JPH09578U - 欠陥を迂回する回路 - Google Patents

欠陥を迂回する回路

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JPH09578U JP011819U JP1181996U JPH09578U JP H09578 U JPH09578 U JP H09578U JP 011819 U JP011819 U JP 011819U JP 1181996 U JP1181996 U JP 1181996U JP H09578 U JPH09578 U JP H09578U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ記憶装置で欠陥が検出されたときに並
列メモリデータ構造のアレイをスイッチングする回路を
提供する。 【解決手段】 メモりアレイで欠陥が生じたときに、そ
の欠陥を迂回させる冗長回路を元のアレイと並列にわず
かに2列の並列アレイだけですむようにした。その冗長
アレイと元来のアレイとをトグルスイッチで接続する。
すなわち、メモリのアレイに欠陥が生じると、トグルス
イッチが「フリップ」して、隣接する経路にカスケード
方式で接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、集積回路チップにおける欠陥の影響を最小限に抑える方法及び装置 に関し、特に、本考案は高度並列メモリ構造で冗長を実現する。
【0002】
【従来の技術】
高速中央処理装置の場合、メモリ記憶装置との間でデータを転送し合うために 32ビットバス又は64ビットバスなどの並列データ経路を用いることはきわめ て一般的になっている。同様に、多くのメモリ記憶装置は、超大規模集積(VL SI)回路に行と列から成る矩形状のアレイとして編成された複数の半導体メモ リを含む。1つの行と1つの列との交差は「セル」と呼ばれる記憶素子を形成す る。各セルは2進ビットの1つのデータを記憶することができる。セルの行又は 列にデータを書込むか又はそこからデータを読み取るために、セルの各行又は各 列にアドレスを割り当てる。アドレスへのアクセスは、書込み動作又は読取り動 作のために1つの行又は列を選択するアドレス復号器への入力として提示される 2進符号化アドレスにより行われる。半導体メモリが一層高密度になるに従って 、所望の経路のいずれかを通るデータの流れを妨げる又は悪化させるおそれのあ る欠陥がセルのアレイに現れる確率は高くなる。
【0003】 半導体メモリの欠陥は集積回路の製造中、包装中、そして現場での動作中に起 こる。欠陥といわれるものの中には、ウェハの欠陥,酸化物の欠陥,メタライズ の欠陥,相互接続部の欠陥,汚染による欠陥,意図しない接続又は接続の欠落, 接点の欠落又は余分の接点の存在などがある。本考案の説明を無用に混乱させる のを避けるため、1ビット分のデータに対応するデータ経路に影響を及ぼす欠陥 を「開放」欠陥といい、2ビット以上のデータの経路に影響を及ぼす欠陥を「短 絡」欠陥という。
【0004】 オンチップ冗長は、欠陥による影響を受けるデータ経路の本来のアドレスを維 持しつつ、欠陥のあるデータ経路を迂回するための集積回路上の冗長素子の構成 である。冗長は、メモリ記憶装置などのVLSI回路に存在する欠陥を克服する 目的でも使用される。さらに、冗長は感度の高い適用用途(たとえば、スペース シャトルのバックアップコンピュータ)においてコンピュータの信頼性を向上さ せるため、又はシステムのダウン時間を短縮するためにも採用される。その結果 、オンチップ冗長は歩留まりを向上させるばかりではなく、集積回路の信頼性を も改善する。
【0005】 従来、オンチップ冗長はデータ経路の各列又は各行に配置されるラッチ又はレ ーザーザッピング可能な(laser zappable)ヒューズによって実 現されていた。ラッチは揮発性であり、欠陥により影響を受けるセルを識別する 情報を半導体メモリの外部にある記憶装置、たとえば、ディスクに記憶すること を必要とするので、パワーオンの時点で、欠陥の有無についてシステム全体を試 験する必要はない。
【0006】 レーザーザッピング可能なヒューズは、物理的には、CMOS回路で2つの方 法のいずれか一方によって実現される。ヒューズが「ノーマリクローズ」してい るならば、選択的レーザーザッピングにより開成できるポリシリコンヒューズに よりヒューズを形成するのが普通である。ヒューズが「ノーマリオープン」して いるのであれば、「ノーマリクローズ」レーザーザッピング可能ヒューズにより ゲート電圧が制御されるNMOSトランジスタ又はPMOSトランジスタによっ てヒューズを形成するのが普通である。
