JPH0954501A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0954501A
JPH0954501A JP23076195A JP23076195A JPH0954501A JP H0954501 A JPH0954501 A JP H0954501A JP 23076195 A JP23076195 A JP 23076195A JP 23076195 A JP23076195 A JP 23076195A JP H0954501 A JPH0954501 A JP H0954501A
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JP
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magnetic
toner
magnetic field
developing
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JP23076195A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Tada
達也 多田
Katsumi Itou
功已 伊藤
Makoto Nonomura
真 野々村
Takeshi Yamamoto
毅 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤規制部において、磁界を強くした場合
においても、現像スリーブ、現像剤規制部材の撓みを防
止し、且つ帯電不十分な磁性トナーの搬送を防止する。 【構成】 回転可能な現像スリーブ1aの内部に磁石1
bを固定する。現像スリーブ1aに近接して、非磁性部
材6aとその内部に固定された磁石6bとを現像剤量規
制部材6を設ける。永久磁石1b、永久磁石6bのヤン
グ率を1.0×106 kgf/cm2 以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリンタ或い複
写機等とされる、電子写真記録装置或いは静電記録装置
等の画像形成装置に関し、現像装置に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁性一成分現像剤を用いる方法と
して、特開昭54−43037号公報において、現像剤
担持体である現像スリーブ上に磁性トナーを極めて薄く
塗布し、これを摩擦帯電し、ついで、これを磁界の作用
下で静電像に極めて近接させ、且つ、接触させることな
く対向させ、現像する方法が開示されている。
【0003】すなわち、図16に示すように、上記従来
の現像装置は、磁性一成分現像剤である磁性トナーTを
収容した現像容器3を備え、現像容器3内には静電潜像
担持体である感光ドラム15と対向した開口部に、現像
スリーブ1aが矢印の回転方向に回転可能に設置されて
いる。現像スリーブ1aは、非磁性部材からなり、内側
に磁界発生手段である磁石1bが非回転に設置されてい
る。現像容器3の奥には現像剤搬送部材4が設置されて
いる。又、現像容器3の開口部の現像スリーブ1aの上
方位置には現像剤量規制手段である磁性ブレード2が設
置され、現像スリーブ1a内の磁石1bの磁極Nと磁性
ブレード2とが対向して、これにより現像剤規制部が構
成されている。磁性ブレード2は、現像スリーブ1aと
の間の距離が一定値Wになるように配置されている。一
般的に、この磁性ブレード2の距離Wは、100μm〜
1mmの範囲内に設定されることが多い。
【0004】現像容器3内に収容された磁性トナーT
は、磁石1bにより現像スリーブ1a上に担持されて、
現像スリーブ1aの回転により感光ドラム15と対向し
た現像領域へ向けて搬送され、その搬送途上、現像剤規
制部で磁性ブレード2によりトナーの層厚が規制され
て、現像スリーブ1a上に薄層を形成するように薄く塗
布される。このトナー薄層の層厚は、図17に示すよう
に、現像スリーブ1aと磁性ブレード2との間を通る現
像スリーブ1aの表面にほぼ平行に沿ったカットライン
Lの位置によって決定される。カットラインLについて
は後で更に述べる。
【0005】本発明者等の調査によると、現像スリーブ
1aと磁性ブレード2との間を磁性トナーTが通過する
際に、磁性トナーTに電荷が付与され、且つ、電荷付与
部でのトナー搬送並びに挙動は、以下のようになってい
ることが分かった。
【0006】図18に示すように、現像スリーブ1aと
磁性ブレード2を結ぶ直線に垂直な平面を2つ考え、磁
性ブレード2に近い面S1とし、現像スリーブ1aに近
い面をS2とする。一般的に磁性ブレード2の幅(現像
スリーブ1aの周方向に沿う方向の長さ)は、永久磁石
1bの磁石Nの幅に比べて狭くしてあるので、永久磁石
1bの磁極Nからの磁界の、S1面、S2面でのそれぞ
