JPH09507856A - ピリジルイミダゾール誘導体およびその製造方法 - Google Patents

ピリジルイミダゾール誘導体およびその製造方法

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JPH09507856A JP8501959A JP50195996A JPH09507856A JP H09507856 A JPH09507856 A JP H09507856A JP 8501959 A JP8501959 A JP 8501959A JP 50195996 A JP50195996 A JP 50195996A JP H09507856 A JPH09507856 A JP H09507856A
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Abstract

(57)【要約】 式(I)の新規なピリジルイミダゾール誘導体は、アンギオテンシンIIの作用を効果的に阻害し、優れた抗高血圧活性を有する: 式中、Aは直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルまたはアルケニル基、OR1(ここで、R1は水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルまたはアルケニルラジカルである)、またはNR23(ここで、R2およびR3は独立的に水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルラジカルである)であり;Bは下記式 の基であり、Dは水素;ハロゲン;OH、C1−C4アルコキシラジカル、CO21、COR1、CON(R12またはN(R12(ここで、R1は前記定義した通りである)で任意に置換された直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル基;テトラゾール−5−イル;ペルフルオロ−C1−C4アルキル基;またはN(R12、OR1、C〇21またはCON(R12(ここで、R1は前記定義した通りである)であり;Eは水素;ハロゲン;OH、C1−C4アルコキシラジカル、CO21、COR1、CON(R12またはN(R12(ここで、R1は前記定義した通りである)で任意に置換された直鎖、分枝鎖C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル基;ペルフルオロ−C1−C4アルキル基;NO2;またはN(R12またはOR1(ここで、R1は前記定義した通りである)であり;およびnは0または1ないし4の整数である。

Description

【発明の詳細な説明】ピリジルイミダゾール誘導体およびその製造方法 発明の分野 本発明は、新規なN−オキシドで置換されたピリジルイミダゾール誘導体、そ の製造方法およびこれを活性成分として含む医薬組成物に関する。従来技術の説明 アンギオテンシン(angiotensin)IIの作用を阻害できる種々のイ ミダゾール誘導体は、アンギオテンシンIIによって誘発される高血圧の治療に用 いられてきた。アンギオテンシンIIは、レニンの作用によってアンギオテンシノ ゲンから生成されるアンギオテンシンIから、アンギオテンシン転換酵素によっ て生産される。細胞膜中の特定受容体と相互作用する強力な血管収縮剤であるア ンギオテンシンIIは、ヒトをはじめ多くの哺乳動物において高血圧を誘発すると 報告されている。 血圧上昇を抑制するために、標的細胞(target cell)の受容体に 対するアンギオテンシンIIの作用を阻害する拮抗物質を探すための多い研究が行 われ、その結果、種々のイミダゾール誘導体が開発された(A.T.Chiu et al.,Eur.J.Pharm.157,13(1981);P.C .Wong et al.J.Pharmacol.Ex.Ther.247 ,1(1988);およびP.C.Wong et al.,Hertensi on13,489(1989)などの文献参照)。 これらの化合物の代表的な例として、D.J.Cariniらは、文献[J. Med.Chem.34,2525(1990)]で下記式(A)のイミダゾ ール誘導体を報告した: また、ヨーロッパ特許第400、974号は下記式(B)のイミダゾール誘導 体を開示している: 式中、−A′−B′−C′−D′−は、−C(R7)=C(R7)−C(R7) =N−のような構造を有する1ないし3の窒素原子を含む6員ヘテロ環の構成元 素であり、ここでそれぞれのR7は独立的に水素原子、または置換されたアルキ ルまたはアリール基、またはヘテロ環(例:−C(CH3)=CH−C(CH3) =N−)である。 しかし、上述の文献に開示されたイミダゾール誘導体よりもアンギオテンシン IIに対する向上された拮抗性を有する更に効果的な薬物を開発する必要性が要求 されてきた。発明の概要 したがって、本発明の目的は、アンギオテンシンII活性の阻害能が向上された 下記式(I)の新規なピリジルイミダゾール誘導体およびその薬理学的に許容可 能な塩を提供することである: 式中、 Aは直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルまたはアルケニル基、OR1( ここで、R1は水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルまたはア ルケニルラジカルである)、またはNR23(ここで、R2およびR3は独立的に 水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルラジカルである)であり ; Bは下記式 の基であり、 Dは水素;ハロゲン;OH、C1−C4アルコキシラジカル、CO21、COR1 、CON(R12またはN(R12(ここで、R1は前記定義した通りである) で任意に置換された直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキル、C2−C6アルケ ニルまたはC2−C6アルキニル基;テトラゾール−5−イル;ペルフルオロ−C1 −C4アルキル基;またはN(R12、OR1、CO21またはCON(R12 (ここで、R1は前記定義した通りである)であり; Eは水素;ハロゲン;OH、C1−C4アルコキシラジカル、CO21、COR1 、CON(R12またはN(R12(ここで、R1は前記定義した通りである) で任意に置換された直鎖、分枝鎖C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたは C2−C6アルキニル基;ペルフルオロ−C1−C4アルキル基;NO2;またはN (R12またはOR1(ここで、R1は前記定義した通りである)であり;および nは0または1ないし4の整数である。 本発明のまた他の目的は、本発明の誘導体の製造方法およびこれを活性成分と して含む医薬組成物を提供することである。図面の説明 図1は、対照用の“メルク(Merck)”化合物(図1A)および実施例3 で製造した化合物(図1B)の酵素消化試験の結果を示す。発明の詳細な説明 本発明の式(I)の化合物のうち好ましい化合物は、 Aが直鎖、分枝鎖または環状C2−C6アルキル基またはOR1(ここで、R1は 直鎖、分枝鎖または環状C2−C5アルキルラジカル)であり、 Bが下記式 の基であり、 Dが水素;OH、C1−C2アルコキシラジカル、CO21、COR1またはN (R12で任意に置換された直鎖、分枝鎖または環状C1−C4アルキルまたはア ルケニル基であり、 Eが水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C4アルキルまたはアルケニル 基であり、そして nが0、1または2の化合物である。 