JPH095898A - 書類の両面撮影装置 - Google Patents

書類の両面撮影装置

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JPH095898A
JPH095898A JP31346895A JP31346895A JPH095898A JP H095898 A JPH095898 A JP H095898A JP 31346895 A JP31346895 A JP 31346895A JP 31346895 A JP31346895 A JP 31346895A JP H095898 A JPH095898 A JP H095898A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】書類の両面を2次元的に高速で撮影することが
できると共に、電子的に撮影することが可能な新規な書
類の両面撮影装置を提供する。 【解決手段】書類を所定枚数ずつ下流に給送する第1搬
送系と、第1搬送系の下流に配置され、上部搬送系から
給送された書類の表裏を2次元的に撮影する撮影手段と
を備えた書類の両面撮影装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は書類、物体等の撮影
装置に関し、特に証券等の書類の両面を高速に撮影する
書類の両面撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、書類の両面同時撮影装置として、
特開昭60-154243号公報には、図5に示す銀塩フィルム
及びスリットカメラを用いる装置が提案されている。
【0003】図5を参照して、上記特開昭60-154243号
公報に提案されている装置は、上部搬送ローラ1A、1
Bと、下部搬送ローラ2A、2Bと、これらの搬送ロー
ラ間に配設された一対のカバーガラス3A、3Bとによ
って書類の搬送経路を構成し、このカバーガラス3A、
3B間を通過する書類の表裏像をそれぞれ反射ミラー4
A、4Bを介して不図示のスリットカメラにより銀塩フ
ィルム上に取り込むようにしている。
【0004】上記装置において、書類は少なくとも上部
搬送ローラ1A、1Bと下部搬送ローラ2A、2Bのい
ずれか一方により保持されているため、撮影手段はスリ
ットカメラを使用したものに限られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭60-154243号公報に提案されているスリットカメラ
を用いた書類の両面同時撮影装置は、銀塩フィルムの現
像処理に液体を使用する必要がある等の問題があり、そ
のため従来から書類の両面同時撮影装置を電子式(ドラ
イ)にしたいとの要望があった。
【0006】また、ラインセンサを用いて書類の両面同
時撮影装置を実現したものも現われたが、ラインセンサ
の処理時間の制約から書類の搬送速度を従来の半分程度
の速度にしなければならず、撮影の高速化を図ることが
できないという問題点がある。
【0007】さらに、撮影手段にラインセンサを使用し
ているため、ラインセンサの読み出し速度に正確に同期
した書類の搬送が要求され、撮影速度も制限されるとい
う不具合がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、書類の両面を高速に撮影することができると共
に、電子的に撮影することが可能な新規な書類の両面撮
影装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、書類の送り速度を非常に
高精度に制御する書類搬送装置を必要とせず、書類を高
速に撮影することが可能な新規な書類の両面撮影装置を
提供することも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の書類の両面撮影
装置は前記目的を達成するために、第1の視点におい
て、書類を所定枚数ずつ下流に給送する第1搬送系と、
前記第1搬送系の下流に配置され、前記第1搬送系から
給送された前記書類の表裏を2次元的に撮影する撮影手
段と、を備えたことを特徴とする。なお、本発明におい
て「書類」とは撮影手段の「被写体」となるもの全てを
含んだ概念である。なおまた、第1搬送系とは通例上部
搬送系を含む。また、「撮影」とは「撮像」を含んだ概
念である。
【0011】本発明の第1の視点における書類の両面撮
影装置によれば、被写体となる書類は第1搬送系より撮
影エリアに給送される。給送の形態として例えば書類を
撮影エリアに向けて降下例えば自由落下させてもよく、
速度制御して給送してもよく、また鉛直方向、水平方
向、あるいは斜め方向に給送してもよい。
【0012】撮影手段はエリアセンサ等の2次元の撮影
手段であって、書類の少なくとも情報が記載された部分
を線単位ではなく実際上有効な寸法の面単位に捉えて撮
影する。撮影手段は第1搬送系から給送された書類の表
裏(両面)を同時に又は交互に撮影してもよい。また書
類の表裏の全面を一括して又は複数面に分割して部分的
に一括して撮影してもよい。撮影手段が被写体を面とし
て撮影(撮像)する手段であることにより、一回の撮影
により多量の画像情報を得ることができるため、書類の
撮影時間はラインセンサにより線的に撮影する場合に比
べて大幅に減少されると共に、書類の給送も高速化でき
るため、撮影・記録を含めて全体の処理時間は従来のラ
インセンサを用いた場合に比べて格段に短縮される。
【0013】撮影手段の撮影範囲(エリア)において
は、書類の少なくとも何等かの情報が記録されている部
分を撮影手段から遮らないようにして書類を移動する必
要がある。一般的には、撮影範囲における書類の移動の
形態としては、降下例えば自由落下させてもよく、ある
いは書類の移動制御手段によって書類を搬送してもよ
い。
【0014】本発明の第1の視点によれば、移動中の書
類を2次元的に一括して撮影することにより、正確な書
類の送り速度を有する書類搬送装置を必要とせず、また
書類を常に拘束する必要がないため、書類の高速送り及
び高速撮影がなされる書類の両面撮影装置が提供され
る。
【0015】本発明の第1の視点において好ましくは、
第1搬送系から給送された書類を撮影手段の撮影範囲に
おいて自由落下させることにより、撮影範囲において書
類を移動する手段が不要であると共に上記手段が撮影像
に写り込むおそれも全くない。
【0016】別に好ましくは、第1搬送系から給送され
た書類を撮影手段の撮影範囲において書類の移動を制御
する移動制御手段を設けることにより、書類の位置と撮
影のタイミングを合わせ易くされる。また好ましくは、
移動制御手段は書類を支持しながら撮影範囲を搬送して
いくことにより、書類を撮影手段に対して正対させるこ
とができる。
【0017】本発明の書類の両面同時撮影装置は、上記
目的を達成するために第2の視点において、複数枚の書
類を一枚ずつ給送する第1搬送系と、第1搬送系から給
送された書類を案内する透明な一対のガイド部材であっ
て、書類よりも大きな面積のガイド面を有し、第1搬送
系から給送された書類が自由落下するように垂直に配設
された一対のガイド部材と、ガイド部材を挟んで両側に
配置され、ガイト部材に案内されて自由落下する書類が
