JPH09579A - 介護用リフタ - Google Patents

介護用リフタ

Info

Publication number
JPH09579A
JPH09579A JP15657895A JP15657895A JPH09579A JP H09579 A JPH09579 A JP H09579A JP 15657895 A JP15657895 A JP 15657895A JP 15657895 A JP15657895 A JP 15657895A JP H09579 A JPH09579 A JP H09579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifter
hook
belt
rail
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15657895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963967B2 (ja
Inventor
Kiyotaka Kimura
清隆 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP15657895A priority Critical patent/JP3963967B2/ja
Publication of JPH09579A publication Critical patent/JPH09579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3963967B2 publication Critical patent/JP3963967B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鴨居の存在により天井のレールが連続して設
けられない部分を被介護者が通過できるようにする。 【構成】 鴨居13を挾んで設けられたレール1a,1
bにフック4a,4bを有する台車3a,3bを設ける
とともに鴨居13の近傍にフック17を有する固定ベル
ト16を吊るし、吊りベルト9を介して被介護者10を
吊るためのリフタ本体8には巻き取りと巻き戻しが可能
なフック6付きのベルト7と固定フック18とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は介護用リフタに関し、鴨
居部分の通過を容易に行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】介護用リフタの基本的な構成を図7に示
す。図のように家屋の天井の近傍にレール1が敷設され
ており、レール1の内部に4つの車輪2を介して移動自
在に設けられた台車3からフック4を有するベルト5が
吊り下げられている。フック4にはフック6を有するベ
ルト7を介してリフタ本体8が吊り下げられ、リフタ本
体8に2本の吊りベルト9等を介して被介護者10が吊
り上げられる。リフタ本体8内には図示しないバッテリ
とモータが収容されており、モータによって駆動され図
示しないドラムでベルト7を巻き取ったり巻き戻したり
することによりリフタ本体8と共に被介護者10を昇降
させることができる。なお、11はリフタ本体8を昇降
させるためのペンダントスイッチとリフタ本体8とをつ
なぐケーブルである。
【0003】斯かる介護用リフタでは、介護者が被介護
者10を吊りベルト9上に載せたのちに2人のうちのい
ずれかがペンダントスイッチを操作してリフタ本体8と
共に被介護者10を吊り上げ、その後に介護者が被介護
者10を押してレール1に沿って移動させる。
【0004】レール1は天井近傍に設置されるため、鴨
居の部分では鴨居を切り欠いてレールを設置したり、あ
るいは図8のようにして鴨居部分を通過できるように構
成している。即ち、以下のようになっている。本体8に
は、レバー12が実線で示すAの位置にあるときはペン
ダントスイッチの操作により巻き取り又は巻き戻しされ
るベルト7aと、仮想線で示すBの位置にあるときは同
様にして動くベルト7bとの2本のベルトが設けられて
いる。そしてレール1aに沿って図中の右から左へリフ
タ本体8が移動して鴨居13にさしかかると、レバー1
2をAの位置からBの位置へ倒してペンダントスイッチ
によりベルト7bを巻き戻して長くし、フック6bをフ
ック4bに掛ける。その後、ベルト7bを巻き取って短
くしたあとレバー12をAの位置へ戻してベルト7aを
巻き戻して長くし、リフタ本体8が鴨居13を通過して
ベルト5bの下方へ移動してベルト7aにたるみが生じ
たらフック4aからフック6aを外す。以上の作業によ
り、リフタ本体8はレール1aからレール1bへ移動す
ることができる。なお、14は吊りベルトを掛けるため
のフックである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、鴨居を切り
欠くと、切り欠く作業に多くの労力が必要になるだけで
なく、その後に介護用リフタが不要になったときに鴨居
を再生することができないことから都合が悪い。また、
図8のように介護用リフタを構成すると、2本のベルト
を個別に巻き取ったり巻き戻したりすることからリフタ
本体の構造が複雑になってコストが高くなるだけでな
く、レバーを切り換えてベルト長を操作するため、操作
が複雑になる。
【0006】そこで本発明は、斯る課題を解決した介護
用リフタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、鴨居により分割された状態で天井の
近傍に敷設した第一,第二レールの端部どうしを接近し
て配置し、夫々のレールにはレールに沿って移動自在な
第一,第二台車を設けるとともに夫々の台車に着脱手段
を設けて第一,第二レールの相互に接近する端部へ移動
させたときの第一,第二台車の間には下端に着脱手段を
有する固定索状部材を吊る一方、被介護者を吊り下げる
ための吊り手段を有するリフタ本体には上方への引き出
し及び巻き取りが可能であって先端には前記着脱手段と
係合させるための着脱手段を有する移動索状部材を設
け、リフタ本体の上面にも着脱手段を設けたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】一方のレール上の台車からリフタ本体の移動索
状部材を介してリフタ本体が吊り下げられている状態よ
り固定索状部材をリフタ本体に結合し、移動索状部材を
たるませると、リフタ本体は固定索状部材に吊り下げら
れた状態になる。
【0009】次に、移動索状部材を他方のレール上の台
車に結合して移動索状部材を短くすると、リフタ本体は
他方のレール上の台車に吊り下げられた状態になって固
定索状部材がたるむ。最後に固定索状部材をリフタ本体
から切り離せばよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来の介護用リフタ
の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一
符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
【0011】本発明による介護用リフタの構成を、図1
に示す。図のように、鴨居13によって分割される同一
直線に沿って、レール1aとレール1bとが天井の近傍
に敷設されている。そして、レール1aに沿って移動自
在な台車3aにはフック4aが設けられ、レール1bに
沿って移動自在な台車3bにはフック4bが設けられて
