JPH09512686A - 低電圧cmosアナログ/ディジタル・コンバータ - Google Patents

低電圧cmosアナログ/ディジタル・コンバータ

Info

Publication number
JPH09512686A
JPH09512686A JP7528404A JP52840495A JPH09512686A JP H09512686 A JPH09512686 A JP H09512686A JP 7528404 A JP7528404 A JP 7528404A JP 52840495 A JP52840495 A JP 52840495A JP H09512686 A JPH09512686 A JP H09512686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
analog
capacitor
digital converter
node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7528404A
Other languages
English (en)
Inventor
ガラヴァン,パトリック・ジェイ
Original Assignee
アナログ・デバイセス・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アナログ・デバイセス・インコーポレーテッド filed Critical アナログ・デバイセス・インコーポレーテッド
Publication of JPH09512686A publication Critical patent/JPH09512686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/14Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
    • H03M1/144Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in a single stage, i.e. recirculation type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/38Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type
    • H03M1/46Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type with digital/analogue converter for supplying reference values to converter
    • H03M1/466Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type with digital/analogue converter for supplying reference values to converter using switched capacitors
    • H03M1/468Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type with digital/analogue converter for supplying reference values to converter using switched capacitors in which the input S/H circuit is merged with the feedback DAC array
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/80Simultaneous conversion using weighted impedances
    • H03M1/802Simultaneous conversion using weighted impedances using capacitors, e.g. neuron-mos transistors, charge coupled devices
    • H03M1/804Simultaneous conversion using weighted impedances using capacitors, e.g. neuron-mos transistors, charge coupled devices with charge redistribution

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 電荷再分布アナログ/ディジタル・コンバータを動作させる方法。当該方法は、容量性回路により第1の電圧をサンプリングし、次に回路におけるコンデンサの1つの極板を供給電圧ノードから基準電圧ノードへ切換えることを含む。切換えた後、第2の電圧がサンプルされ、両方のサンプリング・ステップの結果として生じる容量性回路に蓄えられた電荷量がテストされる。別の一般的特質において、アナログ電圧と関連する電荷をサンプリングし、アレイにおけるコンデンサを予備充電し充電することを含む、アナログ電圧をディジタル値へ変換する方法。サンプリング・ステップにおいてサンプルされた電荷が次にアレイにおけるコンデンサに蓄えられた電荷に対してテストされる。

Description

【発明の詳細な説明】 低電圧CMOSアナログ/ディジタル・コンバータ 発明の分野 本発明は、CMOS電荷再分布アナログ/ディジタル・コンバータ(CMOS charge redistribution analog−to−dig ital converter)に関する。 発明の背景 相補型金属酸化膜半導体(CMOS)集積回路技術は比較的安価であり、この 技術は設計者があるディジタル論理回路とあるアナログ回路とを同じ集積回路中 に含めることを可能にする。この技術を用いて、設計者は、アナログ/ディジタ ル・コンバータ集積回路を実現し、この集積回路はアナログ電圧を測定してそれ を対応するディジタル表示へ変換する。一般に、CMOS技術を用いて正確な抵 抗を作ることが難しいので、抵抗の代わりにコンデンサを用いる電荷再分布の技 術があるCMOSアナログ/ディジタル・コンバータにおいて用いられてきた。 図1によれば、電荷再分布の従来技術を用いる単純な6ビットのアナログ/デ ィジタル・コンバータ回路が、2値加重コンデンサC0〜C5のアレイを含む。 これらのコンデンサは、コンパレータCPの非反転入力(+)に共通に接続され た1つの端子を持ち、このコンパレータ入力もまた接地スイッチSAに接続され る。一連のアレイ・スイッチS0〜S5が、コンデンサの各々の他の端子を接地 あるいは入力ノードINのいずれかに個々に接続することができる。入力スイッ チSBは、更に、入力電圧Vinと基準電圧Vrefとの間の入力ノードを切換え ることができる。 この回路は、3ステップの動作でアナログ/ディジタル変換を行う。最初は、 コンデンサの共通端子が接地スイッチSAにより接地されるサンプリング・ステ ッ プであり、各コンデンサの第2の端子はアレイ・スイッチS0〜S5および入力 スイッチSBを介して入力電圧に接続される。この最初のステップの終りに、コ ンデンサが入力電圧に比例する電荷を総合的に蓄える。 保持ステップはサンプリング・ステップの後に続く。この保持ステップにおい て、コンデンサの共通端子がこれ以上接地されないように共通スイッチSAが開 路し、コンデンサの第2の端子が接地されるように一連のスイッチS0〜S5が 動作させられる。保持ステップの間、コンパレータへ与えられるコンデンサの第 1の端子における電圧は入力電圧と等しい。 第3のステップは電荷再分布ステップであり、このステップにおいて入力スイ ッチが入力ノードを基準電圧Vrefに接続し、回路がアナログ入力電圧のディジ タル表示を反復的に生じる。最初の反復において、第1のアレイ・スイッチSO がアレイCO(最上位ビット即ち「MSB」と対応する)において最も大きいコ ンデンサの第2の端子を接地電圧から基準電圧へ切換える。これにより2つの実 質的に等しいキャパシタンス間の分圧器を生成し、これがコンパレータにより測 定される電圧を基準電圧と入力電圧間の差の約半分に等しくセットする。 コンパレータがこの最初の反復において接地電圧より高い電圧を検出するなら ば、第1のコンデンサと対応するビット(MSB)が(簡単にするため図示され ないが、第1のコンパレータの出力を受取る論理回路において)ゼロにセットさ れる。反対に、コンパレータ入力で検出された電圧が接地より低ければ、このビ ットは1にセットされる。第1のアレイ・スイッチS0が次にMSBコンデンサ C0の第2の端子を接地するが、比較の結果ゼロのディジタル・ビット値を生じ る場合だけである。最下位ビット(LSB)と対応するコンデンサC5がテスト されるまで、この回路はこれら分割器動作を各コンデンサに対して連続的に反復 する。3ステップの全変換プロセスは2番目のサンプリング・ステップで再び開 始できる。 この回路の修正バージョンでは、コンパレータへ供給された電圧が、基準電圧 だけ接地の上下に変動するのではなく、接地から基準電圧までの範囲におよぶ。 この修正は、Vinを基準電圧へ供給する代わりに、このVinをサンプリング ・ コンデンサを経てコンパレータの非反転入力へ供給することによって達成できる 。更に、コンパレータの反転入力は、接地と基準電圧間の半分の電位にセットさ れる。 異なる動作シーケンスは、これらのタイプのコンバータがバイポーラ測定を行 うことを可能にする。このシーケンスは、サンプリング・ステップの間基準電圧 に接続された最も大きなコンデンサの第2の端子で始まる。次に、当回路は、接 地から基準電圧まで切換える代わりに、そのテスト中に第1のアレイ・スイッチ が最も大きなコンデンサを基準電圧から接地まで切換えることを除いて、各ビッ トを先に述べたものと同じ方法でテストする。コンパレータがいずれかのテスト において負の電圧を検出するならば、先に述べたように、対応するビットが1へ セットされる。その結果として生じるディジタル値は1の補数であり、これは最 上位ビットの値に応じて負または正にいずれかであり得る。実際に、この動作モ ードは、最も大きなコンデンサを用いてコンデンサに対する入力における電圧を レベル・シフトする。 これらの従来技術電荷再分布法は供給された分割電圧を用いてシステムにおけ る動作によく適する。しかし、これらの方法は、1つの電源、特に1つの低電圧 電源を用いるシステムに対しては最適ではない。 「アナログ/ディジタル・コンバータにおける適合基準電圧の調整(Adap tive Reference Voltage Adjustment fo r an Analog−to−Digital Converter)」(I BM Technical Disclosure Bulletin、第19 巻、第6部、1976年11月)において、Y.S.Yeeがアナログ/ディジ タル・コンバータの基準電圧を適合するように調整することを堤案している。こ のサブシステムは、コンバータの主コンデンサのはしご回路(ladder)の 出力側の増幅回路のフィードバック経路における第2の加重されたコンデンサは しご回路を提供する。この第2のはしご回路は、校正動作中に基準電圧における 差を補償するように調整される。これは、高精度の基準電圧源なくしてアナログ /ディジタル・コンバータが動作すること、およびポテンショメータの調整校正 の必要を無くすことが可能であるといわれる。 しかし、Yeeのシステムは、利得とオフセット・エラーの両方に対する校正 を可能にするものではない。 発明の概要 一般に、本発明は、電荷再分布アナログ/ディジタル・コンバータを動作させ る方法を特徴とする。当該方法は、容量性ネットワークによる第1の電圧のサン プリングと、次にネットワークにおけるコンデンサの1つの極板を供給電圧ノー ドから基準電圧ノードへ切換えることとを含む。切換えの後、第2の電圧がサン プルされ、両方のサンプリング・ステップの結果生じる電荷量が容量性ネットワ ークに蓄えられる。 別の特質において、本発明はCMOSアナログ/ディジタル・コンバータを特 徴とし、このコンバータは切換えられる容量性はしごネットワークを含んでいる 。このはしごネットワークは、共通モード電圧生成回路の出力、基準電圧ノード 、供給電圧ノードおよび入力ノードを作用的に相互に接続する。コンパレータは 、このネットワークに蓄えられる電荷に応答する入力と、電圧生成回路の出力端 子における電圧に応答する入力とを有する。共通モード電圧生成回路は、供給電 圧ノードにおける電圧と基準電圧ノードにおける電圧との間の出力電圧を生じる ように働く。この電圧は、基準電圧ノードにおける電圧よりも供給電圧ノードに おける電圧に近い。 別の一般的特質において、本発明はアナログ電圧をディジタル値へ変換する方 法を特徴とするもので、当該方法はアナログ電圧と関連する電荷をサンプリング することと、アレイ中のコンデンサを事前充電(precharge)および充 電することとを含む。サンプリング・ステップにおいてサンプルされた電荷は、 アレイ中のコンデンサに蓄えられた電荷と対比される。 別の特質において、本発明はまたスイッチを含むCMOSアナログ/ディジタ ル・コンバータを特徴とし、このコンバータはそれぞれ基準電圧源に応答する第 1の極板と事前充電電圧源に応答する第2の極板とを有する。このコンバータは また、それぞれスイッチの1つの共通極板に応答するコンデンサのアレイを含む 切換えコンデンサ・ネットワークをも含む。 本発明は、コンパレータの共通モード入力電圧が基準電圧の4分の1あるいは 更に低い如き非常に低いことを許容するという点において有利である。