ
ン抵抗R1からなる。上記インバータ33にはICカー
ド22の接続部4の接続端子34に接続さている。該接
続端子34はパソコン21の接続コネクタ3のコネクタ
端子35に接続され、該コネクタ端子35にはパソコン
21のCPU11からモード制御信号バーMC1が入力
する。上記インバータ33の出力はナンドゲート32の
一方の入力端子に入力する。また、上記アンドゲート3
1の一方の入力端子にはICカード22の接続部4の接
続端子36に接続されている。該接続端子34はパソコ
ン21の接続コネクタ37に接続され、該接続コネクタ
37にはパソコン21のCPU11からいま一つのモー
ド制御信号MC2が入力する。上記ナンドゲート32の
他方の入力端子と上記アンドゲート31の他方の入力端
子とは互いに接続され、その接続点38とアースとの間
には上記アンドゲート31とナンドゲート32のプルダ
ウン抵抗Rが接続されている。上記接続点38とIC
カード22の接続部4の空きの接続端子41とは上記識
別信号検出回路24を構成している線路42により相互
に接続されている。上記接続端子41は、パソコン21
の接続コネクタ3の空きのコネクタ端子43に接続され
る。該コネクタ端子43には、上記パソコン21が特定
のユーザのみがデータの読出しが可能である特定のパソ
コンであることを示す識別信号(アクセス許可信号)A
Eがパソコン21のCPU11から供給される。
【0024】上記アンドゲート31の出力およびナンド
ゲート32の出力はカードモード制御部6に入力する。
該カードモード制御部6から出力するデータの読出しお
よび書込みの制御信号はメモリ部5およびデータバスバ
ッファ9に入力する。該データバスバッファ9は上記メ
モリ部5とデータバス44により接続されるとともに、
データバス45によりICカード22の接続部4の所定
の接続端子46に接続されている。該接続端子46には
パソコン21の接続コネクタ3のコネクタ端子47が接
続され、該コネクタ端子47にはCPU11のデータバ
ス48が接続される。
【0025】このように構成された図1のデータ処理装
置において、特定のユーザが上記識別信号AEの識別信
号検出回路24およびモード制御信号バーMC1および
モード制御信号MC2の通過を制御するゲート回路23
を備えたセキュリティ対応のICカード22を有してお
り、また、CPU11から上記識別信号AEを出力する
セキュリティ対応のパソコン21を有しているものとす
る。そして、上記特定のユーザがセキュリティ対応の上
記パソコン21の接続コネクタ3に、セキュリティ対応
の上記ICカード22の接続部4を接続した場合には、
次のようにしてICカード22からデータを読み出すこ
とができる。
【0026】すなわち、セキュリティ対応のパソコン2
1の上記CPU11は、接続コネクタ4の上記コネクタ
端子43にセキュリティ対応の特定のパソコンであるこ
とを示す“H”レベルの識別信号AEを出力する。該識
別信号AEは上記コネクタ端子43からICカード22
の接続部4の接続端子41に入力し、識別信号検出回路
24の線路42を通して該識別信号AEをゲート回路2
3のアンドゲート31およびナンドゲート32の各他方
の入力端子に入力する。これにより上記ナンドゲート3
2およびアンドゲート31が開き、上記パソコン21の
CPU11から出力するモード制御信号バーMC1およ
びモード制御信号MC2はICカード22のカードモー
ド制御部6へ入力し、ICカード22側からパソコン2
1側へのデータの読出しが可能になる。
【0027】これに対し、接続コネクタ3のコネクタ端
子43から上記識別信号AEを出力するパソコンを有し
ていない一般のユーザがセキュリティ対応の上記ICカ
ード22を入手し、そのデータを読み出そうとして接続
部4をセキュリティ対応でない一般のパソコンの接続コ
ネクタに接続した場合には、一般のパソコンのCPUは
上記識別信号AEを出力しない。また、上記ICカード
22のゲート回路23のアンドゲート31,ナンドゲー
ト32はその他方の各入力端子はプルダウン抵抗R
より接地されて“L”レベルとなっている。このため上
記ナンドゲート32およびアンドゲート31は閉じてお
り、モード制御信号バーMC1およびモード制御信号M
C2によるICカード22側から上記一般のパソコン側
へのデータの読出しはできない。
【0028】したがって、一般のユーザがセキュリティ
対応の上記ICカード22を入手してそのデータを自分
のパソコンにより読み出そうとしても、上記ICカード
22からはデータを読み出すことはできない。このよう
に、図1のデータ処理装置によれば、ICカード22の
データの読出しのセキュリティ効果を得ることができ
る。
【0029】実施の形態2.本発明のいま一つの実施の
形態を示す図2のデータ処理装置は、図1で説明したデ
ータ処理装置のゲート回路23のアンドゲート31およ