れの磁束密度を考えると、S1面での磁束密度は、S2
面での磁束密度より大きくなる。従って、現像スリーブ
1aと磁性ブレード2との間で、磁性トナーの磁化の強
さに応じた、図18の矢印の方向の力、すなわち、磁性
ブレード2に収束する磁力を受ける。
【0007】従って、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間で磁性トナーTは、図17に示すように、穂
(B状態)を形成し、且つ、その穂は、磁性ブレード2
に発して現像スリーブ1a方向に向かう穂を形成する。
【0008】そして、磁性トナーTへの帯電付与は、現
像スリーブ1aと磁性ブレード2から形成された上記穂
の先端のトナーt1とが接触することにより、先端のト
ナーに対して電荷が付与される。
【0009】また、現像スリーブ1aと磁性ブレード2
との間でのトナー搬送は、以下のようになっていること
が分かった。
【0010】上述したように、現像スリーブ1aと接触
した穂の先端のトナーt1には、潜像を現像するための
極性の摩擦帯電電荷が付与されるので、静電的鏡映力に
より現像スリーブ1a方向への力が働く。
【0011】従って、穂の先端のトナーt1は、現像ス
リーブ1aに付着し、現像スリーブ1aとの摩擦力によ
り、現像スリーブ1aの回転方向への搬送力が与えられ
る。
【0012】このとき、トナー同士には、互いにある程
度の凝集力が働いているので、穂の先端のトナー(第1
層のトナー)t1に接しているそのすぐ上の第2層のト
ナーt2にも、凝集力を介在とした搬送力が生じる。同
様に、その上の第3層のトナーt3にも、凝集力を介在
とした搬送力が生じる。
【0013】しかし、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間には、前述のごとく、磁性ブレード2の方向へ
の磁力のトナーには作用している。従って、トナーにか
かる搬送力が上記磁力に打ち勝つところ、即ち、この位
置を前述した図17のカットラインLとすると、トナー
の穂はカットラインLを境にして現像スリーブ1a側が
ちぎれて、現像スリーブ1a上に残ったトナーが、現像
スリーブ1aの回転方向に搬送される。
【0014】一方、磁性ブレード2側に残った、電荷を
十分に付与されないトナーは、図17に示すように、残
存トナーとしてトナー溜りAを形成し、このトナー溜り
Aが大きくなると、磁力によりトナーを磁性ブレード2
に保持し続けていることができなくなり、トナー溜りA
から十分な電荷を持たないトナー塊が離れて現像スリー
ブ1aの回転方向に搬送される。
【0015】以上が、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間を磁性トナーTが通過する際の電荷付与及び搬
送のしくみ並びにトナーの挙動である。
【0016】従って、上記従来例のトナー挙動と、トナ
ーへの帯電付与の過程から明らかなように、上記従来例
では、現像スリーブ1aの近傍のトナー、すなわち、現
像スリーブ1a上の第1層のトナーt1にしか十分な帯
電電荷を付与することができず、現像スリーブ1aによ
って搬送されるトナーの一部は、必要な電荷を付与され
ないままのトナーで占められる。その結果、トナーの帯
電不安定により現像が不安定になり、安定して良好な画
像を得ることができないという問題点があった。
【0017】また、非磁性一成分トナーを用いる現像方
法において、上記磁性1成分現像装置と同様に現像剤の
規制に磁性ブレードを用いる現像方法として、特公昭5
8−143360号公報において記載されているような
現像方法が知られている。
【0018】すなわちこの現像方法は、図19に示すよ
うな、非磁性トナー11と磁性粒子10を収容するトナ
ー容器3と潜像担持体である感光ドラム15に対向しト
ナー容器3の開口部に配された非磁性体の現像スリーブ
1aと、現像スリーブ1aの内部に固定配置された永久
磁石1bと、トナー容器3に固定支持され現像スリーブ
1a上のトナーの層厚を規制する磁性ブレード2を備え
た現像装置20により実施される。
【0019】上記現像装置20において、磁性粒子10
は、前述の磁性1成分現像装置の磁性トナーと同様に、
磁性ブレード2と永久磁石1bとの間の磁界に沿ってブ
ラシ10aを形成する。一般的に、磁性粒子10は、前
述の磁性トナーに比べて、粒径が大きく、且つ、含有す
る磁性体量も多い構成、すなわち、飽和磁化が非常に大
きい構成をとっているので、前述の磁性トナーの場合と
は異なり、磁性粒子10は、磁性ブレード2と永久磁石
1bとの間の磁界内に拘束される。
【0020】一方、非磁性トナー11は、磁性粒子10
及び現像スリーブ1aとの摩擦帯電で得た帯電電荷によ
り、現像スリーブ1a及び磁性粒子10に付着する。し
かしながら、上述したように、磁性粒子10は磁界によ
