JPH09512782A - 細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法 - Google Patents
細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、3〜8のpH範囲で出発混合物から分子ふるいを結晶化させ、細孔の径が大きい分子ふるいを回収することからなる細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法に関する。但し、前記出発混合物は下記のモル比:(0.01−2)R2/nO:(0−1.5)M2/mO:(0−0.5)X2O3:1YO2:(5−1000)H2O:(0.01−3)F-[式中、n及びmはそれぞれR及びMの重量平均原子価であり、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属であり、Xは三価金属であり、Yは四価元素であり、Rは式R1R2R3R4Q+で示される少なくとも一つの主要有機鋳型Rmを含み、但し前記式中Qは窒素又はリンであり、R1、R2、R3及びR4のうちの一つ以上三つ以下は炭素原子数6〜36のアリール又はアルキル基であり、R1、R2、R3及びR4の残りは各々が水素及び炭素原子数1〜5のアルキル基の中から選択される]を満たすモル組成を有する。本発明は、か焼した細孔径が大きい分子ふるい及びその使用にも関する。
Description
【発明の詳細な説明】
細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法
本発明は、細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法に関する。本発明は特に、
細孔の直径が1.3nm以上の分子ふるいの製造方法に関する。
この種の分子ふるいは当業界で公知である。国際特許出願公開明細書第WO
93/01884号(WO 93/01884)には、表面積及び多孔率が大き
い超大径細孔結晶質物質(分子ふるい)からなる支持材料を含む水素プロセッシ
ング(hydroprocessing)触媒が開示されている。前記結晶質物
質はか焼後に、1.8nmより大きいd間隔で相対強度100の少なくとも一つ
のピークを有するX線回折パターンを示し、6.7kPa、25℃で物質100
g当たり15gを超えるベンゼン収着容量を有する。
前記結晶質物質は典型的には、強塩基性条件、即ち9〜14の範囲のpHで出
発混合物から結晶化させることより製造される。WO 93/01884に記載
の四つの合成方法のうち三つでは、特に出発混合物が二価又は五価の種を含んで
いない場合には、pHを前記範囲内に維持することが必須であると記述されてい
る。
WO 93/01884に記載の第四の合成方法は12未満のpHで実施しな
ければならない。この第四の方法では、第三の合成方法と同じ合成混合物が使用
されることになっている。従って、第四の合成方法で使用できるpH範囲の下限
は約9である。
Beckら(J.Am.Chem.Soc.1992,Vol.114,10
834−10843ページ)は、有機鋳型が結晶質物質の構造及び特性に及ぼす
影響を検討し、結晶質物質の形成に関して二つの理論的モデルを提案している。
Monnierら(Science 1993、Vol.261,1299−
1303ページ)は実験的条件の範囲で結晶質物質を合成し、既知の実験結果に
基づいて、当時知られていた実験データを説明し得且つ所望の構造の合成に必要
な条件を予測し得る、より緻密な形成プロセスモデルを開発した。この文献によ
れば、結晶質物質を直接合成できるようにするためには9.5以上のpHが必須
であると思われる。Monnierらによれば、pH9.5以上で合成プロセス
の初期段階に生成された単斜晶系積層結晶質物質の結晶構造は、373K、pH
7で10日間にわたる熱水処理(hydrothermal treatmen
t)により、六方晶系結晶質物質に変えることができる。
WO 93/01884に記載のような、以後分子ふるいと称する結晶質物質
は、フッ素源を含む出発混合物を使用することにより、酸性、中性又は弱塩基性