びナンドゲート32の動作を以下に説明するタイマ50
により制御するようにしたものである。なお、図2にお
いて、図1に対応する部分には対応する符号を付して示
し、重複した説明は省略する。
【0030】上記タイマ50は、パソコン21側から接
続コネクタ3の空きのコネクタ端子51,該コネクタ端
子51に接続されるICカード22の接続部4の空きの
接続端子52および電源供給ライン50aを通して電源
電圧Vccが供給される。上記タイマ50はまた、その
電源ライン50aとアースとの間にはプルダウン抵抗R
が接続される。これにより上記パソコン21の接続コ
ネクタ3にICカード22の接続部4が接続されると、
タイマ50は上記電源電圧Vccが供給されて計時を開
始する。同時に、上記電源電圧VccがICカード22
がセキュリティ対応のICカードであることを示すIC
カード識別信号AE1として、ICカード側から上記接
続端子54およびそれに接続されるコネクタ端子53を
通して、パソコン21のCPU11に供給される。
【0031】上記パソコン21のCPU11はICカー
ド識別信号AE1の入力から所定の時間経過後、システ
ム識別信号AE2を接続コネクタ3の空きのコネクタ端
子55に出力する。上記システム識別信号AE2は、接
続コネクタ3の上記コネクタ端子55およびそれに接続
されるICカード22の接続部4の空きの端子56から
上記タイマ50に供給される。上記端子56とアースと
の間にもプルダウン抵抗Rが接続されている。上記タ
イマ50は、その計時の開始から予め設定された所定の
時間Tm内に上記システム識別信号AE2が入力したと
きに、タイムアップ後もその出力TOの“H”を保持す
る。これにより、モード制御信号バーMC1およびモー
ド制御信号MC2がゲート回路23のアンドゲート31
およびナンドゲート32を通してカードモード制御部6
に入力する。すなわち上記タイマ50は、上記ICカー
ド識別信号AE1がパソコン21のCPU11に供給さ
れてからシステム識別信号AE2が出力するまでのシー
ケンスが所定のシーケンスを有しているか否かを判定す
るシーケンス判定回路として機能している。
【0032】このように構成された図2のデータ処理装
置において、セキュリティ対応のパソコン21およびI
Cカード22を有している特定のユーザが上記パソコン
21の接続コネクタ3に、上記ICカード22の接続部
4を接続した場合、図3に示すように、ICカード22
のタイマ50は時刻tで上記パソコン21から電源電
圧Vccが供給されて計時を開始するとともに、タイマ
50に供給される電源電圧VccがICカード識別信号
AE1としてパソコン21のCPU11に供給される。
上記ICカード識別信号AE1が供給されると、CPU
11は上記タイマ50が時刻tで計時を開始してから
タイムアップするまでの時間Tm内に時刻tでシステ
ム識別信号AE2を上記タイマ50に出力する。これに
より上記タイマ50は時刻tでタイムアップ後もその
出力TOの“H”を保持し、上記ナンドゲート32およ
びアンドゲート31は上記パソコン21のCPU11か
ら出力するモード制御信号バーMC1およびモード制御
信号MC2をICカード22のカードモード制御部6へ
出力し、ICカード22側からパソコン21側へのデー
タの読出しが可能になる。
【0033】これに対し、一般のユーザがセキュリティ
対応の上記ICカード22を入手し、そのデータを読み
出そうとして接続部4をセキュリティ対応でない一般の
パソコンの接続コネクタに接続した場合、該パソコンの
接続コネクタのコネクタ端子には電源が供給されていな
いので、上記ICカード22のタイマ50は計時動作を
行わない。この場合には、上記タイマ50の出力TOは
常時“L”である。したがって、ゲート回路23のナン
ドゲート32およびアンドゲート31は閉じており、モ
ード制御信号バーMC1およびモード制御信号MC2に
よるICカード22側から上記一般のパソコン側へのデ
ータの読出しはできない。
【0034】また、セキュリティ対応の上記ICカード
22を入手した一般のユーザがそのデータを読み出すた
めに上記ICカード22を一般のパソコンに接続したと
きに、該パソコンが偶然、その接続コネクタの空きのコ
ネクタ端子を利用してICカード22側に何らかの電源
電圧を供給する構成を有するものであったとしても、供
給された電源電圧をICカード識別信号AE1として上
記パソコンのCPU側に伝送する回路が存在しない。し
たがって、この場合もICカード22側に供給された上
記電源電圧がICカード識別信号AE1としてICカー
ド22側からパソコンのCPUに供給されず、パソコン
のCPUからはシステム識別信号AE2が出力しない。
【0035】上記の場合、仮にICカード識別信号AE
1が一般のパソコンに入力し、該パソコンのCPUから