り拘束されているために、現像スリーブ1aに付着した
非磁性トナー11のみが磁性粒子のブラシの中の通過可
能となり、現像スリーブ1aの回転により現像スリーブ
1a表面に非磁性トナー11の均一な層が形成される。
【0021】しかしながら、上記非磁性1成分現像方法
においても、磁性粒子の飽和磁化が小さい場合には、前
述の磁性1成分現像装置の未帯電トナーの挙動と同様に
なり、上記磁界内に磁性粒子10を拘束しておくことが
できず、現像スリーブ1aの回転により現像領域方向に
搬送されてしまい、安定して良好な画像をえることがで
きないという問題点があった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、現像領
域方向への帯電不十分な磁性トナーの搬送防止、或い
は、磁性粒子の飽和磁化が小さい場合の磁性粒子の現像
領域方向への搬送防止対策として、現像剤規制領域の磁
場の強さを強くする方法が考えられる。
【0023】しかしながら、上記のような磁性ブレード
2と磁石1bの少なくとも2者以上で協同して磁界を形
成している場合においては、磁場の強さを強くすると、
上記の協同して磁界を形成している磁界形成部材が、磁
力により撓んでしまうために、現像スリーブ1aの長手
方向のトナーコート性が不均一になるという問題が生
じ、現像領域方向への帯電不十分な磁性トナーの搬送防
止、或いは、磁性粒子の飽和磁化が小さい場合の現像領
域方向への磁性粒子の搬送防止とトナーコート均一性を
両立するのが困難であった。
【0024】従って、本発明の目的は、現像剤量規制部
において、少なくとも2者以上で協同して磁界を形成し
て現像剤量規制をしている構成において、上記協同して
形成される磁界を強くした場合においても、磁界形成部
材の撓みを防止し、且つ、帯電不十分な磁性トナーの搬
送防止、或いは、磁性粒子の飽和磁化が小さい場合の現
像領域方向への磁性粒子の搬送防止とトナーコート均一
性とを両立し、画像一様性の不良、及びトナーコート均
一性の不良を解消する現像装置を備えた画像形成装置を
提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
現像剤により静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現
像装置を備えた画像形成装置において、磁性粒子を含有
する現像剤と、現像剤を収容する現像容器と、現像剤を
表面に担持し、現像領域に現像剤を搬送する回転可能な
現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の塗布量
を規制する現像剤量規制手段とを備え、前記現像剤担持
体及び前記現像剤量規制手段のうち少なくとも一つが、
磁界発生手段を有し、前記現像剤量規制手段が前記現像
剤担持体上の現像剤の塗布量を規制する現像剤規制領域
にて、前記磁界発生手段による磁場により、前記現像剤
量規制手段と前記現像剤担持体との間に協同して磁界を
形成する構成とし、前記現像剤量規制手段又は前記現像
剤担持体の少なくとも一部が、ヤング率1.0×106
(kgf/cm2 )以上の部材で構成されていることを
特徴とする画像形成装置画像形成装置である。
【0026】前記現像剤規制領域において、現像剤中の
磁性粒子が、前記現像剤担持体と前記現像剤量規制手段
の両方から搬送力を受ける構成とすることが好ましい。
前記現像剤量規制手段が磁性粒子に与える搬送力の搬送
方向は、現像剤中の磁性粒子を現像領域へ搬送しない方
向であることが好ましい。前記現像剤担持体が現像剤規
制領域において現像剤に与える搬送力を、現像剤と前記
現像剤担持体との摩擦帯電によって現像剤に付与される
帯電電荷量に主に依存し、かつ、前記現像剤量規制手段
が前記現像剤規制領域において現像剤に与える搬送力
を、現像剤に作用する磁気力に依存する構成とすること
が好ましい。前記現像剤担持体と前記現像剤規制手段と
の間に協同して形成する磁界は、前記現像剤規制領域に
おいて、少なくとも、前記現像剤担持体から前記現像剤
量規制手段方向へ向かうにつれて磁束密度が高くなる磁
界領域を有することが好ましい。前記現像剤量規制手段
と前記現像剤担持体とが、非接触で配されている構成で
あることが好ましい。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。本発明は、例えば図15に示
されるような電子写真画像形成装置に具現化するものと
して説明するが、これに限定されるものではない。尚、
前出の部材と同一の部材には同一の符号を付す。
【0028】図15において、電子写真画像形成装置
は、静電潜像担持体としての感光ドラム15を回転自在
に設け、この感光ドラム15を帯電器12で一様に帯電
し、次に、例えばレーザーのような発光素子13によっ