【0007】 データ経路の列又は行ごとにラッチ又はレーザーザッピング可能なヒューズを 使用すると、技術的な制約が加わる。詳細にいえば、ヒューズが「ザッピング」 されるときの周囲の回路の損傷を避けるために、各ヒューズと他のヒューズ又は 他の無関係の回路との間に相当に広いスペースを設けておかなければならない。 ヒューズのために領域を追加しなければならないという状況は、一般に、メモリ アレイで本来要求されるスペースを狭くしなければならないという条件とは矛盾 する。32ビット又は64ビットデータ経路が一般に広く利用されているが、そ のような幅の広い語の計算に適用可能であることから、いくつかの付加的な問題 が起こる。単一の冗長アレイセットでは、2つの隣接するセットに属するアレイ の間の短絡欠陥を補償できない。従って、そのような欠陥を修正するためには少 なくとも2つのセットが必要であろう。さらに、線路の長さが余分に必要であり 且つより大きな寄生キャパシタンスが形成されるために、冗長経路に沿ったデー タ伝送の速度はダウンするおそれがある。場合によっては、幅広語計算装置で、 入力データ経路と出力データ経路の長さは3倍になってしまうこともある。デー タ経路から生じる可変遅延は、メモリアレイ全体の性能を必然的に長さが増した 経路の性能以下にしてしまうため、高性能メモリ記憶装置においてはきわめて望 ましくない。その上に、レーザーザッピング可能なヒューズは不可逆性である。 すなわち、ヒューズは、一度飛ぶと、変更できない。最後に、欠陥が存在してい るセットを選択的に遮断することができるように、ヒューズを各セットと一体に 設置しなければならない。(「A 50ns 16Mb DRAM with 10ns Data Rate」,Digest of Technical Papers,IEEE International Solid−Stat e Circuits Conference,1990年2月,232〜23 3ページを参照。)
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、並列データ構造のアレイ中の開放欠陥及びアレイ間 の短絡欠陥を回避するオンチップ冗長を実現することである。 本考案の別の目的は、全ての冗長アレイの長さが当初のアレイの長さとほぼ等 しくなるようにオンチップ冗長を実現することである。 本考案の別の目的は、ヒューズの数を減少させるために高度並列データ構造に おいてオンチップ冗長を実現することである。 本考案の別の目的は、高度並列メモリデータ構造においてプログラム可能冗長 を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
データ経路又はメモリ記憶装置で欠陥が検出されたときにメモリデータ構造の 並列データ経路のアレイをスイッチングする装置及び方法を開示する。従来は、 レーザーザッピング可能なヒューズに接続する複製アレイを使用して冗長を実現 していた。レーザーザッピング可能なヒューズを使用すると、技術的に限定する 制約が課される。詳細にいえば、ヒューズを「ザッピング」するときの周囲回路 の損傷を回避するために、各ヒューズと他のヒューズ又は他の無関係な回路との 間に相当に広いスペースを設けておかなければならない。本考案は並列メモリデ ータ構造における開放欠陥又は短絡欠陥を修正するために余分の並列アレイを2 つしか使用せず、元来のアレイと比べほぼ一定のアレイ長さによってそれを済ま す。冗長アレイ並びに元来のアレイはトグルスイッチに接続する。1つ又は2つ 以上のデータ経路に開放又は短絡が現れると、その開放又は短絡により影響を受 けるデータ経路に結合するトグルスイッチは「フリップ」して、隣接するデータ 経路をカスケード方式で接続する。トグルスイッチはCMOSアレイの中でNM OSトランジスタ又はPMOSトランジスタによって実現される。従って、本考 案では、データ経路の列又は行ごとにラッチ又はレーザーザッピング可能なヒュ ーズを設ける必要はない。トグルスイッチは、欠陥領域を論理的に復号するか、 又は状態が欠陥に到達したときに停止するシフタを実際に実現するのかいずれか の方法により実現できるポインタレジスタによって制御される。
【0010】 本考案の方法及び装置の目的,特徴及び利点は、以下の本考案の詳細な説明か ら明白になるであろう。
【0011】
【実施形態】
高度並列データ経路又はデータ構造において冗長を実現する装置及び方法を開 示する。好ましい実施形態では、高度並列メモリデータ構造において冗長を実現 する装置及び方法を開示する。以下の説明中、説明の便宜上、本考案をさらに十 分に理解するために、特定の装置、信号及びデータ構造を開示するが、そのよう な特定の詳細な事項がなくとも本考案を実施しうることは当業者には明かであろ う。また、場合によっては、本考案を無用にわかりにくくするのを避けるために 、周知の回路、装置及びデータ構造を示さないこともある。
【0012】 図1は、並列メモリ構造10に接続している1対の4ビット幅データ経路12 及び21を示す。この場合に4ビットのデータ経路を使用するのは単なる例示の ためである。並列メモリ構造10との間でデータを転送し合うために別の幅の語 データ経路を使用しても良いことを理解すべきである。並列メモリ構造10は、 A,B,C及びDから成る単純な「4列」アレイセットを示す。この単純な構成 は、本考案の原理と動作を示すために採用されたものである。さらに、大型のメ モリアレイにも本考案を等しく適用できることは当業者には理解されるはずであ る。さらに、並列メモリ構造における列アレイの利用を同様にあらゆる半導体メ モリの行アレイに適用できる。
【0013】 並列メモリ構造10はスイッチ14,16,18及び20をそれぞれ介して入 力データ経路12に接続している。並列メモリ構造10はスイッチ22,24, 26及び28をそれぞれ介して出力データ経路21にさらに接続している。図示 する通り、入力データ経路12の信号線30はスイッチ14と、スイッチ22と をそれぞれ介して出力データ経路21の信号線38に接続している。入力データ 経路12の信号線32はスイッチ16と、スイッチ24とを介して出力データ経 路21の信号線40に接続するように示されている。同様に、入力データ経路1 2の信号線34はスイッチ18及び26を介して出力データ経路21の信号線4 2に接続するように示されている。最後に、入力データ経路12の信号線36は スイッチ20及び28を介して出力データ経路21の信号線44に接続している 。以上の接続によって、入力データ経路12により並列メモリ構造10にデータ を書込むと共に、出力データ経路21により並列メモリ構造10からデータを読 取ることが可能になる。
