JPH0952585A - テープ貼付治具 - Google Patents

テープ貼付治具

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JPH0952585A
JPH0952585A JP7205882A JP20588295A JPH0952585A JP H0952585 A JPH0952585 A JP H0952585A JP 7205882 A JP7205882 A JP 7205882A JP 20588295 A JP20588295 A JP 20588295A JP H0952585 A JPH0952585 A JP H0952585A
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毅 前田
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易かつ迅速に左右のドアサッシュ部の所定
位置に粘着テープをそれぞれ正確に貼着することが可能
な融通性に富むテープ貼付治具を提供する。 【解決手段】 ワーク17に形成されたテープ貼着面4
2に沿って帯状の粘着テープ13を台紙41から剥離し
て接合するためのテープ貼付治具であって、治具本体2
6と、この治具本体26に設けられてワーク17に形成
されたテープ貼着面42と対向し、かつ粘着テープ13
が通されるテープ案内部12と、治具本体26に設けら
れてこの治具本体26をワーク17に対しテープ貼着面
42に沿って摺動自在かつ着脱可能に係合させる一対の
係止手段18, 34と、テープ貼着面42との対向方向
に弾性変形可能に粘着テープ13の長手方向に沿ったテ
ープ案内部12の少なくとも中央部に突出状態で形成さ
れ、かつ台紙41から剥離した粘着テープ13をテープ
貼着面42に押圧し得るテープ押圧手段14とを具え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに形成され
たテープ貼着面に沿って帯状の粘着テープを台紙から剥
離して接合するためのテープ貼付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアサッシュ部の室内側を艶消
しの黒色にすることは、車外、特に車体の側方から見た
から時のドアサッシュ部の室内側の光の反射を抑え、車
室内だけではなく、車体全体のすっきりとした景観を確
保する上で望ましいことである。
【0003】このようなことから、ドアサッシュ部に艶
消しの黒色塗料を吹き付け塗装することが従来から行わ
れている。しかし、吹き付け塗装は、作業環境を良好に
保つための附帯設備に費用が嵩む上、塗料の乾燥までに
時間が掛かるなどの種々の不具合があるため、その代わ
りとして耐候性や耐摩耗性などの良好な艶消しの黒色粘
着テープをドアサッシュ部に貼着することが特開昭51
−135015号公報や、特開昭62−46780号公
報などで提案されている。この場合、自動車のドアサッ
シュ部は、周知のように三次元的な曲面部分が大部分を
占めているため、上述した貼着装置は極めて大がかりと
なって、実際の生産ラインに組み込んだ場合、生産ライ
ンの設備コストが嵩む上、ドアサッシュ部の設計変更に
対する追従性が悪く、汎用性に乏しいものであった。
【0004】しかし、この貼着作業を作業者が何らかの
治具類を使用せずに手作業のみで行おうとした場合、自
動車の製造ラインに対応した速度でこれを正確に行うこ
とは、極めて高い作業熟練度が要求されることとなる。
【0005】そこで、上述した作業を熟練作業者ならず
とも容易かつ迅速に行えるように、例えば特開平5−3
38627号公報などに開示されたテープ貼付治具が提
案されており、このテープ貼付治具を用いることによっ
て、熟練作業者ならずとも容易かつ迅速にドアサッシュ
部の所定位置に粘着テープを正確に貼着することができ
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−33862
7号公報に開示された従来のテープ貼付治具は、自動車
の右ドアおよび左ドアに対応してそれぞれ右勝手および
左勝手が存在するため、例えばセダン型の乗用自動車に
対しては前後左右、つまり四種類のテープ貼付治具を使
い分ける必要があり、はなはだ面倒である。
【0007】また、車種によってドアサッシュ部の幅な
どの形状が変わった場合、これに対応したテープ貼付治
具をその都度用意しなければならず、甚だ融通性に乏し
いものであった。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、熟練作業者ならずとも
