JP2000163623A - 読取り装置 - Google Patents

読取り装置

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JP2000163623A JP33607698A JP33607698A JP2000163623A JP 2000163623 A JP2000163623 A JP 2000163623A JP 33607698 A JP33607698 A JP 33607698A JP 33607698 A JP33607698 A JP 33607698A JP 2000163623 A JP2000163623 A JP 2000163623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に構成でき、かつ、読取り対象物の表面
を高速に読み取ることができる読取り装置を提供する。 【解決手段】 読取り装置10は、撮像領域12に照明
光を照射する照明用LED24と、受光部26a、蓄積
部26b、転送部26c及び排出部26dを有して、撮
像領域12に配置された紙幣2の表面を撮像するCCD
26と、CCD26に電荷転送を開始させる読み出し信
号を出力する制御部56と、CCD26の受光部26a
の一部を遮光する遮光板28とを備えて構成される。上
記蓄積部26bには、遮光板28により電荷が生じない
無電荷領域と紙幣2の像により電荷が生じる電荷領域と
が形成され、無電荷領域に先だって、電荷領域の電荷が
転送される。また、制御部56は電荷領域の電荷の転送
の終了後であって、1フィールド分の電荷転送時間が経
過する前に、次位の読み出し信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読取り対象物の表
面を読み取る読取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今のバンキングシステムの自動化に伴
い、紙幣の種類を判別する必要性が高まっている。かか
る紙幣の種類の判別は、通常、紙幣の表面に印刷された
印刷パターンのうち特徴部分を読み取ることによって行
われている。
【0003】上記読取り装置としては、例えば、紙幣の
表面に光を照射するLED(Light Emitting Diode)等の
照明手段と、この照明光によって形成された紙幣の反射
像を撮像するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像
手段とを備えて構成されるものが知られている。上記撮
像手段によって、紙幣の特徴部分を撮像して読み取るこ
とにより、紙幣の種類を判別することが可能となる。
【0004】また、上記の読取り装置は、紙幣の種類を
判別するためだけでなく、カード、伝票、有価証券な
ど、様々な読取り対象物の表面に印刷されたパターンを
読み取るために用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記読取り装
置には、以下に示すような問題点がある。すなわち、上
記読取り装置においては、撮像手段として通常のCCD
を用いているため、CCDによって撮像された1フィー
ルド分の画像全ての転送処理が終了しなければ、次の画
像の処理を行うことができない。すなわち、読取り対象
物の表面の印刷パターンのうち読取りたい特徴部分が、
例えば文字列などのように横長領域(縦長領域でも同
様)を形成する場合などは、実際に判別に必要であるの
は撮像画像の上側半分等であるにもかかわらず、判別に
不要な下側半分も含めた1フィールド分の画像全ての転
送処理が終了しなければ、次の画像の処理を行うことが
できず、読取りの高速化が妨げられる。
【0006】一方、かかる場合に読取りの高速化を図る
べく、通常用いられる周波数(14.31818MH
z)の倍の周波数で駆動できるCCDを用いたり、受光
面を分割して撮像画像を並列に出力できるCCDを用い
たりする方法も考えられるが、いずれも特殊なCCDを
用いるため、製造コストが多大となる。
【0007】そこで本発明は、上記問題点を解決し、安
価に構成できるとともに、読取り対象物の表面を高速に
読み取ることができる読取り装置を提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の読取り装置は、所定の撮像領域に配置され
た読取り対象物の表面を読み取る読取り装置であって、
撮像領域に照明光を照射する照明手段と、光の入射に伴
い電荷を生ずる受光部、受光部に生じた電荷を蓄積する
蓄積部、及び、読み出し信号に基づいて蓄積部に蓄積さ
れた電荷を転送して出力する転送部を有して、撮像領域
に配置された読取り対象物の表面を撮像する撮像手段
