JPH09506878A - 水中油型エマルジョン - Google Patents
水中油型エマルジョンInfo
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- JPH09506878A JPH09506878A JP7517148A JP51714894A JPH09506878A JP H09506878 A JPH09506878 A JP H09506878A JP 7517148 A JP7517148 A JP 7517148A JP 51714894 A JP51714894 A JP 51714894A JP H09506878 A JPH09506878 A JP H09506878A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、ホスフェート類、チオホスフェート類及び/またはカルバメート類からなる群から選択される少なくとも一種の活性物質0.001〜70重量%、非イオン性界面活性化合物またはホスホリル化界面活性化合物または硫酸化界面活性化合物またはスルホネート化界面活性化合物からなる群から選択される一種またはそれ以上の界面活性化合物0.001〜30重量%、並びに必要に応じて添加剤、及び100重量%に満たない分を補う量の水を含む水中油型エマルジョンに関する。
Description
【発明の詳細な説明】
水中油型エマルジョン
農業化学的に活性な物質の数多くの水性エマルジョンが従来から知られている
。このような製剤は、例えば、通常水中に不溶性の活性物質を有機溶剤中に溶解
させ、そして乳化剤及び添加剤を添加し、この際、水を用いて施用濃度に調節し
た時に、十分に安定なエマルジョンが得られるように活性物質、乳化剤及び添加
剤の量を設定することによって製造することができる。
ホスホリル化された界面活性剤を含む水性油型エマルジョンが従来開示されて
いる。
ヨーロッパ特許出願公開第0 224 846号明細書には、活性物質の他に、分散剤
としてのアルファ-及びオメガ-ホスホリル化エチレンオキシド/プロピレンオキ
シド/エチレンオキシドブロックコポリマーまたはこれの塩を含む水性エマルジ
ョンに基づく植物保護剤が記載されている。
これに記載されるエマルジョンの欠点は、それらが水不混和性有機溶剤が実質
的にという程度にしか除去されていないことである。
ヨーロッパ特許出願公開第0 118 759号明細書には、一種またはそれ以上の液
状または溶解した形の活性物質、水、及び油-及び水溶性分散在としての、式
[式中、
r及びsは、互いに独立して、20〜300の数であり、
tは、10〜300の数であり、
n及びmは、互いに独立して、1または2であって、この際n+mの合計は必ず3
であり、そして
Mは、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオンの1当量、アンモニ
ウム、アルキルアンモニウムまたはアルカノールアンモニウムである]
で表される、プロピレンオキシド(PO)及びエチレンオキシド(EO)に基づくホスホ
リル化ブロックコポリマーの塩0.5〜20重量%を含む水性EW製剤(emulsionconcen
trates)の形の植物保護剤が記載されている。
好適な活性物質としては、耐加水分解性の殺虫剤、除草剤及びフェロモンが挙
げられているのみである。
米国特許第4,107,302号に記載の発明は、ホスフェート類及び/またはチオホス
フェート類からなる群から選択される活性物質、及び表面活性化合物を含む水性
殺虫剤コンセントレート混合物に関する。非イオン性表面活性化合物としては、
エトキシル化アルキルアリルフェニルエーテル、例えば10個のEOを有するジスチ
リルメチルフェノールエトキシレートが好ましく使用される。これに記載される
混合物の欠点は、3.0〜8.5のpH範囲を確立するために水性緩衝溶液を使用する必
要があることである。更に、活性物質含有率が30重量%を超える混合物に対して
は、ケトン、エーテル及びアルコール等の有機溶剤を添加することが推奨されて
いる。
ヨーロッパ特許出願公開第0 196 469号に記載の発明は、活性物質を分散させ
るために使用される界面活性剤が、2000〜8000の平均分子量及び8〜30のHLB値
を有する、ノニルフェノール-プロピレンオキシド-エチレンオキシド付加物の水