て、情報信号を露光し、静電潜像を形成し、現像装置1
0で可視化する。次に、転写帯電器14で転写材16へ
転写し、更に定着装置17により定着する。また、感光
ドラム15上の転写残トナーはクリーニング装置11に
より除去される。
【0029】実施例1 本発明に係る現像装置の実施例1について、図1により
説明する。同図において、現像装置10は、トナーを収
容する現像容器3と、感光ドラム15に対向し、現像容
器3の開口部に矢印方向に回転可能に配設された現像剤
担持体である非磁性金属部材により構成される現像スリ
ーブ1aと、現像スリーブ1aの内部に配設された磁界
発生手段である永久磁石1bと、現像容器3内の磁性ト
ナーを現像スリーブ1a方向に搬送するための矢印方向
に回転可能に配された搬送部材4a、4bとを備えてい
る。又、現像スリーブ1aにより現像領域に搬送される
現像剤量を規制する現像剤量規制部材6を有し、更に、
一端を現像剤量規制部材6の表面に当接してトナーを掻
き落とすためのスクレーパ7を備えている。
【0030】現像剤量規制部材6は、図中矢印方向に回
転可能に配された円筒状の非磁性部材6aと、非磁性部
材6aの内部に配置された永久磁石6bとを備えてい
る。
【0031】ところで本発明者等の調査によると、現像
スリーブ及び現像剤量規制部材である磁界形成部材の磁
力による撓みは、ヤング率と以下のような相関関係があ
ることが判明した。
【0032】すなわち、図2及び図3に示すような実験
装置の構成により、磁石32を非磁性部材30によって
磁界による撓みがない状態に固定し、被験材である磁性
部材31と磁石32の2者で協同して磁界を形成してい
る場合の、磁性部材31の磁界による撓みと磁性部材3
1のヤング率との相関を調査した。
【0033】また、図4及び図5に示すように、磁石3
2と被験材である磁石33の2者で協同して磁界を形成
している場合の、磁石33の磁界による撓みと磁石33
の磁力及びヤング率との相関も調査した。
【0034】図2〜図5に示すように、磁性部材31と
磁石32、或いは、磁石32と磁石33とは、支持部材
41によって両端を支持されている。磁性部材31は磁
石32に磁化されてことにより磁石32方向に引き付け
られ、また、磁石32と磁石33とは、お互いの異極が
対向するように配されているので、磁石33は磁石32
方向へ引き付けられる。
【0035】上記構成において、磁性部材31、磁石3
2、磁石33、支持部材41の構成条件をそれぞれ、磁
性部材31、磁石32、磁石33の長さLを300m
m、支持部材41の長さL4を5mm、磁石32の幅D
2及び高さh2をそれぞれ8mmとし、磁石32のN極
の磁力が、磁石表面から、1mmのところで1000ガ
ウスとしたときに、高さh4を0.6mmから1.6m
mの間で変化させ、且つ、磁性部材31及び磁石32の
構成条件を以下のように変化させたときの、磁性部材3
1及び磁石32の長手方向中央部での撓み量h4δを測
定した。
【0036】すなわち、磁性部材31の幅D1を0.8
mmから20mmの間、また、高さh1を6mmから2
0mmの間で変化させ、磁石33のS極を磁石表面から
1mmのところで800ガウス以上の値で設定したとき
に、磁石33の幅D3を3mmから10mmの間で、ま
た、高さhを6mmから20mmの間で変化させ、更
に、磁性部材31及び磁石33のヤング率を1.0×1
5 (kgf/cm2 )以上の場合で変化させ、磁界形
成部材間の両者の中央部の撓み量h4δを測定した。
【0037】その結果、ヤング率が5.0×105 (k
gf/cm2 )以上としたとき、撓み量h4δは100
μm以下であり、ヤング率が1.0×106 (kgf/
cm2 )以上としたとき、撓み量h4δは50μm以下
であった。
【0038】また、図6に示すように、磁性部材31の
両側を部材31aで支持した場合、図7に示すように、
磁性部材31の下部を部材31aで支持した場合、図8
に示すように、永久磁石33の両側を部材33aで支持
した場合、図9に示すように、永久磁石33の下部を部
材31aで支持した場合において、磁性部材31及び磁
石33のヤング率が1.0×105 (kgf/cm2
の場合においても、部材31a及び部材33aのヤング
率を1.0×106 (kgf/cm2 )以上とすること
によって、磁性部材31及び永久磁石33の撓み量h4
δを50μm以下にすることができた。
【0039】そこで本実施例においては、現像スリーブ
1aの永久磁石1b、及び現像剤量規制部材6の永久磁
石6bとして、少なくともヤング率が1.0×106
(kgf/cm2 )以上の永久磁石を用いた。
【0040】また、現像剤量規制部材6は、現像領域に
対して、現像スリーブ1aの回転方向bの上流側の現像
スリーブ1aの近傍に配され、且つ、非磁性部材6aの
回転方向が、現像スリーブ1aの回転方向bと同方向の