この電圧 が低いので、コンパレータに給電するスイッチング・トランジスタのゲートは、 コンバータの供給電圧が低い(例えば、5ボルトより低いか、あるいは更に3ボ ルトより低い)ときでも比較的高いゲート−ソース電圧で駆動することができる 。このことは、より早い動作、より低いスイッチ漏れ、およびより低いスイッチ 「オン」抵抗を許容する。これはまた、少ない貫通コンデンサのキャパシタンス を持つ比較的小さなトランジスタの使用を可能にする。 オフセットおよび利得のワン・チップ校正もまた、電荷再分布アナログ/ディ ジタル・コンバータに対して許容され、その結果付加的な外部回路の経費もなく 改善されたコンバータ精度をもたらす。 図面の簡単な説明 図1は、従来技術の電荷再分布原理を示す単純な6ビットのアナログ/ディジ タル・コンバータの概略図、 図2は、本発明によるCMOSアナログ/ディジタル・コンバータの事例のブ ロック図、 図3は、図2のコンバータのユニポーラ・モードにおける動作を示すタイミン グ図、 図4は、図3におけるラベル「4」で示されるように拡張された時間スケール における図3のタイミング図の最初の700ナノ秒を示すタイミング図、 図5は、本発明によるアナログ/ディジタル・コンバータで使用される事前充 電回路の概略回路図、 図6は、変換サイクルの一部に対する図5の事前充電回路の動作を示すタイミ ング図、 図7は、本発明による校正回路を含む第2のアナログ/ディジタル・コンバー タのブロック図、 図8は、図7のコンバータの制御レジスタに対する制御ビット・マップ、 図9は、図7の回路におけるシステム信号とコンバータ制御信号に対するシス テム・オフセット校正が後に続くシステム利得校正に対するタイミング図、 図10は、拡張された時間スケールで示される図9において「10」で示され た期間における図9の信号のサブセットを示すタイミング図、 図11は、図9と同じスケールで示された利得校正RAMビットの状態を示す タイミング図、 図12は、図9と同じスケールで示されたオフセット・校正におけるオフセッ ト校正RAMビットを示すタイミング図、 図13は、図9に関して収縮されたスケールで示された図9〜図12の校正に おける主DACアレイの制御信号を示すタイミング図、および 図14は、拡張された時間スケールで示される図13における「14」で示し た期間における図13の信号を示すタイミング図である。 詳細な記述 図2に示されるように、本発明によるアナログ/ディジタル・コンバータ10 の一例は、ディジタル/アナログ・コンバータ(DAC)12と、トラックおよ び保持回路14と、基準バッファ回路16と、ディジタル・コントローラ18と を含んでいる。このDACは、2値加重コンデンサ20、22、24、26およ び28のアレイからなっている。図示された実施例は、本発明の原理は個数に限 定されるものではないが、14個のこのようなコンデンサを用いる。 アレイ中の第1のコンデンサ20は、第2のコンデンサ22の2倍のキャパシ タンスを持ち、このコンデンサ22は更に第3のコンデンサ24の2倍のキャパ シタンスを持っている。このパターンは、最後のコンデンサ28を含む残りのコ ンデンサに対して繰返される。従って、この最後のコンデンサは、アレイ中の第 1のコンデンサのキャパシタンスの2n-1倍小さなキャパシタンスを有し、ここ でnはアレイにおけるコンデンサの数である。アレイ中の各コンデンサの第1の 端子はDACの共通ノード30に接続されている。 第1のコンデンサ20の第2の端子は第1のDACスイッチ32に接続され、 第2のコンデンサ22の第2の端子は第2のDACスイッチ34に接続され、第 3のコンデンサ24の第2の端子は第3のDACスイッチ36に接続され、第4 のコンデンサ26の第2の端子は第4のDACスイッチ38に接続されている。 同様に、残りのコンデンサはそれぞれ第2の端子が対応するDACスイッチに接 続され、その結果最後のコンデンサ28の第2の端子は最後のDACスイッチ4 0に接続されることになる。 DACスイッチ32、34、36、38、40はそれぞれ、制御バス52から の対応する制御線42、44、46、48、50に応答する。DACスイッチは またそれぞれ第1の出力がバッファ基準電圧ノード102に接続され、第2の出 力が接地70に接続されている。「接地」は絶対接地電位である必要はないが、 接地されない電源線を指すことができることが判る。 トラックおよび保持(T/H)回路14は、接地端子70と正のアナログ入力 端子72と負のアナログ入力端子74と基準入力端子76とを含む4つの入力端 子を有する。当実施例において、基準入力はアナログ/ディジタル・コンバータ 集積回路の1つの供給電圧を受取るが、これは本発明にとって必要ではない。第 1の入力スイッチ86は、基準入力端子と共通入力ノード88との間に置かれて いる。第2の入力スイッチ84は、負のアナログ入力端子と共通入力ノードとの 間に置かれている。第3の入力スイッチ82は、正のアナログ入力端子と共通入 力ノードとの間に置かれている。第4の入力スイッチ80は、接地端子と共通入 力ノードとの間に置かれている。これら入力スイッチの各々は、一連のスイッチ 制御線81の1つにおける制御信号に応答する。まとめると、入力スイッチは入 力マルチプレクサとして機能する。 トラックおよび保持回路14はまた、共通入力ノード88とDAC共通ノード 30との間にサンプリング・コンデンサ60を含む。このコンデンサは、DAC 12の合計キャパシタンスからLSBコンデンサ28のキャパシタンスに等しい キャパシタンスを差引いたものに等しいキャパシタンスCを有する。第1のNM OSスイッチ64は、DAC共通ノード30とバッファ共通モード電圧ノード6 8との間の電気経路において接続されている。第2のNMOSスイッチ66は、 バッファ共通モード電圧ノードとダミー・アレイ・コンデンサ(dummy a rray capacitor)78の第1の端子との間の経路において接続さ れている。このダミー・アレイ・コンデンサは、組合わされたDAC12および サンプリング・コンデンサ60のキャパシタンスと等しいキャパシタンス(即ち 、4C)を持ち、ダミー・アレイ・コンデンサの第2の端子70が接地されてい る。保持線116は、2つのNMOSスイッチのゲートにディジタルCMOS保 持信号を与える。 アナログ/ディジタル・コンバータ10はまた、本願と同日付で出願され参考 のため本文に援用される係属中の特許出願「低電圧CMOSコンパレータ(Lo w−Voltage CMOS Comparator)」において記載される コンパレータの如き高精度CMOSコンパレータでよい。このコンパレータは、 DAC共通ノード30に接続された非反転入力90と、ダミー・アレイ・コンデ ンサ78の第1の端子に接続された反転入力92とを有する。このコンパレータ はまた、ディジタル・コントローラ18へ与えられるラッチされたディジタル出 力94をも有する。 ディジタル・コントローラ18は、コンパレータの出力を受取り、システム1 0の動作のため制御信号96を供給するディジタル回路を含んでいる。例えば、 このコントローラは、制御信号をDAC制御バス52、保持線116、スイッチ 制御線81、および校正制御線53へ与える。このディジタル・コントローラは また、変換値をマイクロプロセッサの如き外部回路へ通信するためのディジタル ・インターフェース回路を含む。ディジタル・コントローラの回路は、以下に述 べるような本発明による動作を得るために、公知の簡明な順次ディジタル論理回 路設計技術を用いて実現することができる。 オフセット校正回路(offset calibration circui t)63は、共通ノード30、接地端子70およびバッファ基準電圧ノード10 2間に接続されている。この回路は、容量性トリム・アレイ(capaciti ve trim array)62とトリム・スイッチ・アレイ(trim s witch array)58(コントローラ18により制御される)とを含み 、これらは校正動作において用いられる。サンプリング・コンデンサ60はまた 、 トリム・アレイと関連させられ、これら要素の校正については第2の実施例の記 述において更に詳細に以下に述べる。 基準バッファ回路16は、基準入力端子76に応答する第1のフォロワ増幅器 98を含み、バッファされた基準電圧をその出力102に与える。この出力と接 地70間に与えられたオンチップ出力コンデンサ106は、バッファされた電圧 を平滑化する。このコンデンサは、望ましくはDACアレイにおける最も大きな コンデンサ20のキャパシタンスの10倍のキャパシタンスを有する。 入力バッファ回路16はまた、基準入力端子76と接地70との間に第1の抵 抗108と第2の抵抗110からなる分圧器100を含む。第1の抵抗108は 、以下に述べるように、基準電圧を3で除すため第2の抵抗110の抵抗値の2 倍を持つことができる。第2のフォロワ増幅器104は、第1および第2の分圧 器抵抗間のノード112から分圧器の出力を受取る。この第2のフォロワ増幅器 は、バッファ共通モード電圧ノード68に接続された出力を持ち、第2の出力コ ンデンサ114がこの出力と接地との間に設けられる。 動作において、図2〜図4を参照して、トラックおよび保持回路14が最初に 信号サンプルを取得し、次にディジタル/アナログ・コンバータ12を用いてこ のサンプルをディジタル値へ変換する。ディジタル入力ピンにおける信号の状態 によって選択される2つの異なるサンプリング・モードがある。第1はユニポー ラ・モードであり、これは正のアナログ入力端子72と負のアナログ入力端子7 4との間の電圧差を負のアナログ入力端子とは異なる符号のない電圧差として表 わす。第2はバイポーラ・モードであり、これは負のアナログ入力端子における 電圧と正のアナログ入力端子における電圧との間の差を符号付き値として表わし 、ゼロの値は正のアナログ入力端子と負のアナログ入力端子とが等しい電圧にあ ることを示す。 動作のユニポーラ・モードは捕捉相(acquisition phase) で始まり、この相でDACスイッチ32、34、36、38、40の全てがそれ らのアレイ・コンデンサ20、22、24、26、28を接地70に接続する。 この相において、オンである第3の入力スイッチ82が正のアナログ入力端子7 2において測定されるべき市の電圧をサンプリング・コンデンサ60の第1の端 子に接続する。第1の入力スイッチ86、第2の入力スイッチ84、および第4 の入力スイッチ80は全てオフである。オンである第1のNMOSスイッチ64 が、DAC共通ノード30をバッファ共通モード電圧ノード68へ接続する。第 2のNMOSスイッチ66もまたオンであり、これはダミー・アレイ・コンデン サ78をバッファ共通モード電圧ノード68へ接続する。従って、コンパレータ 19の反転入力92および非反転入力90は、この相においては同じ共通モード 電圧Vbにある。Vbは、第2のフォロワ増幅器104と分圧器100によって 生成される。 次に、保持モードが、ローになる保持線116で開始する(ステップ200) 。これは、第1および第2のNMOSスイッチをともに開路し、これによりコン パレータ入力90、92における信号電荷を捕捉(trap)する。次に、第3 の入力スイッチ82が開路し(ステップ202)、これが正のアナログ入力端子 72(Ainp)をサンプリング・コンデンサ60から切離す。 次に、第1のDACスイッチ32が第1のDACコンデンサ20の第2の端子 をバッファ基準電圧出力102(Vrefd)へ接続する(ステップ204)。 この時、非反転コンパレータ入力90における電圧V(ncp)は下記の中間値 を持つ。即ち、 V(ncp)=Vb+Vrefd/2 (式1) 次の動作は、第2の入力スイッチ84を閉路することである(ステップ206 )。これは、サンプリング・コンデンサ60を負のアナログ入力端子74(Ai nm)に接続する。この時、非反転コンパレータ入力90における電圧が、電荷 保存の原理を用いて決定することができる。この電圧は下式により与えられる。 即ち、 ここで、Ctot=4*C+C≒5*C (式3) 但し、CtotはDAC共通ノード30における総キャパシタンスであり、これ はDAC12のキャパシタンス(2C)、サンプリング・コンデンサ60のキャ パシタンス(2C)、およびコンパレータ19の入力キャパシタンスの如きノー ドにおける(望ましくない)寄生キャパシタンスCpを含んでいる。ディジタル ・ビットbjはそれぞれ0または1の値を有する。反転入力92における電圧V (ncm)は下式により与えられる。即ち、 V(ncm)=Vb (式4) 初期においては、非反転入力における電圧V(ncp)は下記の値を持つ。即 ち、 この動作モードにおいては、項(Ainp−Ainm)の値の範囲は、 0ないしVrefd 従って、V(ncp)の最小値は、 V(ncp)=Vb−Vrefd(C/Ctot) (式6) および、V(ncp)の最大値は、 V(ncp)=Vb+Vrefd(C/Ctot) これらの結果は、Vrefd(C/Ctot)に等しい電圧Vbの設定がコン パレータの入力電圧が接地より更に負になることを阻止することを示す。上記か ら、第2のフォロワ増幅器104および分圧器100によって生成される共通モ ード電圧Vbが理論的に基準電圧の1/5ほど低くなり得ることが明らかである 。しかし、ドリフトおよび公差を勘案するために、この電圧を基準電圧の4分の 1または3分の1のようなやや高い電圧に設定することが望ましい。 この比較的低い共通モード電圧を用いることにより、NMOSスイッチ64、 66は、共通モード電圧がVrefd/2に設定された場合よりも比較的高いゲ ート−ソース電圧で駆動され得る。このことは、より早い動作と、より低いスイ ッチ漏れ、およびより低いスイッチの「オン」抵抗を許容する。これはまた、よ り小さな切換えトランジスタの使用を可能にし、これが低減した貫通コンデンサ ・ キャパシタンスを持ち得る。、 第1のDACコンデンサ20をバッファ基準電圧ノード102に接続する第1 のDACスイッチの動作のタイミング(ステップ204)が、低下した共通モー ド電圧Vbを許容する。