JPH0957383A - 輪体成形装置及び輪体成形方法 - Google Patents
輪体成形装置及び輪体成形方法Info
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- JPH0957383A JPH0957383A JP7221902A JP22190295A JPH0957383A JP H0957383 A JPH0957383 A JP H0957383A JP 7221902 A JP7221902 A JP 7221902A JP 22190295 A JP22190295 A JP 22190295A JP H0957383 A JPH0957383 A JP H0957383A
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Abstract
確保できる輪体成形装置及び輪体成形方法を提供するこ
とを課題としている。 【解決手段】成形ロール3の左側にマンドレル5が配設
されている。このマンドレル5は、上記成形ロール3の
回転軸3aに平行な軸周りに回転し、且つ、成形ロール
3に向けて接近・離隔する方向に移動可能となってい
る。また、このマンドレル5は、サポートロール6,カ
ムフォロア7を介してカム10の作動によって移動する
ようになっている。そして、粗圧延が完了すると、カム
10が逆回転し、移動手段はリトラクト量Rに相当する
分だけ後退する。その後、仕上圧延工程に移行する。
Description
などの輪状体を、冷間圧延で加工して成形する輪体成形
装置及び輪体成形方法に関する。
しては、例えば、特公平5−45338号公報等に記載
されているものがある。この従来の輪体成形装置は、図
7に示すように、定位置で軸回転するマンドレル30
と、そのマンドレル30の回転軸に平行な軸周りに回転
し且つ該マンドレル30に接近・離隔可能に配置された
成形ロール31とを主要な構成とし、上記マンドレル3
0に外挿した輪状のワークWの外周面に回転する成形ロ
ール31を押しつけ、該成形ロール31の回転及びその
回転に伴うマンドレル30の軸回転並びにマンドレル3
0と成形ロール31とによる挟圧により、ワークWを回
転しつつ圧延して拡径する。なお、図7中、32はサポ
ートロールであって、マンドレル30に負荷される荷重
を受けている。
バー33と該レバー33の変位量を検出するセンサ34
とを備え、その検出レバー33とセンサ34によって、
加工中のワークWの外径を検出可能となっている。さら
に、上記従来の装置では、センサ34による検出信号を
ローパスフィルタ35により逐次平滑化し、この平滑化
した信号と設定した値とを比較して圧延終了時を決定す
ることで、ワークWの外径寸法と加工終了時のワークW
の平均径と整合させるようにしている。
した従来の輪体成形方法は、図9に示すように、上記成
形ロール31を上記マンドレル30に向けて粗圧延の圧
下量指令値に応じた早い送り速度で前進させて上記マン
ドレル30と成形ロール31と相互に接近させ所定の圧
延荷重で粗圧延を行うことで、ワークWを所定の切換え
径dcまで拡径した後、続いて、上記成形ロール31
を、上記粗圧延の送り速度より緩やかな低速の送り速度
で前進させて上記マンドレル30と成形ロール31と相
互に接近させ上記粗圧延の圧延荷重よりも低い圧延荷重
にて仕上圧延を行う。
る加工の後に、図8に示すように、上記圧延加工したワ
ークWをサイジングダイス36に圧入することでサイジ
ング処理を行い、真円度の矯正や仕上がり寸法の矯正を
行い所定の加工精度を確保するようにしている。
る従来の圧延加工の過程を詳説すると、上記粗圧延工程
では、図9及び図10に示すように、上記成形ロール3
1をマンドレル30に向けて所定の早送り速度で前進さ
せることで上記マンドレル30と成形ロール31と相互
に接近させて、ワークWは高い圧延荷重によって加工さ
れ、ワークWの径の径成長速度が加速される。このと
き、上記圧延荷重によって輪体成形装置自体が弾性変形
して伸びるために、ワークWの実圧下量は圧下量指令値
から当該装置の伸びを差し引いた値となっている。そし