システム識別信号AE2が出力したとしても、図4に示
すように、タイマ50の上記設定時間Tmを経過する
と、上記タイマ50は時刻tでタイムアップするとそ
の出力TOは“H”から“L”となり、上記ナンドゲー
ト32およびアンドゲート31は閉じる。これにより、
モード制御信号バーMC1およびモード制御信号MC2
が上記ICカード22のカードモード制御部6に入力せ
ず、ICカード22側から上記パソコン側へのデータの
読出しができなくなる。
【0036】したがって、図2のデータ処理装置では、
図1のデータ処理装置の場合に比較して、上記ICカー
ド22からデータを読み出すことがより一層困難にな
り、データの読出しのより高いセキュリティ効果を得る
ことができる。
【0037】実施の形態3.本発明のいま一つの実施の
形態を示す図5のデータ処理装置は、図2で説明したデ
ータ処理装置において、セキュリティ対応のICカード
22側からICカード識別信号バーCD1およびバーC
D2が供給されるとセキュリティ対応のパソコン21の
CPU11に割込をかけ、該CPU11から上記ICカ
ード22のタイマ50に計時指令信号バーTEを出力す
るとともに、該計時指令信号バーTEの出力から予め設
定した所定の時間経過後にシステム識別信号AE2を出
力するようにしたものである。なお、図5において図2
のデータ処理装置に対応する部分には対応する符号を付
して示し、重複した説明は省略する。
【0038】上記ICカード22の接続部4の空きの接
続端子63,65はそれぞれアースに接続されている。
これら接続端子63,65にそれぞれ接続される上記パ
ソコン21の接続コネクタ3のコネクタ端子62,65
は、上記パソコン21に設けられたオアゲート61の入
力にそれぞれ接続される。該オアゲート61は上記パソ
コン21のCPU11に割込信号バーINTを出力す
る。上記パソコン21のCPU11は、接続コネクタ3
の空きのコネクタ端子57,該コネクタ端子57に接続
されるICカード22の接続部4の接続端子58を通し
て、上記ICカード22のタイマ50の計時を開始させ
る計時指令信号バーTEを出力する。上記ICカード2
2の接続部4の上記接続端子58とICカード22の電
源電圧Vccとの間にはプルアップ抵抗Rが接続され
ている。
【0039】上記パソコン21のCPU11はICカー
ド識別信号バーCD1およびバーCD2の入力により割
込がかかり、計時指令信号バーTEの出力から所定の時
間経過後、システム識別信号AE2を接続コネクタ3の
コネクタ端子55に出力する。上記タイマ50は、その
計時の開始から予め設定された所定の時間Tm内に上記
システム識別信号AE2が入力したときには、タイムア
ップ後もその出力TOの“H”を保持する。これによ
り、ゲート回路23のナンドゲート32およびアンドゲ
ート31からカードモード制御部6にモード制御信号バ
ーMC1およびモード制御信号MC2が入力する。すな
わち、上記タイマ50は上記ICカード識別信号CD
1,CD2がパソコン21のCPU11に供給されてか
らシステム識別信号AE2が出力するまでのシーケンス
が所定のシーケンスを有しているか否かを判定するシー
ケンス判定回路として機能している。
【0040】このように構成された図5のデータ処理装
置において、ユーザがセキュリティ対応の上記パソコン
21の接続コネクタ3に、セキュリティ対応の上記IC
カード22の接続部4を接続した場合、図6に示すよう
に、上記ICカード22はICカード識別信号CD1,
CD2をパソコン21のオアゲート61に出力する。こ
れにより、上記パソコン21のCPU11には割込がか
かり、図6に示すように、時刻tにて上記CPU11
からICカード22のタイマ50に計時指令信号バーT
Eが供給され、上記タイマ50は時刻tで計時を開始
する。上記パソコン21のCPU11はタイマ50が時
刻tで計時を開始してからタイムアップするまでの時
間Tm内に、時刻tでシステム識別信号AE2を上記
タイマ50に出力する。これにより、上記タイマ50は
時刻tでタイムアップ後もその出力TOの“H”を保
持し、上記ナンドゲート32およびアンドゲート31
は、上記パソコン21のCPU11から出力するモード
制御信号バーMC1およびモード制御信号MC2を上記
ICカード22のカードモード制御部6へ入力し、IC
カード22側からパソコン21側へのデータの読出しが
可能になる。
【0041】これに対し、一般のユーザが上記ICカー
ド22を入手し、そのデータを読み出そうとして上記I
Cカード22の接続部4をセキュリティ対応でない一般
のパソコンの接続コネクタに接続した場合、一般のパソ
コンには図5のオアゲート61が存在せず、そのCPU
には割込みがかからない。したがって、一般のパソコン
からは上記ICカード22のタイマ50の計時指令信号
バーTEもシステム識別信号AE2も上記ICカード2
