JPH09211971A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09211971A
JPH09211971A JP3426296A JP3426296A JPH09211971A JP H09211971 A JPH09211971 A JP H09211971A JP 3426296 A JP3426296 A JP 3426296A JP 3426296 A JP3426296 A JP 3426296A JP H09211971 A JPH09211971 A JP H09211971A
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JP3426296A
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Isami Itou
功巳 伊藤
Tatsuya Tada
達也 多田
Takeshi Yamamoto
毅 山本
Makoto Nonomura
真 野々村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現像剤規制体表面の磁性トナーを
掻き落とすためのスクレーパの現像剤規制体の長手方向
での圧力分布を均一にすることのできる現像装置を提供
することを目的としている。 【解決手段】 永久磁石6b内の磁極(N61)と、磁性
SUSスクレーパ5aのエッジ部とを対向させ、磁性S
USスクレーパ5aが磁極N61方向への力を受けるよう
にする。また、磁性SUSスクレーパ5aを、ウレタン
ゴム5bにより支持して可動する。その結果、磁性SU
Sスクレーパ5aはウレタンゴム5bによる支持部を支
点として磁極N61方向へエッジ部が引き寄せられ、現像
剤規制体6aに当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真及び静電
記録装置等に用いられる現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691号明細書、特公昭42−23910号公
報及び特公昭43−24748号公報等に記載されてい
るように、多数の方法が知られているが、一般には光導
電物質を利用し種々の手段により感光体上に電気的潜像
を形成し、次いで、トナーを用いて該潜像を形成し、必
要に応じて紙等の転写材にトナー画像を転写した後、加
熱あるいは溶剤蒸気等により定着して複写物を得るもの
である。また、トナーを用いて電気的潜像を可視化する
方法も種々知られている。
【0003】例えば、米国特許第2874063号明細
書に記載されている磁気ブラシ現像法同2221776
号明細書に規制されているパウダークラウド法及びファ
ーブラシ現像法、液体現像法等、多数の現像法が知られ
ている。
【0004】これらの現像法において、特に、トナー及
びキャリアを主体とする現像剤を用いる磁気ブラシ法、
カスケード法、液体現像法等が広く実用化されている。
これらの方法は、いずれも、比較的安定に良画像の得ら
れる優れた方法である。しかし、いずれの現像方法も二
成分現像剤にまつわる、キャリアの劣化、トナーとキャ
リアの混合比の変動、装置の複雑化、トナーの飛散、キ
ャリアによるスジ、ムラ等の共通の欠点を有する。
【0005】このような欠点を回避するために、トナー
のみよりなる一成分現像剤を用いる現像方法が各種提案
されている。例えば、米国特許第3909258号明細
書には、電気的に導電性を有する磁性トナーを用いて現
像する方法が提案されている。これは内部に磁性を有す
る円筒状の導電性スリーブに導電性磁性現像剤を支持
し、これを静電像に接触せしめて現像するものである。
この際、現像部においてトナー粒子により記録体表面と
スリーブ表面の間に導電路が形成され、この導電路を経
てスリーブよりトナー粒子に電荷が導かれ、静電像画像
部との間のクーロン力によりトナー粒子が画像部に付着
して現像される。この導電性磁性トナーを用いる現像方
法は、従来の二成分現像法にまつわる問題点を回避した
優れた方法であるが、反面、トナーが導電性であるた
め、現像した画像を記録体から普通紙等の最終的な支持
部材へ、静電的に転写することが困難であるという欠点
を有している。
【0006】この問題を解決するために、静電的に転写
することが可能な高抵抗トナーを用いる現像方法とし
て、特開昭52−94140号公報に、トナー粒子の誘
電分極を利用した現像方法が示されている。しかし、か
かる方法は、本質的に現像速度が遅く現像画像の濃度が
充分に得られない等の欠点を有しており、実用上困難で
あった。
【0007】高抵抗の磁性トナーを用いるその他の方法
として、トナー粒子相互の摩擦、トナー粒子とスリーブ
