JPH0441348A - 斜行検出装置 - Google Patents

斜行検出装置

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JPH0441348A
JPH0441348A JP14949990A JP14949990A JPH0441348A JP H0441348 A JPH0441348 A JP H0441348A JP 14949990 A JP14949990 A JP 14949990A JP 14949990 A JP14949990 A JP 14949990A JP H0441348 A JPH0441348 A JP H0441348A
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JP14949990A
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Kyoichi Komata
小俣 恭一
Seiichi Mizukoshi
誠一 水越
Nobuhiko Matsui
松井 信彦
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Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機や文書読取装置、あるいはマイクロ
フィルマーなどの装置において文書が斜めに傾いて搬送
される斜行文書の検出を行う斜行検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来は、複写機や文書面上のデータを光学的に読み取っ
て記憶する文書読取装置、あるいはマイクロフィルムを
作成するマイクロフィルマーなどでは、積層された文書
を順次フィーダで1枚ずつ繰り出して搬送しながら各種
処理が行われている。
従来から使われているフィーダは、例えば積層された最
上部の文書をフィードローラで装置内へ繰り出すととも
に、2枚目以降の文書をフィードローラと対接して同°
方向に回転するりタードロ−ラ、あるいは板状のセパレ
ータなどで繰り出しを防止して分離を行っている。この
原理は、フィードローラと文書との摩擦係数を最大にと
り、リタードローラやセパレータと文書との摩擦係数、
そして文書同士の摩擦係数の順で小さくして摩擦係数に
差を設けることにより、積層された文書の分離を確実に
行って文書を1枚ずつ繰り出すものである。
ところが、このようなフィーダであってもフィードロー
ラの左右の表面状態や押圧力、文書用紙の種類、あるい
は湿度等の条件等が変わって、各部の摩擦係数が変化し
た場合、分離が確実に行われなくなったり、文書が均一
に繰り出されないことによって斜行が発生することがあ
る。
この文書の斜行が上記した複写機や文書読取装置あるい
はマイクロフィルマーなどで発生すると、文書が斜めに
傾いた状態で読取り等が行われるため、見栄えが悪く、
大きく斜行している場合には文書が一部で切れて内容が
読取れなかったり、搬送路に文書が詰まってジャムの原
因になることがあった。
そこで、従来はこのような文書の斜行を検出する手段と
して、例えば搬送路の左右に2つの文書センサを設け、
文書がそのセンサ上を通過する時刻をそれぞれ測定して
両センサの時間差を求め、これに文書の搬送速度を加味
して演算することにより斜行角度を求めることができる
。そして、ある角度以上の斜行については、上記した文
書切れやジャムの原因となるので許容できない斜行と判
断して処理されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したように、従来の斜行検出装置は、搬送路の左右
に設けられた2つの文書センサ上を文書が通過する時間
差を測定して斜行検出を行っている。このため、時間差
を測定するとともに、これに基づいて演算を行う装置が
別に必要となって高価になると言う問題があった。
また、従来の斜行検出は、上記したように演算を行うた
めロスタイムがある。このため、文書が文書センサを通
過してから斜行と判断されるまでに時間がかかり、迅速
な斜行文書の処理ができないという問題がある。
発明の目的 本発明は、上記のような問題を解消することを課題とし
てなされたもので、その目的は、所定角度以上の許容範
囲を越えた斜行文書だけを迅速かつ正確に検出できると
ともに、安価に実現することが可能な斜行検出装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明に係る斜行検出装置