所定の撮影範囲に入った時点に同期して該書類の表裏全
面を撮影する一対の撮影手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0018】本発明の第2の視点によれば、エリアセン
サ等の2次元の撮影手段によって書類の両面を同時撮影
するようにしている。この場合、書類の表裏は撮影時に
全く遮られることなく撮影画角内に入っている必要があ
る。そこで、本発明では、第1搬送系から書類を一枚ず
つ給送し、この給送された書類を垂直に配設された透明
な一対のガイド部材間を自由落下させるようにしてい
る。そして、この自由落下中に、書類が所定の撮影範囲
に入った時点で、書類の表裏全面を同時に撮影するよう
にしている。
【0019】また、本発明の第2の視点によれば、落下
中の書類を撮影することにより、正確な書類の送り速度
を有する書類搬送装置を必要とせず、書類を常に拘束す
る必要がないため、書類が高速に撮影される。
【0020】本発明の第1及び2の視点において好まし
くは、落下される書類の搬送路中に設けられた書類位置
検出センサからの検出信号に応じて、書類に対して対向
して設けられ、落下中かつ撮影範囲にある書類(被写
体)の表裏に対して発光する一対の発光装置(照明装
置)と、同じくこの検出信号に応じて落下中の書類の表
裏を撮影する撮影手段とを設けることにより、照明され
た自由落下中の書類の表裏が高速に撮影される。しか
も、画像の欠落もなく高品位の画像が得られる。さら
に、撮影手段を例えばエリアCCDカメラとすることに
より、撮影された画像を磁気的に記憶できる。
【0021】本発明の書類の両面撮影装置は、上記目的
を達成するために第3の視点において、書類を所定枚数
ずつ下流に降下させて給送する第1搬送系と、前記第1
搬送系の下流に配置され、降下中の前記書類を撮影する
撮影手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】本発明の第3の視点によれば、第1搬送系
から撮影範囲に向けて降下により書類を給送する。給送
された自由落下中の書類が所定の撮影範囲に入った時点
で、書類の表裏全面を同時に撮影できる。
【0023】本発明の第3の視点によれば、降下中の書
類を撮影することにより、正確な書類の送り速度を有す
る書類搬送装置を必要とせず、書類を常に拘束する必要
がないため、書類が高速に撮影される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る書類の両面撮影装置の実施の形態を詳説する。
【0025】
【実施形態1】図1、図2は本発明の一実施形態に係る
書類の両面撮影装置の外観を示す正面図、側面図であ
る。
【0026】図1及び図2において、10は書類投入
口、12は書類取出口、30A、30Bはターゲットガ
ラス、50A、50Bはビデオカメラ、60A、60B
はストロボ、62はビデオテープレコーダ(VTR)、
64は操作パネル、66は液晶表示パネル、68は基板
群、69は電源ブロックである。
【0027】図3は、本発明の一実施形態に係る書類の
両面撮影装置の要部概略構成図である。
【0028】図3を参照して、本実施形態の装置は、第
1搬送系としての上部搬送系20と、ターゲットガラス
30A、30Bと、第2搬送系としての下部搬送系40
との夫々の間に書類5が降下していく搬送経路32(点
線で示す)が構成されている。上部搬送系20は、書類
投入口10に投入された複数枚の書類5を一枚ずつター
ゲットガラス30A、30B間に給送する。ターゲット
ガラス30A、30Bは書類5よりも大きな面積のガイ
ド面を有し、上部搬送系20から給送された書類5が自
由落下するように垂直に配設されている。下部搬送系4
0は、自由落下した書類5を受取り、この書類を書類取
出口12に搬送する。
【0029】ビデオカメラ50A、50Bは、それぞれ
ターゲットガラス30A、30Bに対向して配設されて
いる。これらのビデオカメラ50A、50Bは、各ター
ゲットガラス30A、30Bの全面を撮影エリアとする
不図示の撮影レンズ系及びエリアセンサを含み、ターゲ
ットガラス30A、30B間を自由落下する書類5全体
が撮影エリアに入った時点に同期してこの書類5の表裏
全面を撮影する。このようにしてビデオカメラ50A、
50Bによって例えば同時撮影された書類5の両面の画
像を示す画像信号は、VTR62に記録される。
【0030】次に、上部、下部搬送系20、40を含む
搬送系について詳説する。図4は、本発明の一実施形態
に係る搬送系の詳細を示す説明図である。
【0031】図4を参照して、本実施形態の搬送系にお
いて、上部搬送系20は、主としてフィードローラ2
1、リバースローラ22、送りローラ23、紙送りベル
ト24、給紙側ローラ25、ピンチローラ26、及びガ
イド部材27A、27B、27C等から構成されてい
る。フィードローラ21及びリバースローラ22は、夫
々図4上で時計回り方向に回転し、複数枚重ねられた書
類の内の一番上の書類のみを引き出し、ガイド部材27
A、27B間に送出する。
【0032】紙送りベルト24は、3つのローラ24
A、24B、24C間に巻き掛けられており、ローラ2
4A、24B間にある紙送りベルト24の部分が送りロ
ーラ23に当接して、送りローラ23の回転にしたがっ
て従動するようになっている。従って、ガイド部材27
A、27B間を介して給紙された書類は、送りローラ2
3と紙送りベルト24との間に挟持されて搬送され、ガ
イド部材27C、27C′間に送り出される。
【0033】更に、ガイド部材27C、27C′間に送
出された書類は、給紙側ローラ25とピンチローラ26
との間に挟持され、所定の速度でターゲットガラス30
A、30B間に送出される。そして、書類の上端が給紙
側ローラ25とピンチローラ26とから離れると、書類
は上記所定の速度を初速としてターゲットガラス30
A、30B間を自由落下する。
【0034】一方、下部搬送系40は、主として排出側
ローラ41、紙送りベルト42、及びガイド部材43
A、43B等から構成されている。紙送りベルト42
は、3つのローラ42A、42B、42C間に巻き掛け
られており、ローラ42A、42B間の紙送りベルト4
2が排出側ローラ41に当接して、排出側ローラ41の
回転に従って従動するように構成されている。従って、
ターゲットガラス30A、30B間を自由落下した書類
は、排出側ローラ41と紙送りベルト42との間で受け
取られ、排出側ローラ41と紙送りベルト42との間に
挟持されて搬送され、ガイド部材43A、43B間を介
して書類取出口12に排出される。
【0035】尚、紙送りベルト24が巻き掛けられてい
る3つのローラ24A、24B、24Cは、支軸28A
を中心にして回動自在なローラ支持板28に支持されて
おり、ローラ支持板28はロック部材29によってロッ
ク又はロック解除できるようになっている。従って、上
部搬送系20において、紙詰まり等が発生した場合に
は、ロック部材29によるロックを解除し、ローラ支持
板28を支軸28Aを中心にして反時計回りに回動させ
ることにより、紙詰まりを除去することができる。ま
た、ローラ支持板28とローラ24Cとの間には、バネ
28Bが配設されており、紙送りベルト24の張力を調