いる。このほか、台車3a,3bが鴨居13の近傍に位
置するときの台車3aと台車3bとの間には、レール1
aから吊り下げたようにして固定索状部材としての固定
ベルト16が設けられ、固定ベルト16の下端にフック
17が設けられている。
【0012】一方、リフタ本体8には図示しないモータ
で駆動されるドラムに巻回した状態の単一の可動索状部
材としてのベルト7が設けられるとともにその一端が上
方に向かって引き出され、その先端にはフック6が取り
付けられている。そして、本発明ではベルト7の引き出
し口の横にリフタ本体8に固定した状態で固定フック1
8が設けられている。リフタ本体8におけるその他の構
成は従来と同じなので、説明を省略する。
【0013】次に、斯かる介護用リフタの作用を説明す
る。鴨居13を越えてレール1bからレール1aへリフ
タ本体8を移動させるには、以下のようにして行う。図
1のように、被介護者10と共にリフタ本体8を吊るし
た台車3bをレール1bの端部まで移動させたら、図2
に示すように固定ベルト16のフック17を引き寄せて
リフタ本体8の固定フック18に引っ掛ける。次に、ペ
ンダントスイッチを操作してベルト7をリフタ本体8か
ら引き出す。すると、図3に示すようにリフタ本体8は
鴨居13を通過して右下へ移動し、固定ベルト16のみ
で吊り下げられた状態になる。このときベルト7はたる
みが生じるので、フック6をフック4bから外して図4
のようにフック4aに引っ掛ける。このあとは、ベルト
7をリフタ本体8の中へ巻き戻すと、図5に示すように
リフタ本体8が右上へ移動して台車3aのみに吊り下げ
られた状態となる。従って、この状態でフック17を固
定フック18から外せばリフタ本体8は固定ベルト16
から開放されることになり、リフタ本体8をレール1a
に沿って移動させることができる。
【0014】次に、リフタ本体8の他の実施例を図6に
示す。この実施例は、固定フック18をピン18bを介
して回動自在に固定軸18aに取り付けたものである。
このほか、リフタ本体8の両側にはリフタ本体8を運搬
する際に作業者がリフタ本体8を持ち上げるための取手
19が設けられ、取手19に吊りベルトを引っ掛けるた
めのフック14が取り付けられている。取手19を設け
たのは、リフタ本体8が約10kgもあって重く、リフ
タ本体8をレール1a,1bから取り外して移動させる
場合に作業性がよいからである。
【0015】なお、本実施例では索状部材としてベルト
を用いたがワイヤ等であってもよい。また、固定索状部
材としての固定ベルト16をレール1aに固定したが、
レール1bに固定してもよく、あるいは鴨居13や鴨居
13の近傍に固定してもよい。更に、着脱手段としては
閉じた形状のフックと開口部のある形状のフックとが係
合するように設定したが、開口部のある形状のものどう
しの組み合わせにしてもよく、あるいはフックに限らず
ワンタッチで着脱できる構造のものなら何でもよい。ま
た更に、吊り手段としては吊りベルトを用いたものに限
定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よる介護用リフタによれば鴨居を挾んで相互に接近した
位置へ移動させた第一,第二台車の間に着脱手段を有す
る固定索状部材を設ける一方、リフタ本体にも着脱手段
を設けたので、鴨居を切り欠くことなく容易にレールを
敷設することができる。また、従来のようにリフタ本体
に巻き取りと巻き戻しが可能な索状部材を2本も設ける
必要がないので、リフタ本体の構造が簡単になりかつコ
スト安になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による介護用リフタの実施例を示す説明
図。
【図2】本発明による介護用リフタの実施例を示す説明
図。
【図3】本発明による介護用リフタの実施例を示す説明
図。
【図4】本発明による介護用リフタの実施例を示す説明
図。
【図5】本発明による介護用リフタの実施例を示す説明
図。
【図6】本発明による介護用リフタの実施例におけるリ
フタ本体の他の実施例に係り、(a)は平面図、(b)
は正面図、(c)は右側面図。
【図7】従来の介護用リフタの構成図。
【図8】従来の介護用リフタの作用説明図。
【符号の説明】
1a,1b…レール 3a,3b…台車 4a,4b,6,17…フック 7…ベルト 8…リフタ本体 9…吊りベルト 10…被介護者 13…鴨居 16…固定ベルト 18…固定フック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鴨居により分割された状態で天井の近傍
    に敷設した第一,第二レールの端部どうしを接近して配
    置し、夫々のレールにはレールに沿って移動自在な第
    一,第二台車を設けるとともに夫々の台車に着脱手段を
    設けて第一,第二レールの相互に接近する端部へ移動さ
    せたときの第一,第二台車の間には下端に着脱手段を有
    する固定索状部材を吊る一方、 被介護者を吊り下げるための吊り手段を有するリフタ本
    体には上方への引き出し及び巻き取りが可能であって先
    端には前記着脱手段と係合させるための着脱手段を有す
    る移動索状部材を設け、リフタ本体の上面にも着脱手段
    を設けたことを特徴とする介護用リフタ。
JP15657895A 1995-06-23 1995-06-23 介護用リフタ装置 Expired - Fee Related JP3963967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15657895A JP3963967B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 介護用リフタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15657895A JP3963967B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 介護用リフタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09579A true JPH09579A (ja) 1997-01-07
JP3963967B2 JP3963967B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=15630832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15657895A Expired - Fee Related JP3963967B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 介護用リフタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3963967B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3666241A1 (en) * 2018-12-11 2020-06-17 Liko Research & Development AB Subject lift transfer assemblies and methods for operating the same
KR20210121642A (ko) * 2020-03-31 2021-10-08 한경환 환자용 호이스트