は、文書の搬送路に設けられ、文書の搬送方向と直角方
向に2つの所定領域を設定し、各所定領域内に掛かる文
書面の割合に応じた出力値をそれぞれ出力する2個のエ
リアセンサと、該2個のエリアセンサからそれぞれ出力
される出力値同士を比較する比較回路と、を備え、前記
2個のエリアセンサからの出力値の差が一定値以上とな
った場合に斜行文書として検出することを特徴とする。
また、本発明の他の斜行検出装置は、文書の搬送路に設
けられ、搬送される各文書幅の文書が所定角度以上に斜
行した場合にのみ通過する位置にそれぞれ配置された文
書の通過の有無を検知する文書検知センサと、搬送され
る文書の文書幅に応じて前記文書検知センサの選択を行
い、該選択された文書検知センサの出力状況を監視する
斜行検出部と、を備え、前記斜行検出部で選択された前
記文書検知センサが文書を検知することによって搬送文
書の斜行を検出することを特徴とする。
〔作用〕
上記構成の斜行検出装置によれば、文書の搬送方向と直
角方向に配設した2個のエリアセンサにより、各エリア
センサに掛かる搬送文書の文書面の割合に応じた出力値
が得られるため、斜行した文書が搬送されると2個のエ
リアセンサからの出力値に差を生じる。そこで、この2
個のエリアセンサの出力値を比較回路で比較して、許容
可能な斜行角度で文書が搬送された場合の出力値の差を
越えた場合に斜行文書として検出することにより、従来
のような時間差の測定や演算を行う装置を用いることな
く正確に斜行文書を検出することができるとともに、安
価な装置で演算などのロスタイムのない迅速な斜行検出
が可能となった。
また、上記能の構成の斜行検出装置によれば、それぞれ
の文書幅を持った文書が所定角度以上に斜行した場合に
のみ通過する位置に文書検知センサが配置されているた
め、斜行検出部で文書幅に応じた文書検知センサの出力
状況を監視するだけで、容易かつ正確に斜行文書の検出
が可能となり、従来のような演算に要するロスタイムが
なくなり、迅速な斜行検出を安価な装置で実現すること
ができるようになった。
〔実施例〕
以下に、図面を参照しながら、本発明が適用される斜行
検出装置の好適な実施例の構造を説明する。
この実施例の斜行検出装置は、文書面に光を照射しその
反射光をCCDへ入力して読取りを行う文書読取装置に
おける文書の斜行検出装置として実施したものである。
第1実施例 第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり、第2図
は面タイプエリアセンサの斜視図であり、第3図はライ
ンタイプエリアセンサの斜視図であり、第4図は集光機
構を有するエリアセンサの斜視図であり、第5図(A)
〜(C)は2個のエリアセンサの出力波形図と差出力の
波形図である。
この実施例に係る重送検出装置は、第1図に示されるよ
うに、2個のエリアセンサ10,12と比較回路14と
で構成されている。
前記エリアセンサ10.12は、文書の搬送方向に対し
て直角方向に2個配置され、それぞれのエリアセンサの
領域内に搬送文書が掛かる割合に応じた出力値を出力す
るものである。
上記エリアセンサには、例えば第2図に示すような面タ
イプのエリアセンサを用いることができる。この面タイ
プエリアセンサは、発光ダイオード(L E D)など
を所定領域内に敷き詰めた面発光素子16と、該面発光
素子16に対向配置され光18の受光面積に応じた出力
値を出力する面タイプフォトセンサ20とて構成されて
いる。そして、この面タイプエリアセンサは、面発光素
子16と面タイプフォトセンサ2oとの間を文書22が
通過する際に、面発光素子16がらの光18を文書22
が遮る面積に応じた出力値が得られる。
また、エリアセンサには、第3図に示すようなラインタ
イプのエリアセンサを用いることもできる。このライン
タイプエリアセンサは、LEDなどを直線状に配列した
ラインタイプ発光素子24と、これに対向配置された直
線状のラインタイプフォトセンサ26とで構成されてい
る。このラインタイプエリアセンサの場合も、ラインタ
イプ発光素子24とラインタイプフォトセンサ26との
間を文書22が通過する際に、ラインタイプ発光素子2
4からの光18を遮る割合(長さ)に応じた出力値が得
られる。
更に、第4図に示されるように、面発光素子28.30
と、面発光素子28.30がらの光を文書22面が掛か
る面積に応じて遮光され、遮光されなかった光を集光す
る集光機構(レンズ)32.34と、集光された光の強