整できるようになっている。
【0036】同様に、紙送りベルト42が巻き掛けられ
ている3つのローラ42A、42B、42Cは、支軸4
4Aを中心にして回動自在なローラ支持板44に支持さ
れており、ローラ支持板44はロック部材45によって
ロック又はロック解除できるようになっている。従っ
て、下部搬送系40において、紙詰まり等が発生した場
合には、ロック部材45によるロックを解除し、ローラ
支持板44を支軸44Aを中心にして反時計回りに回動
させることにより、紙詰まりを除去することができる。
また、ローラ支持板44とローラ42Cとの間には、バ
ネ44Bが配置されており、紙送りベルト42の張力を
調整できるようになっている。
【0037】さて、上記構成の書類搬送経路中には、書
類を光学的に検出する3つの光学センサ46、47、4
8が配設されている。光学センサ47によって検出され
ていた書類が検出されなくなると、図6に示すように、
その時点から、A時間経過後にCCD画像取り込みモー
ドに切り替わり、更にBの時間が経過した後、即ちその
書類がターゲットガラス30A、30B間を自由落下し
て撮影エリアに入る時に同期してストロボ60A、60
B(図2参照)を発光させる。ストロボ60A、60B
は発光時間がおよそ100μs以下のため、約80cm/秒
で移動する書類( 被写体)を静止画として取り込むこ
とができる。これによりビデオカメラ50A、50Bに
よって書類の両面を同時に撮影することができる。尚、
自由落下する際の書類の初速は既知であるため、光学セ
ンサ47によって書類が検出されなくなった時点から書
類が撮影エリアに入るまでの時間を予め設定することが
できる。また、書類はある程度の(上部搬送系により規
定される所定の)初速度をもって落下するため、ターゲ
ットガラス30A、30B間での引っ掛かりは防止でき
る。
【0038】一方、光学センサ46、47、48等によ
って紙詰まりを検出することができるようになってい
る。即ち、光学センサ46が書類を検出してから一定時
間内に光学センサ47が書類を検出しない場合には、上
部搬送系20において紙詰まりが発生したと判断し、同
様に光学センサ47が書類を検出してから一定時間内に
光学センサ48が書類を検出しない場合には、下部搬送
系40において紙詰まりが発生したと判断する。そし
て、これらの紙詰まりを検出した場合には、書類の搬送
を緊急停止させる。
【0039】図6は、本発明の一実施形態の書類の両面
撮影装置の動作を詳細に説明するためのタイミングチャ
ートである。ビデオカメラ50A、50Bは撮影手段と
してエリアCCDカメラを備えており、エリアCCDカ
メラの撮影した画像信号は磁気記録装置、例えば図1の
VTR62を介して磁気記録される。
【0040】図6において、1段目は光学センサ47の
出力信号波形であり、書類通過時(検出時)にハイレベ
ルを出力する。
【0041】2段目は、CAM VD信号波形であり、
図2のビデオカメラ50A、50B及び画像信号を記録
する図2のVTR62に用いられる垂直同期信号(1/60
秒周期信号)である。
【0042】3段目は、Field Index信号波
形であり、不図示のエリアCCDカメラコントローラか
ら出力される信号であり、エリアCCDカメラの撮像タ
イミングを供与する基準信号である。
【0043】4段目は、CCD control信号波
形でありエリアCCDカメラから出力される画像信号の
読み出し精度を示す。波形の左端からA期間の終端まで
は、通常の読み出し精度(通常モード)であり、B期間
の初端からC期間の終端までは高精細モード(CCD:
VSRモード)である。
【0044】5段目は、図2のストロボ60A、60B
の発光信号波形であり、パルス幅は発光時間を示し、約
100μs以下程度である。
【0045】6段目は、メモリ取り込み信号波形であ
り、パルスはCCDカメラの撮影した画像信号の取り込
みが行われることを示す。
【0046】図4の光学センサ47は、センシング領域
を書類が通過時、ハイレベルを出力し、通過後ローレベ
ルを出力する。センサ出力信号波形がハイレベルからロ
ーレベルに遷移してからA期間経過後、装置は撮影のた
め高精細の画像信号取り込みモードに切り替わる。さら
に、B期間経過後図2のストロボ60A、60Bが発光
し、ほぼ発光に同期してエリアCCDカメラにより撮影
がされる。エリアCCDカメラに接続する不図示の一時
記憶回路に画像信号が書類1枚分蓄積された時点で、次
のField Index信号の立ち上がり(及びCA
M VD信号)に同期して、1枚分の画像信号を不図示
のメモリに取り込む。この不図示のメモリは図2のVT
R62に接続されている。
【0047】なお、B期間の長さ及び(A+B)期間の
時間長さは、書類の長さないしセンサ出力信号波形のハ
イレベル期間に応じて、あるいはさらに前述の通り自由
落下する書類の初速に応じて、書類が撮影範囲に位置す
るタイミングで発光するように設定される。
【0048】本実施形態の書類の両面撮影装置によれ
ば、書類を80cm/秒の高速で搬送し、4枚/秒の高速
で撮影することができるようになり、扱う書類の大きさ
としては縦横とも約数10cmの寸法を有する手形・小
切手等の帳票類の両面を同時に一括して撮影し記録する
ことができる。尚、本実施形態では、撮影手段としてビ
デオカメラ(エリアCCDカメラ)を使用するようにし
たが、これに限らず、例えば、銀塩フィルムを使用しな
いスチルカメラ等を使用してもよい。
【0049】
【実施形態2】図7は本発明の第2の実施形態に係る書
類の両面撮影装置の概略構成を示すブロック図である。
【0050】図7を参照して、本実施形態の書類の両面
撮影装置において、不図示の第1搬送系としての上部搬
送系20(図3参照)から給送されてくる書類(被写
体)を検出する光学センサ47の出力する書類検出信号
はタイミング制御マイコン70に入力し、タイミング制
御マイコン70の夫々の出力は発光装置ドライバ71、
シャッタコントローラ72、撮影手段コントローラであ
るCCDコントローラ73に入力する。発光装置ドライ
バ71、シャッタコントローラ72、CCDコントロー
ラ73の夫々の出力は、書類の搬送(移動)経路を挟ん
で夫々設けられた夫々一対の発光装置である発光装置6
0A、60B、シャッタ52A、52B、撮影手段であ
るCCD51A、51Bに入力する。タイミング制御マ
イコン70は光学センサの書類検知出力に基づき、発光
装置ドライバ71、シャッタコントローラ72、及びC
CDコントローラ73が夫々発光装置60A、60B、
シャッタ52A、52B、及びCCD51A、51Bを
駆動するタイミングを与える。そして、撮影エリアにお
ける書類の搬送経路を挟んでガラス30A、30Bが配
され、ガラス30A、30Bとシャッタ53A、53B
との間に一対のレンズ系53A、53Bが夫々配置され
ている。
【0051】タイミング制御マイコン70は上記書類検
出信号に基づき発光装置ドライバ71、シャッタコント
ローラ72、及びCCDコントローラ73の夫々に発光
装置60A、60B、シャッタ52A、52B、及びC
CD51A、51Bを夫々駆動するタイミングを供与
し、発光装置60A、60Bは発光装置ドライバ71の
出力する駆動信号に応じて連続的又は断続的に発光する
