JP2003054527A - テープ貼付け装置 - Google Patents

テープ貼付け装置

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JP2003054527A
JP2003054527A JP2001248017A JP2001248017A JP2003054527A JP 2003054527 A JP2003054527 A JP 2003054527A JP 2001248017 A JP2001248017 A JP 2001248017A JP 2001248017 A JP2001248017 A JP 2001248017A JP 2003054527 A JP2003054527 A JP 2003054527A
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Japan
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tape
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adhesive tape
sash
outside
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JP2001248017A
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English (en)
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Koji Mayumi
幸治 真弓
Noriaki Suzuki
徳明 鈴木
Masaki Tanaka
雅貴 田中
Naoki Asami
直希 浅見
Katsunori Takebayashi
克典 竹林
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 テープ貼付け装置10は、ワーク20の
下側面21に下から添える基部材11と、基部材11の
外側12から起立する外側部材13と、基部材11の内
側14から起立する内側部材15と、内側部材15に対
し直交する方向に移動可能に取付けた可動部材16と、
可動部材16の先端18に取付けた円錐部材19と、か
らなる。 【効果】 円錐部材を引寄せることにより、ワークにテ
ープ貼付け装置をセットすることができるとともに、ワ
ークの下側面に粘着テープを貼付けることができる。す
なわち、自動車のドアーの外側からサッシュの外側面お
よび下側面にカラーテープの貼付けを実施することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサッシュにテープを
貼付けるときに用いるテープ貼付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシュにテープを貼り付ける装置に
は、例えば、特開2000−118322公報「接着
テープ貼付治具」や特開2000−326930公報
「テープ貼付装置」に示されたものがある。
【0003】上記は、同公報の図2によれば、接着テ
ープ貼付治具本体1(符号は図2のものを流用した。以
下同様。)はローラー摺動部Aと、このローラー摺動部
Aに結合した接着テープ押さえパッドBとから構成した
もので、ローラー摺動部Aは、2個の摺動固定ローラ2
と調整用ハンドル7でずらす可動式摺動ローラ3とでド
アーサッシュを挟み移動し、一方、接着テープ押さえパ
ッドBは、パッド5によって、ドアーサッシュ外面に接
着テープを押圧し接着する。
【0004】上記は、同公報の図1によれば、テープ
貼付装置1(符号は図1のものを流用した。以下同
様。)はメインボディ10ならびにサブボディ12間に
配置した第1押圧ローラ16と、第2押圧ローラ19
と、メインボディ10に配置した第1案内ローラ26
と、第2案内ローラ27と、第3案内ローラ29と、サ
ブボディ12に回動自在に取付けたテープ案内板34
と、を有し、図2のように第1〜3案内ローラ26,2
7,29でドアアウターサッシュ20にメインボディ1
0を係合保持し、第1・第2押圧ローラ16,19でテ
ープ貼付面21に粘着テープAを貼付けるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の接着
テープ貼付治具はドアーサッシュ外面に接着テープを貼
る治具であり、例えば、ドアーサッシュ下側面にも接着
テープを貼るような場合には、下側面専用治具に変える
必要があり、手間がかかる。下側面専用治具がの接着
テープ貼付治具と同様に可動式摺動ローラ3を有する場
合、可動式摺動ローラ3を調整用ハンドル7でずらす必
要がり、治具の取り扱には手間がかかる。
【0006】上記は、ドアアウターサッシュ20のテ
ープ貼付面21に粘着テープAを貼付ける装置であり、
例えば、ドアアウターサッシュ20の下側面に粘着テー