溶液及び/またはエチレンオキシド/プロピレンオキシド/エチレンオキシドブロ
ックコポリマーの水溶液である、ホスフェート含有マクロエマルジョンに関する
。これに記載されるマクロエマルジョンは必ず添加剤としてグリセロールを含む
。室温で固体の活性物質を使用する場合は、芳香族希釈剤中のこの物質の溶液を
使用する。
ヨーロッパ特許出願公開第0 130 370号に記載の発明は、活性物質の分散体と
活性物質の溶液を混合することによって得られる植物保護剤コンビネーションに
関する。この方法で製造される植物保護剤コンビネーションは、ホスホリル化界
面活性剤として、例えばC12-C18-アルキルポリグリコールエーテルホスフェート
単位を有するトリスチリルフェノールポリグリコールエーテルのモノ-及びジホ
ばスルホコハク酸モノエステルのNa塩及びNaリグニンスルホネートを含む。これ
に記載される植物保護剤コンビネーションの欠点は、キシレン及びメチルナフタ
レン等の有機溶剤を高含有率(40〜48重量%)で含む、活性物質の溶液を使用す
ることである。
分散剤として非イオン性界面活性剤を含む水中油型エマルジョンも公知である
。
ヨーロッパ特許出願公開第0 289 909号に記載の発明は、適当な程度の相安定
度を達成するために、活性物質の他に、界面活性剤として、非イオン性のブロッ
ク-、ミクスド(Misch)-またはミクスドブロック-コポリマー(Mischblockcopolym
er)、並びに必ず尿素を含む有機燐系農薬の安定水性エマルジョンに関する。
従来技術の更に別の一連の刊行物に、スルホネート及び/またはスルフェート
に基づくイオン性界面活性剤を含む水中油型エマルジョンが記載されている。
ヨーロッパ特許出願公開第062 181号は、活性物質、及び乳化剤としての少な
くとも一種の、通常2種以上のアルキルアリールポリグリコールエーテルを、ア
ルキルアリールスルホン酸のイオン性塩との混合物として含む水中油型(O/W)エ
マルジョンを開示している。
ヨーロッパ特許出願公開第0 160 182号明細書には、活性物質としての合成ピ
レスロイド、及び乳化剤としての、カルシウムドデシルスルホネート、エトキシ
ル化ジスチリルフェノールアンモニウムスルフェート及びエトキシル化トリスチ
リルフェノールからなる界面活性剤を含む水性マクロエマルジョンが記載されて
いる。
これに記載される水性EW製剤(EW)は、必ず、イオン性及び非イオン性界面活性
剤からなる界面活性剤混合物を含む。
米国特許第2,696,453号明細書には、必ず、非イオン性界面活性剤、例えば
キルベンゼンスルホン酸の油溶性カルシウムまたはマグネシウム塩との混合物を
含む植物保護製剤が記載されている。この植物保護製剤の欠点は、キシレン、灯
油及び/またはナフタレン誘導体等の有機溶剤を高含有率で含むことであり、こ
の含有率として、26〜70重量%の数値が挙げられている。
本発明の目的は、ホスフェート類、チオホスフェート類及び/またはカルバメ
ート類から選択される活性物質、特に加水分解に対して敏感な活性物質に基づく
水性EW製剤の形の植物保護製剤であって、有機溶媒は完全に含まず、優れた化学
的及び物理的安定性を示し、特に加水分解に対して耐性を持ち、そして低温(-10
℃)で安定でもあり、さらに単独でまたは他の液状製剤との混合物として所望の
ように水で希釈できる、上記植物保護製剤を提供することであった。
驚くべきことに、或る特定の界面活性化合物を使用することにより所望の植物
保護製剤が得られることがわかった。このような界面活性は、
A) 以下の式Iで表される非イオン性界面活性化合物、
B) 以下の式IIで表されるホスホリル化界面活性化合物、
C) 以下の式IIIで表される硫酸化界面活性化合物、及び
D) 以下の式IVで表されるスルホネート化界面活性化合物
である。
本発明は、
ホスフェート類、チオホスフェート類及び/またはカルバメート類からなる群か
ら選択される少なくとも一種の活性物質0.001〜70重量%、好ましくは0.5〜50重
量%、及び
A) 式I
[式中、
R1は、水素、C1-C24-アルキル、C2-C24-アルケニル、C2-C24-アルキニル、C5-
C24-シクロアルキル、C6-C36-アリール、C6-C48-アルカリール、C6-C36-ヘテロ
アリール、またはC6-C48-ヘテロアルカリールであり、
