JPH0956043A - 偏平電線取付部材 - Google Patents

偏平電線取付部材

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Publication number
JPH0956043A
JPH0956043A JP7224526A JP22452695A JPH0956043A JP H0956043 A JPH0956043 A JP H0956043A JP 7224526 A JP7224526 A JP 7224526A JP 22452695 A JP22452695 A JP 22452695A JP H0956043 A JPH0956043 A JP H0956043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
flat
electric wire
clip
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7224526A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Miyasaka
栄一 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication of JPH0956043A publication Critical patent/JPH0956043A/ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 柱や天井等に簡便かつ短時間で偏平電線によ
る配線を行う。 【構成】 ピラートリム12の所定個所に鉤形のクリッ
プ13を取り付け、フラットケーブル14をクリップ1
3の平坦部13bの端からその下側に挿入して、クリッ
プ13の基部13aまで押し込み、フラットケーブル1
4を挟持する。この状態でクリップ13の平坦部13b
に設けられた固定用ピン13cを、ピラー11の下側の
長さ方向の同じ位置に穿孔された係止孔11bに挿入
し、固定用ピン13cの翼部13dによってピラートリ
ム12をピラー11に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両等の室
内に偏平電線を配線する際に、柱や天井等に沿わせて偏
平電線を固定するために使用される偏平電線取付部材に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車等の室内の電気配線に
は、一般に電線を束ねたワイヤハーネスが使用されてお
り、図7に示すように車両のピラー1や天井2等に沿わ
せてワイヤハーネス3を固定することにより配線作業が
行われている。
【0003】図8はワイヤハーネスの取付部材の斜視
図、図9は断面図を示し、ピラー1は例えば断面が略台
形状に形成され、底辺部1aの長さ方向には、所定間隔
ごとに複数の係止孔1bが穿孔されている。そして、断
面の両側は凹状にくびれて空隙1cが形成され、この空
隙1cにワイヤハーネス3が収容できるようになってい
る。ワイヤハーネス3の取付部材としてクリップ4が使
用され、クリップ4はワイヤハーネス3を保持するバン
ド部4aと固定用ピン4bを有する平板部4cから構成
されている。
【0004】また、ピラー1と接合して蓋となるピラー
トリム5は断面皿形状をしており、その内側の長さ方向
の所定個所には、ピラートリム5をピラー1に固定する
ための固定用ピン5aが設けられている。固定用ピン4
b、5aの先端には翼部6が形成されており、ピラー1
の係止孔1bに固定用ピン4b、5aを挿入した際に、
翼部6によって抜け止めができるようになっている。
【0005】ワイヤハーネス3の所定位置をクリップ4
のバンド部4aにより複数個所に渡って固定し、ピラー
1に設けた空隙1cにワイヤハーネス3を収容するよう
にして、クリップ4の固定用ピン4bをピラー1の係止
孔1bに挿嵌し、固定用ピン4bの翼部6によってピラ
ー1にクリップ4を固定することにより、ワイヤーハー
ネス3をピラー1に固定する。その後に、クリップ4の
固定用ピン4bと別個の位置のピラートリム5の固定用
ピン5aを、対応するピラー1の係止孔1bに挿嵌して
ピラートリム5を固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏平電
線を使用する場合は、その形状が幅広で偏平なために、
上述の従来例のようにピラー1の空隙1c内に収納する
ことは不可能である。また幅広であるために、ピラート
リム5の固定用ピン5aと干渉を生じてピラートリム5
の取り付けができないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
例えば車両の柱や天井等に簡便かつ短時間で偏平電線を
配線することができる偏平電線取付部材を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る偏平電線取付部材は、被装着体の固定部
に接合する断面皿形状の蓋部材と、該蓋部材の底部に沿
って配置した偏平電線を挟持する挟持部材と、該挟持部
材に設け前記固定部に嵌挿可能な固定用部材とを有し、
前記偏平電線を挟持した状態で前記蓋部材を前記固定用
部材を介して前記固定部に固定することを特徴とする。
【0009】上述の構成を有する偏平電線取付部材は、
偏平電線を挟持部材により蓋部材に沿って挟持し、偏平
電線を挟持した状態で、挟持部材に設けた固定用部材に
より被装着体の固定部に蓋部材を固定することにより、
偏平電線の配線を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図6に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の斜
視図、図2は断面図を示し、ピラー11はその断面の上
部が若干凸状に弯曲した略台形状をしており、その両側
はくびれて凹状の空隙11aが必要に応じて形成され、
断面の下部の略中央部には、長さ方向に沿って複数個所
に係止孔11bが設けられている。
【0011】一方、ピラートリム12は断面皿型形状で
ピラー11を覆うような形状とされており、ピラー11
の係止孔11bの位置と同じ位置に、鉤形をした複数の
クリップ13がピラートリム12と一体に設けられてい
る。クリップ13の基部13aはフラットケーブル14
の厚さより若干長くなっており、鉤形の平坦部13bは
フラットケーブル14側に若干膨らむ凹状をしており、
中央の隙間はフラットケーブル14の厚さより稍々薄
く、自由端部の隙間は基部13aと同じ程度となってい
る。そして、クリップ13の平坦部13bの上面の中央
部分に、係止孔11bに挿入するための固定用ピン13
cが設けられ、固定用ピン13cの先端には翼部13d
が形成されている。
【0012】フラットケーブル14をピラートリム12
に取り付けるに際しては、フラットケーブル14をクリ