先に述べたように、この動作は第3の入力スイッチ82 の開路後に生じ(ステップ202)、これが正のアナログ入力端子72をサンプ リング・コンデンサから切離すが、第2の入力スイッチ84の閉路前(ステップ 206)は、サンプリング・コンデンサを負のアナログ入力電圧端子74に接続 する。このタイミングは、後の電荷再分布の間コンパレータへ与えられる電圧の 範囲をVb−Vrefd(C/Ctot)とVb+Vrefd(C/Ctot) との間になるようにスケールする。 バイポーラ動作モード(図3および図4には示さない)は、その捕捉相が接地 70に接続されたDACスイッチ32、34、36、38、40と、バッファ基 準電圧ノード102に接続された、バイポーラ動作を許容する第1のDACスイ ッチで始まることを除いて、ユニポーラ・モードに類似する。オンである第3の 入力スイッチ82は次に、正のアナログ入力端子72における正の入力電圧をサ ンプリング・コンデンサ60に接続する。第1の入力スイッチ86、第2の入力 スイッチ84、および第4の入力スイッチ80はオフである。オンである第1の NMOSスイッチ64は、DAC共通ノード30をバッファ共通モード電圧ノー ド68に接続する。第2のNMOSスイッチ66もまたオンであり、同様にダミ ー・アレイ・コンデンサ78をバッファ共通モード電圧ノードに接続する。従っ て、コンパレータの両入力90、92は、この相の間は同じ共通モード電圧Vb にある。 保持モードは、ディジタル・コントローラ18からの保持線116上の保持指 令の受取りで始まる。これは、NMOSスイッチ64および66の両方を開路さ せ、これがコンパレータ入力ノードにおける信号電荷を捕捉する。次に、第3の 入力スイッチ82が開路して、正のアナログ入力端子72をサンプリング・コン デンサ60から切離す。次に、第2の入力スイッチ84が閉路して、これがサン プリング・コンデンサ60を負のアナログ入力端子74に接続する。非反転コン パレータ入力90の電圧は、この時電荷保存の原理を適用することによって決定 することができる。この電圧は下式により与えられる。即ち、 ここで、Ctot=4*C+Cp≒5*C (式8) 反転入力92における電圧は、下式により与えられる、即ち、 V(ncm)=Vb (式9) 最初、非反転入力における電圧V(ncp)は下記の値を持つ。即ち、 この動作モードにおいて、項(Ainp−Ainm)の値の範囲は、 ±Vrefd/2 従って、V(ncp)の最小値は、 V(ncp)min=Vb−Vrefd(C/Ctot) (式11) この結果は、ユニポーラ・モードにおいて達したものと同じであり、これがVb が両モードに対して同じ低減した電圧に設定されることを可能にする。 第2の入力スイッチ84がいずれかのモードで閉路された後、DACアレイを 用いて捕捉された電荷(trapped charge)を測定する。図5にお いて、この測定は事前充電回路120に関して行われることが望ましく、この回 路はより早い速度、より正確な動作、あるいはその両方を達成するためにアナロ グ/ディジタル・コンバータ10に置き換えることができる。この事前充電回路 においては、2値加重コンデンサ20、22、24、26のあるものが、2路D ACスイッチに接続される代わりに、3路のDACスイッチ132、134、1 36および138の各々に接続される。しかし、最後のコンデンサ28は、図2 に関して先に述べた如き2路のスイッチ40に接続される。同様に、最後の手前 のコンデンサ(図示せず)は、2路のスイッチに接続される。 3路DACスイッチ132、134、136、138は、それらの各コンデン サの第2の端子をバッファ基準電圧ノード102、接地70あるいは事前充電基 準電圧ノード154のいずれかに選択的に接続するよう構成される。3路スイッ チ132、134、136および138は、1対の伝送ゲートと接地スイッチと からなり得、事前充電制御バス152の一部を形成する対応する制御線142、 144、146および148に応答する。事前充電回路120は第3のフォロワ 増幅器153を含み、これが基準入力端子76から基準電圧を受取ってこれを事 前充電基準電圧ノード154に対してバッファする。このノードと接地70との 間に設けられた事前充電出力コンデンサ156は、事前充電基準電圧を平滑化す る。このコンデンサは、DACアレイにおける最も大きなコンデンサ20のキャ パシタンスの10倍のキャパシタンスを有することが望ましい。 動作において、事前充電基準電圧ノード154は最初、アレイ中の各コンデン サにおける電荷バルクを提供し、バッファ基準電圧ノード102がこの電荷の残 りを提供する。この動作は、基準電圧ノード102の分配を最小化し、その結果 としてその設定時間を最小化する。これは、より早い変換、より正確に変換、あ るいはその両方を結果として生じ得る。 事前充電回路の使用はまた、バッファ基準電圧ノード102における外部コン デンサの必要を無くすことができる。このことは、集積回路のコストと、その周 囲回路のコストとを減じ得る。ボンド・ワイヤまたは外部リード線がないので、 コンデンサの出力におけるインダクタンスが低くなり、これが動作速度を増加さ せる。更にまた、事前充電コンデンサ156がオンチップであるので、その関連 する寄生インダクタンスもまた低くなり、これが事前充電速度を増加させる。 図6は、バイポーラ動作またはユニポーラ動作のいずれかのため第2の最上位 ビットのテストのための事前充電回路120の動作を示すタイミング図である。 この図は、3つの最上位ビットに対する3ビット切換え制御信号D1〜D3と、 1つの事前充電信号と、部分切換え制御電圧V(C6)およびV(C7)とを示 している。これらは、ディジタル・コントローラ18内部で使用されて事前充電 制御バス152における切換え制御信号を生じる内部制御信号である。 最上位ビットの試行時間(trial time)t1の終りで、(第2の最 上位ビットに対する)第2のコンデンサ22が第1の事前充電間隔t2にわたり 事前充電する。この間隔において、第2の3路DACスイッチ134が事前充電 基準電圧ノード154に対して第2のコンデンサ22の第2の端子における電圧 を接続する。第2の3路スイッチを駆動する第2の制御線144における制御信 号は、最上位ビット切換え信号の遅れたバージョンと事前充電信号との間の論理 的AND演算の結果である。 事前充電間隔後に、充電期間t3が開始して、これにおいて第2の3路DAC スイッチ134がバッファ基準電圧ノード102を第2のコンデンサ22に接続 する。充電期間の終りに、コンパレータ出力をラッチすることにより2番目のビ ットがテストされる。同様に、第3のコンデンサ24は、別の事前充電間隔t5 において事前充電し、別の充電期間t6において更に充電し、次いでこの充電期 間の終りにテストされる。このシーケンスは、2つの最下位ビットが選択される まで進行する。 典型的な事前充電期間は30ナノ秒であり、DACスイッチ/コンデンサ時定 数に依存する。事前充電動作は一般に、コンデンサを基準電圧の約(+または− )10%以内まで充電する。従って、バッファ基準電圧ノード102は、この最 後の10%だけコンデンサにおける電圧を調整するため充分な電流を供給するだ けでよい。、これは、バッファ基準電圧ノードにおける電圧を事前充電なしの場 合より少なく破壊する。従って、コンデンサは更に迅速に充電でき、このためよ り早い動作、より正確な動作、あるいはその両方を許容する。4つの最下位ビッ トは、その小さなキャパシタンスが余分なオーバーヘッド(overhead) を許容しないので、事前充電されない。しかし、本発明は、この数字に限定され るものではない。 図7に関して、校正回路を含む本発明によるアナログ/ディジタル・コンバー タの第2の実施例を次に述べる。この回路310は、図1〜図6に関して述べた 如き事前充電回路を含むCMOS集積回路において、先に述べたアナログ/ディ ジタル・コンバータ回路と組合わされることが望ましい。しかし、この実施例は ここでは、その校正回路の構造および動作の説明を明瞭にするため部分的に簡単 化されたコンバータ回路として示される。 本発明のこのような特質によるコンバータ310は、入力マルチプレクサ31 2と、ディジタル/アナログ・コンバータ314と、ダミー・アレイ・コンデン サ316と、コンパレータ318と、オフセット・トリム・アレイ回路320と 、利得トリム・アレイ回路322と、校正コントローラ324とを含む。校正コ ントローラは、アナログ/ディジタル・コンバータに対する制御回路(図2のラ ベル18)の一部であることが望ましい。 前記入力マルチプレクサは、正のアナログ入力326と、負のアナログ入力3 28と、基準入力330と、接地入力332とに応答する。このマルチプレクサ の出力336は、サンプリング・コンデンサ334の第1の端子と、利得トリム ・アレイ回路320の第1の端子とに与えられる。当マルチプレクサは、図2に 関して先に述べたように、コンバータに対する制御回路により制御される4つの スイッチからなっている。アナログ/ディジタル・コンバータ310で使用され るコンパレータ318は、先に述べた係属中の米国特許出願に記載されたコンパ レータの如き高精度CMOSコンパレータでよい。 ディジタル/アナログ・コンバータ314は、各々が接地スイッチ3401. ..340Nの各々に対して端子が設けられた2値加重コンデンサ3381... 338Nのアレイを含む。この端子はまた、基準電圧端子344からの基準電圧 をそれぞれ供給することができる基準電圧スイッチ3421...342Nの各々 へも与えられる。このアレイと、サンプリング・コンデンサ334と、利得トリ ム・アレイ回路322とオフセット・トリム・アレイ回路320との組合わせキ ャパシタンスは、接地とコンパレータ318の反転入力との間にあるダミー・ア レイ・コンデンサ316のキャパシタンスと一致することが望ましい。(ノード 346における)全てのコンデンサの他の端子が、オフセット・トリム・アレイ 回路320の第2の端子、利得トリム・アレイ回路322の第2の端子、サンプ リング・コンデンサ334の第2の端子、およびコンパレータ318の非反転入 力に対して設けられる。DACは、図2または図5に関して述べたように構成す ることができる。 コンパレータ318の反転入力は、共通モード電圧端子352に伸びる第1の 共通モード・スイッチ348に応答し、このコンパレータの非反転入力は、これ も共通モード電圧端子に伸びる同様に第2の共通モード・スイッチ350に対し て応答する。この共通モード電圧端子は、図2〜図4に関して先に述べた如き共 通モード電圧を供給することができる。このコンパレータのラッチされたディジ タル出力は、校正コントローラ324へ与えられる。 校正コントローラ324は、本文に述べたアナログ/ディジタル・コンバータ の種々の動作を支配する逐次制御信号(sequential control signal)354を提供するディジタル制御回路である。例えば、このコ ントローラは、動作信号を種々のスイッチ340、342、348、350へ与 え、入力選択信号をマルチプレクサ312へ、また切換え制御ワードを校正RA M362、372へ与える。これはまた、直列の入出力線を介して外部の回路と 、また以下に述べる制御レジスタ192とインターフェースする。このディジタ ル制御回路は、必要な出力信号シーケンスが与えられるならば、これも以下に述 べる簡明な逐次ディジタル論理設計技術を用いて実現することができる。 オフセット・トリム・アレイ回路320は、デバイスのエラーを許容する僅か に負の差動非線形性(differential non−linearity )で2値加重されることが望ましいコンデンサ356のアレイを含む。一実施例 において、このアレイは、6つの最上位ビットが2値スケールされ、非線形性( non−linearity)が17番目のビットに挿入され、残りの最下位ビ ットも2値スケールされた14のコンデンサを含む。各コンデンサは、コンパレ ータの非反転入力に接続された第1の電極と、各接地スイッチ358と各入力ス イッチ360の両方に接続された第2の電極とを有する。各入力スイッチは、そ の第2の各コンデンサ電極をリード線344における基準電圧に接続することが でき、各接地スイッチはその第2の各コンデンサ電極を接地に接続することがで きる。 各入力スイッチ360は、2方向性スイッチを形成するように並列に接続され たNMOSデバイスとPMOSデバイスとからなる。接地スイッチ358および 入力スイッチ360は、オフセット校正RAM362のスイッチ・ドライバ出力 線(それぞれ、359と361)に存在する制御ワードにおける各ビットに応答 する。従って、これらスイッチは、RAMからのその対応する制御ビットの値に 従って、第2の各コンデンサ電極を基準電圧のバッファ・バージョンか接地のい ずれかに接続することができる。その結果、オフセット・トリム・アレイがディ ジタル的に制御される調整可能コンデンサのように動作することである。 利得トリム・アレイ回路322は、同様に、予め定めた非線形性で2値加重さ れることが望ましいコンデンサ366のアレイを含んでいる、、各コンデンサは 、ノード346に(これにより、コンデンサ334を介してマルチプレクサ31 2の出力336に)接続可能な第1の電極と、各接地スイッチ368と各入力ス イッチ370の両方に接続可能な第2の電極とを有する。各接地スイッチは、そ の第2の各コンデンサ電極を接地することができ、各入力スイッチは、その第2 の各コンデンサ電極をマルチプレクサの出力に接続することができる、、これら 2つのグループのスイッチは、利得校正RAM372のスイッチ・ドライバ出力 線369、371に存在する制御ワードにおける各ビットに応答する。従って、 オフセット・トリム・アレイと同様に、利得トリム・アレイはディジタル的に制 御される調整可能コンデンサのように動作する。 アナログ/ディジタル・コンバータ310は、幾つかの形式の校正を実施する ことができる。