JPH09510171A - 移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにする改良された方法と装置 - Google Patents

移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにする改良された方法と装置

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JPH09510171A JP8508162A JP50816296A JPH09510171A JP H09510171 A JPH09510171 A JP H09510171A JP 8508162 A JP8508162 A JP 8508162A JP 50816296 A JP50816296 A JP 50816296A JP H09510171 A JPH09510171 A JP H09510171A
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Abstract

(57)【要約】 製紙機械で製造される紙ウェブのような移動ウェブ(W)を巻く方法と装置は、水平に回転的に支持されるリールスプール(16)に前進するウェブを巻く概念で成り、好ましい実施形態では、ウェブの巻きロール(20)の直径が増大する時、前記リールスプール(16)は、製紙機械の乾燥端からその湿潤端へ向かう方向へ並進移動する。リールスプール(16)は、一対の間隔をおいて位置する実質的に水平に配置されたレール上に支持される。前進するウェブは、ウェブの上側(Wu)が支持ドラム(44)の表面に向かって内向きの状態で並進移動する支持ドラム(44)のセグメントにはじめに一部巻かれる。支持ドラム(44)は、ウェブロールが巻き位置で巻かれ始めリールスプール(16)にウェブロール(20)として巻かれ続ける時、ウェブロール(20)上のウェブと選択的にニップ接触したり、ニップ接触しなかったりする。巻かれるウェブロール(20)の直径が増大する時、そのウェブロールは実質的に水平に配置されたレールに支持されながら上流へ並進移動し、その間、リールスプール(16)にトルクが保持される。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにする改良された方 法と装置 〔技術分野〕 本発明はウェブの巻きロールの巻き取りに関する。特に、本発明は、実質上形 成中の全期間にわたって巻きロールがねじりをかけられた状態に保持され、好ま しくは、ニップ圧力をかけた状態に保持され、その形成中実質的に常時ウェブに 引っ張りがかけられるウェブの巻きロールの改良された巻き取り方法と装置に関 する。更に、本発明は、製紙機械における改良されたリールに関し、そして、紙 をリールスプールに巻き取る改良された方法に関する。この方法においては、そ の好ましい実施形態では、紙は巻き取られてウェブの巻きロールを形成し、それ が製紙機械で形成される時、その紙の上側が、外向きとなる。その時、リールス プールは巻き取り工程中、一対の間隔をおいて水平に配置されたレールに連続的 に支持される。その時、支持ドラムは、その支持ドラムの実質的に垂直方向の並 進移動により、巻かれる紙ウェブのロールを選択的に狭み、一部、下から支持す る。 〔背景技術〕 本出願は、1993年5月6日出願で、本件と同一人に譲渡され、特許された米国 特許出願No.08/060,171 に関係するものであり、その主題を、引用文献としてこ こに引用する。 ごく最近の製紙機械のリールは、米国特許No.3,743,199に図示され記載された いわゆるポープ(Pope)リールによって例示される従来の型のリールとは概念的 に異なっている。本件と同一人に譲渡された上記引用の米国特許出願の他に、も っと最近の他のリールの設計が米国特許No.5,249,758、ヨーロッパ特許0483093A 1 、0483092A1 に図示され記載されている。 もっと旧式のリールの設計では、リールスプールは第1アームから第2アーム へ移され、支持ドラム上のリールスプールのニップは、滑らかに又は均等に行わ れることがなく、或いは均等なニップ圧に又は調整したニップ圧に保持されるこ ともなかった。さらに、典型的なものでは移動する紙ウェブが巻かれるリールス プールにトルクがかけられることはなかったが、トルクがかけられる時には、巻 かれた紙ロールが第2アームへ移された後にトルクがかけられることが普通であ った。 より最近のリールの設計では、リールスプールがその装置にセットされた時か ら紙ウェブのロールが完了する時まで、その移動通路を移動するほとんどの期間 又は全移動期間にわたって、リールスプールにトルクがかけられる。さらに、リ ールスプールが移動する並進通路も一層滑らかとなり、複雑さも軽減されている 。しかしながら、従来のリールの設計はどれも、広範囲の操作パラメータにわた ってトルクとニップの引っ張りの完全な組合わせを提供するものがなかった。 〔発明の開示〕 そのような従来技術のリールによる方法と装置の欠点と設計上の制限は、本発 明によって回避される。本発明において、リールスプールは、それが空であって も、又は完全に巻かれて紙ウェブロールに形成されていても、リールスプールの 各端部にある軸受により回転自在に支持され、その軸受は、一対の横方向に間隔 をおいて、実質的に水平に配置されたレールにより回転接触状態に支持される。 これらのレールはフレームに装着される。このフレームは、また、二対の移動可 能で、好ましくはピボット状に取付けられたビームを装着する。各対のビームの うち1本のビームがリール装置の各側部に配置される。両対のビームは支持レー ルの上方に取付られ、対をなすビームの各々は、そのピボット装着部のまわりで 他方の対のビームから独立して作動する。 ビームは全て、リールスプール軸受の上方に装着され、この装置の各側にある 2本のビーム(即ち、各対のビームからの1本のビーム)は、作動位置にある時 、リールスプールの端部近くに配置され、また、リールスプール軸受を支持する 支持レールのうちの1本の支持レールの上方に配置される。 キャリッジは、ビームの長さに沿って実質的距離だけ縦方向へ移動できるよう に各ビームに取付られる。各対のビームにある2個のキャリッジは、かくして、 リール装置のリールスプールの保管端部で空のリールスプールに係合し、好まし い実施形態では、製紙機械のいわゆる乾燥端からそのいわゆる湿潤端までリール スプールを縦方向へ移送する。 製紙機械の乾燥端で製造される移動紙ウェブは、支持レールの下に配置される ようにフレームに装着される支持ドラムの周囲面のセグメント上を通過する。支 持ドラムは、直線に沿った垂直線に対して或る角度をもって垂直方向に上下移動 するか、又はアークに沿ってピボット状に移動するかに拘わらず、上下方向へ並 進移動するように取付られ、その結果、並進移動して、ニップの接触線に沿って 、リールスプールと接触する。ビームは支持レール上のリールスプール軸受の上 方に装着されるので、リールスプールに係合してそれを移動させるキャリッジと 、リールスプールを同転自在に支持する軸受ハウジングとはまた、レールとリー ルスプール軸受の上方に位置づけられる。この配置にすると、支持ドラムの直径 を一層小さくすることができ、ひいては、その重量をより軽量にするので、その 支持ドラムは、例えば空気圧シリンダ、液圧(hydraulic)シリンダ、又はボール ねじ駆動手段等のようなリフト装置によって比較的容易かつ迅速にリールスプー ルにロール巻きされるウェブとのニップ接触状態へ移動でき、またその状態から 外されることができる。