プを貼付ける場合には、別の装置に変更する必要があ
り、手間がかかる。
【0007】そこで、本発明の目的は、ワークに粘着テ
ープを効率的に貼付けるテープ貼付け装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、長手方向の内側面と外側面を有し、内側
面と外側面の間に長手方向に延びる下側面とを備えるワ
ークの長手方向の面に剥離材付き粘着テープを接合する
ためのテープ貼付け装置において、下側面に下方から当
接する基部材と、外側面に外方から当接する基部材の外
側から起立する外側部材と、基部材の内側から起立する
内側部材と、この内側部材に対し直交する方向に移動可
能に取付けた可動部材と、内側面の上端に添えるために
可動部材の先端に配設した円錐部材と、からなり、内側
面に対向する円錐部材の傾斜面を内側面の上端縁に当接
させ外側面側へ引寄せることにより、基部材または外側
部材をワークの下側面または外側面に押圧し、剥離材付
き粘着テープをワークに接合させることを特徴とする。
【0009】テープ貼付け装置の外側部材をワークの外
側面に当て、円錐部材を引寄せることにより、ワークに
テープ貼付け装置をセットする。また、その状態で、円
錐部材を引寄せることにより、基部材をワークの下側面
に押圧し、粘着テープをワークの下側面に貼付ける。
【0010】請求項2は、外側部材の外方にグリップ手
段を配設することで、外側部材に作業者の手の平を当て
るようにしたことを特徴とする。外側部材に作業者の手
の平を当てテープ貼付け装置を使用することができ、作
業者はワークの外側に位置した状態でワークの外側面貼
付け作業または下側面貼付け作業を実施することができ
る。従って、無駄な動作を省くことができる。
【0011】請求項3は、基部材の下方にテープ送り部
材を配設することで、剥離材付き粘着テープの剥離材を
剥がすとともに、粘着テープを基部材へ供給するように
したことを特徴とする。粘着テープから剥離材を円滑に
剥がし、下側面に粘着テープを効率的に貼付けることが
できる。
【0012】請求項4は、外側部材の外方にテープ送り
部材を配設することで、剥離材付き粘着テープの剥離材
を剥がすとともに、粘着テープを外側部材へ供給するよ
うにしたことを特徴とする。粘着テープから剥離材を円
滑に剥がし、外側面に粘着テープを効率的に貼付けるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るテープ貼付け装置の斜
視図であり、テープ貼付け装置10は、基部材11と、
この基部材11の外側12から起立する外側部材13
と、基部材11の内側14から起立する内側部材15
と、この内側部材15に対し直交する方向に移動可能に
取付けた可動部材16と、この可動部材16に取付けた
弾性部材17と、可動部材16の先端18(図3参照)
に取付けた円錐部材19と、からなる。
【0014】図2は本発明に係るテープ貼付け装置を用
いるワークの断面図であり、ワークとしてのサッシュ2
0は、水平な下側面21と、この下側面21に垂直な外
側面22と、この外側面22に対して上方へ広がる傾斜
した内側面23と、を備える。言い換えると、サッシュ
20は、長手方向(図の表裏方向)の内側面23と外側
面22を有し、内側面23と外側面22の間に長手方向
に延びる下側面21とを備える。20aはサッシュ20
の溝に挿入したシールラバー、20bはシールラバー、
24は内側面23の上端であるとともにシールラバー2
0bの嵌合部であり、Gは、ドアガラスである。下側面
21および外側面22はテープ貼付け面である。
【0015】図3は本発明に係るテープ貼付け装置の正
面図であり、サッシュの下側面に下から添える基部材1
1と、外側面に添えるために外方から当接する基部材1
1の外側12から起立する外側部材13と、内側面の上
端に臨ませるために基部材11の内側14から起立する
内側部材15と、この内側部材15に対し直交する方向
に移動可能に取付けた可動部材16と、この可動部材1
6をサッシュから離れる側(矢印方向の反対方向)へ付
勢する弾性部材17と、内側面の上端に添えるために可
動部材16の先端18に取付けた円錐部材19と、基部
材11の下方に配設したテープ送り部材25と、からな
るテープ貼付け装置10を示す。
【0016】基部材11は、上部に押圧部31を形成
し、角にローラ32(図1参照),33を設けるととも
にガイド部32a,33aを形成したもので、押圧部3
1、ローラ32(図1参照),33でテープを押圧す
る。
【0017】外側部材13は、本体部材34の一方に当
接部35を形成し、他方にグリップ手段36を取付けた
もので、当接部35がサッシュの外側面に当接しつつ移
動する。グリップ手段36は、ハンドル37を取付けた
もので、作業者の手の平で把持する部位である。
【0018】内側部材15は、基部材11に取付けた第
1ブロック部材41と、この第1ブロック部材41に取
付けた第2ブロック部材42とからなり、第2ブロック
部材42には、孔43を形成した。弾性部材17は、圧