と、読み出し信号を出力する制御手段と、撮像手段の受
光部の一部を遮光する遮光手段とを備え、蓄積部には、
光の入射に伴って生じた電荷が存在する電荷領域と遮光
手段により遮光されることによって電荷が存在しない無
電荷領域とが形成され、転送部は、無電荷領域に先だっ
て、電荷領域の電荷の転送を行い、制御手段は、電荷領
域の電荷の転送の終了後であって、電荷領域と無電荷領
域とを合わせた1フィールド分の電荷転送時間が経過す
る前に、次位の読み出し信号を出力することを特徴とし
ている。
【0009】撮像手段の受光部の一部を遮光する遮光手
段を備えることで、読取り対象物の表面のうち、必要な
部分の像のみを受光部、蓄積部に形成し、他の部分を無
電荷状態とすることができる。さらに、転送部が、無電
荷領域に先だって電荷領域の電荷を転送することで、当
該電荷領域の電荷の転送後は、転送部に残存する電荷が
なくなり、次の画像の処理が可能となる。さらに、電荷
領域の電荷の転送の終了後であって1フィールド分の電
荷転送時間が経過する前に次位の読み出し信号が出力さ
れることで、1フィールド分の電荷転送時間の経過を待
たずに、次の画像の処理がなされる。
【0010】本発明の読取り装置においては、電荷転送
時間は、テレビジョン方式によって定められ、制御手段
は、テレビジョン方式の1フィールド分の電荷転送時間
を等分した周期で、読み出し信号を順次出力することを
特徴としてもよい。
【0011】読み出し信号をテレビジョン方式の1フィ
ールド分の電荷転送時間を等分した周期で出力すること
により、読み出し信号の生成、出力が容易となる。
【0012】本発明の読取り装置においては、照明手段
は、相前後する2つの読み出し信号の出力間で、一定の
時間だけ撮像領域に照明光を照射することを特徴として
もよい。
【0013】各読み出し信号間において、一定の時間だ
け照明光を照射することで、各撮像画像の輝度レベルを
ほぼ一定に維持することができる。
【0014】本発明の読取り装置においては、撮像手段
は、蓄積部に生じた電荷を排出する排出部をさらに有
し、排出部は、読み出し信号に同期して電荷の排出を開
始し、照明手段による照明の開始に同期して電荷の排出
を停止することを特徴としてもよい。
【0015】排出部を有して、読み出し信号に同期して
電荷の排出を開始し、照明手段による照明の開始に同期
して電荷の排出を停止することで、外乱光の影響によっ
て照明開始前に受光部に生じた電荷を効果的に排出する
ことができる。
【0016】本発明の読取り装置においては、制御手段
は、照明手段による照明の終了に同期して読み出し信号
を出力することを特徴としてもよい。
【0017】照明の終了に同期して読み出し信号が出力
される、すなわち、照明終了と同時に蓄積部から電荷が
転送され、出力されることで、照明終了後、電荷転送ま
での外乱光の影響を除去できる。
【0018】本発明の読取り装置においては、遮光手段
は、撮像手段の受光部に対向して配置され、一部に開口
を有する遮光板であることを特徴としてもよい。
【0019】一部に開口を有する遮光板を遮光手段とす
ることで、当該遮光手段を容易に構成することができ
る。
【0020】本発明の読取り装置においては、遮光手段
は、読取り対象物の表面の一部または全部を、撮像手段
の受光部の一部に結像させる結像光学系であることを特
徴としてもよい。
【0021】読取り対象物の表面の一部または全部を撮
像手段の受光面の一部に結像させる結像光学系を遮光手
段とすることによっても、当該遮光手段を容易に構成す
ることができる。
【0022】本発明の読取り装置においては、撮像領域
を含んで延在する搬送路と、搬送路上で読取り対象物を
撮像領域まで搬送する搬送手段とをさらに備えたことを
特徴としてもよい。
【0023】搬送路及び搬送手段を備えることで、読取
り対象物を撮像領域まで搬送することが可能となる。
【0024】本発明の読取り装置においては、撮像領域
を含んで延在する搬送路と、搬送路上で読取り対象物を
撮像領域まで搬送する搬送手段と、撮像領域に読取り対
象物が配置され、若しくは近接したことを検出し、所定
の検出信号を出力する検出手段とをさらに備え、照明手
段は、検出信号に基づいて照明を開始することを特徴と
してもよい。
【0025】搬送路及び搬送手段を備えることで、読取
り対象物を撮像領域まで搬送することが可能となるとと
もに、検出信号に基づいて照明を開始することで、撮像
領域に読取り対象物が配置されたタイミングに当該読取
り対象物の表面を撮像することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態にかかる読取り
装置について図面を参照して説明する。本実施形態に係