2側には供給されず、タイマ50は計時動作を行わな
い。この場合には、上記タイマ50の出力TOは常時
“L”であり、また、上記ICカード22のゲート回路
23のナンドゲート32およびアンドゲート31はその
他方の入力端子はプルダウン抵抗Rにより接地されて
“L”レベルとなっている。したがって、上記ナンドゲ
ート32およびアンドゲート31は閉じ、上記パソコン
のCPUからICカード22のカードモード制御部6へ
出力するモード制御信号バーMC1およびモード制御信
号MC2は非アクティブであり、ICカード22側から
上記パソコン側へのデータの読出しは不可能となる。
【0042】したがって、図5のデータ処理装置では、
ICカード22のタイマ50の計時開始がセキュリティ
対応のパソコン21側から制御されるので、図2のデー
タ処理装置に比較して上記ICカード22からデータを
読み出すことがさらに困難になり、ICカード22のデ
ータの読出しのより高いセキュリティ効果を得ることが
できる。
【0043】実施の形態4.本発明のいま一つの実施の
形態を示す図7のデータ処理装置は、図5で説明したデ
ータ処理装置において、ICカード22のアドレスデコ
ーダ7にアドレス信号を供給するビット線AないしA
からなるアドレスバスの最上位のビット線Aの上位
にさらに1ビット分の信号を伝送するビット線An+1
を設けている。そして、パソコン21のCPU11から
計時指令信号TEが接続コネクタ3のコネクタ端子5
7,ICカード22の接続部4の接続端子58を通して
タイマ50に供給されてから予め設定した所定の時間経
過後に、上記CPU11がビット線An+1と最下位の
ビット線Aを通して特定のアドレス信号を上記アドレ
スデコーダ7に出力したときに、上記アドレスデコーダ
7からシステム識別信号バーAEがタイマ50に供給さ
れるようにしている。
【0044】上記タイマ50の上記計時指令信号TEの
入力端子はプルダウン抵抗Rによりアースに接続さ
れ、また上記タイマのシステム識別信号バーAEの入力
端子はプルアップ抵抗Rにより電源電圧Vccに接続
されている。上記パソコン21側のビット線An+1
ICカード22側のビット線An+1とは、パソコン2
1の接続コネクタ3の空きのコネクタ端子75とICカ
ード22の接続部4の空きの接続端子76とにより相互
に接続される。また、上記パソコン21側のビット線A
は接続コネクタ3のコネクタ端子71に接続され、ビ
ット線AないしAは図7において番号73で表され
ているn個のコネクタ端子にそれぞれ接続される。さら
に、上記ICカード22側のビット線Aは接続部4の
接続端子72に接続され、ビット線AないしAは図
7において番号74で表されているn個の接続端子にそ
れぞれ接続される。なお、図7において図5のデータ処
理装置に対応する部分には対応する符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
【0045】このように構成された図7のデータ処理装
置において、ユーザがセキュリティ対応の上記パソコン
21の接続コネクタ3に、セキュリティ対応の上記IC
カード22の接続部4を接続した場合、上記ICカード
22はICカード識別信号バーCD1,バーCD2をパ
ソコン21のオアゲート61に出力する。このICカー
ド識別信号バーCD1,バーCD2の出力により、上記
パソコン21のCPU11には割込がかけられ、上記C
PU11からICカード22のタイマ50に計時指令信
号TEが供給され、上記タイマ50は計時を開始する。
上記パソコン21の上記CPU11は、タイマ50が計
時を開始してからタイムアップするまでの時間内に、上
記ビット線Aおよびビット線An+1を通して特定の
アドレスを指定すると、ICカード22のアドレスデコ
ーダ7はシステム識別信号バーAEをタイマ50に出力
する。これにより、上記タイマ50はタイムアップ後も
その出力TOの“H”を保持し、上記ナンドゲート32
およびアンドゲート31は、上記パソコン21のCPU
11から出力するモード制御信号バーMC1およびモー
ド制御信号MC2をICカード22のカードモード制御
部6へ入力し、ICカード22側からパソコン21側へ
のデータの読出しが可能になる。
【0046】これに対し、一般のユーザがセキュリティ
対応の上記ICカード22を入手し、そのデータを読み
出そうとして接続部4をセキュリティ対応でない一般の
パソコンの接続コネクタに接続した場合、たとえば雑音
等の入力によりICカード22のタイマ50が計時を開
始しても、該計時の開始から所定の設定時間内に上記パ
ソコンのCPUがビット線AおよびAn+1により特
定のアドレスを指定しない限り、タイマ50にはアドレ
スデコーダ7からシステム識別信号バーAEは入力しな
い。したがって、ゲート回路50のナンドゲート32お