x及びzは、互いに独立して、0〜300の数であり、そして
yは、0〜200の数であり、
但しx、y及びzの合計は0より大きい数である]
で表される非イオン性界面活性化合物、または
B) 式II
[式中、
R1は、式Iにおいて述べた意味を有するか、または式
で表される基であり、
x、y及びzは、式Iにおいて述べた意味を有し、
R2は、水素、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属イオンの1当量、アン
モニウム、モノ-、ジ-またはトリ(C1-C12)アルキルアンモニウム、またはモノ-
、ジ-またはトリ(C1-C12)アルカノールアンモニウムであり、そして
R3は、R2について述べた意味を有するかまたはaである]
で表されるホスホリル化界面活性化合物、または
C) 式III
[式中、
R1は、式Iにおいて述べた意味を有するか、または式
で表される基であり、
R2は、式IIにおいて述べた意味を有し、そして
x、y及びzは、式Iにおいて述べた意味を有する]
で表される硫酸化界面活性化合物、または
D) 式IV
[式中、
R1は式Iにおいて述べた意味を有し、
R2は式IIにおいて述べた意味を有し、
x、y及びzは式Iにおいて述べた意味を有し、そして
nは1〜3の数である]
で表されるスルホネート化界面活性化合物、
からなる群から選択される一種またはそれ以上の界面活性化合物0.001〜30重量
%、好ましくは0.1〜20重量%、
及び必要に応じて添加剤、及び100重量%に満たない分を補う量の水、からなる
水中油型エマルジョンに関する。
本発明によるO/Wエマルジョンは、ホスフェート類、チオホスフェート類及び/
またはカルバメート類のクラスから選択される、少なくとも一種の、農業化学的
に活性の物質、家庭部門及び衛生部門において有害な生物を防除するための活性
物質及び/または薬理学的に活性の物質を含む。これに間連して、適当な活性物
質、好ましくは加水分解に対して敏感な活性物質には、室温で液状の物質及び室
温で固体の物質の両方が含まれる。このような活性物質は公知であり、例えば“
The Pesticide Manual”第9版,The British Crop Protection Counsil,1991
に記載されている。
本発明において、農業化学的物質という用語は、植物保護において通常使用さ
れる物質を指すものと解されるべきである。このような物質の例には、殺虫剤、
殺ダニ剤、殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、なめくじ駆除剤、殺そ剤、成長調節剤、
薬害軽減剤(Safener)、補助剤、肥料及び殺藻剤が含まれる。
このような活性物質の具体的な例として、以下のものを挙げることができる:
o,o-ジエチル o-[2-イソプロピル-4-メチル-6-ピリミジル]チオホスフェート(
ダイアジノン)、
O,O-ジエチル O-[3,5,6-トリクロロ-2-ピリジル]チオホスフェート(クロルピロ
ホス)、
2-(1-メチルプロピル)フェニルメチルカルバメート(BPMC)、
O,O-ジメチル S-メチルカルバモイルメチルチオホスフェート(ジメトエート)
、
クロロビシクロ[3.2.0]ヘプタ-2,6-ジエン-6-イルホスフェート(ヘプテノホス
)、
O,O-ジエチル O-1-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル チオホスフェート
(トリアゾホス)、
エチル 2-ジエトキシホスフィノチオイルオキシ-5-メチルピラゾリル[1,5-α]ピ
リミジン-6-カルボキシレート(ピラゾホス)、
O,O-ジエチル O-(4-ニトロフェニル)チオノホスフェート、
O,O-ジメチル O-(4-ニトロフェニル)チオノホスフェート(フェニトロチオン)
、
O-(エチル O-4-メチルチオフェニル)-S-プロピルジチオホスフェート
2-イソプロポキシフェニル N-メチルカルバメート、
2,3-ジヒドロ-2,2-ジメチル-7-ベンゾフリルメチルカルバメート、
3,5-ジメチル-4-メチルチオフェニル N-メチルカルバメート、
O,O-ジエチル O-(3-クロロ-4-メチル-7-クマリニル)チオホスフェート、
S-[1,2-ビス(エトキシカルボニル)エチル] O,O-ジメチルジチオホスフェート(
マラソン)、