る読取り装置は、撮像領域に配置された紙幣(読取り対
象物)の表面に印刷された印刷パターンを読み取る読取
り装置である。まず、本発明の実施形態にかかる読取り
装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係
る読取り装置の一部切り欠き斜視図である。
【0027】読取り装置10は、上面の一部に撮像領域
12が形成された直方体形状の撮像ユニット14と、撮
像領域12の両側に取り付けられた平面板16,18
と、撮像領域12及び平面板16,18の上方に配設さ
れたベルトコンベヤ20(搬送手段)とを備えて構成さ
れる。ここで、撮像領域12が形成されている撮像ユニ
ット14の上面と平面板16、18の上面の高さは一致
して全体で一平面を形成しており、これらは撮像領域1
2を含んで延在する搬送路22を構成する。
【0028】撮像ユニット14は、図2の断面図に示す
ように、複数のLED24(照明手段)、CCD26
(撮像手段)、遮光板28(遮光手段)、結像レンズ3
0、ハーフミラー32等を、ハウジング34に内蔵して
構成される。
【0029】ハウジング34は、遮光性の材料によって
形成された上カバー36と、同じく遮光性の材料によっ
て形成された底蓋38とを接合させて構成される。ここ
で、上カバー36と底蓋38との接合部には、ハウジン
グ34内部への粉塵等の進入を防止するために、ゴム製
のOリング39が設けられている。また、上カバー36
の上面には、壁面の一部を開口した読取り窓36aにガ
ラス製の透明板40がはめ込まれた部分が形成されてお
り、当該部分が搬送路22上の撮像領域12となる。
【0030】読取り窓36aに対向する位置には、撮像
領域12に照明光を照射する複数のLED24が設けら
れている。LED24は、矩形状のプリント基板42上
に組み込まれ、当該プリント基板42は、支持柱44を
介して上カバー36に固定されている。尚、LED24
には、当該プリント基板42からハウジング34の外部
に延線されたフラットケーブル46を介して、制御信号
(後述の照明信号S3)が与えられる。
【0031】LED24が組み込まれたプリント基板4
2と読取り窓36aとの間には、プリント基板42と読
取り窓36aとを結ぶ方向と45゜の角度を持ってハー
フミラー32が斜めに配置されている。ハーフミラー3
2は、LED24から照射された光を透過させて撮像領
域12に照射光を入射させるとともに、撮像領域12に
配置された紙幣2の表面で反射した光をほぼ垂直に反射
させて結像レンズ30に入射させる。
【0032】ハーフミラー32によって反射する光の光
路上、すなわち、ハーフミラー32からハウジング34
の長手方向に後退した位置には、結像レンズ30が配置
されており、さらに結像レンズ30の後段には、結像レ
ンズ30によって結像された紙幣2の表面像を撮像する
CCD26が配置されている。ここで、CCD26は、
光の入射に伴い電荷を生ずる受光部26aと、受光部2
6aに生じた電荷を蓄積する蓄積部26bと、後述の読
み出し信号S6に同期して蓄積部26bに蓄積された電
荷を転送して出力する転送部26cと、蓄積部26bに
生じた電荷を排出する排出部26dとを有している。ま
た、CCD26には、ハウジング34の外部に延線され
たフラットケーブル48が接続されており、かかるフラ
ットケーブル48を介してCCD26に種々の制御信号
(後述の読み出し信号S6等)が与えられるとともに、
CCD26からの出力信号が出力される。
【0033】CCD26の受光部26aに対向する位置
には、CCD26の受光部26aの上側半分に対応する
位置に開口28aを有し、下側半分を遮光する遮光板2
8が配置されている。かかる位置に遮光板34を配置す
ることで、CCD26の蓄積部26bの上側半分には、
光の入射に伴って生じた電荷が存在する電荷領域が形成
され、また、下側半分には、遮光されることによって電
荷が存在しない無電荷領域が形成されることになる。
【0034】さらに、LED24とハーフミラー32と
の間には、LED24から出射された出射光を拡散させ
る映り込み防止板50が設けられている。このため、紙
幣2には拡散光が照射され、紙幣2の像にLED24が
映り込むことはない。
【0035】ベルトコンベヤ20のベルトは、図1に示
すように、搬送路22の中央に設けられており、搬送路
22上に載置された紙幣2は、ベルトコンベヤ20の駆
動によって、搬送路22上を撮像領域12まで搬送さ
れ、あるいは撮像領域12から搬出される。
【0036】ハウジング14の内部であって上記ベルト
の両側に対応する位置には、一対の検出用LED52が
配置されており、検出用LED52から出射された光は
読取り窓36a及びベルトコンベヤ20のベルトの両側