よびアンドゲート31は閉じ、上記パソコンのCPUか
らICカード22のカードモード制御部6へはモード制
御信号バーMC1およびモード制御信号MC2は通過せ
ず、ICカード22側から上記パソコン側へのデータの
読出しは行われない。
【0047】したがって、図7のデータ処理装置では、
セキュリティ対応のパソコン21側から特定のアドレス
信号が出力されない限り、アドレスデコーダ7からはシ
ステム識別信号バーAEがタイマ50に供給されないの
で、図5のデータ処理装置に比較して、上記ICカード
22からデータを読み出すことがさらに困難になり、I
Cカード22のデータの読出しのより高いセキュリティ
効果を得ることができる。
【0048】実施の形態5.本発明のいま一つの実施の
形態を示す図8のデータ処理装置は、図7で説明したデ
ータ処理装置において、パソコン21のCPU11が上
記ビット線An+1と最下位のビット線Aを通して特
定のアドレス信号を出力したときに、ICカード22の
タイマ50に計時を開始させるようにしたものである。
すなわち、図8のデータ処理装置は、セキュリティ対応
のパソコン21のCPU11が上記ビット線An+1
最下位のビット線Aを通して特定のアドレス信号を、
ICカード22の上記アドレスデコーダ7に出力したと
きに、該アドレスデコーダ7が計時指令信号バーTEを
タイマ50に供給し、該計時指令信号バーTEが出力し
てから予め設定した所定の時間経過後に、上記パソコン
21のCPU11からシステム識別信号AE2が上記タ
イマ50に供給されるようにしたものである。なお、図
8において図7のデータ処理装置に対応する部分には対
応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0049】このように構成された図8のデータ処理装
置において、ユーザがセキュリティ対応の上記パソコン
21の接続コネクタ3に、セキュリティ対応の上記IC
カード22の接続部4を接続した場合、上記ICカード
22はICカード識別信号バーCD1,バーCD2をパ
ソコン21のオアゲート61に出力する。このICカー
ド識別信号バーCD1,バーCD2の出力により、上記
パソコン21のCPU11には割込がかけられ、上記C
PU11が上記ビット線Aおよびビット線An+1
通して特定のアドレスを指定する。これにより、ICカ
ード22のアドレスデコーダ7から計時指令信号バーT
Eが上記タイマ50に供給され、上記タイマ50は計時
を開始する。上記パソコン21の上記CPU11は、タ
イマ50が計時を開始してからタイムアップするまでの
時間内に、システム識別信号AE2を上記タイマ50に
供給する。これにより、上記タイマ50はタイムアップ
後もその出力TOの“H”を保持し、上記ナンドゲート
32およびアンドゲート31は、上記パソコン21のC
PU11から出力するモード制御信号バーMC1および
モード制御信号MC2をICカード22のカードモード
制御部6へ入力し、ICカード22側からパソコン21
側へのデータの読出しが可能になる。
【0050】これに対し、一般のユーザがセキュリティ
対応の上記ICカード22を入手し、そのデータを読み
出そうとして接続部4をセキュリティ対応でない一般の
パソコンの接続コネクタに接続した場合、上記ICカー
ド22のアドレスデコーダ7は上記ビット線Aおよび
ビット線An+1を通して上記パソコンのCPUにより
上記特定のアドレスが指定されることはない。この場合
には上記アドレスデコーダ7からタイマ50に計時指令
信号バーTEが入力せず、タイマ50は計時を開始しな
い。また、雑音等により仮にタイマ50が計時を開始し
たとしても、該タイマ50に設定されている所定の時間
内に上記CPU側からシステム識別信号AE2が入力し
ない限り、タイマ50の出力TOは“L”である。した
がって、ゲート回路50のナンドゲート32およびアン
ドゲート31は閉じ、上記パソコンのCPUからICカ
ード22のカードモード制御部6へはモード制御信号バ
ーMC1およびモード制御信号MC2は通過せず、IC
カード22側から上記パソコン側へのデータの読出しは
行われない。
【0051】このように図8のデータ処理装置では、セ
キュリティ対応のパソコン21のCPU11が上記ビッ
ト線An+1と最下位のビット線Aを通して特定のア
ドレス信号を上記アドレスデコーダ7に出力しない限
り、ICカード22のタイマ50は計時を開始しない。
したがって、図8のデータ処理装置では、ICカード2
2のタイマ50の計時開始がパソコン21側からの特定
のアドレス信号により制御されるので、図5のデータ処
理装置に比較して、上記ICカード22からデータを読
み出すことがさらに困難になり、ICカード22のデー
タの読出しのより高いセキュリティ効果を得ることがで
きる。
【0052】実施の形態6.本発明のいま一つの実施の