条件下で直接合成できることが判明した。
従って本発明は、3〜8のpH範囲で出発混合物から分子ふるいを結晶化させ
、細孔の径が大きい分子ふるいを回収することからなる、細孔の径が大きい分子
ふるいの製造方法に関する。但し前記出発混合物は、下記のモル比:(0.01
−2)R2/nO:(0−1.5)M2/mO:(0−0.5)X2O3:1YO2:(
5−1000)H2O:(0.01−3)F-を満たすモル組成を有する。前記式
中、n及びmはそれぞれR及びMの重量平均原子価であり、Mはアルカリ金属又
はアルカリ土類金属であり、Xは三価金属であり、Yは四価元素であり、Rは式
R1R2R3R4Q+[式中Qは窒素又はリンであり、R1、R2、R3及びR4のうち
の一つ以上三つ以下は炭素原子数6〜36のアリール又はアルキル基であり、R1
、R2、R3及びR4の残りは各々が水素及び炭素原子数1〜5のアルキル基の中
から選択される]で示される少なくとも一つの主要有機鋳型Rmを含む。前記ア
ンモニウム又はホスホニウムイオンの由来源である化合物は、例えば水酸化物、
ハロゲン化物、ケイ酸塩又はこれらの混合物であってよい。
出発混合物中では電気的中性が保持される。従って、R2/nO及びM2/nO並び
に出発混合物の他の任意の成分は、イオン形態で出発混合物中に存在し得る。
強塩基性条件下での製造方法の欠点は、出発混合物が、分子ふるい結晶格子で
AlO2 -の対イオンとして作用するのに十分なH+を含まないことにある。即ち
出発混合物は通常、対イオンとして作用するアルカリ又はアルカリ土類金属化合
物を含む。
アルカリ又はアルカリ土類金属化合物含有分子ふるいは通常望ましいものでは
ない。なぜならそのような分子ふるいは、全くではないにしても殆ど酸性ではな
いからである。従って通常は、アルカリ又はアルカリ土類金属化合物含有分子ふ
るいを最初にか焼するか又は抽出して有機鋳型を除去し、次いでアンモニウム水
溶液とのイオン交換によりアルカリ又はアルカリ土類金属化合物を分子ふるいの
イオン交換部位から除去し、最終的にか焼して、NH3含有ガスを生成しながら
イオン交換部位のNH4 +をH+に変換する。
ゼオライト合成では、アルカリ又はアルカリ土類金属ではなくNH4 +の存在下
でゼオライト物質を合成することが知られている。しかしながら、WO 93/
01884に記載の実験で使用されている高pHではNH4 +は不安定であり、N
H3に変換される。従って、このような高pHでは通常、NH4 +をアルカリ又は
アルカリ土類金属化合物の代わりに使用することはできない。
理論的には、イオン形態の有機鋳型以外に対イオンを一切加えずに、高pHで
結晶質物質を合成することは可能である。しかしながら、強塩基性条件でこのよ
うな合成を行うためには、高価な有機鋳型が過剰量必要とされる。
アルカリ又はアルカリ土類金属化合物を殆ど、又は好ましくは全く含まない出
発混合物から細孔の径が大きい分子ふるいを製造することができれば、それは特
に望ましいことであろう。
本発明の結晶質物質は、本発明の方法で、アルカリ又はアルカリ土類金属化合
物を存在させずに、フッ素の存在下で合成できることが判明した。
従って本発明は、好ましい具体例の一つで、下記のモル比:(0.01−2)
R2/nO:(0−0.5)X2O3:1YO2:(5−1000)H2O:(0.0
1−3)F-を満たすモル組成を有する出発混合物から分子ふるいを結晶化させ
ることからなる、細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法に関する。より好まし
くは、出発混合物が下記のモル比:(0.02−1)R2/nO:(0.0001
−0.5)X2O3:1YO2:(10−900)H2O:(0.05−2.5)F-
を満たすモル組成を有する。
好ましくは、Rは、前記式(R1R2R3R4Q+)で示される、但しR1、R2、
R3及びR4の各々が水素及び炭素原子数1〜5のアルキル基の中から選択され、
2個のアルキル基が相互に結合して環式化合物を形成し得るアンモニウム又はホ
スホニウムイオンの形態の補足有機鋳型Raを含む。該補足有機鋳型イ
オンの由来源である化合物は、例えば水酸化物、ハロゲン化物、ケイ酸塩又はこ