本発明の式(I)の例示的な化合物は次のようである: 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−2−メチルーピリジン−6−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−3−メチル−ピリジン−6−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−4−メチル−ピリジン−6−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン−3−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−6−メチル−ピリジン−3−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシーピリジン−2−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−(2−ヒドロキシエチル−1−イル)−6−(1−オキシ−ピ リジン−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェ ニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メトキシカルボニル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−(N,N−ジエチルカルバモイル)−6−(1−オキシ−ピリ ジン−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニ ル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2′−(1H− テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[ 4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−(N,N−ジメチルアミノ)−6−(1−オキシ−ピリジン− 2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4 −イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−エチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−フルオロ−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[ 2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3 H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イルメチル)−3 −[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル] −3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イルメチル)−3 −[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル] −3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−[2−(1−オキシーピリジン−2−イル)エチ ル−1−イル]−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル −4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−[2−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)エチ ル−1−イル]−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル −4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−エチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−エトキシ−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[ 2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3 H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−プロピル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[ 2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3 H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン −6−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル− 4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;および 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン。 本発明の式(I)の化合物のうち好ましい化合物は次のようである: 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン−6−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メトキシカルボニル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2′−(1H− テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[ 4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン −6−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル− 4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;および 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン。 本発明の式(I)のN−オキシドで置換されたピリジルイミダゾール誘導体は 下記の方法で製造できる。 下記式(II)のジアミノピリジン化合物を式ACOOHのカルボン酸または式 ACOORのエステル(ここで、Aは前記定義した通りであり、Rはメチルまた はエチル基である)と縮合反応させて下記式(III)のピリジルイミダゾール誘 導 体を製造する: 式中、 XはBrまたはIのようなハロゲン、またはトリフルオロメタンスルホナート であり、 AおよびDは前記式(I)定義した通りである。 式(III)のピリジルイミダゾール誘導体を下記式(IV)の化合物と塩基存在 下で反応させて下記式(V)のピリジルイミダゾール誘導体を得る。 式中、 Mは離説基であり; Pはテトラゾール保護基であり; A、B、DおよびXは前記式(I)、(II)または(III)で定義した通りで ある。 離脱基はClまたはBrのようなハロゲン、トシラートまたはメタンスルホナ ートであり、テトラゾール保護基はトリフェニルメチルまたは1−エトキシエチ ルであり得る。代表的な塩基としては、水素化ナトリウム、アルコキシ化ナトリ ウムおよび炭酸カルシウムがある。前記反応はジメチルホルムアミド、ジメチル スルホキシド、アセトンまたはアルコールのような溶媒中で0℃ないし溶媒の沸 点の範囲内で行われることができる。 式(V)の化合物をテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O) 存在下で式(VI)の化合物と反応させることによって式(VIII)のピルジン化合 物を得る。式(VIII)の化合物をパラジウム触媒の存在下で水素化反応させるこ とによって式(VII)のピリジン化合物を得る。 択一的に、式(VIII)の化合物をオゾンで酸化させて式(IX)のアルデヒド化 合物を得;次いで、化合物(IX)を式(X)の化合物と反応させて式(XI)のア ルコール化合物を製造し;化合物(XI)をメタンスルホニルクロリドと反応させ て式(XII)の化合物を得;次いで、生成された化合物(XII)を水素化トリブチル スズで還元させて式(VII)のピリジン化合物を製造する: 式中、 A、B、DおよびEは前記式(I)で定義した通りであり; mは0または1であり; n′は1または2である。 