さらに、支持ドラムがこのように比較的軽量構造である ために、その支持ドラムと巻かれる紙ウェブとの間のニップ負荷は一層正確に、 一層小さな増量で調整可能である。 さらに、前進移動する紙ウェブの上側は紙ウェブ巻きロールの外側に巻かれる ので、ロールに巻かれる紙ウェブの比較的安定した最終層との接触面で、圧力に 敏感な紙ウェブのコーティングがこすられて傷つくことがない。 一部の製紙工場では、コーティングが圧力に敏感なものであろうとそうでなか ろうと、製紙機械での製造時、紙ウェブの上側にコーティングを置くのが好まし い場合がある。この上側は例えば印刷のような次の処理のために、被覆側を外に してリールに巻くのが好ましい。本発明の方法と装置は、そのような完成した紙 ウェブ巻きロールに、内部巻きウェブの調整された引っ張りを与える。 従って、本発明の特徴は、巻き工程の間、一対のリール支持レールに沿ってリ ールスプールを並進移動させるため、対応する対のカートリッジを支持する少な くとも一対のピボット状に装着されたビームを提供することであり、その対のビ ームは支持レール及びリール支持紬受の上方に装着される。 本発明のもうひとつの特徴と効果は、リールスプールを実質的に水平方向の移 動通路に保持しながら、最初から最後までリールスプールに紙ウェブを巻くこと ができることである。 本発明のさらにもうひとつの特徴と効果は、リールスプールを一対の間隔をお いて水平に配置されたレール上に支持しながら、接触ニップ線に沿って比較的小 径のリールスプールと支持ドラムとを接触させて比較的小径の支持ドラムを使用 することができる事である。 これらの特徴、効果、目的及びその他の特徴、効果、目的は、以下の説明文を 読むとき、特に、添付図面に関連しながら本発明の好ましい実施の形態例の記載 を読む時、この技術に熟達した者にとって容易に明らかとなるであろう。 〔図面の簡単な説明〕 図1は本発明の概略的な側面図であって、水平に配置したリールスプール支持 体と、支持ドラム及び移動紙ウェブに関連した巻き取り工程とを示す。 図2〜5は、本発明の側面図であって、ウェブロールが完了したところを示し (図2)、前の巻きロールが完了した時新ウェブロールがスタートするところを 示し(図3)、新しくスタートしたロールが巻き位置へ送られる時それが支持ド ラム上を通過するところを示し(図4)、ウェブロールが巻き位置に位置すると ころを示す(図5)。 図6は本発明の概略的な平面図であって、リールスプールが次々にいずれかの 端部から交互に駆動される方法を示す。 図7は6のA−A線に沿ってとったリールスプールの一端にある駆動装置の端 面図であって、また、支持ドラムを回転させる駆動装置を示す。 図8はその操作周期中、キャリッジを案内するためのピボット装着された対を なすキャリッジビームを示す本発明の概略的な平面図である。 図9は従来のポープ(Pope)型リールの側面図である。 図10は、1993年5月6日出願の米国特許出願No.08/060,171 に図示され、説明 され、請求されている従来のリールの側面図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 図1には、全体を符号10で示すリール装置が示され、このリール装置10は、フ レーム12を有し、このフレーム12には、一対の間隔をおいて水平に配置されたリ ール14,14'が取付られ、これらのレール14,14'は、リール装置の一端にあって全 体を符号18で示すスプール保管部分からリール装置の他端部22にある完了した紙 ウェブ巻きロール20までリールスプール16a,16b,16c,16d を支持する。前記他端 部22で、ウェブ巻きロールは保管され、そこから取り外される。 本発明のリール装置は、一般に、リールスプールの場合のように、両端を同一 構造に形成された構成要素で成り、又は、枠組の場合のように、この装置の両側 が同一構造に形成されたレールと支持ビームを含む構成要素で成る。それらの構 成要素については後述する。これについても後述した巻かれるリールスプールや 支持ドラムのための駆動手段のように、明らかにその例外もあるが、そのような 例外は、説明の中で明記されているか、明細書全体の文脈から明らかになる。従 って、一般にはこの装置の一側について図示し説明しているが、この装置の他側 も基本的には同一の構造と操作装置で成ることは理解されるであろう。例えば、 単一リールスプールの各端部のように、構成要素の異なる端部間又は異なる側部 間を区別するためにダッシュ印をつけ、リールスプールのような同一部材を区別 するために下付けアルファベット文字を使用する。 フレーム12には、2対の支持ビーム24,24'及び26,26'が取付られる。例えば図 1のピボット28におけるように、リールスプール保管端部の近く又はこの装置の 各側のリールの下流端で各対のビームの1本のビームがフレームに枢着される。 各対のビーム24,24'及び26.26'の各ビームには、キャリッジ30,30'及び30a,30a' が取付られる。これらのキャリッジは、ビーム内にあって全体を符号31,31'で示 すボールねじ、直線軸受スロット、フランジ等に沿って、キャリッジ側のローラ ー又は潤滑通路等上を移動するように構成され配置される。この装置の各側にあ る1方のキャリッジは、同装置の他側にある他方のキャリッジと共同し、各キャ リッジに対応するビーム対のビームに取付られるので、それらのキャリッジは、 リールスプールと係合して支持ビームに沿って縦方向へ並進移動する。このリー ルスプールは、支持レール上を回転する軸受ハウジング内で支持レール上に回転 支持される。 各ビームのピボット端部には、例えば、空気圧シリンダ又は液圧(hydraulic) シリンダ32,32',33,33’(図8)のような駆動手段が配設される。それはまた、 ボールねじ又はチェンと被動スプロケット手段で構成することもできる。この駆 動手段の伸長可能な端は支持ビームに装着されたキャリッジに接続され、固定端 は支持ビームに取付られる。装置の各側部にある支持ビームは互いに平行に伸長 し、その装置の各側で対応レールの上方に間隔をおいて位置し、同装置の各側で レールと同一方向へ共に伸長するけれども、この装置の各側にあるそのような支 持ビームは互いに横方向へ離れ定置し、その離れた間隔は、装置の各側で各支持 ビームにあるキャリッジが装置の同一側で他方の支持ビーム上の他方のキャリッ ジをバイパスすることを可能にするのに十分な距離である。そうすることによっ て、図1に20a で示すような巻かれる紙ウェブロールに関係したキャリッジ30a, 30a'は、巻き開始位置34(図3)へ後退し、そこで、キャリッジは空のリールス プールに係合する。前記巻き開始位置は、装置の同一側にある他方の支持ビーム 上のキャリッジ30,30'よりもっと下流位置であり、そこで前記キャリッジは、新 しい紙ロールが巻かれ始める新リールスプールの端部と接触する。 支持ビームとそれに関連するキャリッジの装置と作動は、1993年5月6日付で 出願した米国特許出願第08/060,171号に図示かつ記載したもの(これはまた図10 に示されている)と同じである。そのような支持ビームとそのキャリッジの望ま しい更なる構造と操作を記載するのに必要な範囲で、この特許出願の内容を参考 としてこの明細書に引用する。 本発明のキャリッジは支持ビームの下に装着され、軸受ハウジング内に回転自 在に装着されたリールスプールと係合するために、支持ビームの底側に沿って縦 方向へ移動するように装着される。