矢印a方向に回転可能に配された構成としている。
【0041】また、永久磁石6bは、現像スリーブ1a
内に配された永久磁石1bの磁極の中の少なくとも1つ
の磁極に対して、異極の関係となる、少なくとも1つの
磁極を有する構成としている。本実施例においては、現
像スリーブ1a内の永久磁石1bの磁極N1に対して、
現像剤量規制部材6の永久磁石6bの磁極S4が近接対
向する構成とされている。
【0042】また、現像スリーブ1a内の磁極N1に近
接対向するように配された、永久磁石6bの磁極S4の
幅を、現像スリーブ1a内の磁極N1の幅に対して狭く
することにより、磁極N1と磁極S4との間で形成され
る磁場の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから現像
剤量規制部材6側へいくほど磁束密度が大きくなる構成
としている。
【0043】上記構成によれば、前述の図18を参照し
て説明したのと同様の理由により、現像剤量規制部材6
と現像スリーブ1aとの間に存在する磁性トナーTに
は、現像スリーブ1aから現像剤量規制部材6側への磁
力による力が働く。
【0044】また、本実施例においては、非磁性部材6
aを、図1に示すように、現像スリーブ1aの回転方向
bと同方向である、図中矢印a方向に回転させる構成と
しているので、磁性トナーTには、磁界による力と非磁
性部材6aとの摩擦力と、そして、磁性トナー間の摩擦
力により、現像剤量規制部材6から現像容器3内方向へ
の搬送力が与えられる。
【0045】また、上述したように現像スリーブ1aに
接触している磁性トナーTには、現像スリーブ1との摩
擦帯電により帯電電荷が与えられ、帯電電荷を得た磁性
トナーTには、鏡映力による現像スリーブ1a方向への
力が働き、現像スリーブ1aとの摩擦力により、現像ス
リーブ1aの回転方向への搬送力が与えられる。
【0046】従って、図1に示すように構成された現像
装置においては、図20に示すように、現像剤量規制部
に存在する磁性トナーTのうち、現像スリーブ1aに接
触している磁性トナーt1には、現像剤スリーブ1aか
ら磁性トナーの帯電電荷量に依存した搬送力(F1s)
と、現像剤量規制部材6からの搬送力(F2s)とが、搬
送力の主の力として与えられる。
【0047】また、現像スリーブ1aに接触していない
磁性トナーt2にも、磁性トナー間の凝集力を介在させ
て、現像剤スリーブ1aからの搬送力(F1 )と現像剤
量規制部材6からの搬送力(F2 )とが、搬送力の主の
力として与えられる。
【0048】また、現像剤量規制部材6からの搬送力F
2 、F2sは、磁性トナーt1、t2が、上記現像剤量規
制部に形成された磁界内において、ほぼ同等の位置に存
在するので、実質的にほぼ同等であり、F2 =F2sと考
えて良い。
【0049】従って、 F1s>F2 ≧F1 ・・・ (1) という関係が存在すれば、現像領域に搬送される磁性ト
ナーは十分に帯電したトナーのみとなる。
【0050】上記関係式を満たす構成は、磁性トナーの
特性により異なるが、本実施例においては、現像スリー
ブ1a内の磁極N1に近接対向するように配された、永
久磁石6bの磁極S4の磁束密度を700ガウス以上、
現像スリーブ1a内の磁極N1の磁束密度を800ガウ
ス以上とし、且つ、各々の磁極の磁束密度のピーク値に
対して50%以上の値を示す領域の幅(便宜上、以後5
0%値と称する)の比を、 (磁極S4の50%値)/(磁極N1の50%値)<1 とし、磁極N1の幅に対して、磁極S4の幅を狭くする
ことにより、磁極N1とS4との間で形成される磁場の
磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから現像剤量規制
部材6側へいくほど磁束密度が大きくなる構成とし、ま
た、現像剤規制部材6と現像剤担持体1との間の距離W
を約0.2〜1.0mmの範囲内とし、更に、現像スリ
ーブ1aの周速の絶対値に対してと非磁性部材6aの周
速の絶対値を50%以上とする構成としたときに上記関
係を満足することが確認された。
【0051】上記関係式(1)が満足されたかどうかの
判断は、以下のようにして行なった。上記関係式(1)
が満足されていないときに、前述の帯電電荷付与時に現
像スリーブ1a表面に接触できずに現像スリーブ1a上
に担持されて現像容器3内から現像容器外へ搬送されて
くる帯電付与の不十分な磁性トナーは、現像スリーブと
の摩擦帯電電荷を得られない代わりに磁性トナー間の摩
擦帯電による帯電電荷量を持つ。磁性トナー間の摩擦帯
電によって得られる帯電電荷があるので、前述の帯電付
与が不十分な磁性トナーの帯電量分布は、帯電量が0を
中心とした正負の両方の極性の帯電電荷を有したものが
ほぼ50%の割合で存在する分布となる。すなわち、帯
電付与が不十分な磁性トナーの内、ほぼ50%が所望の