最終に、式(VII)の化合物を酸化剤で酸化させて式(I)の化合物を得る。 酸化剤の代表的な例は、m−クロロ過安息香酸、オキソン、過酸化水素−酢酸 および過酸化水素−トリフルオロ酢酸である。 式(V)でDが5位置に置換された場合の化合物を製造する時に用いられる式 (XV)および(XVII)の中間体の製造方法は次のようである。 下記式(XIII)の化合物を前述したような酸化剤で酸化させて下記式(XIV )のN−オキシドを得る。次いで、化合物(XIV)を無水酢酸の存在下で加熱環 流して下記式(XV)のエステルを得、これを塩基で加水分解して式(XV)の 化合物を製造する: 式中、AおよびXは前記式(I)、(II)または(III)で定義した通りであ る。 式(XV)化合物を酸化剤でさらに酸化させて式(XVI)のアルデヒド化合物 を得る。酸化剤は二酸化マンガン、ジメチルスルホキシド−塩化オキサリル、三 酸化クロムなどの通常のものであり得る。 式(XVI)のアルデヒド化合物をメタノールのような溶媒の存在下で臭素また はNaHCO3と反応させてメチルエステルを得、次いで、これをエステル交換 反応させることによって下記式(XVII)のアルキルエステルを得る: 式中、A、R1およびXは前記式(I)または(II)で定義した通りである。 本発明はまた式(I)化合物の薬理学的に許容可能な塩、好ましくは、ナトリ ウムまたはカリウム塩を提供するが、これらは通常の方法で製造できる。 本発明の新規なピリジルイミダゾール誘導体およびその薬理学的に許容可能な 塩は、アンギオテンシンIIに対した拮抗作用により抗高血圧活性を有し、したが って、高血圧のみでなく急性または慢性心不全症および各種腎臓機能障害疾患の 治療にも有用である。本発明の化合物は、また偏頭痛および白蝋病(Rayna ud′s disease)の治療、眼球の内圧増加によって誘発される各種眼 球疾患の治療、および動脈硬化進行の抑制にも有用である。 前記化合物は単独で使用するか、または他の高血圧治療剤、たとえば利尿剤、 アンギオテンシン転換酵素阻害剤、カルシウム−通路遮断剤、カリウム−通路遮 断剤などと共に併用できる。 したがって、本発明はまた、活性成分としての式(I)の化合物およびその薬 理学的に許容可能な塩、および薬剤学的に許容可能な担体を含む医薬組成物を提 供する。 本発明の医薬組成物は経口または非経口投与できる。前記組成物は錠剤、カプ セル剤または散剤の単位容量形態であり得る。前記単位容量形態は活性成分を0 .1ないし1000mg、好ましくは1ないし500mg含有でき;成人の場合 、一日4回以下、さらに好ましくは1または2回投与できるが、その量は患者の 年齢および体重、疾病の種類および症状などのような要因を考慮して調節できる 。本発明の組成物は通常的な賦形剤、例えば、充填剤、結合剤、潤滑剤および香 味剤を含むことができ、製剤は通常の方法によって行い得る。 下記の実施例は本発明をさらに特定に例示するためのもので、本発明の範囲を 制限するものではない。実施例で用いられた百分率は、特に言及しない限り、v /v基準である。 実施例1:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン− 2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4 −イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階1:6−アミノ−5−ブロモ−ピコリンの製造 6−アミノピコリン32.4g(0.3モル)を濃硫酸28gと水120ml との混合物に溶かし、生成された溶液を氷水に冷却した。該溶液に、臭素52. 8g(0.33モル)を0℃で30分間滴加した。反応溶液を室温で20分間攪 拌した後、冷NaOH水溶液で中和した。溶液を濾過し、溶離剤として塩化メチ レンおよび酢酸エチルを用いるカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物 31g(収率:55%)を得た。 段階2:3−ブロモ−5−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリンの製造 段階1で得られた化合物20g(0.107モル)を濃硫酸110mlに溶か し、これに硝酸9.4ml(0.12モル)を0℃で30分間滴加した。反応溶 液を0℃で1時間攪拌し、再び室温で1時間攪拌した。生成物を冷40%NaO H水溶液で中和し、濾過して黄色の固体を得た。該固体を蒸留水(100mlx 3)で洗浄した後、真空オブン(60℃)で24時間乾燥して標題化合物23. 8g(収率:96%)を得た。 段階3:3−ブロモ−5,6−ジアミノ−2−ピコリンの製造 段階2で得られた化合物7.7g(33.2ミリモル)をエタノール27ml と水7mlとの混合物に溶かし、生成溶液に鉄粉末20g(0.36モル)およ び濃塩酸0.33mlを加えた。生成物を攪拌しながら1時間加熱環流した後、 セライト(Cellite)に通して濾過して残留鉄粉を除き、エタノール(5 0mlx3)で洗浄した。濾液を減圧濃縮した後、残留物を酢酸エチルに溶かし た。生成物をシリカゲルを通し、減圧濃縮して標題化合物6.6g(収率:98 %)を得た。 段階4:6−ブロモ−2−ブチル−5−メチル−1H−イミダゾ[4,5−b] ピリジンの製造 段階3で得られた化合物9.0g(44.6ミリモル)および吉草酸5.5g (58ミリモル)をポリリン酸30mlと混合した後、110℃で3時間攪拌し た。反応溶液を冷水50mlおよびTHF50mlの混合液に溶かした後、力強 く攪拌しながら冷40%NaOH水溶液でpH8になるまで中和し、酢酸エチル (50mlx3)で抽出した。次いで、有機層をNa2SO4上で乾燥し、減圧濃 縮し、ヘキサン−塩化メチレンで再結晶化して標題化合物9.8g(収率:82 %)を得た。 段階5:6−ブロモ−2−ブチル−5−メチル−1H−イミダゾ[4,5−b] ピリジン−4−オキシドの製造 段階4で得られた化合物7.8g(29.1ミリモル)を塩化メチレン50m lに溶かした溶液に85%m−クロロ過安息香酸8.8g(43.6ミリモル) を加えた。生成溶液を室温で16時間攪拌した後、濾過して固体を得、これを酢 酸エチル(12mlx3)で洗浄して標題化合物8.0g(収率:97%)を得 た。 段階6:6−ブロモ−2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾ[4 ,5−b]ピリジンの製造 段階5で得られた化合物8.0g(28.17ミリモル)を無水酢酸20ml に溶かした溶液を120℃で1時間攪拌し、減圧濃縮して無水酢酸を除いた。次 いで、残留物をメタノール30mlと3N LiOH40mlとの混合物に溶か した。生成溶液を1時間加熱環流してメタノール除き、1N HClで中和した 後、酢酸エチル(50mlx30)で抽出した。有機層をNa2SO4上で乾燥し た後、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2 ) で精製して標題化合物5.3g(収率:66%)を得た。 段階7:6−ブロモ−2−ブチル−5−ホルミル−1H−イミダゾ[4,5−b ]ピリジンの製造 段階6で得られた化合物1.04g(3.66ミリモル)をCH2Cl25ml に溶かした後、これに、活性化されたMnO23.2g(36.6ミリモル)を 加えた。反応溶液を16時間室温で攪拌し、セライトに通して濾過した後、減圧 濃縮して標題化合物0.57g(収率:55%)を得た。 段階8:6−ブロモ−2−ブチル−5−ジメトキシメチル−1H−イミダゾ[4 ,5−b]ピリジンの製造 段階7で得られた化合物0.57g(2.02ミリモル)を3%HCl/Me OH5mlに溶かした後、30分間加熱環流させた。反応溶液を冷却し、これに NaHCO3飽和水溶液を加えた後、生成溶液を酢酸エチルで抽出した。有機層 をNa2SO4上で乾燥し、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン: 酢酸エチル=1:1)で精製して標題化合物0.61g(収率:92%)を得た 。 