縮コイルばねで、可動部材16をサッシュから離れる側
へ付勢すると同時に、円錐部材19をサッシュの内側面
から離し、実線で示すテープ貼付け装置10の開いた状
態を維持する。
【0019】円錐部材19は、外側面に基部材11に対
して所定角度だけ傾斜させた傾斜面44を形成し、外側
45に嵌合穴46を形成したものである。47は、円錐
部材19の外側45に配置した取っ手を示す。
【0020】テープ送り部材25は、内側部材15の下
方に取付けたテープ保持部51と、内側部材15の下方
から外側部材13の下方へ渡した本体部52(図4参
照),53と、からなる。
【0021】図4(a),(b)は図3の4−4線断面
図である。(a)は、テープ送り部材25のテープ保持
部51と、本体部52,53と、基部材11の押圧部3
1ならびにローラ32,33を示す。
【0022】(b)は(a)のb部詳細図であり、ロー
ラ32およびガイド部32aを示す。ローラ32は、支
持軸32bと、筒体32cと、この筒体32cの外方に
設けた弾性体32dと、この弾性体32dの外方に設け
たフイルムカバー32eとからなる。ローラ33は、ロ
ーラ32と同様であり、説明を省略する。なお、ローラ
32,33の有無は任意であり、例えば、ローラ32,
33を省いて、面取りでアールを形成することも可能で
ある。
【0023】ガイド部32aは、幅をテープの幅にほぼ
一致させることで、テープの位置決めを行う。なお、ガ
イド部32aの幅はサッシュ形状やテープの幅など条件
によって設定する。
【0024】以上に述べたテープ貼付け装置の作用を次
に説明する。図5(a),(b)は本発明に係るテープ
貼付け装置の第1作用図である。ここでは、一例とし
て、自動車61の右前ドアー62のサッシュ20にテー
プを貼る場合を示す。
【0025】(a)において、テープ貼付け装置10を
用いて貼付け工程を開始する。具体的には、サッシュ2
0にテープ貼付け装置10を右前ドアー62の外側から
矢印の如くセットする。より詳しくは、まず、右前ド
アー62を開き、外側に立った状態で図に示していない
装置を用いてサッシュ20の外側面22(図2参照)に
カラーテープを貼付ける。続けて、装置を取り外し、外
側面貼付け工程を終える。引き続き、外側に立った状態
でテープ貼付け装置10を矢印の如くサッシュ20の
下側から入れる。
【0026】(b)において、テープ貼付け装置10を
サッシュ20の下から入れ、テープ送り部材25に剥離
材付き粘着テープ63(粘着テープとしてのカラーテー
プ64,剥離材65)を通した後、手66の平67を当
てるようにして外側部材13を挟み、指68で取っ手4
7を矢印の如く引寄せ、サッシュ20の内側面23に
円錐部材19を押し当てる。
【0027】このように、テープ貼付け装置10では、
作業者は指68で取っ手47を矢印の如く引寄せて、
円錐部材19をサッシュ20の内側面23の上端に当接
させることで、サッシュ20にテープ貼付け装置10を
セットすることができる。すなわち、作業者は右前ドア
ー62の外側に立った状態でテープ貼付け装置10をセ
ットすることができるので、外側面22にカラーテープ
を貼付けた後、右前ドアー62の内側へ回り込むような
動作や歩行をする必要がなく、無駄な動作や歩行を省く
ことができる。
【0028】一方、テープ貼付け装置10では、取っ手
47から指68を離すと、円錐部材19は弾性部材17
によって自動的にサッシュ20から離れ、テープ貼付け
装置10は常に開いた状態を維持する。その結果、円錐
部材19を戻す手間を省くことができ、生産効率の向上
を図ることができる。
【0029】図6は本発明に係るテープ貼付け装置の第
2作用図である。指68で円錐部材19を弾性部材17
に抗して矢印の如く引寄せると、円錐部材19の傾斜
面44と基部材11との間の距離は狭まるので、サッシ
ュ20の内側面23の上端24に円錐部材19を当接さ
せて、基部材11に押付け力を矢印の如く発生させる
ことができる。
【0030】このように、テープ貼付け装置10は、下
側面21に下から添える基部材11と、基部材11の外
側から起立する外側部材13と、基部材11の内側から
起立する内側部材15と、この内側部材15に対し直交
する方向に移動可能に取付けた可動部材16と、内側面
23の上端24に添えるために可動部材16の先端に取
付けた円錐部材19と、からなるので、手66の平67
で外側部材13をサッシュ20の外側面22に当て、指
68で円錐部材19を矢印の如く引寄せることによ
り、基部材11をサッシュ20の下側面21に矢印の
如く押圧し、移動(図5(b)の矢印の方向)させ、
カラーテープ64をサッシュ20の下側面21に貼付け
ることができる。すなわち、作業者は自動車61(図5
(a)参照)の右前ドアー62の外側に立った状態で外
側面貼付け工程から連続して下側面貼付け工程を実施す
ることができ、無駄な歩行を省くことができる。従っ
て、サッシュ20にカラーテープ64を効率的に貼付け
ることができる。
【0031】また、基部材11にガイド部32a(図1