極性とは反対の逆極性トナーとなる。
【0052】しかしながら、上記関係式(1)が満足さ
れている時には、理想的には、上記逆極性トナーは存在
しない。従って、現像スリーブ1a上の磁性トナーの帯
電量分布を測定し、逆極性トナーの存在の有無を確認す
ることにより、上記関係式(1)が満足されているかど
うかの判断をすることができる。しかし、用いる磁性ト
ナーによっては、磁性トナーの中に元々逆極性トナーに
帯電しやすいものが含まれている場合もあり、単純に逆
極性トナーの存在の有無の確認により、上記関係式
(1)が満足されているかどうかの判断をすることがで
きない。すなわち、この場合には磁極トナーに十分な摩
擦帯電電荷を付与した場合にも、磁性トナーの帯電量分
布の中にある割合で逆極性トナーが存在してしまう。
【0053】従って、上記関係式(1)が満足されてい
るかどうかを、磁性トナーの帯電量分布を測定し、逆極
性トナーの存在割合から判断するために、上述した元々
逆極性トナーに帯電しやすいものが含まれている場合を
考慮する、即ち、元々逆極性に帯電し易い極性トナーの
割合を調べておく必要がある。
【0054】従って、本実施例には、キャリアとトナー
を十分に混合撹拌し、十分に摩擦帯電電荷をトナーに与
えた場合のトナーの帯電量分布を測定し、そのときの逆
極性トナーの割合を参照値とし、現像スリーブ1a上の
トナーの帯電量分布に含まれる逆極性トナーの割合が上
記参照値とほぼ一致したときに、上記関係式(1)が満
たされているものと判断した。
【0055】具体的には以下のように測定を行なった。
測定器は、ホソカワミクロン社製のE−SPARTアナ
ライザーを用いた。
【0056】まず十分な帯電を付与した場合のトナーの
帯電量分布の測定は、キャリアとしてEFV200/3
00(日本鉄粉社製)を用い、トナー濃度2wt%、混
合時間約2分で実施した。その時の逆極性トナー量の割
合を参照値とした。次に、本実施例の現像装置の現像ス
リーブ1a上のトナーの帯電量分布を測定した。このと
きの逆極性トナーの割合が、測定誤差範囲内で上記参照
値と同等の場合に上記関係式(1)が満たされているも
のと判断した。
【0057】比較例1 上記実施例1の現像装置の構成において、永久磁石6b
として、ヤング率が1.6×105 (kgf/cm2
の永久磁石を用いたところ、永久磁石6bが磁力により
撓み、非磁性部材6aに接触してしまい、非磁性部材6
aの図中矢印方向の回転トルクが大きくなり、安定した
回転を得られず、トナー搬送が安定して行なうことがで
きなくなった。
【0058】実施例2 実施例1の構成において、永久磁石6bを図10及び図
11に図示するように、ヤング率が1.6×105 (k
gf/cm2 )の磁石81とし、少なくともヤング率が
1.0×106 (kgf/cm2 )以上の非磁性部材8
2で支持する構成とした場合においても、実施例1と同
様の効果を得ることができた。
【0059】また、上記構成は、永久磁石6bに限るも
のではなく、永久磁石1bを上記構成としてもよい。
【0060】即ち、実施例1の現像装置の構成におい
て、永久磁石6bを、図10に示すように、円柱状の永
久磁石81を非磁性部材82で被覆し、更に非磁性部材
90で覆って支持し、永久磁石81のヤング率を1.6
×105 (kgf/cm2 )とし、非磁性部材82、9
0のヤング率を1.0×106 (kgf/cm2 )とし
た。この構成においても、実施例1と同様の効果を得る
ことができた。
【0061】また、図11に示すように、長方体の永久
磁石81の両側を非磁性部材82で支持し、これらを円
筒状の非磁性部材90で覆い、永久磁石81のヤング率
を1.6×105 (kgf/cm2 )とし、非磁性部材
82、90のヤング率を1.0×106 (kgf/cm
2 )とした。この構成においても、実施例1と同様の効
果を得ることができた。
【0062】実施例3 次に、本発明に係る画像形成装置の現像装置の実施例3
について、図12により説明する。
【0063】本実施例の現像装置においては、上述した
実施例1の現像剤量規制部材6を、図中矢印a方向に回
転可能に配された磁性部材で構成された現像剤量規制部
材61としたものである。
【0064】現像剤量規制部材61は、現像スリーブ1
a内の磁極N1と協同して現像剤規制領域に磁界を形成
するように近接対向して配し、且つ、現像スリーブ1a
内の磁極N1の磁力、及び磁極N1に対する配置位置を
調整することにより、現像スリーブ1aから現像剤量規
制部材61側へいくほど磁束密度が大きくなる構成とし
ている。
【0065】磁極N1と現像剤量規制部材61との配置
位置と磁界の関係は、実施例1と説明したのと同様であ
る。
【0066】従って、上記構成によれば、上記実施例と
説明したのと同様な理由により、上述の関係式(1)、
即ち、 F1s>F2 ≧F1 ・・・ (1) という関係が存在すれば、現像領域に搬送される磁性ト