ことによりCCD51A、51Bの夫々撮影範囲に位置
している書類を照らし、シャッタ52A、52Bはシャ
ッタコントローラ72の出力する駆動信号に応じて物理
的、機械的、又は電気的に開いて照明された書類をCC
D51A、51Bが撮影可能とし、書類が照明されかつ
シャッタ52A、52Bが開いている際にCCD51
A、51Bは書類の両面を同時に一括して撮影する。
【0052】発光装置60A、60Bとして、連続的に
発光する(定常発光)の「照明装置」を用いる場合は、
図7に示すようにシャッタ52A、52Bを用いるが、
所定のタイミングで断続的に発光するストロボを使用す
る場合にはシャッタ52A、52B及びシャッタコント
ローラ72は不要である。
【0053】書類とCCDとの間に配され、光学センサ
47に同期して開閉するシャッタ52A、52Bとして
は、メカニカルシャッタ、液晶シャッタ又はCCDの電
子シャッタを用いてもよい。
【0054】メカニカルシャッタ、液晶シャッタを使用
する場合には、光学センサ47の出力信号に基づきタイ
ミング制御マイコンから適正なタイミングでシャッタコ
ントローラ72にシャッタ駆動信号が出力される。これ
により移動中の書類が撮影可能位置に位置する際にシャ
ッタ52A、52Bが開き、CCD51A、51Bは移
動中である書類の静止画像を取り込む。
【0055】電子シャッタを使用する場合には、CCD
51A、51Bへの入射光の蓄積時間を例えば1/60、1/
120〜1/10000・・・・秒と可変することにより、実質的にメ
カニカルシャッタ等と同様に露光量を調節する。電子シ
ャッタがいわゆる開いていない状態ではCCD51A、
51Bの受光部で受けた光は不図示のシャッタドレイン
にそのまま流され映像信号として蓄積されない。
【0056】なお、以下の実施形態3〜10において、
各実施形態の撮影エリア及びその近傍の構成は本発明の
第1の実施形態に係る図3、4に示す、あるいは本発明
の第2の実施形態に係る図7に示す撮影エリア及びその
近傍の構成に適宜置換して用いることが可能である。ま
た以下の本実施形態の説明において実施形態1又は2の
説明と重複する部分は一部説明を省略する。
【0057】
【実施形態3】図8は本発明の第3の実施形態に係る書
類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明図であ
る。図中の矢印は穴付きベルト80A、80Bの循環す
る方向を示している。
【0058】図8を参照して、本実施形態の撮影系は、
書類5の給送経路を高さを違えて挟んで一側の上流側、
多側の下流側に夫々穴付きベルト80A、穴付きベルト
80Bを備えている。穴付きベルト80A、80Bは給
送又は搬送されてきた書類を下流側に搬送する方向(図
8中の矢印方向)に夫々回転する。穴付きベルト80
A、80Bに設けられた穴を介して、コンプレッサ74
はそのエア吸引力により書類5を穴付きベルト80A、
80Bの表面に吸い付ける。そして、穴付きベルト80
A、80Bの書類5の吸い付く側に対向してビデオカメ
ラ50A、50Bが夫々設けられている。ビデオカメラ
50A、50Bから穴付きベルト80A、80B側に延
長されている2本の2点鎖線はビデオカメラ50A、5
0Bの画角を示している。
【0059】穴付きベルト80A、80Bのベルト部分
には、不図示のエア吸引用の多数の穴が開けられ、穴付
きベルト80A、80Bの両側面(ベルトを駆動するロ
ーラ間)を略覆う不図示の壁内面とベルト内面とにより
軽密閉された空間にコンプレッサ74に接続するエア吸
収用の管が挿入されている。
【0060】本実施形態の撮影系の上流部では、第1搬
送系としての上部搬送系20(図3参照)から給送され
た書類5がコンプレッサ74のエア吸引力によって穴付
きベルト80Aに吸い寄せられ、吸い寄せられた書類5
は穴付きベルト80Aのベルト移動速度と同速度で下流
側に搬送されていく。ビデオカメラ50Aは穴付きベル
ト80Aが搬送している書類5の他側(自由面)を光学
センサ47(図7参照)の出力に基づいて所定のタイミ
ングで撮影する。他側が撮影された書類5は下流に位置
する穴付きベルト80Bに搬送される。続いて本実施形
態の撮影系の下流側では書類5の一側(自由面)が撮影
される。その他の動作は上流側の機構と同様である。
【0061】本実施形態によれば、撮影範囲において書
類5の搬送速度が穴付きベルト80A、80Bによって
制御されることにより、搬送と撮影のタイミングが合わ
せ易くされる。さらに、書類5が穴付きベルト80A、
80Bに吸着(当接)した状態で撮影が行われることに
より、書類5が撮影方向に対して垂直の状態で撮影がな
されるため一層良好な画像が得られる。
【0062】
【実施形態4】図9は本発明の第4の実施形態に係る書
類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明図であ
る。図中の矢印は搬送ベルト80A、80Bの循環する
方向を示している。なお、以下の本実施形態の説明にお
いて実施形態3の説明と重複する部分は説明を省略す
る。
【0063】図9を参照して、本実施形態の撮影系は、
本発明の第3の実施形態の穴付きベルト80A、80
B、コンプレッサ74に代えて、穴のない搬送ベルト8
1A、81Bを設けると共に、ビデオカメラ75A、7
5Bの背後にファン75A、75Bを配置してエアを吹
き付けることにより書類5を搬送ベルト81A、81B
に押し付けている。
【0064】本実施形態のその他の構成、作用・効果は
本発明の第3の実施形態と同様である。
【0065】
【実施形態5】図10(a)、(b)は本発明の第5の
実施形態に係る書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成
を示す説明図であり、(b)は(a)に示す構成をビデ
オカメラ50A側から見た図である。図中の矢印は透明
な糸82E、82Fの循環する方向を示している。
【0066】図10を参照して、本実施形態の撮影系
は、書類5の搬送経路上に配置された搬送機構82、さ
らに搬送機構82に夫々対向して配置されたビデオカメ
ラ50A、50Bを備えている。搬送機構82の一側
は、上流側、下流側の回転ローラ82A、82C、回転
ローラ82A、82Cによって駆動される透明な糸82
Eから構成される。搬送機構82の他側は、上流側、下
流側の回転ローラ82B、82D、回転ローラ82B、
82Dによって駆動される透明な糸82Fから構成され
る。透明な糸82E、82Fは回転ローラ82A等の軸
方向に沿って互い違いに配置され、軸両端及び中心部に
透明な糸82Fが計3本巻かれ、3本の透明な糸82F
の間に透明な糸82Eが計2本巻かれている。図10
(b)中の矢印に示すように透明な糸82E、82Fは
書類5を挟んで互いに対向する側において上流から下流
に向かって循環する。
【0067】本実施形態の撮影系によれば、第1搬送系
としての上部搬送系20(図3参照)から給送されてき
た書類は回転ローラ82A、82B、さらに透明な糸8
2E、82Fに挟み込まれる。透明な糸82E、82F
は互いにオーバラップして書類を挟み込みながら下流に
向けて搬送する。透明な糸82E、82Fによる書類搬
送中にビデオカメラ50A、50Bは書類の一側、他側