それらの1つは利得校正であり、これは所与のアナログ入力電圧 に対するディジタル出力応答の程度を調整する。別のものはオフセット校正であ り、これはアナログ/ディジタル・コンバータに対する所望の「ゼロ」電圧を校 正する。 これらの形式の校正はともに、「デバイス校正」かあるいは「システム校正」 のいずれかとして実施することができる。デバイス校正は、基準入力330にお ける電圧に接続された全スケール電圧と、接地入力332に接続された「ゼロ」 電圧を用いてデバイスを校正する。一方、システム校正は、ユーザが選択した電 圧値についてコンバータを校正する。各コンデンサ338もまた図示しない更に 他の校正回路を用いてデバイスのエラーまたはドリフトを補償するように校正さ れることが判る。 校正動作を理解するために、変換プロセスの1つのモデルを得ることが有効で る。先に述べたように、測定されるべき電圧に比例する電荷が最初に捕捉される 電荷再分布の原理に従って変換が進行し、次いでディジタル/アナログ・コンバ ータを用いてこの電荷を逐次比較(successive approxima tion)によって測定する。これらの変換は各々、信号獲得相において選択さ れたマルチプレクサの正のアナログ入力326(Ainp)で開始する。次いで 比較相(compare phase)が続き、その間マルチプレクサの負のア ナログ入力328(Ainm)が選択される。このシーケンス形式は、擬似差動 サンプリングと呼ばれる。 比較相におけるコンパレータ318の非反転入力における電圧は、信号捕捉相 において正のアナログ入力326で検出される電圧と、比較相において負のアナ ログ入力328で検出される電圧との間の比較を表わす。この電圧V(ncp) は、電荷保存の原理を適用することにより決定することができ、下式によって与 えられる。即ち、 但し、CはDACアレイにおける最も大きなコンデンサのキャパシタンス、Ct otはコンパレータ318の非反転入力における総キャパシタンス、Csはサン プリング・コンデンサのキャパシタンス、およびCosはオフセット・トリム・ アレイ回路320のキャパシタンスである。負入力における電圧は、ノード35 2における共通モード電圧Vcmと等しく、ディジタル・ビットbjは0か1の いずれかの値を有する。差動入力信号(Ainp−Ainm)は、通常は基準電 圧端子344におけるゼロから基準電圧(Vref)までの範囲内にある。 図12は、下記のように書き直すことができる。即ち、 但し、Cdacはディジタル/アナログ・コンバータ314のコンデンサ・アレ イの総キャパシタンスである。電荷の均衡時では、上記の括弧内の項は、逐次比 較プロセスによってゼロへ強制される。これは、下記のように表わすことができ る。即ち、 Vref×Cdac - Cs×(Ainp−Ainm)+ Vref×Cos = 0 (式13) この式は、システム校正プロセスを分析するために用いることができる。通常の 校正シーケンスは、最初に主要DACにおいてコンデンサ338を校正し、全デ バイスの利得およびオフセットの校正を行うことである。利得およびオフセット のシステム校正が次に続く。 システム利得校正において、所望の全スケール電圧(Vfs)がマルチプレク サ312の正のアナログ入力326へ印加され、校正がサンプリング・コンデン サ334における全スケール電圧をサンプリングすることにより行われる。この 動作の結果は、主要DACスイッチの全てが基準電圧Vrefに接続されて、D ACの全スケール電圧と対比される。 次に、利得トリム・アレイ回路322におけるコンデンサ366とサンプリン グ・コンデンサとの特定の並列組合わせがある電荷の均衡に達するまで、サンプ リング・コンデンサ334の有効値は、反復的に値を利得校正RAM372へロ ードすることによって調整される。この利得校正の間、マルチプレクサの負のア ナログ入力328における電圧が共通モード電圧Vcom(即ち、ユニポーラ・ モードにおける接地、およびバイポーラ・モードにおけるVref2)であるこ とが前提とされる。式13によれば、校正シーケンス後の電荷均衡式は、 Vref×Cdacfs - Cs1×(Vfs - Vcom)= 0 (式14) 但し、CdacfsはDACアレイの全スケール・キャパシタンス、およびCs 1は利得校正後のサンプリング・コンデンサの値である。オフセット・トリム・ アレイのキャパシタンスCosは、この動作中ゼロに設定される。 システム・オフセット校正においては、所望の「ゼロ」電圧(Vz)がマルチ プレクサ312の正のアナログ入力326へ印加される。この校正は次に、サン プリング・コンデンサにおけるこの所望の「ゼロ」電圧をサンプリングして、こ れをDACの「ゼロ」スケール電圧に対比することによって行われる。この比較 の間、全ての主要DAC接地スイッチ340がそれらの各コンデンサ338を接 地して、これによりDACのキャパシタンスをゼロに設定するために、閉路され る。 オフセット・トリム・アレイのキャパシタンス(Cos)は、次に電荷均衡に 達するように反復的に調整される。このオフセット校正の間、マルチプレクサの 負のアナログ入力328における電圧が共通モード電圧であるものとされる。式 13によれば、校正シーケンス後の電荷均衡式は、 Vref×Cos1 - Cs1×(Vz - Vcom)= 0 (式15) 但し、Cos1はオフセット校正後のオフセット・トリム・アレイ・コンデンサ の値である。 校正のプロセスは、アナログ/ディジタル・コンバータ310の伝達関数を変 化させる。最初の利得およびオフセット校正の後に、コンバータの電荷均衡式は 下記となる。即ち、 Vref×Cdac - Cs1×(Ainp - Vcom)+ Cs1×(Vz - Vcom)= 0 (式16) 校正後に利得およびオフセットのエラーを決定するため、VfsまたはVzのい ずれかが式16におけるAinpに置換することができ、DACのキャパシタン スの値を決定することができる。ゼロのオフセットについては、Ainp=Vz である時DACのキャパシタンスがゼロであることが要求された。ゼロの利得エ ラーについては、Ainpが全スケール電圧に等しい時、DACのキャパシタン スがDACの全スケール・キャパシタンスに等しくなることが要求された、、式 16におけるVzと等しくAinpを設定することにより、電荷均衡時にVre f×Cdacはゼロに等しい。換言すれば、DACのキャパシタンスはゼロに等 しく、従ってオフセット・エラーは存在しない。 電荷均衡時に、Ainpが式16における全スケール電圧に等しく設定される ならば、 Vref×Cdac - Csl×(Vfs - Vz)= 0 Vref×Cdac - Vref×Cdacfs×(Vfs - Vz/Vfs - Vcom)= 0 Cdac = Cdacfs(1 -(Vz - Vcom)/(VfS - Vcom)) (式17) DACのキャパシタンスがDACの全スケール・キャパシタンスに等しくないの で、利得エラーが存在する。全スケールの百分率による利得エラーは、下式によ り与えられる。即ち、 利得エラー(%) =(Vz - Vcom)/(Vfs - Vcom)×100 (式18) 単一の利得およびオフセットの校正の実行はオフセット・エラーを排除したが 、一部の利得エラーはいぜんとして残る。しかし、初期のオフセット・エラーが なければ、校正シーケンス後には利得エラーは存在しない(即ち、Vz=Vco m)。更に、「デバイス」校正においては、VzおよびVcomはゼロに等しく Vfsは基準入力330における電圧と等しく、単一のオフセットおよび利得校 正がオフセットと利得エラーの両方を排除する。これは、同じ電圧(0ボルト) がサンプルされて両方の校正において比較されるゆえに生じる。サンプリング・ コンデンサの値はオフセット校正中は問題とならず、結果としてオフセット校正 と利得校正間には相互作用はない。 オフセット校正が後に続く単一のシステム利得校正の代わりに、このシーケン スはN回行うことができる。先に行われたものに類似する分析を用いて、一連の Nの校正シーケンス後、オフセット・エラーと利得エラーとは下式により与えら れることが判る。即ち、 オフセット・エラー=0 利得エラー(%)=[(Vz - Vcom)/(VfS - Vcom)]N×100 (式19) この結果は、基本利得およびオフセットの校正シーケンスの反復された適用が 迅速にシステム利得エラーをゼロに強制することを示す。校正シーケンスが反復 されると、入力の履歴がコンパイルされてエラーはゼロに近づく。これは、オフ セット校正RAM362と利得校正RAM372とが校正間でリセットされない ゆえに生じる。エラーの収束は、式19における括弧内の項を2-xで置換するこ とによって更に明瞭に知ることができる。従って、利得エラーは次のようになる 。 即ち、 利得エラー(%) = 2-NX×100 (式20) この式によれば、初期のシステム・オフセット・エラーと利得エラーとが「xビ ット・レベル」にあるならば、校正シーケンス後、これらが表1に示されるよう に減じられる。 システム・オフセット・エラーと利得エラーとは、校正アレイの分解能および システム・ノイズによって限定される。一実施例におけるシステム校正トリム範 囲は、オフセットと利得の両方に対する全スケールの約±3%である。初期のシ ステム・オフセット・エラーと利得エラーとが例えば6ビットのレベルにあるな らば、これらエラーを12ビット・レベルへ減じるためには、利得校正およびオ フセット校正はこのシーケンス中に2回行われなければならない。この校正シー ケンスは、校正トリム範囲により課される限度内で汎用2点システム校正を実施 する。 図7において、制御レジスタ192は校正制御において使用される5つの制御 ビット場所182、184、186、188、190を含むことが望ましい。集 積回路を採用する設計者は、校正を行うため適切な指令コードをこのレジスタへ 与えることができ、また所望のエラー・レベルに達するまでこの指令コードを充 分な回数再送することもできる。 制御レジスタの最下位ビット180は、校正動作を開始することにより論理値 「1」に応答する。次の2つのビット182、184は、4つの形式の校正、即 ち、利得(コード11)、オフセット(コード01)、オフセットと利得の両方 (コード10)および「全」(コード00)から選択するコードを受入れる。「 全」校正は、DACと、オフセット・エラーおよび利得エラーの校正を含む。一 般に、全校正指令は、他の指令ほどしばしば必要とされない。4番目のビット1 86は、校正がデバイス校正かあるいはシステム校正のいずれかを選択する。5 番目のビット188は、アナログ/ディジタル変換を開始することにより論理値 「1」に応答する。このビットは、以下に述べるように、複合校正動作における 個々の校正間の初期設定ビットとして2倍である。最上位ビット190は状況ビ ットであり、これはこの部分が校正または変換のいずれの実施中であることを示 す。残りのビットは、チャンネル選択および電力管理において使用され、本発明 の一部を形成するものではない。 図7〜図9に関して、システム校正シーケンス中のアナログ/ディジタル・コ ンバータ310の動作については次に述べることにする。一般に、アナログ/デ ィジタル・コンバータど通信するよう接続されるプロセッサおよび(または)他 の周囲の回路は、この種類のシーケンスを開始する。この周囲回路は、「システ ム」と呼ばれる。 システムは、アナログ校正電圧(パルス208)を正のアナログ入力端子32 6へ供給することによりシステム校正を開始する。当システムは、制御レジスタ 192における校正開始ビット180を表明し、「10」の校正形式選択コード を制御レジスタT92の第2および第3の校正ビット場所182、184に与え る。このコードは、利得校正とシステム校正の両方を選択する。コンバータは、 使用中のビット190を制御レジスタに表明する(パルス212)ことにより応 答し、この使用中信号は、1回の利得校正が行われる間は表明されたままである 。システムは、コンバータ連続番号(図示せず)を介して使用中ビットをポーリ ングすることによりこの校正の状況を監視する。 システムは、使用中パルス(busy pulse)212の終りを送ること により利得校正の完了を検出する。次に、このシステムは、正のアナログ入力3 26から正の入力電圧を取除き、この電圧を負の校正電圧(レベル214)と置 換する。これは、この動作に対するハンドシェーキング・ビット(handsh aking)として働く変換開始ビット188を表明する(パルス216)こと により、コンバータに対するこの電圧の存在を表示する。アナログ/ディジタル ・コンバータは、使用中ビット190をリセットする(パルス218)ことによ り応答し、校正のオフセット部分を開始する。利得校正サイクルにある時、シス テムはこの校正動作中使用中ビットをポーリングする。 オフセット校正動作は、14の連続するサンプリング動作とテスト動作を含む 。このサンプリング動作は、漏洩によって生じ得る不正を回避するために反復さ れる。これは、校正が比較的ゆっくり動作することを許容し、その結果コンパレ ータその他の回路が設定の充分な時間を持つようにし、これによって精度を向上 する。従って、保持線352、マルチプレクサ312の第2のアナログ入力スイ ッチ、およびマルチプレクサの第3のアナログ入力スイッチは、この使用中の期 間中合計14回トリガーされる(それぞれ、パルス列220、224、226) 。これらのパルスは、図10に示される如き本発明の第1の実施例に関して先に 述べた変換シーケンスに従う。 図7および図11に関して、各サンプリング動作に記憶される変更は、利得校 正中、利得トリム・アレイ回路322の1ビットでテストされる。このアレイに おける最上位ビット(D14)が、MSBコンデンサとサンプリング・コンデン サ334の並列組合わせにおける電圧をDACの全スケール電圧と比較すること によって最初にテストされる。