JPH06308628A - 原稿撮影台装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送原稿が反射原稿か透過原稿かに応じて最
適の照明を行って原稿像をカメラ等で鮮明に撮像するこ
とができる原稿撮影台装置を得る。 【構成】 原稿片を支持する透明な支持台と、給送系か
ら送り込まれる原稿片を支持台上に取り込むと共に排出
系へ送り込むため給送系から排出系への方向に延在し、
かつ該給送系から排出系への方向に対して直交方向に分
離して配置された一対の搬送移動体と、支持台に取り込
まれる原稿片が透過照明すべき透過原稿片であるときに
第１の信号を生じる検出手段と、透過原稿片を照明する
ために、一対の搬送移動体の中間に且つ支持台の下方に
配置された第１照明手段と、第１照明手段により照明さ
れた透過原稿片の画像を撮像する撮像手段とを備え、検
出手段が第１の信号を生じたときのみ第１照明手段が透
過原稿片を照明する原稿撮影台装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば搬送系によって
所定位置まで原稿を送り、照明系によって前記原稿を照
明すると共に、該原稿の原稿像をカメラ等で撮像するた
めに用いられる原稿撮影台装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の原稿撮影台装置では、一般的に、
給送口から送り込まれた原稿をモータと連動して回転駆
動されるローラー上に架け渡したベルト上に載せて照明
台の予め定められた位置まで搬送し、該照明台上に支持
された原稿の原稿像を照明装置による照明のもとにカメ
ラ等の撮像装置で撮影した後に、再び前記ベルトで排出
口まで搬送し、前記原稿を排出している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の原稿撮影台装置においては、ローラー上に架け渡し
たベルトが、原稿を支持する照明台の全面を覆って架け
渡された構造となっているため、搬送した原稿の像をカ
メラ等の撮像装置で撮像する場合において、装置内に取
り込んだ原稿が、反射照明によってその原稿像をとらえ
られるべき原稿（以下、反射原稿と称す。）である場合
には問題ないが、例えばレントゲン写真のように透過照
明によってその原稿像をとらえられるべき原稿（以下、
透過原稿と称す。）である場合には、反射照明光では原
稿の透明部を介してベルト面がカメラ等の撮像装置に撮
像されてしまうという問題点があった。

【０００４】また、原稿の背面からの透過照明ではベル
トが邪魔になり、結局透過原稿については原稿像をカメ
ラ等の撮像装置で鮮明に撮像することができないという
問題点があった。

【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、搬送される原稿が反射原稿または透過原稿のいず
れであっても、それぞれに応じて最適の照明を行ってカ
メラ等の撮像装置で原稿像を鮮明に撮像することができ
る原稿撮影台装置を得ることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の原稿撮
影台装置は、上記目的を達成するために、単葉原稿片を
平面上に支持する透明な支持台（１２、２１）と、給送
系（１Ａ）から送り込まれる前記原稿片を前記支持台上
に取り込むと共に排出系（１Ｂ）へ送り込むため給送系
から排出系への方向に延在し、かつ該給送系から排出系
への方向に対して直交方向に分離して配置された一対の
搬送移動体（２、３、４）と、前記支持台に取り込まれ
る前記原稿片が透過照明すべき透過原稿片であるときに
第１の信号を生じる検出手段（８）と、前記透過原稿片
を照明するために、前記一対の搬送移動体の中間に且つ
前記支持台の下方に配置された第１照明手段（６）と、
前記第１照明手段により照明された透過原稿片の画像を
撮像する撮像手段（１５）とを備え、前記検出手段
（８）が前記第１の信号を生じたときのみ前記第１照明
手段（６）が前記透過原稿片を照明することを特徴とす
るものである。

【０００７】請求項２に記載の原稿撮影台装置では、請
求項１に記載の原稿撮影台装置において、前記一対の搬
送移動体（２、３、４）の相互間隔距離を可変調整する
幅調整手段（５）を更に含むことを特徴とするものであ
る。

