JPH0959543A - 粉体塗料用樹脂組成物 - Google Patents

粉体塗料用樹脂組成物

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JPH0959543A
JPH0959543A JP22167895A JP22167895A JPH0959543A JP H0959543 A JPH0959543 A JP H0959543A JP 22167895 A JP22167895 A JP 22167895A JP 22167895 A JP22167895 A JP 22167895A JP H0959543 A JPH0959543 A JP H0959543A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 とりわけ、低温硬化性にも優れるし、併せ
て、とりわけ、塗膜の外観にも、さらには、塗膜の耐候
性ならびに機械的物性などにも優れるという、極めて実
用性の高い粉体塗料用樹脂組成物を提供するにある。 【解決手段】 ターシャリーブチル(メタ)アクリレー
トと、水酸基含有ビニル単量体とを、必須の単量体成分
として用いるということにより、主として、塗膜の外
観、耐候性ならびに機械的諸物性などのバランス化を図
ると共に、片や、エステル交換触媒をも用いるというこ
とにより、主として、低温硬化性などの向上化を図って
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規にして有用な
る粉体塗料用樹脂組成物に関する。さらに詳細には、本
発明は、それぞれ、ターシャリーブチル(メタ)アクリ
レート(a−1)と、水酸基含有ビニル単量体(a−
2)とを共重合せしめて得られる共重合体(A−1)
を、あるいは上記単量体(a−1)、上記単量体(a−
2)と、さらに、これらの両単量体と共重合可能なる其
の他のビニル単量体(a−3)とを共重合せしめて得ら
れる共重合体(A−2)を必須のベース樹脂成分とし、
これらの各ベース樹脂成分と、さらに、エステル交換触
媒(B)とを必須の構成成分として含有することから成
る、とりわけ、塗膜外観、低温硬化性、耐候性ならびに
機械的物性などに優れた塗膜を与え得るという、斬新な
る粉体塗料用の樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】有機溶剤を含有しない塗料の一形態とし
て、粉体塗料が挙げられるが、近年、大気汚染などの、
いわゆる環境問題の観点より、その無公害性が注目さ
れ、使用量も年々増加している。
【0003】粉体塗料に使用されるバインダ−樹脂の種
類も、その用途に応じて、種々の高分子化合物が使用さ
れている。それらのうちでも特に代表的なものとして
は、末端水酸基型のポリエステル樹脂に、硬化剤として
のブロックポリイソシアネート化合物を配合せしめて得
られる形の組成物や、グリシジル基を含有するアクリル
共重合体に、脂肪族二塩基酸を配合せしめて得られる形
の組成物などがあるが、
【0004】前者は、高い焼き付け温度を必要とするも
のであるし、加えて、屋外使用時の耐候性が充分でない
というものであり、後者は、粉体塗料の保存時の耐ブロ
ッキング性、つまり、塗料粒子の融着の起こりにくさに
欠けるとか、さらには、塗膜の可撓性が劣るという問題
点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来型の
技術に従う限りは、どうしても、低温硬化性などに優れ
るし、しかも、とりわけ、塗膜外観、耐候性ならびに可
撓性などにも優れるという、極めて、実用性の高い粉体
塗料を得ることは、頗る、困難であった。
【0006】しかるに、本発明者らは、上述したような
従来技術における、種々の欠点ないしは欠陥を解消し、
種々の問題点を解決するべく、併せて、この種の粉体塗
料にとって、最低、必要なる、とりわけ、塗膜外観、低
温硬化性、耐候性ならびに機械的物性などに優れた塗膜
を与えるような、極めて、実用性の高い目的樹脂組成物
を提供するべく、鋭意、研究を開始した。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、一にかかって、低温硬化性にも優れるし、加え