さに対応した出力値を出力するフォトセンサ36.38
とで構成されたエリアセンサなどを用いることもできる
そして、第1図に示されるように、本実施例の比較回路
14は、搬送路40に2個配置されたエリアセンサ10
.12からの出力値がそれぞれ入力され、両方の出力値
を比較して、その出力値の差が一定値以上となった場合
に斜行文書として検出する。つまり、文書が斜行して搬
送されると第1図のように、文書22の先端面22aが
搬送方向に対して直角とならないため、エリアセンサ1
0.12に文書22面が掛かる領域(ハツチングで示し
た部分)が左右で異なってくる。そして、この領域差は
斜行角が大きくなるに従って拡大する。
そこで、比較回路14における具体的な出力値の比較動
作は、次のようにして行われる。まず、m1図のエリア
センサ10には斜行した文書22の先端面22aが先に
掛かるため、その出力波形は、第5図(A)に該当する
。また、文書22の先端面22aが遅れて掛かる第1図
のエリアセンサ12の出力波形は、第5図(B)である
。そして、両エリアセンサの出力値の差をとったのが第
5図(C)の波形である。
そこで、予め許容可能な斜行角の限度を決めておき、そ
の角度で搬送された場合の2個のエリアセンサの出力値
の差を基準値としてとり、第5図(C)のピーク部分A
がこの基準値を越える場合に斜行文書として検出すれば
よい。
このように、本実施例の斜行検出装置は、文書面が左右
のエリアセンサに掛かる領域の割合をセンサ出力値に変
換して、比較回路で差を見ることにより、瞬時に文書の
斜行角が許容範囲内か否かを正確かつ容易に、安価な装
置で検出することが可能である。
ところで、上記実施例のエリアセンサは、光を用いた光
学式のエリアセンサであったが、これに限定されない。
例えば、第6図に示す静電容量センサを用いてエリアセ
ンサを構成することもてきる。
第6図の静電容量センサは、2枚の金属板42゜44を
図示省略した搬送路の上下面に所定間隔を隔てて平行に
配設したキャパシタと静電容量検出回路46とで構成さ
れている。
前記静電容量検出回路46は、キャパシタの2枚の金属
板42.44にそれぞれ電極48.50を接続して電圧
を印加し、両金属板間に電位差を生じさせた状態でキャ
パシタの静電容量を検出する。これは、第6図に示すよ
うに、金属板42゜44の間を文書22が通過すると、
キャパシタに誘電体が挿入されたのと同じ状態になるた
め、文書22の挿入面積に応じた静電容量が得られる。
静電容量検出手段16は、この文書通過時の静電容量を
検出するものである。
第7図は静電容量センサの原理説明図である。
m7図に示すように、2枚の金属板42.44は、間隔
1だけ隔てて平行に配置されキャパシタを構成している
。そして、このキャパシタの間に仮に1/4J!の厚さ
の゛文書22を挿入した場合の静電容量(CI )は、
金属板の面積をS、文書の比誘電率をEp(ここでは=
3とする)、真空の誘電率をEoとすると次式で表され
る。
6Eo −S また、上記キャパシタにおいて、文書を挿入しない場合
の静電容量(CO)は、次式で表される。
! 従って、C1:C0−6:5となり、キャパシタの静電
容量は文書22の挿入前と後とで20%変化することに
なる。このように、キャパシタに挿入される文書の割合
に応じて変化する静電容量を検出することによって、エ
リアセンサとして用いることができる。
上記静電容量型のエリアセンサの出力は、キャパシタに
文書が掛かる面積が増加するに従って静電容量が増加す
るので、その出力波形は第5図(A)、  (B)と逆
に右上がりとなる。しかし、2個のキャパシタの差出力
の波形は、第5図(C)と同様な波形が得られる。
このため、静電容量センサを用いた場合も上記光学式の
エリアセンサと同様に比較回路を用いることによって、
瞬時に文書の斜行角が許容範囲内か否かを正確かつ容易
に検出することが可能であり、これを安価な装置で実現
することができる。
次に、この斜行検出装置が装着された文書読取装置の構
成及び作用を第10図に基づいて説明する。
第10図は本実施例の斜行検出装置が装着された文書読
取装置の断面図である。
第10図の文書読取装置は、積層された文書を1枚ずつ
繰り出して搬送し、読取り部において文書面を光学式に
ライン毎に取り出しながら画像データとして記憶するも
のである。
この文書読取装置は、水平吸込み/垂直排出バスを有し
ており、更に、このバスはその流れ順に供給バス、読取
バスそして排出パスに区分されている。
そして、装置は前記バスを実現するために、単一の駆動