を通過して上方に向けて進行する。また、ベルトコンベ
ヤ20の上方であって上記出射光の光路上には、一対の
光検出器(以下PD54という)が配設されている。こ
こで、検出用LED52とPD54とは、撮像領域12
に紙幣2が配置され、若しくは近接したことを検出して
検出信号を出力する検出手段を構成する。
【0037】読取り装置10は、さらに、図3に示す制
御部56、ドライバ58及びアンプ60を備えている。
制御部56は、取込み信号生成回路62、照明信号生成
回路64、同期信号生成回路66、読み出し信号生成回
路68及び排出信号生成回路70を備えて構成される。
以下、各構成要素について詳述する。
【0038】取込み信号生成回路62は、検出用LED
52とPD54とによって構成される検出手段から出力
される検出信号S1に基づいて、パルス状の取込み信号
S2を生成し、出力する。具体的には、搬送路22上を
撮像領域12に向かって紙幣2が搬送されると、検出用
LED52から出射されてPD54に入射する光(以下
検出光という)の光路が紙幣2に遮られ、検出光が一旦
遮光される。その後、紙幣2が撮像領域12に到達する
と、紙幣2は検出光の光路からはずれるため、検出光は
再度通光する。取込み信号生成回路62は、上記通光タ
イミングに取込み信号S2を生成し、この取込み信号S
2を照明信号生成回路64に出力する。
【0039】照明信号生成回路64は、取込み信号S2
をうけて、一定時間のみハイレベルとなる照明信号S3
を照明用LED24及び排出信号生成回路70に対して
出力する。照明用LED24は、照明信号S3がハイレ
ベルである間、撮像領域12に対して光を照射する。こ
のとき同期信号生成回路66の同期信号をモニタするこ
とで、相前後する2つの読み出し信号S6の出力間で、
一定の時間だけ照明することができる。
【0040】同期信号生成回路66は、垂直同期信号S
4及び水平同期信号S5を発生させ、ドライバ58を介
してCCD26に対して出力する。ここで、垂直同期信
号S4は、テレビジョン方式すなわちNTSC準拠の一
定周期毎にパルスを発生させる周期信号であり、かかる
垂直同期信号S4の間隔は、CCD26に蓄積された1
フィールド分の電荷転送時間となる。また、垂直同期信
号S4を読み出し信号生成回路68に対しても出力す
る。
【0041】読み出し信号生成回路68は、同期信号生
成回路66から受けた垂直同期信号S4を分周して読み
出し信号S6を発生させる。読み出し信号S6は、垂直
同期信号S4の半周期毎にパルスを発生させる周期信号
であり、読み出し信号生成回路68は、当該読み出し信
号S6を、ドライバ58を介してCCD26に対して出
力するとともに、排出信号生成回路70に対して出力す
る。CCD26では、当該読み出し信号S4のパルスに
同期して、蓄積部26bに蓄積された電荷の転送、出力
が開始される。その際、蓄積部26bにおける無電荷領
域に先立って、電荷領域の電荷が転送されるようになっ
ている。また、読み出し信号S4は、上記垂直同期信号
S4の周期を2等分した周期でパルスを発生させるの
で、上記蓄積部26bの上側半分に形成される電荷領域
の電荷の転送後であって、テレビジョン方式における1
フィールド分の電荷転送時間が経過する前に、次位の読
み出し信号S4が出力されることになる。CCD26か
ら出力された出力画像は、アンプ60によって増幅され
た後、外部に対して出力される。
【0042】排出信号生成回路70は、パルス状の排出
信号S7を繰り返し生成し、ドライバ58を介してCC
D26に出力する。かかる排出信号S7は電荷排出用の
トリガ信号であり、CCD26の蓄積部26bに蓄積さ
れた電荷は、排出信号S7の入力に伴って排出される。
排出信号生成回路70は、照明信号S3がハイレベルと
なるタイミング(すなわち照射用LED24の照明の開
始のタイミング)に同期して、排出信号S7の出力を停
止するとともに、読み出し信号生成回路68から出力さ
れる読み出し信号S6のパルスに同期して排出信号S7
の出力を再開する。
【0043】続いて、本実施形態にかかる読取り装置1
0の動作及び作用について説明する。図4は、本実施形
態にかかる読取り装置10の搬送路22上を紙幣2が搬
送される様子を示す説明図である。紙幣2は、図4
(a)に示すように、撮像ユニット14の上面に形成さ
れた撮像領域12及び平面板14、16からなる搬送路
22とベルトコンベヤ20との隙間に挿入され、搬送路
22に沿って搬送される。ここで、検出用LED52か
らは光が上方に向けて出射されており、出射光は撮像領
域12及びベルトコンベヤ20のベルトの両側を通過し
てPD54に入射している。
【0044】図4(b)に示すように、ベルトコンベヤ
20のベルトの移動に合わせて紙幣2が搬送され、検出
用LED52の出射光の光路上に紙幣2が到達すると、
出射光は紙幣2によって遮られ、検出信号S1がローレ
ベルとなる。検出信号S1がローレベルになることで、
紙幣2が撮像領域12に近接していると判断される。
【0045】更に、紙幣2が搬送されて、図4(c)に
示すように、撮像領域12に紙幣2が到達すると、それ
まで紙幣2により通光を阻まれていた検出用LED52
の出射光は再びPD54に入射されて、検出信号S1が
ハイレベルとなる。かかる検出信号S1の立ち上がりに
伴い、制御部56によって照明用LED24の発光が制
御され、紙幣2の表面がCCD26によって撮像され
る。
【0046】以下、紙幣2が撮像領域12に到達した後
の、信号の流れについて説明する。図5は、比較のため
に用いる従来技術にかかる読取り装置における各信号の
タイミングチャートであり、図6は、本実施形態に係る
読取り装置10における各信号のタイミングチャートで
ある。
【0047】紙幣2が撮像領域12に到達すると、上述
の如く、PD54から出力される検出信号S1が、ロー
レベルからハイレベルに立ち上がる。
【0048】検出信号S1がローレベルからハイレベル
に立ち上がると、取込み信号生成回路62によって、パ
ルス状の取込み信号S2が生成され、この取込み信号S
2は照明信号生成回路64に出力される。
【0049】取込み信号S2が照明信号生成回路64に
入力されると、一定時間のみハイレベルとなる照明信号
S3が生成され、照明用LED24及び排出信号生成回
路70に対して出力される。かかる照明信号S3がハイ
レベルである間、照明用LED24から撮像領域12に
対して光が照射され、この間、紙幣2による反射光がC
CD26の受光部26aに入射され、紙幣2の表面パタ
ーンに応じた電荷量がCCD26の蓄積部26bに蓄積
される。ここで、ハウジング14が遮光性の材料ででき
ていることから、外乱光の影響を極力抑えることが可能
となる。
【0050】一方、テレビジョン方式の垂直同期信号S
4及び水平同期信号S5は、逐次同期信号生成回路66
によって生成され、ドライバ58を介してCCD26に
対して出力されている。また、読み出し信号生成回路6
8により、同期信号生成回路66によって生成された垂
直同期信号S4を分周することによって、垂直同期信号
S4の2分の1の周期でパルスを生じる読み出し信号S
6が生成され、ドライバ58を介してCCD26に対し
て出力される。
【0051】CCD26は、垂直同期信号S4及び水平
同期信号S5によって駆動され、読み出し信号S6のパ
ルスが生じる度に、蓄積部26bに蓄積された電荷を転
送し、出力する。ここで、従来技術にかかる読取り装置
においては、1フィールド分の電荷転送時間毎に読み出
し信号S6のパルスが生じていたため、図5に示すよう
に、1フィールド分の電荷転送時間毎に1フィールド分
の出力画像が出力される。
【0052】これに対して、本実施形態に係る読取り装
置10においては、1フィールド分の電荷転送時間の半
分の時間毎に読み出し信号S6のパルスが生じる。従っ
て、2分の1フィールド分の画像が転送され、出力され
たタイミングで、次の画像の出力が開始される。ここ
で、本実施形態に係る読取り装置10は、遮光板28を
設けて、CCD26の受光部26aの上側半分にのみ紙
幣2からの反射光を照射して電荷領域を形成するととも
にCCD26の下側半分を無電荷領域として、当該無電
荷領域に先立って電荷領域の電荷の転送を行う。また、
紙幣2の表面パターンを表す2分の1フィールド分の画
像の転送終了後であって、CCD26の転送部26cが
無電荷状態となったときに次の画像の転送を開始する。
従って、相前後する2つの画像が重なることはない。そ
の結果、1フィールド分の画像を出力する時間内に、異
なる2つの2分の1フィールド分の画像を出力すること
が可能となる。
【0053】ところで、紙幣等の種類の判別は、紙幣2
の表面パターンのうち特定の文字列など、横長(あるい
は縦長)領域のパターンを読み取れば十分な場合が多
い。本実施形態に係る読取り装置10は、かかる場合に
極めて有利である。すなわち、図7(a)に示すよう
に、紙幣2の表面パターンのうち、横長の金額表示の部
分のみを読み取りたい場合に、縦横比がほぼ4:3の長
方形の受光面を有する汎用のCCD26を用いる場合、
図7(b)に示すように、判別に必要のない部分(図7
(b)中の「○○銀」)まで撮像され、出力される。こ
れに対して、本実施形態に係る読取り装置10において
は、図7(c)に示すように、判別に必要なパターンを
含む2つの2分の1フィールド分の画像を、1フィール
ド分の画像を出力する時間内に出力することができる。
【0054】また、排出信号生成回路70から出力され