れらの混合物であってよい。
補足有機鋳型Ra/主要有機鋳型Rmのモル比は、典型的には0.01〜100
にし得る。しかしながら、出発混合物に使用する有機鋳型Rの合計は本明細書に
記載の範囲内に収まらなければならない。出発混合物のR2/nO/(YO2+X2
O3)モル比は、RがRm及びRaの両方を含む場合には0.1以上が好ましい。
分子ふるいの細孔径を変えるために、出発混合物は有機鋳型R、即ち前述のRm
+Raに加えて、補助有機化合物Rcを含み得る。典型的には、この有機化合物
は、炭素原子数5〜20の芳香族炭化水素及びアミン、並びにこれらのハロゲン
置換及びC1〜C14アルキル置換誘導体;又は炭素原子数5〜20の環式及び多
環式脂肪族炭化水素及びアミン、並びにこれらのハロゲン置換及びC1〜C14ア
ルキル置換誘導体;又は炭素原子数3〜16の直鎖及び分枝鎖脂肪族炭化水素及
びアミン、並びにこれらのヒドロキシルもしくはハロゲン置換誘導体の中から選
択する。
補助有機化合物では、ハロゲン誘導体が好ましくは臭素、フッ素又は塩素誘導
体である。
補助有機化合物Rc/(Rm+Ra)のモル比は0.02〜100、好ましくは
0.05〜35にし得る。尚、本明細書に関しては、補助有機化合物Rcは本明
細書で使用する「有機鋳型」、「R」又は「R2/nO」という用語には包含され
ない。出発混合物中に存在させる場合は、Rc/YO2モル比を典型的には0.0
5〜20、好ましくは0.1〜10とする。
典型的には、合成は2〜336時間の範囲の結晶化時間、好ましくは12〜2
40時間の範囲、より好ましくは24〜120時間の範囲の結晶化時間で実施す
る。
典型的には、60〜250℃、好ましくは90〜200℃の範囲の反応温度を
使用する。
好ましくは、3〜7.5の範囲、より好ましくは4〜7の範囲のpHで合成を
実施する。
Xは好ましくは、Ga、Fe、B及び/又はAlの中から選択し、より好まし
くはAlである。適当なX源の具体例としては、Xの任意の酸化物、水酸化物、
硫酸塩、アルコキシド及び/又はハロゲン化物が挙げられる。
Yは好ましくはTi、Zr及び/又はSiの中から選択し、より好ましくはS
iである。適当なY源の具体例としては、Yの任意の酸化物、アルコキシド及び
/又はハロゲン化物、並びに第四アンモニウム化合物、例えばテトラメチルアン
モニウムシリケート及びテトラエチルオルトシリケートが挙げられる。
典型的には、本発明の方法では出発混合物中で任意のフッ素イオン源を使用で
きる。特に適当な供給源としてはHF及びNH4Fが挙げられる。安全性のため
に、好ましくはNH4Fを使用する。
出発混合物中のNH4 +の量は決定的に重要なものではなく、実際には出発混合
物の調製で使用するアンモニウム塩の量によって決定される。NH4 +は出発混合
物に含ませなくてもよい。なぜなら、本発明の合成では、使用するイオン形態有
機鋳型及び任意の補助有機化合物が結晶質分子ふるいの結晶格子で対イオンとし
て機能し得るからである。
有機鋳型及び任意の捕助有機化合物は、分子ふるいを350〜600℃の温度
で1〜24時間か焼することによって、本発明の細孔の径が大きい結晶質分子ふ
るいから除去し得る。
あるいは、分子ふるいからR及び任意のRcを抽出することができる極性溶媒
に分子ふるいを接触させることにより、R、即ち有機鋳型Rm及び任意的なRa、
並びに任意のRc、即ち補助有機化合物を、本発明の細孔の径が大きい結晶質分
子ふるいから除去し得る。米国特許明細書第5 143 879号に適当な方法
が開示されている。
本発明はまた、か焼した状態で、1.8nm以上のd間隔で少なくとも一つの
ピークを有するX線回折パターンと、6.7kPa及び25℃で結晶質分子ふる
い100g当たり15gを超えるベンゼン収着容量と、下記のように表すことが
できる化学組成:0−0.5M2/nO:0−0.5X2O3:1YO2:0−6H2
O:0.001−2Fとを有する、細孔の径が大きい結晶質分子ふるいにも関す
る。ベンゼン収着容量の測定方法は当業者に公知である。適当な方法はWO
93/01884に記述されている。
好ましくは、結晶質分子ふるいは下記の化学組成を有する:0.001−0.
