JPH06150687A - 欠陥を迂回する方法及びその回路 - Google Patents

欠陥を迂回する方法及びその回路

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JPH06150687A
JPH06150687A JP3294881A JP29488191A JPH06150687A JP H06150687 A JPH06150687 A JP H06150687A JP 3294881 A JP3294881 A JP 3294881A JP 29488191 A JP29488191 A JP 29488191A JP H06150687 A JPH06150687 A JP H06150687A
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data
switch
switches
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JP3294881A
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John A Reed
ジョン・エイ・リード
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Sun Microsystems Inc
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    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
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    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/84Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved access time or stability
    • G11C29/848Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved access time or stability by adjacent switching

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ記憶装置で欠陥が検出されたときに並
列メモリデータ構造のアレイをスイッチングする装置及
び方法を開示する。 【構成】 本発明は並列メモリデータ構造における開放
欠陥又は短絡欠陥を修正するために余分の並列アレイを
2つしか使用せず、元来のアレイと比べほぼ一定のアレ
イ長さによってそれを済ます。冗長アレイ並びに元来の
アレイはトグルスイッチに接続する。1つ又は2つ以上
のデータ経路に開放又は短絡が現れると、その開放又は
短絡に結合しているトグルスイッチは「フリップ」し
て、隣接するデータ経路にカスケード方式で接続する。
トグルスイッチは、CMOSアレイの中にNMOSトラ
ンジスタと、PMOSトランジスタとを有する操向論理
スイッチとして実現される。操向論理スイッチは、欠陥
領域を論理的に復号するか、又は状態が欠陥に到達した
ときに停止するシフタを実際に実現するかのいずれかの
方法により実現できるポインタレジスタによって制御さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路チップにおけ
る欠陥の影響を最小限に抑える方法及び装置に関し、特
に、本発明は高度並列メモリ構造で冗長を実現する。
【0002】
【従来の技術】高速中央処理装置の場合、メモリ記憶装
置との間でデータを転送し合うために32ビットバス又
は64ビットバスなどの並列データ経路を用いることは
きわめて一般的になっている。同様に、多くのメモリ記
憶装置は、超大規模集積(VLSI)回路に行と列から
成る矩形状のアレイとして編成された複数の半導体メモ
リを含む。1つの行と1つの列との交差は「セル」と呼
ばれる記憶素子を形成する。各セルは2進ビットの1つ
のデータを記憶することができる。セルの行又は列にデ
ータを書込むか又はそこからデータを読み取るために、
セルの各行又は各列にアドレスを割り当てる。アドレス
へのアクセスは、書込み動作又は読取り動作のために1
つの行又は列を選択するアドレス復号器への入力として
提示される2進符号化アドレスにより行われる。半導体
メモリが一層高密度になるに従って、所望の経路のいず
れかを通るデータの流れを妨げる又は悪化させるおそれ
のある欠陥がセルのアレイに現れる確率は高くなる。
【0003】半導体メモリの欠陥は集積回路の製造中、
包装中、そして現場での動作中に起こる。欠陥といわれ
るものの中には、ウェハの欠陥,酸化物の欠陥,メタラ
イズの欠陥,相互接続部の欠陥,汚染による欠陥,意図
しない接続又は接続の欠落,接点の欠落又は余分の接点
の存在などがある。本発明の説明を無用に混乱させるの
を避けるため、1ビット分のデータに対応するデータ経
路に影響を及ぼす欠陥を「開放」欠陥といい、2ビット
以上のデータの経路に影響を及ぼす欠陥を「短絡」欠陥
という。
【0004】オンチップ冗長は、欠陥による影響を受け
るデータ経路の本来のアドレスを維持しつつ、欠陥のあ
るデータ経路を迂回するための集積回路上の冗長素子の
構成である。冗長は、メモリ記憶装置などのVLSI回
路に存在する欠陥を克服する目的でも使用される。さら
に、冗長は感度の高い適用用途(たとえば、スペースシ
ャトルのバックアップコンピュータ)においてコンピュ
ータの信頼性を向上させるため、又はシステムのダウン
時間を短縮するためにも採用される。その結果、オンチ
ップ冗長は歩留まりを向上させるばかりではなく、集積
回路の信頼性をも改善する。
【0005】従来、オンチップ冗長はデータ経路の各列
又は各行に配置されるラッチ又はレーザーザッピング可
能な(laser zappable)ヒューズによっ
て実現されていた。ラッチは揮発性であり、欠陥により
影響を受けるセルを識別する情報を半導体メモリの外部
にある記憶装置、たとえば、ディスクに記憶することを
必要とするので、パワーオンの時点で、欠陥の有無につ
いてシステム全体を試験する必要はない。
【0006】レーザーザッピング可能なヒューズは、物
理的には、CMOS回路で2つの方法のいずれか一方に
よって実現される。ヒューズが「ノーマリクローズ」し
ているならば、選択的レーザーザッピングにより開成で
きるポリシリコンヒューズによりヒューズを形成するの
が普通である。ヒューズが「ノーマリオープン」してい
るのであれば、「ノーマリクローズ」レーザーザッピン
グ可能ヒューズによりゲート電圧が制御されるNMOS
トランジスタ又はPMOSトランジスタによってヒュー
ズを形成するのが普通である。
【0007】データ経路の列又は行ごとにラッチ又はレ
ーザーザッピング可能なヒューズを使用すると、技術的
な制約が加わる。詳細にいえば、ヒューズが「ザッピン
グ」されるときの周囲の回路の損傷を避けるために、各
ヒューズと他のヒューズ又は他の無関係の回路との間に
相当に広いスペースを設けておかなければならない。ヒ
ューズのために領域を追加しなければならないという状
況は、一般に、メモリアレイで本来要求されるスペース
を狭くしなければならないという条件とは矛盾する。3
2ビット又は64ビットデータ経路が一般に広く利用さ
れているが、そのような幅の広い語の計算に適用可能で