ナーは十分に帯電したトナーのみとなる。
【0067】上記関係式を満たす構成は、磁性トナーの
特性により異なるが、本実施例においては、現像スリー
ブ1a内の磁極N1の磁束密度を900ガウス以上と
し、磁極N1に対して、現像剤量規制部材61を現像ス
リーブ1aの回転方向の下流側に配置角度θが5°〜2
5°の位置となるように構成することにより、磁極N1
と現像剤量規制部材61との間で形成される磁場の磁束
密度の変化が、現像スリーブ1aから現像剤量規制部材
61側へいくほど磁束密度が大きくなる構成とし、ま
た、現像剤量規制部材61と現像剤担持体1との間の距
離Wを約0.1〜0.6mmの範囲内とし、さらに、現
像スリーブ1aの周速の絶対値に対して現像剤量規制部
材61の周速の絶対値を50%以上とする構成としたと
きに上記関係を満足することが確認された。
【0068】本実施例においては、現像スリーブ1a内
の永久磁石1bをヤング率が1.6×106 (kgf/
cm2 )の磁石とし、現像剤量規制部材61をヤング率
が少なくとも1.0×106 (kgf/cm2 )以上の
磁性部材とすることにより磁界による撓みを防止してい
る。
【0069】上述したように、本実施例の構成によれ
ば、実施例1と同様の効果を得ることが可能となる。
【0070】比較例2 実施例3の構成において、現像剤量規制部材61をヤン
グ率が2×105 (kgf/cm2 )の磁性部材とした
場合、永久磁石6bをヤング率が1.6×105 (kg
f/cm2 )の磁石を用いたところ、現像剤量規制部材
61が磁力により撓み、現像スリーブ1a上のトナーコ
ートが長手方向中央部で薄層になってしまい、画像濃度
薄という問題が生じた。
【0071】実施例4 実施例3の現像装置の構成において、現像剤量規制部材
61を、図13及び図14に図示するように、ヤング率
が1.6×105 (kgf/cm2 )の磁性部材71と
し、ヤング率が少なくとも1.0×106 (kgf/c
2 )以上の非磁性部材72で支持する構成とした場合
においても、実施例3と同様の効果を得ることができ
た。
【0072】実施例5 実施例5においては、実施例1乃至実施例4の構成にお
いて用いられている磁性1成分現像剤の代わりに、磁性
キャリアと非磁性トナーからなる2成分現像剤を用いる
構成とした。
【0073】2成分現像剤を用いた場合の現像剤規制部
の現像剤の挙動は、磁性キャリアが上記実施例の未帯電
トナーの挙動と同様になり、十分に帯電した非磁性トナ
ーが上記実施例の帯電トナーの挙動と同様になる。
【0074】従って、十分に帯電した非磁性トナーのみ
が、上記実施例と同様に現像領域に搬送され、また、磁
性キャリアが現像領域方向に搬送されることはない。
【0075】従って、磁性粒子の飽和磁化が小さい場合
の現像領域方向への磁性粒子の搬送防止とトナーコート
均一性とを両立し、画像一様性の不良、及びトナーコー
トの均一性の不良を解消することができる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、磁性粒子を含有する現像剤と、
現像剤を収容する現像容器と、現像剤を表面に担持し、
現像領域に現像剤を搬送する回転可能な現像剤担持体
と、前記現像剤担持体上の現像剤の塗布量を規制する現
像剤量規制手段とを備え、前記現像剤担持体及び前記現
像剤量規制手段のうち少なくとも一つが、磁界発生手段
を有し、前記現像剤量規制手段が前記現像剤担持体上の
現像剤の塗布量を規制する現像剤規制領域にて、前記磁
界発生手段による磁場により、前記現像剤量規制手段と
前記現像剤担持体との間に協同して磁界を形成する構成
とし、前記現像剤量規制手段又は前記現像剤担持体の少
なくとも一部が、ヤング率1.0×106 (kgf/c
2 )以上の部材で構成されていることにより、上記協
同して磁界を形成する磁界形成部材の撓みを防止するこ
とが可能になり、十分に帯電したトナーのみを現像剤担
持体上に担持させ、現像領域に搬送することが可能とな
り、なおかつ、磁性粒子の飽和磁化が小さい場合の現像
領域方向への磁性粒子の搬送防止とトナーコートの均一
性との両立が可能となり、画像一様性の不良、及びトナ
ーコートの均一性の不良を解消することができ、画像再
現性を安定して良好にすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の画像形成装置の現像装
置を示す構成図である。
【図2】磁界形成部材のヤング率との関係を検討するた
めの実験装置を示す正面図である。
【図3】図2の実験装置の斜視図である。
【図4】磁界形成部材のヤング率との関係を検討するた
めの他の実験装置を示す正面図である。
【図5】図4の実験装置の斜視図である。
【図6】磁性部材及び磁石の撓み防止構成の第1例を示
す説明図である。