段階9:6−ブロモ−2−ブチル−5−ジメトキシメチル−3−{2′−[1− (1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェニル−4− イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階8で得られた化合物0.61g(1.86ミリモル)をDMF3mlに溶 かした後、これに2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール− 5−イル]−ビフェニル−4−イルメチルブロミド0.79g(2.05ミリモ ル)とK2CO30.51g(3.72ミリモル)を加えた。生成溶液を室温で5 時間攪拌し、酢酸エチル50mlで希釈した。生成物を水(25mlx3)で洗 浄し、Na2SO4上で乾燥した後、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘ キサン:酢酸エチル=1:1:)で精製して標題化合物0.7g(収率:59% )を得た。 段階10:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−ピリジン−2−イル−3− {2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビ フェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階9で得られた化合物0.7g(1.1ミリモル)をトルエン5mlに溶か した溶液に2−(トリブチルスズ)−ピリジン486mg(1.32ミリモル) とPd(PPh3425mg(0.022ミリモル)を加えてアルゴン気体下で 16時間加熱環流し、冷却し、酢酸エチルと水との混合液で抽出した。有機層を MgSO4上で乾燥して減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(酢 酸エチル)で精製して標題化合物389mg(収率:56%)を得た。 段階11:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン− 2−イル)−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール −5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b] ピリジンの製造 段階10で得られた化合物100mg(0.16ミリモル)をCH2Cl22m lに溶かした溶液に3−クロロ過安息香酸33mg(0.19ミリモル)を加え た。生成溶液を室温で16時間攪拌し、減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフ ィー(5%メタノール/ジクロロメタン)で精製して標題化合物68mg(収率 :66%)を得た。 段階12:2−ブチル−5−ホルミル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階11で得られた化合物100mg(0.15ミリモル)をTHF3mlに 溶かした溶液に3N HCl2mlを加えた。生成物を室温で1時間攪拌し、飽 和NaHCO3溶液と酢酸エチルとの混合液で抽出した後、有機層をMgSO4上 で乾燥し、減圧濃縮して標題化合物64mg(収率:81%)を得た。 段階13:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン− 2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4 −イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階12で得られた化合物64mg(0.12ミリモル)をメタノール2ml に溶かした溶液にNaBH413mg(0.36ミリモル)を加えた。生成物を 室温で5分間攪拌し、水と酢酸エチルとの混合物で抽出した。有機層をMgSO4 上で乾燥し、減圧濃縮して残っている溶媒を除いた。残留物をカラムクロマト グラフィー(20%メタノール/ジクロロメタン)で精製して標題化合物51m g(収率:80%)を得た。1 H NMR(300MHz,CD3OD)δ 0.9(t,3H),1.4(m,2H),1.7(m,2H),2.9(t, 3H),4.65(s,2H),5.62(s,2H),7.1(s,4H), 7.5(m,5H),7.7(d,2H),7.95(s,1H),8.5(d ,1H) 実施例2:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン− 4−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4 −イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階1:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4 −イル)−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール− 5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピ リジンの製造 実施例1の段階9で得られた化合物100mg(0.16ミリモル)および4 −トリブチルスズピリジン71mg(0.19ミリモル)を用いて実施例1の段 階10および段階11と同様な手順を繰り返して標題化合物51mg(0.08 ミリモル)を得た。 段階2:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4 −イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェニル−4− イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階1で得られた化合物51mgを1%HCl/MeOH(無水)3mlに溶 かした後室温で30分間攪拌した。生成溶液にNaHCO3飽和水溶液を加えて 、酢酸エチルで抽出した。有機層をMgSO4上で乾燥し、減圧濃縮した後、残 留物をカラムクロマトグラフィー(20%メタノール/ジクロロメタン)で精製 して標題化合物27mg(収率:64%)を得た。1 H NMR(300MHz,CDCl3+CD3OD)δ 0.9(t,3H),1.4(m,2H),1.75(m,2H),2.85( t,2H),4.67(s,2H),5.6(s,2H),7.1(m,4H) ,7.5(m,7H),8.35(d.2H) 実施例3:2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 実施例1の段階4で得られた化合物210mg(0.78ミリモル)を用いて 実施例1の段階9ないし段階11および実施例2の段階2と同様な手順を繰り返 して標題化合物145mg(収率:36%)を得た。1 H NMR(200MHz,CD3OD)δ 0.9(t,3H),1.4(m,2H),1.7(m,2H),2.45(s ,3H),2.85(t,2H),5.55(s,2H),7.05(s,4H ),7.6(m,8H)、8.45(d,1H) 実施例4:2−ブチル−5−メトキシカルボニル−6−(1−オキシ−ピリジン −2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル− 4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階1:6−ブロモ−2−ブチル−5−メトキシカルボニル−3H−イミダゾ[ 4,5−b]ピリジンの製造 実施例1の段階7で得られた化合物0.69g(2.45ミリモル)をMeO H−H2O(9:1)10mlに溶かした溶液にNaHCO34.12g(49ミ リモル)を加えてNaHCO3が溶けるまで攪拌した後、これにBr22.0ml (4.9ミリモル)を加えた。生成溶液を室温で1時間攪拌し、水と酢酸エチル との混合液で抽出した。有機層をMgSO4上で乾燥し、減圧濃縮して標題化合 物0.75g(定量的)を得た。 段階2:2−ブチル−5−メトキシカルボニル−6−(1−オキシ−ピリジン− 2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェニル−4 −イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階1で得られた化合物0.75g(24ミリモル)を用いて実施例1の段階 9ないし段階11および実施例2の段階2と同様な手順を繰り返して標題化合物 323mg(収率:24%)を得た。