【０００８】請求項３に記載の原稿撮影台装置では、請
求項１に記載の原稿撮影台装置において、前記一対の搬
送移動体（２、３、４）は、エンドレスベルト（４）を
含むことを特徴とするものである。

【０００９】請求項４に記載の原稿撮影台装置では、請
求項１に記載の原稿撮影台装置において、前記支持台に
取り込まれる前記原稿片が反射照明すべき原稿片である
ときに第２の信号を生じる検出手段（８）と、前記反射
原稿片を照明するために、前記支持台の上方に設置され
た第２照明手段（１４）とを備え、前記検出手段（８）
が前記第２の信号を生じたときのみ前記第２照明手段
（１４）が前記反射原稿片を照明し、前記撮像手段（１
５）が前記第２照明手段により照明された反射原稿片の
画像を撮像することを特徴とするものである。

【００１０】

【作用】上記のように構成された本発明の原稿撮影台装
置では、給送系から送り込まれる原稿片が透過照明すべ
き原稿片であるときには検出手段より第１の信号が発せ
られると共に、前記原稿片が照明台の前記原稿片の搬送
方向と直交する方向の両側端部に設けられた一対の搬送
移動体によって前記照明台上の予め定められた位置まで
搬送される。そして、前記検出手段から第１の信号が発
せられた場合には、前記照明台上の原稿片は前記一対の
搬送移動体の間隙より照明手段によって透過照明され
る。尚、前記一対の搬送移動体は、例えばエンドレスベ
ルトで構成できる。

【００１１】また、給送系から送り込まれる原稿片が反
射照明すべき原稿片であるときには前記検出手段より第
２の信号が発せられ、前記一対の搬送移動体によって原
稿片が前記照明台上の予め定められた位置まで搬送され
ると、前記検出手段からの第２の信号によって前記照明
手段と別個の照明手段から前記原稿片に向って反射照明
光が照射される。

【００１２】尚、前記検出手段は、例えば照明台の入口
近傍で通過する原稿片の光透過度を検出する光電検出器
によって構成でき、検出器への透過光量が予め設定され
た閾値より大きければ第１の信号を、小さければ第２の
信号を出力するようにすれば良い。

【００１３】従って、給送系から送り込まれる原稿片
が、透過照明すべき原稿片である場合には照明台側から
前記原稿片に向って透過照明が行われ、一方、原稿片が
反射照明すべき原稿片である場合には反射照明が行われ
るので、どちらの場合でも原稿像をカメラ等の撮像手段
で鮮明に撮像することができる。

【００１４】また、前記一対の搬送移動体は、相互の間
隔距離を可変調整する幅調整手段を更に備えることによ
り、給送系から送り込まれる原稿片の搬送方向と直交す
る方向の原稿幅に対応させることができ、種々の寸法の
原稿片に対して、特に透過照明に際して両側の搬送移動
体が必要以上に間隔を狭くすることなく最適位置にて搬
送を行うことができる。

【００１５】

【実施例】図１は、本発明の一実施例に係る原稿撮影台
装置の全体構成を示す概略側面図である。また、図２
は、図１に示す本発明の一実施例に係る原稿撮影台装置
の要部を示す側面図であり、図３は、図２の平面図であ
る。また、図４は、図１に示す本発明の一実施例に係る
原稿撮影台装置の内部状態を示す説明図である。図１、
図２、図３、図４に示すように本実施例に係る原稿撮影
台装置は、原稿ホルダ１、駆動ローラー２、軸ローラー
３、ソーターベルト４、幅調整装置５、下部ライト６、
幅検出センサ７、光センサ８、位置決めセンサ９、フレ
ーム１０、ガイドレール１１、原稿台１２、上部透明パ
ネル１３、上部ライト１４、カメラ１５、ローラーモー
タ１６より主に構成されている。尚、本装置は、図示し
ていないが、これらの駆動を制御する制御装置と、該制
御装置に制御指令及び制御情報等を与える入力装置を備
えている。