て、とりわけ、塗膜外観、耐候性ならびに機械的物性な
どにも優れるという、極めて、実用性の高い粉体塗料用
樹脂組成物を提供するにある。
【0008】そこで、本発明者らは、上述したような、
発明が解決しようとする課題に照準を合わせて、鋭意、
検討を行なった結果、特定の原料成分から得られる共重
合体を必須のベース樹脂成分とし、さらに、此のベース
樹脂成分に、エステル交換触媒を配合せしめた形の樹脂
組成物が、とりわけ、塗膜外観、低温硬化性、耐候性な
らびに機械的物性などに優れた塗膜を与えるということ
見い出すに及んで、ここに、本発明を完成させるに到っ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、基
本的には、それぞれ、一つには、ターシャリーブチルメ
タクリレートおよび/またはターシャリーブチルアクリ
レート(a−1)と、水酸基含有ビニル単量体(a−
2)とを共重合せしめて得られる共重合体(A−1)
と、エステル交換触媒(B)とを、必須の成分として含
有することから成る、粉体塗料用樹脂組成物を提供しよ
うとするものであるし、
【0010】二つには、ターシャリーブチルメタクリレ
ートおよび/またはターシャリーブチルアクリレート
(a−1)と、水酸基含有ビニル単量体(a−2)と、
上記単量体(a−1)または上記単量体(a−2)と共
重合可能なる其の他のビニル単量体(a−3)とを共重
合せしめて得られる共重合体(A−2)と、エステル交
換触媒(B)とを、必須の成分として含有することから
成る、粉体塗料用樹脂組成物を提供しようとするもので
ある。
【0011】以下に、本発明の構成を、より一層、詳細
に述べることとする。
【0012】まず、上記した共重合体(A−1)または
(A−2)を構成する、いわゆる共重合成分の一つであ
る、上記した水酸基含有ビニル単量体(a−2)とは、
一分子中に、少なくとも1個の水酸基と重合性不飽和二
重結合とを併有するものを指称する。
【0013】斯かる水酸基含有ビニル単量体(a−2)
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキシ
プロピルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニ
ルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、3
−ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−ヒドロキシ−
2−メチルプロピルビニルエーテル、5−ヒドロキシペ
ンチルビニルエーテルもしくは6−ヒドロキシヘキシル
ビニルエーテル如き、種々の水酸基含有ビニルエーテル
類;またはこれら上掲の各種のビニルエーテルと、ε−
カプロラクトンとの付加反応生成物;
【0014】2−ヒドロキシエチル(メタ)アリルエー
テル、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アリルエーテ
ル、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アリルエーテル、
4−ヒドロキシブチル(メタ)アリルエーテル、3−ヒ
ドロキシブチル(メタ)アリルエーテル、2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピル(メタ)アリルエーテル、5−
ヒドロキシペンチル(メタ)アリルエーテルもしくは6
−ヒドロキシヘキシル(メタ)アリルエーテルの如き、
種々の水酸基含有アリルエーテル;またはこれら上掲の
各種のアリルエーテルと、ε−カプロラクトンとの付加
反応生成物;
【0015】あるいは2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレートもしくはポリプロピレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレートの如き、種々の水酸基含
有(メタ)アクリレート類;またはこれら上掲の各種の
(メタ)アクリレートと、ε−カプロラクトンの付加反
応主成分などである。
【0016】さらに、当該共重合体(A−1)または