あることから、いくつかの付加的な問題が起こる。単一
の冗長アレイセットでは、2つの隣接するセットに属す
るアレイの間の短絡欠陥を補償できない。従って、その
ような欠陥を修正するためには少なくとも2つのセット
が必要であろう。さらに、線路の長さが余分に必要であ
り且つより大きな寄生キャパシタンスが形成されるため
に、冗長経路に沿ったデータ伝送の速度はダウンするお
それがある。場合によっては、幅広語計算装置で、入力
データ経路と出力データ経路の長さは3倍になってしま
うこともある。データ経路から生じる可変遅延は、メモ
リアレイ全体の性能を必然的に長さが増した経路の性能
以下にしてしまうため、高性能メモリ記憶装置において
はきわめて望ましくない。その上に、レーザーザッピン
グ可能なヒューズは不可逆性である。すなわち、ヒュー
ズは、一度飛ぶと、変更できない。最後に、欠陥が存在
しているセットを選択的に遮断することができるよう
に、ヒューズを各セットと一体に設置しなければならな
い。(「A 50ns 16Mb DRAM with
10ns Data Rate」,Digest of
TechnicalPapers,IEEE Int
ernational Solid−State Ci
rcuits Conference,1990年2
月,232〜233ページを参照。)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、並列データ構造のアレイ中の開放欠陥及びアレイ間
の短絡欠陥を回避するオンチップ冗長を実現することで
ある。本発明の別の目的は、全ての冗長アレイの長さが
当初のアレイの長さとほぼ等しくなるようにオンチップ
冗長を実現することである。本発明の別の目的は、ヒュ
ーズの数を減少させるために高度並列データ構造におい
てオンチップ冗長を実現することである。本発明の別の
目的は、高度並列メモリデータ構造においてプログラム
可能冗長を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】データ経路又はメモリ記
憶装置で欠陥が検出されたときにメモリデータ構造の並
列データ経路のアレイをスイッチングする装置及び方法
を開示する。従来は、レーザーザッピング可能なヒュー
ズに接続する複製アレイを使用して冗長を実現してい
た。レーザーザッピング可能なヒューズを使用すると、
技術的に限定する制約が課される。詳細にいえば、ヒュ
ーズを「ザッピング」するときの周囲回路の損傷を回避
するために、各ヒューズと他のヒューズ又は他の無関係
な回路との間に相当に広いスペースを設けておかなけれ
ばならない。本発明は並列メモリデータ構造における開
放欠陥又は短絡欠陥を修正するために余分の並列アレイ
を2つしか使用せず、元来のアレイと比べほぼ一定のア
レイ長さによってそれを済ます。冗長アレイ並びに元来
のアレイはトグルスイッチに接続する。1つ又は2つ以
上のデータ経路に開放又は短絡が現れると、その開放又
は短絡により影響を受けるデータ経路に結合するトグル
スイッチは「フリップ」して、隣接するデータ経路をカ
スケード方式で接続する。トグルスイッチはCMOSア
レイの中でNMOSトランジスタ又はPMOSトランジ
スタによって実現される。従って、本発明では、データ
経路の列又は行ごとにラッチ又はレーザーザッピング可
能なヒューズを設ける必要はない。トグルスイッチは、
欠陥領域を論理的に復号するか、又は状態が欠陥に到達
したときに停止するシフタを実際に実現するのかいずれ
かの方法により実現できるポインタレジスタによって制
御される。
【0010】本発明の方法及び装置の目的,特徴及び利
点は、以下の本発明の詳細な説明から明白になるであろ
う。
【0011】
【実施例】高度並列データ経路又はデータ構造において
冗長を実現する装置及び方法を開示する。好ましい実施
例では、高度並列メモリデータ構造において冗長を実現
する装置及び方法を開示する。以下の説明中、説明の便
宜上、本発明をさらに十分に理解するために、特定の装
置、信号及びデータ構造を開示するが、そのような特定
の詳細な事項がなくとも本発明を実施しうることは当業
者には明かであろう。また、場合によっては、本発明を
無用にわかりにくくするのを避けるために、周知の回
路、装置及びデータ構造を示さないこともある。
【0012】図1は、並列メモリ構造10に接続してい
る1対の4ビット幅データ経路12及び21を示す。こ
の場合に4ビットのデータ経路を使用するのは単なる例
示のためである。並列メモリ構造10との間でデータを
転送し合うために別の幅の語データ経路を使用しても良
いことを理解すべきである。並列メモリ構造10は、
A,B,C及びDから成る単純な「4列」アレイセット
を示す。この単純な構成は、本発明の原理と動作を示す
ために採用されたものである。さらに、大型のメモリア
レイにも本発明を等しく適用できることは当業者には理
解されるはずである。さらに、並列メモリ構造における
列アレイの利用を同様にあらゆる半導体メモリの行アレ
イに適用できる。
【0013】並列メモリ構造10はスイッチ14,1
6,18及び20をそれぞれ介して入力データ経路12
に接続している。並列メモリ構造10はスイッチ22,
24,26及び28をそれぞれ介して出力データ経路2
1にさらに接続している。図示する通り、入力データ経
路12の信号線30はスイッチ14と、スイッチ22と
をそれぞれ介して出力データ経路21の信号線38に接
続している。入力データ経路12の信号線32はスイッ
チ16と、スイッチ24とを介して出力データ経路21
の信号線40に接続するように示されている。同様に、
入力データ経路12の信号線34はスイッチ18及び2
6を介して出力データ経路21の信号線42に接続する
ように示されている。最後に、入力データ経路12の信
号線36はスイッチ20及び28を介して出力データ経
路21の信号線44に接続している。以上の接続によっ
て、入力データ経路12により並列メモリ構造10にデ
ータを書込むと共に、出力データ経路21により並列メ
モリ構造10からデータを読取ることが可能になる。
【0014】図2は、スイッチ50,52,54及び5
6をそれぞれ介して入力データ経路48に接続する並列
メモリ構造46の部分図を示す。尚、並列メモリ構造4
6と、データ経路48と、スイッチ50,52,54及
び56は図1の上方の部分と同等である。開放欠陥64
は並列メモリ構造46のアレイ58に遮断を生じさせて
いることがわかる。開放欠陥とは、半導体メモリの1つ
のアレイに影響を及ぼす欠陥である。図示するように、
短絡欠陥66はアレイ60と、アレイ62の破断を生じ
させている。短絡欠陥とは、半導体メモリの2つの以上
のアレイに影響を及ぼす欠陥である。入力データ経路4
8からアレイ58にデータをチャネリングしようとする
と、いずれも、開放欠陥によって装置が故障する結果と
なる。同様に、データ経路48からアレイ60又はアレ
イ62のいずれかへデータを転送する試みは、短絡欠陥
66によって誤りに終わる。
【0015】図3は、高度並列メモリ構造で実現された
従来の冗長方法を示す。図示するように、並列メモリ構
造68はスイッチ72,74,76及び78を介して入
力データ経路70に接続している。並列メモリ構造68
は同様にスイッチ82,84,86及び88を介して出
力データ経路80に接続している。信号線90は開放欠
陥91を伴うものとして図示されており、また、並列メ
モリアレイの信号線92及び94は図中符号95で示す
ように短絡欠陥を伴うものとして図示されている。尚、