て、ワークWの外径が切換え径dcとなった時点、つま
り粗圧延の終了時点で上記圧延荷重は最高値PMAX とな
る。
圧下量を小さくしワークWの真円度を良くするために、
成形ロール31の送り速度を遅くして仕上圧延に移行す
る。このとき、圧延荷重は上記PMAX から目的とする仕
上圧延荷重Pfには直ぐに移行しない。これは、上記粗
圧延での圧延荷重PMAX に応じた量だけ装置が伸びてい
たのが仕上圧延荷重Pfの時の装置の伸び状態に移行す
るための過渡期があるためである。そして、この過渡期
が終わって圧延荷重が定常状態のPfとなり、さらにワ
ークWの外径が所定寸法dfに到達したことを検知した
ら圧延加工を終了する。
圧延荷重に応じた装置の伸びによる上記過渡期が存在す
るため、粗圧延から仕上圧延への切換えの応答に遅れが
ある。つまり、上記過渡期分だけ必要とする仕上圧延の
時間が長くなるという問題がある。このため、圧延加工
の時間を短くすると、即ち、仕上圧延工程の時間を短く
すると、上記過渡期で加工が終了するおそれがある。こ
の場合、十分に圧下速度が低くなっていないので、ワー
クWの一回転当たりの圧下量が大きいため加工品の真円
度が悪く、上記のように、輪体成形処理の後にサイジン
グ処理を行うことで加工品の寸法及び所定の真円度を確
保する必要が生じるという問題がある。
dcと加工品の目的とする外径dfとの差が小さいと、
上記過渡期においてもワークWの径成長の成長速度は直
ぐには遅くならないため、この過渡期にワークWの外径
が目的とする寸法dfになるおそれがある。このよう
に、従来の輪体成形では、加工時間を短くして生産性向
上を図るということと、加工精度を向上させるというこ
とが両立しないという問題がある。
なされたもので、上記加工時間を短くすると同時に加工
精度を確保できる輪体成形装置及び輪体成形方法を提供
することを目的としている。
に、本発明の輪体成形装置は、輪状のワーク外周面に当
接して回転する成形ロールと、この成形ロールと相対的
に接離可能に対向配置して上記ワークの内周面に当接す
るマンドレルと、上記成形ロールとマンドレルとを相互
に接離する方向へ相対移動させる移動手段と、ワーク外
周面に転接してワークの圧延姿勢を保持するガイドロー
ラと、成形されるワークの外径を検出する外径検出手段
と、を備え、上記成形ロールとマンドレルとを相対的に
接近させることで上記ワークを挟圧して粗圧延及び仕上
圧延を行う輪体成形装置において、上記移動手段は、粗
圧延から仕上圧延に移行する時に粗圧延時の輪体成形装
置の弾性変形を回復させるリトラクト手段を備えること
を特徴としている。
ークを外挿したマンドレルと成形ロールとを相互に接近
する方向へ移動手段により相対移動させることで、上記
マンドレルと成形ロールとにより上記ワークを挟圧して
圧延加工を行う輪体成形装置を使用し、上記マンドレル
と上記成形ロールとを相互に接近する方向へ相対移動さ
せて粗圧延を行った後に、上記粗圧延時よりも緩やかな
速度で相互に接近する方向へ相対移動させて仕上圧延を
行う輪体成形方法において、上記粗圧延から上記仕上圧
延に切り換えるときに、上記粗圧延での圧延荷重による
輪体成形装置の伸びと上記仕上圧延での圧延荷重による
輪体成形装置の伸びとの差に相当する距離だけ、上記移
動手段を後退させることを特徴としている。
クト手段等によって、粗圧延から仕上圧延に移行する際
に、上記移動手段を後退させることで、粗圧延完了時の
圧延荷重によって生じていた装置の弾性変形が上記後退
分だけ弾性回復して、装置に生じている弾性変形は、仕
上圧延の圧延荷重による装置の弾性変形量に近づき、も
って、装置の弾性変形が仕上圧延荷重による弾性変形量
に移行する過渡期が短くなる。
工精度を落とすことなく従来よりも短くなる。このと
き、本発明の輪体成形方法では、上記離隔する距離を、
粗圧延完了時の圧延荷重による装置の弾性変形と仕上圧
延荷重による弾性変形量との差に相当する量に設定して
いるので、上記仕上圧延開始時の圧延荷重を、目的とす
る仕上圧延荷重とほぼ等しい値に設定可能となり、過渡
期の時間をほぼゼロにすることが可能となる。
られるということは、過渡期におけるワークの径成長を