【0014】 図2は、スイッチ50,52,54及び56をそれぞれ介して入力データ経路 48に接続する並列メモリ構造46の部分図を示す。尚、並列メモリ構造46と 、データ経路48と、スイッチ50,52,54及び56は図1の上方の部分と 同等である。開放欠陥64は並列メモリ構造46のアレイ58に遮断を生じさせ ていることがわかる。開放欠陥とは、半導体メモリの1つのアレイに影響を及ぼ す欠陥である。図示するように、短絡欠陥66はアレイ60と、アレイ62の破 断を生じさせている。短絡欠陥とは、半導体メモリの2つの以上のアレイに影響 を及ぼす欠陥である。入力データ経路48からアレイ58にデータをチャネリン グしようとすると、いずれも、開放欠陥によって装置が故障する結果となる。同 様に、データ経路48からアレイ60又はアレイ62のいずれかへデータを転送 する試みは、短絡欠陥66によって誤りに終わる。
【0015】 図3は、高度並列メモリ構造で実現された従来の冗長方法を示す。図示するよ うに、並列メモリ構造68はスイッチ72,74,76及び78を介して入力デ ータ経路70に接続している。並列メモリ構造68は同様にスイッチ82,84 ,86及び88を介して出力データ経路80に接続している。信号線90は開放 欠陥91を伴うものとして図示されており、また、並列メモリアレイの信号線9 2及び94は図中符号95で示すように短絡欠陥を伴うものとして図示されてい る。尚、図3の並列メモリ構造と、入力データ経路及び出力データ経路は図2の 概念ブロック線図と同一である。従来の技術では、冗長並列アレイセット96が 並列メモリ構造68と共に備えられている。冗長アレイセットは予備アレイ10 6,108,110及び112から構成されている。冗長アレイセットはスイッ チ98と、スイッチ100とを介して入力データ経路70に接続している。同様 に、冗長アレイセット96はスイッチ102及び104を介して出力データ経路 80に接続している。並列メモリ構造68が欠陥を含まない場合、全てのデータ は入力データ経路70から並列メモリ構造68と、出力データ経路80とを通過 し、冗長アレイセット96はアイドル状態である。当該技術では知られている試 験方法によって開放欠陥91と短絡欠陥95が見出されたときには、スイッチ7 2及び82を遮断し、データを冗長アレイセット96へ転向することにより91 の箇所の開放欠陥を修理するが、その際、短絡部分の上方と下方の点線のスイッ チにより示すように、対応するスイッチ98,100,102及び104はデー タを再び出力データ経路80へ正しく送り出す。並列メモリ構造68の信号線9 2及び94に影響を及ぼす短絡欠陥95を迂回するために、再び冗長アレイセッ ト96を使用して、そこで発見された短絡欠陥を迂回する。すなわち、データは スイッチ98及び100を介して冗長アレイに入力し、同様にスイッチ102及 び104を介して出力データ経路80を通り出力する。
【0016】 図3のスイッチ72,74,76,78,82,84,86,88,98及び 102は、その性質に応じて、次の2つの方法のいずれかによりCMOS回路と して物理的に実現される。すなわち、(1)スイッチがノーマリクローズしてい るならば、選択的レーザーザッピングにより「開成」させることができるポリシ リコンヒューズによってスイッチを形成するのが普通であり、(2)スイッチが ノーマリオープンしているならば、ノーマリクローズのレーザーザッピング可能 ヒューズによりゲート電圧が制御されるNMOSトランジスタ又はPMOSトラ ンジスタによってスイッチを形成するのが普通である。レーザーザッピング可能 ヒューズは高度並列メモリ構造の設計と実現に技術的な制約を課す。詳細にいえ ば、ヒューズがザッピングされるときの周囲の回路の損傷をさけるために、それ ぞれのヒューズと他のヒューズ又は他の関係のない回路との間に相当に広いスペ ースを設けておかなければならない。図3の並列メモリ構造の場合、各列に1つ のヒューズを含めることにより冗長を追加することは可能であろうが、ヒューズ について必要とされる付加的領域は、一般に、メモリ列に本来要求される狭いス ペース条件とは相容れないと考えられる。
【0017】 図3に示す冗長アレイセットは、図示した4列アレイのように相対的に狭いデ ータ経路を有する高度並列メモリアレイを修理するのには妥当な方法である。冗 長アレイセットを使用すると、どのセットにどのような組み合わせの欠陥があっ ても、単純な置き換えによってそれを受け入れることができる。ところが、広く 使用されるようになってきている32ビットや64ビットのアレイなどの大きな 幅の広い語のアレイでは、いくつかの問題が生じる。2つの隣接するセットに属 する線の短絡の場合、1つの冗長アレイセットでそれを補償するのは不可能であ る。従って、2つのセットによりそのような欠陥を修正しなければならないであ ろう。線路が4本のセットについては、8本の冗長線路が必要になると考えられ る。さらに、線路が余分に長くなると共に、さらに大きな寄生キャパシタンスの 影響により冗長経路に沿ったデータ伝送はスピードダウンするおそれがある。冗 長セットの典型的な経路長は幅広語装置の場合の3倍になるであろう。高性能メ モリ素子では、アレイ全体の性能を必然的に長さが拡張された経路の性能以下に 落としてしまうデータ経路の可変遅延はきわめて望ましくない。最後に、欠陥が 存在しているセットを選択的に遮断することができるように、セットごとにヒュ ーズを一体に設けなければならない。