O,O-ジメチルO-4-メチルメルカプト-3-メチルフェニルチオノホスフェート(フ
ェンチオン,レバイシッド)、
O-エチル O-2-イソプロピルオキシカルボニルフェニル N-イソプロピルチオノホ
スホル(phosphor)アミド。
本発明において、家庭部門及び衛生部門において有害生物を防除するための活
性物質とは、水中で低い溶解性しか示さない全ての慣用の活性物質と解されるべ
きである。このような活性物質の具体的例として、以下のものを挙げることがで
きる:
2-イソプロポキシフェニル N-メチルカルバメート、
O,O-ジエチル O-4-ニトロフェニルチオノホスフェート(エチルパラチオン)、
O,O-ジメチル O-4-ニトロフェニルチオノホスフェート(メチルパラチオン)S-[
1,2-ビス(エトキシカルボニル)エチル]O,O-ジメチルジチオホスフェート、
O,O-ジメチル O-3-メチル-4-ニトロフェニルチオノホスフェート(スミチオン,
ホリチオン)、
O,O-ジメチル O-4-メチルメルカプト-3-メチルフェニルチオノホスフェート(レ
バイシッド,フェンチオン)。
本発明において、薬理学的に活性の物質とは、水中で低い溶解性しか示さず、
動物薬部門において好ましく使用することができる物質と解するべきである。こ
のような活性物質の一例は、クロロビシクロ[3.2.0]ヘプタ-2,6-ジエン-6-イル
ホスフェート(ヘプテノホス)である。
本発明による製剤は、式I、II、IIIまたはIVで表される少なくとも一種の界
面活性剤を含む。
式Iで表される界面活性剤において、R1は、好ましくは、水素、C10-C18-アル
キル、C2-C18-アルケニル、C6-C20-シクロアルキル、C6-C18-アリールまたは(C1
-C12-アルキル)3-フェニル、特にC1-C12-アルキルフェニル、またはモノ-、ジ-
またはトリスチリルフェニル、トリブチルフェニルである。
基R1が水素以外のものであるときは、この基は適当な置換基を有していてもよ
く、このような置換基としては、例えばハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキ
シル基、ニトロ基、アミノ基及び/またはカルボキシルエステル基が挙げられる
。
指数x、y及びzは、エチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシド単位の各
々のモル数を示す。
指数x、y及びzは、好ましい態様として以下の範囲を有する:
x及びyが0、そしてzが5〜30の数;
xが2〜45の数、yが2〜35の数、そしてzが0;
yが0、x及びzが互いに独立して1〜60の数;
xが0、yが2〜30の数、そしてzが2〜40の数。
更に好ましい範囲は、
x、y及びzが、互いに独立して、1〜120の数、1〜80の数、1〜30の数である。
特に適当な式Iの界面活性化合物は、式I中、
R1が、モノ-、ジ-またはトリスチリルフェニルであり、
xが、8〜40の数であり、
yが、0〜25の数であり、そして
zが、0〜40の数である、
界面活性化合物である。
1816(ヘキストAG(DE)の商品)の名称で得ることができる。
式Iの界面活性剤は簡単な方法で製造することができる。式I中、R1が水素で
ある界面活性剤はドイツ特許第3 542 411号明細書に記載される方法で製造する
ことができる。式I中、R1が水素以外の意味を有する界面活性剤は、ドイツ特許
第3 542 411号に記載の方法により、対応する式R1-OHのアルコールをアルコキシ
化して、本発明において使用される界面活性剤にすることによって得られる。
式IIで表される界面活性剤において、R1は、好ましくは、C10-C18-アルキル、
C2-C18-アルケニル、C6-C20-アリール、C1-C12-アルキルフェニル、またはモノ-
、ジ-またはトリスチリルフェニル、または式
[式中、
R2及びR3は、互いに独立して、アルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ
(C2-C4-アルキル)アンモニウムまたはトリ(C2-C4-アルカノール)アンモニウムで
ある]
で表される基である。
基R2及びR3は、好ましくは、アルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ(C2