との摩擦等により、トナー粒子を摩擦帯電し、これを静
電保持部材に接触して現像する方法が知られている。し
かし、これらの方法は、トナー粒子と摩擦部材との接触
回数が少なく、摩擦帯電が不十分になり易い、あるい
は、帯電したトナー粒子とスリーブとのクーロン力が強
いときには、トナー粒子がスリーブ上で凝集し易い、等
の欠点を有しており、実用上困難な点が多いことが指摘
されている。
【0008】これに対して、特開昭54−43036号
公報において、上述の欠点を除去した新規な現像方法が
提案されている。これは、スリーブ上にトナーを極めて
薄く塗布し、これを摩擦帯電し、次いで、これを磁界の
作用下で静電像に極めて近接させ、かつ、接触させるこ
となく対向させ、現像するものである。
【0009】この方法によれば、磁性トナーを極めて薄
く塗布するという構成をとることにより、磁性トナーと
スリーブとの接触機会を増加させ、現像に供するのに必
要な摩擦帯電電荷量をトナーに与えることを可能にして
いる。
【0010】上記一成分現像方式の電荷付与に対する本
発明者等の検討によると、上記一成分現像方式の電荷付
与部でのトナーの挙動は、以下のようになっていること
が分かった。
【0011】まず、図6に上記磁性一成分トナーを用い
た現像装置の一例を示す。図中1aは、非磁性部材を用
いた現像剤担持体としての現像スリーブで、図中、矢印
の方向に回転可能に設置されている。図中1bは、現像
スリーブ1aの内部に固定された磁界発生手段としての
永久磁石、2は磁性部材を用いた磁性ブレード、3は現
像容器、4は搬送部材である。磁性ブレード2は、現像
スリーブ1aにその距離が一定値Wになるように配置さ
れている。一般的に距離Wは、100μm〜1mmの範
囲内の値に設定される場合が多い。
【0012】図6に示した現像装置において、磁性一成
分トナーTは、現像スリーブ1a上に薄層コーティング
される。このトナー層の層厚は、図8に示すカットライ
ンLの位置によって決定される。
【0013】本発明者等の検討によると、現像スリーブ
1aと磁性ブレード2の間を磁性トナーTが通過する際
に、磁性トナーTに電荷が付与されることが分かった。
また、その際の磁性トナーTの挙動は、以下のようにな
っていることが分かった。
【0014】図7に示すように、現像スリーブ1aと磁
性ブレード2を結ぶ直線に垂直な平面を考え、磁性ブレ
ード2に近い面をS1とし、現像スリーブ1aに近い面
をS2とすると、一般的に磁性ブレード2の幅は、永久
磁石1bの幅に比べて狭くしてあるので、S1面、S2
面でのそれぞれの磁束密度を考えると、S1面での磁束
密度はS2面での磁束密度より大きくなる。従って、磁
性トナーTは、現像スリーブ1aと磁性ブレード2との
間で、図7の矢印の方向の力、即ち、磁性ブレード2側
への力を受ける。
【0015】従って、図8に示すように、磁性トナーT
は、Bで示す穂の状態を形成し、かつ、その穂は、磁性
ブレード2から現像スリーブ1a方向に形成される。磁
性トナーTへの帯電付与は、現像スリーブ1aと磁性ブ
レード2から形成された穂の先端のトナーt1とが接触
することにより、先端のトナーに電荷が付与される。
【0016】また、現像スリーブ1aと磁性ブレード2
との間でのトナーの搬送は、以下のようになっているこ
とが分かった。
【0017】上述したように、現像スリーブ1aと接触
した穂の先端のトナーt1には、電荷が付与されるの
で、鏡映力による現像スリーブ1a方向への力が働き、
現像スリーブ1aとの摩擦力により、現像スリーブ1a
の回転方向への搬送力が与えられる。
【0018】また、トナー同士には、互いにある程度の
凝集力が働いているので、トナーt1に接しているトナ
ーt2にも、凝集力を介在とした搬送力が生じる。ま
た、上層部のトナーt3にも同様に、凝集力を介在とし
た搬送力が生じる。
【0019】しかし、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間には、上述したように、磁性ブレード2の方向
への磁力もトナーにはかかっている。従って、トナーに
かかる搬送力が、上記磁力に打ち勝つところ、即ち、図
8のカットラインLのところでトナーの穂はちぎれ、現
像スリーブ1a上に残ったトナーが、現像スリーブ1a
の回転方向に搬送される。
【0020】従って、磁性トナーの凝集度が高い系や、
必要な摩擦帯電電荷量を得るための必要接触回数が多い
磁性トナーを用いる系においては、現像スリーブ1aに
接触していない帯電不十分なトナーが現像領域に搬送さ
れ、帯電不良に伴う画像不良が生じ易いという問題点が
あった。
【0021】この問題を解決するため、本発明者等は、
図5に示すように、磁性トナーTを有する現像剤と、磁