ゼロ又は非常に小さくできるので、粗圧延から仕上圧延
に切り換える切換え径を、目的とする加工品の外径に近
づけても精度の良い成形加工を行うことが可能となる。
する。まず本実施の形態の輪体成形装置の構成を、図1
に基づいて説明すると、ベッド1の右側に固定された右
側ブロック2に成形ロール3の軸3aが回転可能に支持
されている。その成形ロール3の外周面中央部には、そ
の周方向に沿って輪体成形部が形成されている。上記成
形ロール3の回転軸3aには、駆動モータ4が連結し、
その駆動モータ4によって上記成形ロール3は回転駆動
されるようになっている。
ドレル5が配設されている。このマンドレル5は、上記
成形ロール3の回転軸3aに平行な軸周りに回転し、且
つ、成形ロール3に向けて接近・離隔する方向に移動可
能となっている。また、このマンドレル5の外周面中央
部にも、その周方向に沿って輪体成形部が形成されてい
る。
トロール6が当接していて、このサポートロール6を介
して、マンドレル5は上記成形ロール3に向けて接近・
離隔するようになっている。そのサポートロール6の回
転軸6aは、左側に配置されたサポートブロック7に回
転可能に軸支され、そのサポートブロック7は、マンド
レル5の移動方向にのみ移動可能にスライダ8を介して
ベッド1に支持されている。
は、円筒状のカムフォロア9の軸9aが回転可能に支持
され、そのカムフォロア9は左側に配置されたカム10
に当接している。上記カム10の回転軸10aは、ベッ
ド1に固定された左側ブロック11に回転可能に支持さ
れている。このカム10は、図2に示すように、回転角
度に一次に比例したカムリフト量を具え、回転角度に応
じた量だけ、カムフォロア9を成形ロール3側に移動さ
せるように押圧可能となっている。ここで、カムリフト
量が増加する方向へのカム10の回転を正回転と呼び、
カムリフト量が減少する方向への回転を逆回転と呼んで
以下説明する。
らなるカム駆動モータ12に連結され、そのカム駆動モ
ータ12を介して、回転速度、回転量、及び回転方向が
制御されるようになっている。そのカム駆動モータ12
は、コントローラ13からの駆動信号に応じて駆動制御
されるようになっている。また、図1中、14は一対の
ガイドローラであって、マンドレル5に外挿された輪状
のワークW外周面に転接して、圧延中のワークWの姿勢
を正しい姿勢に保持するものである。また、15は、右
側ブロック2と左側ブロック11とを連結して補強する
ためのタイロッドである。
径検出レバーであって、ワークWの外周に摺接し、ワー
クWの拡径に追従して撓むようになっている。その外径
検出レバー16の撓み量はセンサ17によって検出され
る。そして、その検出されたワークW外径に比例した上
記撓み量に応じた検出信号は、コントローラ13に供給
される。
に沿って処理を行う。即ち、センサ17からの信号によ
ってワークWの外径が切換え径dcになったことを検知
するまで、図4に示すように、粗圧延の圧下量指令値に
応じた速度でカム10を正回転させる駆動信号をカム駆
動モータ12に供給する(ステップ1)。そして、セン
サ17からの信号によってワークWの外径が切換え径d
cになったことを検知した時点で(ステップ2)、予め
求めたリトラクト量Rに等しいカムリフト量に応じた回
転角度だけカム10を逆回転される駆動信号をカム駆動
モータ12に供給する(ステップ3)。その後、再び、
上記粗圧延の送り速度よりも遅い、仕上圧延の圧下量指
令値に応じた速度でカム10を正回転させる駆動信号を
カム駆動モータ12に供給する(ステップ4)。そし
て、センサ17からの信号によってワークWの外径が目
的とした所定寸法を検知した時点で(ステップ5)、カ
ム10を逆回転させる駆動信号をカム駆動モータ12に
供給するように設定されている(ステップ6)。
に、粗圧延終了時の圧延荷重PMAX による装置の伸び量
と、仕上圧延での圧延荷重Pfによる装置の伸び量との
差に相当する量に設定する。この量Rは、予め対応する
荷重を装置に負荷して装置の伸びを実際に検出するなど
して求めておく。ここで、上記サポートロール6、サポ
ートブロック7、カムフォロア9、カム10、カム駆動
モータ12、及びコントローラ13によって移動手段が