【0018】 図4は、本考案の好ましい実施形態を示す概念ブロック線図である。並列メモ リ構造114が2つの余分のアレイ136及び142と共に示されている。メモ リ構造114の個々のメモリアレイは1本の線路として示されているが、当該技 術では良く知られているように、1つのメモリアレイを2本以上の線路から構成 しても良い。1本ずつの線路は、本考案の理解を簡単にするために採用したにす ぎない。並列メモリ構造114はスイッチ118,120,122及び124を それぞれ介して入力データ経路116に接続している。並列メモリ構造114は トグルスイッチ128,130,132,及び134をそれぞれ介して出力デー タ経路126にも接続している。並列メモリ構造114の各アレイは、余分のア レイ136及び142を含めて、両端で複数対の冗長スイッチ125から125 n とさらに接続している。
【0019】 再び図4を参照すると、開放欠陥138はアレイ140に存在するものとして 示されている。本考案の好ましい実施形態は、アレイ140から始めて、点線の スイッチにより示すように欠陥の右側にある全てのスイッチを冗長スイッチ12 5〜125n 及び135〜135n でフリップすることにより、開放欠陥138 を修理する。尚、冗長スイッチは2つのアレイを「飛越す」ようにセットされる 。これは図4の場合のように1列の欠陥を修正するときには不要であるが、図5 に示すように、2つの隣接する列に影響を及ぼす欠陥を修正するためには必要で ある。
【0020】 図5は、本考案の好ましい実施形態の概念ブロック線図である。並列メモリ構 造144が2つの予備アレイ166及び172と共に示されている。並列メモリ 構造144はトグルスイッチ148,150,152及び154をそれぞれ介し て入力データ経路146に接続している。並列メモリ構造144はトグルスイッ チ158,160,162及び164をそれぞれ介して出力データ経路156に さらに接続している。並列メモリ構造144の各アレイは、予備アレイ166及 び172を含めて、複数対の冗長スイッチ155〜155n 及び165〜165 n とさらに接続している。図4において、並列メモリ構造114のメモリアレイ がそれぞれ2本以上の線路から構成されているならば、入力データ経路116の 線路の本数,スイッチセット125〜125n 及び135〜135n のスイッチ の数及び出力データ経路126の線路の本数は相応して増えることになるであろ う。
【0021】 再び図5を参照すると、短絡欠陥178はアレイ170及び171に影響を及 ぼすものとして示されている。本考案の好ましい実施形態では、アレイ170に 接続するスイッチから始めて、冗長スイッチ155〜155n及び165〜16 5nをフリップすることにより、短絡欠陥178を迂回する。点線のスイッチに より示すように、アレイ170の右側にある全てのトグルスイッチをフリップす るのである。尚、冗長スイッチは2つのアレイを「飛越す」ようにセットされる 。これは短絡欠陥178を迂回するためには必要である。
【0022】 好ましい実施形態 ハードウェア 図6は、本考案の好ましい実施形態を示す冗長回路である。図6に示す冗長回 路176は、メモリ構造のアレイに存在する短絡欠陥又は開放欠陥を迂回するた めの複数の半導体スイッチに入力側で結合する制御線及びデータ線を有する。本 考案の好ましい実施形態では、冗長回路176は出力端子の側ではSPARCTM プロセッサ(SPARCはSun Microsystems,Inc.の商標 である)の命令キャッシュに結合している。命令キャッシュのアレイ(図6には 図示せず)はスタティックRAMであり、6つの二重レール列から成るブロック として構成されている。尚、冗長回路176に結合するメモリアレイの型,区分 及び大きさは単に設計上の選択の問題であって、本考案を限定するものではない ことは当業者には理解されるであろう。
【0023】 再び図6を参照すると、冗長回路176は6つの同一のステアリング論理スイ ッチを含む。それらのスイッチのうち2つを197,307の図中符号により示 す。本考案の好ましい実施形態では、冗長回路は複数のフィールドを有する命令 キャッシュに結合しており、各フィールドの中には128のメモリ列,すなわち アレイがある。そのため、本考案の冗長方式を実現するには128個のステアリ ング論理スイッチが必要である。ステアリング論理スイッチ197は、状態スイ ッチ198と、対応する1対の接地スイッチ234及び236に結合する1対の アドレススイッチ210及び212と、2対のデータスイッチ258,260, 282及び284と、伝播スイッチ314とをさらに含む。状態スイッチは1対 の反転インバータであり、アドレススイッチは1対のPMOSトランジスタであ り、接地スイッチ1対のNMOSトランジスタであり、データスイッチは2対の NMOSトランジスタであり、伝播スイッチはNMOSトランジスタであるのが 好ましい。