JPH09510039A - 不揮発性メモリトランジスタを有する半導体メモリ - Google Patents

不揮発性メモリトランジスタを有する半導体メモリ

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JPH09510039A JP8517446A JP51744696A JPH09510039A JP H09510039 A JPH09510039 A JP H09510039A JP 8517446 A JP8517446 A JP 8517446A JP 51744696 A JP51744696 A JP 51744696A JP H09510039 A JPH09510039 A JP H09510039A
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Abstract

(57)【要約】 駆動トランジスタとして不揮発性メモリトランジスタ(Tm)を有する半導体メモリセル(特に薄膜デバイス、ただし薄膜デバイスに限定されるものではない)を用い、本発明は、メモリトランジスタの異なる状態についてセルから出力信号(I)に適切な差を発生させ(不十分なトランジスタ特性にもかかわらず)、これにより多数のメモリセルをアレイ(100)として構成する。各メモリセルは不揮発性メモリトランジスタ(Tm)により駆動される負荷(Tl)を含む。メモリトランジスタの異なるメモリ状態において、メモリトランジスタ(Tm)と負荷との間の接続部(30)に信号差が生ずる。各セルは、前記接続部に結合されこの接続部の信号により一方の出力状態から他方の出力状態に切り換わるスイッチを含む。このスイッチの出力状態がセルからの出力信号(I)を形成する。本発明の回路装置によりメモリトランジスタ(Tm)及び出力スイッチ(Tl)をメモリ機能及び出力機能について最良のものとすることができる。メモリトランジスタは誘電体蓄積型(MNOS)又はフローティングゲート型とすることができる。薄膜回路メモリにおいて、出力スイッチは薄膜トランジスタ又は薄膜ダイオードとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 不揮発性メモリトランジスタを有する半導体メモリ 本発明は、複数のメモリセルを具え、各セルが不揮発性メモリトランジスタを 含む半導体メモリに関するものである。この半導体メモリは、例えば単結晶シリ コンに形成されたモノリシック半導体装置の一部となることができる。一方、本 発明は、絶縁性基板上に別の薄膜回路を含む大面積の電子装置の一部として絶縁 性基板上の薄膜回路にメモリを形成するのに特に有益である。この別の薄膜回路 は論理機能を行い及び/又はアクティブマトリックス液晶ディスプレイ又は他の フラットパネルディスプレイ及び/又は画像センサを含むことができる。 フローティングゲートトランジスタ及び誘電体蓄積トランジスタのような不揮 発性メモリトランジスタを有する半導体メモリを構成することは既知である。フ ローティングゲートトランジスタを有するメモリセルのメモリ状態は、主ゲート と導通チャネルとの間の付加的なフローティングゲート電極の電荷状態により決 定される。誘電体蓄積トランジスタを有するメモリセルのメモリ状態は、ゲート 誘電体の蓄積位置の電荷状態により決定される。通常、メモリセルの不揮発性メ モリトランジスタは、セル内の個別の選択トランジスタによりアドレスされるメ モリ蓄積素子をを構成する。このようなメモリセルのトランジスタ配置は、例え ば米国特許第4586065号の第7図及び第13図〜第17図に開示されてお り、この特許の全体の内容は本願発明の内容として援用する。この米国特許明細 書において、メモリトランジスタは誘電体蓄積型(例えば、窒化シリコン層とゲ ート誘電体を構成する酸化シリコン層との間に蓄積位置を有するMNOS型)と されゲート誘電体について有益な形態を有している。 特開昭60−38799号公報には、メモリセルの不揮発性メモリトランジス タのあまり一般的でない配置形態が開示されている。この配置形態において、メ モリセルは不揮発性メモリトランジスタにより駆動される負荷を含んでいる。こ の特許公報の内容も本願発明の内容として援用する。このメモリトランジスタは 、第1のメモリ状態で導通し第2のメモリ状態で非導通状態となる導通チャネル を 有し、メモリトランジスタと負荷トランジスタとの間の接続部に信号の差を発生 させている。この接続部での信号はこの既知のメモリセルの出力信号となる。こ のメモリトランジスタはフローティングゲート型とされている。特開昭60−3 8799号公報の第4図に示すように、このフローティングゲートメモリトラン ジスタのトランジスタ特性は、第1及び第2の状態におけるメモリトランジスタ と負荷トランジスタとの接続部に適切な信号の差異を発生させるのに十分に良好 なものではない。