性トナーTを表面に担持する回転可能に配置された現像
剤担持体としての現像スリーブ1aと、現像スリーブ1
aの内部に配設された永久磁石1bと、現像スリーブ1
a上の磁性トナーTの塗布を規制する現像剤規制体6a
とを備え、現像剤規制部6aにおいて、磁性トナーTに
互いに逆方向に働く少なくとも二つ以上の搬送力を与
え、上記搬送力のうち少なくとも一つは現像領域方向に
搬送する力で、かつ、その搬送力は主に磁性トナーの帯
電電荷量に依存した力とし、なおかつ、現像領域方向以
外の方向に働く搬送力を磁性トナーにかかる磁力に依存
した力とし、帯電していない磁性トナーに現像領域方向
への搬送力を与えない現像装置を提案した。
【0022】その結果、十分に帯電した磁性トナーのみ
を現像剤担持体6a表面に均一にコートし、現像領域に
十分に帯電した磁性トナーのみを搬送することが可能と
なった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、現像剤規制部において現像領域方向以外
の方向に働く磁力に依存した搬送力により、現像剤規制
体6a表面を搬送される磁性トナーTを掻き落とすため
に板状部材としてウレタン等を使用したスクレーパ5が
取り付けられており、このスクレーパ5により現像剤規
制体6a表面の磁性トナーTを掻き落とすため、現像剤
規制体6aに対して適度な圧力をもって当接している
が、現像剤規制体6aの長手方向での圧力分布を均一に
することが困難であり、圧力が低い部分ではスクレーパ
5により磁性トナーTを掻き落とすことができないこと
があった。
【0024】そこで、本発明は、現像剤規制体表面の磁
性トナーを掻き落とすためのスクレーパの現像剤規制体
の長手方向での圧力分布を均一にすることのできる現像
装置を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、磁性トナーを含む現像剤により
像担持体上の静電潜像を現像する現像装置であって、該
現像剤を収容する現像容器と、該現像容器内の現像剤を
表面に担持し上記像担持体と対向する現像領域に現像剤
を搬送すべく回転自在に配置された現像剤担持体と、該
現像剤担持体内部に静止配置された磁界発生手段と、該
現像剤担持体上の現像剤の塗布量を規制する現像剤規制
体とを備え、該現像剤規制体と上記現像剤担持体とが対
向する現像剤規制部にて、磁性トナーに、主にトナーの
帯電電荷量に依存して現像領域方向に搬送する力と、上
記現像剤規制体から磁性トナーにかかる磁力に依存して
像領域方向以外の方向に搬送する力との少なくとも二つ
の搬送力を与える現像装置において、上記現像剤規制体
と上記現像剤担持体の対向位置よりも上記現像剤規制体
の回転方向下流側の上記現像剤規制体内部に配設された
磁性部材と、該磁性部材の上記現像剤規制体外部の近傍
に上記現像剤規制体方向へ可動に配設された磁性を有す
る板状部材とを備え、該磁性部材と磁性を有する板状部
材との少なくとも一つが磁気力を有することにより達成
される。
【0026】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、磁性部材と引き
合う極性の磁性を有する板状部材の表面を弾性体で被覆
したことにより達成される。
【0027】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、上記第1の発明において、現像剤規制
体は少なくとも極性の異なる二つの磁極を有する磁界発
生手段が内部に配設され、現像剤規制体の配置位置は、
現像剤担持体の内部に配設された磁界発生手段の少なく
とも一つの磁極の近傍に回転可能に対向配置され、現像
剤規制体の現像剤担持体との対向位置において、現像剤
規制体内部に配設された磁界発生手段の一つの磁極が、
対向位置に配設された現像剤担持体内部の磁界発生手段
の一つの磁極と異極性であることにより達成される。
【0028】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、現像剤規制体が
磁性体で形成され、現像剤担持体内部の現像剤規制体と
対向する磁界発生手段の一つの磁極の磁束密度のピーク
値に対して50%以上の値を示す領域の幅よりも、現像
剤規制体の幅が狭くなっていることにより達成される。
【0029】つまり、本出願に係る第1の発明において
は、現像領域方向に働く搬送力を主にトナーの帯電電荷
量に依存した力とし、現像領域以外の方向に働く搬送力
を現像剤規制体から磁性トナーにかかる磁力に依存した
力とすることにより、十分に帯電した磁性トナーのみを
現像剤担持体上に搬送する。しかも、現像剤規制体と現
像剤担持体の対向位置よりも現像剤規制体の回転方向下
流側の現像剤規制体内に、磁性部材を配置し、該磁性部