-C4-アルキル)アンモニウムまたはトリ(C2-C4-アルカノール)アンモニウムであ
る。
指数x、y及びzの好ましい範囲は、式Iにおけるx、y及びzについて述べた好ま
しい態様の範囲と同じである。
アルカリ金属及び/またはトリ(C2-C4-アルカノール)アンモニウム塩が特に好
ましい。
式IIで表される好適な界面活性剤は、HOE S 3475、HOE S 3475-1、HOE S 3475
-2(ヘキストAG(DE)の商品)の名称で得ることができる。
式IIの界面活性剤は簡単な方法で製造することができる。式II中、R1が水素で
ある界面活性剤は、ドイツ特許第3 542 441号明細書に記載される方法で製造す
ることができる。式II中、R1が水素以外の意味を有する界面活性剤は、ドイツ特
許第3 542 441号に従って、式R1-OHの対応するアルコールをアルコキシ化して対
応する非イオン性ブロックコポリマーを生成し、次いでこれをホスホリル
化反応に付して、本発明による式IIの界面活性剤を生じさせることによって得ら
れる。
式IIIで表される界面活性剤において、R1は、好ましくは、C1-C18-アルキル、
C2-C18-アルケニル、C6-C20-シクロアルキル、C1-C18-アルキルフェニル、好ま
しくは1-フェニルエチルまたはC2-C18-アルケニルフェニル、特にスチリル、ま
たは式
[式中、
R2は、アルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ(C1-C12-アルキル)アン
モニウムまたはトリ(C1-C12-アルカノール)アンモニウムである]
で表される基である。
R2は、好ましくは、アルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ(C1-C12-ア
ルキル)アンモニウムまたはトリ(C1-C12-アルカノール)アンモニウムである。
R2は、特に好ましくは、アルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ(C2-C4
-アルキル)アンモニウムまたはトリ(C2-C4-アルカノール)アンモニウムである。
指数x、y及びzの好ましい範囲は、式Iにおいてx、y及びzについて述べた好ま
しい態様の範囲と同じである。
特に好ましい界面活性剤は、20個(平均値)のEOを有する2,4,6-ビス(1-フェ
ニルエチル)フェニルポリグリコールエーテルスルフェートのカリウム、ナトリ
ウム及びトリエチルアンモニウム塩である。
式IIIの好適な界面活性剤は以下の製品である:
ストAG,DE)
式IIIの界面活性剤の製造方法は、上記の製造方法に類似したものである。本
発明によるこの界面活性剤は、式Iに相当する非イオン性ブロックコポリマーを
硫酸化することによって得られる(K.Kosswig及びH.Stache,“Die Tenside”,Hau
ser-Verlag 1993,第130頁参照)。
式IVで表される界面活性剤において、R1は、好ましくは、C1-C18-アルキル、C2
-C18-アルケニル、C6-C20-シクロアルキル、C1-C18-アルキルフェニル、好まし
くは1-フェニルエチル及びC2-C18-アルケニルフェニル、特にスチリルである。
R2は、好ましくは、アルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ(C2-C4-ア
ルキル)アンモニウムまたはトリ(C2-C4-アルカノール)アンモニウムである。指
数x、y及びzの好ましい範囲は、式Iにおけるx、y及びzについて述べた好ましい
態様の範囲と同じであり、そしてnは、好ましくは、2の数である。
式IVで表される界面活性化合物は、上記の製造方法と類似して製造される。式
Iに相当する非イオン性ブロックコポリマーと塩化チオニルを反応させて、対応
するクロロ化合物を生成し、次いで亜硫酸ナトリウムと反応させることによって
、式IVの界面活性剤が得られる(P.K.K.Hodgson,N.J.Stewart,E.J.Tinley;
“Alkylphenylethoxyethanesulphonates”, Tenside Deterqents 2
3(1986),4,pp.175-177参照)。
本発明によるO/W型エマルジョンは、連続相として水を含む。濃厚なエマルジ
ョンの場合は水の割合は比較的低く、これに対して希釈された状態のエマルジョ