この特開昭第60−38799号のメモリトランジスタについ て非対称ゲート構造及び特別な回路接続の両方が採用されて、セルの第1及び第 2のメモリ状態においてメモリトランジスタと負荷との間の接続部において十分 に大きな信号差が得られている。従って、フローティングゲートはこのトランジ スタのソース端部と隣接する部分ではなくドレイン端部と隣接する導通チャネル を制御するように局在化している。ドレインは接地電位に設定されている。負荷 はメモリトランジスタのソースにより駆動されている。この非対称ゲート構造を 有するフローティンクメモリトランジスタは低コストメモリを実現するのに理想 的なものではない。 米国特許第4586065号明細書及び特開昭第60−38799号に開示さ れているメモリは通常単結晶シリコンに形成されるモノリシック半導体型である 。現在、ガラス基板又は別の安価な絶縁性基板上の例えばアモルハス又は多結晶 半導体薄膜の薄膜回路を用いたより大きな表面積の電子デバイスの開発が注目さ れている。米国特許第5272370号明細書には、薄膜メモリ回路デバイスの 一例が開示されている。この米国特許第5272370号明細書の内容全体は本 願発明の内容として援用する。この特許明細書において、メモリトランジスタは ROM型(読み出し専用メモリ)とされ、メモリ素子として薄膜ダイオードを具 えている。薄膜読出書込デバイスの場合不揮発性メモリトランジスタを有する必 要がある。フローティングゲート及び誘電体蓄積メモリトランジスタは薄膜デバ イスとして形成することが出来るが、これらトランジスタのトランジスタ特性は 単結晶シリコンに形成される同様なトランジスタの特性よりもはるかに悪いもの である。特に、薄膜メモリトランジスタは大きなオフ状態リーク電流及び不十分 なサブ閾値特性を有しており、これら両方の特性により多数のメモリセルをメモ リ アレイとして形成することが困難になっている。 本発明の目的は、駆動トランジスタとして不揮発性メモリトランジスタを具え メモリトランジスタの異なる状態についてセルからの出力信号に適切な差異を有 し(メモリトランジスタの不十分なトランジスタ特性にもかかわらず)多数のメ モリセルをアレイとして形成することができる半導体メモリセル(特に、薄膜メ モリデバイス、ただしこれに限定されるものではない)を提供することにある。 本発明によれば、不揮発性メモリトランジスタにより駆動される負荷をそれぞ れ含む複数のメモリセルを具え、メモリトランジスタが、このトランジスタの第 1のメモリ状態で導通し第2のメモリ状態でほとんど導通しない導通チャネルを 有し、メモリトランジスタと負荷との間の接続部に信号差を生ずる半導体メモリ を提供する。本発明では、この半導体メモリは、各セルが、前記接続部に結合さ れこの接続部の信号により一方お出力状態から他方の出力状態に切り換えられる スイッチを含み、このスイッチの出力状態がセルからの出力信号を形成すること を特徴とする。 この本発明による回路構成により、メモリトランジスタ及び出力スイッチを各 メモリ機能及び出力機能について最良のものとすることができるので、セルから の出力信号を発生するスイッチによりメモリトランジスタの不十分な駆動特性を 解消することができる。特開昭60−38799号公報に記載されているような 非対称性で複雑なゲート構造が不要になり、薄膜メモリトランジスタの不十分な トランジスタ特性にもかかわらず、有用な数のメモリセルをメモリアレイとして 構成することができる。本発明はモノリシックな半導体メモリに用いることがで きるが、不十分なトランジスタ特性の薄膜トランジスタを有する薄膜半導体メモ リにおいて有益である。 種々の半導体デバイスを用いてメモリトランジスタと負荷との間の接続部に結 合したスイッチを構成することができる。薄膜回路には、印加電圧が閾値を超え たときターンオンする数個の適当な閾値デバイスが存在する。このスイッチを構 成するように選択した特別なデバイスは、異なるメモリ状態で前記接続部に生ず る異なる信号間のレベルの閾値を有する。簡単な形態のものとして、この閾値デ バイスは薄膜ダイオードとすることができる。一方、トランジスタも閾値デバイ スとして有益に用いられるので、セルのメモリトランジスタと出力部との間にお いて一層良好なアイソレーション及び増幅性能を得ることができる。従って、各 セルのスイッチは、メモリトランジスタと負荷との間の接続部に結合した制御電 極を有する出力トランジスタで構成することができる。メモリトランジスタ及び 出力トランジスタは共に薄膜電界効果トランジスタとすることができる。 メモリセルは4本のラインによりアクセスすることができる。