この軸受ハウジングは、レール14,14'に沿っ て回転し、好ましくはその軸受ハウジングを介してリールスプールへ力を作用さ せることにより、支持ドラムと共働してリールスプールを狭み、又はリールスプ ールとそこに巻かれるウェブロールとをレールに沿って移動させ、或いは、支持 ドラムとリールスプールに巻かれる紙ウェブロールとの間にウェブの引っ張りを 保持させ、或いはそれらの操作の組合わせを実行する。 レール14,14'は互いに間隔をおいて平行に位置し、スプール保管端部18から紙 ウェブ巻きロールの完成端部22までまっすぐに水平に伸長する。好ましくは、レ ール14,14'は、その操作上の長さにわたって連続して水平にまっすぐ伸長する。 図1はまた、空のスプールをリールスプール保管区域の準備位置に保持し、流 体シリンダ38の駆動により1回に1個のリールスプールを解放して巻き開始位置 34(図3)へ位置づけるための全体を符号36,36aで示すスプール止め装置を示す 。空のリールスプールを保持し、それらのリールスプールを一回に1個だけ解放 するそのような装置はこの業界ではすでに公知の事実であり、それについてこれ 以上の説明は省略する。また、図1はいわゆるウェブ転換(turn-up)装置40を示 す。このウェブの方向転換装置40は、二方向矢印42で示す方向へピボット動きを する。即ち、紙ウェブの切断端を受けてリールスプールのまわりへそれを案内す ることにより、リールスプールを巻いてウェブの巻きを開始させるために、巻き 開始位置34で空のリールスプールの周囲の一部分上へ紙ウェブが配置される位置 へウェブの方向転換装置はピボット動きし、またその位置から離脱する方向へピ ボット動きする。そのようなウェブの方向転換位置は、前進する紙ウェブをリー ルスプールに包囲して接触するように導くためにしばしば複数の圧縮気流を使用 する。ウェブの方向転換手順の間におけるウェブの方向転換装置の位置が、図3 に示されている。 図2〜5は紙ウェブの巻きロール20a の形成順序を示す。図2はその完了間近 の状態を示し、図3は、巻かれる紙ロールが完成し、切断されたウェブが新リー ルスプールに最初に巻かれる巻き開始位置で、新リールスプール16a が示されて いる。図2では、巻かれる紙ウェブロールがもうひとつの巻き位置46で示され、 その位置では、ウェブロールは支持ドラム44にニップ接触しないが、後述するよ うに、専ら、センターワインドドライブ(centerwind drive)により回転される。 図3では、巻かれる紙ウェブロールは、センターワインドドライブと、支持ドラ ム及び紙ウェブロールのニップ接触との組合わせにより駆動される。 支持ドラムとのニップ接触位置から空のリールスプール保管方向へわずかに外 れた位置から支持ドラムとのニップ接触点Nまで支持レールに沿って短距離だけ 伸長する巻き開始位置34の間においては、図3に示すように、空リールスプール は、支持ドラムとニップ接触せず又は支持ドラムとニップ接触Nすることができ る状態にある。 図4において、巻きを完了した巻きウェブロール20が巻きウェブロール保管区 域22へ下流へと移動し、その時、新たに始動するリールスプール16b がこの図に は示していないそのキャリッジによって、その水平通路に沿って動かされ、その 軸受ハウジングを介してレール上に支持され、そして、支持ドラム44の周囲面の 真上に位置する。 図5において、巻かれるウェブロール20a は、巻き位置46まで並進移動し、そ の位置で、1つの好ましい例では、ウェブロール20a は、図3に示すような、所 望のニップ圧N1又はその位置α1を保持するために、二方向矢印48のように実質 的に垂直方向へ移動する支持ドラムとニップ接触状態に保持される。角位置α1 は、支持ドラムの回転軸50を通る垂直面Pからその回転軸50と巻かれる紙ウェブ ロール20a の回転軸51とを通る面までの角度である。 図6、7は、ウェブの巻きロールとして巻かれる際に所望のウェブの引っ張り を与えるように、紙ウェブロールが巻かれるリールスプールと支持ドラムとの間 の所望の速度差と、その絶対速度の両速度を調節するためリールスプールと支持 ドラムとの両方を回転駆動する駆動装置を示す。図6に示すように、リールスプ ールは、レール14,14'と共に伸長するレール54,54'及び56,56'上に装着された別 個のモータ52,52aによりトルクをかけることによって駆動され、前記レール14,1 4'には、リールスプールがこのレール上を回転する軸受ハウジング17,17'に回転 状に支持される。支持レール上でリールスプールが移動する間そのリールスプー ルと平行移動するように、この装置の各側にリールスプール駆動モータを装着す ることによって、リールスプールは交互に、それぞれのモータの駆動軸60,60aに 取付られた伸縮自在のカプリング58,58aによりつかまれ、これによって、空のリ ールスプールはその最初の位置へ動かされ、そして1個の駆動モータにより最高 速度まで回転されるように仕組まれている。その際、この装置の他側にある駆動 モータは、ウェブロールの巻きを完成し、そして、ウェブ巻きロールが支持ドラ ムとニップ接触位置又はその支持ドラムと近接位置から離れてそれから支持レー ル上のその保管位置へ動かされた後、ウェブの巻きロールを連続駆動することが できる。図7を参照すれば、支持ドラム44はまた、装置内でその垂直位置如何に 拘 わらず、支持ドラムの連続駆動接触を保持するためにユニバーサルカプリング66 ,66’を利用したスプライン軸64を介してモータ62により連続駆動される。 支持ドラムはまた、ジャーナルに取付けたギアボックス、或いはベルト駆動装 置により駆動することもできる。 支持ドラムは、リールスプール/ウェブの巻きロールに接触ニップ線N1に沿 って接触するため、実質的に垂直方向へ移動自在である。そのような垂直方向の 動きは、完全な垂直方向であってもよく、また、垂直面に対して或る角度をもっ た直線方向であってもよく、また更に、支持ドラムが一対のアームに装着され弧 状移動通路を通って移動する場合のように、円弧に沿った動きであってもよい。 これらは、いずれも実質的に垂直方向の動きと考えられる。 リールスプールと支持ドラムを回転駆動する手段の装置と作動は、1993年5月 6日出願の米国特許出願No.08/060,171 に図示かつ記載されたものと類似する。 その構造と操作の更なる詳細を知ることのできる範囲で、その発明の内容をこの 明細書に引用する。 図8は2対の共軸的にピボット装着した支持ビーム24,24'及び26,26'にキャリ ッジを取付ける好ましい配置を示す。それぞれのリールスプールの軸受ハウジン グ17,17'及び17a,17a'を案内するキャリッジは、ビームに沿って縦方向へ移動す るように取付られ、そして、完成したウェブの巻きロールをその保管位置へ移動 させたキャリッジが、リールスプール供給部へ戻って、スプール止め装置36(図 1)から空のリールスプールを受取るために、リールスプールをその巻き開始位 置又は巻き位置に支持するキャリッジをこえて移動する時、それらのキャリッジ は互いにバイパスするように取付られる。 この支持ビームをピボット装着し、案内装置もまた、米国特許出願No.08/060, 171 にもっと詳細に図示かつ記載されているので、その構造及び操作の更なる詳 細を知りたいと考えた範囲で、その開示をここに引用する。 図9には、従来のポープ(Pope)型リール装置を示す。この装置は、新リール スプールを最初に受入れ、それを支持ドラム70とニップ接触させるために、一対 の第1アーム68,68'を使用する。その後、ウェブはニップへ通され、リールスプ ールを包囲する。前進するウェブが巻かれるリールスプールは支持ドラム70の表 面上をそれとニップ接触状態で下方へ移動し、その後、水平レール72,72'上に配 置される。