容易かつ迅速に左右のドアサッシュ部の所定位置に粘着
テープをそれぞれ正確に貼着することが可能な融通性に
富むテープ貼付治具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるテープ貼付
治具は、ワークに形成されたテープ貼着面に沿って帯状
の粘着テープを台紙から剥離して接合するためのテープ
貼付治具であって、治具本体と、この治具本体に設けら
れてワークに形成されたテープ貼着面と対向し、かつ前
記粘着テープが通されるテープ案内部と、前記治具本体
に設けられてこの治具本体を前記ワークに対し前記テー
プ貼着面に沿って摺動自在かつ着脱可能に係合させる一
対の係止手段と、前記テープ貼着面との対向方向に弾性
変形可能に前記粘着テープの長手方向に沿った前記テー
プ案内部の少なくとも中央部に突出状態で形成され、か
つ前記台紙から剥離した前記粘着テープを前記テープ貼
着面に押圧し得るテープ押圧手段とを具えたことを特徴
とするものである。
【0010】ここで、前記一対の係止手段の一方は、他
方に対してこれらの対向方向に相対的に移動可能に前記
治具本体に取り付けられ、この一方の係止手段と前記治
具本体との間には、当該一方の係止手段を他方の係止手
段側に付勢する付勢手段が介装されていることが好まし
く、この場合、前記他方の係止手段は、前記台紙の長手
方向に沿って平行に並ぶ一組の爪部を有し、これら爪部
は、前記一方の係止手段との対向方向の位置を調整する
ための位置調整手段を介して前記治具本体に固定されて
いることが有効である。
【0011】また、前記テープ案内部および前記テープ
押圧手段の表面は、低摩擦係数の部材で覆われているこ
とが好ましい。
【0012】さらに、前記テープ案内部と反対側に、治
具本体を把持するための把持部を設けるようにしても良
く、この場合、前記把持部が、前記テープ案内部と隙間
を隔てて前記テープ貼着面の長手方向と直角な方向に平
行に延びる部分を有するものであっても良く、前記把持
部と前記テープ案内部との隙間に、剥離前の前記粘着テ
ープと前記台紙とを通すことが有効である。
【0013】従って、粘着テープの先端部を台紙から引
き剥がし、この粘着テープの先端部をワークのテープ貼
着面の所定位置に貼り付けた後、治具本体のテープ案内
部と粘着テープの先端部が貼り付けられたテープ貼着面
の部分とが重なり合うように、一対の係止手段を操作し
てワークに治具本体を係止させる。これにより、テープ
押圧手段が押しつぶされるように弾性変形し、粘着テー
プがテープ貼着面に押圧された状態となる。
【0014】この状態から、粘着テープを台紙から引き
剥がしつつ治具本体をテープ貼着面に沿って移動する
と、テープ案内部によってテープ貼着面に対するずれが
拘束された粘着テープは、テープ押圧手段の弾性変形を
伴ってテープ貼着面に押し付けられ、テープ貼着面に貼
り合わされて行く。
【0015】ここで、一対の係止手段の一方が、他方に
対してこれらの対向方向に相対的に移動可能に治具本体
に取り付けられ、この一方の係止手段と治具本体との間
に、当該一方の係止手段を他方の係止手段側に付勢する
付勢手段を介装した場合、ワークの幅の変動や変化に追
従して一方の係止手段が他方の係止手段との対向方向に
変位し、ワークに対して治具本体が常にがた付きなく係
止する。また、ワークの幅が極端に異なる場合には、他
方の係止手段である一組の爪部と一方の係止手段との間
隔を位置調整手段を操作して適切に変える。
【0016】また、テープ案内部およびテープ押圧手段
の表面を、低摩擦係数の部材で覆った場合には、ワーク
のテープ貼着面に沿って治具本体を移動させた時の摩擦
抵抗が少なくなる。
【0017】さらに、テープ案内部と反対側に、治具本
体を把持するための把持部を設け、この把持部にテープ
案内部と隙間を隔ててテープ貼着面の長手方向と直角な
方向に平行に延びる部分を形成した場合、把持部とテー
プ案内部との隙間に、剥離前の粘着テープと台紙とを通
し、粘着テープを台紙から剥がしてテープ案内部側に折
り返すことにより、治具本体の移動方向前方には、台紙
だけ位置することとなる。
【0018】なお、治具本体のテープ案内部に対して粘
着テープを通す方向を逆にした場合には、ワークのテー
プ貼着面に対して治具本体を逆に移動させる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明によるテープ貼付治具を乗
用自動車のフロントドアサッシュ部に応用した一実施例
について、その外観を表す図1およびその分解状態を表
す図2およびその平面形状を表す図3およびそのIV−IV
矢視断面形状ならびにV−V矢視断面形状をそれぞれ表