この場合、メモ リセルは第1及び第2の結合ライン、読出/書込ライン及び出力ラインを含むこ とができる。メモリトランジスタ及びその負荷は第1の電源ラインと第2の電源 ラインとの間に接続する。スイッチは、メモリトランジスタと負荷との間の接続 部に結合されたゲート電極を有する電界効果トランジスタの形態の出力トランジ スタで構成することができる。メモリトランジスタ及び出力トランジスタのソー ス電極は第1の電源ラインに結合する。メモリトランジスタのゲート電極は読出 /書込ラインに結合し、出力トランジスタのドレイン電極はセルの出力ラインに 結合する。 本発明では、不揮発性メモリトランジスタとしてフローティングゲートトラン ジスタを用いることができる。一方、フローティングゲートトランジスタの製造 には、通常2個のレベルのゲート金属化層を形成するデバイス技術を必要とする 。これらの2個のレベルにゲート金属化層を形成することは、電子デバイスの別 の部分について2個のレベルに形成する必要がない場合、メモリの製造において コストが増加し工程が複雑化してしまう。従って、好ましくは、メモリトランジ スタを誘電体蓄積型とし、ゲート電極と導通チャネルとの間のゲート誘電体に電 荷蓄積領域を具える。このようなメモリトランジスタは薄膜技術で低コストで製 造することができる。このメモリはゲート電極と導通チャネルとの間に2個の誘 電体層(例えば、窒化シリコンと酸化シリコン)を有することができる。一方、 薄膜デバイス技術を用いれば、電荷をトラップし保持する単一の誘電体層(例え ば、プラズマ−エンハンスド化学気相堆積(PE−CVD)された窒化シリコン )を形成して電荷蓄積領域を形成することができる。 薄膜デバイス技術でメモリを製造するのを簡単化するため、出力トランジスタ をエンハンスメント型電界効果トランジスタとし、メモリトランジスタ及び出力 トランジスタをnチャネル電界効果トランジスタとすることができる。同様に、 負荷もエンハンスメント型電界効果トランジスタとする。メモリセルをアクセス するためのラインの数を減少させるため、負荷トランジスタは電源ラインに結合 したゲート及びドレイン電極を有することができる。一方、製造技術及びメモリ セル内のデバイス特性の便宜を図るため、別の形態の負荷デバイスを用いること ができる。 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。 図1は本発明による半導体メモリのブロック線図である。 図2は図1のメモリのメモリセルの実施例のメモリトランジスタ及び出力トラ ンジスタを通る断面図である。 図3は図2に示す形式のメモリトランジスタについてのゲート電圧Vg(ボル ト)に対するドレイン電流Id(アンペァ)のグラフである。 図4は図3のメモリトランジスタのドレイン電圧Vd(ボルト)に対するドレ イン電流Id(アンペァ)のグラフてあり、図6の回路形態における負荷トラン ジスタの負荷曲線を示す。 図5は図2に示す形式の出力トランジスタについてのゲート電圧Vg(ボルト )に対するドレイン電流Id(アンペァ)のグラフである。 図6は負荷としてエンハンスメント型電界効果トランジスタを有する図2のメ モリセルの一実施例の回路図である。 図7は負荷としてデプレッション型電界効果トランジスタを有する図2のメモ リセルの別の実施例の回路図である。 図8は負荷として抵抗を有し出力スイッチとして閾値ダイオードを有するメモ リセルの変形例の回路図である。 図3、4及び5以外の全ての図面は線図的であり、スケール通りに記載されて いない。特に、図2の断面図において、図面を明瞭にするため種々の部材の寸法 及び比率は拡大され又は縮小されている。種々の実施例において対応し又は同様 な構成要素には同一の参照符号を付するものとする。 図1の半導体メモリは、図2に示すように、薄膜回路を絶縁性基板11上に集 積化するのに好適である。このメモリはメモリセル10のアレイ100を具え、 図1においては図面を明瞭にするため4個の完全なセルだけを示す。各メモリセ ルは4本のライン1〜4を介してアクセスする。ライン1〜3は各アドレス回路 5〜7に接続する。ライン4はセルの出力ラインとし出力回路8に接続する。図 1、図2、図5及び図6に示す形態において、各セルはメモリトランジスタTm 、負荷トランジスタTl及び出力トランジスタToを具える。3個の全てのトラン ジスタは電界効果トランジスタとし、特に図2に示す実施例にといては薄膜電界 効果トランジスタ(TFT)とする。負荷トランジスタTlはメモリトランジス タTmによりインバータ形態で駆動される。トランジスタTm及びTlは共にイン バータに対する第1及び第2の電源ラインとして作用するライン1と2との間に 接続する。