5X2O3:1YO2:0−6H2O:0.001−2F。最も好ましい具体例では
、XがAlであり、YがSiである。
典型的には、結晶質分子ふるいのX線回折パターンでは、1.8nm以上のd
間隔で最も強いピークの相対強度は100である。好ましくは、X線回折パター
ンは、1.0nm未満のd間隔で、最も強いピークの20%を超え、より好まし
くは10%を超える相対強度のピークを示さない。
好ましくは、か焼した結晶質分子ふるいは、1.8nm以上のd間隔をd100
として指数化することができるX線回折パターンを有する。X線回折パターンの
d間隔を指数化する方法は当業者に公知である。WO 93/01884に適当
な方法が記述されている。
好ましくは、結晶質分子ふるいは、WO 93/01884及びWO 91/
11390で定義されているように、1.3nm以上の直径を有する均一な大き
さの細孔を六角形に配置した構造を有する。
本発明はまた、前述のような本発明の結晶質分子ふるいを触媒、触媒担体、吸
収剤として、又は洗浄組成物の成分として使用する方法にも関する。結晶質分子
ふるいは、好ましくは、Rを含まない形態で使用する。尚、結晶質分子ふるいは
、例えばある用途のための触媒又は触媒担体として使用する場合には、マトリッ
クス材料と混成し得る。適当なマトリックス材料の具体例はWO 93/018
84に記載されている。また、結晶質分子ふるいを触媒又は触媒担体として使用
する時は、最終触媒が(触媒的に活性の)金属、例えば元素周期表の第VIII族又
はVIB族の金属を含み得る。好ましい具体例では、結晶質分子ふるいを水素化/
脱水素活性を有する金属と組合わせて、鉱油又は合成油原料の水素プロセッシン
グに使用するための水素プロセッシング触媒として使用する。
本明細書で使用する水素プロセッシングという用語には、水素化分解、水素処
理、水素仕上げ(hydrofinishing)、水素異性化、水素化脱硫及
び水素化脱窒化が含まれる。
特に好ましい具体例では、フラッシュ蒸留物及び/又はスラックワックス(s
lack wax)のような蝋原料から潤滑油のベースとなる油を製造するため
に、水素化分解及び/又は水素異性化プロセスで結晶質分子ふるいを使用する。
ここで下記の実施例を参照しながら本発明を更に説明する。これらの実施例は
説明のためのものであって、本発明を「請求の範囲」より狭い範囲に限定するも
のではない。実施例 実施例I
:Nalco社から市販されている酸安定化コロイドケイ酸と、水と、
NH4F水溶液と、有機鋳型セチルトリメチルアンモニウムクロリド(CTMA
Cl)及びトリメチルアンモニウムクロリド(TMACl)とを混合して、合成
混合物を調製した。この合成混合物は下記のモル組成を有していた:15SiO2
/3.0TMACl/5.0CTMACl/500H2O/6.0NH4F。該
合成混合物のpHは7であった。該混合物を、テフロンでライニングしたオート
クレーブ内で自生圧力下に107℃で24時間加熱した。洗浄及び濾過後に、最
大d間隔5.4nmのX線回折パターンを有する結晶質物質が得られた。実施例II
:実施例Iに記載の実験で得た合成結晶質分子ふるいを540℃の空気
中で10時間か焼処理した。か焼した結晶質物質は、最大d間隔4.9nmのX
線回折パターンを有していた。実施例III
:セチルトリメチルアンモニウムクロリドの代わりにドデシルトリメ
チルアンモニウムブロミド(DMTABr)を同じモル量で使用して、実施例I
に記載の実験を繰り返した。洗浄及び濾過後に、最大d間隔4.3nmのX線回
折パターンを有する結晶質物質が得られた。実施例IV
:Nalco社から市販されている酸安定化コロイドケイ酸と、水と、
NH4F水溶液と、有機鋳型としてのセチルトリメチルアンモニウムブロミド(
CTMABr)及びトリメチルアンモニウムクロリド(TMACl)とを混合し
て、合成混合物を調製した。この合成混合物は下記のモル組成を有していた:8
.1SiO2/1.5TMACl/4.0CTMABr/500H2O/1.1N
H4F。
該混合物を、テフロンでライニングしたオートクレーブ内で自生圧力下に10
8℃で100時間加熱した。洗浄及び濾過後に、最大d間隔5.7nmのX線回
折パターンを有する結晶質物質が得られた。実施例V
:Nalco社から市販されている酸安定化コロイドケイ酸と、水と、
NH4F水溶液と、セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTMABr)と
、トリメチルアンモニウムクロリド(TMACl)と、アルミニウムクロリド(
AlCl3.6H2O)とを混合して合成混合物を調製した。この合成混合物は下
記のモル組成を有していた:15.0SiO2/0.75AlO2 -/3.0TM
ACl/5.0CTMABr/500H2O/6.0NH4F。
該混合物を、テフロンでライニングしたオートクレーブ内で自生圧力下に10