モータを有し、このモータ駆動力が歯車列及びブーりを
介し、前記バスに文書送り力を与える。
更に、本実施例装置は、文書の両面から同時に読取り可
能な装置を提供しており、前記読取バスの両面にそれぞ
れ後述の如く、第1光源、第2光源が配置され、また両
光源と対応して第1読取りブロック及び第2読取りブロ
ックがそれぞれ配置されている。
まず、文書バスに関してその構造を説明する。
装置ケース52の外部に供給トレイ54が突出しており
、後述する如く読取りに供される文書がこのトレイ54
上にストックされる。前記トレイ54と近接してフィー
ドローラ56とりタートローラ58とが上下に対向して
配置されており、ストックされた文書の最上紙のみが供
給バスに吸い込まれる。
このために、フィードローラ56は第10図の反時計方
向に、そしてリタードローラ58も反時計方向に回転駆
動され、フィードローラ56が最上紙を吸込み方向に引
き込むと共に、その下にストックされている文書は、リ
タードローラ58によってトレイ54側に押し戻され、
効果的な紙さばきが行われている。
前記フィードローラ56に続く水平吸込みバスには、図
示省略した文書の斜行を検出する2枚の金属板からなる
2組のキャパシタが配設され、文書の斜行検出を行うよ
うにしである。これ以外にも、上記した面タイプやライ
ンタイプの光学式エリアセンサを用いて斜行検出を行う
こともできる。
これらのエリアセンサを用いた斜行検出装置は、文書の
リードエツジ検出用のセンサとして共用できるため、後
述する入側文書センサ68を省略して更に低コスト化す
ることができる。
これに続く供給バスには、水平方向に送りベルト60を
有し、文書を次のターンローラ62へ送り込む。
前記ターンローラ62は、供給バスの最後部を形成し、
文書は水平バスから垂直バスへ移行する。
前記ターンローラ62によって垂直バスに移行した文書
は、次に読取りバスに送られる。本実施例においては、
この読取りバスは第1アパーチヤプレート64、第2ア
パーチヤプレート66を含んでおり、文書が両アパーチ
ャプレート64゜66の間を通過する際に所定の読取り
作用が行われる。
読取りバスを通過した文書は、次に排出バスに送られる
。そして、前記排出パスから排出された文書は、装置外
のストッカに順次ストックされる。
以上のようにして文書バスが形成されるが、この文書バ
スに文書が吸い込まれ、かつ確実に排出されていること
を監視するために、文書バスに沿ってセンサが配置され
ている。
実施例において、入側文書センサ68は送りベルト60
の手前に設けられており、発光器と受光器を含む光学セ
ンサからなる。
このセンサ68の照射光は文書バスを横切って上方に照
射されており、この照射位置に文書バスの上側でリフレ
クタ70が設けられている。
従って、供給バスに文書が存在しない場合には、入側文
書センサ68はリフレクタ70からの反射光を受光し、
一方供給バスに文書が吸い込まれた状態では、文書によ
って照射光が遮光されるので、これによって文書の入り
を検知することができる。
更に、この入側文書センサ68は、文書のり一ドエッジ
を検出することによって、文書バスの送り速度から後述
する読取り位置に文書が到達するタイミングを指示する
ことが可能である。
次に、文書読取り部の構造を説明する。
両アパーチャプレート64.66の略中央部がそれぞれ
第1及び第2読取り位置を形成している。
そして、前記両読取り位置へ所定の照射光を照射するた
めに光源72.74が設けられており、図の鎖線で示す
如く、前記読取り位置に向かって光を照射する。
前述した側照射光は、文書面にて反射され、その輝度に
応じた反射光を生じさせ、図の鎖線でしめす如き反射光
が後述する読取りブロックに導かれる。
文書の表側の反射光を読取るために、装置には読取りブ
ロック76.78が設けられている。
すなわち、第1読取りブロック76は、レンズ系80を
含み、前記第1読取り位置からの反射光は、レンズ系8
0を通って受光部82に入射し、lライン毎に受光部8
2でライン読取りされる。
一方、第2読取りブロック78は、前記第1読取りブロ
ック76とほぼ同一の構造からなり、その内部にレンズ
系84そして受光部86を有しており、前記第2読取り
位置からの反射光はレンズ系84を通って受光部86に
入射する。
以上のようにして、本実施例の文書パス及び読取り装置
の構造が理解され、以下に文書読取り時の作用を簡単に
説明する。
トレイ54に積層された文書は、その最上紙のみがフィ
ードローラ56から文書パスに吸い込まれ、その下にあ