メモリトランジスタTmは、ゲート誘電体に電荷蓄積領域21を有す る不揮発性の誘電体蓄積型とする。図2〜6に示す形態において、トランジスタ Tm、Tl及びToはnチャネルエンハンスメント型トランジスタとし、各トラン ジスタを流れる電流はゲート電極の制御のもとで導通チャネルに生ずる電子によ るものとする。 メモリトランジスタTmは電荷蓄積領域21の異なる電荷状態に対応する異な るメモリ状態を有する。電荷蓄積領域21にホールが蓄積されている第1のメモ リ状態において、トランジスタTmの導通チャネル22は導通する。電荷蓄積領 域21に電荷が蓄積されていない第2のメモリ状態において、導通チャネル22 はほとんど導通しない。従って、トランジスタTmのメモリ状態に応じてTmとTl との間の接続部30に信号の差異が現れる。出力トランジスタToは、メモリト ランジスタTmと負荷トランジスタTlとの間の接続部30に結合された形成電極 45を有する。図2は30と45との間の接続を薄膜導体トラックの形態として 示す。メモリトランジスタTm及び出力トランジスタToのソース電極26及び4 6は第1の電源ライン1に接続する。メモリトランジスタTmのゲート電極25 は読出/書込ライン3に結合する。出力トランジスタToのドレイン電極47は セルの出力ライン4に結合する。従って、出力トランジスタToの出力状態によ りセルからの出力信号が発生する。 図2の出力トランジスタToは典型的なnチャネルエンハンスメント型の薄膜 電界効果トランジスタとする。このnチャネルTFTについての典型的なId− Vg特性は図3の破線TFT及び図5のプロットにより示される。メモリトラン ジスタTmの第1及び第2のメモリ状態におけるId−Vg特性を図3のプロッ トMNOS1及びMNOS2としてそれぞれ示す。図3の全てのId−Vg特性 は0.1Vのドレイン電圧Vdでプロットされている。図3の曲線の比較から明 らかなように、この不揮発性TFTはToのような通常のTFTよりも不十分な Id−Vg特性に対するサブ閾値スロープを有する。このサブ閾値スロープはモ ノリシック電界効果トランジスタの特性よりも一層悪い。従って、このTFTTm の導通チャネル22の多結晶シリコン材料はそのバンドギャップにわたって分 布する高密度のトラップング状態を有することになる。このトラップング状態は 図3に示すようにTmのサブ閾値電圧に対する顕著な効果を有する。この理由は 、Tmのメモリ電荷状態により導通チャネル22に誘導された表面電荷がトラッ プング状態とチャネル中の自由キャリヤの形成との間で形成されるためである。 このようなトラップング状態の優勢な効果は多結晶シリコンの電界効果トランジ スタでは存在していない。 薄膜メモリトランジスタTmのサブ閾値スロープは極めて不十分なため、米国 特許第4586065号明細書に開示されているように、このトランジスタはセ ル形態中のアドレストランジスタと共に蓄積素子として用いることができない。 さらに、このトランジスタTmを、図1、2、4及び6のように負荷Tlと共にイ ンバータの形態で用いる場合、導通チャネル22のほとんど導通しないとき(消 去された第2のメモリ状態)にも大きなリーク電流が流れるので、インバータの 接続部30からの信号の差異を多数のメモリセル10がメモリアレイの形態で接 続されている共通ライン上で得ることができない。このリーク電流は、特開昭6 0−38799号公報の第4に示すようにモノリシックな電界効果トランジスタ Tm及びTlを用いた場合に発生するリークよりも極めて悪いものである。 本発明では、セル10の出力信号は、接続部30から取り出す代わりに、セル の出力トランジスタToのドレイン電極47からのライン4上に電流1として取 り出す。このように構成することにより、出力信号の許容できる差異が得られ、 不十分なトランジスタ特性の不利な効果を解消することができる。特定の例を、 図2に基づいて後述する特定のTFT構造について測定した図3〜5のプロット として図示する。 メモリドライバTmと負荷Tlとの間の接続部に生ずる電流及び電圧の差異は図 4の負荷曲線Tlと各第1及び第2のメモリ状態に対応する2個の駆動トランジ スタ特性MNOS1及びMNOS2との交点である2個の点(i)及び(ii)に より与えられる。図4のプロットは、インバータ回路Tm,TlのVdd電源ライ ン2に14V印加し、トランジスタTmのゲート25のVrw読出/書込ライン 3に0V印加熱したときのものである。図4の例において、点(i)及び(ii) はそれぞれ約0.8V及び約12.8Vである。 インバータTm,Tlの接続部30は出力トランジスタToのゲート45に接続 されるので、図5のId−Vg特性はこのゲート電圧が印加された点(i)及び (ii)を示す。