6つのステアリング論理スイッチは、状態スイッチ及び伝播スイッチ を有する部分でカスケード接続されている。言い換えれば、伝播スイッチ314 は状態スイッチ200に結合し、その状態スイッチは伝播スイッチ316に結合 し、伝播スイッチ316は状態スイッチ202に結合する等々となっているので ある。6つのステアリング論理スイッチは、さらに、データスイッチを有する部 分でインターレース接続している。言い換えれば、冗長アレイの数をM,本実施 形態では、M=2である,とするとき、ステアリング論理スイッチのデータスイ ッチは他に各アレイM列のものに一つおきに接続している。ステアリング論理ス イッチをいかに接続するかがどれほど重要であるかについては、本考案の好まし い実施形態の動作を説明する章で述べる。
【0024】 図6においては、冗長回路176はその入力端子で6本の書込み制御線180 〜190と、プロセッサからアドレスとデータをそれぞれ受信するデータ線19 2とに結合している。線路180〜192は図4の入力データ経路116及び図 5の入力データ経路146に相当する。本考案の好ましい実施形態では、線路1 80〜192はSPARCプロセッサの実行装置に結合して、そこから命令,デ ータ及びアドレスを受信する。6本の書込み制御線180〜190は、それぞれ 、6つのステアリング論理スイッチの中の1つの1対のアドレススイッチと並列 に結合している。リセットを目的として、第7の書込み制御線178は全てのス テアリング論理スイッチの接地スイッチ234〜256に共通して結合している 。同時に、データ入力線192は2つの相補データ入力信号195及び195′ を2つのインバータ194及び196を介して冗長回路176に供給する。デー タ情報を冗長回路176に結合するアレイへ転送するために、データ入力信号は データスイッチ258〜280及び282〜304にさらに結合する。
【0025】 冗長回路176は、その入力端子で、ステアリングモード線306と、クロッ ク線310及び312にも結合し、それらの線路から複数の制御信号を受信する 。本考案の好ましい実施形態では、ステアリングモード線306とクロック線3 10及び312は、冗長回路に結合する欠陥のある列、すなわちアレイの場所を 登録する制御装置(図7に示す)に結合している。ステアリングモード線306 と、クロック線310及び312は、状態スイッチ及び伝播スイッチを有するス テアリング論理スイッチの入力端子に結合する。再び図6を参照すると、ステア リングモード線306は状態スイッチ198の入力端子に結合し、状態スイッチ 198は伝播スイッチ314に結合している。先に述べた通り、ステアリング論 理スイッチの状態スイッチと伝播スイッチはカスケード接続している。そのため 、伝播スイッチ324の出力端子はステアリングモード線308を隣接する冗長 回路(図6には図示せず)の状態スイッチの入力端子に結合させることになる。 クロック線310及び312は伝播スイッチ314〜324とインタレース接続 して、波情報又はコード情報を1つのステアリング論理スイッチから次のステア リング論理スイッチへとシフトさせる。尚、ステアリングモード線306及び3 08と、クロック線310及び312と、状態スイッチ198〜200及び伝播 スイッチ314〜324と、制御装置330(図7に示す)とがアドレススイッ チ210〜232及びデータスイッチ258〜304と共に冗長を実現するため のポインタレジスタを構成することは当業者には理解されるであろう。ポインタ レジスタの特徴については、冗長回路176の動作に関する章と関連して説明す る。本考案のポインタレジスタは、たとえば、アドレス復号器によって実現され ても良い。
【0026】 ステアリング論理スイッチ197に関していうと、書込み制御線180はアド レススイッチ210及び212のソースに結合して、プロセッサがステアリング 論理スイッチに結合しているアレイと同じアドレスを有するアレイにデータを書 込める状態になったときに、書込み制御信号を印加する。それぞれのアドレスス イッチ210,212のドレインは2つの接地スイッチ234,236のドレイ ンに結合し、接地スイッチのゲートは書込み制御線178と共通して結合してい る。また、アドレススイッチ210及び212のドレインは2対のデータスイッ チ258,260,282及び284のゲートに結合している。先の節で述べた 通り、データスイッチ258及び260はデータスイッチ266及び268並び に1つおきのステアリング論理スイッチの対応する対のデータスイッチとインタ レース接続している。尚、アドレススイッチ210〜232とデータスイッチ2 58〜304が図4のトグルスイッチ125〜125n 又は135〜135n と 、図5のトグルスイッチ155〜155n 又は165〜165n に対応すること は当業者には理解されるであろう。再び図6を参照すると、アドレススイッチ2 10及び212のゲートは状態スイッチ198に結合している。状態スイッチ1 98の入力端子はステアリングモード線306に結合している。さらに、状態ス イッチ198の出力端子は伝播スイッチ314に結合している。