形態を示す図9のデータ処理装置は、図7および図8に
おいてそれぞれ説明したデータ処理装置を組み合わせた
ものである。すなわち、図9のデータ処理装置では、セ
キュリティ対応のパソコン21のCPU11がビット線
n+1と最下位のビット線Aを通して特定のアドレ
ス信号を出力したときに、セキュリティ対応のICカー
ド22のアドレスデコーダ7から計時指令信号バーTE
がタイマ50に供給され、また、該計時指令信号バーT
Eの供給から予め設定した時間内に、パソコン21のC
PU11がビット線An+1と最下位のビット線A
通して特定のアドレス信号を出力したときに、システム
識別信号バーAEがタイマ50に供給されるようにした
ものである。該タイマ50の上記計時指令信号バーTE
の入力端子および上記システム識別信号バーAEの入力
端子はそれぞれ抵抗RおよびRにより電源電圧Vc
cにプルアップされている。なお、図9において図7お
よび図8のデータ処理装置に対応する部分には対応する
符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0053】このように構成された図9のデータ処理装
置において、ユーザがセキュリティ対応の上記パソコン
21の接続コネクタ3に、セキュリティ対応の上記IC
カード22の接続部4を接続した場合、上記ICカード
22はICカード識別信号バーCD1,バーCD2をパ
ソコン21のオアゲート61に出力する。このICカー
ド識別信号バーCD1,バーCD2の出力により、上記
パソコン21のCPU11には割込がかけられ、上記C
PU11が上記ビット線Aおよびビット線An+1
通して特定のアドレスを指定する。これにより、ICカ
ード22のアドレスデコーダ7から計時指令信号バーT
Eが上記タイマ50に供給され、上記タイマ50は計時
を開始する。上記パソコン21の上記CPU11は、タ
イマ50が計時を開始してからタイムアップするまでの
時間内に、再び、上記ビット線Aおよびビット線A
n+1を通して特定のアドレスを指定する。これによ
り、ICカード22のアドレスデコーダ7からシステム
識別信号バーAEが上記タイマ50に供給され、上記タ
イマ50はタイムアップ後もその出力TOの“H”を保
持する。したがって、上記ナンドゲート32およびアン
ドゲート31は、上記パソコン21のCPU11から出
力するモード制御信号バーMC1およびモード制御信号
MC2をICカード22のカードモード制御部6へ入力
し、ICカード22側からパソコン21側へのデータの
読出しが可能になる。
【0054】これに対し、一般のユーザがセキュリティ
対応の上記ICカード22を入手し、そのデータを読み
出そうとして接続部4をセキュリティ対応でない一般の
パソコンの接続コネクタに接続した場合、上記ICカー
ド22のアドレスデコーダ7は上記ビット線Aおよび
ビット線An+1を通して上記パソコンのCPUにより
上記特定のアドレスが指定されることはない。この場合
には上記アドレスデコーダ7からタイマ50に計時指令
信号バーTEが入力せず、タイマ50は計時を開始しな
い。また、雑音等により仮にタイマ50が計時を開始し
たとしても、該タイマ50に設定されている所定の時間
内に上記ICカード22のアドレスデコーダ7が上記ビ
ット線Aおよびビット線An+1を通して上記パソコ
ンのCPUにより上記特定のアドレスが指定されない限
り、タイマ50の出力TOは“L”である。したがっ
て、ゲート回路50のナンドゲート32およびアンドゲ
ート31は閉じ、上記パソコンのCPUからICカード
22のカードモード制御部6へはモード制御信号バーM
C1およびモード制御信号MC2は通過せず、ICカー
ド22側から上記パソコン側へのデータの読出しは行わ
れない。
【0055】このように、図9のデータ処理装置では、
セキュリティ対応のパソコン21のCPU11が上記ビ
ット線An+1と最下位のビット線Aを通して特定の
アドレス信号を上記アドレスデコーダ7に出力しない限
り、アドレスデコーダ7からICカード22のタイマ5
0には計時指令信号バーTEも、またシステム識別信号
バーAEも供給されない。したがって、図9のデータ処
理装置では、図7のデータ処理装置のセキュリティ効果
と図8のセキュリティ効果を併せ持つことになり、IC
カードからのデータの読出しのセキュリティ効果が非常
に高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるデータ処理装置の実施の形態
1のシステム構成図である。
【図2】 本発明にかかるデータ処理装置の実施の形態
2のシステム構成図である。
【図3】 図2のデータ処理装置においてICカードか
らデータを読み出すことができる場合の動作タイミング
チャートである。
【図4】 図2のデータ処理装置においてICカードか