(A−2)を構成する、いわゆる共重合成分の一つであ
る、上記単量体(a−3)、すなわち、上記単量体(a
−1)および上述した単量体(a−2)と共重合可能な
る其の他のビニル単量体とは、該(a−1)成分および
該(a−2)成分以外のビニル系単量体を指称するもの
である。
【0017】斯かるビニル単量体(a−3)として特に
代表的なもののみを例示するにとどめれば、エチレン、
プロピレンもしくはブテン−1の如き、種々のα−オレ
フィン類;塩化ビニルもしくは塩化ビニリデンの如き、
フルオロオレフィンを除く、種々のハロゲン化オレフィ
ン類;
【0018】ターシャリーブチル(メタ)アクリレート
(a−1)を除く、炭素数が1〜18なる、種々のアル
キル(メタ)アクリレートをはじめ、さらには、種々の
シクロアルキル(メタ)アクリレート、アラルキル(メ
タ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレートまた
は置換フェニル基含有のの(メタ)アクリレート;
【0019】スチレン、α−メチルスチレンもしくはビ
ニルトルエンの如き、種々の芳香族ビニル化合物;N−
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N−ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N−ジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドもしくはN
−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドの如
き、種々のアミノ基含有アミド系不飽和単量体;
【0020】ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
トもしくはジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート
の如き、種々のジアルキルアミノアルキル(メタ)アク
リレート類;tert−ブチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、tert−ブチルアミノプロピル(メタ)
アクリレート、アジリジニルエチル(メタ)アクリレー
ト、ピロリジニルエチル(メタ)アクリレートもしくは
ピペリジニルエチル(メタ)アクリレートの如き、種々
のアミノ基含有単量体;
【0021】(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、マレイン酸もしくはフマル酸の如き、種々のカル
ボキシル基含有単量体類;グリシジル(メタ)アクリレ
ート、β−メチルグリシジル(メタ)アクリレートもし
くは(メタ)アリルグリシジルエーテルの如き、種々の
エポキシ基含有単量体;マレイン酸、フマル酸もしくは
イタコン酸の如き、各種のα、β−不飽和ジカルボン酸
と、炭素数が1〜18なる一価アルコールとのモノ−な
いしはジエステル類;
【0022】ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、ビニルトリプロポキシシラン、ビニルメ
チルジエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエ
トキシ)シラン、アリルトリメトキシシラン、トリメト
キシシリルエチルビニルエーテル、トリエトキシシリル
エチルビニルエーテル、メチルジメトキシシリルエチル
ビニルエーテル、トリメトキシシリルプロピルビニルエ
ーテル、トリエトキシシリルプロピルビニルエーテル、
メチルジエトキシシリルプロピルビニルエーテル、γ−
(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリエト
キシシランもしくはγ−(メタ)アクリロイルオキシプ
ロピルメチルジメトキシシランの如き、種々の加水分解
性シリル基を含有する単量体;
【0023】ふっ化ビニル、ふっ化ビニリデン、トリフ
ルオロエチレン、テトラフルオロエチレン、クロロトリ
フルオロエチレン、ブロモトリフルオロエチレン、ペン
タフルオロプロピレンもしくは、ヘキサフルオロプロピ
レンの如き、種々のふっ素含有α−オレフィン類;また