6℃で24時間加熱した。洗浄及び濾過後に、最大d間隔6.5nmのX線回折
パターンを有する結晶質物質が得られた。実施例VI
:Nalco社から市販されている酸安定化コロイドケイ酸と、水と、
NH4F水溶液と、ドデシルトリメチルアンモニウムブロミド(DTMABr)
と、トリエチルアンモニウムクロリド(TEACl)と、アルミニウムクロリド
(AlCl3.6H2O)とを混合して合成混合物を調製した。この合成混合物は
下記のモル組成を有していた:15.3SiO2/1.0AlO2 -/3.0TE
ACl/3.25DTMABr/300H2O/1.0NH4F。
該混合物を、テフロンでライニングしたオートクレーブ内で自生圧力下に10
8℃で75時間加熱した。洗浄及び濾過後に、最大d間隔5.1nmのX線回折
パターンを有する結晶質物質が得られた。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年2月28日
【補正内容】
補正請求の範囲
1. 3〜8のpH範囲で出発混合物から分子ふるいを結晶化させ、細孔の径が
大きい分子ふるいを回収することからなり、前記出発混合物が下記のモル比:(
0.01−2)R2/nO:(0−1.5)M2/mO:(0−0.5)X2O3:1Y
O2:(5−1000)H2O:(0.01−3)F-[式中、n及びmはそれぞ
れR及びMの重量平均原子価であり、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属で
あり、Xは三価金属であり、Yは四価元素であり、Rは式R1R2R3R4Q+で示
される少なくとも一つの主要有機鋳型Rmを含み、但し前記式中Qは窒素又はリ
ンであり、R1、R2、R3及びR4のうちの一つ以上三つ以下は炭素原子数6〜3
6のアリール又はアルキル基であり、R1、R2、R3及びR4の残りは各々が水素
及び炭素原子数1〜5のアルキル基の中から選択される]を満たすモル組成を有
する、細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法。
2. 出発混合物が下記のモル比:(0.01−2)R2/nO:(0−0.5)
X2O3:1YO2:(5−1000)H2O:(0.01−3)F-を満たすモル
組成を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
3. 出発混合物が下記のモル比:(0.02−1)R2/nO:(0.0001
−0.5)X2O3:1YO2:(10−900)H2O:(0.05−2.5)F-
を満たすモル組成を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
4. Rが、請求項1に記載の式で示される、但しR1、R2、R3及びR4の各々
が水素及び炭素原子数1〜5のアルキル基の中から選択され、2個のアルキル基
が相互に結合して環式化合物を形成し得るアンモニウム又はホスホニウムイオン
の形態の補足有機鋳型Raを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一
項に記載の方法。
5. 出発混合物が、炭素原子数5〜20の芳香族炭化水素及びアミン、並びに
これらのハロゲン置換及びC1〜C14アルキル置換誘導体;又は炭素原子数5〜
20の環式及び多環式脂肪族炭化水素及びアミン、並びにこれらのハロゲン置換
及びC1〜C14アルキル置換誘導体;又は炭素原子数3〜16の直鎖及び分枝鎖
脂肪族炭化水素及びアミン、並びにこれらのヒドロキシル置換もしくはハロゲン
置換誘導体の中から選択した補助有機化合物Rcを含むことを特徴とする請求項
1から4のいずれか一項に記載の方法。
6. モル比Rc/YO2が0.05〜20、好ましくは0.1〜10の範囲であ
ることを特徴とする請求項5に記載の方法。
7. 反応温度を60〜250℃、好ましくは90〜200℃とすることを特徴
とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
8. 結晶化時間を2〜336時間、好ましくは12〜240時間、より好まし
くは24〜120時間とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に
記載の方法。
9. pHを3〜7.5、好ましくは4〜7とすることを特徴とする請求項1か
ら8のいずれか一項に記載の方法。
10. フッ素源としてHF又はNH4F、好ましくはNH4Fを使用することを
特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
11. XをGa、Fe、B及び/又はAlから選択し、好ましくはAlとする
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
12. YをTi、Zr及び/又はSiから選択し、好ましくはSiとすること