らデータを読み出すことができない場合の動作タイミン
グチャートである。
【図5】 本発明にかかるデータ処理装置の実施の形態
3のシステム構成図である。
【図6】 図5のデータ処理装置においてICカードか
らデータを読み出す場合の動作タイミングチャートであ
る。
【図7】 本発明にかかるデータ処理装置の実施の形態
4のシステム構成図である。
【図8】 本発明にかかるデータ処理装置の実施の形態
5のシステム構成図である。
【図9】 本発明にかかるデータ処理装置の実施の形態
6のシステム構成図である。
【図10】 従来のデータ処理装置のシステム構成図で
ある。
【符号の説明】
3 接続コネクタ、4 接続部、 5 メモリ部、6
カードモード制御部、7 アドレスデコーダ、8 アド
レスバスバッファ、9 データバスバッファ、11 C
PU、21 セキュリティ対応のパソコン、22 セキ
ュリティ対応のICカード、23 ゲート回路、24
識別信号検出回路、31 アンドゲート、32 ナンド
ゲート、33 インバータ、42 線路、43 コネク
タ端子、50 タイマ、50a 電源供給ライン、51
コネクタ端子、52 接続端子、53 コネクタ端
子、57 コネクタ端子、58 接続端子、71 コネ
クタ端子、72 接続端子、73 コネクタ端子、74
接続端子、75 コネクタ端子、76 接続端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた所定の規格を有する接続
    コネクタ手段を通して外部からデータが入力するデータ
    処理装置本体と、上記接続コネクタ手段に着脱可能に接
    続される接続部、データを格納するデータ格納部および
    上記データ処理装置本体から供給される制御信号を受け
    て上記データ格納部の動作を制御する制御部を有するデ
    ータ記憶手段とからなるデータ処理装置であって、 特定のデータ処理装置本体が識別信号を出力する識別信
    号出力手段を備え、特定のデータ記憶手段が上記識別信
    号の入力により上記接続部から制御部への上記制御信号
    の通過制御手段を備えていることを特徴とするデータ処
    理装置。
  2. 【請求項2】 予め定められた所定の規格を有する接続
    コネクタ手段を通して外部からデータが入力するデータ
    処理装置本体と、上記接続コネクタ手段に着脱可能に接
    続される接続部、データを格納するデータ格納部および
    上記データ処理装置本体から供給される制御信号を受け
    て上記データ格納部の動作を制御する制御部を有するデ
    ータ記憶手段とからなるデータ処理装置であって、 特定のデータ処理装置本体が識別信号を出力する識別信
    号出力手段を備え、特定のデータ記憶手段が上記特定の
    データ処理装置から入力する上記識別信号を検出する識
    別信号検出手段と、該識別信号検出手段から出力される
    識別信号の検出信号により開いて上記制御信号を制御部
    に通過させるゲート手段とを備えたことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 予め定められた所定の規格を有する接続
    コネクタ手段を通して外部からデータが入力するデータ
    処理装置本体と、上記接続コネクタ手段に着脱可能に接
    続される接続部、データを格納するデータ格納部および
    上記データ処理装置本体から供給される制御信号を受け
    て上記データ格納部の動作を制御する制御部を有するデ
    ータ記憶手段とからなるデータ処理装置であって、 特定のデータ処理装置本体の接続コネクタ手段が識別信
    号を出力する特定のコネクタ端子を有し、特定のデータ
    記憶手段が該コネクタ端子に接続された接続部の接続端
    子から出力する上記識別信号を検出する識別信号検出回
    路と該識別信号検出回路から出力される識別信号の検出
    信号により開いて上記制御信号を制御部に通過させるゲ
    ート回路とを備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 上記特定のコネクタ端子が接続コネクタ
    手段の空きコネクタ端子であり、上記識別信号検出回路
    が上記空きコネクタ端子に接続される接続部の接続端子
    から入力する上記識別信号を上記ゲート回路に伝送する
    伝送線路からなることを特徴とする請求項3記載のデー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】 予め定められた所定の規格を有する接続
    コネクタ手段を通して外部からデータが入力するデータ
    処理装置本体と、上記接続コネクタ手段に着脱可能に接
    続される接続部、データを格納するデータ格納部、上記