【図7】磁性部材及び磁石の撓み防止構成の第2例を示
す説明図である。
【図8】磁性部材及び磁石の撓み防止構成の第3例を示
す説明図である。
【図9】磁性部材及び磁石の撓み防止構成の第4例を示
す説明図である。
【図10】実施例2における現像剤量規制部材の構成を
示す断面図である。
【図11】実施例2における現像剤量規制部材の他の構
成を示す断面図である。
【図12】本発明に係る実施例3の画像形成装置の現像
装置を示す構成図である。
【図13】実施例4における現像剤量規制部材の構成を
示す断面図である。
【図14】実施例4における現像剤量規制部材他の構成
を示す断面図である。
【図15】実施例1〜4の現像装置が適用可能な電子写
真画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
【図16】磁性1成分トナーを用い、且つ磁性ブレード
を用いた従来の現像装置の一例を示す構成図である。
【図17】現像剤規制部におけるトナーの挙動を示す説
明図である。
【図18】現像剤規制部における磁束密度を示す説明図
である。
【図19】2成分現像剤を用い、且つ磁性ブレードを用
いた従来の現像装置の一例を示す構成図である。
【図20】実施例1における現像剤規制部における磁性
トナーに与えられる力の説明図である。
【符号の説明】
1a 現像スリーブ(現像剤担持体) 1b 永久磁石(磁界発生手段) 3 現像容器 6 現像剤量規制手段 6a 非磁性部材 6b 永久磁石(磁界発生手段) 10 現像装置 15 感光ドラム(静電潜像担持体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 毅 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤により静電潜像担持体上の静電潜
    像を現像する現像装置を備えた画像形成装置において、
    磁性粒子を含有する現像剤と、現像剤を収容する現像容
    器と、現像剤を表面に担持し、現像領域に現像剤を搬送
    する回転可能な現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の
    現像剤の塗布量を規制する現像剤量規制手段とを備え、
    前記現像剤担持体及び前記現像剤量規制手段のうち少な
    くとも一つが、磁界発生手段を有し、前記現像剤量規制
    手段が前記現像剤担持体上の現像剤の塗布量を規制する
    現像剤規制領域にて、前記磁界発生手段による磁場によ
    り、前記現像剤量規制手段と前記現像剤担持体との間に
    協同して磁界を形成する構成とし、前記現像剤量規制手
    段又は前記現像剤担持体の少なくとも一部が、ヤング率
    1.0×106 (kgf/cm2 )以上の部材で構成さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤規制領域において、現像剤中
    の磁性粒子が、前記現像剤担持体と前記現像剤量規制手
    段の両方から搬送力を受ける構成としたことを特徴とす
    る請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤量規制手段が磁性粒子に与え
    る搬送力の搬送方向は、現像剤中の磁性粒子を現像領域
    へ搬送しない方向であることを特徴とする請求項2の現
    像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤担持体が現像剤規制領域にお
    いて現像剤に与える搬送力を、現像剤と前記現像剤担持
    体との摩擦帯電によって現像剤に付与される帯電電荷量
    に主に依存し、かつ、前記現像剤量規制手段が前記現像
    剤規制領域において現像剤に与える搬送力を、現像剤に
    作用する磁気力に依存する構成としたことを特徴とする
    請求項2又は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤担持体と前記現像剤規制手段
    との間に協同して形成する磁界は、前記現像剤規制領域
    において、少なくとも、前記現像剤担持体から前記現像
    剤量規制手段方向へ向かうにつれて磁束密度が高くなる
    磁界領域を有することを特徴とする請求項1〜4のうち
    いずれかひとつの画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤量規制手段と前記現像剤担持
    体とが、非接触で配されている構成としたことを特徴と
    する請求項1〜5のうちいずれかひとつの画像形成装
    置。
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