【0027】 図6において、冗長回路176は、その出力端子で、出力線283〜297及 び283′〜297′(奇数番号)を介してメモリ構造のアレイにさらに結合し ている。冗長回路176に結合するアレイは6つの二重レールデータ列(線路2 85〜295,285′〜295′に接続する)を有するが、冗長回路176か らの出力対の総数は10である。余分の4つの出力端子はさらに大きなメモリ構 造の隣接するアレイブロックを接続するためのものである。本考案の好ましい実 施形態では、出力線283〜297及び283′〜297′はアレイ中のいずれ かの場所に位置していれば良いので、特定の出力線を冗長アレイとして指定して はいない。たとえば、冗長アレイはメモリ構造の両側にあっても良く、中央にあ っても良い。冗長アレイの数が設計上の選択の問題であることは当業者にはわか るはずである。従って、メモリ構造の中の3つの隣接するアレイの中で欠陥が起 こりそうであるとユーザーが判定した場合には、本考案の範囲から外れずに3つ の冗長アレイを簡単に実現することができる。冗長回路176は、隣接するアレ イブロックの冗長回路を相互に接続するための操向モード出力線308を有する 。
【0028】 動 作 半導体技術の分野では、データをメモリシステムとの間で転送し合う前に、メ モリアレイの欠陥の検査を含めた多様な試験を実行するのが一般的である。従来 の方法の1つによれば、コンピュータはパワーアップシーケンスごとにメモリを 自己試験する。欠陥のあるメモアレイが検出されると、パワーオンシーケンスに あるソフトウェアは、欠陥のあるアレイを冗長方式のパラメータの範囲内で迂回 又は修理できるか否かを判定する。欠陥のあるアレイを修理又は迂回できるとす れば、メモリシステムとの間のデータの転送を欠陥のないメモリアレイへ転向す るように、別のルートをレジスタに記憶する。この従来の方法は、パワーオンシ ーケンスの冗長試験方式は、コンピュータがパワーオンシーケンスに入るたびに 繰り返される。
【0029】 高度並列メモリ構造において冗長を実現する別の方法は、メモリがウェハから 離れるときにメモリアレイの保全性を試験するというものである。当該技術で知 られている試験用機器は個々のメモリアレイをアルゴリズムに従って試験し、そ の故障パターンから、特定の冗長方式を欠陥のあるメモリアレイを迂回するため に適用できるか否かを判定する。故障パターンが冗長方式のパラメータの範囲内 に入っているとすれば、続いて、いくつかのヒューズを実際にとばすことにより 、欠陥のあるメモリアレイの場所をメーカーのダイに取り付ける。本考案の好ま しい実施形態では、オンチップキャッシュを有する高速マイクロプロセッサチッ プを製造するときの歩留まりを向上させるために、この第2の冗長実現方法を採 用している。
【0030】 図7は、ウェアの製造試験中に検出された欠陥のあるメモリアレイの場所を登 録するために本考案の好ましい実施形態で使用する制御ブロックの回路図である 。制御装置ブロック330はクロック発生器332と、制御装置336と、少な くとも1つのポリシリコンヒューズ338と、少なくとも1つの比較器340と 、ORゲート342と、NOT−ANDゲート344とを含む。クロック発生器 332の出力端子はORゲート342に結合し、ORゲートの出力端子はNOT −ANDゲート344に結合しており、NOT−ANDゲート344の出力端子 は冗長レジスタクロック310及び312にそれぞれ結合している。システムク ロックは、クロック発生器332に対して基準周波数を供給するほかに、制御装 置336に結合して、制御装置がシステムと同期するように保証すると共に、8 段2進カウンタ334にも結合している。比較器340は2進カウンタ334の 現在カウントをヒューズ338のプログラム状態と比較するように配置されてい る。この比較が有効になるたびに、NOT−ANDゲート344の反転(NOT )入力端子に結合する共通比較器出力線346は、阻止しなければ発生されてし まうであろう後続するクロックパルスを阻止する。
【0031】 以下の説明は、ブロック指向メモリ構造にある132のアレイ素子のいずれか 1つの欠陥アレイ状況を修理するために制御装置ブロック330がどのように使 用されるかについての1例を表している。アレイ素子は132あるので、2進カ ウンタ334及びヒューズブロック338が要求する段の数は8つである。当該 技術で知られているように、カウンタ/ヒューズ段の数Nは、132の素子のセ ットから修理すべきアレイ素子のあらゆる可能な組み合わせを含むのに十分な状 態を十分な状態に包含しうる数でなければならない。
【0032】 この方法によって修理しうる可能性をもつ各メモリアレイを製造するときには 、まず、そのような修理が適切であるか否か、すなわち、故障があるか否か及び その故障が1つのアレイに限定されるか又は2つの隣接するアレイの短絡に限定 されるかを判定するために、そのような各アレイを試験する。
【0033】 故障が適切に修理できると判定されたならば(そうでない場合には、故障を修 理できないアレイを放棄する),故障を含むアレイの場所はわかっていることに なり、故障の場所に対応する2進数を適切なヒューズを飛ばす、すなわちザッピ ングすることによりヒューズ338にプログラムする。
【0034】 図8aは、さらに複雑な図6のごく一部ではあるが、それを代表する部分を示 し、図8bは、典型的な故障を修理するために図7の制御装置ブロック330に より発生されると考えられる代表的なタイミング波形を示す。
【0035】 手順を図示するために選択したこの例では、故障箇所は図8aのスイッチ20 2にある。