る排出信号S7によって、照明用LED24の照明の開
始から電荷の読み出しまでの間のみ、蓄積部26bに電
荷が蓄積されて、それ以外のときは電荷が逐次排出され
る。従って、外乱光の影響を極めて小さくすることがで
きる。
【0055】続いて、本実施形態にかかる読取り装置の
効果について説明する。本実施形態に係る読取り装置1
0は、遮光板28を用いることによって紙幣2の表面の
特徴部分(例えば金額表示部分)の像のみをCCD26
の受光部26a、蓄積部26bに電荷領域として形成す
るとともに、当該電荷領域の電荷の転送後であって1フ
ィールド分の電荷転送時間が経過する前に次位の読み出
し信号を出力することで、1フィールド分の電荷転送時
間の経過を待たずに、次の画像の処理をすることができ
る。従って、高価な特殊CCD等を用いなくても、安価
な汎用CCDを用いて、読取り対象物である紙幣2の表
面を高速に読み取ることが可能となる。
【0056】また、本実施形態に係る読取り装置10
は、読み出し信号S6をテレビジョン方式の1フィール
ド分の電荷転送時間を2等分した周期で出力することに
より、容易に読み出し信号S6の生成、出力することが
可能となる。
【0057】また、本実施形態に係る読取り装置10
は、各読み出し信号S6間において、一定の時間だけ照
明光を照射することで、各撮像画像の輝度レベルをほぼ
一定に維持できる。その結果、良好な撮像画像を得るこ
とが可能となる。
【0058】また、本実施形態に係る読取り装置10
は、CCD26が上記排出部26dを有することで、外
乱光の影響によって照明開始前に受光部26aに生じた
電荷を外部に排出することができる。その結果、外乱光
の影響が低減され、良好な撮像画像を得ることが可能と
なる。
【0059】また、本実施形態に係る読取り装置10
は、遮光手段として一部に開口28aを有する遮光板2
8を採用することで、当該遮光手段を容易に構成するこ
とができる。その結果、読取り装置10の製造コストの
低減を図ることができる。
【0060】さらに、本実施形態に係る読取り装置10
は、搬送路22及び搬送手段20を備えることで、読取
り対象物である紙幣2を自動的に、かつ、高速に撮像領
域まで搬送することが可能となる。その結果、複数の紙
幣2の表面を連続的に高速に読み取ることが可能とな
る。
【0061】また、本実施形態に係る読取り装置10
は、撮像領域12に紙幣2が配置されたことを検出する
検出手段である検出用LED52とPD54とを備え、
この検出信号に同期して照明を開始することで、撮像領
域12に紙幣2が配置されたタイミングに効果的に紙幣
2の表面に照射光を照射することができる。その結果、
極めて良好な撮像画像を得ることが可能となる。
【0062】上記実施形態にかかる読取り装置10にお
いては、遮光板28を用いることによってCCD26の
受光部26aの上側半分のみに紙幣2の表面パターンを
撮像し、かかる撮像画像を1フィールド分の電荷転送時
間の半周期毎に読み出していたが、これは、遮光板28
を用いてCCD26の受光部26aの上側3分の1のみ
に紙幣2の表面パターンを撮像し、図8に示すように、
1フィールド分の電荷転送時間の3分の1周期毎に読み
出し信号S6のパルスを生じさせることで、3つの3分
の1フィールド分の画像を、1フィールド分の画像を出
力する時間内に出力するようにしてもよい。
【0063】このようにすることで、図9(a)に示す
ような、さらに横長(あるいは縦長)領域の部分を、汎
用のCCD26を用いて読み取る際に、図7(b)に示
すように、判別に必要のない部分(図7(b)中の肖像
画部分)を除去し、図7(c)に示すように、判別に必
要なパターンを含む3つの3分の1フィールド分の画像
として、1フィールド分の画像を出力する時間内に出力
することができる。
【0064】また、上記実施形態に係る読取り装置10
においては、1フィールド分の電荷転送時間を等分した
間隔でパルスを生じる読み出し信号S6を出力していた
が、かかる読み出し信号S6のパルス間隔は等間隔でな
くてもよい。すなわち、図10に示すように、照明信号
S3のハイレベルからローレベルへの立ち下がり、すな
わち、照明の終了に同期させて読み出し信号S6のパル
スを生じさせるようにしてもよい。このようにすること
で、照明の終了から電荷読み出しまでの間の外乱光の影
響を除去することができる。また、この場合は、外部へ
の画像出力を2分の1フィールド毎に行うことで、効率
のよい画像出力を行うことができる。すなわち、出力画
像は、図11(c)に示すように、2分の1フィールド
毎に出力される。
【0065】また、上記実施形態に係る読取り装置10
においては、受光部26aに対向する位置に設けられた