材に対向して現像剤規制体方向へ可動に配設された板状
部材を設け、上記磁性部材に引き寄せられるような磁力
をもたせたので、板状部材は、現像剤規制体表面を搬送
される磁性トナーを掻き落とすために十分な圧力を、磁
気力により現像剤規制体長手方向で均一に与えられ、現
像剤規制体に当接する。従って、現像剤規制体表面の磁
性トナーを掻き落とすための板状部材の現像剤規制体の
長手方向の圧力分布を均一にする。
【0030】また、本出願に係る第2の発明において
は、上記第1の発明の磁性部材と引き合う極性の磁性を
有する板状部材の表面を、弾性体で被覆したことによ
り、現像剤規制体を損傷させることがない。
【0031】さらに、本出願に係る第3の発明において
は、上記第1の発明の現像剤規制体は少なくとも極性の
異なる二つの磁極を有する磁界発生手段が内部に配設さ
れ、現像剤規制体の配置位置は、現像剤担持体の内部に
配設された磁界発生手段の少なくとも一つの磁極の近傍
に回転可能に対向配置され、現像剤規制体の現像剤担持
体との対向位置において、現像剤規制体内部に配設され
た磁界発生手段の一つの磁極が、対向位置に配設された
現像剤担持体内部の磁界発生手段の一つの磁極と異極性
であるので、現像剤規制部において十分な磁界を発生さ
せ、電荷量の不十分なトナーの搬送を規制するのて、電
荷量の十分なトナーのみを現像領域に搬送する。
【0032】また、本出願に係る第4の発明において
は、上記第1の発明の現像剤規制体が磁性体で形成さ
れ、現像剤担持体内部の現像剤規制体と対向する磁界発
生手段の一つの磁極の磁束密度のピーク値に対して50
%以上の値を示す領域の幅よりも、現像剤規制体の幅が
狭くなっているので、現像剤規制体の磁界発生手段と現
像剤担持体の磁界発生手段との間で形成される磁場の磁
束密度の変化が、現像剤担持体から現像剤規制体側に行
くほど高くなり、電荷量の不十分なトナーの搬送を規制
するのて、電荷量の十分なトナーのみを現像領域に搬送
する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0034】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、本実施形
態の現像装置を示す断面図であり、図1において、1a
は矢印b2の方向に回転する現像剤担持体である非磁性
金属部材で構成される直径20mmの現像スリーブ、1
bは現像スリーブ1aの内部に配設された磁界発生手段
としての永久磁石、3は現像容器、4は該現像容器3内
の現像剤を撹拌し現像スリーブ1a方向に搬送するため
の搬送部材である。
【0035】また、5は板状部材としてスクレーパで、
厚さ1.2mmの磁性SUS板5aを、後述する磁極N
61の近傍にエッジ部がくるようにウレタンゴム5bによ
り、現像剤規制体6a方向に可動に現像容器3に支持し
ている。
【0036】さらに、6aは非磁性金属部材で構成され
る直径20mmの現像剤規制体、6bは現像剤規制体6
aの内部に配設された磁性部材としての永久磁石であ
り、現像剤規制体6aは、現像スリーブ1aの近傍に、
現像スリーブ1aの回転方向b2の同方向の矢印b1の方
向に回転可能に配された構成としている。
【0037】本実施形態においては、現像スリーブ1a
と現像剤規制体6aの対向位置にある永久磁石1b内の
磁極(N11)に近接対向するよう配された、永久磁石6
b内の磁極(S61)の磁束密度を800ガウス、磁極N
11の磁束密度を900ガウスとし、かつ、各々の磁極の
磁束密度のピーク値に対して50%以上の値を示す領域
の幅(便宜上、以後50%値と称する)の比を、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≦1.0 好ましくは、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≦0.8 とし、本実施形態では、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≒0.8 とすることにより、磁極S61と磁極N11との間で形成さ
れる磁場の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから現
像剤規制体6a側に行くほど磁束密度が高くなる構成と
した。
【0038】また、本実施形態においては、磁極N61
磁束密度を500ガウスとした。
【0039】また、現像スリーブ1aと現像剤規制体6
aの距離Wを100μmから2mmの範囲とした。
【0040】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上の負帯電性トナーを使用した。
【0041】図1に示すように構成された現像装置にお
いては、現像領域方向への搬送力は以下のようにして与
えられる。現像容器3内の磁性トナーは、撹拌部材4に
より現像スリーブ1a方向に搬送され、永久磁石1bに
より現像スリーブ1aに保持される。その際に現像スリ
ーブ1a表面近傍に存在する磁性トナーは、現像スリー
ブ1a表面との摩擦により帯電され、帯電した磁性トナ
ーは、トナー自身の電荷による鏡映力により現像スリー
ブ1a表面に付着する。これらの十分に帯電した磁性ト
ナーは帯電電荷量に依存する鏡映力と現像スリーブ1a
表面の摩擦力により、現像スリーブ1aの回転に伴う現
像領域方向への搬送力を得る。
【0042】また、現像領域方向該の搬送力は以下のよ
うにして与えられる。現像スリーブ1aから現像剤規制
体6a側に行くほど磁束密度が高くなっているため、現
像スリーブ1aと現像剤規制体6aとの間に依存する磁
性トナーには、現像スリーブ1aから現像剤規制体6a
側への磁気力が働く。また、現像剤規制体6aを、現像
スリーブ1aと同方向である、図中矢印b1方向に回転
させる構成としているため、現像剤規制体6a表面に磁
気力によって保持された磁性トナーは、上記磁界による
力と現像剤規制体6a表面との摩擦力により、現像剤規
制体6aから現像容器3内方向への搬送力が与えられ
る。
【0043】本実施形態の構成においては、永久磁石6
b内の磁極(N61)による磁力線により、磁性SUSス
クレーパ5aのエッジ部は磁極N61方向への力を受け
る。また、磁性SUSスクレーパ5aは、ウレタンゴム
5bにより支持され可動であるため、ウレタンゴム5b
による支持部を支点として磁極N61方向へエッジ部が引
き寄せられ、現像剤規制体6aに当接する。従って、磁
気力により現像剤規制体6aの長手方向でのスクレーパ
5aの圧力分布を均一にすることが可能となった。
【0044】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図2に基づいて説明する。図2は、本実施形
態の現像装置を示す断面図であり、図2において、1a
は矢印b2の方向に回転する現像剤担持体である非磁性
金属部材で構成される直径20mmの現像スリーブ、1
bは現像スリーブ1aの内部に配設された永久磁石、3
は現像容器、4は該現像容器3内の現像剤を撹拌し現像
スリーブ1a方向に搬送するための搬送部材、5は厚さ
0.2mm以下のウレタンゴムに被覆された厚さ1.2
mmの板状の磁石5dから構成されるスクレーパで、磁
性部材としての厚さ1.0mmの磁性SUS板5cの近
傍にスクレーパ5のエッジ部がくるようにウレタンゴム
5bにより、現像容器に現像剤規制体6a方向に可動に
支持されている。6aは非磁性金属部材で構成される直
径20mmの現像剤規制体、6bは現像剤規制体6aの
内部に配設された永久磁石である。
【0045】現像剤規制体6aは、現像スリーブ1aの
近傍に、現像スリーブ1aの回転方向と同方向の矢印b
1の方向に回転可能に配された構成としている。
【0046】本実施形態においては、現像スリーブ1a
と現像剤規制体6aの対向位置にある永久磁石1b内の
磁極(N11)に近接対向するよう配された、永久磁石6
b内の磁極(S61)の磁束密度を800ガウス、磁極N
11の磁束密度を900ガウスとし、かつ、各々の磁極の
磁束密度のピーク値に対して50%以上の値を示す領域
の幅(便宜上、以後50%値と称する)の比を、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≦1.0 好ましくは、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≦0.8 とし、本実施形態では、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≒0.8 とすることにより、磁極S61と磁極N11との間で形成さ
れる磁場の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから現
像剤規制体6a側に行くほど磁束密度が高くなる構成と
した。
【0047】また、本実施形態においては、板状永久磁
石5dの磁極(S)の磁束密度を500ガウスとした。
【0048】また、現像スリーブ1aと現像剤規制体6
aの距離Wを100μmから2mmの範囲とした。
【0049】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上とした。
【0050】図2に示すように構成された現像装置にお
いては、第1の実施形態で説明したのと同様に現像剤規
制部において互いに逆方向に少なくとも二つの力が働
く。
【0051】本実施形態の構成においては、磁石5dに
よる磁力線により、スクレーパ5のエッジ部は磁性SU
S板5c方向への力を受ける。また、スクレーパ5は、
ウレタンゴム5bにより支持され可動であるため、ウレ
タンゴム5bによる支持部を支点として磁性SUS板5
c方向へエッジ部が引き寄せられ、現像剤規制体6aに
当接する。
【0052】その結果、第1の実施形態と同様に磁気力
により現像剤規制体6aの長手方向でのスクレーパ5a
の圧力分布を均一にすることが可能となった。
【0053】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を図3に基づいて説明する。図3は、本実施形
態の現像装置を示す断面図であり、図3において、1a
は矢印b2の方向に回転する現像剤担持体である非磁性
金属部材で構成される直径20mmの現像スリーブ、1
bは現像スリーブ1aの内部に配設された永久磁石、3
は現像容器、4は該現像容器3内の現像剤を撹拌し現像
スリーブ1a方向に搬送するための搬送部材、5は厚さ
0.2mm以下のウレタンゴムに被覆された厚さ1.2
mmの板状の磁石5dから構成されるスクレーパで、後
述する磁極N61の近傍にスクレーパ5のエッジ部がくる
ようにウレタンゴム5bにより、現像容器に現像剤規制
体6a方向に可動に支持されている。6aは非磁性金属
部材で構成される直径20mmの現像剤規制体、6bは
現像剤規制体6aの内部に配設された永久磁石である。
【0054】現像剤規制体6aは、現像スリーブ1aの
近傍に、現像スリーブ1aの回転方向と同方向の矢印b
1の方向に回転可能に配された構成としている。
【0055】本実施形態においては、現像スリーブ1a
と現像剤規制体6aの対向位置にある永久磁石1b内の
磁極(N11)に近接対向するよう配された、永久磁石6
b内の磁極(S61)の磁束密度を800ガウス、磁極N
11の磁束密度を900ガウスとし、かつ、各々の磁極の
磁束密度のピーク値に対して50%以上の値を示す領域
の幅(便宜上、以後50%値と称する)の比を、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≦1.0 好ましくは、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≦0.8 とし、本実施形態では、 (磁極S61の50%の値)/(磁極N11の50%の値)
≒0.8 とすることにより、磁極S61と磁極N11との間で形成さ
れる磁場の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから現
像剤規制体6a側に行くほど磁束密度が高くなる構成と
した。
【0056】また、本実施形態においては、永久磁石6
bの磁極(N61)の磁束密度を300ガウス、板状永久
磁石5dの磁極(S)の磁束密度を300ガウスとし
た。
【0057】また、現像スリーブ1aと現像剤規制体6
aの距離Wを100μmから2mmの範囲とした。
【0058】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上とした。
【0059】図3に示すように構成された現像装置にお
いては、第1の実施形態で説明したのと同様に現像剤規
制部において互いに逆方向に少なくとも二つの力が働
く。
【0060】本実施形態の構成においては、磁石5dの
磁極と永久磁石6b内の磁極(N61)による磁力線によ
り、スクレーパ5と磁極N61は引き合い、スクレーパ
5は、ウレタンゴム5bにより支持され可動であるた
め、ウレタンゴム5bによる支持部を支点として磁極
(N61)方向へエッジ部が引き寄せられ、現像剤規制体
6aに当接する。
【0061】その結果、第1の実施形態と同様に磁気力
により現像剤規制体6aの長手方向でのスクレーパ5a
の圧力分布を均一にすることが可能となった。
【0062】また、磁石5dをウレタンゴム等で被覆し
たため、現像剤規制体6aの表面を損傷させることがな
い。
【0063】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態を図4に基づいて説明する。図4は、本実施形
態の現像装置を示す断面図であり、図4において、1a
は矢印b2の方向に回転する現像剤担持体である非磁性
金属部材で構成される直径20mmの現像スリーブ、1
bは現像スリーブ1aの内部に配設された永久磁石、3
は現像容器、4は該現像容器3内の現像剤を撹拌し現像
スリーブ1a方向に搬送するための搬送部材である。
【0064】5は厚さ0.2mm以下のウレタンゴムに
被覆された厚さ1.2mmの板状の磁石5dから構成さ
れる板状部材としてのスクレーパで、後述する磁性金属
現像剤規制体6cの近傍にスクレーパ5のエッジ部がく
るようにウレタンゴム5bにより、現像容器に現像剤規
制体6a方向に可動に支持されている。
【0065】6cは直径10mmの磁性金属部材で構成
される現像剤規制体であり、本実施形態では磁性部材と
しての機能をも持たせている。この現像剤規制体6c
は、現像スリーブ1aの近傍に、現像スリーブ1aの回
転方向と同方向の矢印b1の方向に回転可能に配された
構成としている。
【0066】また、本実施形態においては、現像スリー
ブ1a内の磁極(N11)の磁束密度を100ガウスと
し、磁極N11の50%値を35°から60°の範囲と、
磁極N11の50%値の幅に対して現像剤規制体6cの幅
を狭くすることにより、現像剤規制体6cと磁極N11
の間で形成される磁場の磁束密度の変化が、現像スリー
ブ1aから現像剤規制体6c側に行くほど磁束密度が高
くなる構成とした。
【0067】また、現像スリーブ1aと現像剤規制体6
cの距離Wを100μmから600μmの範囲とした。
【0068】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上とした。
【0069】図4に示すように構成された現像装置にお
いては、第1の実施形態で説明したのと同様に現像剤規
制部において互いに逆方向に少なくとも二つの力が働
く。現像領域方向に働く搬送力は第1の実施形態で説明
した通りである。また、現像領域方向外に働く搬送力
は、現像スリーブ1aから現像剤規制体6c側に行くほ
ど磁束密度が高くなっているため、現像剤規制部におい
て磁性トナーには現像スリーブ1aから現像剤規制体6
c側へ磁気力が働く。この結果、第1の実施形態で説明
したのと同様に、現像領域方向外に働く搬送力が磁性ト
ナーに与えられる。
【0070】本実施形態の構成においては、磁石5dに
よる磁力線により、スクレーパ5のエッジ部は現像剤規
制体6cの方向へ力を受ける。また、スクレーパ5は、
ウレタンゴム5bにより支持され可動であるため、ウレ
タンゴム5bによる支持部を支点として現像剤規制体6
c方向へエッジ部が引き寄せられ、現像剤規制体6cに
当接する。
【0071】その結果、第1の実施形態と同様に磁気力
により現像剤規制体6cの長手方向でのスクレーパ5a
の圧力分布を均一にすることが可能となった。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、現像剤規制部において、磁性トナーに
互いに逆方向に働く少なくとも二つ以上の搬送力を与
え、上記搬送力のうち少なくとも一つは現像領域方向に
搬送する力で、かつ、その搬送力は主に磁性トナーの帯
電電荷量に依存した力とし、なおかつ、現像領域方向以
外の方向に働く搬送力を現像剤規制体から磁性トナーに
かかる磁力に依存した力とした現像装置において、現像
剤規制体表面を搬送される磁性トナーを掻き落とすため
の板状部材を可動とし、現像剤規制体内の磁力を有する
部材の近傍に配置することで、現像剤規制体表面の磁性
トナーを掻き落とすための板状部材の設定を磁気力を用
いることにより簡易に行うことが可能となった。
【0073】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明の磁性部材と引き合う極性の磁性を有す
る板状部材の表面を、弾性体で被覆したことにより、現
像剤規制体の損傷を防止しつつ、現像剤規制体上の磁性
トナーを確実に掻き落とすことができる。
【0074】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記第1の発明の現像剤規制体は少なくとも極性の
異なる二つの磁極を有する磁界発生手段が内部に配設さ
れ、現像剤規制体の配置位置は、現像剤担持体の内部に
配設された磁界発生手段の少なくとも一つの磁極の近傍
に回転可能に対向配置され、現像剤規制体の現像剤担持
体との対向位置において、現像剤規制体内部に配設され
た磁界発生手段の一つの磁極が、対向位置に配設された
現像剤担持体内部の磁界発生手段の一つの磁極と異極性
であるので、現像剤規制部において十分な磁界を発生さ
せ、電荷量の不十分なトナーの搬送を規制するのて、電
荷量の十分なトナーのみを現像領域に搬送することがで
きる。
【0075】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記第1の発明の現像剤規制体が磁性体で形成され、現
像剤担持体内部の現像剤規制体と対向する磁界発生手段
の一つの磁極の磁束密度のピーク値に対して50%以上
の値を示す領域の幅よりも、現像剤規制体の幅が狭くな
っているので、現像剤規制体の磁界発生手段と現像剤担
持体の磁界発生手段との間で形成される磁場の磁束密度
の変化が、現像剤担持体から現像剤規制体側に行くほど
高くなり、電荷量の不十分なトナーの搬送を規制するの
て、電荷量の十分なトナーのみを現像領域に搬送するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における現像装置を示
す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態における現像装置を示
す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態における現像装置を示
す断面図である。
【図4】本発明の第4の実施形態における現像装置を示
す断面図である。
【図5】従来の回転可能な現像剤規制体を用いた現像装
置の一例を示す図である。
【図6】従来の現像装置の一例を示す図である。
【図7】現像剤規制部での磁束密度の説明図である。
【図8】現像剤規制部でのトナー挙動の説明図である。
【符号の説明】
1a 現像スリーブ(現像剤担持体) 1b 永久磁石(磁界発生手段) 3 現像容器 5 スクレーパ(板状部材) 5c 磁性SUS板(磁性部材) 6a 非磁性金属現像剤規制体(現像剤規制体) 6b 永久磁石(磁性部材) 6c 磁性金属現像剤規制体(現像剤規制体、磁性部
材) 7 感光ドラム(像担持体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々村 真 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性トナーを含む現像剤により像担持体
    上の静電潜像を現像する現像装置であって、該現像剤を
    収容する現像容器と、該現像容器内の現像剤を表面に担
    持し上記像担持体と対向する現像領域に現像剤を搬送す
    べく回転自在に配置された現像剤担持体と、該現像剤担
    持体内部に静止配置された磁界発生手段と、該現像剤担
    持体上の現像剤の塗布量を規制する現像剤規制体とを備
    え、該現像剤規制体と上記現像剤担持体とが対向する現
    像剤規制部にて、磁性トナーに、主にトナーの帯電電荷
    量に依存して現像領域方向に搬送する力と、上記現像剤
    規制体から磁性トナーにかかる磁力に依存して像領域方
    向以外の方向に搬送する力との少なくとも二つの搬送力
    を与える現像装置において、上記現像剤規制体と上記現
    像剤担持体の対向位置よりも上記現像剤規制体の回転方
    向下流側の上記現像剤規制体内部に配設された磁性部材
    と、該磁性部材の上記現像剤規制体外部の近傍に上記現
    像剤規制体方向へ可動に配設された磁性を有する板状部
    材とを備え、該磁性部材と磁性を有する板状部材との少
    なくとも一つが磁気力を有することを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 磁性部材と引き合う極性の磁性を有する
    板状部材の表面を弾性体で被覆したこととする請求項1
    に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤規制体は少なくとも極性の異なる
    二つの磁極を有する磁界発生手段が内部に配設され、現
    像剤規制体の配置位置は、現像剤担持体の内部に配設さ
    れた磁界発生手段の少なくとも一つの磁極の近傍に回転
    可能に対向配置され、現像剤規制体の現像剤担持体との
    対向位置において、現像剤規制体内部に配設された磁界
    発生手段の一つの磁極が、対向位置に配設された現像剤
    担持体内部の磁界発生手段の一つの磁極と異極性である
    こととする請求項1に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤規制体が磁性体で形成され、現像
    剤担持体内部の現像剤規制体と対向する磁界発生手段の
    一つの磁極の磁束密度のピーク値に対して50%以上の
    値を示す領域の幅よりも、現像剤規制体の幅が狭くなっ
    ていることとする請求項1に記載の現像装置。
JP3426296A 1996-01-30 1996-01-30 現像装置 Pending JPH09211971A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7848686B2 (en) * 2007-05-31 2010-12-07 Kyocera Mita Corporation Developing device and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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