はトリフルオロメチルトリフルオロビニルエーテル、ペ
ンタフルオロエチルトリフルオロビニルエーテルもしく
はヘプタフルオロプロピルトリフルオロビニルエーテル
の如き、各種のパーフルオロアルキル・パーフルオロビ
ニルエーテルないしは(パー)フルオロアルキルビニル
エーテル(ただし、アルキル基の炭素数は1〜18なる
範囲内であるものとする。)などのような種々のフッ素
原子含有単量体;
【0024】メチルビニルエーテル、エチルビニルエー
テル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニ
ルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビ
ニルエーテル、tert−ブチルビニルエーテル、n−
ペンチルビニルエーテル、n−ヘキシルビニルエーテ
ル、n−オクチルビニルエーテル、2−エチルヘキシル
ビニルエーテル、クロロメチルビニルエーテル、クロロ
エチルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテルもしく
はフェニルエチルビニルエーテルの如き、種々のアルキ
ルビニルエーテルないしは置換アルキルビニルエーテル
類;
【0025】シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘ
キシルビニルエーテルもしくはメチルシクロヘキシルビ
ニルエーテルの如き、種々のシクロアルキルビニルエー
テル類;ビニル−2,2−ジメチルプロパノエート、ビ
ニル−2,2−ジメチルブタノエート、ビニル−2,2
−ジメチルペンタノエート、ビニル−2,2−ジメチル
ヘキサノエート、ビニル−2−エチル−2−メチルブタ
ノエート、ビニル−2−エチル−2−メチルペンタノエ
ート、ビニル−3−クロロ−2,2−ジメチルプロパノ
エートなどをはじめ、
【0026】さらには、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、
カプリル酸ビニル、カプリン酸ビニルもしくはラウリン
酸ビニル、C9 なる分岐脂肪族カルボン酸ビニル、C10
なる分岐脂肪族カルボン酸ビニル、C11なる分岐脂肪族
カルボン酸ビニルまたはステアリン酸ビニルの如き、種
々の脂肪族カルボン酸ビニル;あるいはシクロヘキサン
カルボン酸ビニル、メチルシクロヘキサンカルボン酸ビ
ニル、安息香酸ビニルもしくはp−tert−ブチル安
息香酸ビニルの如き、環状構造を有するカルボン酸のビ
ニルエステル類などである。
【0027】以上に例示したような、当該共重合体(A
−1)または(A−2)を調製するに際しての必須単量
体成分である、それぞれ、単量体(a−1)と、水酸基
含有ビニル単量体(a−2)との使用量は、単量体(a
−1)成分および単量体(a−2)成分の重量%を、そ
れぞれ、XおよびYとすると、
【0028】
【数1】 5≦X≦95 〔I〕
【0029】であり、そして、
【0030】
【数2】 5≦Y≦95 〔II〕
【0031】であり、かつ、
【0032】
【数3】 10≦X+Y≦100 〔III〕
【0033】という三つの関係式を、同時に、満足する
という範囲内が適切であり、好ましくは、10≦X≦9
0なる範囲内であって、しかも、10≦Y≦70なる範
囲内が適切である。
【0034】ここにおいて、単量体(a−1)成分が5
%よりも少ないという場合には、どうしても、とりわ
け、低温硬化性などが劣るようになるし、一方、95%
よりも多くなるような場合には、とりわけ、機械的物性
などが低下し易くなるので、いずれの場合も好ましくな
い。
【0035】単量体(a−2)成分についても、単量体
(a−1)成分と同様であって、単量体(a−2)成分
が5%よりも少なくなるような場合には、どうしても、
とりわけ、低温硬化性などが劣るようになるし、一方、
95%よりも多くなるような場合には、とりわけ、機械
的物性などが低下し易くなるので、いずれの場合も好ま
しくない。
【0036】また、当該共重合体(A−1)または(A
−2)の数平均分子量としては、それぞれ、約500〜
約50,000なる範囲内が適切であるし、好ましく
は、1,000〜10,000なる範囲内が適切であ
る。