遮光板28を遮光手段として用いていたが、これは、紙
幣2の表面の一部(または全部)を、CCD26の受光
部26aの一部(上側半分、上側3分の1等)に結像さ
せる結像光学系であってもよい。かかる結像光学系の例
としては、図12に示すような開口部32aを有するハ
ーフミラー32と結像レンズ30との組み合わせ、ある
いは、図13に示すような、開口72aを有する遮光シ
ート72を上面に張り付けた透明板40と結像レンズ3
0との組み合わせが考えられる。このような構成の遮光
手段であっても、構成が容易であり、CCD26の蓄積
部26bに効果的に電荷領域と無電荷領域を形成するこ
とができる。
【0066】また、上記実施形態に係る読取り装置10
は、紙幣2の表面に印刷された印刷パターンを読み取る
読取り装置であったが、本発明に係る読取り装置10
は、伝票やカードなどその他の紙葉類の表面に現れたパ
ターンを読み取る読取り装置としても適用可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明の読取り装置は、遮光手段を用い
て読取り対象物の表面の一部を撮像手段の受光部、蓄積
部に電荷領域として形成するとともに、当該電荷領域の
電荷の転送後であって1フィールド分の電荷転送時間が
経過する前に次位の読み出し信号を出力することで、1
フィールド分の電荷転送時間の経過を待たずに、次の画
像の処理をすることができる。従って、高価な特殊CC
Dを用いなくても、安価な汎用CCDを用いて、読取り
対象物の表面の必要部分を高速に読み取ることが可能と
なる。
【0068】また、本発明の読取り装置は、読み出し信
号をテレビジョン方式の1フィールド分の電荷転送時間
を等分した周期で出力することにより、容易に読み出し
信号の生成、出力することが可能となる。
【0069】また、本発明の読取り装置は、各読み出し
信号間において、一定の時間だけ照明光を照射すること
で、各撮像画像の輝度レベルをほぼ一定に維持できる。
その結果、良好な撮像画像を得ることが可能となる。
【0070】また、本発明の読取り装置は、撮像手段が
排出部を有することで、外乱光の影響によって照明開始
前に受光部に生じた電荷を効果的に排出することができ
る。その結果、外乱光の影響が低減され、良好な撮像画
像を得ることが可能となる。
【0071】また、本発明の読取り装置は、照明の終了
に同期して読み出し信号を出力することで、照明の終了
から電荷読み出しまでの間の外乱光の影響を除去するこ
とができる。その結果、外乱光の影響が低減され、良好
な撮像画像を得ることが可能となる。
【0072】また、本発明の読取り装置は、遮光手段と
して、一部に開口を有する遮光板、あるいは、読取り対
象物の表面の一部または全部を撮像手段の受光面の一部
に結像させる結像光学系を採用することで、当該遮光手
段を容易に構成することができる。その結果、読取り装
置の製造コストの低減を図ることができる。
【0073】さらに、本発明の読取り装置は、搬送路及
び搬送手段を備えることで、読取り対象物を自動的に、
かつ、高速に撮像領域まで搬送することが可能となる。
その結果、複数の読取り対象物の表面を連続的に高速に
読み取ることが可能となる。
【0074】また、本発明の読取り装置は、撮像領域に
読取り対象物が配置されたことを検出する検出手段を備
え、この検出信号に基づいて照明を開始することで、撮
像領域に読取り対象物が配置されたタイミングに効果的
に読取り対象物の表面に照射光を照射することができ
る。その結果、極めて良好な撮像画像を得ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】読取り装置の一部切り欠き斜視図である。
【図2】撮像ユニットの断面図である。
【図3】制御部の構成図である。
【図4】紙幣が搬送される様子を示す図である。
【図5】各信号の流れを示すタイミングチャートであ
る。
【図6】各信号の流れを示すタイミングチャートであ
る。
【図7】出力画像を示す図である。
【図8】各信号の流れを示すタイミングチャートであ
る。
【図9】出力画像を示す図である。
【図10】各信号の流れを示すタイミングチャートであ
る。
【図11】出力画像を示す図である。
【図12】ハーフミラーの斜視図である。
【図13】透明板の斜視図である。
【符号の説明】
10…読取り装置、12…撮像領域、14…撮像ユニッ
ト、16,18…平面板、20…ベルトコンベア、22
…搬送路、24…照明用LED、26…CCD、26a
…受光部、26b…蓄積部、26c…転送部、26d…
排出部、28…遮光板、28a…開口、30…結像レン
ズ、32…ハーフミラー、34…ハウジング、36…上
カバー、38…底蓋、39…Oリング、40…透明板、
42…プリント基板、44…支持柱、46,48…フラ