この時点で、第2アーム74,74'がリールスプールと接触し、ウェブの 巻きロールの直径が増大する時に、そのリールスプールを支持ドラムとニップ接 触状態で保持する。 どのような型のリール装置にも共通するウェブの巻きロールや空のリールスプ ールのようなその他の要素は、本件と対応する符号に200 を加えて示す。かくし て、ポープ(Pope)リールのウェブ巻きロールは220 で示されている。 図10は、1993年5月6日付出願の米国特許No.08/060,171 に図示され、記載さ れ、かつ、請求されたリール装置を示す。その対応要素は本出願の対応符号に30 0を加えて示す。その特許出願の装置はうまく作動するけれども、それは、リー ルスプールの下に配置されたキャリッジによってリールスプールを支持するので 、巻き開始位置でリールスプールとニップ接触するには、比較的大きな直径の支 持ドラム344 を必要とする。その支持ドラムの重量はその比較的大きな直径に比 例し、これは液圧(hydraulic)シリンダ376,378 を必要とする。その液圧シリン ダは、作動中、特に、頻繁に、しかも小さな増量で大きい範囲内で支持ドラムの マクロ及びミクロの移動及び調整を行うが、ニップN2の微調整に関してこのマク ロ及びミクロの移動及び調整がやり難く、制御しにくいことになる。 本発明の操作において、特に、図1〜5に関して言えば、製紙機械のいわゆる 湿潤端の上流方向からそのいわゆる乾燥端の下流方向へ、矢印80に沿って移動す るウェブWは、支持ドラム上を複数のガイドロール82,82a,28bをまわって導かれ るので、その上側Wuが支持ドラムの周囲面のセグメントと支持状態で接触するこ とになり、それは次いで方向転換装置40の作用により空のリールスプール16a に 巻かれる。この方向転換装置40は、進行するウェブをリールスプールに巻きつけ る巻きを開始させるためスプール16a の近くの位置まで下方へ移動する(図3) 。このウェブの方向転換装置40は、新リールスプールが保管位置から巻き開始位 置まで移動して支持ドラムではさまれたニップNを形成したのちにはじめて方向 転換を開始する。この位置で、リールスプールには、また、モータ52,52aにより トルクがかけられる。ウェブがウェブロールに巻かれる時、好ましい例では、上 側Wuが外向きとなり、下側が内向きとなる。 新たな空のリールスプールは、リールスプール16b,16c,16d を含む装置のリー ルスプール保管区域18から、その始動位置34へ前もって移動している。 支持ドラム44とのニップ接触位置からわずかに下流にある巻き開始位置におい て、空のリールスプール16a は、本装置の下流位置の28でピボット装着された一 対の支持ビーム24,24'の底部に摺動自在に取付られるキャリッジ30,30'に係合す る。リールスプール16a は、他のリールスプールと同様に、対応する対の回転軸 受ハウジング17a,17a'に回転自在に装着され、この軸受ハウジングは支持レール 14,14'に沿って並進移動するようにリールスプールを回転自在に支持する。キャ リッジ30,30'は、リールスプールを支持するレールと実質的に平行をなす方向へ 支持ビームに沿って縦方向へ移動するように、動力シリンダ(power cylinder)32 ,32’の駆動により支持ビームに沿って往復移動する。このように、リールスプ ールはレール14,14'上に回転自在に支持されるが、ピボット装着された支持ビー ムに装着されたキャリッジによって動かされる。リールスプールの軸受ハウジン グにキャリッジが係合する場合、その係合は、それらのハウジングがレール上に 支持される時、それらを往復動させるのに必要な程度までですむので、支持ビー ムは、操作時支持レールと正確に平行にする必要はない。 リールスプール16a は、リール装置の前側又は後側でしかもリールスプールの 一端で、そのカプリングを介して差動駆動モータの1つに接続される。リールス プールはそれによって、巻き開始位置において、リールスプール駆動モータ52又 は52a によって与えられる所望量の引っ張りをかけてリールスプールへの進行ウ ェブの巻きを開始する速度まで上げられる。前記リールスプール駆動モータ52又 は52a は、それと、支持ドラム44を回転駆動するモータ62との間に速度差をもつ ように作動する。新たに始動するリールスプールは、支持ドラムとのニップ接触 N1状態にもたらされるか、又は支持ドラムからわずかに離れた状態におかれる。 いずれの位置においても、支持ドラムにかけられるトルクに関連して作用するリ ールスプールにかけられるトルクと、そのリールスプールに巻かれてロールにな るウェブと支持ドラムとの間のニップN1とは、巻かれるウェブロールに所望量の ウェブの引っ張りを生じさせるように作用する。 ウェブの最初の層が新たにスタートしたリールスプールに巻かれた後、ウェブ ロールの巻き工程の或る時点で、キャリッジ30,30'は前進する紙ウェブの方向と は反対方向の装置の上流にある巻き位置46へウェブロールを移動させる。図2で は支持ドラムに近接して示され、図5では支持ドラムとニップ接触N1して示され たこの巻き位置46において、ウェブロールはその仕上げ直径まで巻かれる。 巻き開始位置から巻き位置へ移動する際、新たにスタートした紙ウェブロール とニップ接触状態に保持することを望む場合、支持ドラム44は両方向矢印48で示 す方向へ上下動して所望量のニップN1の接触を行い、そして、キャリッジがリー ルスプールとそこに巻かれたウェブロールを支持レール14,14'上にリールスプー ルを支持する軸受ハウジング17,17'の回転運動によって巻き開始位置から巻き位 置まで支持レールの直線状に伸長する水平通路に沿って水平方向へ移動させる時 、巻かれるウェブロールの直径が増大するにも拘わらず、支持ドラム44は巻かれ るウェブロールとの間にこのニップを保持する。 巻かれるウェブロールと支持ドラムとの間のニップの保持又は調整のために、 駆動シリンダ32,32';33,33’が助力する。このニップの保持又は調整は支持レー ル上でキャリッジの位置を制御することによって行うことができる。 巻き紙ロールが完成し、この装置の一端部にある保管区域22へ移送される時、 そして、支持レール14,14'が下方へわずかに角度をつけて、リール装置の端部で 巻きロールをストップ86に当接させる場合、支持レール上の水平移動通路に沿っ てウェブロールを前もって並進移動させるキャリッジ30,30'を有する支持ビーム 24,24'は、動力シリンダ88,88'の作動により持ち上げられ、その時点で、駆動シ リンダ32,32'は引っ込み、キャリッジ30,30'を新たな空のリールスプールに係合 する下流側へ移動させる。この間、他方の対のピボット装着された支持ビーム26 ,26’にある駆動シリンダ33,33'が作動して、その対のキャリッジ30a,30a'を移 動させ、最初に、新たな空のリールスプールを、巻き開始位置へ移動させ、それ から、支持ドラムとの任意のニップ接触をしながら巻き位置のサイクルを通って 保管位置へ移動させ、そこから、矢印90で示すようにこの装置から取り外す。 紙ウェブロールがその所望の仕上げ直径に達するまで巻かれた時、他方の対の 支持ビーム24,24'のピボット操作と同じ方法で、一対の油圧シリンダ89,89'が作 動して、ピボット状支持ビーム26,26'をそのピボット28のまわりで上昇させ、そ して、キャリッジ30a,30a'を軸受ハウジング17,17'との接触から持ち上げ、ウェ ブの巻きロールが保管区域へ移動され、それから取り外されることになる。 リール装置の各側で横方向に間隔をおいて位置づけた2対の支持ビームを交互 にピボット動きをさせると、キャリッジは、支持ビームの下側に沿って縦方向へ 移動するので、それぞれの対のキャリッジ30,30';30a,30a’が互いに往復移動す る。