【0037】此の数平均分子量が約500よりも小さく
なるという場合には、どうしても、とりわけ、塗膜の機
械的物性などが劣るようになるし、一方、約50,00
0よりも大きくなるという場合には、どうしても、とり
わけ、塗膜の平滑性などが低下し易くなるので、いずれ
の場合も好ましくない。
【0038】さらに、当該共重合体(A−1)または
(A−2)のガラス転移温度としては、約50〜約10
0℃なる範囲内が適切であり、約50℃よりも低いとい
う場合は、どうしても、とりわけ、粉体塗料の耐ブロッ
キング性などが劣るようになるし、一方、約100℃よ
りも高くなるという場合には、どうしても、とりわけ、
塗膜の平滑性などが劣るというようになるので、いずれ
の場合も好ましくない。
【0039】さらにまた、当該共重合体(A−1)また
は(A−2)の水酸基価としては、約10〜約300
(mgKOH/g固形分;以下同様)なる範囲内が適切
であって、此の水酸基価が約10よりも小さくなるとい
う場合には、どうしても、とりわけ、塗膜の機械的物性
などが劣るようになり易いし、一方、約300よりも大
きくなるという場合には、どうしても、とりわけ、塗膜
の耐水性などが低下し易くなるので、いずれの場合も好
ましくない。
【0040】これら上掲の、(a−1)および(a−
2)なる単量体類から、あるいは(a−1)、(a−
2)および(a−3)なる単量体類から、当該共重合体
(A−1)または(A−2)を得るには、公知慣用の種
々の方法が利用し適用できるが、なかでも、溶液ラジカ
ル重合法によるのが、最も簡便である。
【0041】次いで、本発明に係る粉体塗料用樹脂組成
物における、他の一必須構成成分である、前記したエス
テル交換触媒(B)とは、エステル交換反応を促進する
という作用を有する化合物を指称するものであって、当
該エステル交換触媒(B)としては、一般的には、酸性
ないしは塩基性の化合物などが用いられる。
【0042】それらのうちでも特に代表的なもののみを
例示するにとどめれば、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、燐酸
またはスルホン酸などのような種々の酸性化合物;Li
OH、KOHまたはNaOHなどのような種々の塩基性
化合物;PbO、酢酸亜鉛、酢酸鉛、三酸化アンチモ
ン、テトライソプロピルチタネート、ジブチル錫ジラウ
レート、ジブチル錫ジオクテートまたはモノブチル錫酸
などのような種々の金属化合物などである。
【0043】なかでも、本発明の効果を、充分、発揮せ
しめ得るものとして、スルホン酸基を有する化合物であ
るとか、あるいはスルホン酸のアルカリ金属塩ないしは
アミン塩からなる基を有する化合物の使用が望ましい。
【0044】上記したスルホン酸基を有する化合物と
は、スルホン酸基または−SO3 Hを有するというよう
な化合物などを指称するものであるし、一方、スルホン
酸のアルカリ金属塩ないしはアミン塩からなる化合物と
は、スルホン酸基の塩;あるいは−SO3 M〔ただし、
此のMは、アルカリ金属原子またはNR3 なる基(ここ
において、此のRは、同一であっても異なっていてもよ
い、水素原子またはアルキル基を表わすものとする。)
を表わすものとする。〕を有する化合物などを指称する
ものである。
【0045】これらの化合物のうちでも特に代表的なる
もののみを例示するにとどめれば、ベンゼンスルホン
酸、パラトルエンスルホン酸またはドデシルベンゼンス
ルホン酸、あるいはこれらのナトリウム塩、アンモニウ
ム塩ないしはアミン塩などである。
【0046】これらのエステル交換触媒の使用量として
は、通常は、樹脂固形分100重量部に対して、約0.
01〜約10重量部なる範囲内が適切であり、好ましく
は、0.05〜1重量部なる範囲内が適切であって、こ
のような範囲内で以て添加される。
【0047】当該エステル交換触媒(B)の添加量が、
約0.01重量部よりも少ないという場合には、どうし
ても、とりわけ、塗膜の硬化性などが劣り易くなるし、
一方、約10重量部よりも多くなるという場合には、ど
うしても、とりわけ、塗料の保存安定性などが劣り易く
なるので、いずれの場合も好ましくない。
【0048】以上に詳説して来た通りの、本発明の両必
須構成成分から、目的とする粉体塗料を製造する方法と