を特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
13. 有機鋳型を含まない分子ふるいの製造方法であって、3〜8のpH範囲
で出発混合物から分子ふるいを結晶化させ、細孔の径が大きい分子ふるいを回収
することからなり、前記出発混合物が下記のモル比:(0.01−2)R2/nO
:(0−1.5)M2/mO:(0−0.5)X2O3:1YO2:(5−1000)
H2O:(0.01−3)F-[式中、n及びmはそれぞれR及びMの重量平均原
子価であり、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属であり、Xは三価金属であ
り、Yは四価元素であり、Rは式R1R2R3R4Q+で示される少なくとも一つの
主要有機鋳型Rmを含み、但し前記式中Qは窒素又はリンであり、R1、R2、R3
及びR4のうちの一つ以上三つ以下は炭素原子数6〜36のアリール又はアルキ
ル基であり、R1、R2、R3及びR4の残りは各々が水素及び炭素原子数1〜5の
アルキル基の中から選択される]を満たすモル組成を有し、得られた分子ふるい
を350〜600℃の温度で1〜24時間か焼することから
なる方法。
14. 有機鋳型を含まない分子ふるいの製造方法であって、3〜8のpH範囲
で出発混合物から分子ふるいを結晶化させ、細孔の径が大きい分子ふるいを回収
することからなり、前記出発混合物が下記のモル比:(0.01−2)R2/nO
:(0−1.5)M2/mO:(0−0.5)X2O3:1YO2:(5−1000)
H2O:(0.01−3)F-[式中、n及びmはそれぞれR及びMの重量平均原
子価であり、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属であり、Xは三価金属であ
り、Yは四価元素であり、Rは式R1R2R3R4Q+で示される少なくとも一つの
主要有機鋳型Rmを含み、但し前記式中Qは窒素又はリンであり、R1、R2、R3
及びR4のうちの一つ以上三つ以下は炭素原子数6〜36のアリール又はアルキ
ル基であり、R1、R2、R3及びR4の残りは各々が水素及び炭素原子数1〜5の
アルキル基の中から選択される]を満たすモル組成を有し、分子ふるいから有機
鋳型を抽出することができる極性溶媒に得られた分子ふるいを接触させることか
らなる方法。
15. か焼した状態で、1.8nm以上のd間隔で少なくとも一つのピークを
有するX線回折パターンと、6.7kPa及び25℃で結晶質分子ふるい100
g当たり15gを超えるベンゼン収着容量と、下記のように表すことができる化
学組成:0−0.5M2/nO:0−0.5X2O3:1YO2:0−6H2O:0.
001−2F(ここで、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属であり、Xは三
価金属であり、Yは四価元素である。)とを有する細孔の径が大きい結晶質分子
ふるい。
16. 下記のように表すことができる化学組成:0.001−0.5X2O3:
1YO2:0−6H2O:0.001−2Fを有する請求項15に記載の細孔の径
が大きい結晶質分子ふるい。
17. 触媒、触媒担体、吸収剤としての、又は洗浄組成物の成分としての請求
項15又は16のいずれか一項に記載の分子ふるいの使用。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,
KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M
N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU
,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,
UA,UZ,VN
(72)発明者 サイヴエ・アライン
オランダ国エヌエル−1031 シー・エム
アムステルダム、バトホイスウエヒ 3
(72)発明者 ストルク,ウイレム・ハルトマン・ユーリ
アーン
オランダ国エヌエル−1031 シー・エム
アムステルダム、バトホイスウエヒ 3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 3〜8のpH範囲で出発混合物から分子ふるいを結晶化させ、細孔の径が 大きい分子ふるいを回収することからなり、前記出発混合物が下記のモル比:( 0.01−2)R2/nO:(0−1.5)M2/mO:(0−0.5)X2O3:1Y O2:(5−1000)H2O:(0.01−3)F-[式中、n及びmはそれぞ れR及びMの重量平均原子価であり、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属で あり、Xは三価金属であり、Yは四価元素であり、Rは式R1R2R3R4Q+で示 される少なくとも一つの主要有機鋳型Rmを含み、但し前記式中Qは窒素又はリ ンであり、R1、R2、R3及びR4のうちの一つ以上三つ以下は炭素原子数6〜3 6のアリール又はアルキル基であり、R1、R2、R3及びR4の残りは各々が水素 及び炭素原子数1〜5のアルキル基の中から選択される]を満たすモル組成を有 する、細孔の径が大きい分子ふるいの製造方法。 