【００１６】原稿ホルダ１は、一方に原稿給紙口１Ａを
有し、他方に原稿排出口１Ｂを有すると共に、内部に幅
検出センサ７を備えている。また、軸ローラー３は、原
稿ホルダ１に接近して配設されると共に、その上面にソ
ーターベルト４が架け渡されている。そして、この軸ロ
ーラー３及びソーターベルト４は、ローラーモータ１６
の駆動によって回転する駆動ローラー２の回転に伴って
回転される。また、駆動ローラー２と軸ローラー３は、
フレーム１０に支持されている。

【００１７】また、光センサ８と原稿台１２は、それぞ
れソーターベルト４よりも下方に配設されており、原稿
台１２の更に下方に下部ライト６及び該下部ライト６と
ほぼ平行に位置決めセンサ９が配設されている。そし
て、幅調整装置５が下部ライト６と位置決めセンサ９の
更に下方に配設されている。

【００１８】また、原稿台１２の上方には、ソーターベ
ルト４を介して上部透明パネル１３が配設されており、
更にその上方には、上部ライト１４とカメラ１５が配設
されている。

【００１９】また、幅調整装置５は、図４に示すよう
に、モータ１７、ねじ切り溝を加工したシャフト１８
Ａ，１８Ｂ、モータ１７とシャフト１８Ａ，１８Ｂとを
接続する接続部１９より主に構成されており、モータ１
７の駆動によってシャフト１８が回転する。また、シャ
フト１８Ａ，１８Ｂは、フレーム１０に形成した雌ねじ
２０（図２参照）と螺合しており、その螺合部分はボー
ルねじで形成されてる。以下、これらの図に基づいて各
部の動作を説明する。

【００２０】先ず、原稿給紙口１Ａより給紙されるべき
原稿は、原稿ホルダ１内の幅検出センサ７によって搬送
方向（図３においてＸ方向）と直交する方向（図３にお
いてＹ方向）の幅（以下、原稿幅と称す。）が検出され
る。この検出結果は、原稿撮影台装置の内部の幅調整装
置５に対する制御指令値として利用される。

【００２１】幅検出センサ７から検出信号が出力される
と、モータ１７は対応した回転角だけシャフト１８Ａ，
１８Ｂを回転し、これによって両側一対のフレーム１０
がガイドレール１１に沿って所定量だけ移動することに
より、フレーム１０間のＹ方向間隔が幅検出センサ７に
よって検出された原稿幅にセットされる。

【００２２】尚、本実施例の幅調整装置５では、一体の
シャフト１８Ａ，１８Ｂが接続部１９を境にして逆ねじ
に加工してあるので、シャフト１８Ａ，１８Ｂが一体に
回転すると、接続部１９の両側で一対のフレーム１０の
Ｙ方向間隔が中心位置を変えずに変化するが、シャフト
１８Ａ，１８Ｂを互いに独立したシャフトとし、一方の
シャフトのみを回転して、その回転するシャフトと接続
されている片側のフレームのみを移動させることにより
フレーム１０間のＹ方向間隔を変化させてもよい。従っ
て、幅検出センサ７から出力した検出信号に基づいてモ
ータ１７が駆動されると、シャフト１８Ａ，１８Ｂが回
転すると共に、ガイドレール１１に沿って軸ローラー３
上に架け渡された一対のソーターベルト４の間隔が原稿
幅に合わされる。

【００２３】また、幅調整装置５の駆動とほぼ同時に、
軸ローラー３上に架け渡されたソーターベルト４が回転
し始める。軸ローラー３はガイドレール１１と同心上に
フレーム１０に軸支されており、ソーターベルト４は、
モータ１６の駆動により回転する駆動ローラー２の回転
に伴って回転するようになっている（図２、図３参
照）。