1 H NMR(200MHz,CDCl3+CD3OD)δ 0.9(t,3H),1.4(m,2H),1.8(m,2H),2.9(t, 2H),3.85(s,3H),5.6(s,2H),7.15(s,4H), 7.5(m,7H),8.0(s,1H),8.3(d,1H) 実施例5:2−ブチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2′ −(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H− イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボキシラート・ジエチルアミドの製 造 段階1:2−ブチル−6−ピリジン−2−イル−3−{2′−[1−(1−エト キシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル }−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボン酸の製造 実施例4の段階1で得られた化合物100mg(0.16ミリモル)をMeO H2mlに溶かした溶液に1N NaOH2mlを加えて室温で10時間攪拌し 、1N HClでpH5になるまで中和した。生成物を酢酸エチルで抽出した。 有機層をMgSO4上で乾燥し、減圧濃縮して標題化合物80mg(収率:83 %)を得た。 段階2:2−ブチル−6−ピリジン−2−イル−3−{2′−[1−(1−エト キシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルフェニ ル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボキ シラート・ジエチルアミドの製造 段階1で得られた化合物80mg(0.13ミリモル)をCH2Cl22mlに 溶かした溶液にジエチルアミン12mg(0.16ミリモル)とDDC33mg (0.16ミリモル)およびDMAP2mg(0.016ミリモル)を加えて室 温で16時間攪拌し、減圧濃縮して残っている溶媒を除いた。残留物をカラムク ロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して標題化合物34mg(収率:40% )を得た。 段階3:2−ブチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2′− (1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イ ミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボキシラート・ジエルアミドの製造 段階2で得られた化合物34mg(0.05ミリモル)を用いて実施例1の段 階11および実施例2の段階2と同様な手順を繰り返して標題化合物14mg( 収率:48%)を得た。1 H NMR(300MHz,CDCl3+CD3OD)δ 0.9(m,6H),1.15(m,6H),1.4(m,2H),1.75( m,2H),2.9(t,2H),3.2(m,2H),3.3(m,2H), 5.45(s,2H),6.9(d,2H),7.0(d,2H),7.4(m ,7H),8.0(s,1H),8.35(d,1H) 実施例6:2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階1:6−ブロモ−2−ブチル−5−メチル−3−{2′−[1−(1−エト キシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル }−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 実施例1の段階4で得られた化合物250mg(0.93ミリモル)を用いて 実施例1の段階9と同様な方法を繰り返して標題化合物290mg(収率:54 %)を得た。 段階2:2−ブチル−5−メチル−6−(ピリジン−3−イル)−3−{2′− [(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェニル−4 −イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階1で得られた化合物290mg(0.50ミリモル)と3−(トリブチル スズ)ピリジン370mg(1.00ミリモル)とを用いて実施例1の段階10 と同様な手順を繰り返して標題化合物90mg(収率:32%)を得た。 段階3:2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)− 3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル ]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 段階2で得られた化合物90mg(0.16ミリモル)を用いて実施例1の段 階11および実施例2の段階2と同様な手順を繰り返して標題化合物66mg( 収率:81%)を得た。1 H NMR(CD3OD)δ 0.85(t,3H),1.32(m,2H),1.68(m,2H),2.5 2(s,3H),2.80(t,2H),5.53(s,2H),7.03(s ,4H),7.30−8.00(m,7H),8.38(m,2H) 実施例7:2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造 実施例6の段階1で得られた化合物200mg(0.35ミリモル)と4−( トリブチルスズ)ピリジン193mg(0.53ミリモル)とを用いて実施例1 の段階10および段階11、および実施例2の段階2と同様な手順を繰り返して 標題化合物130mg(収率:71%)を得た。1 H NMR(CD3OD)δ 0.88(t,3H),1.30(m,2H),1.66(m,2H),2.5 7(s,3H),2.81(t,2H),5.53(s,2H),7.05(s ,4H),7.40−7.90(m,7H),8.35(d,2H) 活性試験 本発明の化合物のアンギオテンシンII受容体に対する結合容量、腎性高血圧に 対する血圧降下効果および持続性を測定するために次のように実験した。対照化 合物としては、ロサルタン(Losartan;Dup753)とメルク社のヨ ーロッパ特許400、974号に開示されている5,7−ジメチル−2−エチル −3−[2′−テトラゾール−5−イル)−ビフェン−4−イル]メチル−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン(以下、“メルク化合物”と略称)とを用い た。 1。アンギオテンシンII受容体に対する結合力分析 文献[Chiu,A.T.et al.,Eur.J.Pharm.157 ,13(1981)]に記載されている手順に従って、放射性同位元素で標識さ れた配位子(ligand)をアンギオテンシンII受容体と反応させた後、反応 物 をガラス繊維で濾過して未反応配位子(ligand)を除いた。フィルターを 洗浄した後、残在する同位元素の量を測定して配位子の結合活性を下記のように 決定した。 (i)アンギオテンシンII受容体の分離 250ないし350gのスプラグダウリーラット(Sprague−Dawl ey rat)およびウィスターラット(Wistar rat)(大韓民国の 韓国化学研究所)を試験に使用し、すべての試験手順は特に言及しない限り4℃ で行われた。スプラグダウリーラットから副腎(ウィスターラットの場合は肝) を摘出して皮質と髄質を分離した。摘出された副腎皮質と随質をスクロース緩衝 液(0.2M スクロース、1mM EDTA、10mM トリス、pH7.2 )で洗浄し、テフロン棒およびブリンクマン(Brinkmann)ホモジナイ ザー(homogenizer)を使って同一な緩衝液中で均質化した。均質物 を3、000xgで10分間遠心分離して沈殿物を除去し、12,000xgで 13分間さらに遠心分離した。