しては、公知慣用の種々の方法が利用し適用されるが、
それらのうちでも特に代表的なるもののみを例示するに
とどめれば、まず、両必須構成成分を混合せしめ、
【0049】さらに、必要に応じて、顔料や流展剤など
といった、この種の粉体塗料用の各種の添加剤成分をも
混合せしめ、次いで、それらの種々の成分を溶融混練せ
しめ、微粉砕化せしめ、しかるのち、分級工程を経て、
目的とする粉体塗料を得るという、いわゆる機械的粉砕
方式などである。
【0050】本発明の粉体塗料用樹脂組成物には、さら
に、有機系ないしは無機系の顔料類をはじめ、さらに
は、流動調整剤、紫外線吸収剤または酸化防止剤などの
ような、公知慣用の各種の添加剤類;ニトロセルロース
もしくはセルロースアセテートブチレートの如き、各種
の繊維素誘導体類;あるいは塩素化ポリエチレン、塩素
化ポリプロピレン、石油樹脂、エポキシ樹脂または塩化
ゴムの如き、各種の樹脂類を添加せしめることも出来
る。
【0051】かくして得られる、本発明の粉体塗料用樹
脂組成物は、常法により、各種の基材類に塗布され、次
いで、常法に従って、焼き付け乾燥せしめることによっ
て、とりわけ、塗膜外観、硬化性、耐候性ならびに機械
的物性などに優れた塗膜を与えることが出来るという、
極めて、実用性の高いものである。
【0052】上記した基材類として特に代表的なるもの
のみを例示するにとどめれば、アルミニウム、ステンレ
ス・スチール、クロム・メッキ、トタン板またはブリキ
板の如き、各種の金属素材ないしは金属製品あるいは
瓦、ガラスまたは各種の無機質建材などである。
【0053】そして、こうした、本発明の粉体塗料用樹
脂組成物は、自動車上塗り用、自動車中塗り用、自動車
部品用、建材用あるいは各種金属製品用の塗料などとし
て、広範に、利用し適用することが出来る。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としては、そ
れぞれ、一つには、ターシャリーブチルメタクリレート
および/またはターシャリーブチルアクリレート(a−
1)と、水酸基含有ビニル単量体(a−2)とを共重合
せしめて得られる共重合体(A−1)と、エステル交換
触媒(B)とを、必須の成分として含有することから成
る、粉体塗料用樹脂組成物であるし、
【0055】二つには、ターシャリーブチルメタクリレ
ートおよび/またはターシャリーブチルアクリレート
(a−1)と、水酸基含有ビニル単量体(a−2)と、
上記単量体(a−1)または上記単量体(a−2)と共
重合可能なる其の他のビニル単量体(a−3)とを共重
合せしめて得られる共重合体(A−2)と、エステル交
換触媒(B)とを、必須の成分として含有することから
成る、粉体塗料用樹脂組成物である。
【0056】
【実施例】次に、本発明を、参考例、実施例および比較
例により、一層、具体的に説明することにするが、本発
明は、これらの例示例のみに、決して、限定されるもの
ではない。以下において、部および%は、特に断りの無
い限り、すべて、重量基準であるものとする。
【0057】参考例1〔共重合体(A−1)の調製例〕 攪拌機、温度計、コンデンサーおよび窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、キシレンの500部を仕込んで、窒
素雰囲気下に、130℃にまで昇温した。
【0058】ここへ、ターシャリーブチルメタクリレー
トの375部および2−ヒドロキシエチルメタクリレー
トの125部と、アゾビスイソブチロニトリルの3部お
よびtert−ブチルパーオキシオクトエート(TBP
O)の25部とからなる混合物を、4時間に亘って滴下
した。
【0059】滴下終了後も、同温度に、10時間のあい
だ保持した。さらに、この共重合樹脂溶液を約30To
rrの減圧下に保持して、キシレンを留去せしめること
によって、不揮発分が99.4%で、環球法による軟化
点が133℃で、かつ、数平均分子量が4,400なる
共重合体(A−1)の固体が得られた。以下、これを共
重合体(A−1−1)と略記する。
【0060】なお、この共重合樹脂(A−1−1)の、
それぞれ、各単量体成分の種類およびそれらの使用量
と、得られた目的共重合体の諸特性値とを、併せて、第
1表に示す。
【0061】参考例2〔本発明の共重合体(A−2)の