を夫々撮影する。
【0068】本実施形態によれば、撮影範囲において書
類の搬送速度が写り込みのない透明な糸82E、82F
によって制御されることにより、搬送と撮影のタイミン
グが合わせ易くされると共に、両面の撮影(特に同時で
の)が容易となる。
【0069】
【実施形態6】図11は本発明の第6の実施形態に係る
書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明図で
ある。図中の矢印は書類5の給送方向を示している。
【0070】本実施形態によれば、図8、9に示す本発
明の第3、4の実施形態と同様に鉛直に書類(被写体)
を搬送しての片面交互撮影を行う。
【0071】図11を参照して、本実施形態の撮影系に
よれば、第1搬送系としての上部搬送系20(図3参
照)の搬送ローラ76Aから鉛直方向に沿って給送され
てきた書類5の一側をビデオカメラ50Aはガラス30
Aを介して水平方向から撮影する。この際書類5を自由
落下させても、あるいは搬送ベルト81Aによって書類
5を搬送してもよい。続いて上流側と下流側の撮影系の
中間に設けられた搬送ローラ76Cに案内されて来た書
類5の他側をビデオカメラ50Bはガラス30Bを介し
て撮影する。両側を撮影された書類5は搬送ローラ76
Bに案内されて下部搬送系40(図3参照)に給送され
る。
【0072】本実施形態の撮影系によれば、書類を鉛直
方向に沿って給送することにより重力を利用できるため
書類搬送に要する部材が削減できる。また、撮影範囲に
おいて書類5の搬送速度が搬送ベルト81A、81Bに
よって制御することにより、搬送と撮影のタイミングが
合わせ易くすることもできる。
【0073】
【実施形態7】図12は本発明の第7の実施形態に係る
書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明図で
ある。図中の矢印は書類5の給送方向を示している。
【0074】本実施形態によれば、本発明の第6の実施
形態とは異なり書類(被写体)を水平方向に搬送しての
片面交互撮影を行う。撮影系(撮影エリア)における書
類の搬送経路は「U字」を描く。
【0075】図12を参照して、本実施形態の撮影系に
よれば、第1搬送系としての上部搬送系20(図3参
照)の搬送ローラ76Aから水平方向に沿って給送され
てきた書類5の他側を、搬送ベルト81Aは鉛直方向上
側に向けて支持して水平方向に搬送する。搬送ベルト8
1Aによる搬送中の書類5の一側をビデオカメラ50A
はガラス30Aを介して垂直方向から撮影する。続いて
書類5は補助ローラユニット76Cによって垂直方向に
搬送されて下流側の撮影系(撮影エリア)に水平方向に
沿って給送される。続いて給送されてきた書類5の一側
を、搬送ベルト81Bは鉛直方向上側に向けて支持して
水平方向に搬送する。搬送ベルト81Bによる搬送中の
書類5の他側をビデオカメラ50Bはガラス30Bを介
して垂直方向から撮影する。続いて両側を撮影された書
類5は搬送ローラユニット76Bに案内されて下部搬送
系40(図3参照)に給送される。
【0076】なお、補助ローラユニット76Cは、2つ
の回転ローラとこれら2つのローラに対峙するベルト付
きローラとからなり、回転ローラとベルト付きローラの
間に書類5を挟んで鉛直方向に書類5を搬送して上流側
の撮影系から下流側の撮影系へ書類5を給送する。
【0077】本実施形態の撮影系によれば、書類の給送
経路が鉛直方向にコンパクトにされて、かつ撮影範囲に
おいて書類5の搬送速度が搬送ベルト81A、81Bに
よって制御されることにより、搬送と撮影のタイミング
が合わせ易くされる。
【0078】
【実施形態8】図13は本発明の第8の実施形態に係る
書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明図で
ある。図中の矢印は書類5の給送方向を示している。
【0079】本実施形態によれば、本発明の第6、7の
実施形態とは異なり書類(被写体)を「8の字(曲
線)」状に搬送しての片面交互撮影を行う。
【0080】図13を参照して、第1搬送系としての上
部搬送系20(図3参照)の搬送ローラ76Aに続いて
本実施形態の撮影系は上流側から順に、バキュームロー
ラ83A、83B、小径の補助ローラ、搬送ローラユニ
ット76Bが配置されている。そして、バキュームロー
ラ83A、83Bに夫々対向してビデオカメラ50A、
50Bが設置されている。バキュームローラ83A、8
3Bは中心に向かってエアを吸引すると共に書類5を搬
送する方向に沿って回転する。
【0081】本実施形態の撮影系によれば、搬送ローラ
76Aから搬送されてきた書類5は搬送方向に回転して
いるバキュームローラ83Aに吸い寄せられる。バキュ
ームローラ83Aの外周面に一側の面が吸着した書類5
は回転しながらビデオカメラ50Aの画角(2点鎖線で
示す)に入る。その際にビデオカメラ50Aは書類5の
他側を撮影する。続いてバキュームローラ83Aは更に
回転してバキュームローラ83Aに吸着されていた書類
5はバキュームローラ83Bに吸い寄せられる。バキュ
ームローラ83Bの外周面に他側の面が吸着した書類5
は回転しながらビデオカメラ50Bの画角(2点鎖線で
示す)に入る。その際にビデオカメラ50Bは書類5の
一側を撮影する。続いてバキュームローラ83Bは更に
回転してバキュームローラ83Bに吸着されていた書類
5はバキュームローラ83Bと補助ローラの間を通過し
て搬送ローラユニット76Bへ搬送される。
【0082】本実施形態によれば、撮影範囲において書
類5の搬送速度がバキュームローラ、83A、83Bに
よって制御されることにより、搬送と撮影のタイミング
が合わせ易くされると共に、書類の給送経路がコンパク
トにされている。
【0083】
【実施形態9】図14は本発明の第9の実施形態に係る
書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明図で
ある。図中の矢印は書類5の給送方向を示している。
【0084】本実施形態によれば、本発明の第6、7及
び8の実施形態とは異なり書類(被写体)を鉛直面及び
水平面に傾斜して搬送しての両面同時撮影を行う。
【0085】図14を参照して、本実施形態の撮影系に
よれば、第1搬送系としての上部搬送系20(図3参
照)の搬送ローラ76Aから鉛直面及び水平面に傾斜し
て給送されてきた書類5の下面に向かってエアを吹き出
すことにより、書類5をガラス30A、30B間に浮上
させながら書類5の両側を、好ましくは同時にビデオカ
メラ50A、50Bによって撮影する。そしてガラス3
0A、30Bの間に書類5の給送経路を構成する。両側
を撮影された書類5は搬送ローラ76Bに案内されて下
部搬送系40(図3参照)に給送される。
【0086】本実施形態においては、エア吹き出し方式
に代えて書類5と下側のガラス30Bとに同極性の静電
気を印加することにより、書類5の下側のガラス30B
への吸着又は摩擦を防止してもよい。あるいは、下側の
ガラス30Bに超音波振動を加え、超音波振動の駆動力
によってガラス30B上に載せて書類5を搬送してもよ
い。超音波振動を利用する場合、ガラス30A、30B
を含む全体の機構を水平に配置して水平方向に書類5を