構成される。また、上記ステップ3によってリトラクト
手段が構成されている。
説明する。まず、輪状のワークWをマンドレル5に外挿
し、そのワークWの内周面にマンドレル5を当接させ
る。また、そのワークWの外周面には、一対のガイドロ
ーラ14を転接させることで、ワークWの圧延姿勢を所
定の姿勢に保持させ加工精度を良くするようにしてい
る。
バー16を摺接させておく。次に、成形ロール3を回転
駆動する駆動モータ4を駆動すると共に、コントローラ
13を作動させる。すると、図4及び図5に示すよう
に、コントローラ13は、カム駆動モータ12を介し
て、粗圧延の圧下量指令値に応じた速度でカム10を正
回転させ、その回転速度に応じた送り速度でカムフォロ
ア9を成形ロール3側に移動させる。これによって、粗
圧延の圧下量指令値に応じた送り速度で、サポートブロ
ック7、サポートロール6を介して、マンドレル5は成
形ロール3側に移動する。そして、図5に示すように、
マンドレル5と成形ロール3とによって、上記移動速度
に応じた高い圧延荷重でワークWは挟圧される。
ークWを介してマンドレル5に伝達されてマンドレル5
は軸回転し、上記ワークWは、上記成形ロール3及びマ
ンドレル5の軸回転と挟圧作用によって回転しながら拡
径するように粗圧延が行われる。この間、成形ロール3
とマンドレル5との間に発生した成形荷重Fは、マンド
レル5を支持するサポートロール6に負荷され、さらに
カムフォロア9を介してカム10の回転軸10aに伝達
される。そして、上記成形荷重Fの反力は、成形ロール
3の軸3aとカム10の回転軸10aを支持する装置の
フレーム(ベッド1、右側ブロック2、左側ブロック1
1、タイロッド15)によって支持されることになる。
そして、上記成形荷重によって、成形ロール3,マンド
レル5,サポートロール6,カムフォロア9,カム10
や上記フレームは弾性変形する。従って、実圧下量は、
圧下指令値から上記弾性変形による伸びを引いたものと
なっている。
み、ワークWの径が切換え径dcまで成長したことをセ
ンサ17からの信号によって検知すると粗圧延が完了し
たと判断し、カム駆動モータ4に対して上記リトラクト
量Rに応じた回転角度だけ逆回転する駆動信号を供給す
る。カム10が逆回転すると、カムフォロア9及びサポ
ートブロック7が図1において左側に後退し、成形ロー
ル3,マンドレル5、サポートロール6、カムフォロア
9、カム10や装置のフレームの弾性変形量がリトラク
ト量Rだけ少なくなる。この際、マンドレル5は後退す
ることなく成形ロール3に対しそのままの位置を保たれ
る。
で、弾性変形していた各部材は弾性回復して伸びが小さ
くなる。このとき、上記リトラクト量は、粗圧延完了時
での圧延荷重での伸び量と仕上圧延荷重での伸び量との
差に設定したので、上記後退によって弾性変形量は仕上
圧延荷重に対応する伸び量となり、圧延荷重Fは、仕上
圧延荷重Pfに等しくなるか、又は該仕上圧延荷重Pf
に近づく。
延の送り速度に相当する回転速度でカム10の軸10a
を正回転する駆動信号をカム駆動モータ4に供給する。
これによって、カムフォロア9、サポートロール6を介
して、マンドレル5は、粗圧延時の送り速度よりも遅い
仕上圧延の送り速度で成形ロール3側に移動し、設定し
た仕上圧延の圧延荷重PfによってワークWを圧延す
る。このとき、上記後退によって、仕上圧延の最初から
設定した仕上圧延荷重Pfにて圧延加工が実施される。
進み、ワークWの径が目的とする径dfまで成長したこ
とをセンサ17からの信号によって検知すると仕上圧延
が完了したと判断して、カム駆動モータ4に逆回転する
駆動信号を供給する。これによって、マンドレル5は後
退して一個のワークWの成形が完了する。このように、
本実施の形態では、粗圧延が完了したときに、カム10
が逆回転することにより移動手段をリトラクト量Rだけ
後退させることで、装置の伸び量を仕上圧延の圧延荷重
Pfに相当する伸びにして、仕上圧延工程では、最初か
ら目的とする定常状態の仕上圧延荷重Pfで圧延が行わ
れる。このため、従来のような過渡期は、なくなるか非
常に短くなるので、加工時間が従来よりも短くなる。
