JPH095106A - 慣性装置の真方位検出方法 - Google Patents

慣性装置の真方位検出方法

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JPH095106A
JPH095106A JP15644595A JP15644595A JPH095106A JP H095106 A JPH095106 A JP H095106A JP 15644595 A JP15644595 A JP 15644595A JP 15644595 A JP15644595 A JP 15644595A JP H095106 A JPH095106 A JP H095106A
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JP
Japan
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azimuth
signal
initial
inputted
true
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JP15644595A
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English (en)
Inventor
Toshiichi Seki
敏一 関
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH095106A publication Critical patent/JPH095106A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は慣性装置の真方位検出方法に関し、
特に、移動体の移動中においても真方位検出ができるよ
うにすることを目的とする。 【構成】 本発明による慣性装置の真方位検出方法は、
GPS装置(30)からのGPS速度(30a)及び初期方位角
(30b)を用いて移動体の移動中において真方位検出を行
う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、慣性装置の真方位検出
方法に関し、特に、移動体の移動中においても真方位検
出ができるようにするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の慣性装置
の真方位検出方法としては、1例として図3に示す構成
を挙げることができる。すなわち、図3において符号1
で示されるものは加速度1aを検出する加速度入力部で
あり、この加速度1aは速度算出部2に入力され、この
速度算出部2からの速度2aは静止速度4が入力された
減算器3に入力されている。前記減算器3の減算出力3
aはカルマンフィルタ部5に入力され、このカルマンフ
ィルタ部5からのフィルタ出力5aは、初期位置6が入
力される方位誤差算出部7からの方位誤差信号7aは、
角速度入力部8の角速度8aが入力される加算器9に入
力されている。この加算器9からの加算出力9aは姿勢
角・方位角算出部10に入力され、この姿勢角・方位角
算出部10から姿勢・方位角出力10aが出力され、こ
の姿勢・方位角出力10aは速度算出部2に入力されて
いる。従って、この従来構成の慣性装置20において
は、静止速度“0”を基準として予め入力された位置情
報をもとに設定された角速度との違いによる減算器3か
らの速度出力(減算出力)3aをカルマンフィルタ部5
に入力して真方位角との誤差量を求めていた。すなわ
ち、初期位置6及び静止速度4との整合性を計るため、
移動体(図示せず)は静止させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の慣性装置の真方
位検出方法は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、静止速度“0”
を基準として、予め入力された位置情報をもとに設定さ
れた角速度の違いによる速度出力をカルマンフィルタ部
の入力として真方位角との誤差量を求めていた。従っ
て、初期の入力及び静止速度との整合性を計るため、移
動体を静止させておかなければならなかった。すなわ
ち、移動体が移動を始めた状態では、慣性装置の誤差の
除去及び真方位角の検出を行うことができないため、初
期における長時間の静止を保つ必要があり、迅速な飛び
立ちが不可能である。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、移動体の移動中においても
真方位検出ができるようにした慣性装置の真方位検出方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による慣性装置の
真方位検出方法は、加速度、姿勢・方位角及び角速度を
用いてカルマンフィルタ部により処理することにより姿
勢、方位及び位置を計測するようにした慣性装置におい
て、GPS装置からのGPS速度及び初期方位角を用い
て移動体の移動中において真方位検出を行う方法であ
る。
【0006】
【作用】本発明による慣性装置の真方位検出方法におい
ては、GPS装置の信号を用いていることにより、移動
体が移動中であっても慣性装置内で静止条件を作り出す
ことができ、慣性装置の起動の始めから移動体が移動し
ても真方位検出(アライメント)を完了することがで
き、初期の長時間保持を削除し、移動体の即発進を達成
することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明による慣性装置の真
方位検出方法の好適な実施例について詳細に説明する。
なお、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付し
て説明する。図1において符号1で示されるものは加速
度1aを検出する加速度入力部であり、この加速度1a
は速度算出部2に入力され、この速度算出部2からの速
度2aは周知のGPS装置30のGPS速度30aが入
力される減算器3に入力されている。前記減算器3の減
算出力3aはカルマンフィルタ部5に入力され、このカ
ルマンフィルタ部5からのフィルタ出力5aは、前記G
PS装置30の初期方位角信号30bに基づいて初期方
位を計算する初期方位計算部40の初期方位信号40a
が入力される方位誤差算出部7からの方位誤差信号7a
は、GPS装置30の位置信号30cが入力される地球
角速度算出部50に入力され、この地球角速度算出部5
0からの地球角速度50aが角速度入力部8からの角速
度8aが入力される加算器9に入力されている。この加
算器9からの加算出力9aは姿勢角・方位角算出部10
に入力され、この姿勢角・方位角算出部10から姿勢・
方位角出力10aが出力され、この姿勢・方位角出力1
0aは速度算出部2に入力されている。従って、この本
発明構成の慣性装置20においては、移動体が移動を始
めた後においても、GPS装置30の位置信号30cと
GPS装置30aを用いて真方位角を求めているため、
従来の静止状態と同じ真方位角検出(アライメント)を
行うことができる。
【0008】また、図2に示す他の実施例の場合、3軸
一体型リングレーザジャイロ60のジャイロ出力60
a、3軸サーボ加速度計70の加速度出力70a、GP
Sアンテナ71を有するGPS受信機30のGPS速度
30aが表示を制御する表示制御部73からの表示制御
信号73aが入力される演算処理部72に入力され、こ
の演算処理部72では、前述の各信号60a,70a,
30a及び73aにより、ARINC429の規格のデ
ータ80を出力し、速度・位置・姿勢・方位角出力部8
1にて、速度、位置、姿勢、方位角の各出力信号を得る
ことができる。
【0009】
【発明の効果】本発明による慣性装置の真方位検出方法
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、GPS装置からのGP
S速度信号を用いてカルマンフィルタ部に信号を入力さ
せているため、移動体が移動中であっても真方位検出を
行うことができ、移動体の即発進を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による慣性装置を示すブロック図であ
る。
【図2】他の実施例を示すブロック図である。
【図3】従来の慣性装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a 加速度 5 カルマンフィルタ部 8a 角速度 10a 姿勢・方位角 30 GPS装置 30a GPS速度 30b 初期方位角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度(1a)、姿勢・方位角(10a)及び角
    速度(8a)を用いてカルマンフィルタ部(5)により処理す
    ることにより姿勢、方位及び位置を計測するようにした
    慣性装置において、GPS装置(30)からのGPS速度(3
    0a)及び初期方位角(30b)を用いて移動体の移動中におい
    て真方位検出を行うことを特徴とする慣性装置の真方位
    検出方法。
JP15644595A 1995-06-22 1995-06-22 慣性装置の真方位検出方法 Pending JPH095106A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008507742A (ja) * 2004-06-01 2008-03-13 スミスズ アエロスペース,エルエルシー マルチフォーマット時間ベース・ファイル記録と再生のためのタイムライン・ランダムアクセス
JP2012193965A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Mitsubishi Electric Corp 位置標定装置、位置標定装置の位置標定方法および位置標定プログラム
WO2015104757A1 (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 株式会社デンソー 速度推定装置

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JP2012193965A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Mitsubishi Electric Corp 位置標定装置、位置標定装置の位置標定方法および位置標定プログラム
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Effective date: 20040106

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