【００２４】ソーターベルト４が回転すると、原稿が送
られ、その先端が光センサ８上を通過すると、光センサ
８は送られてきた原稿が反射原稿であるか、透過原稿で
あるかを検出する。光センサ８によって、原稿が透過原
稿であると検出された場合には、この検出結果によって
下部ライト６が点灯されると共に上部ライト１４が消灯
状態に保たれる。また、送られてきた原稿が反射原稿で
あると光センサ８が検出した場合には、下部ライト６が
消灯状態に保たれると共に、上部ライト１４が点灯され
る。

【００２５】その後、原稿は原稿幅に合致した一対のソ
ーターベルト４に載せられた状態で、原稿台１２上に送
られるが、この間、原稿の先端位置は複数配列された位
置決めセンサ９によって逐次検知され、原稿が原稿台１
２の予めセットされた位置（例えば原稿の長さ寸法に応
じていずれかの位置決めセンサ９を指定し、指定された
位置決めセンサ９から先端検知信号が得られたときの原
稿位置）まで送られると、ソータベルト４の回転を停止
するために、モータ１６の駆動が停止される。

【００２６】従って、送られてきた原稿が、透過原稿で
ある場合には、ソーターベルト４に載せられてきた原稿
が原稿台１２上の所望の位置に停止されると、該原稿台
１２内の下部ライト６によって原稿の背面から照明光が
照射され、前記原稿の像を透過照明光によって照明し、
カメラ１５により撮像することができる。また、送られ
てきた原稿が、反射原稿である場合には、ソーターベル
ト４に載せられてきた原稿が原稿台１２上の所望の位置
に停止されると、該原稿台１２の上方には移設された上
部ライト１４によって原稿の上面から照明光が照射さ
れ、前記原稿の像を反射照明光によって照明し、カメラ
１５により撮像される。

【００２７】原稿の像がカメラ１５によって撮像される
と、再びモータ１６が駆動され、ソーターベルト４の回
転により、該ソーターベルト４上の原稿が、原稿排出口
１Ｂへ排出される。

【００２８】また、図５は、本発明に係る自動給紙装置
の別の実施例を示す要部側面図である。第１の実施例と
違う点は、第１の実施例ではソータベルト４が下部ライ
ト６を内側に囲むように軸ローラー３に架け渡されてい
るが、第２の実施例では、ソーターベルト４の外部に配
置されていることにある。尚、第２の実施例において、
原稿台はガラス板２１によって形成されており、このガ
ラス板２１の両側部はソータベルト４が撓まないように
ソーターベルト４の内側に進入してソーターベルト４下
面を支持している。この第２の実施例に係る自動給紙装
置の動作については第１の実施例と同様であるため、説
明は省略する。

【００２９】以上に示した第１、第２の実施例におい
て、比較的細幅の原稿を例えば２枚同時に並進させる場
合には、例えば図３において一対のソーターベルト４の
間に、更に別の細幅ソーターベルトを設けて同期駆動す
るようにしても良い。これにより、一度に２枚の原稿を
並進状に供給することができ、従って、例えば医療研究
等の発表でレントゲン写真を用いる場合、患者の入院当
初の状態を示す写真と、入院後の経過状態を示す写真と
を同時に供給して比較撮影を行うことができる。

【００３０】また、図１において示した原稿給紙口１Ａ
と、原稿排出口１Ｂはどちらを給紙口または排出口とし
ても良く、この場合、原稿の搬送方向に応じてソーター
ベルト４の回転が逆になるようにモータ１６の駆動を制
御すればよい。

【００３１】また、以上述べた各実施例では、原稿を原
稿台１２又はガラス板２１上に搬送移動体をソーターベ
ルトによって構成した場合を示したが、搬送移動体とし
てはこれに限らず、例えば複数のローラーを連設して構
成しても良い。