従って、リール装置が作動する時、紙ウェブの巻きロールが完成間近となっ ているリールスプールと、新たにスターとしたばかりのウェブロールとの両方を 同時に処理することができる。 支持レールの上方に位置づけられ、ピボット状に装着されたビームの下にキャ リッジを支持し、その支持レールにはリールの軸受ハウジングが支持されるよう にして、同軸受ハウジングが少なくとも巻き開始位置から紙ウェブロールが巻か れて仕上げられる巻き位置まで水平方向へ回転運動をするようにすることによっ て、支持ドラム44は、支持ドラムの直径が非常に小さい時、リールスプールとそ れに巻かれる紙ウェブにニップ接触する。このようになる理由は、支持レール14 ,14’上の水平移動通路でリールスプールを並進して横方向に移動させるキャリ ッジが、支持レール上にリールスプールを回転支持する軸受ハウジング(即ちリ ールスプール軸受)の上に位置づけられることにある。支持ドラムは比較的小径 であるために、動きがより容易で一層迅速であり、支持ドラムと巻かれる紙ウェ ブロールとの間のニップ負荷の増量も一層細かくコントロールすることができる 。このために、例えば、カーボンレスコピー紙や他の被覆紙や上質紙のような圧 力に弱い紙を巻くことができる。 本発明の本旨や範囲から逸脱することなしに、この装置や操作に変形が可能で ある。例えば、支持ビームはここにはピボット装着されたように記載されている けれども、それらの支持ビームはレールに対して上下方向へ並進移動するように 装着される。 同様に、本発明における好ましい実施の形態において、ウェブの巻きロールで は、上側を外向きにしてウェブを効果的に巻くように形成するものとして記述し たけれども、ウェブの巻きロールでその上側を内向きにしてウェブを巻くことも 可能である。これは図1に関連して、支持ドラムの他側のまわりにウェブを送り 、 支持ドラムの方向を逆にして、ニップN1を通ってウェブを通過させることによっ て行う。その場合、巻き開始位置から巻き位置までの空の(新たな)リールスプ ールの動きは、製紙機械の湿潤端から乾燥端へ移動するウェブの方向となる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年9月4日 【補正内容】 明細書 〔発明の名称〕移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにする改良された方 法と装置 〔技術分野〕 本発明はウェブの巻きロールの巻き取りに関する。特に、本発明は、実質上形 成中の全期間にわたって巻きロールがねじりをかけられた状態に保持され、好ま しくは、ニップ圧力をかけた状態に保持され、その形成中実質的に常時ウェブに 引っ張りがかけられるウェブの巻きロールの改良された巻き取り方法と装置に関 する。更に、本発明は、製紙機械における改良されたリールに関し、そして、紙 をリールスプールに巻き取る改良された方法に関する。この方法においては、そ の好ましい実施形態では、紙は巻き取られてウェブの巻きロールを形成し、それ が製紙機械で形成される時、その紙の上側が、外向きとなる。その時、リールス プールは巻き取り工程中、一対の間隔をおいて水平に配置されたレールに連続的 に支持される。その時、支持ドラムは、その支持ドラムの実質的に垂直方向の並 進移動により、巻かれる紙ウェブのロールを選択的に狭み、一部、下から支持す る。 〔背景技術〕 ごく最近の製紙機械のリールは、米国特許No.3,743,199に図示され記載された いわゆるポープ(Pope)リールによって例示される従来の型のリールとは概念的 に異なっている。本件と同一人に譲渡された上記引用の米国特許出願の他に、も っと最近の他のリールの設計が米国特許No.5,249,758、ヨーロッパ特許0483093A 1 、0483092A1 に図示され記載されている。 もっと旧式のリールの設計では、リールスプールは第1アームから第2アーム へ移され、支持ドラム上のリールスプールのニップは、滑らかに又は均等に行わ 各ビームのピボット端部には、例えば、空気圧シリンダ又は液圧(hydraulic) シリンダ32,32',33,33’(図8)のような駆動手段が配設される。それはまた、 ボールねじ又はチェンと被動スプロケット手段で構成することもできる。この駆 動手段の伸長可能な端は支持ビームに装着されたキャリッジに接続され、固定端 は支持ビームに取付られる。装置の各側部にある支持ビームは互いに平行に伸長 し、その装置の各側で対応レールの上方に間隔をおいて位置し、同装置の各側で レールと同一方向へ共に伸長するけれども、この装置の各側にあるそのような支 持ビームは互いに横方向へ離れ定置し、その離れた間隔は、装置の各側で各支持 ビームにあるキャリッジが装置の同一側で他方の支持ビーム上の他方のキャリッ ジをバイパスすることを可能にするのに十分な距離である。そうすることによっ て、図1に20a で示すような巻かれる紙ウェブロールに関係したキャリッジ30a, 30a'は、巻き開始位置34(図3)へ後退し、そこで、キャリッジは空のリールス プールに係合する。前記巻き開始位置は、装置の同一側にある他方の支持ビーム 上のキャリッジ30,30'よりもっと下流位置であり、そこで前記キャリッジは、新 しい紙ロールが巻かれ始める新リールスプールの端部と接触する。 支持ビームとそれに閏連するキャリッジの装置と作動は、図10に示された米 国特許第5,370,327 号に図示され、かつ記載されたものと同様である。 本発明のキャリッジは支持ビームの下に装着され、軸受ハウジング内に回転自 在に装着されたリールスプールと係合するために、支持ビームの底側に沿って縦 方向へ移動するように装着される。この軸受ハウジングは、レール14,14'に沿っ て回転し、好ましくはその軸受ハウジングを介してリールスプールへ力を作用さ せることにより、支持ドラムと共働してリールスプールを狭み、又はリールスプ ールとそこに巻かれるウェブロールとをレールに沿って移動させ、或いは、支持 ドラムとリールスプールに巻かれる紙ウェブロールとの間にウェブの引っ張りを 保持させ、或いはそれらの操作の組合わせを実行する。 レール14,14'は互いに間隔をおいて平行に位置し、スプール保管端部18から紙 ウェブ巻きロールの完成端部22までまっすぐに水平に伸長する。好ましくは、レ ール14,14'は、その操作上の長さにわたって連続して水平にまっすぐ伸長する。 図1はまた、空のスプールをリールスプール保管区域の準備位置に保持し、流 体シリンダ38の駆動により1回に1個のリールスプールを解放して巻き開始位置 34(図3)へ位置づけるための全体を符号36,36aで示すスプール止め装置を示す 。空のリールスプールを保持し、それらのリールスプールを一回に1個だけ解放 するそのような装置はこの業界ではすでに公知の事実であり、それについてこれ 以上の説明は省略する。また、図1はいわゆるウェブ転換(turn-up)装置40を示 す。このウェブの方向転換装置40は、二方向矢印42で示す方向へピボット動きを する。即ち、紙ウェブの切断端を受けてリールスプールのまわりへそれを案内す ることにより、リールスプールを巻いてウェブの巻きを開始させるために、巻き 開始位置34で空のリールスプールの周囲の一部分上へ紙ウェブが配置される位置 へウェブの方向転換装置はピボット動きし、またその位置から離脱する方向へピ ボット動きする。そのようなウェブの方向転換位置は、前進する紙ウェブをリー ルスプールに包囲して接触するように導くためにしばしば複数の圧縮気流を使用 する。