調製例〕 使用すべき単量体混合物として、ターシャリーブチルメ
タクリレートの250部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレートの125部およびスチレンの125部からなる
混合物を用いるというように変更した以外は、参考例1
と同様にして、不揮発分が99.3%で、環球法による
軟化点が131℃で、かつ、数平均分子量が5,000
なる共重合体(A−2)の固体が得られた。以下、これ
を共重合体(A−2−1)と略記する。
【0062】なお、この共重合樹脂(A−2−1)の、
それぞれ、各単量体成分の種類およびそれらの使用量
と、得られた目的共重合体の諸特性値とを、併せて、第
1表に示す。
【0063】参考例3〔本発明の共重合体(A−2)の
調製例〕 使用すべき単量体混合物を、ターシャリーブチルメタク
リレートの250部、「FM−1」[ダイセル化学
(株)製の、2−ヒドロキシエチルメタクリレートをラ
クトンで変性せしめた形の水酸基含有ビニル単量体の商
品名]の125部、およびスチレンの125部からなる
混合物に変更した以外は、参考例1と同様にして、不揮
発分が99.4%で、環球法による軟化点が122℃
で、かつ、数平均分子量が4,700なる共重合体
(A)の固体が得られた。以下、これを共重合体(A−
2−2)と略記する。
【0064】なお、この共重合樹脂(A−2−2)の、
それぞれ、各単量体成分の種類およびそれらの使用量
と、得られた目的共重合体の諸特性値とを、併せて、第
1表に示す。
【0065】参考例4〔単量体(a−1)の使用を欠除
する、対照用共重合体の調製例〕 使用した単量体混合物が、2−ヒドロキシエチルメタク
リレートの125部およびスチレンの375部からなる
混合物に変更されている以外は、参考例1と同様にし
て、不揮発分が99.8%で、環球法による軟化点が1
31℃で、かつ、数平均分子量が5,500なる、対照
用の共重合体の固体が得られた。以下、これを共重合体
(A’−1)と略記する。
【0066】なお、この共重合樹脂(A’−1)の、そ
れぞれ、各単量体成分の種類およびそれらの使用量と、
得られた目的共重合体の諸特性値とを、併せて、第1表
に示す。
【0067】参考例5〔単量体(a−2)の使用を欠除
する、対照用共重合体の調製例〕 単量体混合物として、ターシャリーブチルメタクリレー
トの375部およびスチレンの125部からなる混合物
を用いるように変更した以外は、参考例1と同様にし
て、不揮発分が99.2%で、環球法による軟化点が1
38℃で、かつ、数平均分子量が4,500なる、対照
用の共重合体の固体が得られた。以下、これを共重合体
(A’−2)と略記する。
【0068】なお、この共重合樹脂(A’−2)の、そ
れぞれ、各単量体成分の種類およびそれらの使用量と、
得られた目的共重合体の諸特性値とを、併せて、第1表
に示す。
【0069】参考例6〔単量体(a−2)および単量体
(a−3)の双方の使用を欠除した形の対照用共重合体
の調製例〕
【0070】単量体混合物としては、スチレンの125
部、n−ブチルメタクリレートの250部およびグリシ
ジルメタクリレートの125部からなる混合物を用いる
というように変更した以外は、参考例1と同様にして、
不揮発分が99.8%で、環球法による軟化点が101
℃で、かつ、数平均分子量が3,900なる、対照用の
共重合体の固体が得られた。以下、これを共重合体
(A’−3)と略記する。
【0071】なお、この共重合樹脂(A’−3)の、そ
れぞれ、各単量体成分の種類およびそれらの使用量と、
得られた目的共重合体の諸特性値とを、併せて、第1表
に示す。
【0072】
【表1】
【0073】《第1表の脚注》 1) ターシャリーブチルメタクリレートの略記
【0074】2) 2−ヒドロキシエチルメタクリレー
トの略記
【0075】3) ダイセル化学(株)製の、ラクトン
変性水酸基含有ビニルモノマーの商品名
【0076】4) スチレンの略記
【0077】5) n−ブチルメタクリレートの略記
【0078】6) グリシジルメタクリレートの略記
【0079】7) 数平均分子量の略記
【0080】
【表2】
【0081】実施例1〜5および比較例1〜3 第2表に示すような配合割合で以て、種々の成分を混合