搬送してもよい。
【0087】
【実施形態10】図15は本発明の第10の実施形態に
係る書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明
図である。図中の矢印は書類5の給送方向を示してい
る。
【0088】本実施形態によれば、本発明の第9の実施
形態と同様に鉛直面及び水平面に傾斜して搬送されてく
る書類(被写体)の片側交互撮影を行う。
【0089】図15を参照して、本実施形態の撮影系に
よれば、上流側の撮影系(撮影エリア)では、搬送ベル
ト81Aから鉛直面及び水平面に傾斜して給送されてき
た書類5を低速送りベルト84A上に一旦ストックす
る。ビデオカメラ50Aはガラス30Aを介して低速送
りベルト84A上に最新にストックされた書類5の一側
を撮影する。一側が撮影された書類5は水平方向に移動
する低速送りベルト84A上を順送りされて搬送ベルト
81B上に落下する。続いて搬送ベルト81Bから鉛直
面及び水平面に傾斜して下流側の撮影系(撮影エリア)
に書類5が給送され、以下上流側と同様の動作により今
度は書類5の他側が撮影される。
【0090】本実施形態によれば書類5を水平方向に沿
ってストックしていくが、鉛直方向あるいは水平方向及
び鉛直方向に傾斜して書類5をストックしていってもよ
い。後者の場合、書類5のストック角度に合わせて適宜
ビデオカメラ50A、50Bの配置、撮影角度を設定す
る。
【0091】本実施形態によれば、撮影範囲において書
類5が一旦実質的に静止するため、撮影のタイミングが
取り易く撮影時間を長くとることができる。
【0092】以上、本発明を上記実施形態に即して説明
したが、本発明は上記形態にのみ限定されるものでな
く、本発明の原理に準ずる各種形態を含むものである。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、給送された書類を2次元的に一括して撮
影することにより、正確な書類の送り速度を有する書類
搬送装置を必要とせず、また書類を常に拘束する必要が
ないため、書類の高速送り及び高速撮影がなされる書類
の両面撮影装置が提供される。さらに、書類を中にして
対抗する複数の撮影手段を使用して書類の両面を同時撮
影することもできる。特に本発明によれば、スリットカ
メラ及び銀塩フィルムを使用する場合に必要なフィルム
の現像処理等が不要になると共に、書類をライン撮影す
る場合に比べて格段に書類撮影の高速化がなされる。こ
のため本発明は縦横とも数cm〜数10cmあるような例
えば手形・小切手のような帳票の表裏全面を同時に撮影
することが可能である。請求項13及び29に記載の本
発明も上記と同様の効果を奏する。
【0094】また好ましくは、第1搬送系と撮影手段と
の間に位置して第1搬送系から給送される書類の有無を
検出するセンサを設けたことにより、このセンサの書類
検出出力に基づいて撮影タイミングを得ることができ
「複数枚の画像の混撮及び撮影画像の欠落」が防止され
る(請求項5)。
【0095】好ましくは、撮影された画像データを磁気
的、磁気光学的、あるいは光学的に記録することによ
り、銀塩フィルムを用いた場合の廃液処理等の問題が無
く、画像の編集、検索等の手間も大幅に削減される(請
求項6、14)。
【0096】好ましくは第1搬送系より給送される書類
の位置を検出するセンサを設け、このセンサの検出タイ
ミングに応じて発光、撮影する発光装置と撮影装置によ
り、撮影装置の撮影範囲内に給送された書類は適当の照
度でもって撮影される(請求項7、27)。
【0097】好ましくは、エリアセンサ等の撮像素子を
使用したカメラを使用する場合には、フィルムの現像処
理等が不要になると共に、書類撮影の一層高速化がなさ
れる(請求項10)。
【0098】好ましくは、第1搬送系における1の書類
の存在を検出する手段と、この手段が1の書類を検出し
てから所定期間経過後、1の書類を上記センサが検出し
ない場合書類詰まりと判断して前記書類の搬送装置の動
作を停止する制御手段とを備えたことにより、複数枚の
書類の混撮は高度に防止される(請求項12)。
【0099】好ましくは、撮影範囲において第1搬送系
から給送された書類を自由落下させることにより、書類
を拘束する部材を設ける必要がないため、当然上記部材
の撮影画像への写り込みは当然なく、さらに被写体に対
向(落下線)して照明装置及び撮影装置を設けることに
より、落下中の書類の両面を同時に高速撮影できる(請
求項17)。
【0100】好ましくは、第1搬送系から給送された書
類を撮影手段の撮影範囲において書類の移動を制御する
移動制御手段を設けることにより、書類の位置と撮影の
タイミングを合わせ易くされる。また好ましくは、移動
制御手段は書類を支持しながら撮影範囲を搬送していく
ことにより、書類を撮影手段に対して正対させることが
できる(請求項18〜26)。
【0101】好ましくは、上述の移動制御手段及び撮影
手段は上流側と下流側とに夫々1対に配置され、書類の
一面と他面を交互に支持し、書類の他面を撮影すること
により、撮影画像への余計な部材の写り込みが防止さ
れ、書類の撮影面を撮影手段に対して正対させることが
容易にされる(請求項19〜21、23、24、2
6)。
【0102】好ましくは、給送された書類の下側にエア
を吹き出して書類を傾斜して浮上させながら書類の表裏
を同時に撮影することにより、撮影像に写り込む位置に
あって書類を搬送する手段が不要にされる(請求項2
5)。
【0103】また請求項13記載の本発明によれば、2
次元の撮影手段を使用して書類の両面を同時撮影するこ
とができる。特に、スリットカメラ及び銀塩フィルムを
使用する場合に必要な、フィルムの現像処理等が不要に
なると共に、書類撮影の高速化も図ることができる。ま
た、第1搬送系から撮影手段との間に落下中の書類を案
内する手段を設けることにより、落下する書類は装置内
の冷却ファン等による風の影響を受けることがなく、的
確に撮影領域に案内される。
【0104】また請求項29記載の本発明によれば、降
下された書類が同時に高速撮影される。さらに、書類を
拘束する部材を設ける必要がないため、被写体(被写体
の降下線)に対向して、照明装置及び撮影装置を設ける
ことにより、上記部材の撮影画像への写り込みは当然な
く、降下中の書類の両面が容易に同時に高速撮影され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る書類の両面撮影装置
の外観を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る書類の両面撮影装置
の外観を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る書類の両面撮影装置
の要部概略構成を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る書類の両面撮影装置
の搬送系の詳細な構成を示す図である。
【図5】従来例に係り、銀塩フィルム及びスリットカメ
ラを用いる書類の両面撮影装置の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る書類の両面撮影装置