【0036】 アレイ群の中の3番目のアレイであるスイッチ202の故障箇所を適正にマー クし且つ指示するために、2進状態「00000010」(10進数「2」と同 等の2進数をヒューズ338にザッピングする(カウンタの数式の右側の最下位 ビット)。
【0037】 当初、全てのレジスタ素子198,200,202,240・・・はレジスタ 入力線306の動作によって強制的に既知の状態となっている。このような状態 の下で、クロッ線は論理値1の状態になる(ORゲート342があるため)と同 時に、同じ条件がレジスタ入力線306に供給される。制御装置336により制 御されるレジスタ入力線306が図8bのタイミング図の線306の立下がり端 によって指示されるように正規の論理値0の状態に降下した後、冗長レジスタク ロック信号310及び312も同様に降下する。
【0038】 レジスタ入力線306の降下に続いて、システムクロックのサイクルごとに1 つずつ、2つのインタリーブするクロックを発生するように設計されているクロ ック発生器332は出力をORゲート342へ発生し続け、ANDゲート344 に結合しているORゲート342の出力は信号線310及び312の冗長レジス タクロックとなる。
【0039】 その間に、制御装置は2進カウンタ334にシステムクロックの各サイクルを カウントさせる。2進カウンタ334とヒューズ338とが整合(比較器340 により確定される)に達する前に、出力線346はANDゲート344に冗長レ ジスタクロック310及び312を通過させる。
【0040】 しかしながら、2進カウンタ334がこの例について選択した前記の2進状態 「00000010」に達すると、出力線346は状態を変えて、NOT−AN Dゲート344の動作によってそれ以降の冗長レジスタクロック310及び31 2を禁止する状態となる。
【0041】 図8bは、以上のクロック動作シーケンスに応答して生じるアドレススイッチ 198,200,202及び204の状態を示す。詳細にいえば、クロック31 2及び310のパルスごとに、これらの段はリップル方式で連続的に状態を変え る。カウンタ334がヒューズブロック338と整合する状態に到達すると、冗 長レジスタクロック312及び310は停止し、その後、冗長レジスタスイッチ 198,200,202,204他は装置に電力が供給されなくなるまでこの状 態を保つ。
【0042】 ここまで説明した動作は、始めは、全てのトグルスイッチ(図4のスイッチ1 25〜125n 及び135〜135n など)が「右」を指す、すなわち、レジス タへの入力から外れるように切り換えられるような方式を示す。この実施形態で は、故障が見出されない場合には、最も左側の2つのアレイ(第1のレジスタ段 に最も近いアレイ)が遮断されるであろう。何らかの故障が検出され、前述のよ うにレジスタプログラミングによってその故障が修正されれば、その結果、それ らのアレイが使用されるようになる。
【0043】 このように、本考案は、高度並列メモリ構造のメモリ列で検出された欠陥を、 各メモリ列、すなわちアレイに結合するラッチ又はレーザーザッピング可能なヒ ューズに頼る必要なく迂回することにより冗長方式を実現する。図6及び図8a に示すような状態スイッチ(反転対であることもある)を利用すると、チップ面 積が維持されるばかりでなく、高度並列メモリ構造に対するアクセス時間は短縮 される。従って、本考案は、設計を益々複雑にすると共に半導体デバイスを小型 化することが要求される環境の中で、高度並列メモリ構造の歩留まりを向上させ る。
【0044】 本考案を図1〜図8を参照しながら、いくつかのメモリ構造に重きをおいて特 定して説明したが、図は単に例示を目的としているにすぎず、本考案を限定する ものと解釈されるべきでないことを理解しなければならない。さらに、本考案の 方法及び装置がメモリ構造における冗長を望むどのような用途でも有用であるこ とは明白である。以上開示したような本考案の趣旨から逸脱せずに当業者は数多 くの代替構成,変形,変更及び利用をなしうるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4ビット幅のデータ経路と、「4列」セット
アレイメモリ構造への接続とを示す概念ブロック線図。
【図2】 開放欠陥及び、短絡欠陥を伴う並列メモリ構
造の部分図。
【図3】 高度並列メモリ構造で実現される従来の冗長
方法を示す図。
【図4】 開放欠陥を伴う本考案の好ましい実施形態を
示す概念ブロック線図。
【図5】 短絡欠陥を伴う本考案の好ましい実施形態を
示す概念ブロック線図。
【図6】 本考案の好ましい実施形態を採用する冗長回
路。
【図7】 本考案の冗長回路と関連して使用される制御
装置を示す図。
【図8】 欠陥のあるメモリ列の場所を示す冗長回路の
部分図(a)と本考案の好ましい実施形態の冗長回路に
より実現されるステアリング論理のタイミング図
(b)。
【符号の説明】
114 並列メモリ構造 116 入力データ経路 118,120,122,124 スイッチ 126 出力データ経路 125〜125n 冗長スイッチ 128,130,132,134 トグルスイッチ 135〜135n 冗長スイッチ 136 余分のアレイ 138 開放欠陥 140 アレイ 142 余分のアレイ 144 並列メモリ構造 146 入力データ経路 148,150,152,154 トグルスイッチ 155〜155n 冗長スイッチ 156 出力データ経路 158,160,162,164 トグルスイッチ 165〜165n 冗長スイッチ 170,171 アレイ 176 冗長回路 178 短絡欠陥 180,182,184,186,188,190 書