図3の並列メモリ構造と、入力データ経路及び出力デー
タ経路は図2の概念ブロック線図と同一である。従来の
技術では、冗長並列アレイセット96が並列メモリ構造
68と共に備えられている。冗長アレイセットは予備ア
レイ106,108,110及び112から構成されて
いる。冗長アレイセットはスイッチ98と、スイッチ1
00とを介して入力データ経路70に接続している。同
様に、冗長アレイセット96はスイッチ102及び10
4を介して出力データ経路80に接続している。並列メ
モリ構造68が欠陥を含まない場合、全てのデータは入
力データ経路70から並列メモリ構造68と、出力デー
タ経路80とを通過し、冗長アレイセット96はアイド
ル状態である。当該技術では知られている試験方法によ
って開放欠陥91と短絡欠陥95が見出されたときに
は、スイッチ72及び82を遮断し、データを冗長アレ
イセット96へ転向することにより91の箇所の開放欠
陥を修理するが、その際、短絡部分の上方と下方の点線
のスイッチにより示すように、対応するスイッチ98,
100,102及び104はデータを再び出力データ経
路80へ正しく送り出す。並列メモリ構造68の信号線
92及び94に影響を及ぼす短絡欠陥95を迂回するた
めに、再び冗長アレイセット96を使用して、そこで発
見された短絡欠陥を迂回する。すなわち、データはスイ
ッチ98及び100を介して冗長アレイに入力し、同様
にスイッチ102及び104を介して出力データ経路8
0を通り出力する。
【0016】図3のスイッチ72,74,76,78,
82,84,86,88,98及び102は、その性質
に応じて、次の2つの方法のいずれかによりCMOS回
路として物理的に実現される。すなわち、(1)スイッ
チがノーマリクローズしているならば、選択的レーザー
ザッピングにより「開成」させることができるポリシリ
コンヒューズによってスイッチを形成するのが普通であ
り、(2)スイッチがノーマリオープンしているなら
ば、ノーマリクローズのレーザーザッピング可能ヒュー
ズによりゲート電圧が制御されるNMOSトランジスタ
又はPMOSトランジスタによってスイッチを形成する
のが普通である。レーザーザッピング可能ヒューズは高
度並列メモリ構造の設計と実現に技術的な制約を課す。
詳細にいえば、ヒューズがザッピングされるときの周囲
の回路の損傷をさけるために、それぞれのヒューズと他
のヒューズ又は他の関係のない回路との間に相当に広い
スペースを設けておかなければならない。図3の並列メ
モリ構造の場合、各列に1つのヒューズを含めることに
より冗長を追加することは可能であろうが、ヒューズに
ついて必要とされる付加的領域は、一般に、メモリ列に
本来要求される狭いスペース条件とは相容れないと考え
られる。
【0017】図3に示す冗長アレイセットは、図示した
4列アレイのように相対的に狭いデータ経路を有する高
度並列メモリアレイを修理するのには妥当な方法であ
る。冗長アレイセットを使用すると、どのセットにどの
ような組み合わせの欠陥があっても、単純な置き換えに
よってそれを受け入れることができる。ところが、広く
使用されるようになってきている32ビットや64ビッ
トのアレイなどの大きな幅の広い語のアレイでは、いく
つかの問題が生じる。2つの隣接するセットに属する線
の短絡の場合、1つの冗長アレイセットでそれを補償す
るのは不可能である。従って、2つのセットによりその
ような欠陥を修正しなければならないであろう。線路が
4本のセットについては、8本の冗長線路が必要になる
と考えられる。さらに、線路が余分に長くなると共に、
さらに大きな寄生キャパシタンスの影響により冗長経路
に沿ったデータ伝送はスピードダウンするおそれがあ
る。冗長セットの典型的な経路長は幅広語装置の場合の
3倍になるであろう。高性能メモリ素子では、アレイ全
体の性能を必然的に長さが拡張された経路の性能以下に
落としてしまうデータ経路の可変遅延はきわめて望まし
くない。最後に、欠陥が存在しているセットを選択的に
遮断することができるように、セットごとにヒューズを
一体に設けなければならない。
【0018】図4は、本発明の好ましい実施例を示す概
念ブロック線図である。並列メモリ構造114が2つの
余分のアレイ136及び142と共に示されている。メ
モリ構造114の個々のメモリアレイは1本の線路とし
て示されているが、当該技術では良く知られているよう
に、1つのメモリアレイを2本以上の線路から構成して
も良い。1本ずつの線路は、本発明の理解を簡単にする
ために採用したにすぎない。並列メモリ構造114はス
イッチ118,120,122及び124をそれぞれ介
して入力データ経路116に接続している。並列メモリ
構造114はトグルスイッチ128,130,132,
及び134をそれぞれ介して出力データ経路126にも
接続している。並列メモリ構造114の各アレイは、余
分のアレイ136及び142を含めて、両端で複数対の
冗長スイッチ125から125nとさらに接続してい
る。
【0019】再び図4を参照すると、開放欠陥138は
アレイ140に存在するものとして示されている。本発
明の好ましい実施例は、アレイ140から始めて、点線
のスイッチにより示すように欠陥の右側にある全てのス
イッチを冗長スイッチ125〜125n 及び135〜1
35n でフリップすることにより、開放欠陥138を修
理する。尚、冗長スイッチは2つのアレイを「飛越す」
ようにセットされる。これは図4の場合のように1列の
欠陥を修正するときには不要であるが、図5に示すよう
に、2つの隣接する列に影響を及ぼす欠陥を修正するた
めには必要である。
【0020】図5は、本発明の好ましい実施例の概念ブ
ロック線図である。並列メモリ構造144が2つの予備
アレイ166及び172と共に示されている。並列メモ
リ構造144はトグルスイッチ148,150,152
及び154をそれぞれ介して入力データ経路146に接
続している。並列メモリ構造144はトグルスイッチ1
58,160,162及び164をそれぞれ介して出力
データ経路156にさらに接続している。並列メモリ構
造144の各アレイは、予備アレイ166及び172を
含めて、複数対の冗長スイッチ155〜155n 及び1
65〜165nとさらに接続している。図4において、
並列メモリ構造114のメモリアレイがそれぞれ2本以
上の線路から構成されているならば、入力データ経路1
16の線路の本数,スイッチセット125〜125n
び135〜135n のスイッチの数及び出力データ経路
126の線路の本数は相応して増えることになるであろ
う。
【0021】再び図5を参照すると、短絡欠陥178は
アレイ170及び171に影響を及ぼすものとして示さ
れている。本発明の好ましい実施例では、アレイ170
に接続するスイッチから始めて、冗長スイッチ155〜
155n及び165〜165nをフリップすることによ
り、短絡欠陥178を迂回する。点線のスイッチにより
示すように、アレイ170の右側にある全てのトグルス
イッチをフリップするのである。尚、冗長スイッチは2
つのアレイを「飛越す」ようにセットされる。これは短
絡欠陥178を迂回するためには必要である。
【0022】好ましい実施例 ハードウェア 図6は、本発明の好ましい実施例を示す冗長回路であ
る。図6に示す冗長回路176は、メモリ構造のアレイ
に存在する短絡欠陥又は開放欠陥を迂回するための複数
の半導体スイッチに入力側で結合する制御線及びデータ
線を有する。本発明の好ましい実施例では、冗長回路1
76は出力端子の側ではSPARCTMプロセッサ(SP
ARCはSun Microsystems,Inc.