セル10からの出力電流はこれら2個の点(i)及び(ii)にお けるTFTTlのドレイン電流Idであり、すなわちTmが第1のメモリ状態にあ るとき(領域21にホールが蓄積されている)約10-11アンペァであり、Tmが 第2のメモリ(消去された)状態にある場合約10-5アンペァである。従って、 本発明によるメモリセル10からの電流信号Iには約6乗の大きさの差異がある 。 これとは反対に、セル出力を接続部30から直接取り出す場合(すなわち、本 発明による出力トランジスタToを含むことなく)、出力信号はライン4に印加 される電圧となる。この場合、アドレスされたセル10からの出力信号の差異は 図4の点(i)及び(ii)における0.8Vと12.8Vとの間ょ差になる。し かしながら、この場合同一の出力ラインに接続されている他のセル10(アドレ スされていない)の大きなリーク電流により、ライン4の充電における電圧差の 有用性が喪失してしまう。 図3のId−Vg特性を有するメモリTFTTmをセル内の選択トランジスタ によりアドレスされた蓄積素子として本発明によるものでない別の回路装置に用 いる場合(すなわち、米国特許第4586065号のセル回路形態と同様なもの であり、インバータTm,Tlのドライバとしてではなく)、Tmからの出力電流 Iは図3のドレイン電流Idにより与えられる。ゲート25への印加電圧が0V の場合の2個のメモリ状態(曲線MNOS1及びMNOS2についての出力電 流I(Id)の差は大きいが(約2×10-6から2×10-11アンペァ)、同一 の出力ラインに接続されている別のセル10(アドレスされていない)の大きな リーク電流によりその有用性が喪失してしまう。 本発明により構成された図1、2及び5のメモリ回路は以下の用に動作する。 書込又は読出される個々のセル10はそれ自身のライン1〜3により回路5〜 7からアドレスされ、メモリアレイの他のライン1〜3は例えば0Vのスタンバ イ状態に維持される。 メモリセルに書き込むとき(すなわち、プログラムする)、高電圧をプログラ マされるメモリトランジスタTmのソース電極26とゲート電極25との間に印 加する。プログラムされない他のメモリトランジスタTmのソース電極26とゲ ート電極25との間には0V又は微小電圧が存在する。図2のnチャネルTFT 技術についての例は、ライン1〜3に以下の信号を供給することを含む。 +14V.アドレスされたセルのライン1 0V.他の全ての列のライン1 −14V.アドレスされたセルのライン3 0V.他の全ての読出/書込ライン3 +14V.アドレスされたセルのライン4 0V.他の全ての出力ライン4 +14V.アドレスされたセルのライン2 0V.他の全ての電源ライン2 あるメモリセルのプログラムされたメモリ状態を消去する場合、反対極性の高 電圧をソース電極26とゲート電極25との間に印加する。この例において以下 の信号を供給することができる。 −14V.アドレスされたセルのライン1 0V.他の全ての列のライン1 +14V.アドレスされたセルのライン3 0V.他の全ての読出/書込ライン3 −14V.アドレスされたセルのライン4 0V.他の全ての出力ライン4 0V.全ての電源ライン2 アレイの全てのメモリセルを消去する場合、全てのメモリトランジスタTmの ソース電極26とゲート電極25との間に高電圧(反対極性)を印加する。この 例において以下の信号を供給することができる。 −14V.全ての列のライン1 +14V.全ての読出/書込ライン3 −14V.給電ライン2及び全ての出力ライン4 +14V及び−14Vのバイアス電圧を出力ライン4に印加してセルの種々の ラインに対称的なバイアス状態を形成する。このバイアス状態は一般的に好まし いが、他のバイアス形態をとることも可能である。従って、メモリセルに書込し 又は消去する場合、全ての出力ライン4をフローティング電位とし又は0Vに接 地することもできる。 メモリセルから読み出す場合、そのトランジスタTm及びTlは、Tmのゲート に0Vが印加されたインバータ回路として作動する。このため、このセルのトラ ンジスタTm及びTlに電位差(Vdd−Vss)を印加する。同一の信号Vssがアレ イの全ての列ラインに印加されると、所定のライン2に対応する所定の行の全て のメモリセルを同時に読み出すことができる。或は、この行の他のセルに行ライ ン2と同一の信号を列ライン1を介して印加することにより、この行の1個のセ ルだけを読み出すこともできる。 この列において、以下の信号をライン1〜3に印加してある行の1個のセルだ けを読み出すこともできる。 +14V.アドレスされた給電ライン2 0V.他の全ての行のライン2 +5V.アドレスされたセルのライン1 0V.他の全ての列のライン1 0V.読出し/書込ライン3 アドレスされたセル10からの出力信号は出力ライン4の電流Iの形態のもの となる。