の動作を説明するタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る書類の両面撮影
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る書類の両面撮影
装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る書類の両面撮影
装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。
【図10】本発明の第5の実施形態に係る書類の両面撮
影装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。
【図11】本発明の第6の実施形態に係る書類の両面撮
影装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。
【図12】本発明の第7の実施形態に係る書類の両面撮
影装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。
【図13】(a)及び(b)は本発明の第8の実施形態
に係る書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説
明図であり、(b)は(a)に示す構成をビデオカメラ
50A側から見た図である。
【図14】本発明の第9の実施形態に係る書類の両面撮
影装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。
【図15】本発明の第10の実施形態に係る書類の両面
撮影装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
20 上部搬送系(第1搬送系) 30A、30B ターゲットガラス 40 下部搬送系(第2搬送系) 46、47、48 光学センサ 50A、50B ビデオカメラ 60A、60B ストロボ 62 VTR
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】(a)及び(b)は本発明の第5の実施形態
に係る書類の両面撮影装置の撮影系の概略構成を示す説
明図であり、(b)は(a)に示す構成をビデオカメラ
50A側から見た図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】本発明の第8の実施形態に係る書類の両面撮
影装置の撮影系の概略構成を示す説明図である。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書類を所定枚数ずつ下流に給送する第1搬
    送系と、 前記第1搬送系の下流に配置され、前記第1搬送系から
    給送された前記書類の表裏を2次元的に撮影する撮影手
    段と、を備えたことを特徴とする書類の両面撮影装置。
  2. 【請求項2】前記第1搬送系の下流に配置され、該第1
    搬送系から給送された書類を給送方向に案内するガイド
    部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の書類の
    両面撮影装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド部材は前記書類の撮影される面
    よりも大きな面積のガイド面を備え、かつ前記撮影手段
    が該ガイド部材に沿って案内される前記書類を撮影可能
    なように該ガイド部材は透明であることを特徴とする請
    求項2に記載の書類の両面撮影装置。
  4. 【請求項4】前記第1搬送系から給送された書類を、前
    記撮影手段の2次元的な撮影範囲において照明する発光
    装置を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一に記載の書類の両面撮影装置。
  5. 【請求項5】前記第1搬送系と前記撮影範囲との間の位
    置において、前記第1搬送系から給送される前記書類の
    有無を検出するセンサを設けたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一に記載の書類の両面撮影装置。
  6. 【請求項6】前記撮影手段により得られる前記書類の画
    像信号を、磁気的、光学的、あるいは磁気光学的に記録
    する記録手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一に記載の書類の両面撮影装置。
  7. 【請求項7】前記センサから出力される前記第1搬送系
    から給送された前記書類の検出信号に応じて、 前記発光装置は所定のタイミングで発光すると共に、前
    記撮影手段は発光を浴びた書類を所定のタイミングで撮
    影することを特徴とする請求項5記載の書類の両面撮影
    装置。
  8. 【請求項8】前記ガイド部材は、前記案内される書類を
    挟むように対向する位置にある一対の部材からなり、 前記撮影手段及び前記発光装置は、夫々一対であり、前
    記書類に関して対向する位置に夫々設けられていること
    を特徴とする請求項4記載の書類の両面撮影装置。
  9. 【請求項9】前記撮影手段は、前記第1搬送系から給送
    された書類の表裏を同時に2次元的に撮影することを特
    徴とする請求項1〜8のいずれか一に記載の書類の両面
    撮影装置。
  10. 【請求項10】前記撮影手段は、撮影レンズ系を介して
    前記書類を撮影するエリアセンサを含むことを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれか一に記載の書類の両面撮影装
    置。
  11. 【請求項11】前記発光装置は、ストロボを含むことを
    特徴とする請求項4記載の書類の両面撮影装置。
  12. 【請求項12】前記第1搬送系における1の書類の存在
    を検出する手段と、 前記手段が前記1の書類を検出してから所定期間経過
    後、該1の書類を前記センサが検出しない場合、書類詰
    まりと判断して、前記第1搬送系の動作を停止する制御
    手段と、を備えたことを特徴とする請求項5記載の書類
    の両面撮影装置。
  13. 【請求項13】複数枚の書類を一枚ずつ給送する第1搬
    送系と、 前記第1搬送系から給送された書類を案内する透明な一
    対のガイド部材であって、前記書類よりも大きな面積の
    ガイド面を有し、前記第1搬送系から給送された書類が
    自由落下するように垂直に配設された一対のガイド部材
    と、 前記ガイド部材を挟んで両側に配置され、該ガイト部材
    に案内されて自由落下する書類が所定の撮影範囲に入っ
    た時点に同期して該書類の表裏全面を撮影する一対の撮
    影手段と、 を備えたことを特徴とする書類の両面撮影装置。
  14. 【請求項14】前記撮影手段は、撮影レンズ系を介して
    前記書類を撮像するエリアセンサと、前記書類が所定の
    撮影範囲に入った時点に同期して発光するストロボと、
    前記エリアセンサを介して得られる画像信号を記録する