込み制御線 192 データ線 197 ステアリング論理スイッチ 198 状態スイッチ 210,212 アドレススイッチ 234,236 接地スイッチ 258,260,282,284 データスイッチ 283〜297,283′〜297′ 出力線 306 操向モード線 307 操向論理スイッチ 310,312 クロック線 314 伝播スイッチ 330 制御装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ構造アドレス制御信号にしたがっ
    て複数のメモリアレイを有するメモリ構造からデータを
    読み書きするようにそのメモリ構造に接続したデータ経
    路を具備するメモリ構造における、前記アレイに存在す
    ると検出された欠陥を迂回する回路において,前記メモ
    リ構造に追加されるM列の予備アレイと;アドレス制御
    信号及びデータ経路に接続され、アドレス制御信号によ
    り識別されたアレイへデータを導くと共に、そのアレイ
    からデータを取出すアドレススイッチと;そのアドレス
    スイッチに接続され、あるアレイとそのアレイからM列
    分離間して位置しているそれに代わるアレイとに選択的
    に接続できるようになっており、1つのアレイに欠陥が
    検出された場合に、その欠陥のあるアレイと予備アレイ
    との間にあるスイッチの状態が変化して、それぞれ代り
    のアレイに接続することにより、データを欠陥のあるア
    レイを迂回するように転向させるデータスイッチとを有
    することを特徴とする欠陥を迂回する回路。
  2. 【請求項2】 メモリ構造アドレス制御信号にしたがっ
    て複数のメモリアレイを有するメモリ構造からデータを
    転送し、メモリ構造へ転送されるようにそのメモリ構造
    に接続したデータ経路を具備するメモリ構造における、
    制御装置により前記アレイに存在すると検出された欠陥
    を迂回する回路において,前記メモリ構造に追加される
    M列の予備アレイと;アドレス制御信号及びデータ経路
    に接続され、アドレス制御信号により識別されたアレイ
    へデータを導くと共に、そのアレイからデータを取出す
    アドレススイッチと;アドレススイッチに接続され、1
    つのアレイとそのアレイからM列だけ離て位置している
    それに代わるアレイとに選択的に接続できるように切り
    替わるデータスイッチと;各データスイッチに接続さ
    れ、アレイに欠陥があるか否かを指示するとともに、第
    1の状態切換え手段が制御装置に接続されている状態切
    換え手段と;第1の状態切換え手段が受信した信号を残
    りの状態切換え手段へ伝搬する状態切換え手段相互の間
    に接続された伝搬手段とを具備し、1つのアレイの欠陥
    が検出された場合、制御装置により第1の状態切換え手
    段へその欠陥を含むアレイを識別する信号が出力され、
    その信号は伝搬手段を介して状態切換え手段を通して伝
    搬し、欠陥のあるアレイから予備アレイとの間にあるア
    レイを接続するデータスイッチの状態が代りのアレイに
    接続するように変化し、それにより、データを欠陥のあ
    るアレイを迂回するように転向させることを特徴とする
    欠陥を迂回する回路。
  3. 【請求項3】 メモリ構造アドレス制御信号にしたがっ
    て複数のメモリアレイを有するメモリ構造からデータを
    読み書きするようにそのメモリ構造に接続したデータ経
    路を具備するメモリ構造における、制御装置により前記
    アレイに存在すると検出された欠陥を迂回する回路にお
    いて,前記メモリ構造に追加されるM列の予備アレイ
    と;アドレス制御信号及びデータ経路に接続し、アドレ
    ス制御信号により識別されるアレイへデータを導くと共
    に、そのアレイからデータを取出すアドレススイッチ
    と;アドレススイッチに接続され、1つのアレイとその
    アレイからM列だけ離間して位置してるそれに代わるア
    レイに選択的に接続できるように切り替わるデータスイ
    ッチと;各データスイッチに接続され、アレイに欠陥が
    あるか否かを指示するとともに、第1の状態切換え手段
    が制御装置に接続されている状態切換え手段と;第1の
    状態切換え手段が受信した信号を残りの状態切換え手段
    へ伝搬する状態切換え手段相互の間に接続された伝搬手
    段とを具備し、1つのアレイの欠陥が検出された場合、
    制御装置により第1の状態切換え手段へ、その欠陥を含
    むアレイを識別する信号が出力され、その信号は伝搬手
    段を介して状態切換え手段を通して伝搬し、欠陥のある
    アレイから予備アレイの間にあるアレイを接続するデー
    タスイッチの状態が代りのアレイを接続するように変化
    し、それにより、データを欠陥のあるアレイを迂回する
    ように転向させることを特徴とする欠陥を迂回する回
    路。
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