JPH0951784A - 野菜・果実ネクター及びその製造方法 - Google Patents

野菜・果実ネクター及びその製造方法

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JPH0951784A
JPH0951784A JP7209810A JP20981095A JPH0951784A JP H0951784 A JPH0951784 A JP H0951784A JP 7209810 A JP7209810 A JP 7209810A JP 20981095 A JP20981095 A JP 20981095A JP H0951784 A JPH0951784 A JP H0951784A
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JP
Japan
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vegetables
fruits
mixture
vegetable
pressure homogenizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7209810A
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English (en)
Inventor
Shigeo Yasusato
繁雄 安里
Masashi Shirane
正志 白根
Masao Higa
正雄 比嘉
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は残渣を生じることなく、任意比率
かつ均一混合物を得ることを目的としたものである。 【課題を解決する為の手段】 野菜と果実の適量混合物
を200kg/cm2 〜700kg/cm2 の高圧ホモジナイザ
ーで処理し、均一混合物としたことを特徴とする野菜・
果実ネクター。野菜と果実を水洗した後、細断し、適量
宛混合し、この混合物を200kg/cm2 〜700kg/cm
2 の高圧ホモジナイザーで処理して、超微粒化すること
を特徴とした野菜・果実ネクターの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】この発明は、残渣を生じることな
く、かつ均一混合物とすることを目的とした野菜・果実
ネクター及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来野菜ジュースは、野菜をミキサーま
たはジューサーにかけて製造し、果実ネクターをミキサ
ーにかけて製造している。
【0003】またにんじん、にがうり等の飲料水は、に
んじん、にがうり等を煮沸して得たエキスに香料、甘味
料、ビタミン等を添加して製造していた。
【0004】
【発明により解決すべき課題】前記従来のミキサーまた
はジューサーにかけて製造するには、水又は牛乳等を添
加しなければ、液状にならないのみならず、繊維などが
微粒化しない為に、飲用時に固形感が残るなどの問題点
があった。また多量生産して包装保存すると、飲料製品
は、経時的に水分と固形分の分離を生じ易く、特に異種
材料を混合しようすると、夫々分離するなどの問題点が
あり、かつ滅菌処理しないと腐敗するので、防腐剤を使
用し、或いは高温殺菌の為にビタミンCなどを破かいす
るおそれもあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、野菜と果実
を高圧ホモジナイザーで処理するので、超微粒化され、
固形物の分離を生じるおそれがなく、残渣がなくなって
全部有効に使用し得るのみならず、抗菌性が付与される
ので、防腐剤の添加量が少量でよいなど、前記従来の問
題点を解決したのである。
【0006】即ち物の発明は野菜と果実の適量混合物を
高圧ホモジナイザーで処理し、均一混合物としたことを
特徴とする野菜・果実ネクターであり、ホモジナイザー
の圧力を200kg/cm2 〜700kg/cm2 としたもので
ある。
【0007】また方法の発明は野菜と果実を水洗した
後、細断し、適量宛混合し、この混合物を200kg/cm
2 〜700kg/cm2 の高圧ホモジナイザーで処理して、
超微粒化することを特徴とした野菜・果実ネクターの製
造方法である。更に野菜と果実を水洗した後、チョッパ
ーで3mm以内に細断し、野菜と果実の割合を10:90
〜90:10にして混合し、この混合物を400kg/cm
2 〜600kg/cm2 の高圧ホモジナイザーで処理して、
超微粒化し、これを所定の容器に包装することを特徴と
した野菜・果実ネクターの製造方法である。
【0008】この発明において使用する野菜は、例えば
にがうり、にんじん、南瓜、とまと、きうり、などがあ
る。また果実は、レモン、オレンジ、パインアップル、
バナナ、桃、梨、ぶどうなどがある。
【0009】前記発明においては、野菜・果実のネクタ
ーについて説明したが、これに海藻(例えばもずく、わ
かめ、海苔など)を混合することもできる。
【0010】高圧ホモジナイザーの圧力を200kg/cm
2 未満にすると、野菜・果実の材質によっては微粒化し
ない固形物が残るおそれがある。また製品の性質上70
0kg/cm2 を越える必要はない。従って400kg/cm2
〜600kg/cm2 ならば、どのような材料の組み合わせ
であっても、微粒化した均一混合物となる。
【0011】尤も比較的微粒化し易い材料の場合には、
200kg/cm2 〜400kg/cm2 で十分目的を達成する
ことができる。
【0012】この発明によれば、内容する野菜、果実に
含まれる酵素が食べ物の消化吸収を助けるので、食物と
の併用により食物の消化吸収を良好にすることができ