参照)を形成したので、ガイド部32aによってカラー
テープ64の蛇行を防止することができ、カラーテープ
64を位置決めすることができる。
【0032】図7は本発明に係るテープ貼付け装置の第
3作用図である。サッシュ20の下側面21に基部材1
1を矢印の如く押圧し、移動(矢印の方向)させる
と、テープ送り部材25の本体部52によって剥離材6
5を取り除きつつ、剥離材付き粘着テープ63のカラー
テープ64のみを基部材11の押圧部31へ矢印の如
く供給することができる。
【0033】また、基部材11にローラ32を設けたの
で、より滑らかにカラーテープ64を供給することがで
きるとともに、カラーテープ64をより滑らかに矢印
の如く押圧することができる。
【0034】次に、本発明に係るテープ貼付け装置の別
実施の形態を示す。図8は別実施の形態図であり、上記
図1、図3に示す実施の形態と同様の構成については、
同一符号を付し説明を省略する。
【0035】テープ貼付け装置10Bは、基部材11B
の外側12に取付けた外側部材13Bと、この外側部材
13Bに取付けた竪形基部材71と、この竪形基部材7
1の背部に配置したテープ送り部材72と、を備えたこ
とを特徴する。基部材11Bは、角にガイド32f(図
9参照),33fおよびガイド部32a(図9参照)、
33aを有する。ガイド32fは、角に所定のアールの
面取りを施した部位である。33fは、ガイド32fと
同様であり、説明を省略する。
【0036】図9は図8の9−9矢視図であり、竪形基
部材71ならびにテープ送り部材72を示す。竪形基部
材71は、押圧部73を形成し、角にガイド74,75
を形成したものである。ガイド74は角に所定のアール
の面取りを施した部位である。ガイド75はガイド74
と同様であり、説明を省略する。
【0037】テープ送り部材72は、竪形基部材71の
上端から外側部材13Bへ本体部76,77(図8参
照)を渡したものである。
【0038】図10は別実施の形態の第1作用図であ
り、上記図6に示す作用と同様の作用については説明を
省略する。別実施の形態のテープ貼付け装置10Bは、
基部材11Bの外側12に取付けた外側部材13Bと、
この外側部材13Bに取付けた竪形基部材71と、この
竪形基部材71の背部に配置したテープ送り部材72
と、を備えたので、テープ送り部材72にテープ81
(カラーテープ82,剥離材83)を通し、指で円錐部
材19を矢印の如く引寄せることにより、竪形基部材
71をサッシュ20の外側面22に矢印の如く押圧
し、移動(図11の矢印の方向)させ、カラーテープ
82をサッシュ20の外側面22に貼付けることができ
る。
【0039】図11は別実施の形態の第2作用図であ
る。竪形基部材71をサッシュ20の外側面22に矢印
の如く押圧し、移動(矢印の方向)させると、テー
プ送り部材72の本体部76によって剥離材83を取り
除きつつ、テープ81のカラーテープ82のみを竪形基
部材71の押圧部73へ矢印の如く供給することがで
きる。
【0040】このように、テープ貼付け装置10Bで
は、サッシュ20の外側面22とサッシュ20の下側面
21(図10参照)に各々カラーテープ82とカラーテ
ープ64を同時に貼付けることができる。従って、サッ
シュ20にカラーテープ64,82をより効率的に貼付
けることができる。
【0041】また、テープ貼付け装置10Bでは、基部
材11Bにガイド74(図9参照)を設けたので、ロー
ルを省くことができ、テープ貼付け装置の製造コストを
削減することができる。
【0042】尚、本発明の実施の形態に示した図3の円
錐部材19を可動部材16の先端18に取付けたが、円
錐部材19を可動部材16の先端18に形成してもよ
い。また、可動部材16の先端18に円錐部材19を回
転可能に取付けてもよい。テープ貼付け装置10は、サ
ッシュ20を対象にした一例であり、サッシュの形状に
よってテープ貼付け装置の構造は異なる。
【0043】ワークはサッシュ20に限定するものでは
ない。弾性部材17の構成や取付け位置は任意である。
基部材11や外側部材13をロールに変更することも可
能である。別実施の形態の基部材11Bおよび竪形基部
材71の角にローラを基部材11のように設けてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、テープ貼付け装置は、基部材と、
基部材の外側から起立する外側部材と、基部材の内側か
ら起立する内側部材と、内側部材に対し直交する方向に
移動可能に取付けた可動部材と、可動部材の先端に配設
した円錐部材と、からなるので、外側部材をワークの外
側面に当て、円錐部材をワークの内側面の上端縁に当接
せることにより、テープ貼付け装置をワークにセットす
ることができる。また、その状態で、さらに円錐部材の
傾斜面をワークの外側面側へ引寄せることにより、基部
材または外側部材をワークの下側面または外側面に押圧
しつつ、粘着テープをワークに接合させることができ
る。従って、ワークに粘着テープを効率的に貼付けるこ
とができる。