す図4, 図5およびワークであるフロントドアサッシュ
部に連結した状態における本実施例の正面形状を表す図
6およびその左側面形状を表す図7を参照しながら詳細
に説明する。
【0020】すなわち、高密度ポリエチレンシートなど
の低摩擦係数の部材11で被覆された平板状のテープ案
内部12は、粘着テープ13の幅(図3中、上下方向の
長さ)に対応した幅を有し、この粘着テープ13の長手
方向(図3中、左右方向)に沿ったテープ案内部12の
中央部には、発泡ポリウレタンシートなどで形成された
弾性変形可能なテープ押圧シート14が本発明のテープ
押圧手段として突出状態で貼り合わされ、上述した低摩
擦係数の部材11にて被覆された状態となっている。
【0021】このテープ案内部12の幅方向一端側に
は、粘着テープ13の一方の側端面に当接するエンドブ
ロック15が一体的に形成されている。このエンドブロ
ック15上には、テープ案内部12の幅方向に沿って相
互に平行に延びる前後一対の溝16が形成され、これら
一対の溝16にはフロントドアサッシュ部17のアウタ
側に係合し得る爪部材18が固定用ボルト19を介して
それぞれねじ止めされ、これらの先端部がテープ案内部
12の一端側の真上に突出した状態となっている。
【0022】本実施例では、爪部材18に固定用ボルト
19が貫通する長穴20を形成すると共に溝16の溝底
に雌ねじ孔21を穿設することにより、フロントドアサ
ッシュ部17の幅寸法の相違に応じてその幅方向に沿っ
た爪部材18の突出位置を変更することができるように
しており、これら固定用ボルト19, 長穴20, 雌ねじ
孔21などで本発明の位置調整手段が構成されている。
【0023】テープ案内部12の幅方向他端側には、エ
ンドブロック15と対向して粘着テープ13の他方の側
端面に当接するホルダブロック22が一体的に形成され
ている。このホルダブロック22上には、前後一対の案
内壁部23が相互に平行に立設され、これら案内壁部2
3の間に矩形の摺動ブロック24が前記爪部材18との
対向方向に摺動自在に収納されている。さらに、このホ
ルダブロック22のテープ案内部12の反対側の端部に
は、摺動ブロック24と対向する案内棒ホルダ25が立
設されている。
【0024】なお、本実施例における治具本体26は、
上述したエンドブロック15, ホルダブロック22, 案
内壁部23, 案内棒ホルダ25などで構成されている。
【0025】前記案内壁部23の上端には、これら案内
壁部23から摺動ブロック24が上方に抜け外れるのを
防止する押さえ板27がそれぞれ止めねじ28を介して
固定されている。また、摺動ブロック24の案内棒ホル
ダ25側には、ホルダブロック22の中央部に形成した
段部29に係止して摺動ブロック24がエンドブロック
15側に抜け外れるのを防止するストッパ部30が下向
きに突設されている。さらに、前記案内棒ホルダ25に
は、テープ案内部12の幅方向に沿って相互に平行に摺
動ブロック24に形成された前後一対の案内孔31に対
して先端側が摺動自在に嵌合する前後一対の案内棒32
の基端部がねじ止めされており、これら案内棒32に
は、摺動ブロック24と案内棒ホルダ25との間に位置
して摺動ブロック24をエンドブロック15側に付勢す
る圧縮コイルばね33が装着されている。
【0026】従って、摺動ブロック24は、圧縮コイル
ばね33のばね力によってエンドブロック15側に付勢
され、圧縮コイルばね33のばね力に抗して摺動ブロッ
ク24が案内棒ホルダ25側に変位し得るようになって
いる。
【0027】エンドブロック15側の摺動ブロック24
の端面には、フロントドアサッシュ部17のインナ側に
係合して上述した一対の爪部材18とでフロントドアサ
ッシュ部17に係止し得る突起部34が突設され、これ
ら爪部材18および突起部34によって治具本体26が
フロントドアサッシュ部17に係止し得るようになって
いる。さらに、この摺動ブロック24の上端には、前記
圧縮コイルばね33のばね力に抗して当該摺動ブロック
24を案内棒ホルダ25側に退避移動させるための指掛
け部35が突設されている。
【0028】ホルダブロック22の中央部には、案内壁
部23と反対側に突出してテープ案内部12の幅方向に
沿って延びるL字形の把持部材36の基端部がスペーサ
37を介して固定用ボルト38によりねじ止めされ、テ
ープ案内部12との間に隙間39を形成している。この
把持部材36の前後両端面には、滑り止めゴム40が貼
着されている。
【0029】従って、実際の作業に際しては、粘着テー
プ13の先端部を台紙41から引き剥がし、この粘着テ
ープ13の先端部をフロントドアサッシュ部17の平坦
なテープ貼着面42の所定位置(一般的には、貼着開始