る文書は、リタードローラ58によって紙さばきされ、
この結果、文書パスには1枚ずつ順次文書が送り込まれ
ることとなる。
次に、吸込まれた文書は、前記フィードローラ56の後
のバス上に配設された斜行検出装置のキャパシタの間を
通過する。この文書通過時の2組のキャパシタにおける
静電容量の変化は、静電容量検出回路によって検出され
る。そして、2組のキャパシタの静電容量を比較回路で
比較して、その差が一定値以上の場合を斜行文書として
検出するものである。
ここで、上記フィードローラ56が許容範囲を越える斜
行角で文書を繰り出した場合、その直後に配置されたエ
リアセンサの差出力が一定値以上となるので斜行が検出
される。この実施例では、斜行文書についても正常な搬
送文書の場合と同様に読取りが行われる。そして、読取
られた画像データは、図示省略のメモリに一旦記憶され
、斜行が検出された文書の画像データのみをモニタ画面
に表示して、目視により許容できる斜行か否かが再度判
断される。許容で゛きる場合は、正常な搬送文書の画像
データ゛と同様に外部に出力される。許容できない場合
は、前記メモリから画像データを消去する。
また、文書の斜行角が大きくて紙づまり(ジャム)のお
それのある場合は、文書の搬送を停止して警報等でオペ
レータに知らせることにより、適正な処置が行えるよう
にしてもよい。
このように、文書のデータが正確に読取られているか否
かを1次的に斜行検出装置で判断し、その斜行検出装置
で斜行と判断された画像データのみを2次的に目視判断
することによって、効率的な斜行検出が可能となり確実
に文書を読取ることができる。
上記した斜行検出装置を経た文書は、入側文書センサ6
8に到達した段階で文書の吸い込みを検知し、図示して
いないコントローラに信号を供給する。コントローラは
、予め既知のセンサ68がら読取り位置までの長さ、そ
して文書送り速度により所定の遅延時間を与えて各読取
りブロック76.78の読取り開始指令が待機される。
読取り位置に文書が到達すると、必要に応じて表及び裏
のいずれか一方、あるいは両者から読取りブロック76
.78が所望の反射データを取り込み、これを記憶する
もちろん、文書内の読取り位置をトリミングすることに
よって、コントローラに文書内の必要な位置のみを読取
らせることも可能である。
このように、必要な文書面が読取られた文書は、排出パ
スから装置のスタッカ88に排出され、自動的に連続文
書読取りが行われることとなる。
ぶff施1L 第8図は本発明の他の実施例を示す平面図であり、第9
図は文書検知センサアレーを用いた例を示す平面図であ
る。
この実施例の斜行検出装置は、文書の通過の有無を検知
する文書検知センサと、該文書検知センサの出力状況を
監視する斜行検出部とで構成されている。
この実施例に係る斜行検出装置は、第8図に示されるよ
うに、文書の搬送路40に搬送される文書22幅にそれ
ぞれ対応した文書検知センサ138−1.138−2と
138−3,138−4とが配設されている。そして、
この文書検知センサは、当該文書が所定角度以上に斜行
した場合にのみ通過する位置に設けられているので、セ
ンサが文書面を検知した場合は斜行と判断される。
これを具体的に説明すると、例えば第8図の一点鎖線で
示す文書22が八3の文書幅と同じ場合、正常に文書2
2が搬送されると搬送路40内のA3の上下矢印で示し
た破線領域上を通る。このため、A3の文書幅に対応し
た文書検知センサ13g−1,138−2上に文書面が
掛かることはない。しかし、第8図のように文書22が
所定角度以上に斜行して搬送されると、文書検知センサ
138−1.138−2上に文書面の一部が掛かるため
、所定角度以上の斜行文書のみを容易かつ正確に検出す
ることができる。検出する文書の斜行角の調整は、文書
検知センサの位置を搬送路の中心に近づけると小さな斜
行角でも検出が可能となり、また遠ざけると斜行角の大
きい場合だけを検出することができる。
また、B5の文書の場合も上記と同様に文書検知センサ
138−3,138−4を用いて斜行を検出することが
できる。
上記文書検知センサの検出は、第8図の斜行検出部14
0で行われる。この斜行検出部140は、各文書検知セ
ンサからの出力が入力されるが、例えば、搬送する文書
幅を揃える搬送口の文書ガイド142から文書幅情報を
斜行検出部140に入力し、これに応じて上記文書検知
センサを選択して出力を監視することにより、適正な斜
行検出を自動的に行うことができる。
また、搬送を行う文書幅の情報は、オペレーションパネ