サンプリング・コンデンサにおける電圧がMSB コンデンサにおける電圧より大きいことが見出されるならば、利得校正RAM7 2におけるMSBコンデンサに対するビットが1に残される(レベル229)。 バイポーラ校正値を得るためトリム・アレイのMSBコンデンサをバイポーラ状 に切換えるられることが判る。 次にこの動作は、次の最上位ビットに対して反復される。、最上位ビットおよ び次の最上位ビットのコンデンサの組合わせにより供給される電圧がサンプリン グ・コンデンサ334における新たにサンプルされる電荷よりも高ければ、利得 校正 RAM372における次の最上位ビットの場所(エッジ230)がゼロへ戻され る。このプロセスは各ビットごとに最下位ビットまで反復される。図11に示さ れた校正動作の後、利得トリム・アレイ322は2進値:システム10 101 1 0110 0100を保持することになる。 図7および図12に関して、オフセット校正は、校正がサンプリング・コンデ ンサにおける所望の「ゼロ」電圧をサンプルしてこれをDACの「ゼロ」電圧と 比較することによって行われることを除いて、同様な反復プロセスを用いる。図 12に示されるオフセット校正動作の完了と同時に、オフセット校正RAM36 2は2進値:10 1011 0001 0011を保持することになる。 図7および図13に関して、利得校正における比較中(パルス列232)に、 主要DCスイッチが基準電圧Vrefに接続されることが判るが、この動作は図 14において更に詳細に示される。しかし、4つの最下位ビットはこの動作の一 部としては切換えられない(レベル234)。その代わり、16×最下位ビット (LSB)の値を持つ代替コンデンサ(図示せず)が切換えられる。この試みは 、1つの大きなコンデンサを切換えることが幾つかのより小さなコンデンサを切 換えるよりも更に正確であるので、校正の精度を改善する。これはまた、アレイ 中の最も大きなコンデンサのキャパシタンスの2倍から最下位ビットに対するコ ンデンサのキャパシタンスを差引いたものではなく、主要DACアレイの全キャ パシタンスがアレイ中の最も大きなコンデンサのキャパシタンスの2倍に等しく なることを許容する。従って、主要DACアレイのキャパシタンスは、利得校正 中のサンプリング・コンデンサのキャパシタンスに等しい。15番目のビットが LSBの半分だけADCの伝達関数をオフセットするために用いられることに注 目されたい。 この動作に対する主要DACスイッチの切換え動作を調時するために「BIT CLK」信号が用いられる。この内部信号はまたカウンタ(図示せず)へ与えら れ、これがトリム・アレイにおいてテストされるべきビットへ連続的制御信号を 生成する。 アナログ/ディジタル・コンバータ集積回路は、多重チャンネル・バージョン における提供も可能である。このバージョンにおいては、入力マルチプレクサが 、合計8つまたは16の如き幾つかの更なるアナログ入力を有する。これらの入 力は、相互に照合されて序で使用することができ、あるいはこれらは接地入力に 関して単独で使用することができる。 本発明の種々の実施例において記述したが、このような実施例は単なる事例と して示され、当業者には、請求の範囲により規定される如き本発明の範囲から逸 脱することなく種々の変更および修正が可能であることが明らかであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月20日 【補正内容】 請求の範囲 1.CMOSアナログ/ディジタル・コンバータにおいて、 供給電圧ノードにおける電圧と基準電圧ノードにおける電圧との間にあり、か つ前記基準電圧ノードにおける電圧よりも供給電圧ノードにおける電圧に近い出 力電圧を生じるように動作する出力端子を有する共通モード電圧生成回路と、 共通モード電圧生成回路の出力と、基準電圧ノードと、供給電圧ノードと、入 力ノードとを相互接続する容量性はしご回路と、 第1の入力が切換え容量性はしご回路に蓄えられた電荷に応答すると同時に、 該切換え容量性はしご回路に蓄えられた電荷に応答する前記第1の入力と、前記 共通モード電圧生成回路の出力端子における電圧に応答する第2の入力とを持つ コンパレータと を備えるアナログ/ディジタル・コンバータ。 2.前記共通モード電圧生成回路の出力端子が、前記基準電圧ノードにおける電 圧から供給電圧ノードへの電圧の少なくとも2倍の出力電圧を生じるよう動作す る請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 3.前記共通モード電圧生成回路の出力端子が、前記基準電圧ノードにおける電 圧から前記供給電圧ノードにおける電圧の少なくとも3倍の出力電圧を生じるよ う動作する請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 4.前記電圧生成回路が、前記基準電圧ノードと供給電圧ノードとの間に分圧器 を含み、前記電圧生成回路の出力が前記分圧器の出力に応答する請求の範囲第1 項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 5.前記電圧生成回路が更に、前記分圧器の出力と前記電圧生成回路の出力との 間にバッファを含む請求の範囲第4項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 6.前記電圧生成回路の出力に応答するコンデンサを更に備える請求の範囲第4 項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 7.前記アナログ/ディジタル・コンバータが、1つの電源のみを用いて動作可 能である請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 8.前記1つの電源が正のリード線と負のリード線とを含み、該正のリード線が 前記基準電圧ノードに接続され、前記負のリード線が前記電源ノードに接続され る請求の範囲第7項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 9.前記アナログ/ディジタル・コンバータが5ボルト以下の供給電圧を用いて 動作可能である請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 10.前記アナログ/ディジタル・コンバータが、3ボルト以下の供給電圧を用 いて動作可能である請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 11.切換え容量性はしご回路に切換え自在に接続された事前充電回路を更に備 える請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 12.前記入力ノードと前記切換え容量性はしご回路との間にサンプリング・コ ンデンサを更に備える請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバー タ。 13.前記サンプリング・コンデンサが、前記容量性はしご回路の総キャパシタ ンスと同じキャパシタンスを有する請求の範囲第12項記載のアナログ/ディジ タル・コンバータ。 14.CMOSアナログ/ディジタル・コンバータにおいて、 予め定めた出力電圧を持つ基準電圧出力を有する基準電圧源と、 前記基準電圧源と同じ出力電圧を持つ事前充電電圧出力を有する事前充電電圧 源と、 各々が前記基準電圧源の基準電圧出力に応答する第1の極を有し、各々が前記 事前充電電圧源の事前充電出力に応答する第2の極を有し、かつ各々が前記第1 および第2の極に選択的に接続可能な共通極を有する複数のスイッチと、 各々が前記複数のスイッチの各々の共通極に応答するコンデンサ・アレイを含 む切換え容量性はしご回路と を備えるアナログ/ディジタル・コンバータ。 15.前記基準電圧源の基準電圧出力に応答する出力コンデンサを更に備える請 求の範囲第14項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 16.前記出力コンデンサが、前記複数のスイッチおよび前記切換え容量性はし ご回路と同じモノリシック集積回路中に構成される請求の範囲第15項記載のア ナログ/ディジタル・コンバータ。 17.前記基準電圧出力が前記集積回路の外部から絶縁されている請求の範囲第 16項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 18.前記出力コンデンサが、前記複数のコンデンサの最も大きなコンデンサの キャパシタンスの10倍以下のキャパシタンスを有する請求の範囲第15項記載 のアナログ/ディジタル・コンバータ。 19.前記事前充電電圧源の事前充電電圧出力に応答する出力コンデンサを更に 備える請求の範囲第14項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 20.前記出力コンデンサが、前記複数のスイッチおよび前記切換え容量性はし ご回路と同じモノリシック集積回路中に構成され、前記事前充電電圧出力が前記 集積回路の外部から絶縁される請求の範囲第19項記載のアナログ/ディジタル ・コンバータ。 21.前記切換え容量性はしご回路が更に、前記事前充電電圧源の事前充電電圧 出力に応答しないアレイ内のコンデンサを含む請求の範囲第14項記載のアナロ グ/ディジタル・コンバータ。 22.電荷再分布アナログ/ディジタル・コンバータを動作させる方法において 、 各々が供給電圧ノードあるいは基準電圧ノードのいずれかに切換え自在に応答 する極板を有するコンデンサのアレイを含む容量性ネットワークにより第1の電 圧をサンプリングするステップと、 前記サンプリング・ステップ後に、前記コンデンサの1つの極板を前記供給電 圧ノードから前記基準電圧ノードへ切換えるステップと、 前記切換えステップ後に、前記容量性ネットワークを用いて第2の電圧をサン プリングするステップと、 前記容量性ネットワークに蓄えられた、両方のサンプリング・ステップの結果 として生じる電荷量をテストするステップと を含む方法。 23.前記切換えステップが、前記アレイにおける最も大きなコンデンサに対し て実施される請求の範囲第22項記載の方法。 24.前記両サンプリング・ステップが、前記容量性ネットワークにおけるサン プリング・コンデンサをサンプルされた電圧に接続することにより実施される請 求の範囲第22項記載の方法。 25.前記アレイにおける全てのコンデンサの極板を第1の電圧をサンプリング するステップ前に供給電圧へ切換えるステップを更に含み、前記コンデンサの1 つの極板を切換える前記ステップが、前記アレイにおけるコンデンサの前記1つ の極板を前記供給電圧から前記基準電圧へ切換える請求の範囲第22項記載の方 法。 26.前記テスト・ステップが、前記アレイにおける複数のコンデンサの極板を 前記供給電圧から前記基準電圧へ連続的に切換えるステップを含む請求の範囲第 22項記載の方法。 27.前記テスト・ステップ後にデバイスのサンプリング・モードを変更するス テップと、 前記容量性ネットワークにより第1の電圧を再びサンプリングするステップと 、 第1の電圧を再びサンプリングする前記ステップ後に、前記容量性ネットワー クにより第2の電圧を再びサンプリングするステップと、 第2の電圧を再びサンプリングする前記ステップ後まで、第1の電圧を再びサ ンプリングするステップ前から前記基準電圧へ切換えられたコンデンサの前記1 つの極板を保持するステップと、 前記容量性ネットワークに蓄えられた、第1の電圧を再びサンプリングする前 記ステップと第2の電圧を再びサンプリングする前記ステップの両方により規定 される別量の電荷をテストするステップと を更に含む請求の範囲第22項記載の方法。 28.別量の電荷をテストする前記ステップが、前記アレイにおける複数のコン デンサの極板を前記供給電圧から前記基準電圧へ順次切換えるステップと、前記 アレイにおけるコンデンサの前記1つの極板を前記基準電圧から前記供給電圧へ 切換えるステップとを含む請求の範囲第27項記載の方法。 29.前記テスト・ステップが、前記コンデンサ・アレイにおける電圧を、前記 供給電圧と前記基準電圧との間にあるが該基準電圧より前記供給電圧に近い共通 モード電圧と比較するステップを含む請求の範囲第22項記載の方法。 30.供給電圧ノードにおける電圧と基準電圧ノードにおける電圧との間にあり かつ前記基準電圧ノードにおける電圧よりも前記供給電圧ノードにおける電圧に 近い出力電圧を生じるよう動作する出力端子手段を有する共通モード電圧を生成 する手段と、 前記共通モード電圧生成回路の出力と、前記基準電圧ノードと、前記供給電圧 ノードと、入力ノードとの間に切換え自在に配置された切換え容量性はしご回路 手段と、 前記切換え容量性はしご回路手段に応答する入力と、前記共通モード電圧出力 端子手段における電圧に応答する入力とを有する比較手段と を備えるアナログ/ディジタル・コンバータ。 31.共通モード電圧を生成する前記手段の出力端子手段が、前記供給電圧ノー ドにおける電圧から前記基準電圧ノードへの電圧の少なくとも2倍の出力電圧を 生じるためのものである請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コン バータ。 32.電圧を生成する前記手段が、前記基準電圧ノードと前記供給電圧ノードと から電圧を得る手段を含む請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コ ンバータ。 33.前記アナログ/ディジタル・コンバータは唯1つの電源を用いて動作可能 である請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 34.前記1つの電源が正のリード線と負のリード線とを含み、該正のリード線 が前記基準電圧ノードに接続され、前記負のリード線が前記電源ノードに接続さ れる請求の範囲第33項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 35.