せしめ、次いで、その混合物を、「コニーダー」(スイ
ス国ブス社製の一軸混練機PR−46型)によって加熱
混練せしめた。
【0082】しかるのち、此の混練物を粗粉砕化せしめ
てから、さらに、微粉砕化せしめることによって、平均
粒径が30〜40ミクロン(μm)なる範囲内の粉体塗
料を調製した。
【0083】その後は、これらの各種の粉体塗料を、燐
酸亜鉛処理鋼板上に、静電粉体塗装法によって、各別
に、塗装せしめてから、それぞれ、150℃で、20分
間のあいだ焼き付けるという場合と、170℃で、20
分間のあいだ焼き付けるという場合との両焼き付け条件
の下に、各種の試験用塗板を作製した。
【0084】それぞれの試験用塗板について、塗膜諸性
能の評価判定を行った。それらの評価判定の結果を、ま
とめて、第2表に示す。
【0085】
【表3】
【0086】
【表4】
【0087】《第2表の脚注》 8) 石原産業(株)製 酸化チタン
【0088】9) 大日本インキ化学工業(株)製の、
燐酸系硬化促進剤の商品名
【0089】10) ドデカンニ酸の略記
【0090】11) アメリカ国モンサント社製の、流
展剤の商品名
【0091】12) エリクセン試験機による値。この
値が大きいほど、塗膜が可撓性に優れていることを意味
する。
【0092】13) デュポン式衝撃試験器を用い、5
00gの荷重を落下させたときの値(1/2インチ)。
【0093】14) 焼き付け後の塗膜を単離し、アセ
トン中に、常温で24時間のあいだ浸漬させたのちの残
存重量を、初期重量で除した値を、百分率で以て表示し
たものであり、この値が大きいほど、硬化性が高いとい
うことを意味する。
【0094】15) 宮崎市郊外において、屋外曝露
(南面45度)せしめ、2年経過後の塗膜光沢値を、初
期光沢値で除した値を百分率で以て表示したものであ
り、この値が高いほど、塗膜の耐候性が優れているとい
うことを意味する。
【0095】
【表5】
【0096】
【表6】
【0097】
【表7】
【0098】
【表8】
【0099】実施例および比較例より明かなように、本
発明の粉体塗料用樹脂組成物は、とりわけ、塗膜外観、
低温硬化性、可撓性ならびに耐候性などに優れた硬化塗
膜を与えるものである。
【0100】
【発明の効果】以上のように、本発明の粉体塗料用樹脂
組成物は、とりわけ、塗膜外観、低温硬化性、耐候性な
らびに機械的物性などに優れるという、極めて、実用性
の高いものであり、したがって、本発明の粉体塗料用樹
脂組成物は、こうした諸性能のバランス化が図られた硬
化塗膜を与えるというものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターシャリーブチルメタクリレートおよ
    び/またはターシャリーブチルアクリレート(a−1)
    と、水酸基含有ビニル単量体(a−2)とを共重合せし
    めて得られる共重合体(A−1)と、エステル交換触媒
    (B)とを、必須の成分として含有することを特徴とす
    る、粉体塗料用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ターシャリーブチルメタクリレートおよ
    び/またはターシャリーブチルアクリレート(a−1)
    と、水酸基含有ビニル単量体(a−2)と、上記単量体
    (a−1)または上記単量体(a−2)と共重合可能な
    る其の他のビニル単量体(a−3)とを共重合せしめて
    得られる共重合体(A−2)と、エステル交換触媒
    (B)とを、必須の成分として含有することを特徴とす
    る、粉体塗料用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記したエステル交換触媒がスルホン酸
    基を有する化合物である、請求項1または2に記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記したエステル交換触媒が、スルホン
    酸のアルカリ金属塩ないしはアミン塩なる基を有する化
    合物である、請求項1または2に記載の組成物。
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