2. 出発混合物が下記のモル比:(0.01−2)R2/nO:(0−0.5) X2O3:1YO2:(5−1000)H2O:(0.01−3)F-を満たすモル 組成を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. 出発混合物が下記のモル比:(0.02−1)R2/nO:(0.0001 −0.5)X2O3:1YO2:(10−900)H2O:(0.05−2.5)F- を満たすモル組成を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。 4. Rが、請求項1に記載の式で示される、但しR1、R2、R3及びR4の各々 が水素及び炭素原子数1〜5のアルキル基の中から選択され、2個のアルキル基 が相互に結合して環式化合物を形成し得るアンモニウム又はホスホニウムイオン の形態の補足有機鋳型Raを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一 項に記載の方法。 5. 出発混合物が、炭素原子数5〜20の芳香族炭化水素及びアミン、並びに これらのハロゲン置換及びC1〜C14アルキル置換誘導体;又は炭素原子数5〜 20の環式及び多環式脂肪族炭化水素及びアミン、並びにこれらのハロゲン置換 及びC1〜C14アルキル置換誘導体;又は炭素原子数3〜16の直鎖及び分枝鎖 脂肪族炭化水素及びアミン、並びにこれらのヒドロキシル置換もしくはハロゲン 置換誘導体の中から選択した補助有機化合物Rcを含むことを特徴とする請求項 1から4のいずれか一項に記載の方法。 6. モル比Rc/YO2が0.05〜20、好ましくは0.1〜10の範囲であ ることを特徴とする請求項5に記載の方法。 7. 反応温度を60〜250℃、好ましくは90〜200℃とすることを特徴 とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。 8. 結晶化時間を2〜336時間、好ましくは12〜240時間、より好まし くは24〜120時間とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に 記載の方法。 9. pHを3〜7.5、好ましくは4〜7とすることを特徴とする請求項1か ら8のいずれか一項に記載の方法。 10. フッ素源としてHF又はNH4F、好ましくはNH4Fを使用することを 特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。 11. XをGa、Fe、B及び/又はAlから選択し、好ましくはAlとする ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 12. YをTi、Zr及び/又はSiから選択し、好ましくはSiとすること を特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。 13. 実施例に基づいて上述したものと実質的に同じ方法。 14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の方法で製造した細孔の径が大 きい結晶質分子ふるい。 15. 有機鋳型を含まない分子ふるいの製造方法であって、請求項14に記載 の分子ふるいを350〜600℃の温度で1〜24時間か焼することからなる方 法。 16. 有機鋳型を含まない分子ふるいの製造方法であって、分子ふるいから有 機鋳型を抽出することができる極性溶媒に請求項14に記載の分子ふるいを接触 させることからなる方法。 17. 請求項15又は16に記載の方法で製造した細孔の径が大きい結晶質分 子ふるい。 18. か焼した状態で、1.8nm以上のd間隔で少なくとも一つのピークを 有するX線回折パターンと、6.7kPa及び25℃で結晶質分子ふるい100 g当たり15gを超えるベンゼン収着容量と、下記のように表すことができる化 学組成:0−0.5M2/nO:0−0.5X2O3:1YO2:0−6H2O:0. 001−2Fとを有する細孔の径が大きい結晶質分子ふるい。 19. 下記のように表すことができる化学組成:0.001−0.5X2O3: 1YO2:0−6H2O:0.001−2Fを有する請求項17又は18に記載の 細孔の径が大きい結晶質分子ふるい。 20. 触媒、触媒担体、吸収剤としての、又は洗浄組成物の成分としての請求 項17から19のいずれか一項に記載の分子ふるいの使用。
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