ウェブの方向転換手順の間におけるウェブの方向転換装置の位置が、図3 に示されている。 図2〜5は紙ウェブの巻きロール20a の形成順序を示す。図2はその完了間近 の状態を示し、図3は、巻かれる紙ロールが完成し、切断されたウェブが新リー ルスプールに最初に巻かれる巻き開始位置で、新リールスプール16b が示されて いる。図2では、巻かれる紙ウェブロールがもうひとつの巻き位置46で示され、 その位置では、ウェブロールは支持ドラム44にニップ接触しないが、後述するよ うに、専ら、センターワインドドライブ(centerwind drive)により回転される。 図3では、巻かれる紙ウェブロールは、センターワインドドライブと、支持ドラ ム及び紙ウェブロールのニップ接触との組合わせにより駆動される。 支持ドラムとのニップ接触位置から空のリールスプール保管方向へわずかに外 れた位置から支持ドラムとのニップ接触点Nまで支持レールに沿って短距離だけ 伸長する巻き開始位置34の間においては、図3に示すように、空リールスプール は、支持ドラムとニップ接触せず又は支持ドラムとニップ接触Nすることができ る状態にある。 図4において、巻きを完了した巻きウェブロール20が巻きウェブロール保管区 域22へ下流へと移動し、その時、新たに始動するリールスプール16b がこの図に は示していないそのキャリッジによって、その水平通路に沿って動かされ、その 軸受ハウジングを介してレール上に支持され、そして、支持ドラム44の周囲面の 真上に位置する。 図5において、巻かれるウェブロール20b は、巻き位置46まで並進移動し、そ の位置で、1つの好ましい例では、ウェブロール20b は、図3に示すような、所 望のニップ圧N1又はその位置1を保持するために、二方向矢印48のように実質的 に垂直方向へ移動する支持ドラムとニップ接触状態に保持される。角位置1は、 支持ドラムの回転軸50を通る垂直面Pからその回転軸50と巻かれる紙ウェブロー ル20a の回転軸51とを通る面までの角度である。 図6、7は、ウェブの巻きロールとして巻かれる際に所望のウェブの引っ張り を与えるように、紙ウェブロールが巻かれるリールスプールと支持ドラムとの間 の所望の速度差と、その絶対速度の両速度を調節するためリールスプールと支持 ドラムとの両方を回転駆動する駆動装置を示す。図6に示すように、リールスプ ールは、レール14,14'と共に伸長するレール54,54'及び56,56'上に装着された別 個のモータ52,52aによりトルクをかけることによって駆動され、前記レール14,1 4'には、リールスプールがこのレール上を回転する軸受ハウジング17,17'に回転 状に支持される。支持レール上でリールスプールが移動する間そのリールスプー ルと平行移動するように、この装置の各側にリールスプール駆動モータを装着す ることによって、リールスプールは交互に、それぞれのモータの駆動軸60,60aに 取付られた伸縮自在のカプリング58,58aによりつかまれ、これによって、空のリ ールスプールはその最初の位置へ動かされ、そして1個の駆動モータにより最高 速度まで回転されるように仕組まれている。その際、この装置の他側にある駆動 モータは、ウェブロールの巻きを完成し、そして、ウェブ巻きロールが支持ドラ ムとニップ接触位置又はその支持ドラムと近接位置から離れてそれから支持レー ル上のその保管位置へ動かされた後、ウェブの巻きロールを連続駆動することが できる。図7を参照すれば、支持ドラム44はまた、装置内でその垂直位置如何に 拘 わらず、支持ドラムの連続駆動接触を保持するためにユニバーサルカプリング66 ,66’を利用したスプライン軸64を介してモータ62により連続駆動される。 支持ドラムはまた、ジャーナルに取付けたギアボックス、或いはベルト駆動装 置により駆動することもできる。 支持ドラムは、リールスプール/ウェブの巻きロールに接触ニップ線N1に沿 って接触するため、実質的に垂直方向へ移動自在である。そのような垂直方向の 動きは、完全な垂直方向であってもよく、また、垂直面に対して或る角度をもっ た直線方向であってもよく、また更に、支持ドラムが一対のアームに装着され弧 状移動通路を通って移動する場合のように、円弧に沿った動きであってもよい。 これらは、いずれも実質的に垂直方向の動きと考えられる。 リールスプールと支持ドラムを回転駆動する手段の装置と作動は、米国特許第 5,370,327 号に図示され、かつ記載されたものと類似する。 図8は2対の共軸的にピボット装着した支持ビーム24,24'及び26,26'にキャリ ッジを取付ける好ましい配置を示す。それぞれのリールスプールの軸受ハウジン グ17,17'及び17a,17a'を案内するキャリッジは、ビームに沿って縦方向へ移動す るように取付られ、そして、完成したウェブの巻きロールをその保管位置へ移動 させたキャリッジが、リールスプール供給部へ戻って、スプール止め装置36(図 1)から空のリールスプールを受取るために、リールスプールをその巻き開始位 置又は巻き位置に支持するキャリッジをこえて移動する時、それらのキャリッジ は互いにバイバスするように取付られる。 この支持ビームをピボット装着し、案内装置もまた、米国特許第5,370,327 号 に図示され、かつ記載されている。 図9には、従来のポープ(Pope)型リール装置を示す。この装置は、新リール スプールを最初に受入れ、それを支持ドラム70とニップ接触させるために、一対 の第1アーム68,68'を使用する。その後、ウェブはニップへ通され、リールスプ ールを包囲する。前進するウェブが巻かれるリールスプールは支持ドラム70の表 面上をそれとニップ接触状態で下方へ移動し、その後、水平レール72,72'上に配 置される。この時点で、第2アーム74,74'がリールスプールと接触し、ウェブの 巻きロールの直径が増大する時に、そのリールスプールを支持ドラムとニップ接 触状態で保持する。 どのような型のリール装置にも共通するウェブの巻きロールや空のリールスプ ールのようなその他の要素は、本件と対応する符号に200 を加えて示す。かくし て、ポープ(Pope)リールのウェブ巻きロールは220 で示されている。 図10は、米国特許第5,370,327 号に図示され、記載され、かつ、請求されたリ ール装置を示す。その対応要素は本出願の対応符号に300 を加えて示す。その特 許出願の装置はうまく作動するけれども、それは、リールスプールの下に配置さ れたキャリッジによってリールスプールを支持するので、巻き開始位置でリール スプールとニップ接触するには、比較的大きな直径の支持ドラム344 を必要とす る。その支持ドラムの重量はその比較的大きな直径に比例し、これは液圧(hydra -ulic)シリンダ376,378 を必要とする。その液圧シリンダは、作動中、特に、頻 繁に、しかも小さな増量で大きい範囲内で支持ドラムのマクロ及びミクロの移動 及び調整を行うが、ニップN2の微調整に関してこのマクロ及びミクロの移動及び 調整がやり難く、制御しにくいことになる。 本発明の操作において、特に、図1〜5に関して言えば、製紙機械のいわゆる 湿潤端の上流方向からそのいわゆる乾燥端の下流方向へ、矢印80に沿って移動す るウェブWは、支持ドラム上を複数のガイドロール82,82a,28bをまわって導かれ るので、その上側Wuが支持ドラムの周囲面のセグメントと支持状態で接触するこ とになり、それは次いで方向転換装置40の作用により空のリールスプール16b に 巻かれる。この方向転換装置40は、進行するウェブをリールスプールに巻きつけ る巻きを開始させるためスプール16b の近くの位置まで下方へ移動する(図3) 。このウェブの方向転換装置40は、新リールスプールが保管位置から巻き開始位 置まで移動して支持ドラムではさまれたニップNを形成したのちにはじめて方向 転換を開始する。