最終上澄液を102,000xgで1時間遠心分 離して沈殿物を得、これをトリス緩衝液で(50mM トリス、5mM MgC l2、pH7.2)で洗浄した後、102,000xgで1時間さらに遠心分離 した。生成された沈殿物を直ちに次の段階で用いるか、または−70℃で貯蔵し た。 前記沈殿物をトリス緩衝液に懸濁した。バイオ−ラッド(Bio−rad)D C蛋白質分析キットを使って蛋白質含量を測定し、蛋白質の濃度を0.2ないし 0.3mg/ml(スプラグダウリーラット:副腎皮質)、1.5ないし2.0 mg/ml(スプラグダウリーラット:副腎随質)および1.5ないし2.0m g/ml(ウィスターラット:肝)の量で調整した。懸濁液に牛血清アルブミン (BSA)を25wt%の濃度になるように加え、生成物を直ちに次の段階で用 いるか、または−70℃で貯蔵した。 (ii)アンギオテンシンII受容体の結合容量の測定 緩衝液(50mM トリス(pH7.2)、5mM MgCl2、0.25% BSA)に、[3H]アンギオテンシンII(NEN、NET−446)50μl (配位子基準)および色々な濃度の試験化合物10μlずつを入れて最終容量を 0.5mlに調整した。これに前記受容体懸濁液100μlを添加し、生成され た溶液を水浴で攪拌しながら60分間反応させた。分析用の冷緩衝液3mlを加 えて反応を中止した。ワットマン(Whatman)ガラス繊維GF/Cが備え られているブランデル細胞収穫システム(Brandel cell harv ester system)を使って生成物から受容体に結合している同位元素 を分離した。フィルターを洗浄した後、液体シンチレーション計数管を使ってフ ィルターの放射能量を測定した。試験化合物の結合阻害度(%)は下記のように 計算した: 結合阻害度(%)=[{(T−B)−(S−B)}/(T−B)]X100 ここで、T:試験化合物で処理されない反応生成物の放射能量(cpm) S:試験化合物で処理された反応生成物の放射能量(cpm) B:空試験の放射能量(cpm) その結果は表1に示した。 2。腎性高血圧に対する血圧降下効果測定 (i)腎性高血圧誘発 腎性高血圧を誘発するために、4週齢の雄スプラグダウリーラット(Spra gue−Dawley rat;韓国化学研究所から入手)の左側腎動脈を結紮 した。まず、エーテルでラットを麻酔し、ラット左腹部の手術部位を毛を剃り、 消毒した後約1cm位縦に切り込んだ。腹部大動脈周辺の腎動脈を周囲組織およ び静脈から注意深く分離し、縫合糸(4/0滅菌された手術用絹糸)で腎動脈を 結紮した。筋肉層と手術部位の皮膚を縫合糸(4/0滅菌された手術用絹糸)で 縫合した。感染を防ぐために手術部位を消毒した後、セファゾリンナトリウム注 射液を200ないし250mg/kg/日で二日間筋肉内注射した。結紮してか ら6ないし8日後、心臓収縮圧が180mmHg以上であるラットを腎性高血圧 試験用として選んだ。血圧は非麻酔状態下で動物の尻尾血圧を測定するテールカ フス(tail−cuff)法(文献[Gerold,M.et al.,Ar zneimittrel−Forsch ,18,1258(1968)]参照) によって測定した。 (ii)化合物の血圧降下効果 試験しようとする各化合物を前記で作った腎性高血圧ラットに静脈内または経 口投与した。ラットの血圧はカテーテル(catheter)を使って直接法( 文献[Chiu,A.T,et al.,J.Pharmacol.Exp.T her250,867(1989)]参照)で測定した。ラットをケタミン塩 酸塩で麻酔した後(125mg/kg,i.p.)、カテーテルを生理食塩水で 満たして頸動脈と頸静脈にそれぞれ差し込んだ。手術部位は金属クリップで縫合 した。ラットを少なくとも3時間以上安定させた後、頸動脈に差し込んだカテー テルをイソテック圧力変換機(isotec pressure transd ucer)に繋げて生理反応測定機(physiograph;Linearc order WR3310)で血圧および心臓拍動数を測定した。血圧が安定に なった後、試験化合物を静脈内または経口投与した。静脈内投与時の投与容量は 1.0ml/kg、洗浄容量は0.2mlにした。試験化合物を投与してから2 4時間まで一定時間ごとに血圧および心臓拍動数を測定し、対照化合物であるロ サルタンを投与してからの血圧と心臓拍動数と比べた。 試験化合物は、静脈注射の際には、0.05N KOHに溶かし、経口投与の 際にはツイーン80に懸濁して投与した。その結果は下記表1に示した。 前記表1から分かるように、実施例1ないし7で製造した化合物は3mgの低 い容量でも対照化合物10mgの容量の効果と比べて優れた効果を示した。 (iii)投与量に対する血圧降下効果 前記(ii)と同一な条件下で、本発明の化合物、ロサルタン(Dup753) およびメルク化合物を10、3および1mg/kgずつラットに経口投与して血 圧降下効果を測定した。その結果は下記表2に示した。 前記表2から分かるように、試験した本発明の化合物はDup753と比べて 優れた血圧降下効果を有し、メルク化合物と比べて少なくとも同等な効果を示し た。 3。非麻酔イヌでの血圧降下効果 (i)時間経過による血圧変化 実験用イヌを飼育室で自由に摂取できるようにした状態で飼育して、健康状態 が良好な7ないし12kgのイヌを雌雄区別なしで選別した。 実験用イヌをペントバルビタールナトリウム30mg/kgを静脈内注射して 麻酔した後、左側大腿静脈および動脈を注意深く分離した。ヘパリン(1000 IU/ml)処理の生理食塩水で満たされた特殊製作のシリコンカテーテルを血 管挿入した。手術が終わった後、圧力変換機(Grass P23XL pre ssure transducer)に繋がった生理反応測定機(Gould 2000physiograph)でイヌの血圧を連続的に測定し、心電図/心 臓拍動増幅機(ECG/Biotacho amplifier)で心臓拍動数 を測定した。イヌは手術後少なくとも二日経過してから実験に用いた。 血漿でのレニンの活性を高めるために、実験開始(試験物質投与)18時間前 フロセミドを10mg/kgを筋肉内注射した(静脈注射の場合は2時間前)。 フロセミドの注射後には飼料や水を供給しなかった。試験化合物はツイーンに懸 濁して20mg/kgの容量で経口投与した。試験化合物投与8時間後まで血圧 と心臓拍動数とを測定した。その結果は下記表3に示した。 前記表3から分かるように、本発明の化合物は投与後8時間が経過するまで血 圧降下効果を示した反面、対照化合物は投与2時間後最大効果を示し、その以降 は著しく減少した。 (ii)最大血圧降下効果 前記(i)と同様な方法で本発明の化合物と対照化合物の多様な投与容量によ る最大血圧降下効果(%)を測定し、その結果を表4に示した。 4。薬効持続性 (i)腎性高血圧ラットでの薬効持続性 前記実験2(i)の高血圧ラットを用いて本発明の化合物およびメルク化合物 を試験した。それぞれの化合物3mg/kgを経口投与し、時間経過による血圧 降下効果(%)を測定して化合物の薬効持続性を測定した。その結果は下記表5 に示した。 前記表5から分かるように、実施例1の化合物は、投与してから360分後に −60%の血圧降下値を示した反面、メルク化合物の場合は、投与してから24 0分後に−40%の血圧降下値を示したが、これは本発明による化合物がメルク 化合物より格段に長い薬効持続性を有することを立証する。 (ii)フロセミド−投与されたイヌでの薬効持続性 前記実験3(i)と同様な方法で、フロセミドをあらかじめ投与したイヌに本 発明の化合物とメルク化合物を経口投与した後、時間経過による血圧降下効果( %)を測定した。その結果は下記表6に示した。 前記表6から分かるように、本発明の化合物の最大血圧降下効果は、投与後8 時間まで持続された反面、メルク化合物の場合は、2ないし3時間まで持続され 、その以降は減少した。 5。代謝物質の分析 本発明の化合物の体内での代謝物質を検出するために次のように酵素分解試験 を実施した。 0.1M リン酸緩衝液(pH7.4)1mlにNADP+500μg、グル コース−6−リン酸塩脱水素酵素1IUおよびラットの肝ミクロソーム200μ gを加え、生成溶液にグルコース−6−リン酸塩を濃度が10mMになるように 加えた。生成物を37℃で1分間培養した後、実施例3で製造した本発明の化合 物とメルク化合物を濃度が100μMになるように加えた。混合物を1時間培養 した後2mlのジクロロメタンを加えて反応を中止した。