前記アナログ/ディジタル・コンバータが5ボルト以下の供給電圧を用い て動作可能である請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 36.前記アナログ/ディジタル・コンバータが3ボルト以下の供給電圧を用い て動作可能である請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 37.前記切換え容量性ネットワーク手段に切換え自在に接続された事前充電手 段を更に備える請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 38.アナログ電圧をディジタル値へ変換する方法において、 アナログ電圧と関連する電荷をサンプリングするステップと、 アレイにおけるコンデンサを事前充電電圧ノードにおける予め定めた事前充電 電圧で事前充電するステップと、 前記事前充電ステップの後に、前記アレイにおけるコンデンサを基準電圧ノー ドにおける予め定めた基準電圧で充電するステップとを含み、該基準電圧が前記 事前充電電圧と同じであり、 前記サンプリング・ステップ、事前充電ステップおよび充電ステップ後に、前 記アレイにおけるコンデンサに蓄えられた電荷に対して前記サンプリング・ステ ップにおいてサンプルされる電荷をテストするステップ を含むアナログ電圧をディジタル値に変換する方法。 39.事前充電ステップに応答しない前記アレイにおける更に別のコンデンサを 充電するステップと、前記サンプリング・ステップにおいてサンプルされる電荷 を前記アレイにおける前記更に別のコンデンサに蓄えられた電荷に対してテスト するステップとを更に含む請求の範囲第38項記載の方法。 40.アナログ信号をディジタル値に変換する方法において、 前記アナログ電圧と関連する電荷をサンプリングする手段と、 アレイにおけるコンデンサを予め定めた事前充電電圧で事前充電する手段と、 前記アレイにおけるコンデンサを前記事前充電電圧と同じである予め定めた基 準電圧で充電する手段と、 前記サンプリング・ステップにおいてサンプルされる電荷を前記アレイにおけ るコンデンサに蓄えられた電荷に対してテストする手段と を含む方法。 41.事前充電ステップに応答しない、前記アレイにおける更に別のコンデンサ を充電する手段と、前記サンプリング・ステップでサンプルされる電荷を前記ア レイにおける前記更に別のコンデンサに蓄えられた電荷に対してテストする手段 とを更に備える請求の範囲第40項記載の方法。 42.CMOSアナログ/ディジタル・コンバータにおいて、 基準電圧出力を有する基準電圧源と、 事前充電電圧出力を有する事前充電電圧源と、 各々が前記基準電圧源の基準電圧出力に応答する第1の極を有し、各々が前記 事前充電電圧源の事前充電出力に応答する第2の極を有し、各々が別の基準電圧 に応答する第3の極を有し、かつ各々が第1と第2と第3の極とに選択的に接続 可能な共通極を有する複数の3路スイッチと、 各々が前記複数のスイッチの各々の共通極に応答するコンデンサのアレイを含 む切換え容量性はしご回路と を備えるアナログ/ディジタル・コンバータ。 43.前記基準電圧源の基準電圧出力に応答する出力コンデンサを更に備える請 求の範囲第42項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 44.前記出力コンデンサが、前記複数のスイッチと前記切換え容量性はしご回 路と同じモノリシック集積回路中に構成される請求の範囲第43項記載のアナロ グ/ディジタル・コンバータ。 45.前記基準電圧出力が前記集積回路の外部から絶縁される請求の範囲第44 項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 46.前記出力コンデンサが前記複数のコンデンサの最も大きなコンデンサの1 0倍以下のキャパシタンスを有する請求の範囲第43項記載のアナログ/ディジ タル・コンバータ。 47.前記事前充電電圧源の基準電圧出力に応答する出力コンデンサを更に備え る請求の範囲第42項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 48.前記出力コンデンサが、前記複数のスイッチと前記切換え容量性はしご回 路と同じモノリシック集積回路中に構成され、前記事前充電電圧出力が前記集積 回路の外部から絶縁される請求の範囲第47項記載のアナログ/ディジタル・コ ンバータ。 49.前記切換え容量性はしご回路が更に、前記事前充電電圧源の事前充電電圧 出力に応答しない前記アレイにおけるコンデンサを更に含む請求の範囲第47項 記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 50.前記切換え容量性はしご回路と前記コンデンサの第1の入力との間に接続 された第1のスイッチと、前記共通モード電圧生成回路と前記コンデンサの第2 の入力との間に接続された第2のスイッチとを更に備える請求の範囲第1項記載 のアナログ/ディジタル・コンバータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.CMOSアナログ/ディジタル・コンバータにおいて、 供給電圧ノードにおける電圧と基準電圧ノードにおける電圧との間にあり、か つ前記基準電圧ノードにおける電圧よりも供給電圧ノードにおける電圧に近い出 力電圧を生じるよう動作する出力端子を有する共通モード電圧生成回路と、 共通モード電圧生成回路の出力と、基準電圧ノードと、供給電圧ノードと、入 力ノードとを相互接続する切換え容量性はしご回路と、 切換え容量性はしご回路に蓄えられた電荷に応答する入力と、共通モード電圧 生成回路出力端子における電圧に応答する入力とを有するコンパレータと を備えるアナログ/ディジタル・コンバータ。 2.共通モード電圧生成回路の出力端子が、前記供給電圧ノードにおける電圧か らよりも基準電圧ノードにおける電圧から少なくとも2倍の出力電圧を生じるよ う動作する請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 3.前記共通モード電圧生成回路の出力端子が、前記供給電圧ノードにおける電 圧へよりも前記基準電圧ノードにおける電圧からの少なくとも3倍の出力電圧を 生じるよう動作する請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 4.前記電圧生成回路が、基準電圧ノードと供給電圧ノードとの間に分圧器を含 み、前記電圧生成回路の出力が前記分圧器の出力に応答する請求の範囲第1項記 載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 5.前記電圧生成回路が更に、前記分圧器の出力と前記電圧生成回路の出力との 間にバッファを含む請求の範囲第4項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 6.前記電圧生成回路の出力に応答するコンデンサを更に備える請求の範囲第4 項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 7.前記アナログ/ディジタル・コンバータが、1つの電源のみを用いて動作可 能である請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 8.前記1つの電源が正のリード線と負のリード線とを含み、該正のリード線が 前記基準電圧ノードに接続され、前記負のリード線が電源ノードに接続される請 求の範囲第7項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 9.前記アナログ/ディジタル・コンバータが5ボルト以下の供給電圧を用いて 動作可能である請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 10.前記アナログ/ディジタル・コンバータが、3ボルト以下の供給電圧を用 いて動作可能である請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 11.切換え容量性はしご回路に切換え可能に接続された予備充電回路を更に備 える請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 12.前記入力ノードと前記切換え容量性はしご回路との間にサンプリング・コ ンデンサを更に備える請求の範囲第1項記載のアナログ/ディジタル・コンバー タ。 13.前記サンプリング・コンデンサが、前記容量性はしご回路の総キャパシタ ンスと同じキャパシタンスを持つ請求の範囲第12項記載のアナログ/ディジタ ル・コンバータ。 14.CMOSアナログ/ディジタル・コンバータにおいて、 基準電圧出力を有する基準電圧源と、 予備充電電圧出力を有する予備充電電圧源と、 各々が基準電圧源の基準電圧出力に応答する第1の極を有し、各々が前記予備 充電電圧源の予備充電出力に応答する第2の極を有し、かつ各々が前記第1およ び第2の極に選択的に接続可能な共通極を有する複数のスイッチと、 各々が複数のスイッチの各々の共通極に応答するコンデンサ・アレイを含む切 換え容量性はしご回路と を備えるアナログ/ディジタル・コンバータ。 15.前記基準電圧源の基準電圧出力に応答する出力コンデンサを更に備える請 求の範囲第14項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 16.前記出力コンデンサが、前記複数のスイッチおよび前記切換え容量性はし ご回路と同じモノリシック集積回路中に構成される請求の範囲第15項記載のア ナログ/ディジタル・コンバータ。 17.前記基準電圧出力が集積回路の外部から絶縁されている請求の範囲第16 項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 18.前記出力コンデンサが、前記複数のコンデンサの最も大きなコンデンサの キャパシタンスの10倍以下のキャパシタンスを有する請求の範囲第15項記載 のアナログ/ディジタル・コンバータ。 19.前記予備充電電圧源の予備充電電圧出力に応答する出力コンデンサを更に 備える請求の範囲第14項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 20.前記出力コンデンサが、前記複数のスイッチおよび前記切換え容量性はし ご回路と同じモノリシック集積回路中に構成され、前記予備充電電圧出力が集積 回路の外部から絶縁される請求の範囲第19項記載のアナログ/ディジタル・コ ンバータ。 21.前記切換え容量性はしご回路が更に、前記予備充電電圧源の予備充電電圧 出力に応答するコンデンサ・アレイを含む請求の範囲第14項記載のアナログ/ ディジタル・コンバータ。 22.電荷再分布アナログ/ディジタル・コンバータを動作させる方法において 、 各々が供給電圧ノードあるいは基準電圧ノードのいずれかに切換え自在に応答 する極板を有するコンデンサ・アレイを含む容量性ネットワークにより第1の電 圧をサンプリングするステップと、 前記サンプリング・ステップ後に、前記コンデンサの1つの極板を供給電圧ノ ードから基準電圧ノードへ切換えるステップと、 前記切換えステップ後に、前記容量性ネットワークを用いて第2の電圧をサン プリングするステップと、 前記容量性ネットワークに蓄えられた、両方のサンプリング・ステップの結果 として生じる電荷量をテストするステップと を含む方法。 23.前記切換えステップが、前記アレイにおける最も大きなコンデンサに対し て実施される請求の範囲第22項記載の方法。 24.前記サンプリング・ステップが、前記容量性ネットワークにおけるサンプ リング・コンデンサをサンプルされた電圧に接続することにより実施される請求 の範囲第22項記載の方法。 25.前記アレイにおける全てのコンデンサの極板を第1の電圧をサンプリング するステップ前に供給電圧へ切換えるステップを更に含み、前記コンデンサの1 つの極板を切換える前記ステップが、該アレイにおけるコンデンサの前記1つの 極板を前記供給電圧から前記基準電圧へ切換える請求の範囲第22項記載の方法 。 26.前記テスト・ステップが、前記アレイにおける複数のコンデンサの極板を 供給電圧から基準電圧へ連続的に切換えるステップを含む請求の範囲第22項記 載の方法。 27.前記テスト・ステップ後に前記デバイスのサンプリング・モードを変更す るステップと、 前記容量性ネットワークにより第1の電圧を再びサンプリングするステップと 、 第1の電圧を再びサンプリングする前記ステップ後に、前記容量性ネットワー クにより第2の電圧を再びサンプリングするステップと、 第2の電圧を再びサンプリングする前記ステップ後まで、第1の電圧を再びサ ンプリングするステップ前から前記基準電圧へ切換えられたコンデンサの前記1 つの極板を保持するステップと、 前記容量性ネットワークに蓄えられた、第1の電圧を再びサンプリングする前 記ステップと第2の電圧を再びサンプリングする前記ステップの両方により規定 される別量の電荷をテストするステップと を更に含む請求の範囲第22項記載の方法。 28.別量の電荷をテストする前記ステップが、前記アレイにおける複数のコン デンサの極板を供給電圧から基準電圧へ順次切換えるステップと、前記アレイに おけるコンデンサの前記1つの極板を基準電圧から供給電圧へ切換えるステップ を含む請求の範囲第27項記載の方法。 29.前記テスト・ステップが、前記コンデンサ・アレイにおける電圧を前記供 給電圧と前記基準電圧との間にあるが該基準電圧より前記供給電圧に近い共通モ ード電圧と比較するステップを含む請求の範囲第22項記載の方法。 30.