ンは比較的多量の水を含む。油相(=分散相)は、水性相中に微細な液滴の形で
存在し、この際この液滴のサイズは或る一定の範囲内で変えることができる。そ
の粒径は、一般的には0.001〜10μm、好ましくは0.01〜5μm、特に0.1〜2μm
である。
このO/Wエマルジョンは、有利なことに、有機溶剤を含まない。それゆえ、こ
れらは高い引火点を有し、難燃性である。
同様に、これらは実質的に無臭であり、そして一般的に毒性、例えば植物毒性
が低い。
本発明による水中油型エマルジョン中に存在し得る添加剤は、防腐剤、低温安
定剤、染料及び臭気改善剤である。防腐剤の例は2-ヒドロキシビフェニル、ソル
ビン酸、p-ヒドロキシベンズアルデヒド、メチル p-ヒドロキシベンゾエート、
ベンズアルデヒド、安息香酸、プロピル p-ヒドロキシベンゾエート及びp-ニト
ロフェノールである。エマルジョン中の防腐剤の含有率は、0.01〜1重量%であ
り得る。
好適な低温安定剤は、グリコール、グリセロール、ボリエチレングリコール、
糖、及び硫酸アンモニウム及びオレイン酸ナトリウム等の塩であり、これらはエ
マルジョン中に、通常1〜10重量%の量で含まれることができる。染料の例は、
アゾ染料及びフタロシアニン染料である。使用することができる臭気改善剤は香
油である。
このO/Wエマルジョンを製造するための好適な方法の一例はヨーロッパ特許出
願公開第0 130 370号明細書に記載されている。しかし、原則的には、二つの相
を、撹拌することによって所望の状態にすることができる。
本発明による水中油型エマルジョンは、これらが通常の条件下に安定であると
いう点で優れている。長期貯蔵の際にも、このエマルジョンは、高温下(50℃)
及び低温下(-5℃,-10℃)の両方において、物理的安定性及び活性物質の含有
率の点で変化しない。更に別の利点は、室温で固体または液体である活性物質を
、同等に首尾よく、乳化できるということである。特に固形の活性物質を使用し
た際に必須であった添加剤としてのグリセロール及び有機溶剤の添加は(ヨーロ
ッパ特許出願公開第0 196 463号明細書参照)、必要でない。
本発明による水中油型エマルジョンは、製造されたままの形でまたは前もって
希釈された形で施用することができる。これに間連して、これらの施用は、水中
油型エマルジョンの濃度及び特定の指示に依存する。このエマルジョンは、慣用
の方法、例えば噴霧、飛散または注ぎかけることによって施用される。
以下の表にまとめた配合例は、広い適用性の証拠である。
以下において、EOはエチレンオキシド、POはプロピレンオキシドを意味する。
式Iの界面活性剤を有する植物保護製剤:
表1は、少なくとも1ヶ月の期間安定である本発明によるO/Wエマルジョンを
示す(貯蔵温度はそれぞれ25℃及び50℃):
式IIで表される界面活性剤を含む植物保護製剤:
表IIは、少なくとも1ヶ月の期間安定である、本発明による水中油型エマルジ
ョンを示す(貯蔵温度:25℃;50℃)
式III及びIVで表される界面活性剤を含む植物保護製剤:
界面活性剤C1 トリスチリルフェノールポリグリコールエーテルスルフェート
(約20EO)TEA塩
界面活性剤C2 トリブチルフェノールポリグリコールエーテルスルフェート(約
8EO)ナトリウム塩
界面活性剤C3 ラウリルジグリコールエーテルスルフェート,ナトリウム塩
界面活性剤D1 トリスチリルフェノールポリグリコールエーテルスルホネート
(約20EO),TEA塩
表3は、25℃において少なくとも1ヶ月間安定でありそして50℃までまたは50℃
においても優れて安定である、本発明によるO/Wエマルジョンを示す。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年11月21日
【補正内容】
請求の範囲
1.一種またはそれ以上の活性物質及び一種またはそれ以上の界面活性化合物を
含み、有機溶剤を含まない水中油型エマルジョンであって、
ホスフェート類、チオホスフェート類及び/またはカルバメート類からなる群
から選択される少なくとも一種の活性物質0.001〜70重量%、好ましくは0.5〜50
重量%、及び
A) 式I
[式中、
R1は、水素、C1-C24-アルキル、C2-C24-アルケニル、C2-C24-アルキニル、C5-C24-