この位置で、リールスプールには、また、モータ52,52aにより トルクがかけられる。ウェブがウェブロールに巻かれる時、好ましい例では、上 側Wuが外向きとなり、下側が内向きとなる。 して、キャリッジ30a,30a'を軸受ハウジング17,17'との接触から持ち上げ、ウェ ブの巻きロールが保管区域へ移動され、それから取り外されることになる。 リール装置の各側で横方向に間隔をおいて位置づけた2対の支持ビームを交互 にピボット動きをさせると、キャリッジは、支持ビームの下側に沿って縦方向へ 移動するので、それぞれの対のキャリッジ30,30';30a,30a’が互いに往復移動す る。従って、リール装置が作動する時、紙ウェブの巻きロールが完成間近となっ ているリールスプールと、新たにスターとしたばかりのウェブロールとの両方を 同時に処理することができる。 支持レールの上方に位置づけられ、ピボット状に装着されたビームの下にキャ リッジを支持し、その支持レールにはリールの軸受ハウジングが支持されるよう にして、同軸受ハウジングが少なくとも巻き開始位置から紙ウェブロールが巻か れて仕上げられる巻き位置まで水平方向へ回転運動をするようにすることによっ て、支持ドラム44は、支持ドラムの直径が非常に小さい時、リールスプールとそ れに巻かれる紙ウェブにニップ接触する。このようになる理由は、支持レール14 ,14’上の水平移動通路でリールスプールを並進して横方向に移動させるキャリ ッジが、支持レール上にリールスプールを回転支持する軸受ハウジング(即ちリ ールスプール紬受)の上に位置づけられることにある。支持ドラムは比較的小径 であるために、動きがより容易で一層迅速であり、支持ドラムと巻かれる紙ウェ ブロールとの間のニップ負荷の増量も一層細かくコントロールすることができる 。このために、例えば、カーボンレスコピー紙や他の被覆紙や上質紙のような圧 力に弱い紙を巻くことができる。 本発明の本旨や範囲から逸脱することなしに、この装置や操作に変形が可能で ある。例えば、支持ビームはここにはピボット装着されたように記載されている けれども、それらの支持ビームはレールに対して上下方向へ並進移動するように 装着される。 請求の範囲 1.一対の間隔をおいて水平方向に配置されたレール(14,14')と、リールスプ ールに係合して、それをビーム手段に沿って縦方向へ移動させるために対応する 対のキャリッジが取付られている一対の移動可能に取付けられたビーム手段と、 実質的に垂直方向へ並進移動するように取付られた支持ドラム(44)とを有するリ ール装置(10)において; 1).リールスプールをキャリッジにより上から係合することにより同リールス プールをレール上に回転自在に支持される(17a,17b・・・・;14,14')巻き開始位置(3 4)へ回転軸を有するリールスプール(16a,16b・・・・)を移動させる工程と; 2).並進移動し回転駆動される支持ドラム(44)の周囲面のセグメントに移動ウ ェブを支持させて接触状態にし、同ウェブの所定の側を支持ドラムの表面へ向か って内向きに配置し、前記巻き開始位置を支持ドラム(44)と前進するウェブの移 動方向(80)に対して下流にする工程と; 3).リールスプールを回転駆動させリールスプールと支持ドラムとの間でウェ ブに引っ張りを保持するためにリールスプールにトルクをかける工程と; 4).移動ウェブをリールスプールと包囲接触状態(40)にし、リールスプールに ウェブの巻きロール(20)として巻きが開始さく時、ウェブの前記所定の側を外向 きとする工程と; 5).巻かれるウェブロールを巻き開始位置(34)から支持ドラムとウェブの移動 方向(80)に対して上流に位置する巻き位置(46)へ実質的に水平方向へ回転可能に 支持した状態で並進移動させる工程と; 6).ウェブの巻きロールが所定の直径に達するまでリールスプールにトルクを かける工程と; で成る上側(Wu)と下側(WL)を有する移動ウェブ(W)をウェブの巻きロールとな るように巻く方法。 2.巻き開始位置(34)においてリールスプール(16a)上のウェブを支持ドラム( 44)とのニップ接触線(N)に沿って支持ドラム(44)と選択的に接触させ、又は駆動 される支持ドラム(44)をリールスプールとのニップ接触から外された状態に保持 し、ウェブの巻きロール(20)中の巻き込まれたウェブに所望の所定量の引っ張 りを与える工程を請求の範囲1の工程4)と5)との間に追加した請求の範囲1に記 載の移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにする方法。 3.巻き位置でウェブの巻きロールを巻きながら、巻き開始位置へ新リールス プールを移動させる工程を更に有する請求の範囲1に記載の移動ウェブを巻き取 ってウェブの巻きロールにする方法。 4.フレーム(12)と、 巻き工程中、ウェブロールと接触ニップ線(N)に沿って接触する支持手段(44) と; フレームに装着された一対の横方向に間隔をおいて実質的に水平方向に配置さ れたレール(14,14')を含み、前記レールは、上流の巻き開始位置(34)にリールス プール(16a,16b・・・・)を支持し、前記支持手段とウェブの移動方向(80)に対して 下流の巻き開始位置から支持手段とウェブの移動方向に対して上流の巻き位置へ 実質的に水平方向に線型移動するようにリールスプールを支持するレール手段と ; 装置の各側に配置され、巻き開始位置(34)でリールスプールのいずれかの端部 に係合し、リールスプールを巻き開始位置(34)から巻き位置(46)へ並進移動させ るためレール手段に沿って実質的に水平にリールスプールを直線移動させるキャ リッジ(30,30')と; 一対の支持ビームとして配置された少なくとも2個の支持ビーム(24,24')を含 む支持ビーム手段であって、装置の各側で対応レール(14,14')の近くに前記ビー ムが1本配置されており、各支持ビームはレール手段の上方でフレームにピボッ ト状に装着され、各支持ビームはそのビームに沿って縦方向へ並進移動するよう にその対応レールの上方にキャリッジ(30,30')を支持し、同キャリッジはそのレ ール手段に沿って制御された態様でリールスプールを移動させるようになってい る支持ビーム手段と; リールスプールの巻き開始位置で、巻き開始位置から巻き位置へリールスプー ルが水平方向へ並進移動する間、そして、そのリールスプールが巻き位置に位置 する間、リールスプールを回転駆動するためリールスプールにトルクをかける駆 動手段(52,52a,58,58a,60,60a)と; フレームに取付られ、ウェブの巻きロールを形成すべく移動ウェブの巻きを開 始させるため、巻き開始位置で移動ウェブの切断端をリールスプールへ向けるウ ェブの方向転換手段(40)と; ウェブの予め定められた側を支持ドラム面から外向きにして移動ウェブを受入 れ、ウェブの巻きロールではウェブの前記予め定められた側と反対側を外向きに してウェブロールに形成されるように、巻き開始位置(34)でリールスプールへ移 動ウェブを導く実質的に垂直方向へ並進移動可能な支持ドラム(44)を有する支持 手段(44,76,78)と; 支持ドラムを回転駆動するため支持ドラムに操作的に接続される駆動手段であ って、ロールとして巻かれるウェブに引っ張りを保持するため前記回転により少 なくとも力の分力を与える駆動手段(62,64,66,66')と; を組合わせてなる上側(Wu)と下側(WL)を有する移動ウェブ(W)をリールスプー ル(16a,16b……)にウェブの巻きロール(20)となるように巻く装置。 5.