共通モード電圧を生成し、供給電圧ノードにおける電圧と基準電圧ノード における電圧との間にありかつ前記基準電圧ノードにおける電圧よりも前記供給 電圧ノードにおける電圧に近い出力電圧を生じるよう動作する出力端子手段を有 する手段と、 前記共通モード電圧生成回路の出力と、前記基準電圧ノードと、前記供給電圧 ノードと、入力ノードとの間に切換え自在に配置された切換え容量性はしご回路 手段と、 前記切換え容量性はしご回路手段に応答する入力と、前記共通モード電圧出力 端子手段における電圧に応答する入力とを有する比較手段と を備えるアナログ/ディジタル・コンバータ。 31.共通モード電圧を生成する前記手段の出力端子手段が、前記供給電圧ノー ドにおける電圧におけるより前記基準電圧ノードにおける電圧からの少なくとも 2倍の回数出力電圧を生じるためのものである請求の範囲第30項記載のアナロ グ/ディジタル・コンバータ。 32.電圧を生成する前記手段が、前記基準電圧ノードと前記供給電圧ノードか ら電圧を得る手段を含む請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コン バータ。 33.前記アナログ/ディジタル・コンバータは唯1つの電源を用いて動作可能 である請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 34.前記1つの電源が正のリード線と負のリード線とを含み、該正のリード線 が前記基準電圧ノードに接続され、前記負のリード線が前記電源ノードに接続さ れる請求の範囲第33項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 35.前記アナログ/ディジタル・コンバータは5ボルト以下の供給電圧を用い て動作可能である請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 36.前記アナログ/ディジタル・コンバータは3ボルト以下の供給電圧を用い て動作可能である請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ 。 37.前記切換え容量性ネットワーク手段に切換え自在に接続された予備充電手 段を更に備える請求の範囲第30項記載のアナログ/ディジタル・コンバータ。 38.アナログ電圧をディジタル値へ変換する方法において、 アナログ電圧と関連する電荷をサンプリングするステップと、 アレイにおけるコンデンサを予備充電するステップと、 前記サンプリング、予備充電および充電ステップ後に、前記アレイにおけるコ ンデンサに蓄えられた電荷に対して前記サンプリング・ステップにおいてサンプ ルされる電荷をテストするステップと を含むアナログ電圧をディジタル値に変換する方法。 39.前記アレイにおける予備充電ステップに応答しない更に別のコンデンサを 充電して、前記アレイにおける更に別のコンデンサに蓄えられた電荷に対してサ ンプリングする前記ステップを更に含む請求の範囲第38項記載の方法。 40.アナログ信号をディジタル値に変換する方法において、 前記アナログ電圧と関連する電荷をサンプリングする手段と、 アレイにおけるコンデンサを予備充電する手段と、 前記アレイにおけるコンデンサを充電する手段と、 前記アレイにおけるコンデンサに蓄えられた電荷に対してサンプリングする前 記ステップにおいてサンプルされた電荷をテストする手段と を含む方法。 41.予備充電ステップに応答しない、前記アレイにおける更に別のコンデンサ を充電する手段と、前記アレイにおける更に別のコンデンサに蓄えられた電荷に 対してサンプリングする前記ステップでサンプルされた電荷をテストする手段と を更に備える請求の範囲第40項記載の方法。
JP7528404A 1994-04-29 1995-04-27 低電圧cmosアナログ/ディジタル・コンバータ Pending JPH09512686A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/236,509 US5600322A (en) 1994-04-29 1994-04-29 Low-voltage CMOS analog-to-digital converter
US08/236,509 1994-04-29
PCT/US1995/005279 WO1995030280A1 (en) 1994-04-29 1995-04-27 Low-voltage cmos analog-to-digital converter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09512686A true JPH09512686A (ja) 1997-12-16

Family

ID=22889810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7528404A Pending JPH09512686A (ja) 1994-04-29 1995-04-27 低電圧cmosアナログ/ディジタル・コンバータ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5600322A (ja)
EP (1) EP0757862B1 (ja)
JP (1) JPH09512686A (ja)
DE (1) DE69505515T2 (ja)
WO (1) WO1995030280A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014513496A (ja) * 2011-05-04 2014-05-29 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 ゼロパワーサンプリングsaradc回路及び方法
JP2016036131A (ja) * 2014-07-16 2016-03-17 インフィネオン テクノロジーズ アーゲーInfineon Technologies Ag アナログ・デジタル変換で使用するための方法および装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5861829A (en) * 1997-04-28 1999-01-19 Marvell Technology Group, Ltd. High-speed, low power, medium resolution analog-to-digital converter and method of stabilization
US6031480A (en) * 1997-11-04 2000-02-29 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for implementing a pipelined A/D converter with inter-stage amplifiers having no common mode feedback circuitry
US6150968A (en) * 1997-12-02 2000-11-21 Texas Instruments Incorporated Trimming circuitry for pipeline A/D converter
US5945815A (en) * 1998-06-12 1999-08-31 Trilectron Industries, Inc. Current sharing apparatus and method for controlling parallel power devices
US6229465B1 (en) * 1999-04-30 2001-05-08 International Business Machines Corporation Built in self test method and structure for analog to digital converter
US6343866B1 (en) * 2000-05-23 2002-02-05 Fujitsu Limited Optical apparatus which uses a virtually imaged phased array to produce chromatic dispersion
US6476751B1 (en) * 2000-03-29 2002-11-05 Photobit Corporation Low voltage analog-to-digital converters with internal reference voltage and offset
US6888470B2 (en) * 2002-09-30 2005-05-03 Lucent Technologies Inc. Sensing of mirror position in an optical switch
US6911913B2 (en) 2002-09-30 2005-06-28 Lucent Technologies Inc. Piezo-resistive sensing of mirror position in an optical switch
US7634376B2 (en) * 2003-06-16 2009-12-15 Aptina Imaging Corporation Internal bias measure with onboard ADC for electronic devices
US8441287B2 (en) 2004-09-20 2013-05-14 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Low voltage track and hold circuits
US7504866B2 (en) * 2005-12-29 2009-03-17 Cambridge Analog Technologies, Inc. Output hold circuits for sample-data circuits
US7522086B2 (en) * 2005-12-29 2009-04-21 Cambridge Analog Technologies, Inc. Reference circuits for sampled-data circuits
JP4813568B2 (ja) * 2006-02-02 2011-11-09 ナショナル ユニヴァーシティー オブ シンガポール アナログ−ディジタル変換器
JP4817401B1 (ja) * 2010-10-08 2011-11-16 株式会社バンダイ 玩具
US8531324B2 (en) * 2011-07-19 2013-09-10 Freescale Semiconductor, Inc. Systems and methods for data conversion
DE102015226199A1 (de) * 2015-12-21 2017-06-22 Siemens Aktiengesellschaft Anordnung zum Einschalten eines Zweirichtungsschalters eines Konvertermoduls, Konvertermodul für einen Modularen Multi-Level-Umrichter mit der Anordnung sowie Verfahren zur Herstellung der Betriebsbereitschaft eines Konvertermoduls mit einem Zweirichtungsschalter
US10505561B2 (en) 2018-03-08 2019-12-10 Analog Devices Global Unlimited Company Method of applying a dither, and analog to digital converter operating in accordance with the method
US10516408B2 (en) * 2018-03-08 2019-12-24 Analog Devices Global Unlimited Company Analog to digital converter stage
US10511316B2 (en) 2018-03-08 2019-12-17 Analog Devices Global Unlimited Company Method of linearizing the transfer characteristic by dynamic element matching
US10897267B1 (en) * 2019-12-31 2021-01-19 Texas Instruments Incorporated Multi-output digital to analog converter

Family Cites Families (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644613B2 (ja) * 1972-03-02 1981-10-21
JPS5650232B2 (ja) * 1972-11-15 1981-11-27
US3988689A (en) * 1975-02-07 1976-10-26 National Semiconductor Corporation Offset corrected amplifier
US4028694A (en) * 1975-06-10 1977-06-07 International Business Machines Corporation A/D and D/A converter using C-2C ladder network
NL7512886A (nl) * 1975-11-04 1977-05-06 Hollandse Signaalapparaten Bv Analoog-digitaal omzetter.