の商標である)の命令キャッシュに結合している。命令
キャッシュのアレイ(図6には図示せず)はスタティッ
クRAMであり、6つの二重レール列から成るブロック
として構成されている。尚、冗長回路176に結合する
メモリアレイの型,区分及び大きさは単に設計上の選択
の問題であって、本発明を限定するものではないことは
当業者には理解されるであろう。
【0023】再び図6を参照すると、冗長回路176は
6つの同一のステアリング論理スイッチを含む。それら
のスイッチのうち2つを197,307の図中符号によ
り示す。本発明の好ましい実施例では、冗長回路は複数
のフィールドを有する命令キャッシュに結合しており、
各フィールドの中には128のメモリ列,すなわちアレ
イがある。そのため、本発明の冗長方式を実現するには
128個のステアリング論理スイッチが必要である。ス
テアリング論理スイッチ197は、状態スイッチ198
と、対応する1対の接地スイッチ234及び236に結
合する1対のアドレススイッチ210及び212と、2
対のデータスイッチ258,260,282及び284
と、伝播スイッチ314とをさらに含む。状態スイッチ
は1対の反転インバータであり、アドレススイッチは1
対のPMOSトランジスタであり、接地スイッチ1対の
NMOSトランジスタであり、データスイッチは2対の
NMOSトランジスタであり、伝播スイッチはNMOS
トランジスタであるのが好ましい。6つのステアリング
論理スイッチは、状態スイッチ及び伝播スイッチを有す
る部分でカスケード接続されている。言い換えれば、伝
播スイッチ314は状態スイッチ200に結合し、その
状態スイッチは伝播スイッチ316に結合し、伝播スイ
ッチ316は状態スイッチ202に結合する等々となっ
ているのである。6つの操向論理スイッチは、さらに、
データスイッチを有する部分でインターレース接続して
いる。言い換えれば、冗長アレイの数をM,本実施例で
は、M=2である,とするとき、ステアリング論理スイ
ッチのデータスイッチは他に各アレイM列のものに一つ
おきに接続している。ステアリング論理スイッチをいか
に接続するかがどれほど重要であるかについては、本発
明の好ましい実施例の動作を説明する章で述べる。
【0024】図6においては、冗長回路176はその入
力端子で6本の書込み制御線180〜190と、プロセ
ッサからアドレスとデータをそれぞれ受信するデータ線
192とに結合している。線路180〜192は図4の
入力データ経路116及び図5の入力データ経路146
に相当する。本発明の好ましい実施例では、線路180
〜192はSPARCプロセッサの実行装置に結合し
て、そこから命令,データ及びアドレスを受信する。6
本の書込み制御線180〜190は、それぞれ、6つの
ステアリング論理スイッチの中の1つの1対のアドレス
スイッチと並列に結合している。リセットを目的とし
て、第7の書込み制御線178は全てのステアリング論
理スイッチの接地スイッチ234〜256に共通して結
合している。同時に、データ入力線192は2つの相補
データ入力信号195及び195′を2つのインバータ
194及び196を介して冗長回路176に供給する。
データ情報を冗長回路176に結合するアレイへ転送す
るために、データ入力信号はデータスイッチ258〜2
80及び282〜304にさらに結合する。
【0025】冗長回路176は、その入力端子で、ステ
アリングモード線306と、クロック線310及び31
2にも結合し、それらの線路から複数の制御信号を受信
する。本発明の好ましい実施例では、ステアリングモー
ド線306とクロック線310及び312は、冗長回路
に結合する欠陥のある列、すなわちアレイの場所を登録
する制御装置(図7に示す)に結合している。ステアリ
ングモード線306と、クロック線310及び312
は、状態スイッチ及び伝播スイッチを有するステアリン
グ論理スイッチの入力端子に結合する。再び図6を参照
すると、ステアリングモード線306は状態スイッチ1
98の入力端子に結合し、状態スイッチ198は伝播ス
イッチ314に結合している。先に述べた通り、ステア
リング論理スイッチの状態スイッチと伝播スイッチはカ
スケード接続している。そのため、伝播スイッチ324
の出力端子はステアリングモード線308を隣接する冗
長回路(図6には図示せず)の状態スイッチの入力端子
に結合させることになる。クロック線310及び312
は伝播スイッチ314〜324とインタレース接続し
て、波情報又はコード情報を1つのステアリング論理ス
イッチから次のステアリング論理スイッチへとシフトさ
せる。尚、ステアリングモード線306及び308と、
クロック線310及び312と、状態スイッチ198〜
200及び伝播スイッチ314〜324と、制御装置3
30(図7に示す)とがアドレススイッチ210〜23
2及びデータスイッチ258〜304と共に冗長を実現
するためのポインタレジスタを構成することは当業者に
は理解されるであろう。ポインタレジスタの特徴につい
ては、冗長回路176の動作に関する章と関連して説明
する。本発明のポインタレジスタは、たとえば、アドレ
ス復号器によって実現されても良い。
【0026】ステアリング論理スイッチ197に関して
いうと、書込み制御線180はアドレススイッチ210
及び212のソースに結合して、プロセッサがステアリ
ング論理スイッチに結合しているアレイと同じアドレス
を有するアレイにデータを書込める状態になったとき
に、書込み制御信号を印加する。それぞれのアドレスス
イッチ210,212のドレインは2つの接地スイッチ
234,236のドレインに結合し、接地スイッチのゲ
ートは書込み制御線178と共通して結合している。ま
た、アドレススイッチ210及び212のドレインは2
対のデータスイッチ258,260,282及び284
のゲートに結合している。先の節で述べた通り、データ
スイッチ258及び260はデータスイッチ266及び
268並びに1つおきのステアリング論理スイッチの対
応する対のデータスイッチとインタレース接続してい
る。尚、アドレススイッチ210〜232とデータスイ
ッチ258〜304が図4のトグルスイッチ125〜1
25n 又は135〜135n と、図5のトグルスイッチ
155〜155n 又は165〜165n に対応すること
は当業者には理解されるであろう。再び図6を参照する
と、アドレススイッチ210及び212のゲートは状態
スイッチ198に結合している。状態スイッチ198の
入力端子はステアリングモード線306に結合してい
る。さらに、状態スイッチ198の出力端子は伝播スイ
ッチ314に結合している。
【0027】図6において、冗長回路176は、その出