出力回路8は各出力ライン4毎に個別の仮想接地増幅器及び/又は電荷 積分回路8aを有することができる。このように、個々のメモリセル10の出力 電流Iは積分され電圧に変換される。各行の順次読み出されたセル10からの個 々の出力電圧は回路8の出力O/Pにおける出力となる。一方、他の全ての型式 の出力回路8を用いて出力ライン4の電流/電荷をデバイス全体として必要な有 効な出力信号に変換することができる。 セルアドレス回路5〜7は、これらの回路5,6又は7に接続されている選択 ライン1,2又は3に所望の大きさの電圧パルスを印加できると共に非選択ライ ン1,2又は3の全てを固定電位に維持する種々の既知の型式の回路で構成する ことができる。従って、各回路5〜7は、NORゲート又はNANDゲートで形 成されNビットの入力及び2Nビットの出力を有するデコーダを具えることがで きる。このデコーダに対する入力コードの各組み合せにより、この回路によりア ドレスされたラインだけを選択(すなわち、イネーブル)することができる。 図1〜5の半導体メモリは既知の薄膜回路技術を用いて製造することができる 。従って、メモリセル10のトランジスタTm,Tl及びTo、及びアドレス回路 5〜7及び出力回路8のTFTは多結晶シリコンTFT技術、例えば欧州特許出 願公開EP−A−408129号及び1991年に発行されたソリッド ステー ト エレクトロニクス Vol.34,No.7,第671〜第679頁に記載 されている文献“キャラクタライゼーション オブ ロー テンパレチャ ポリ −シリコン シン−フィルム トランジスタ”S.D.Brotherton等著に記載され ているTFT技術を用いて製造することができる。この欧州特許出願第4081 29号及びソリッド ステート エレクトロニクスの文献の内容全体は本願発明 の内容として援用する。従って、トランジスタTm及びToは、例えばガラスやポ リマのような低コストの基板11上にパターン化された多結晶シリコン膜のアイ ランド部12及び13をそれぞれ有する。化学気相堆積プロセスによりシリコン のアイランド部12及び13上に絶縁性膜を堆積し、エッチングによりパターニ ングしてトランジスタのゲート誘電体層23,24,43を形成する。図2に示 す形態において、出力トランジスタToのゲート誘電体43は、例えば約0.1 μmの厚さを有する酸化シリコンとすることができる。誘電体層23及び24を 堆積しパターニングする前に二酸化シリコンのゲート誘電体43上に既知の方法 でエッチング停止マスク膜を形成することができる。Tmの誘電体23及び2 4は、それぞれ例えば5μmの厚さを有する二酸化シリコン及び例えば0.1μ mの厚さを有する窒化シリコンとすることができる。ゲート電極25及び45は 別の多結晶シリコン膜で形成することができる。 リンのような不純物のイオン注入を用いてゲート電極35及び45に不純物を 添加し並びに不純物が添加されたソース及びドレイン領域26,27,47を形 成することができる。これらトランジスタのチャネル領域22及び42はソース 及びドレインの不純物の添加に対してマスクする。従って、これら領域22及び 42は、既知の方法によるTFTの閾値電圧の調整のための不純物注入は別にし て、不純物が添加されていない多結晶シリコンのアイランド部12及び13とし て維持することができる。絶縁膜14を堆積しパターニングした後、金属膜(例 えば、アルミニウム)を堆積しパターニングして種々の接続部及び相互接続部( 図2に図示された31〜33及び35〜37のように)を形成することができる 。 図2に示されていないが、負荷TFTTlは出力TFTToと同様にすることが でき、このTlのゲート(45)はTlのドレイン(47)に接続する。 図3〜5のプロットは、トランジスタTm,To及びTlが以下の方法を有する 図2のTFT構造の特定の例について測定した。出力トランジスタTo 酸化シリコンの厚さ 0.1μm チャネル42の長さ 6μm チャネル42の幅 50μm負荷トランジスタTl 酸化シリコン(43)の厚さ 0.1μm チャネル長(42) 6μm チャネル幅(42) 10μmメモリトランジスタTm 酸化シリコン23の厚さ 5nm 窒化シリコン24の厚さ 0.1μm チャネル22の長さ 6μm チャネル22の幅(図4) 100μm チャネル22の幅(図3) 50μm メモリセル10自身において、Tmのチャネル22の幅は100μm、すなわ ち図4のインバータ回路特性とした。一方、Toのような典型的なnチャネルエ ンハンスメント型TFTのId−Vg特性との比較のため、適合し得る幅(50μ m)のチャネル22を有するトランジスタTmについて測定し図3にプロットし た。