ップ13の平坦部13bの自由端側からその下側に挿入
して、クリップ13の基部13aまで押し込む。これに
より、フラットケーブル14はピラートリム12の底部
12aに沿って弾性的に挟持されることになる。この状
態において、クリップ13に設けられた固定用ピン13
cをピラー11の係止孔11bに挿入し、図3に示すよ
うに固定用ピン13cの翼部13dによってピラートリ
ム12をピラー11に固定すると、翼部13dはピラー
11内で拡がり抜け出しが不能となる。
【0013】既に、従来のワイヤハーネスが配線されて
いる場合には、従来のクリップ4とピラートリム5を取
り外し、ピラートリム12をフラットケーブル用に変更
することにより、フラットケーブル14による配線に切
換えることもでき、更に部分的にワイヤハーネスによる
配線とフラットケーブル14による配線を共存させるこ
とも可能である。
【0014】また、フラットケーブル14による配線だ
けに使用するピラー11の形状では、従来のワイヤハー
ネスを収納する凹状の空隙11aは不要となるので、ピ
ラー11の形状をより簡略化して突出部を少なくした薄
い偏平状とすることができ、コストダウンや省力化にも
有効となる。
【0015】図4は第2の実施例の斜視図、図5は断面
図を示し、図1〜図3と同じ符号は同じ部材を表してい
る。ピラートリム21の内側の底部21aには、フラッ
トケーブル14を収納するための溝部21bが形成され
ており、長さ方向のピラー11の係止孔11bと同じ位
置に、コ字状のクリップ22がその2つの脚部22aを
ピラートリム21に埋め込むようにして固定され、クリ
ップ22の上面の中央部には固定用ピン22cが設けら
れ、固定用ピン22cには翼部22dが設けられてい
る。
【0016】ピラートリム21の溝部21bにフラット
ケーブル14を収納し、クリップ22を溝部21bに跨
ぐようにしてピラートリム21に嵌合等により固定し、
フラットケーブル14を挟持する。溝部21bをフラッ
トケーブル14の幅及び厚さに合わせて形成しておけ
ば、フラットケーブル14の位置決めを正確かつ容易に
行うことができる。クリップ22をピラートリム21に
取り付けた後に、クリップ22に設けた固定用ピン22
cをピラー11の係止孔11bに挿嵌することにより、
図6に示すようにピラー11にピラートリム21を固定
する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る偏平電
線取付部材は、挟持部材により偏平電線を蓋部材内に沿
って挟持し、偏平電線を挟持した状態で、挟持部材に設
けた固定用部材により蓋部材を固定部に固定することに
より、例えば車両の室内での偏平電線の配線を内装品等
の取り付けの邪魔にならないようできるので、場所をと
らずに簡便な作業で車内配線を行うことができる。更
に、予め蓋部材側に偏平電線の組付けを行うことにより
部品の規格化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の斜視図である。
【図2】断面図である。
【図3】組合せ後の断面図である。
【図4】第2の実施例の斜視図である。
【図5】断面図である。
【図6】組合せ断面図である。
【図7】自動車ボディの斜視図である。
【図8】従来例の斜視図である。
【図9】断面図である。
【符号の説明】
11 ピラー 11b 係止孔 12、21 ピラートリム 13、22 クリップ 13c、22c 固定用ピン 14 フラットケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被装着体の固定部に接合する断面皿形状
    の蓋部材と、該蓋部材の底部に沿って配置した偏平電線
    を挟持する挟持部材と、該挟持部材に設け前記固定部に
    嵌挿可能な固定用部材とを有し、前記偏平電線を挟持し
    た状態で前記蓋部材を前記固定用部材を介して前記固定
    部に固定することを特徴とする偏平電線取付部材。
  2. 【請求項2】 前記挟持部材は前記蓋部材と一体にした
    請求項1に記載の偏平電線取付部材。
  3. 【請求項3】 前記蓋部材の底部に前記偏平電線を収納
    する溝部を設け、前記挟持部材を前記蓋部材と別体で前
    記蓋部材に取り付けるようにしたコ字状の枠片とした請
    求項1に記載の偏平電線取付部材。
JP7224526A 1995-08-10 1995-08-10 偏平電線取付部材 Pending JPH0956043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7224526A JPH0956043A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 偏平電線取付部材

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JP7224526A JPH0956043A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 偏平電線取付部材

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Publication Number Publication Date
JPH0956043A true JPH0956043A (ja) 1997-02-25

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ID=16815185

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JP7224526A Pending JPH0956043A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 偏平電線取付部材

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JP (1) JPH0956043A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020241627A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線部材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020241627A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線部材
JP2020198697A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線部材
CN113875106A (zh) * 2019-05-31 2021-12-31 株式会社自动网络技术研究所 配线构件

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