生成物をジクロロメタ ンで抽出し、抽出物を濃縮して残留物を得、残留物をHPLCの移動相に溶かし て次の条件下でHPLC分析を行った。HPLC条件 カラム:ヌクレオシル(Nucleosil)フェニルカラム(0.46x25 cm,5μM) 移動相:アセトニトリル(50mM,pH5.0;35:65,v/v) 流速:1.0ml/分 検出器:UV250nm 図1は、メルク化合物と実施例3の化合物の酵素分解試験結果を示すHPLC チャートである。 図1Aから分かるように、メルク化合物は、保持時間10分でのピークに該当 する、酵素分解による代謝物質を有する。これに反して、図1Bに示したように 、実施例3の化合物は酵素分解による代謝物質がない。かかる結果は、本発明の 化合物がメルク化合物とは異なって酵素分解に対して優れた安定性を有すること を証明する。 本発明を前記特定実施態様と関連して記述したが、添付した特許請求範囲によ って定義される本発明の範囲内で、当該分野の熟練者が本発明を多様に変形およ び変化させ得ることは勿論である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,JP,US (72)発明者 リー サング ヒー 大韓民国、デジョン 302−171、ソ−グ、 ガルマ−ドング、292−11 (72)発明者 キム ヘー リョング 大韓民国、デジョン 305−345、ユソング −グ、シンソング−ドング、155 (72)発明者 ソー ジー ヒー 大韓民国、デジョン 305−333、ユソング −グ、オウン−ドング、ハンビット アパ ートメント 116−802 (72)発明者 キム ナック ジョング 大韓民国、デジョン 305−345、ユソング −グ、シンソング−ドング、ハンウル ア パートメント 102−701 (72)発明者 キム ソン ジュ 大韓民国、デジョン 301−053、ジュング −グ、ソンホアー3−ドング、339−53 (72)発明者 チャー オク ジャ 大韓民国、デジョン 305−340、ユソング −グ、ドリョング−ドング、431−6、ヒ ョンデー アパートメント 101−704 (72)発明者 シン ヨング アー 大韓民国、チュングチョングブク−ド 360−150、チュングジュ、スーゴク−ドン グ、81−12 (72)発明者 シン ホア ソップ 大韓民国、デジョン 301−080、ジュング −グ、ジュングチョン−ドング、16−1、 ヒョンデー アパートメント 105−1106 (72)発明者 リー スング ホー 大韓民国、デジョン 302−181、ソ−グ、 ネ−ドング、コーロング アパートメント 5−208 (72)発明者 ジョング イー スク 大韓民国、デジョン 302−171、ソ−グ、 ガルマ−ドング、ドングサン アパートメ ント 11−203 (72)発明者 リー ボョング ホー 大韓民国、デジョン 305−333、ユソング −グ、オウン−ドング、99、ハンビット アパートメント 116−804 (72)発明者 ソー ホー ウォン 大韓民国、デジョン 301−150、ジュング −グ、テピョング−ドング、319、ジュゴ ング アパートメント 211−409 (72)発明者 リー ヘー スク 大韓民国、デジョン 305−333、ジュング −グ、オウン−ドング、ハンビット アパ ートメント 105−1106 【要約の続き】 記定義した通りである)であり;およびnは0または1 ないし4の整数である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1。 下記式(I)のピリジルイミダゾール化合物およびその薬理学的に許容可 能な塩: 式中、 Aは直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルまたはアルケニル基、OR1( ここで、R1は水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルまたはア ルケニルラジカルである)、またはNR23(ここで、R2およびR3は独立的に 水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキルラジカルである)であり ; Bは下記式 の基であり、 Dは水素;ハロゲン;OH、C1−C4アルコキシラジカル、CO21、COR1 、CON(R12またはN(R12(ここで、R1は前記定義した通りである) で任意に置換された直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキル、C2−C6アルケ ニルまたはC2−C6アルキニル基;テトラゾール−5−イル;ペルフルオロ−C1 −C4アルキル基;またはN(R12、OR1、CO21またはCON(R12 (ここで、R1は前記定義した通りである)であり; Eは水素;ハロゲン;OH、C1−C4アルコキシラジカル、CO21、COR1 、CON(R12またはN(Rt)2(ここで、R1は前記定義した通りである ) で任意に置換された直鎖、分枝鎖C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたは C2−C6アルキニル基;ペルフルオロ−C1−C4アルキル基;NO2;またはN (R12またはOR1(ここで、R1は前記定義した通りである)であり;および nは0または1ないし4の整数である。 2。 Aが直鎖、分枝鎖または環状C2−C6アルキル基またはOR1(ここで、 R1は直鎖、分枝鎖または環状C2−C5アルキルラジカル)であり、 Bが下記式 の基であり、 Dが水素;OH、C1−C2アルコキシラジカル、CO21、COR1またはN (R12(ここで、R1は前記定義した通りである)で任意に置換された直鎖、 分枝鎖または環状C1−C4アルキルまたはアルケニル基であり、 Eが水素、または直鎖、分枝鎖または環状C1−C4アルキルまたはアルケニル 基であり、 nが0、1または2である請求項1に記載の化合物。 3。 下記化合物からなる群から選ばれた請求項1に記載の化合物: 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン−6−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−3−メチル−ピリジン−6−イル ) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−4−メチル−ピリジン−6−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン−3−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−6−メチル−ピリジン−3−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−(2−ヒドロキシエチル−1−イル)−6−(1−オキシ−ピ リジン−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェ ニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メトキシカルボニル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−(N,N−ジエチルカルバモイル)−6−(1−オキシ−ピリ ジン−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニ ル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2′−(1H− テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[ 4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−(N,N−ジメチルアミノ)−6−(1−オキシ−ピリジン− 2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4 −イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−エチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−フルオロ−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[ 