図2に示す二重の誘電体23,23を用いる場合、メモリトランジスタTm の電荷蓄積領域は層23と24との界面に存在する。窒化シリコンの上側層24 を用いる場合、窒化シリコンの組成は一般に非化学量論性のSiNxであり、蓄 積される電荷は実際には窒化シリコン24にトラップされる。酸化層23は、層 23を経て電荷が流れるのを抑制することによりその保持性を増進する。層24 を低温PE−CVDプロセスにより形成した窒化シリコンとする場合、シリコン 酸化膜23を省略して製造工程を簡単化できることが判明している。この窒化シ リコン膜24は内部のトラッピング状態で十分な電荷保持能力を有しているので 、メモリトランジスタTm用の電荷蓄積領域として動作することができることが 判明している。非化学量論性窒化シリコンは、窒素に対するシリコンの原子比が 例えば0.85〜1.1の範囲にあるシリコンリッチとすることができる。 図5の負荷トランジスタTlは不純物が添加されていない導通チャネルを有す るエンハンスメント型TFTとする。図6は、負荷トランジスタTlを、給電ラ イン2に結合されたドレイン電位を有し接続部30を介してメモリトランジスタ Tmのドレイン電極27に結合されたゲート電極及びソース電極を有するデプレ ッション型TFTとしたメモリセル10の変形例を示す。この場合、負荷トラン ジスタTlの導通チャネルに不純物を添加するために別のドーピング工程が必要 である。このデプレッション型TFTTlの負荷ラインは、メモリトランジスタ Tmの第1のメモリ状態と第2のメモリ状態との間において接続部30の信号に 大きな差異を発生させるのに有益である。しかしながら、本発明により生ずる出 力トランジスタToの切り換えられる出力機能により、多くのメモリにおいては デプレッション型の負荷トランジスタTlを用いることに起因する接続部30に おける大きな信号差は必要でない。 負荷Tlとして他の型式のものを用いることができ、例えば多結晶シリコン抵 抗又は不純物が添加されたアモルファスシリコン抵抗を用いることができる。こ の型式の抵抗性負荷は図7の変形したセルにおいて符号Rとして示す。図7に示 す別の変形例は、トランジスタTlの代りに、セル10からの出力スイッチとし て閾値ダイオードDを用いる。この出力スイッチDは薄膜ダイオードとする。こ の薄膜ダイオードは、金属ベースの膜が例えば多結晶シリコン又はアモルファス シリコンの真性半導体膜とでショットキーバリヤを形成するショットキーダイオ ードとすることができる。一例として、このショットキーダイオードは、ダイオ ードのカソード電極を構成する高濃度の不純物が添加されたn形のシリコン膜を 有するMIN型とすることができる。このショットキーダイオードは、例えば米 国特許第5272370号(薄膜ROMに関連して)に記載されている。別の形 態のものとして、薄膜閾値ダイオードDは、“マテリアル リサーチ ソサイア ティ シンポジウム プロシーディングス”,Vol.297(1993年)第 987頁〜第992頁に記載されている文献“エレクトロニクス プロハアティ オブ A−SiNx:H シン−フィルム ダイオードに記載されているよう に、窒素が添加された水素処理アモルファスシリコン材料に基くことができる。 尚、この文献の内容は発明の内容として援用する。この技術に基く薄膜ダイオー ドは、大面積電子装置において薄膜回路の他の部分として既に存在している。 メモリセル10からのダイオード出力の欠点は、このフィルタDからの出力電 流IはインバータTm及びRを経て取り出されることである。これに対して、図 5及び6のトランジスタスイッチToからの出力電流は電源ライン1からトラン ジスタToの主導通チャネルを介して直接取り出される。 図5及び6のメモリセル10において、全てのトランジスタTm,Tl及びTo は同一導電形とされ、すなわち導通チャネルを流れる電流が電子によるnチャネ ルデバイスとする。nチャネルTFTの代りに、メモリセル10は、P形のソー ス及びドレイン領域26,27,46,47等を有するPチャネルTFTを用い て作ることができる。この場合、(ホールの代りに)電子がMNO −TFTTm の電荷蓄積領域21に蓄積される。メモリセルに相補型TFTを用いることも できる。この場合、例えばメモリトランジスタTmをnチャネル型とし、負荷ト ランジスタTlをPチャネル型とし、適切に相違する回路バイアス接続を用いる 。 図1〜8の実施例に基いて構成された半導体メモリは、絶縁性基板11上に他 の薄膜回路を有する大面積電子装置の一部を構成することもできる。このデバイ スはメモリアレイ100及びそのアドレス回路5〜7に接続されている薄膜回路 によって形成される論理ゲートを有することができる。