る。
【0013】
【発明の実施形態】この発明によれば、野菜・果実の各
一種類又は複数種類を水洗後、3mm程度に細断し、3mm
メッシュの篩にかけて大粒を除去した後、野菜・果実を
所望割合に混合し、又は混合しなくて順次高圧ホモジナ
イザーにかけて処理する。少なくともホモジナイザー内
或いは直後に混合すれば、均一混合物となる。
【0014】従って使用材料を適宜選定し、かつ混合比
と材料数を決めることによって、栄養分、ビタミン、ミ
ネラルの含有比率を所定の範囲内に定めた飲料を得るこ
とができる。例えばビタミンC強化飲料とか、ビタミン
A、B1 、B2 、Cのバランス飲料、又は頭脳労働者又
は肉体労働者用の推せん飲料など、使用者別に配合する
こともできる。
【0015】前記は高圧ホモジナイザーによる混合につ
いて述べたが、野菜・果実を別々に高圧ホモジナイザー
にかけて夫々の超微粒飲料を製造し、異種飲料を用途別
に調合して壜詰め又は缶詰めにすることもできる。
【0016】
【実施例1】にがうり10kg、にんじん5kg、レモン5
kgを十分水洗した後、水切りし、夫々チョッパーにかけ
てから、3mmメッシュの篩を通して3mm以下の粒度とす
る。ついで全部を混合してから、逐次400kg/cm2
高圧ホモジナイザーにかけると、約10分間で超微粒化
飲料19.5kgが出来る。これをそのまま、或いは調味
料等(例えばシロップ類)を加えた後、所定量(100
g〜200g)宛缶詰めにすれば、この発明のネクター
製品が出来る。
【0017】前記における篩別の残渣はきわて少ない
(500g位)ので、殆ど全部有効に使用したことにな
る。
【0018】前記各材料の主なる成分は表1の通りであ
る。
【0019】
【表1】
【0020】
【実施例2】にがうり10kgと、パインアップル10kg
を夫々水洗後、パインアップルの皮を除いて、夫々チョ
ッパーにかけた後、3mmメッシュの篩を通し、篩別品を
均一に混合する。前記混合物を500kg/cm2 の高圧ホ
モジナイザーにかけて処理すれば、にがうり、パインア
ップルネクターが18kgできるので、これを所定量宛分
取して包装すれば、この発明のネクター製品ができる。
【0021】前記におけるパインアップルの主なる成分
は表2の通りである。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、野菜・果実が超微粒
化するので、残渣がなくなり、材料を殆ど全部利用でき
ると共に、任意の割合に混合して、所定成分比率のネク
ターを容易に製造し得る効果がる。
【0024】また高圧ホモジナイザーで処理することに
より抗菌性を向上するので、防腐剤の使用量を少なくす
ることができ、味覚、風味を損するおそれがない。更に
野菜・果実に含まれている酵素が他の食物の消化吸収を
助長し、全体として消化吸収を良好にする効果がある。
【0025】また成分比率の設定ができるので、目的
(成人、幼年、老人、病人その他)別飲料を得ることも
できる効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安里 繁雄 沖縄県沖縄市字高原930 (72)発明者 白根 正志 島根県松江市西持田町1071 (72)発明者 比嘉 正雄 沖縄県沖縄市山内2−33−1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜と果実の適量混合物を200kg/cm
    2 〜700kg/cm2の高圧ホモジナイザーで処理し、均
    一混合物としたことを特徴とする野菜・果実ネクター。
  2. 【請求項2】 野菜と果実を水洗した後、細断し、適量
    宛混合し、この混合物を200kg/cm2 〜700kg/cm
    2 の高圧ホモジナイザーで処理して、超微粒化すること
    を特徴とした野菜・果実ネクターの製造方法。
  3. 【請求項3】 野菜と果実を水洗した後、チョッパーで
    3mm以内に細断し、野菜と果実の割合を10:90〜9
    0:10にして混合し、この混合物を400kg/cm2
    600kg/cm2 の高圧ホモジナイザーで処理して、超微
    粒化し、これを所定の容器に包装することを特徴とした
    野菜・果実ネクターの製造方法。
JP7209810A 1995-08-17 1995-08-17 野菜・果実ネクター及びその製造方法 Pending JPH0951784A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000072703A1 (en) * 1999-05-28 2000-12-07 UNIVERSITé LAVAL Inactivation of food spoilage and pathogenic microorganisms by dynamic high pressure
KR102485467B1 (ko) * 2021-10-05 2023-01-06 오경주 과일 음료 제조 방법

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JPS6423880A (en) * 1987-07-20 1989-01-26 Yakult Honsha Kk Preparation of drink containing carrot juice
JPH04117270A (ja) * 1990-09-07 1992-04-17 Aiko Takimoto ジュースの製造法
JPH06205655A (ja) * 1992-10-08 1994-07-26 Coca Cola Co:The 非低温殺菌ジユースの超−高圧均質化

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