力端子で、出力線283〜297及び283′〜29
7′(奇数番号)を介してメモリ構造のアレイにさらに
結合している。冗長回路176に結合するアレイは6つ
の二重レールデータ列(線路285〜295,285′
〜295′に接続する)を有するが、冗長回路176か
らの出力対の総数は10である。余分の4つの出力端子
はさらに大きなメモリ構造の隣接するアレイブロックを
接続するためのものである。本発明の好ましい実施例で
は、出力線283〜297及び283′〜297′はア
レイ中のいずれかの場所に位置していれば良いので、特
定の出力線を冗長アレイとして指定してはいない。たと
えば、冗長アレイはメモリ構造の両側にあっても良く、
中央にあっても良い。冗長アレイの数が設計上の選択の
問題であることは当業者にはわかるはずである。従っ
て、メモリ構造の中の3つの隣接するアレイの中で欠陥
が起こりそうであるユーザーが判定した場合には、本発
明の範囲から外れずに3つの冗長アレイを簡単に実現す
ることができる。冗長回路176は、隣接するアレイブ
ロックの冗長回路を相互に接続するための操向モード出
力線308を有する。
【0028】動 作 半導体技術の分野では、データをメモリシステムとの間
で転送し合う前に、メモリアレイの欠陥の検査を含めた
多様な試験を実行するのが一般的である。従来の方法の
1つによれば、コンピュータはパワーアップシーケンス
ごとにメモリを自己試験する。欠陥のあるメモアレイが
検出されると、パワーオンシーケンスにあるソフトウェ
アは、欠陥のあるアレイを冗長方式のパラメータの範囲
内で迂回又は修理できるか否かを判定する。欠陥のある
アレイを修理又は迂回できるとすれば、メモリシステム
との間のデータの転送を欠陥のないメモリアレイへ転向
するように、別のルートをレジスタに記憶する。この従
来の方法は、パワーオンシーケンスの冗長試験方式は、
コンピュータがパワーオンシーケンスに入るたびに繰り
返される。
【0029】高度並列メモリ構造において冗長を実現す
る別の方法は、メモリがウェハから離れるときにメモリ
アレイの保全性を試験するというものである。当該技術
で知られている試験用機器は個々のメモリアレイをアル
ゴリズムに従って試験し、その故障パターンから、特定
の冗長方式を欠陥のあるメモリアレイを迂回するために
適用できるか否かを判定する。故障パターンが冗長方式
のパラメータの範囲内に入っているとすれば、続いて、
いくつかのヒューズを実際にとばすことにより、欠陥の
あるメモリアレイの場所をメーカーのダイに取り付け
る。本発明の好ましい実施例では、オンチップキャッシ
ュを有する高速マイクロプロセッサチップを製造すると
きの歩留まりを向上させるために、この第2の冗長実現
方法を採用している。
【0030】図7は、ウェアの製造試験中に検出された
欠陥のあるメモリアレイの場所を登録するために本発明
の好ましい実施例で使用する制御ブロックの回路図であ
る。制御装置ブロック330はクロック発生器332
と、制御装置336と、少なくとも1つのポリシリコン
ヒューズ338と、少なくとも1つの比較器340と、
ORゲート342と、NOT−ANDゲート344とを
含む。クロック発生器332の出力端子はORゲート3
42に結合し、ORゲートの出力端子はNOT−AND
ゲート344に結合しており、NOT−ANDゲート3
44の出力端子は冗長レジスタクロック310及び31
2にそれぞれ結合している。システムクロックは、クロ
ック発生器332に対して基準周波数を供給するほか
に、制御装置336に結合して、制御装置がシステムと
同期するように保証すると共に、8段2進カウンタ33
4にも結合している。比較器340は2進カウンタ33
4の現在カウントをヒューズ338のプログラム状態と
比較するように配置されている。この比較が有効になる
たびに、NOT−ANDゲート344の反転(NOT)
入力端子に結合する共通比較器出力線346は、阻止し
なければ発生されてしまうであろう後続するクロックパ
ルスを阻止する。
【0031】以下の説明は、ブロック指向メモリ構造に
ある132のアレイ素子のいずれか1つの欠陥アレイ状
況を修理するために制御装置ブロック330がどのよう
に使用されるかについての1例を表している。アレイ素
子は132あるので、2進カウンタ334及びヒューズ
ブロック338が要求する段の数は8つである。当該技
術で知られているように、カウンタ/ヒューズ段の数N
は、132の素子のセットから修理すべきアレイ素子の
あらゆる可能な組み合わせを含むのに十分な状態を十分
な状態に包含しうる数でなければならない。
【0032】この方法によって修理しうる可能性をもつ
各メモリアレイを製造するときには、まず、そのような
修理が適切であるか否か、すなわち、故障があるか否か
及びその故障が1つのアレイに限定されるか又は2つの
隣接するアレイの短絡に限定されるかを判定するため
に、そのような各アレイを試験する。
【0033】故障が適切に修理できると判定されたなら
ば(そうでない場合には、故障を修理できないアレイを
放棄する),故障を含むアレイの場所はわかっているこ
とになり、故障の場所に対応する2進数を適切なヒュー
ズを飛ばす、すなわちザッピングすることによりヒュー
ズ338にプログラムする。
【0034】図8aは、さらに複雑な図6のごく一部で
はあるが、それを代表する部分を示し、図8bは、典型
的な故障を修理するために図7の制御装置ブロック33
0により発生されると考えられる代表的なタイミング波
形を示す。
【0035】手順を図示するために選択したこの例で
は、故障箇所は図8aのスイッチ202にある。
【0036】アレイ群の中の3番目のアレイであるスイ
ッチ202の故障箇所を適正にマークし且つ指示するた
めに、2進状態「00000010」(10進数「2」
と同等の2進数をヒューズ338にザッピングする(カ
ウンタの数式の右側の最下位ビット)。
【0037】当初、全てのレジスタ素子198,20
0,202,240・・・はレジスタ入力線306の動
作によって強制的に既知の状態となっている。このよう
な状態の下で、クロッ線は論理値1の状態になる(OR
ゲート342があるため)と同時に、同じ条件がレジス
タ入力線306に供給される。制御装置336により制
御されるレジスタ入力線306が図8bのタイミング図
の線306の立下がり端によって指示されるように正規
の論理値0の状態に降下した後、冗長レジスタクロック
信号310及び312も同様に降下する。
【0038】レジスタ入力線306の降下に続いて、シ
ステムクロックのサイクルごとに1つずつ、2つのイン