一対の支持ビームとして配置された第2対の支持ビーム(26,26')を備え、 同第2対の支持ビームは装置の各側で対応レール(14,14')の近くに1本配置され 、各支持ビームはフレームにピボット状に取付られ(28)、それによって、支持ビ ームがレール手段の上方に配置され、前記第2支持ビームの各々は、第2支持ビ ームに沿って縦方向へ並進移動してリールスプールと係合してそれをレール手段 に沿って制御された態様で移動させる第2のキャリッジ(30a,30a')をその対応レ ールの上方に支持し、かつ、第2対の支持ビームは、そのピボット動きとその第 2キャリッジの往復移動とが、第1対の支持ビームのピボット動きとそのキャリ ッジの往復移動とを妨げることのないように取付られている請求の範囲4に記載 の上側(Wu)と下側(WL)を有する移動ウェブ(W)をリールスプール(16a,16b……)に ウェブの巻きロールとなるように巻く装置。 6.前記支持ビーム手段は、巻き開始位置(34)から巻き位置(46)へのキャリッ ジの動きが、支持ドラムと巻き装置へ入るウェブの移動方向(80)に対して上流方 向となるように、支持ドラム(44)からウェブの移動方向にみて下流でフレームに ピボット状に装着された請求の範囲5に記哉の上側(Wu)と下側(WL)を有する移動 ウェブ(W)をリールスプールにウェブの巻きロールとなるように巻く装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンドストランド、ブルース・エル アメリカ合衆国、イリノイ 61080、サウ ス ベロイト、ピー・オー・ボックス 181 (72)発明者 ワイト、アーネスト・ウイリアム アメリカ合衆国、イリノイ 61073、ロス コー、ダンハム ドライブ、12348

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 1).回転軸を有するリールスプールを、それが回転支持される巻き開始位置へ 移動させる工程と、 2).移動ウェブを、並進移動可能で回転駆動される支持ドラムの周囲面のセグ メントに支持接触するように移動させ、ウェブの所定側を支持ドラム面へ向かっ て内向きとする工程と、 3).リールスプールを回転駆動させ、リールスプールと支持ドラムとの間でウ ェブに引っ張りを保持させるためリールスプールにトルクをかける工程と、 4).移動ウェブが巻きロールに巻かれ始める時、ウェブの上側が外向きになる ようにしてその移動ウェブをリールスプールと包囲接触状態にする工程と、 5).巻かれるウェブロールを実質的に水平方向に、巻き開始位置から、支持ド ラムを回転支持状に保持しながらその支持ドラムに対して巻き位置まで並進移動 させる工程と、 6).ウェブの巻きドラムが所定の直径に達するまでリールスプールにトルクを 保持する工程と、 で成る、上側と下側を有する移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにす る方法。 2.リールスプール上のウェブを支持ドラムとのニップ接触線に沿ってその支 持ドラムと選択的に接触させ、又は駆動される支持ドラムをリールスプールとの ニップ接触から外された状態に保持し、ウェブの巻きロール中の巻き込まれたウ ェブに所望の所定量の引っ張りを与える工程を請求の範囲1の工程4)と5)との間 に追加した請求の範囲1に記載の移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールに する方法。 3.巻き位置でウェブの巻きロールを巻きながら、巻き開始位置へ新リールス プールを移動させる工程を更に有する請求の範囲1に記載の移動ウェブを巻き取 ってウェブの巻きロールにする方法。 4.リールスプールを回転支持状に保持しながら、ウェブの移動方向に対して 支持ドラムより上流の巻き位置へウェブの巻きロールを移動させる工程を更に含 む請求の範囲1に記載の移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにする方法 。 5.ウェブの巻きロールが巻き開始位置から巻き位置へ移動する時、そのウェ ブの巻きロールを支持ドラムとニップ接触状態に保持する工程を更に含む請求の 範囲4に記載の移動ウェブを巻き取ってウェブの巻きロールにする方法。 6.フレームと; リールスプールを巻き開始位置に支持し、ウェブの移動方向に対して上流の巻 き開始位置から巻き位置へ実質的に水平方向へ直線移動させる一対の横方向に間 隔をおいて実質的に水平に配置されたレールを含むレール手段と; リール装置の各側に配置され、巻き開始位置でリールスプールの端部に係合し 、前記巻き開始位置から巻き位置へリールスプールを移動させるためレール手段 に沿って実質的に水平方向へリールスプールを直線移動させるキャリッジを有す るキャリッジ手段と; 一対の支持ビームとして配置された少なくとも2個の支持ビームを含む支持ビ ーム手段であって、装置の各側で対応レールの近くに前記ビームが1本配置され ており、各ビームはレール手段の上方でフレームにピボット状に装着され、各支 持ビームは、そのビームに沿って縦方向へ並進移動するようにその対応レールの 上方にキャリッジを支持し、同キャリッジは前記そのレール手段に沿って制御さ れた態様でリールスプールを移動させるようになっている支持ビーム手段と; リールスプールの巻き開始位置で、巻き開始位置から巻き位置へリールスプー ルが水平方向へ並進移動する間、そして、そのリールスプールが巻き位置に位置 する間、リールスプールを回転駆動するためリールスプールにトルクをかける駆 動手段と; フレームに取付られ、ウェブの巻きロールを形成すべく移動ウェブの巻きを開 始させるため、巻き開始位置で移動ウェブの切断端をリールスプールへ向けるウ ェブの方向転換手段と; ウェブの下面を支持ドラム面から外向きにして移動ウェブを受入れ、ウェブの 巻きロールではウェブの上側を外向きにしてウェブロールに形成されるように、 巻き開始位置でリールスプールへ移動ウェブを導く実質的に垂直方向へ並進移動 可能な支持ドラムを有する支持手段と; 支持ドラムを回転駆動するため支持ドラムに操作的に接続される駆動手段であ って、ロールとして巻かれるウェブに引っ張りを保持するため前記回転により少 なくとも力の分力を与える駆動手段と; を組合わせた上側と下側を有する移動ウェブをリールスプールにウェブの巻き ロールとなるように巻く装置。 7.一対の支持ビームとして配置された第2対の支持ビームを備え、同支持ビ ームは装置の各側で対応レールの近くに1本配置され、各支持ビームはフレーム にピボット状に取付られ、それによって、支持ビームがレール手段の上方に配置 され、前記第2支持ビームの各々は、ビームに沿って縦方向へ並進移動してリー ルスプールと係合してそれをレール手段に沿って制御された態様で移動させるキ ャリッジをその対応レールの上方に支持し、第2対の支持ビームは、そのピボッ ト動きとそのキャリッジの往復移動とが、第1対の支持ビームのピボット動きと そのキャリッジの往復移動とを妨げることのないように取付られている請求の範 囲6に記載の上側と下側を有する移動ウェブをリールスプールにウェブの巻きロ ールとなるように巻く装置。 8.前記支持ビーム手段は、巻き開始位置から巻き位置へのキャリッジの動き が、巻き装置へ入るウェブの移動方向に対して上流方向となるように、支持ドラ ムからウェブの移動方向にみて下流でフレームにピボット状に装着された請求の 範囲6に記載の上側と下側を有する移動ウェブをリールスプールにウェブの巻き ロールとなるように巻く装置。
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