    画像記録手段とを含む請求項13記載の書類の両面撮影
    装置。
  15. 【請求項15】前記ガイド部材を介して自由落下した前
    記書類を取り込み、該書類を所定の取出口に搬送する第
    2搬送系を備えたことを特徴とする請求項13又は14
    記載の書類の両面撮影装置。
  16. 【請求項16】前記第1搬送系は前記書類を所定枚数ず
    つ下流に自由落下させて給送することを特徴とする請求
    項1〜15のいずれか一に記載の書類の両面撮影装置。
  17. 【請求項17】前記撮影手段の2次元的な撮影範囲にお
    いて、前記第1搬送系から給送された書類は自由落下す
    ることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一に記載
    の書類の両面撮影装置。
  18. 【請求項18】前記撮影手段の2次元的な撮影範囲にお
    いて、前記書類の下流への移動を制御する移動制御手段
    を設けたことを特徴とする請求項1〜12、又は16の
    いずれか一に記載の書類の両面撮影装置。
  19. 【請求項19】前記移動制御手段及び前記撮影手段は上
    流側と下流側とに夫々1対に配置され、上流側の前記移
    動制御手段が前記書類の一面を支持しながら搬送する際
    に上流側の前記撮影手段は前記書類の他面を撮影し、下
    流側の前記移動制御手段が前記書類の他面を支持しなが
    ら搬送する際に上流側の前記撮影手段は前記書類の一面
    を撮影することを特徴とする請求項18記載の書類の両
    面撮影装置。
  20. 【請求項20】前記移動制御手段は前記撮影手段に対向
    する側において下流に向かって移動する穴付きベルトで
    あり、 前記穴を介したエア吸引によって前記書類の一面は前記
    穴付きベルトに吸着されることにより、前記穴付きベル
    トは前記書類を支持しながら搬送することを特徴とする
    請求項19記載の書類の両面撮影装置。
  21. 【請求項21】前記移動制御手段は前記撮影手段に対向
    する側において上流から下流に向かって移動する搬送ベ
    ルトであり、 エア吹き付けによって前記書類の一面は前記搬送ベルト
    に押し付けられることにより、前記搬送ベルトは前記書
    類を支持しながら搬送することを特徴とする請求項19
    記載の書類の両面撮影装置。
  22. 【請求項22】前記移動制御手段は下流に向かって移動
    する複数の透明な糸の間に前記書類を挟持しながら搬送
    し、 前記移動制御手段の両側に対向する1対の前記撮影手段
    は、前記移動制御手段によって挟持されている前記書類
    の表裏を同時に撮影することを特徴とする請求項18記
    載の書類の両面撮影装置。
  23. 【請求項23】前記第1搬送系は前記書類を水平方向に
    給送し、 前記移動制御手段が前記第1搬送系より水平方向に給送
    された前記書類の一面を鉛直方向において支持すると共
    に前記書類を水平方向に沿って搬送する際に、前記撮影
    手段は鉛直方向から前記書類の他面を撮影することを特
    徴とする請求項19記載の書類の両面撮影装置。
  24. 【請求項24】前記移動制御手段は、半径外方向から内
    方向に向かってエアを吸い込みながら前記書類の搬送経
    路に沿って回転するバキュームローラであり、 前記バキュームローラによるエア吸い込みによって前記
    バキュームローラの外周面に前記書類の一面は吸着され
    ることにより、前記書類は回転しながら搬送される際
    に、前記撮影手段は前記書類の他面を撮影することを特
    徴とする請求項19記載の書類の両面撮影装置。
  25. 【請求項25】互いに対向する一対の前記ガイド部材の
    間において、前記第1搬送系から給送された前記書類の
    下側にエアを吹き出すことにより、前記書類を前記一対
    のガイド部材間に鉛直面及び水平面に傾斜して浮上させ
    ながら下流側に導き、前記ガイド部材の両側に対向する
    1対の前記撮影手段によって浮上している前記書類の表
    裏を同時に撮影することを特徴とする請求項2記載の書
    類の両面撮影装置。
  26. 【請求項26】前記移動制御手段は給送されてきた書類
    を一時蓄積すると共に水平方向に順送りに搬送する送り
    ベルトであり、 前記撮影手段は前記送りベルトに一時蓄積される書類の
    一面に対向して設けられ、 前記撮影手段は前記送りベルト上に一時蓄積された前記
    書類の一面を撮影し、一面が撮影された前記書類は前記
    送りベルト上を順送りされて下流側に給送されるとを特
    徴とする請求項19記載の書類の両面撮影装置。
  27. 【請求項27】前記第1搬送系から給送された書類を検
    出する前記センサと、前記センサの出力する書類検出信
    号を入力するタイミング制御マイコンと、前記タイミン
    グ制御マイコンの各出力を夫々入力する発光装置ドライ
    バ、シャッタコントローラ、及び撮影手段コントローラ
    と、前記発光装置ドライバ、前記シャッタコントロー
    ラ、及び前記撮影手段コントローラの各出力を夫々入力
    する前記発光装置、シャッタ、及び前記撮影装置と、を
    備え、 前記タイミング制御マイコンは前記書類検出信号に基づ
    き前記発光装置ドライバ、前記シャッタコントローラ、
    及び前記撮影手段コントローラの夫々に前記発光装置、
    前記シャッタ、及び前記撮影手段を夫々駆動するタイミ
    ングを供与し、 前記発光装置は前記発光装置ドライバの出力する駆動信
    号に応じて連続的又は断続的に発光することにより前記
    撮影手段の撮影範囲に位置している前記書類を照らし、 前記シャッタは前記シャッタコントローラの出力する駆
    動信号に応じて物理的、機械的、又は電気的に開いて前
    記照明された書類を前記撮影手段が撮影可能とし、 前記撮影手段は前記撮影手段コントローラの出力する駆
    動信号に応じて前記シャッタを介して前記書類を撮影す
    ることを特徴とする請求項5記載の書類の両面撮影装
    置。
  28. 【請求項28】前記撮影手段は、前記第1搬送系から給
    送された前記書類の表裏を一括して同時に又は交互に一
    括して撮影する撮影手段と、を備えたことを特徴とする
    請求項1〜27のいずれか一に記載の書類の両面撮影装
    置。
  29. 【請求項29】書類を所定枚数ずつ下流に降下させて給
    送する第1搬送系と、 前記第1搬送系の下流に配置され、降下中の前記書類を
    撮影する撮影手段と、を備えたことを特徴とする書類の
    撮影装置。
  30. 【請求項30】前記撮影手段は、前記第1搬送系から給
    送された書類の表裏を交互に2次元的に撮影することを
    特徴とする請求項1〜8、10〜12、16〜21、2
    3、24、又は26〜29のいずれか一に記載の書類の
    両面撮影装置。
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