タリーブするクロックを発生するように設計されている
クロック発生器332は出力をORゲート342へ発生
し続け、ANDゲート344に結合しているORゲート
342の出力は信号線310及び312の冗長レジスタ
クロックとなる。
【0039】その間に、制御装置は2進カウンタ334
にシステムクロックの各サイクルをカウントさせる。2
進カウンタ334とヒューズ338とが整合(比較器3
40により確定される)に達する前に、出力線346は
ANDゲート344に冗長レジスタクロック310及び
312を通過させる。
【0040】しかしながら、2進カウンタ334がこの
例について選択した前記の2進状態「0000001
0」に達すると、出力線346は状態を変えて、NOT
−ANDゲート344の動作によってそれ以降の冗長レ
ジスタクロック310及び312を禁止する状態とな
る。
【0041】図8bは、以上のクロック動作シーケンス
に応答して生じるアドレススイッチ198,200,2
02及び204の状態を示す。詳細にいえば、クロック
312及び310のパルスごとに、これらの段はリップ
ル方式で連続的に状態を変える。カウンタ334がヒュ
ーズブロック338と整合する状態に到達すると、冗長
レジスタクロック312及び310は停止し、その後、
冗長レジスタスイッチ198,200,202,204
他は装置に電力が供給されなくなるまでこの状態を保
つ。
【0042】ここまで説明した動作は、始めは、全ての
トグルスイッチ(図4のスイッチ125〜125n 及び
135〜135n など)が「右」を指す、すなわち、レ
ジスタへの入力から外れるように切り換えられるような
方式を示す。この実施例では、故障が見出されない場合
には、最も左側の2つのアレイ(第1のレジスタ段に最
も近いアレイ)が遮断されるであろう。何らかの故障が
検出され、前述のようにレジスタプログラミングによっ
てその故障が修正されれば、その結果、それらのアレイ
が使用されるようになる。
【0043】このように、本発明は、高度並列メモリ構
造のメモリ列で検出された欠陥を、各メモリ列、すなわ
ちアレイに結合するラッチ又はレーザーザッピング可能
なヒューズに頼る必要なく迂回することにより冗長方式
を実現する。図6及び図8aに示すような状態スイッチ
(反転対であることもある)を利用すると、チップ面積
が維持されるばかりでなく、高度並列メモリ構造に対す
るアクセス時間は短縮される。従って、本発明は、設計
を益々複雑にすると共に半導体デバイスを小型化するこ
とが要求される環境の中で、高度並列メモリ構造の歩留
まりを向上させる。
【0044】本発明を図1〜図8を参照しながら、いく
つかのメモリ構造に重きをおいて特定して説明したが、
図は単に例示を目的としているにすぎず、本発明を限定
するものと解釈されるべきでないことを理解しなければ
ならない。さらに、本発明の方法及び装置がメモリ構造
における冗長を望むどのような用途でも有用であること
は明白である。以上開示したような本発明の趣旨から逸
脱せずに当業者は数多くの代替構成,変形,変更及び利
用をなしうるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4ビット幅のデータ経路と、「4列」セットア
レイメモリ構造への接続とを示す概念ブロック線図。
【図2】開放欠陥及び、短絡欠陥を伴う並列メモリ構造
の部分図。
【図3】高度並列メモリ構造で実現される従来の冗長方
法を示す図。
【図4】開放欠陥を伴う本発明の好ましい実施例を示す
概念ブロック線図。
【図5】短絡欠陥を伴う本発明の好ましい実施例を示す
概念ブロック線図。
【図6】本発明の好ましい実施例を採用する冗長回路。
【図7】本発明の冗長回路と関連して使用される制御装
置を示す図。
【図8a】欠陥のあるメモリ列の場所を示す冗長回路の
部分図。
【図8b】本発明の好ましい実施例の冗長回路により実
現されるステアリング論理のタイミング図。
【符号の説明】
114 並列メモリ構造 116 入力データ経路 118,120,122,124 スイッチ 126 出力データ経路 125〜125n 冗長スイッチ 128,130,132,134 トグルスイッチ 135〜135n 冗長スイッチ 136 余分のアレイ 138 開放欠陥 140 アレイ 142 余分のアレイ 144 並列メモリ構造 146 入力データ経路 148,150,152,154 トグルスイッチ 155〜155n 冗長スイッチ 156 出力データ経路 158,160,162,164 トグルスイッチ 165〜165n 冗長スイッチ 170,171 アレイ 176 冗長回路 178 短絡欠陥 180,182,184,186,188,190 書
込み制御線 192 データ線 197 ステアリング論理スイッチ 198 状態スイッチ 210,212 アドレススイッチ 234,236 接地スイッチ 258,260,282,284 データスイッチ 283〜297,283′〜297′ 出力線 306 操向モード線 307 操向論理スイッチ 310,312 クロック線 314 伝播スイッチ 330 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項7】 複数のメモリのアレイと、メモリ構造ア
ドレス制御信号に従って前記メモリ構造にデータを書込
むと共に、前記メモリ構造からデータを読取るためにメ
モリ構造に接続したデータ経路とを具備するメモリ構造
にあって、制御装置により前記メモリ構造の前記アレイ
に存在すると検出された欠陥を迂回する回路において,
前記メモリ構造に追加されるべきM列の予備アレイと;
アドレス制御信号及びデータ経路に接続し、アドレス制
御信号により識別されるアレイへデータを導くと共に、
そのアレイからデータを取出すアドレススイッチと;ア
ドレススイッチに接続し、アレイM列と離間して位置す
る1つのアレイと、それに代わるアレイに選択的に接続
できるように互いにインタリーブしているデータスイッ
チと;各データスイッチに接続し、アレイに欠陥がある
か否かを指示し、第1の状態切換え手段が制御装置に接
続されている状態切換え手段と;第1の状態切換え手段
が受信した信号を残りの状態切換え手段へ伝搬する状態
切換え手段相互の間に接続された伝搬手段とを具備し、
1つのアレイの欠陥が検出された場合、制御装置により
第1の状態切換え手段へ、その欠陥を含むアレイを識別
する信号が出力され、その信号は伝搬手段を介して状態
切換え手段を通して伝搬し、欠陥のあるアレイと予備ア
レイとを含めてそれらのアレイの間にあるアレイを接続
するデータスイッチの状態が代用アレイを接続するよう