GB1518558A (en) * 1976-03-24 1978-07-19 Gen Instr Microelect Analogue-digital conversion
US4077035A (en) * 1976-05-10 1978-02-28 International Business Machines Corporation Two-stage weighted capacitor circuit for analog-to-digital and digital-to-analog converters
JPS5953727B2 (ja) * 1977-04-06 1984-12-26 株式会社日立製作所 補正回路付da変換器
NL7712273A (nl) * 1977-11-08 1979-05-10 Philips Nv Werkwijze en inrichting voor het automatisch ijken van een analoog-digitaal-omzetter.
US4144527A (en) * 1977-08-18 1979-03-13 General Electric Company Dual-slope analog to digital converter
US4129863A (en) * 1977-10-03 1978-12-12 Regents Of The University Of California Weighted capacitor analog/digital converting apparatus and method
US4180807A (en) * 1977-11-17 1979-12-25 General Electric Company Charge transfer circuit with voltage threshold compensating means
US4191900A (en) * 1978-01-27 1980-03-04 National Semiconductor Corporation Precision plural input voltage amplifier and comparator
US4190854A (en) * 1978-02-15 1980-02-26 National Semiconductor Corporation Trim structure for integrated capacitors
JPS5935527B2 (ja) * 1978-04-10 1984-08-29 日本電信電話株式会社 デイジタル・アナログ間変換器
US4222107A (en) * 1979-01-22 1980-09-09 Burr-Brown Research Corporation Method and apparatus for automatically calibrating a digital to analog converter
US4272760A (en) * 1979-04-10 1981-06-09 Burr-Brown Research Corporation Self-calibrating digital to analog conversion system and method
US4250494A (en) * 1979-07-09 1981-02-10 General Electric Company Charge transfer analog-to-digital converter with precise charge control
US4348658A (en) * 1980-05-09 1982-09-07 Motorola, Inc. Analog-to-digital converter using half range technique
US4295089A (en) * 1980-06-12 1981-10-13 Gte Laboratories Incorporated Methods of and apparatus for generating reference voltages
US4385286A (en) * 1980-07-18 1983-05-24 American Microsystems, Inc. Use of single reference voltage for analog to digital or digital to analog conversion of bipolar signals
US4517549A (en) * 1980-08-25 1985-05-14 Oki Electric Industry Co., Ltd. Weighted capacitor analogue-digital converters
US4399426A (en) * 1981-05-04 1983-08-16 Tan Khen Sang On board self-calibration of analog-to-digital and digital-to-analog converters
US4439693A (en) * 1981-10-30 1984-03-27 Hughes Aircraft Co. Sample and hold circuit with improved offset compensation
US4458237A (en) * 1981-11-03 1984-07-03 Texas Instruments Incorporated Combination of an analog to digital converter with a sampling switch error correction circuit and least significant bit circuit
US4429282A (en) * 1982-02-08 1984-01-31 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Offset-nulled sample-and-hold amplifier
US4553052A (en) * 1982-04-23 1985-11-12 Nec Corporation High speed comparator circuit with input-offset compensation function
JPS59151510A (ja) * 1983-02-18 1984-08-30 Hitachi Ltd C−mos負荷型増幅器
JPS59219076A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Hitachi Ltd C−mos負荷型増幅器を備えたゴ−スト除去装置
US4542354A (en) * 1983-08-01 1985-09-17 Robinton Products, Inc. Delta-sigma pulse modulator with offset compensation
US4620179A (en) * 1983-08-29 1986-10-28 Harris Corporation Method for successive approximation A/D conversion
US4555668A (en) * 1983-10-14 1985-11-26 American Microsystems, Inc. Gain amplifier
JPS60124125A (ja) * 1983-12-08 1985-07-03 Ishida Scales Mfg Co Ltd 多入力信号高速アナログ・デジタル変換回路
US4654815A (en) * 1985-02-07 1987-03-31 Texas Instruments Incorporated Analog signal conditioning and digitizing integrated circuit
US4709225A (en) * 1985-12-16 1987-11-24 Crystal Semiconductor Corporation Self-calibration method for capacitors in a monolithic integrated circuit
US4700174A (en) * 1986-05-12 1987-10-13 Westinghouse Electric Corp. Analog signal processor
JP2559032B2 (ja) * 1986-09-13 1996-11-27 富士通株式会社 差動増幅回路
FR2604840B1 (fr) * 1986-10-07 1988-12-09 Efcis Convertisseur analogique-numerique differentiel a capacites commutees
US4881044A (en) * 1987-01-16 1989-11-14 Hitachi, Ltd. Amplifying circuit
IT1214249B (it) * 1987-06-10 1990-01-10 Sgs Microelettronica Spa Amplificatore operazionale di potenza cmos ad alte prestazioni.
JPH0734541B2 (ja) * 1987-07-27 1995-04-12 日本電気株式会社 逐次比較形アナログ・ディジタル変換方式
US4831381A (en) * 1987-08-11 1989-05-16 Texas Instruments Incorporated Charge redistribution A/D converter with reduced small signal error
US4803462A (en) * 1987-08-11 1989-02-07 Texas Instruments Incorporated Charge redistribution A/D converter with increased common mode rejection
US4804960A (en) * 1987-10-08 1989-02-14 Analog Deivces, Incorporated Sub-ranging A/D converter with improved error correction
US4883987A (en) * 1988-05-04 1989-11-28 Texas Instruments Incorporated Comparator circuit having a fast recovery time
US4833418A (en) * 1988-09-01 1989-05-23 Archive Corporation Compensation circuit for nullifying differential offset voltage and regulating common mode voltage of differential signals
US5047665A (en) * 1989-02-08 1991-09-10 Burr-Brown Corporation Low noise, low offset, high speed CMOS differential amplifier
US4982194A (en) * 1989-04-20 1991-01-01 Harris Corporation Back-sampling charge redistribution analog to digital converter
US5036322A (en) * 1989-06-02 1991-07-30 Analog Devices, Inc. Digital-to-analog converters with improved linearity
US5043732A (en) * 1989-09-26 1991-08-27 Analog Devices, Inc. Analog-to-digital converter employing a pipeline multi-stage architecture
IT1236879B (it) * 1989-11-22 1993-04-26 Sgs Thomson Microelectronics Circuito elettronico comparatore
US5016014A (en) * 1990-06-14 1991-05-14 Ncr Corporation High accuracy analog-to-digital converter with rail-to-rail reference and input voltage ranges
US5220206A (en) * 1990-06-29 1993-06-15 Analog Devices, Inc. Control apparatus with improved recovery from power reduction, and storage device therefor
US5233180A (en) * 1990-08-30 1993-08-03 Fuji Electric Co., Ltd. Light sensor having an integration circuit
US5138319A (en) * 1990-08-30 1992-08-11 Harris Corporation Two stage a/d converter utilizing dual multiplexed converters with a common converter
US5184130A (en) * 1991-02-08 1993-02-02 Analog Devices, Incorporated Multi-stage A/D converter
US5124663A (en) * 1991-03-04 1992-06-23 Motorola, Inc. Offset compensation CMOS operational amplifier
US5272395A (en) * 1991-04-05 1993-12-21 Analog Devices, Inc. CMOS strobed comparator
US5248974A (en) * 1991-06-27 1993-09-28 Texas Instruments Incorporated Dielectric relaxation correction circuit for charge-redistribution a/d converters
US5235333A (en) * 1992-03-05 1993-08-10 Burr-Brown Corporation Hysteresis-insensitive single-comparator successive approximation analog-to-digital converter
US5245223A (en) * 1992-03-17 1993-09-14 Hewlett-Packard Company CMOS latching comparator
US5381148A (en) * 1993-07-12 1995-01-10 Analog Devices, Inc. Method and apparatus for calibrating a gain control circuit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014513496A (ja) * 2011-05-04 2014-05-29 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 ゼロパワーサンプリングsaradc回路及び方法
JP2016036131A (ja) * 2014-07-16 2016-03-17 インフィネオン テクノロジーズ アーゲーInfineon Technologies Ag アナログ・デジタル変換で使用するための方法および装置
US9590653B2 (en) 2014-07-16 2017-03-07 Infineon Technologies Ag Method and device for use in analog-to-digital conversion

Also Published As

Publication number Publication date
WO1995030280A1 (en) 1995-11-09
EP0757862B1 (en) 1998-10-21
EP0757862A1 (en) 1997-02-12
US5600322A (en) 1997-02-04
DE69505515T2 (de) 1999-04-29
DE69505515D1 (de) 1998-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3748886B2 (ja) システム校正付き電荷再分布アナログ−デジタル変換器
JPH09512686A (ja) 低電圧cmosアナログ/ディジタル・コンバータ
JP2804269B2 (ja) 再分配形a/d変換器とアナログ信号をディジタル信号に変換する方法
US6720903B2 (en) Method of operating SAR-type ADC and an ADC using the method
JP2744021B2 (ja) 差分形アナログ・ディジタル変換器及びアナログ・ディジタル変換方法
TWI509997B (zh) 資料轉換電路及其方法
US5675340A (en) Charge-redistribution analog-to-digital converter with reduced comparator-hysteresis effects
EP0809889B1 (en) Analog-to-digital conversion with multiple charge redistribution conversions
US20200195266A1 (en) Method of capacitive dac calibration for sar adc
US7876254B2 (en) Data conversion circuitry having successive approximation circuitry and method therefor
US7868796B2 (en) Self-calibrating data conversion circuitry and method therefor
US7868795B2 (en) Data conversion circuitry with an extra successive approximation step and method therefor
US7659845B2 (en) Analog-to-digital converter with capacitor array
US20100079325A1 (en) Data conversion circuitry and method therefor
US11424757B2 (en) Successive approximation register analog-to-digital converter with calibration function and calibration method thereof
US7592819B2 (en) Microprocessor-based capacitance measurement
JP2000209093A (ja) 逐次比較型アナログ・ディジタル変換回路
JP3971663B2 (ja) Ad変換器
US6906657B1 (en) Successive approximation analog-to-digital converter with sample and hold element
JP3166603B2 (ja) D/a変換器
GB2616518A (en) Impedance measurement
JPS649773B2 (ja)
JPH065820B2 (ja) アナログ・デジタル変換器
JPH025340B2 (ja)
Yung High-resolution analog-to-digital conversion techniques