メモリアレイ100に加 えて、このデバイスの基板11は、米国特許第5130829号明細書に記載さ れているような例えば薄膜回路素子を用いて構成されている小型のアクティブマ トリックス液晶表示アレイを有することができる。この米国特許第513082 9号の内容は、本願発明の内容として援用する。 イオン注入コプレナ型の多結晶シリコンTFT構造を図2に示したが、他の薄 膜トランジスタ技術を用いて、Tm,To及びTlを作ることもできる。この場合 、例えばスタッガード型又は反転スタッガード型のTFT技術を用いることがで き、TFTチャネル22又は42を形成する膜12及び13を堆積する前又は堆 積した後に堆積された不純物の添加されている半導体膜により不純物が添加され たソース及びドレイン電極が形成される。 本発明を利用して薄膜メモリトランジスタTmの不十分なトランジスタ特性を 補償することは有益であるが、図1,5,6及び7のメモリ及びセルは単結晶シ リコンにモノリシックなメモリデバイスとして作ることもできる。 この開示内容から、当業者にとって種々の変形や変更が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 薄膜回路メモリにおいて、出力スイッチは薄膜トランジ スタ又は薄膜ダイオードとすることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.不揮発性メモリトランジスタにより駆動される負荷をそれぞれ含む複数のメ モリセルを具え、メモリトランジスタが、このトランジスタの第1のメモリ状態 で導通し第2のメモリ状態でほとんど導通しない導通チャネルを有し、メモリト ランジスタと負荷との間の接続部に信号差を生ずる半導体メモリにおいて、各セ ルが、前記接続部に結合されこの接続部の信号により一方の出力状態から他方の 出力状態に切り換えられるスイッチを含み、このスイッチの出力状態がセルから の出力信号を形成する半導体メモリ。 2.請求項1に記載の半導体メモリにおいて、前記各セルのスイッチが、前記メ モリトランジスタと負荷との間の接続部に結合されている制御電極を有する出力 トランジスタを具えることを特徴とする半導体メモリ。 3.請求項2に記載の半導体メモリにおいて、前記出力トランジスタを前記接続 部に結合されているゲート電極を有する電界効果トランジスタとし、前記メモリ セルが第1及び第2の電源ライン、読出/書込ライン及び出力ラインを具え、メ モリトランジスタ及び負荷が第1の電源ラインと第2の電源ラインとの間に接続 され、メモリトランジスタ及び出力トランジスタのソース電極が第1の給電ライ ンに結合され、メモリトランジスタのゲート電極が読出/書込ラインに結合され 、出力トランジスタのドレイン電極がセルの出力ラインに結合されていることを 特徴とする半導体メモリ。 4.請求項2又は3に記載の半導体メモリにおいて、前記メモリトランジスタ及 び出力トランジスタを薄膜電界効果トランジスタとしたことを特徴とする薄膜回 路メモリ。 5.請求項4に記載の半導体メモリにおい、前記出力トランジスタをエンハンス メント型の電界効果トランジスタとし、前記メモリトランジスタ及び出力トラン ジスタをnチャネル電界効果トランジスタとしたことを特徴とする半導体メモリ 。 6.請求項1から5までのいずれかに記載の半導体メモリにおいて、前記メモリ トランジスタがゲート電極と導通チャネルとの間のゲート誘電体に電荷蓄積領 域を具え、この電荷蓄積領域の電荷状態がメモリトランジスタのメモリ状態を決 定することを特徴とする半導体メモリ。 7.請求項6に記載の半導体メモリにおいて、前記メモリトランジスタがゲート 電極と導通チャネルとの間に2個の異なる誘電体層を具え、前記電荷蓄積領域が 前記2個の誘電体層間に存在することを特徴とする半導体メモリ。 8.請求項1から7までのいずれかに記載の半導体メモリにおいて、前記負荷を 、給電ラインに結合されているゲート及びドレイン電極と、前記接続部を介して メモリトランジスタのドレイン電極に結合されているソース電極とを有するエン ハンスメント型電界効果トランジスタとしたことを特徴とする半導体メモリ。 9.請求項1から7までのいずれかに記載の半導体メモリにおいて、前記負荷を 、給電ラインに結合されているドレイン電極と、前記接続部を介してメモリトラ ンジスタのドレイン電極に結合されているゲート及びソース電極とを有するデプ レッション型電界効果トランジスタとしたことを特徴とする半導体メモリ。 10.請求項1から9までのいずれかに記載の半導体メモリにおいて、メモリが 絶縁性基板上の薄膜回路に大面積電子デバイスの一部として形成され、この電子 デバイスが前記絶縁性基板上に他の薄膜回路をも具えることを特徴とする半導体 メモリ。
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