に変化し、それにより、データを欠陥のあるアレイを迂
回するように転向させることを特徴とする欠陥を迂回す
る回路。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】4ビット幅のデータ経路と、「4列」セットア
レイメモリ構造への接続とを示す概念ブロック線図。
【図2】開放欠陥及び、短絡欠陥を伴う並列メモリ構造
の部分図。
【図3】高度並列メモリ構造で実現される従来の冗長方
法を示す図。
【図4】開放欠陥を伴う本発明の好ましい実施例を示す
概念ブロック線図。
【図5】短絡欠陥を伴う本発明の好ましい実施例を示す
概念ブロック線図。
【図6】本発明の好ましい実施例を採用する冗長回路。
【図7】本発明の冗長回路と関連して使用される制御装
置を示す図。
【図8】欠陥のあるメモリ列の場所を示す冗長回路の部
分図(a)と本発明の好ましい実施例の冗長回路により
実現されるステアリング論理のタイミング図(b)。
【符号の説明】 114 並列メモリ構造 116 入力データ経路 118,120,122,124 スイッチ 126 出力データ経路 125〜125 冗長スイッチ 128,130,132,134 トグルスイッチ 135〜135 冗長スイッチ 136 余分のアレイ 138 開放欠陥 140 アレイ 142 余分のアレイ 144 並列メモリ構造 146 入力データ経路 148,150,152,154 トグルスイッチ 155〜155 冗長スイッチ 156 出力データ経路 158,160,162,164 トグルスイッチ 165〜165 冗長スイッチ 170,171 アレイ 176 冗長回路 178 短絡欠陥 180,182,184,186,188,190 書
込み制御線 192 データ線 197 ステアリング論理スイッチ 198 状態スイッチ 210,212 アドレススイッチ 234,236 接地スイッチ 258,260,282,284 データスイッチ 283〜297,283′〜297′ 出力線 306 操向モード線 307 操向論理スイッチ 310,312 クロック線 314 伝播スイッチ 330 制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアレイと、データ構造アドレス制
    御信号に従ってデータ構造へデータを転送すると共に、
    データ構造からデータを転送するためにデータ構造に接
    続したデータ経路とを具備するデータ構造にあって、前
    記データ構造のアレイ中に存在すると検出された欠陥を
    迂回する方法において,前記データ構造にM列の予備ア
    レイを追加する過程と;アドレス制御信号により識別さ
    れるアレイへデータを導くと共に、そのアレイからデー
    タを取出すアドレススイッチにアドレス制御信号及びデ
    ータ経路を接続する過程と;アレイM列だけ互いに離間
    して位置する1つのアレイとそれに代わるアレイとを指
    示することができるように互いにインタリーブしている
    データスイッチにアドレススイッチを接続する過程と;
    1つのアレイで欠陥が検出された場合、欠陥のあるアレ
    イと、予備アレイとを含めてそれらのアレイの間にある
    アレイを指示するデータスイッチの状態を変化させて、
    代用アレイを指示することにより、データを欠陥のある
    アレイを迂回するように転向させ、データ構造における
    データ経路の保全性を維持する過程とを有することを特
    徴とする欠陥を迂回する方法。
  2. 【請求項2】 複数のアレイと、メモリ構造アドレス制
    御信号に従って前記メモリ構造にデータを書込むと共
    に、前記メモリ構造からデータを読取るためにメモリ構
    造に接続したデータ経路とを具備するメモリ構造にあっ
    て、前記メモリ構造のアレイ中に存在すると検出された
    欠陥を迂回する方法において,前記メモリ構造にM列の
    予備アレイを追加する過程と;アドレス制御信号により
    識別されるアレイへデータを導くと共に、そのアレイか
    らデータを取出すアドレススイッチにアドレス制御信号
    及びデータ経路を接続する過程と;アレイM列だけ互い
    に離間して位置する1つのアレイとそれに代わるアレイ
    とを指示することができるように互いにインタリーブし
    ているデータスイッチにアドレススイッチを接続する過
    程と;1つのアレイで欠陥が検出された場合、欠陥のあ
    るアレイと、予備アレイとを含めてそれらのアレイの間
    にあるアレイを指示するデータスイッチの状態を変化さ
    せて、代用アレイを指示することにより、データを欠陥
    のあるアレイを迂回するように転向させ、メモリ構造に
    おけるデータ経路の保全性を維持する過程とを有するこ
    とを特徴とする欠陥を迂回する方法。
  3. 【請求項3】 複数のアレイと、データ構造アドレス制
    御信号に従って前記データ構造へデータを転送すると共
    に、前記データ構造からデータを転送するためにデータ
    構造に接続したデータ経路とを具備するデータ構造にあ
    って、制御装置により前記データ構造のアレイ中に存在
    すると検出された欠陥を迂回する方法において,アドレ
    ス制御信号により識別されるアレイへデータを導くと共
    に、そのアレイからデータを取出すアドレススイッチに
    アドレス制御信号及びデータ経路を接続する過程と;ア
    レイM列だけ互いに離間して位置する1つのアレイとそ
    れに代わるアレイとを指示することができるように互い
    にインタリーブしているデータスイッチにアドレススイ
    ッチを接続する過程と;各データスイッチに接続し、ア
    レイに欠陥があるか否かを指示する状態切換え手段を設
    ける過程と;制御装置を第1の状態切換え手段に接続す
    る過程と;第1の状態切換え手段により受信した信号を
    残りの状態切換え手段へ伝搬するように、状態切換え手
    段を伝搬手段を介して接続する過程と;制御装置により
    1つのアレイの欠陥が検出された場合,前記制御装置
    は、欠陥のあるアレイの場所を表す信号を第1の状態切
    換え手段へ送信し,その信号を伝搬手段を介して残りの
    状態切換え手段へ伝搬し,欠陥のあるアレイと、予備ア
    レイとを含めて、それらのアレイの間にあるアレイを指
    示するデータスイッチの状態を変化させて、代用アレイ
    を指示することにより、データを欠陥のあるアレイを迂
    回するように転向させ、データ構造におけるデータ経路