【００３２】更に、図示の各実施例では、搬送した原稿
が原稿台１２又はガラス板２１上で湾曲しないように上
部透明パネル１３を設置したが、該上部パネル上に立体
物等を置いて、カメラ１５によって撮像することもでき
る。

【００３３】

【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、給送系か
ら送り込まれる原稿片が、透過照明すべき原稿片である
場合には照明台側から前記原稿片を透過照明することが
でき、また、反射照明すべき原稿片である場合には反射
照明することができるので、どちらの場合でも原稿に応
じた自動的な照明の切り換えによって撮像装置で鮮明な
撮像を行うことができるという効果がある。

【００３４】また、前記一対の搬送移動体に該搬送移動
体の相互間隔距離を可変調整する幅調整装置を更に備え
ることにより、給送系から送り込まれる原稿片の搬送方
向と直交する方向の原稿幅に対応させることができ、種
々の寸法の原稿片に対して透過照明に充分な間隔をあけ
た状態で搬送を行うことができるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る原稿撮影台装置の構成
を示す概略側面図である。

【図２】図１に示す本発明の一実施例に係る原稿撮影台
装置の要部を示す側面図である。

【図３】図１に示す本発明の一実施例に係る原稿撮影台
装置の要部を示す平面図である。

【図４】図１に示す本発明の一実施例に係る原稿撮影台
装置の内部状態を示す説明図である。

【図５】本発明に係る原稿撮影台装置の別の実施例を示
す要部側面図である。

【符号の説明】

１：原稿ホルダ １Ａ：原稿給紙口 １Ｂ：原稿排出口 ２：駆動ローラー ３：軸ローラー ４：ソーターベルト ５：幅調整装置 ６：下部ライト ７：幅検出センサ ８：光センサ ９：位置決めセンサ １０：フレーム １１：ガイドレール １２：原稿台 １３：上部透明パネル １４：上部ライト １５：カメラ １６：ローラーモータ １７：モータ １８Ａ：シャフト １８Ｂ：シャフト １９：接続部 ２０：雌ねじ ２１：ガラス板

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 単葉原稿片を平面上に支持する透明な支
   持台と、 給送系から送り込まれる前記原稿片を前記支持台上に取
   り込むと共に排出系へ送り込むため給送系から排出系へ
   の方向に延在し、かつ該給送系から排出系への方向に対
   して直交方向に分離して配置された一対の搬送移動体
   と、 前記支持台に取り込まれる前記原稿片が透過照明すべき
   透過原稿片であるときに第１の信号を生じる検出手段
   と、 前記透過原稿片を照明するために、前記一対の搬送移動
   体の中間に且つ前記支持台の下方に配置された第１照明
   手段と、 前記第１照明手段により照明された透過原稿片の画像を
   撮像する撮像手段とを備え、 前記検出手段が前記第１の信号を生じたときのみ前記第
   １照明手段が前記透過原稿片を照明することを特徴とす
   る原稿撮影台装置。
2. 【請求項２】 前記一対の搬送移動体の相互間隔距離を
   可変調整する幅調整手段を更に含むことを特徴とする請
   求項１に記載の原稿撮影台装置。
3. 【請求項３】 前記一対の搬送移動体は、エンドレスベ
   ルトを含むことを特徴とする請求項１に記載の原稿撮影
   台装置。
4. 【請求項４】 前記支持台に取り込まれる前記原稿片が
   反射照明すべき原稿片であるときに第２の信号を生じる
   検出手段と、 前記反射原稿片を照明するために、前記支持台の上方に
   設置された第２照明手段とを備え、 前記検出手段が前記第２の信号を生じたときのみ前記第
   ２照明手段が前記反射原稿片を照明し、前記撮像手段が
   前記第２照明手段により照明された反射原稿片の画像を
   撮像することを特徴とする請求項１に記載の原稿撮影台
   装置。