ルや接続されているホストコンピュータ等から操作者が
斜行検出部140に入力を行うものであってもよい。
また、文書検知センサは、第9図に示されるように、搬
送路40を横断するようにセンサを配列した文書検知セ
ンサアレー138を用いることもできる。この場合も上
記と同様に、配列されたセンサの中から文書幅に対応し
た文書検知センサ138−1,138−2あるいは13
8−3゜138−4を適宜選択することによって斜行を
正確かつ容易に検出できるとともに、それ以外のセンサ
を選択することによって多様な文書幅に対応可能であり
、検出する斜行角を変更することも可能である。
なお、第10図の文書読取装置における斜行検出装置の
設置位置は、例えば上記第1実施例と同様にフィードロ
ーラ56の後、あるいは入側文書センサ68の両側部に
設置するようにしたがこれに限定されない。また、文書
読取装置の文書読取動作については、第1実施例の場合
と同様であるので重複説明を省略する。
以上述べたように、本実施例の斜行検出装置は、斜行文
書の検出が容易かつ正確に行えるとともに瞬時に斜行が
検出できるため、文書読取装置などでは文書の流れに影
響しない適切な斜行文書の処理を行って読取り不良のな
い確実な文書読取りを行うことができる。さらに、従来
は斜行文書の通過時間差を測定するとともに、これに基
づいて演算を行う演算装置が別に必要であったが、上記
実施例ではこれが不要となり安価な装置で実施すること
が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の斜行検出装置によれば、
2個のエリアセンサの出力値を比較して出力値の差が一
定値以上の場合を斜行とすることにより、斜行文書の検
出が正確かつ容易に迅速に行えるとともに、安価な装置
でこれを実現することができる。
また、所定角度以上に斜行した文書が通過する位置に文
書検知センサを設けて、その文書検知センサが文書を検
知した場合を斜行とすることにより、斜行文書か正確か
つ容易に迅速に検出できるとともに、安価な装置でこれ
を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は面タ
イプセンサの斜視図、 第3図はラインタイプセンサの斜視図、第4図は集光機
構を有するエリアセンサの斜視図、 第5図(A)〜(C)は2個のエリアセンサの出力波形
図と差出力の波形図、 第6図は静電容量センサの斜視図、 第7図は静電容量センサの原理説明図、第8図は本発明
の他の実施例を示す平面図、第9図は文書検知センサア
レーを用いた例を示す平面図、 第10図は本実施例の斜行検出装置が装着された文書読
取装置の断面図である。 10.12・・・・・・エリアセンサ 14・・・・・・・・・・・・比較回路16・・・・・
・・・・・・・面発光素子18・・・・・・・・・・・
・光 20・・・・・・・・・・・・面タイプフォトセンサ2
2・・・・・・・・・・・・文書 24・・・・・・・・・・・・ラインタイプ発光素子2
6・・・・・・・・・・・・ラインタイプフォトセンサ
40・・・・・・・・・・・・搬送路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文書の搬送路に設けられ、文書の搬送方向と直角
    方向に2つの所定領域を設定し、各所定領域内に掛かる
    文書面の割合に応じた出力値をそれぞれ出力する2個の
    エリアセンサと、 該2個のエリアセンサからそれぞれ出力される出力値同
    士を比較する比較回路と、 を備え、前記2個のエリアセンサからの出力値の差が一
    定値以上となった場合に斜行文書として検出することを
    特徴とする斜行検出装置。
  2. (2)文書の搬送路に設けられ、搬送される各文書幅の
    文書が所定角度以上に斜行した場合にのみ通過する位置
    にそれぞれ配置された文書の通過の有無を検知する文書
    検知センサと、 搬送される文書の文書幅に応じて前記文書検知センサの
    選択を行い、該選択された文書検知センサの出力状況を
    監視する斜行検出部と、 を備え、前記斜行検出部で選択された前記文書検知セン
    サが文書を検知することによって搬送文書の斜行を検出
    することを特徴とする斜行検出装置。
JP14949990A 1990-06-06 1990-06-06 斜行検出装置 Pending JPH0441348A (ja)

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