    の保全性を維持する過程とを有することを特徴とする欠
    陥を迂回する方法。
  4. 【請求項4】 複数のアレイと、データ構造アドレス制
    御信号に従って前記データ構造へデータを転送すると共
    に、前記データ構造からデータを転送するためにデータ
    構造に接続したデータ経路とを具備するデータ構造にあ
    って、前記データ構造の前記アレイに存在すると検出さ
    れた欠陥を迂回する回路において,前記データ構造に追
    加されるべきM列の予備アレイと;アドレス制御信号及
    びデータ経路に接続し、アドレス制御信号により識別さ
    れるアレイへデータを導くと共に、そのアレイからデー
    タを取出すアドレススイッチと;アドレススイッチに接
    続し、アレイM列だけ離間して位置する1つのアレイと
    それに代わるアレイとを指示することができるように互
    いにインタリーブされていて,1つのアレイの欠陥が検
    出された場合、欠陥のあるアレイと、予備アレイとを含
    めてそれらのアレイの間にあるアレイを指示するデータ
    スイッチの状態が変化して、代用アレイを指示すること
    により、データを欠陥のあるアレイを迂回するように転
    向させ、データ構造におけるデータ経路の保全性を維持
    するデータスイッチとを有することを特徴とする欠陥を
    迂回する回路。
  5. 【請求項5】 複数のメモリアレイと、メモリ構造アド
    レス制御信号に従って前記メモリ構造にデータを書込む
    と共に、前記メモリ構造からデータを読取るためにメモ
    リ構造に接続したデータ経路とを具備するメモリ構造に
    あって、前記メモリ構造の前記アレイに存在すると検出
    された欠陥を迂回する回路において,前記メモリ構造に
    追加されるべきM列の予備アレイと;アドレス制御信号
    及びデータ経路に接続し、アドレス制御信号により識別
    されるアレイへデータを導くと共に、そのアレイからデ
    ータを取出すアドレススイッチと;アドレススイッチに
    接続し、アレイM列だけ離間して位置する1つのアレイ
    とそれに代わるアレイを指示することができるように互
    いにインタリーブされていて、1つのアレイの欠陥が検
    出された場合、欠陥のあるアレイと、予備アレイとを含
    めてそれらのアレイの間にあるアレイを指示するデータ
    スイッチの状態が変化して、代用アレイを指示すること
    により、データを欠陥のあるアレイを迂回するように転
    向させ、メモリ構造におけるデータ経路の保全性を維持
    するデータスイッチとを有することを特徴とする欠陥を
    迂回する回路。
  6. 【請求項6】 複数のアレイと、データ構造アドレス制
    御信号に従って前記データ構造へデータを転送すると共
    に、前記データ構造からデータを転送するためにデータ
    構造に接続したデータ経路とを具備するデータ構造にあ
    って、制御装置により前記データ構造の前記アレイに存
    在すると検出された欠陥を迂回する回路において,前記
    データ構造に追加されるべきM列の予備アレイと;アド
    レス制御信号及びデータ経路に接続し、アドレス制御信
    号により識別されるアレイへデータを導くと共に、その
    アレイからデータを取出すアドレススイッチと;アドレ
    ススイッチに接続し、アレイM列だけ離間して位置する
    1つのアレイとそれに代わるアレイとを指示することが
    できるように互いにインタリーブしているデータスイッ
    チと;各データスイッチに接続し、アレイに欠陥がある
    か否かを指示し、第1の状態切換え手段が制御装置に接
    続されている状態切換え手段と;第1の状態切換え手段
    が受信した信号を残りの状態切換え手段へ伝搬する状態
    切換え手段相互の間に接続された伝搬手段とを具備し、
    1つのアレイの欠陥が検出された場合、制御装置により
    第1の状態切換え手段へその欠陥を含むアレイを識別す
    る信号が出力され、その信号は伝搬手段を介して状態切
    換え手段を通して伝搬し、欠陥のあるアレイと、予備ア
    レイとを含めてそれらのアレイの間にあるアレイを指示
    するデータスイッチの状態が代用アレイを指示するよう
    に変化し、それにより、データを欠陥のあるアレイを迂
    回するように転向させて、データ構造におけるデータ経
    路の保全性を維持することを特徴とする欠陥を迂回する
    回路。
  7. 【請求項7】 複数のメモリのアレイと、メモリ構造ア
    ドレス制御信号に従って前記メモリ構造にデータを書込
    むと共に、前記メモリ構造からデータを読取るためにメ
    モリ構造に接続したデータ経路とを具備するメモリ構造
    にあって、制御装置により前記メモリ構造の前記アレイ
    に存在すると検出された欠陥を迂回する回路において,
    前記メモリ構造に追加されるべきM列の予備アレイと;
    アドレス制御信号及びデータ経路に接続し、アドレス制
    御信号により識別されるアレイへデータを導くと共に、
    そのアレイからデータを取出すアドレススイッチと;ア
    ドレススイッチに接続し、アレイM列だけ離間して位置
    する1つのアレイと、それに代わるアレイを指示するこ
    とができるように互いにインタリーブしているデータス
    イッチと;各データスイッチに接続し、アレイに欠陥が
    あるか否かを指示し、第1の状態切換え手段が制御装置
    に接続されている状態切換え手段と;第1の状態切換え
    手段が受信した信号を残りの状態切換え手段へ伝搬する
    状態切換え手段相互の間に接続された伝搬手段とを具備
    し、1つのアレイの欠陥が検出された場合、制御装置に
    より第1の状態切換え手段へ、その欠陥を含むアレイを
    識別する信号が出力され、その信号は伝搬手段を介して
    状態切換え手段を通して伝搬し、欠陥のあるアレイと予
    備アレイとを含めてそれらのアレイの間にあるアレイを
    指示するデータスイッチの状態が代用アレイを指示する
    ように変化し、それにより、データを欠陥のあるアレイ
    を迂回するように転向させて、データ構造におけるデー
    タ経路の保全性を維持することを特徴とする欠陥を迂回
    する回路。
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