位置)に貼り付けた後、指掛け部35を利用して摺動ブ
ロック24を爪部材18から引き離し、この状態を保持
したまま治具本体26のテープ案内部12と粘着テープ
13の先端部が貼り付けられたテープ貼着面42の部分
とが重なり合うように、フロントドアサッシュ部17に
治具本体26を押し付け、指掛け部35から指を放して
圧縮コイルばね33のばね力により、爪部材18と突起
部34とをフロントドアサッシュ部17に係止させる。
これにより、テープ押圧シート14が押しつぶされるよ
うに弾性変形し、粘着テープ13がテープ貼着面42に
押圧された状態となる。
【0030】この状態から、粘着テープ13を台紙41
から引き剥がしつつ治具本体26をテープ貼着面42に
沿って図6中、左方向に移動すると、テープ案内部12
によってテープ貼着面42に対するずれが拘束された粘
着テープ13は、テープ押圧シート14の弾性変形を伴
ってテープ貼着面42に押し付けられ、テープ貼着面4
2に貼り合わされて行く。
【0031】ここで、摺動ブロック24が、圧縮コイル
ばね33のばね力によって一対の爪部材18側に常に付
勢されているため、フロントドアサッシュ部17の幅の
変動や変化に追従して摺動ブロック24が爪部材18と
の対向方向に変位し、フロントドアサッシュ部17に対
して爪部材18を基準として治具本体26をがた付きな
く係止させることができる。また、テープ案内部12お
よびテープ押圧シート14の表面が低摩擦係数の部材1
1で覆われているため、フロントドアサッシュ部17の
テープ貼着面42に沿って治具本体26を移動させた時
の摩擦抵抗が少なくなり、この操作を楽に行うことがで
きる。
【0032】このようにして、フロントドアサッシュ部
17のテープ貼着面42に粘着テープ13を貼着した
後、図示しないスクイズローラを用いて粘着テープ13
の幅方向両端部をフロントドアサッシュ部17の残りの
部分に貼り付ける。この状態では、フロントドアサッシ
ュ部17に対して既に粘着テープ13が位置決めされて
いるので、何ら問題なく作業を行うことができる。
【0033】なお、粘着テープ13および台紙41を図
5に示すように進行方向前方側に位置させることも可能
であるが、図6に示すようにこれらを把持部材36とテ
ープ案内部12との隙間39に通し、粘着テープ13を
テープ案内部12側に折り返すことにより、治具本体2
6の移動方向前方に台紙41だけ位置させ、作業性をよ
り向上させることも有効である。
【0034】また、上述したフロントドアサッシュ部1
7は、自動車の車体に対して左右対称となっているのが
普通であるから、これらの左右勝手に応じてテープ案内
部12に対する粘着テープ13の通す方向を図5および
図6に示す状態の逆にし、さらにフロントドアサッシュ
部17のテープ貼着面42に対して治具本体26を逆に
移動させるだけで、そのまま対応可能である。
【0035】さらに、車種の相違などによってフロント
ドアサッシュ部17の幅や形状が極端に異なる場合に
は、固定用ボルト19を緩めて爪部材18の位置を適当
にずらしたり、これら爪部材18や摺動ブロック24を
別形状のものに交換することにより、調整および対応可
能である。
【0036】
【発明の効果】本発明のテープ貼付治具によると、治具
本体のテープ案内部に対して粘着テープを通す方向に方
向性がない、すなわち、粘着テープの長手方向に沿って
何れの方向からも粘着テープをテープ案内部に通すこと
ができるため、例えば左右勝手のあるワークの何れにも
そのまま使用することができる。
【0037】また、一対の係止手段の一方を、他方に対
してこれらの対向方向に相対的に移動可能に治具本体に
取り付け、この一方の係止手段と治具本体との間に、当
該一方の係止手段を他方の係止手段側に付勢する付勢手
段を介装した場合には、ワークの幅の変動や変化に追従
して一方の係止手段が他方の係止手段との対向方向に変
位し、ワークに対して治具本体を常にがた付きなく係止
させることができるので、熟練作業者ならずとも粘着テ
ープを正確にワークのテープ貼着面に貼り付けることが
できる。しかも、他方の係止手段である一組の爪部と一
方の係止手段との間隔を位置調整手段を操作して変える
ことができるため、ワークの幅が極端に異なる場合で
も、単一のテープ貼付治具の調整だけで対応することが
可能であり、ワークの形状変化に対する適応性が従来の
ものよりも優れたものにすることができる。
【0038】さらに、テープ受け部およびテープ押圧手
段の表面を、低摩擦係数の部材で覆った場合には、ワー
クのテープ貼着面に沿って治具本体を移動させた時の摩
擦抵抗が少なくなり、小さな操作力で楽に作業を進める
ことができる。
【0039】一方、テープ受け部と反対側に、治具本体