    データ処理装置本体から供給されるアドレス信号に対応
    して上記データ格納部のアドレスを指定するアドレス指
    定部および上記データ処理装置本体から供給される制御
    信号を受けて上記データ格納部の動作を制御する制御部
    を有するデータ記憶手段とからなるデータ処理装置であ
    って、 特定のデータ処理装置本体がその接続コネクタ手段に特
    定のデータ記憶手段側から記憶手段識別信号が入力した
    ことを検出し、該記憶手段識別信号の入力の時点から予
    め定められた所定のシーケンスに従って装置本体識別信
    号を出力する装置本体識別信号発生手段を備え、上記特
    定のデータ記憶手段が上記シーケンスに合致して装置本
    体識別信号が出力された否かを判定するシーケンス判定
    手段と、該シーケンス判定手段により開閉が制御され、
    上記シーケンスに合致して装置本体識別信号が出力され
    たときに上記端子部から制御部へ上記制御信号を通過さ
    せるゲート手段とを備えたことを特徴とするデータ処理
    装置。
  6. 【請求項6】 上記シーケンス判定手段が上記特定のデ
    ータ処理装置本体の接続コネクタ手段への上記特定のデ
    ータ記憶手段の接続部の接続により計時の開始が制御さ
    れ、該接続により上記特定のデータ記憶手段側から装置
    本体識別信号発生手段に上記記憶手段識別信号が入力し
    た時点から予め設定された所定の時間内に上記装置本体
    識別信号発生手段から装置本体識別信号が入力したとき
    に上記ゲート手段を開くタイマであることを特徴とする
    請求項5記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 上記タイマが上記特定のデータ処理装置
    本体の接続コネクタ手段への上記特定のデータ記憶手段
    の接続部の接続により上記特定のデータ記憶手段から電
    源が供給されて計時を開始するとともに、該電源の電源
    電圧が上記記憶手段識別信号として上記特定のデータ記
    憶手段側から上記装置本体識別信号発生手段に供給され
    ることを特徴とする請求項6記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 上記装置本体識別信号発生手段が上記記
    憶手段識別信号の入力により割込みがかけられ、該割込
    みの後に上記タイマの計時の開始を指令する計時開始信
    号を出力することを特徴とする請求項6記載のデータ処
    理装置。
  9. 【請求項9】 上記装置本体識別信号がデータ記憶手段
    のデータ格納部の特定の空きアドレスを指定する特定ア
    ドレス信号であり、該特定アドレス信号の入力を検出す
    ると上記データ記憶手段のアドレス指定部がその検出信
    号を上記装置本体識別信号として上記タイマに出力する
    ようにしたことを特徴とする請求項6から8のいずれか
    一記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 上記計時指令信号がデータ記憶手段の
    データ格納部の特定の空きアドレスを指定する特定アド
    レス信号であり、該特定アドレス信号の入力を検出する
    と上記データ記憶手段のアドレス指定部がその検出信号
    を上記計時指令信号として上記タイマに出力するように
    したことを特徴とする請求項8記載のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 上記計時指令信号がデータ記憶手段の
    データ格納部の特定の空きアドレスを指定する特定アド
    レス信号であり、該特定アドレス信号の入力を検出する
    と上記データ記憶手段のアドレス指定部がその検出信号
    を上記計時指令信号として上記タイマに出力し、上記装
    置本体識別信号がデータ記憶手段のデータ格納部の特定
    の空きアドレスを指定する特定アドレス信号であり、該
    特定アドレス信号の入力を検出すると上記データ記憶手
    段のアドレス指定部がその検出信号を上記装置本体識別
    信号として上記タイマに出力するようにしたことを特徴
    とする請求項8記載のデータ処理装置。
  12. 【請求項12】 上記データ処理装置本体がパーソナル
    コンピュータであり、上記データ記憶手段がICカード
    であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一
    記載のデータ処理装置。
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