ットケーブル、50…映り込み防止板、52…検出用L
ED、54…PD、56…制御部、58…ドライバ、6
0…アンプ、62…取込み信号生成回路、64…照明信
号生成回路、66…同期信号生成回路、68…読み出し
信号生成回路、70…排出信号生成回路、72…遮光シ
ート

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の撮像領域に配置された読取り対象
    物の表面を読み取る読取り装置において、 前記撮像領域に照明光を照射する照明手段と、 光の入射に伴い電荷を生ずる受光部、前記受光部に生じ
    た電荷を蓄積する蓄積部、及び、読み出し信号に基づい
    て前記蓄積部に蓄積された電荷を転送して出力する転送
    部を有して、前記撮像領域に配置された前記読取り対象
    物の表面を撮像する撮像手段と、 前記読み出し信号を出力する制御手段と、 前記撮像手段の前記受光部の一部を遮光する遮光手段と
    を備え、 前記蓄積部には、光の入射に伴って生じた電荷が存在す
    る電荷領域と前記遮光手段により遮光されることによっ
    て電荷が存在しない無電荷領域とが形成され、 前記転送部は、前記無電荷領域に先だって、前記電荷領
    域の電荷の転送を行い、 前記制御手段は、前記電荷領域の電荷の転送の終了後で
    あって、前記電荷領域と前記無電荷領域とを合わせた1
    フィールド分の電荷転送時間が経過する前に、次位の読
    み出し信号を出力することを特徴とする読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記電荷転送時間は、テレビジョン方式
    によって定められ、 前記制御手段は、 テレビジョン方式の1フィールド分の電荷転送時間を等
    分した周期で、前記読み出し信号を順次出力することを
    特徴とする請求項1に記載の読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記照明手段は、 相前後する2つの前記読み出し信号の出力間で、一定の
    時間だけ前記撮像領域に照明光を照射することを特徴と
    する請求項1または2に記載の読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、 前記蓄積部に生じた電荷を排出する排出部をさらに有
    し、 前記排出部は、前記読み出し信号に同期して電荷の排出
    を開始し、前記照明手段による照明の開始に同期して前
    記電荷の排出を停止することを特徴とする請求項3に記
    載の読取り装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記照明手段による照
    明の終了に同期して前記読み出し信号を出力することを
    特徴とする請求項3または4に記載の読取り装置。
  6. 【請求項6】 前記遮光手段は、前記撮像手段の前記受
    光部に対向して配置され、一部に開口を有する遮光板で
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の読取り装置。
  7. 【請求項7】 前記遮光手段は、前記読取り対象物の表
    面の一部または全部を、前記撮像手段の前記受光部の一
    部に結像させる結像光学系であることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の読取り装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像領域を含んで延在する搬送路
    と、 前記搬送路上で前記読取り対象物を前記撮像領域まで搬
    送する搬送手段とをさらに備えたことを特徴とする請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の読取り装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像領域を含んで延在する搬送路
    と、 前記搬送路上で前記読取り対象物を前記撮像領域まで搬
    送する搬送手段と、前記撮像領域に前記読取り対象物が
    配置され、若しくは近接したことを検出し、所定の検出
    信号を出力する検出手段とをさらに備え、 前記照明手段は、前記検出信号に基づいて照明を開始す
    ることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載
    の読取り装置。
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