【0045】請求項2では、外側部材の外方にグリップ
手段を配設することで、外側部材に作業者の手の平を当
てるようにしたので、作業者はワークの外側に位置した
状態でワークの外側面貼付け作業または下側面貼付け作
業を実施することができ、無駄な動作を省くことができ
る。従って、ワークに粘着テープを効率的に貼付けるこ
とができる。
【0046】請求項3では、基部材の下方にテープ送り
部材を配設することで、剥離材付き粘着テープの剥離材
を剥がすとともに、粘着テープを基部材へ供給するよう
にしたので、粘着テープから剥離材を円滑に剥がすこと
ができるとともに、ワークの下側面に粘着テープを効率
的に貼付けることができる。
【0047】請求項4では、外側部材の外方にテープ送
り部材を配設することで、剥離材付き粘着テープの剥離
材を剥がすとともに、粘着テープを外側部材へ供給する
ようにしたので、粘着テープから剥離材を円滑に剥がす
ことができるとともに、ワークの外側面に粘着テープを
効率的に貼付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープ貼付け装置の斜視図
【図2】本発明に係るテープ貼付け装置を用いるワーク
の断面図
【図3】本発明に係るテープ貼付け装置の正面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係るテープ貼付け装置の第1作用図
【図6】本発明に係るテープ貼付け装置の第2作用図
【図7】本発明に係るテープ貼付け装置の第3作用図
【図8】別実施の形態図
【図9】図8の9−9矢視図
【図10】別実施の形態の第1作用図
【図11】別実施の形態の第2作用図
【符号の説明】
10,10B…テープ貼付け装置、11,11B…基部
材、12…基部材の外側、13…外側部材、14…基部
材の内側、15…内側部材、16…可動部材、17…弾
性部材、18…可動部材の先端、19…円錐部材、20
…ワーク(サッシュ)、21…下側面、22…外側面、
23…内側面、24…内側面の上端、25,72…テー
プ送り部材、36…グリップ手段、63…剥離材付き粘
着テープ、64,82…粘着テープ(カラーテープ)、
65,83…剥離材、66…手、67…手の平、68…
指。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 雅貴 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 (72)発明者 浅見 直希 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 (72)発明者 竹林 克典 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 Fターム(参考) 3E095 AA01 AA16 BA01 CA05 DA22 DA38 DA42 DA54 FA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の内側面と外側面を有し、内側
    面と外側面の間に長手方向に延びる下側面とを備えるワ
    ークの長手方向の面に剥離材付き粘着テープを接合する
    ためのテープ貼付け装置において、 前記下側面に下方から当接する基部材と、前記外側面に
    外方から当接する前記基部材の外側から起立する外側部
    材と、前記基部材の内側から起立する内側部材と、この
    内側部材に対し直交する方向に移動可能に取付けた可動
    部材と、前記内側面の上端に添えるために前記可動部材
    の先端に配設した円錐部材と、からなり、 前記内側面に対向する前記円錐部材の傾斜面を前記内側
    面の上端縁に当接させ外側面側へ引寄せることにより、
    基部材または外側部材をワークの下側面または外側面に
    押圧し、前記剥離材付き粘着テープを前記ワークに接合
    させることを特徴とするテープ貼付け装置。
  2. 【請求項2】 前記外側部材の外方にグリップ手段を配
    設することで、外側部材に作業者の手の平を当てるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のテープ貼付け装
    置。
  3. 【請求項3】 前記基部材の下方にテープ送り部材を配
    設することで、剥離材付き粘着テープの剥離材を剥がす
    とともに、粘着テープを基部材へ供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のテープ貼付け装置。
  4. 【請求項4】 前記外側部材の外方にテープ送り部材を
    配設することで、剥離材付き粘着テープの剥離材を剥が
    すとともに、粘着テープを外側部材へ供給するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のテープ貼付け装置。
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