を把持するための把持部を設け、この把持部にテープ受
け部と隙間を隔ててテープ貼着面の長手方向と直角な方
向に平行に延びる部分を形成した場合、把持部とテープ
受け部との隙間に、剥離前の粘着テープと台紙とを通
し、粘着テープを台紙から剥がしてテープ受け部側に折
り返すことができるため、治具本体の移動方向前方に
は、台紙だけ位置させて作業性を向上させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープ貼付治具を乗用自動車のフ
ロントドアインナーサッシュ部に応用した一実施例の外
観を表す斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の分解斜視図である。
【図3】図1に示した実施例の平面図である。
【図4】図3中のIV−IV矢視断面図である。
【図5】図3中のV−V矢視断面図である。
【図6】図1に示した実施例のテープ貼着治具をフロン
トドアサッシュ部に連結した状態の正面図である。
【図7】図1に示した実施例のテープ貼付治具をフロン
トドアサッシュ部に連結した状態の左側面図である。
【符号の説明】
11 低摩擦係数の部材 12 テープ案内部 13 粘着テープ 14 テープ押圧シート 15 エンドブロック 16 溝 17 フロントドアサッシュ部 18 爪部材 19 固定用ボルト 20 長穴 21 雌ねじ孔 22 ホルダブロック 23 案内壁部 24 摺動ブロック 25 案内棒ホルダ 26 治具本体 27 押さえ板 28 止めねじ 29 段部 30 ストッパ部 31 案内孔 32 案内棒 33 圧縮コイルばね 34 突起部 35 指掛け部 36 把持部材 37 スペーサ 38 固定用ボルト 39 隙間 40 滑り止めゴム 41 台紙 42 テープ貼着面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに形成されたテープ貼着面に沿っ
    て帯状の粘着テープを台紙から剥離して接合するための
    テープ貼付治具であって、 治具本体と、 この治具本体に設けられてワークに形成されたテープ貼
    着面と対向し、かつ前記粘着テープが通されるテープ案
    内部と、 前記治具本体に設けられてこの治具本体を前記ワークに
    対し前記テープ貼着面に沿って摺動自在かつ着脱可能に
    係合させる一対の係止手段と、 前記テープ貼着面との対向方向に弾性変形可能に前記粘
    着テープの長手方向に沿った前記テープ案内部の少なく
    とも中央部に突出状態で形成され、かつ前記台紙から剥
    離した前記粘着テープを前記テープ貼着面に押圧し得る
    テープ押圧手段とを具えたことを特徴とするテープ貼付
    治具。
  2. 【請求項2】 前記一対の係止手段の一方は、他方に対
    してこれらの対向方向に相対的に移動可能に前記治具本
    体に取り付けられ、この一方の係止手段と前記治具本体
    との間には、当該一方の係止手段を他方の係止手段側に
    付勢する付勢手段が介装されていることを特徴とする請
    求項1に記載したテープ貼付治具。
  3. 【請求項3】 前記他方の係止手段は、前記台紙の長手
    方向に沿って平行に並ぶ一組の爪部を有し、これら爪部
    は、前記一方の係止手段との対向方向の位置を調整する
    ための位置調整手段を介して前記治具本体に固定されて
    いることを特徴とする請求項2に記載したテープ貼付治
    具。
  4. 【請求項4】 前記テープ案内部および前記テープ押圧
    手段の表面は、低摩擦係数の部材で覆われていることを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載したテープ貼付
    治具。
  5. 【請求項5】 前記テープ案内部と反対側には、治具本
    体を把持するための把持部が設けられていることを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載したテープ貼付治
    具。
  6. 【請求項6】 前記把持部は、前記テープ案内部と隙間
    を隔てて前記テープ貼着面の長手方向と直角な方向に平
    行に延びる部分を有するものであることを特徴とする請
    求項5に記載したテープ貼付治具。
  7. 【請求項7】 前記把持部と前記テープ案内部との隙間
    には、剥離前の前記粘着テープと前記台紙とが通される
    ことを特徴とする請求項6に記載したテープ貼付治具。
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