2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3 H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イルメチル)−3 −[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル] −3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イルメチル)−3 −[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル] −3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−[2−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)エチ ル−1−イル]−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル −4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−[2−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)エチ ル−1−イル]−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル −4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−エチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−エトキシ−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[ 2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]− 3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−プロピル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[ 2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3 H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン −6−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル− 4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;およびこれらの混合物。 4。 下記化合物からなる群から選ばれた請求項3に記載の化合物。 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6(1−オキシ−2−メチル−ピリジン−6−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メトキシカルボニル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル )−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2′−(1H− テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[ 4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−2−メチル−ピリジン −6−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル− 4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−4−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;およびこれらの混合物。 5。 下記化合物からなる群から選ばれた請求項4に記載の化合物。 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−メチル−6−(1−オキシーピリジン−4−イル)−3−[2 ′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H −イミダゾ[4,5−b]ピリジン; 2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(1−オキシ−ビリジン−2−イル) −3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;およびこれらの混合物。 6。 (A)下記式(II)の化合物を式ACOOHのカルボン酸または式ACO ORのエステル(ここで、Aは請求項1で定義した通りであり、Rはメチルまた はエチルである)と縮合反応させて下記式(III)の化合物を得、 (B)式(III)の化合物を塩基の存在下で下記式(IV)の化合物と反応させて 下記式(V)の化合物を得、 (C)式(V)の化合物をテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム( O)の存在下で下記式(VI)の化合物と反応させて下記式(VII)の化合物を得 、(D)式(VII)の化合物を酸化剤で酸化させることを含む下記式(I′)の 化合物の製造方法: 式中、 Xはハロゲンまたはトリフルオロメタンスルホナートであり、 Mは離脱基であり; Pはテトラゾール保護基であり; mは0であり; n′は0であり; A、B、DおよびEは請求項1で定義した通りである。 7。 (A)下記式(II)の化合物を式ACOOHのカルボン酸または式ACO ORのエステル(ここで、AおよびRは請求項6で定義した通りである)と縮合 反応させて下記式(III)の化合物を得、 (B)式(III)の化合物を塩基の存在下で下記式(IV)の化合物と反応させて 下記式(V)の化合物を得、 (C)式(V)の化合物をテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム( O)の存在下で下記式(VI)の化合物と反応させて下記式(VIII)の化合物を得 、 (D)式(VIII)の化合物をオゾンで酸化させて式(IX)の化合物を得、 (E)式(IX)の化合物を下記式(X)の化合物と反応させて下記式(XI)の化 合物を得、 (F)式(XI)の化合物をメタンスルホニルクロリドと反応させて式(XII)の化 合物を得、 (G)式(XII)の化合物を水素化トリブチルスズで還元させて下記式(VII)の 化合物を得、そして (H)式(VII)の化合物を酸化剤で酸化させることを含む下記式(I′′)の 化合物の製造方法: 式中、 B、D、E、M、PおよびXは請求項6で定義した通りであり; mは0または1であり;および n′は1である。 8。 (A)下記式(II)の化合物を式ACOOHのカルボン酸または式ACO ORのエステル(ここで、AおよびRは請求項6で定義した通りである)と縮合 反応させて下記式(III)の化合物を得、 (B)式(III)の化合物を塩基の存在下で下記式(IV)の化合物と反応させて 下記式(V)の化合物を得、 (C)式(V)の化合物をテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム( O)の存在下で下記式(VI)の化合物と反応させて下記式(VIII)の化合物を得 、 (D)式(VIII)の化合物をパラジウム触媒の存在下で水素化反応させて式(VI I)の化合物を得、そして (E)式(VII)の化合物を酸化剤で酸化させることを含む下記式(I′′′)の 化合物の製造方法: 式中、 B、D、E、M、PおよびXは請求項6で定義した通りであり; mは1であり;および n′は2である。 9。請求項1に記載のピリジルイミダゾール化合物の治療有効量および薬剤学的 に許容可能な担体を含む医薬組成物。
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