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3666241A1 (en) * 2018-12-11 2020-06-17 Liko Research & Development AB Subject lift transfer assemblies and methods for operating the same
US11542128B2 (en) 2018-12-11 2023-01-03 Liko Research & Development Ab Subject lift transfer assemblies and methods for operating the same
KR20210121642A (ko) * 2020-03-31 2021-10-08 한경환 환자용 호이스트

Also Published As

Publication number Publication date
JP3963967B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09579A (ja) 介護用リフタ
EP3590483B1 (en) Sling bars for lifting systems
JP2003180009A (ja) 電線の移線工法
JPH08130990A (ja) ビニールハウス用ビニールシート展張台車及び台車引き上げ用吊具
JPH07315212A (ja) ケーブル鉄道用の救難車およびこの救難車の昇降方法
JPH05319746A (ja) エレベーターかごの前だれ装置
JPS6439371U (ja)
KR200388601Y1 (ko) 비닐하우스용 손수레
JP4832632B2 (ja) 軌道走行車両
JP2811279B2 (ja) 作業用ゴンドラ
JPS6312152Y2 (ja)
JP2004089427A (ja) 介護用リフト
US1765408A (en) Crane
JP2915761B2 (ja) 立体駐車装置のメンテナンス用ゴンドラ装置およびその装着方法
JPH0520773Y2 (ja)
JPH05330781A (ja) ツインフックの脱索機構
JPH079543Y2 (ja) ケーブル延線用金車
TW202302022A (zh) 具升降裝置之隔簾
JP2001067031A (ja) 幕体吊下装置
JPS5816933A (ja) 貨物車の荷役装置
JP2001224631A (ja) 車 両
JP2002154767A (ja) 吊具付階段昇降機
JPH0615965Y2 (ja) 天井収納式走行クレーン設備
JPH0585680A (ja) エレベータのガイドレール用吊り上げ装置
JPH0630784Y2 (ja) リフト車の信号ケーブル取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041028

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041209

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070523

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees