JPH0953541A - 燃料圧力脈動減衰装置 - Google Patents

燃料圧力脈動減衰装置

Info

Publication number
JPH0953541A
JPH0953541A JP7227177A JP22717795A JPH0953541A JP H0953541 A JPH0953541 A JP H0953541A JP 7227177 A JP7227177 A JP 7227177A JP 22717795 A JP22717795 A JP 22717795A JP H0953541 A JPH0953541 A JP H0953541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
pressure pulsation
housing
film body
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7227177A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kino
等 木野
Terumitsu Oshima
照光 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP7227177A priority Critical patent/JPH0953541A/ja
Publication of JPH0953541A publication Critical patent/JPH0953541A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
    • F02M69/46Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
    • F02M69/462Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down
    • F02M69/465Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down of fuel rails

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤフラム式の圧力弁を用いることなく燃
料圧力脈動を減衰させることができる燃料圧力脈動減衰
装置を提供する。 【解決手段】 燃料デリバリパイプ11のハウジング1
2は、全体が略円筒形状をなし、その内部には圧力脈動
減衰機構21が設けられる。圧力脈動減衰機構21は、
2つの固定部材19,22と、各固定部材19,22に
より固定され、ハウジングの長手方向に延びる膜体24
と、ハウジング12内に固定され、前記膜体24を支持
する支持部材20とを備える。膜体24はフッ素ゴムに
より略円筒形状に形成され、その両端部分が固定部材1
9,22により固定される。膜体24の内部は密閉され
た空間とされ、同空間により収容部25が構成される。
収容部25内には圧縮性ガスとしての空気が封入されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料を複数の燃
料噴射弁に分配するための燃料デリバリパイプにおい
て、同パイプ内に生じる圧力脈動を減衰させるための燃
料圧力脈動減衰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多気筒エンジンの燃料供給機構の
一つとして、複数の燃料噴射弁を吸気通路に配置し、各
燃料噴射弁から対応する気筒へ燃料を噴射させるように
したものがある。この機構では、燃料ポンプからの燃料
を各燃料噴射弁に分配するために、通常、燃料デリバリ
パイプが用いられる。例えば、図11に示すように、燃
料デリバリパイプ51のハウジング52には図示しない
燃料通路が貫設されており、その途中の複数箇所には、
燃料噴射弁53を装着するためのソケット部54が形成
されている。そして、この燃料デリバリパイプ51が取
付けられたエンジンの作動時には、燃料ポンプからの燃
料はハウジング52の一端から燃料通路へ導入され、同
通路を流れる。この通過の過程で燃料が各燃料噴射弁5
3に分配されて、ここからエンジンの各気筒へ噴射され
る。余剰燃料はハウジング52の他端から排出され、リ
ターンパイプ55を介して燃料タンクへ戻される。
【0003】上記従来技術において、燃料デリバリパイ
プ51の下流側には、燃料圧力を略一定に保持するため
のプレッシャレギュレータ56が設けられている。ま
た、燃料デリバリパイプ51の上流側には、燃料の圧力
脈動を減衰させるためのパルセーションダンパ57が設
けられている。
【0004】パルセーションダンパ57は、ダイヤフラ
ム式の圧力弁であり、図12に示すように、移動体5
8、ダイヤフラム59、スプリング60、キャップ6
1、ケース62等を備えている。そして、このパルセー
ションダンパ57では、上記プレッシャレギュレータ5
6により略一定圧力に調圧された燃料圧力に、燃料噴射
弁53からの燃料噴射により脈動が生じた際、移動体5
8及びダイヤフラム59がその圧力脈動に伴って図12
の上下方向に振動することにより、上記圧力脈動を減衰
させている。このように、燃料通路内における圧力脈動
の減衰が図られることにより、空燃比制御の不安定化、
或いは圧力脈動に伴う騒音の発生が未然に防止されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術におけるパルセーションダンパ57は、ダイヤフ
ラム式の圧力弁であることから、移動体58、ダイヤフ
ラム59、スプリング60、キャップ61、ケース62
等の複数の部材からなる複雑な構成を有しており、例え
ば、その製造コストの低減を図ることが困難である等の
問題があった。
【0006】加えて、従来のパルセーションダンパは、
燃料デリバリパイプの一端部に設けられているため、同
パイプに接続されている燃料噴射弁の燃料噴射に伴う圧
力波を効果的に減衰させることが困難であった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、ダイヤフラム式の圧力
弁を用いることなく燃料圧力脈動を減衰させることがで
きる燃料圧力脈動減衰装置を提供することにある。
【0008】加えて、圧力脈動をより効果的に減衰させ
ることができる燃料圧力脈動減衰装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、内部が燃料通路の一部を構
成し複数の燃料噴射弁が接続されるハウジングを有した
燃料デリバリパイプに設けられる燃料圧力脈動減衰装置
において、前記燃料通路内部において密閉された収容部
を形成する変形可能な膜体と、前記収容部内に封入され
た圧縮性ガスとからなる圧力脈動減衰機構を備えたこと
をその要旨とするものである。
【0010】上記構成を備えた燃料圧力脈動減衰装置は
以下の作用を奏する。燃料通路の一部を構成する燃料デ
リバリパイプのハウジング内部には燃料ポンプ等から燃
料が導入されるとともに、同ハウジングに接続された燃
料噴射弁に対してその燃料が分配される。
【0011】この際、前記ハウジング内には、ハウジン
グ内に燃料が導入されるに伴い、或いは燃料噴射弁によ
る燃料噴射に伴い圧力脈動が生じる。しかしながら、本
燃料圧力脈動減衰装置では、燃料通路内に圧力脈動減衰
機構が設けられているため、同機構によりその圧力脈動
が減衰される。即ち、燃料通路内に圧力脈動が生じる
と、前記膜体に作用する圧力は変化し、同膜体は、収容
部が収縮、膨張するように変形する。このように、収容
部が収縮、膨張すると、圧縮性ガスの減衰作用により、
燃料通路内における燃料の圧力脈動が減衰される。
【0012】本発明では、以上のように圧力脈動減衰機
構を、燃料通路の内部において密閉された収容部を形成
する変形可能な膜体と、前記収容部内に封入された圧縮
性ガスとから構成し、その圧縮性ガスの減衰作用により
圧力脈動を減衰させるようにした。従って、ダイヤフラ
ム式の圧力弁を用いることなく、圧力脈動の減衰が図ら
れ、例えば、前述したようにダイヤフラム式の圧力弁に
おいて問題となるような構成の複雑化が抑制される。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の燃
料圧力脈動減衰装置において、前記膜体をゴム状弾性部
材から構成するとともに、前記圧縮性ガスを空気とした
ことをその要旨とするものである。
【0014】上記構成を備えた請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明の作用に加え、燃料通路内にて生じ
た燃料の圧力脈動に応じて、ゴム状弾性部材は前記収容
部が収縮、膨張するように弾性変形する。ゴム状弾性部
材における弾性変形は圧力変動に対する追従性に優れて
いるため、圧力脈動に対する燃料圧力脈動減衰装置の応
答性が向上される。従って、同装置における圧力脈動の
減衰作用が向上される。加えて、圧縮性ガスを空気とし
たため、燃料圧力脈動減衰装置を安価な構成とすること
が可能となる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の燃料圧力脈動減衰装置において、前記圧力脈動減衰
機構は、前記ハウジング内部において燃料噴射弁の接続
位置に対向して配設されていることをその要旨とするも
のである。
【0016】上記構成を備えた請求項3記載の発明は、
請求項1又は2記載の発明の作用に加え、圧力脈動減衰
機構をハウジング内部において燃料噴射弁の接続位置に
対向して配設したため、燃料噴射の際に燃料噴射弁の接
続された位置から生じる圧力波は、圧力脈動減衰機構に
より効果的に減衰させられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明の燃料圧力脈動減衰
装置を具体化した第1の実施の形態について図1に従っ
て説明する。本燃料圧力脈動減衰装置は、多気筒エンジ
ンにおける燃料供給装置の一部を構成する燃料デリバリ
パイプに設けられるものである。
【0018】図1に示すように、燃料デリバリパイプ1
1のハウジング12は、全体が略円筒状をなし、一方の
端部(図の左端部)には蓋体13が取着され、同蓋体1
3には、燃料パイプ(図示しない)を接続するための接
続ポート14を有したニップル15が形成されている。
また、ハウジング12の他方の端部(図の右端部)には
蓋体16が取着されている。
【0019】本実施の形態における燃料デリバリパイプ
11には、リターンパイプが接続されない、いわゆるリ
ターンレスタイプのものが採用されている。但し、リタ
ーンパイプを別途接続して余剰燃料を燃料ポンプ(図示
しない)に戻すような構成としてもよい。
【0020】ハウジング12の内部にはその長手方向に
延びる空間が形成され、同空間は燃料ポンプに接続され
る燃料通路の一部を構成している。前記ニップル15の
接続ポート14は、ハウジング12内に開口されてお
り、燃料は、燃料ポンプ、燃料パイプ(いずれも図示せ
ず)、接続ポート14、及び後述する固定部材19の連
通孔19bを通りハウジング12内へ流入するようにな
っている。また、前記ハウジング12内における燃料の
圧力はプレッシャレギュレータ(図示しない)により、
略一定圧力に調圧されている。
【0021】ハウジング12の下面には、その長手方向
において所定間隔を隔ててエンジンの気筒数と同数(本
実施の形態では4つ)のソケット部17が形成されてい
る。各ソケット部17は略円筒状をなし、各ソケット部
17毎に燃料噴射弁18が装着されている。各燃料噴射
弁18は、通電により開弁して燃料を噴射する電磁弁で
ある。尚、前記ハウジング12、ソケット部17、及び
両蓋体13,16はいずれもポリアミド樹脂により形成
されている。また、後述する固定部材19,22及び支
持部材20も同様にポリアミド樹脂により形成されてい
る。
【0022】ハウジング12内には、燃料の圧力脈動を
減衰させるための圧力脈動減衰機構21が内装され、同
機構21により主として燃料圧力脈動減衰装置が構成さ
れている。以下、圧力脈動減衰機構21について詳細に
説明する。
【0023】圧力脈動減衰機構21は、前記両蓋体1
3,16に隣接した位置に設けられた2つの固定部材1
9,22と、各固定部材19,22により固定され、ハ
ウジングの長手方向に延びる膜体24と、ハウジング1
2内に固定され、前記膜体24を支持する支持部材20
とを備えている。
【0024】前記各固定部材19,22は全体が略円板
状をなし、その外周部分はハウジング12の内周壁にて
固着されている。また、各固定部材19,22の中央部
分には円柱状をなす突出部19a,22aが、それぞれ
ハウジング12の中央側に向けて突設されている。更
に、固定部材19,22には各突出部19a,22aを
囲むように周方向に離間配置された複数の連通孔19
b,22bが形成されている。
【0025】また、前記各突出部19a,22a間を繋
ぐようにして、螺旋状に延びる蛇腹構造を有した膜体2
4が設けられている。同膜体24はゴム状弾性部材を構
成するものであり、耐燃料性及び耐熱性に優れたフッ素
ゴムにより全体が略円筒状に形成されるとともに、その
各端部は、前記突出部19a,22aに外嵌されてかし
め固定されている。膜体24が各突出部19a,22a
にて固定されると、同膜体24の内部は密閉された空間
となり、同空間により収容部25が構成される。そし
て、同収容部25内には圧縮性ガスとしての空気が封入
されている。また、収容部25内には、その長手方向に
延びる形状維持部材としてのコイルスプリング26が配
設されている。同コイルスプリング26の外周部分は、
図1に示すように蛇腹構造を有した膜体24の凸状とな
った部分に配置されている。
【0026】前記支持部材20は、全体が略円筒形状を
なしており、その外周壁部分はハウジング12の内周壁
にて固着されている。また、支持部材20には、ハウジ
ング12のソケット部17が形成された位置に対応して
複数の透孔20aが形成されており、ハウジング12内
の燃料は各透孔20aを介してソケット部17に接続さ
れた燃料噴射弁18に供給されるようになっている。
【0027】支持部材20の内部には、円筒状をなす支
持パイプ27が複数(本実施の形態では3つ)設けられ
ており、各支持パイプ27は支持部材20の内周壁部分
から同部材20の径方向に延設された複数の支持リブ2
8により支持されている。(図では、上下方向に形成さ
れた支持リブ28のみを図示している)また、各支持パ
イプ27内には前記膜体24が遊挿されている。支持パ
イプ27は、ハウジング12の長手方向において各ソケ
ット部17の間に位置して配設されている。従って、膜
体24において、ソケット部17に対向した部分は支持
パイプ27に覆われず露出した状態となっている。
【0028】以上のように形成された本実施の形態にお
ける作用について説明する。エンジンが運転状態となる
と、燃料ポンプから圧送された燃料は、燃料パイプ及び
接続ポート14等を通り、ハウジング12内に導入され
る。そして、燃料はハウジング12内を流れる過程で各
燃料噴射弁18に分配される。ここで、燃料噴射弁18
からの燃料噴射に伴い、或いは、燃料ポンプ等からのハ
ウジング12内への燃料の導入に伴い、プレッシャレギ
ュレータにより略一定の圧力に調圧された燃料には圧力
脈動が生じる。しかし、本実施の形態では、圧力脈動減
衰機構21によって、その圧力脈動の減衰が図られてい
る。
【0029】即ち、ハウジング内に圧力脈動が生じる
と、前記膜体24に作用する圧力は変化し、同膜体24
は収容部25が収縮、膨張するように変形する。このよ
うに、収容部25が収縮、膨張すると、同収容部25内
に封入されている空気による減衰作用により、ハウジン
グ12内における燃料の圧力脈動が減衰される。また、
膜体24の変形はフッ素ゴムの弾性変形であるため圧力
変動に対する追従性に優れたものとなっており、圧力脈
動に対する燃料圧力脈動減衰装置の応答性が向上されて
いる。従って、更に燃料の圧力脈動を減衰させることが
できる。
【0030】本燃料圧力脈動減衰装置による圧力脈動の
減衰作用を確認するために以下に示す実験を行った。即
ち、前述した従来のパルセーションダンパが装着された
燃料デリバリパイプ11であって、ハウジング12がア
ルミニウム製のもの(以下、パイプAという)と、ハウ
ジジングがポリアミド樹脂製のもの(以下、パイプB)
と、本実施の形態における燃料デリバリパイプ11(以
下、パイプCという)とを用意した。そして、燃料ポン
プからパイプA,B,Cに燃料を供給するとともに、所
定時間間隔で燃料噴射弁18から燃料を噴射し、その際
の各パイプA,B,C内における燃料の圧力脈動を圧力
センサにて測定した。
【0031】その結果を図7(a),(b)、図8
(a),(b)、及び図9(a),(b)に示す。図7
(a)、図8(a)、図9(a)は各パイプA,B,C
内において測定された燃料圧力の時間的変化であり、図
7(b)、図8(b)、図9(b)は、その時間的変化
の周波数分析結果である。
【0032】図7、図8の実験結果を比較すると、パイ
プBはパイプAより、圧力脈動の振幅が小さく、また、
圧力脈動の各周波数帯域における振動レベルも小さいこ
とがわかる。これは、アルミニウム製のハウジング12
を、材料固有の減衰率が大きいポリアミド樹脂製に変更
したためであり、同樹脂の減衰作用により圧力脈動が減
衰されたものと考えられる。また、図8、図9を比較す
ると、パイプCは、パイプBより更にその圧力脈動の振
幅が小さくなり、特に高周波数帯域における圧力脈動成
分が減衰され除去されていることがわかる。即ち、本実
施の形態における燃料圧力脈動減衰装置では、燃料デリ
バリパイプ11内における燃料の圧力脈動を減衰させる
効果が従来のパルセーションダンパと比較して大きいこ
とが確認された。
【0033】このように、ハウジング内における圧力脈
動を減衰させることのできる本実施の形態は以下の効果
を奏するものである。 (イ)、本実施の形態では、燃料デリバリパイプ11内
に設けられた圧力脈動減衰機構21によって圧力脈動を
減衰させることにより、圧力脈動に起因した燃料噴射量
等の変動を回避して空燃費制御の不安定化を防止するこ
とができ、加えて、圧力脈動に起因する異音の発生を抑
制することができる。
【0034】(ロ)燃料デリバリパイプ11に発生する
圧力脈動を、収容部25内の空気による減衰作用を利用
して減衰させるようにしたため、本燃料圧力脈動減衰装
置はダイヤフラム式の圧力弁である従来のパルセーショ
ンダンパと比較して簡易な構成となり、その部品点数を
低減することができる。
【0035】(ハ)本実施の形態では、膜体24がハウ
ジング12の長手方向において略全体に亘って設けられ
ており、各燃料噴射弁18が接続されるソケット部17
に対向する位置に膜体24が存在している。従って、燃
料デリバリパイプ11の一端部に設けられていた従来の
パルセーションダンパと異なり、各燃料噴射弁18が燃
料噴射した際に生じる圧力波をより効果的に吸収して圧
力脈動を減衰させることができる。
【0036】(ニ)本実施の形態では、収容部25に封
入される圧縮性ガスとして空気を選択したため、燃料圧
力脈動減衰装置をより安価な構成とすることができる。 (ホ)収容部25の内部にはコイルスプリング26が配
設されているため、同スプリング26により膜体24及
び収容部25の形状が著しく変形しないよう抑制されて
いる。より詳細に説明すれば、ハウジング12内におけ
る燃料は前述したようにプレッシャレギュレータにより
略一定圧力に調圧されているが、その調圧された燃料の
圧力により収容部25に封入された空気が圧縮されて、
膜体24及び収容部25の形状が著しく変形することが
考えられる。しかしながら、本実施の形態では、コイル
スプリング26が収容部25に配設されているため、膜
体24及び収容部25は略所定の形状を有するようにな
り、設計上好ましいものとなる。また、膜体24を蛇腹
構造とし、コイルスプリング26の外周部分をその蛇腹
構造の凸状となった部分に配置したため、膜体24の形
状をより安定したものとすることができる。
【0037】(ヘ)圧力脈動減衰機構21はハウジング
12内部に設けられているため、燃料デリバリパイプ1
1のハウジング12外部に突出することがなく、従来の
パルセーションダンパが設けられていた部位におけるス
ペースの有効活用を図ることができる。更に、燃料デリ
バリパイプ11をエンジンに組付ける際にも、圧力脈動
減衰機構21は燃料デリバリパイプ11のハウジング1
2により覆われて保護されていため、同機構21の損傷
等を未然に防止することができる。
【0038】(ト)本実施の形態では、支持部材20に
より膜体24が支持されているため、同膜体24全体が
ハウジング12内において撓んだ形状となることがな
く、例えば、膜体24によりソケット部17の開口が閉
塞してしまうといった不具合が生じることがない。
【0039】(チ)本実施の形態では、膜体24をフッ
素ゴムにより形成したため、膜体24を耐燃料性、耐熱
性に優れたものとすることができる。従って、膜体24
がハウジング12内の燃料、或いはその燃料の熱により
劣化してしまうことが抑制され、燃料圧力脈動減衰装置
による圧力脈動減衰作用をより確実なものとすることが
できる。また、本燃料圧力脈動減衰装置では、膜体24
をフッ素ゴムにより形成し、また、固定部材19,2
2、支持部材20をポリアミド樹脂により形成したた
め、同装置の軽量化が図られている。
【0040】次に、本発明を具体化した上記第1の実施
の形態以外の形態について以下に説明する。尚、以下の
説明において、第1の実施の形態と同様或いは相当する
構成については、同一の符号を付してその説明を省略し
ている。
【0041】(第2の実施の形態)以下に第2の実施の
形態について上記第1の実施の形態との相違点を中心に
図2を参照して説明する。
【0042】本実施の形態における膜体24はフッ素ゴ
ムにより略円筒状に形成され、その内部、即ち収容部2
5内には前記コイルスプリング26に換えてEPDM
(エチレン−プロピレン−ジエン共重合物)からなるス
ポンジゴム23が形状維持部材として内装されている。
スポンジゴム23は、圧縮性ガスとして空気を含むもの
であり、その空気及び自身の弾性により、ハウジング1
2内における燃料の圧力脈動に応じて変形可能となって
いる。
【0043】本実施の形態における燃料圧力脈動減衰装
置は、上記第1の実施の形態と略同様の作用効果を奏す
るものであるが、以下の点において若干相違したものと
なっている。即ち、本実施の形態では、収容部25内に
スポンジゴム23が内装されており、プレッシャレギュ
レータにより調圧された燃料の圧力によって膜体24及
び収容部25に著しい変形が生じないようになってい
る。そして、調圧された燃料圧力に脈動が生じると、そ
の脈動に応じて膜体24が弾性変形するとともに、収容
部25内のスポンジゴム23、及び同ゴムに含まれる空
気が収縮、膨張することにより、同脈動が減衰される。
【0044】このように、本実施の形態では、膜体24
及び収容部25の著しい変形を抑制するために、スポン
ジゴム23を用いる構成としたため、燃料圧力脈動減衰
装置、或いは燃料デリバリパイプ11を更に軽量化する
ことができる。
【0045】また、膜体24、収容部25内の空気によ
り減衰作用に加え、スポンジゴム23の減衰作用により
圧力脈動をより効果的に減衰させることができる。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態について
上記第1の実施の形態との相違点を中心に図3を参照し
て説明する。
【0046】本実施の形態では、上記第1の実施の形態
において設けられていた支持部材20が省略されてい
る。そして、円筒形状をなす膜体24の内部、即ち収容
部25には空気が封入されるとともに、形状維持部材と
しての補強部材29が配設されている。同部材29は、
図3に示すように、ハウジング12の長手方向において
所定間隔を隔てて設けられた全体が円板状をなす複数の
支持部30と、各支持部30を連結する棒状の連結部3
1とから構成されている。また、補強部材29は合成樹
脂(例えば、ポリプロピレン等が好適である)により形
成され、所定の剛性を有したものとなっている。従っ
て、同補強部材29により、膜体24及び収容部25が
ハウジング12内の燃料圧力により著しく変形すること
が抑制されるとともに、膜体24全体が撓んだ形状に変
形することが防止されている。
【0047】本実施の形態における燃料圧力脈動減衰装
置は、上記第1の実施の形態と略同様の作用効果を奏す
ることができる他、以下の効果を有するものである。即
ち、補強部材29により膜体24全体が撓んだ形状に変
形することが防止されているため、上記第1及び第2の
実施の形態において設けられていた支持部材20を別途
設ける必要がなく、部品点数を更に減少させることがで
きるとともに、燃料圧力脈動減衰装置の軽量化を図るこ
とができる。
【0048】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態について上記第1の実施の形態との相違点を中心に
図4を参照して説明する。
【0049】本実施の形態の燃料圧力脈動減衰装置で
は、ハウジング12内に複数設けられた変形部32、各
変形部32を連結する連結部33、変形部32及び連結
部33をハウジング12内にて固定する固定部材19,
22、及び連結部33を支持する支持部材20等により
圧力脈動減衰機構21が構成されている。尚、前記各変
形部32及び各連結部33はいずれもフッ素ゴムにより
一体的に形成されている。
【0050】変形部32はハウジング12の長手方向に
おいて、各ソケット部17が形成された位置にそれぞれ
配設されている。同変形部32は全体が略円柱状に形成
され、その内部は密閉された収容部25となっている。
同収容部25内には、空気が封入されるとともに、有蓋
円筒状の補強部材38が形状維持部材として内装されて
いる。そして、前記補強部材38の開口を覆っている変
形部32の一部分が、膜体24となっている。膜体24
はフッ素ゴムの弾性により、前記収容部25の容積を変
化させるように変形可能となっている。さらに、図4に
示すように、前記補強部材38の開口を閉塞する膜体2
4は、ソケット部17に対向した状態となっている。
【0051】ハウジング12の両端側において、両蓋体
13,16に隣接した位置には、第1の実施の形態と同
様に全体が略円板状をなす固定部材19,22がそれぞ
れ設けられている。各固定部材19,22において、上
記実施の形態で設けられていた突出部19a,22aは
省略されている。そして、各固定部材19,22の中央
部には挿通孔19c,22cが形成されており、ハウジ
ング12の両端側に設けられた連結部33は前記挿通孔
19c,22cに挿通されている。また、前記挿通孔1
9c,22cに挿通された連結部33は、同連結部33
の端部に形成された係止部33aが固定部材19の端面
部にて係止されることにより、固定部材19に取着され
ている。
【0052】また、本実施の形態における支持部材20
は上記第1の実施の形態と略同様の構成を有するもので
あり、その支持パイプ27内には連結部33がそれぞれ
挿通支持されている。
【0053】以上のように構成された本実施の形態にお
ける燃料圧力脈動減衰装置は、上記第1の実施の形態と
略同様の作用効果を奏することができる他、圧力脈動減
衰機構21を構成する変形部32をソケット部17に対
向する位置にのみ設ける構成としたため、同機構21が
ハウジング12内において占める容積を減少させること
ができる。
【0054】(第5の実施の形態)次に、第5の実施の
形態について上記第1の実施の形態との相違点を中心に
図5及び図6を参照して説明する。
【0055】本燃料圧力脈動減衰装置における圧力脈動
減衰機構21は燃料デリバリパイプ11のハウジング1
2内部の上部側に配設されるものであり、金属製のケー
シング34、フッ素ゴムからなる膜体24、及びケーシ
ング34と膜体24との間に設けられたスプリング35
を備えるものである。
【0056】図5及び図6に示すように、ハウジング1
2の内周壁には、長手方向に延びる一対の支持リブ36
が形成されている。前記ケーシング34は断面半円弧状
をなし、図5に示すようにハウジング12内の長手方向
に配設されている。また、ケーシング34の下部には図
6に示すように、膜体24が接着固定されて設けられて
おり、ケーシング34及び膜体24により密閉された空
間が形成されている。そして、ケーシング34の下部及
び膜体24は前記支持リブ36により支持されている。
【0057】膜体24には、その長手方向において所定
間隔を隔てて隔壁37が複数形成されている。同隔壁3
7は半円形状をなし、その上端部分はケーシング34の
内周壁にて接着固定されている。ケーシング34及び膜
体24により形成された前記密閉空間は、隔壁37によ
り4つの収容部25に区画されている。各収容部25は
図5に示すように、ハウジング12の長手方向において
ソケット部17に対向した位置に形成されている。ま
た、各収容部25内には圧縮性ガスとしての空気が封入
されるとともに、補強部材29としてのスプリング35
がそれぞれ配設されている。各スプリング35は、図6
に示すように、ケーシング34と、膜体24との間に配
設されており、同膜体24をソケット部17側に付勢し
ている。
【0058】以上のように構成された本実施の形態にお
ける燃料圧力脈動減衰装置は、上記第1の実施の形態と
略同様の作用効果を奏することができる。加えて、収容
部25にスプリング35を設けたため、同スプリング3
5により膜体24及び収容部25の形状がハウジング1
2内の燃料圧力により著しく変形することを抑制するこ
とができる。
【0059】以上、本発明における実施の形態について
説明したが、本発明は以下に示す他の実施の形態として
具体化することができる。 (1)上記実施の形態では、燃料デリバリパイプ11の
ハウジング12をポリアミド樹脂により形成したが、ア
ルミニウム、ステンレス等の各種金属材料により形成さ
れた燃料デリバリパイプ11に本燃料圧力脈動減衰装置
を設けるようにしてもよい。
【0060】(2)上記実施の形態では、圧力脈動に応
じて変形する膜体24をフッ素ゴムにより形成したが、
同ゴムに限定することなく、例えば、シリコンゴム或い
はNBR(アクリルニトリルブタジエンゴム)等の耐燃
料性、耐熱性に優れたものであれば、いずれの材料を使
用してもよい。
【0061】(3)第1の実施の形態において、膜体2
4は蛇腹構造を有したものとしたが、図10に示すよう
に蛇腹構造を有しない構成としてもよい。 (4)第2の実施の形態では、収容部25にEPDMか
らなるスポンジゴム23を設ける構成としたが、例え
ば、ポリウレタン等の樹脂製スポンジゴムにより構成す
るようにしてもよい。
【0062】(5)上記実施の形態では、圧縮性ガスと
して空気を用いたが、空気に限定されることなく、圧縮
性を有し、かつ、膜体24を形成する材料に対して不活
性なガスであればよい。
【0063】(6)上記実施の形態では、収容部25内
にコイルスプリング26等を設けて、膜体24及び収容
部25がハウジング12内の燃料の圧力により著しく変
形しないように規制していたが、例えば、収容部25内
に高圧空気を封入することにより、収容部25内におけ
る空気の弾性を増加させ、ハウジング12内において膜
体24及び収容部25が所定の形状を維持するようにし
てもよい。このような構成とすれば、コイルスプリング
26等の形状維持部材を省略することができる。
【0064】(7)上記実施の形態では、いずれも圧力
減衰機構21を燃料デリバリパイプ11のハウジング1
2内部に備えた構成としたが、例えば、同ハウジング1
2内に連通する内部空間を有したケーシングを燃料デリ
バリパイプ11に取着し、同ケーシング内に圧力減衰機
構21を備える構成としてもよい。
【0065】以上本発明を具体化した各実施の形態につ
いて説明したが、各実施の形態から把握される技術的思
想について以下にその効果とともに記載する。 (a)請求項1〜3記載した燃料圧力脈動減衰装置にお
いて、収容部25内に形状維持部材を設けたこと。
【0066】以上の構成によれば、燃料通路内における
燃料の圧力により膜体及び収容部に著しい変形が生じる
ことが形状維持部材により抑制される。従って、前記燃
料通路内において膜体及び収容部は略一定の形状を維持
するようになり設計上好ましいものとなる。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ダイヤフ
ラム式の圧力弁を用いることなく圧力脈動を減衰させる
ことができ、例えば、ダイヤフラム式の圧力弁において
問題となるような構成の複雑化を抑制することができ
る。
【0068】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、膜体をゴム状弾性部材としたた
め、圧力脈動を更に減衰させることができる。加えて、
圧縮性ガスを空気としたため、燃料圧力脈動減衰装置を
安価な構成とすることができる。
【0069】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の効果に加え、圧力脈動をより効果的に減衰さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における燃料デリバリパイプ
の断面図。
【図2】第2の実施の形態における燃料デリバリパイプ
の断面図。
【図3】第3の実施の形態における燃料デリバリパイプ
の断面図。
【図4】第4の実施の形態における燃料デリバリパイプ
の断面図。
【図5】第5の実施の形態における燃料デリバリパイプ
の断面図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】従来のパルセーションダンパが取着されたアル
ミニウム製の燃料デリバリパイプにおける圧力脈動の時
間的変化と、同変化の周波数分析結果を示す図。
【図8】従来のパルセーションダンパが取着されたポリ
アミド樹脂製の燃料デリバリパイプにおける圧力脈動の
時間的変化と、同変化の周波数分析結果を示す図。
【図9】第1の実施の形態の燃料デリバリパイプにおけ
る圧力脈動の時間的変化と、同変化の周波数分析結果を
示す図。
【図10】他の実施の形態における燃料デリバリパイプ
の断面図。
【図11】従来技術における燃料デリバリパイプを示す
斜視図。
【図12】従来技術におけるパルセーションダンパを示
す断面図。
【符号の説明】
11…燃料デリバリパイプ、12…ハウジング、18…
燃料噴射弁、21…圧力脈動減衰機構、24…膜体、2
5…収容部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が燃料通路の一部を構成し複数の燃
    料噴射弁が接続されるハウジングを有した燃料デリバリ
    パイプに設けられる燃料圧力脈動減衰装置であって、 前記燃料通路内部において密閉された収容部を形成する
    変形可能な膜体と、 前記収容部内に封入された圧縮性ガスとからなる圧力脈
    動減衰機構を備えたことを特徴とする燃料圧力脈動減衰
    装置。
  2. 【請求項2】 前記膜体をゴム状弾性部材から構成する
    とともに、前記圧縮性ガスを空気としたことを特徴とす
    る請求項1記載の燃料圧力脈動減衰装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力脈動減衰機構は、 前記ハウジング内部において燃料噴射弁の接続位置に対
    向して配設されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の燃料圧力脈動減衰装置。
JP7227177A 1995-08-12 1995-08-12 燃料圧力脈動減衰装置 Withdrawn JPH0953541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7227177A JPH0953541A (ja) 1995-08-12 1995-08-12 燃料圧力脈動減衰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7227177A JPH0953541A (ja) 1995-08-12 1995-08-12 燃料圧力脈動減衰装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0953541A true JPH0953541A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16856699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7227177A Withdrawn JPH0953541A (ja) 1995-08-12 1995-08-12 燃料圧力脈動減衰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0953541A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003062628A1 (fr) * 2000-07-17 2003-07-31 Sanoh Kogyo Kabushiki Kaisha Tuyau d'alimentation en carburant
KR20030092490A (ko) * 2002-05-30 2003-12-06 현대자동차주식회사 연료공급 시스템
KR100598537B1 (ko) * 2004-06-23 2006-07-10 현대자동차주식회사 딜리버리 파이프의 댐퍼 장착구조
JP2007239594A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Otics Corp フューエルデリバリパイプ
JP2007303384A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toyota Motor Corp フューエルデリバリパイプ
CH698080B1 (de) * 2004-08-04 2009-05-15 Luca Frediani Pulsationsdämpfer.
US7882929B2 (en) 2004-04-12 2011-02-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Delivery pipe
DE102010048161A1 (de) * 2010-10-11 2012-04-12 Volkswagen Ag Kraftstoff-Verteilerleiste für eine Brennkraftmaschine
JP2015017583A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社デンソー パルセーションダンパ及びそれを備えた高圧ポンプ
JP2015017585A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社デンソー パルセーションダンパ及びそれを備えた高圧ポンプ
JP2015017584A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社デンソー パルセーションダンパ及びそれを備えた高圧ポンプ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003062628A1 (fr) * 2000-07-17 2003-07-31 Sanoh Kogyo Kabushiki Kaisha Tuyau d'alimentation en carburant
KR20030092490A (ko) * 2002-05-30 2003-12-06 현대자동차주식회사 연료공급 시스템
US7882929B2 (en) 2004-04-12 2011-02-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Delivery pipe
KR100598537B1 (ko) * 2004-06-23 2006-07-10 현대자동차주식회사 딜리버리 파이프의 댐퍼 장착구조
CH698080B1 (de) * 2004-08-04 2009-05-15 Luca Frediani Pulsationsdämpfer.
JP2007239594A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Otics Corp フューエルデリバリパイプ
JP2007303384A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toyota Motor Corp フューエルデリバリパイプ
DE102010048161A1 (de) * 2010-10-11 2012-04-12 Volkswagen Ag Kraftstoff-Verteilerleiste für eine Brennkraftmaschine
JP2015017583A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社デンソー パルセーションダンパ及びそれを備えた高圧ポンプ
JP2015017585A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社デンソー パルセーションダンパ及びそれを備えた高圧ポンプ
JP2015017584A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社デンソー パルセーションダンパ及びそれを備えた高圧ポンプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0953541A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JP4641387B2 (ja) 流体継手
JPH07189871A (ja) 圧力振動を減衰させるための減衰部材
US6409158B1 (en) Liquid-filled type vibration absorbing device
JPH08326622A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JP2010180727A (ja) デリバリパイプ
JPH09144624A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH09112383A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH11294294A (ja) 燃料デリバリパイプ
JP2011149493A (ja) 液封入式防振装置
JPH08261097A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH09151830A (ja) 燃料噴射装置
JPH08261098A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
US5178373A (en) Multi-chamber fluid filled vibration insulator
JP2000213434A (ja) 燃料調圧装置
JPH08270523A (ja) 燃料デリバリパイプ
JP4029424B2 (ja) フユーエルデリバリパイプ
JPH08261099A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH01229132A (ja) 流体封入式マウント装置
KR100348349B1 (ko) 자동차 연료공급시스템의 댐퍼장치
JP3716602B2 (ja) 空気圧加振式の能動型防振装置
JP2004232803A (ja) 流体封入式防振装置
KR102125861B1 (ko) 맥동소음 저감을 위한 댐퍼 일체형 lpi 레귤레이터
JPH08261101A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JP2003293901A (ja) フユーエルデリバリパイプ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041027