い仕上圧延で加工できるため、上記のように仕上圧延時
間が短くても加工後のワークWの真円度が良く、輪体成
形処理の後に従来のようなサイジング工程は必要ない。
即ち、本実施の形態の輪体成形装置及び輪体成形方法で
は、加工時間を短くしても所望の加工精度で加工するこ
とが可能となる。
短いということは、切替え径dcを目的とする加工品の
外径dfに近づけることができる。また、本実施の形態
では、カム機構を使用することで、成形ロール3に対す
るマンドレル5の接近離隔の移動速度の精度及び応答性
が良く、上記粗圧延から仕上圧延の切換え時、カム10
が逆回転することにより移動手段の後退を非常に短い時
間で、しかも確実にリトラクト量Rだけ後退させること
ができる。
りをカム機構で行う一例を示したが、公知の他の機構、
例えば、ネジ送り機構や油圧送り機構により、マンドレ
ル5と成形ロール3とを相互に接近・離隔させるように
構成してもよい。但し、カム機構を使用した方が、上記
粗圧延から仕上圧延に切換える時に、移動手段を非常に
短い時間で且つ確実にリトラクト量Rだけ後退させるこ
とができる。
移動させているが、成形ロール3側をマンドレル5に向
けて移動させる構成であっても構わないし、マンドレル
5と成形ロール3を共に相互に接近・離隔するように移
動させるように構成してもよい。また、例えば、粗圧延
や仕上圧延のためのマンドレル5と成形ロール3の接近
をマンドレル5の移動によって実施し、リトラクト量R
だけの弾性変形量の弾性回復を成形ロール3側を後退さ
せることで実現するように構成してもよい。
終了時の圧延荷重PMAX による装置の伸び量と、仕上圧
延での圧延荷重Pfによる装置の伸び量との差に相当す
る量に設定しているが、これよりも小さくても構わな
い。この場合には、所定の過渡期が存在するが、リトラ
クト量Rに応じた分だけ弾性変形量が小さくなって過渡
期の時間が従来よりも短くなるので、従来よりも加工時
間は短くなる。
成形装置又は輪体成形方法を使用すると、簡単な手段
で、所望の加工精度を確保しつつ加工時間の短縮、つま
り生産性を向上することができるという効果がある。
図である。
リフト量の関係を示す図である。
手順を示す図である。
示す図である。
での、圧延荷重、実圧下量、及びワーク外径の関係を示
す図である。
びとの関係を示す図である。
を示す図である。
圧延での、圧延荷重、実圧下量、及びワーク外径の関係
を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 輪状のワーク外周面に当接して回転する
成形ロールと、この成形ロールと相対的に接離可能に対
向配置して上記ワークの内周面に当接するマンドレル
と、上記成形ロールとマンドレルとを相互に接離する方
向へ相対移動させる移動手段と、ワーク外周面に転接し
てワークの圧延姿勢を保持するガイドローラと、成形さ
れるワークの外径を検出する外径検出手段と、を備え、
上記成形ロールとマンドレルとを相対的に接近させるこ
とで上記ワークを挟圧して粗圧延及び仕上圧延を行う輪
体成形装置において、上記移動手段は、粗圧延から仕上
圧延に移行する時に粗圧延時の輪体成形装置の弾性変形
を回復させるリトラクト手段を備えることを特徴とする
輪体成形装置。 - 【請求項2】 輪状のワークを外挿したマンドレルと成
形ロールとを相互に接近する方向へ移動手段により相対
移動させることで、上記マンドレルと成形ロールとによ
り上記ワークを挟圧して圧延加工を行う輪体成形装置を
使用し、上記マンドレルと上記成形ロールとを相互に接
近する方向へ相対移動させて粗圧延を行った後に、上記
粗圧延時よりも緩やかな速度で相互に接近する方向へ相
対移動させて仕上圧延を行う輪体成形方法において、 上記粗圧延から上記仕上圧延に切り換えるときに、上記
粗圧延での圧延荷重による輪体成形装置の伸びと上記仕
上圧延での圧延荷重による輪体成形装置の伸びとの差に
相当する距離だけ、上記移動手段を後退させることを特
徴とする輪体成形方法。
Priority Applications (4)
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