シクロアルキル、(C1-C12-アルキル)3-フェニル、トリブチルフェニル、C6-C36-
ヘテロアリール、またはC6-C48-ヘテロアルカリールであり、
x及びzは、互いに独立して、0〜300の数であり、そして
yは、0〜200の数であり、
但しx、y及びzの合計は0よりも大きい]
で表される非イオン性界面活性化合物、または
B) 式II
[式中、
R1は、式Iにおいて述べた意味を有するか、または式
で表される基であり、
x、y及びzは、式Iにおいて述べた意味を有し、
R2は、水素、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属イオンの1当量、アン
モニウム、モノ-、ジ-またはトリ(C1-C12)アルキルアンモニウムまたはモノ-、
ジ-またはトリ(C1-C12)アルカノールアンモニウムであり、そして
R3は、R2について述べた意味を有するかまたはaである]
で表されるホスホリル化界面活性化合物、または
C) 式III
[式中、
R1は、式Iにおいて述べた意味を有するか、または式
で表される基であり、
R2は、式IIにおいて述べた意味を有し、そして
x、y及びzは式Iにおいて述べた意味を有する]
で表される硫酸化界面活性化合物、または
D) 式IV
[式中、
R1は、式Iにおいて述べた意味を有し、
R2は、式IIにおいて述べた意味を有し、
x、y及びzは、式Iにおいて述べた意味を有し、そして
nは、1〜3の数である]
で表されるスルホネート化界面活性化合物、
からなる群から選択される一種またはそれ以上の界面活性化合物0.001〜30重
量%、好ましくは0.1〜20重量%、及び
必要に応じて添加剤、及び100重量%に満たない分を補う量の水、
からなる上記水中油型エマルジョン。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AU,BG,BR,BY,CA,CN,
CZ,EE,FI,HU,JP,KR,LT,LV,N
O,NZ,PL,RO,RU,SI,SK,UA,US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.一種またはそれ以上の活性物質及び一種またはそれ以上の界面活性化合物を 含む水中油型エマルジョンであって、 ホスフェート類、チオホスフェート類及び/またはカルバメート類からなる群 から選択される少なくとも一種の活性物質0.001〜70重量%、好ましくは0.5〜50 重量%、及び A) 式I [式中、 R1は、水素、C1-C24-アルキル、C2-C24-アルケニル、C2-C24-アルキニル、C5-C24- シクロアルキル、C6-C36-アリール、C6-C48-アルカリール、C6-C36-ヘテロアリ ール、またはC6-C48-ヘテロアルカリールであり、 x及びzは、互いに独立して、0〜300の数であり、そして yは、0〜200の数であり、 但しx、y及びzの合計は0よりも大きい] で表される非イオン性界面活性化合物、または B)式II [式中、 R1は、式Iにおいて述べた意味を有するか、または式 で表される基であり、 x、y及びzは、式Iにおいて述べた意味を有し、 R2は、水素、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属イオンの1当量、アン モニウム、モノ-、ジ-またはトリ(C1-C12)アルキルアンモニウムまたはモノ-、 ジ-またはトリ(C1-C12)アルカノールアンモニウムであり、そして R3は、R2について述べた意味を有するかまたはaである] で表されるホスホリル化界面活性化合物、または C) 式III [式中、 R1は、式Iにおいて述べた意味を有するか、または式 で表される基であり、 R2は、式IIにおいて述べた意味を有し、そして x、y及びzは式Iにおいて述べた意味を有する] で表される硫酸化界面活性化合物、または D) 式IV [式中、 R1は、式Iにおいて述べた意味を有し、 R2は、式IIにおいて述べた意味を有し、 x、y及びzは、式Iにおいて述べた意味を有し、そして nは、1〜3の数である] で表されるスルホネート化界面活性化合物、 からなる群から選択される一種またはそれ以上の界面活性化合物0.001〜30重 量%、好ましくは0.1〜20重量%、及び 必要に応じて添加剤、及び100重量%に満たない分を補う量の水、 からなる上記水中油型エマルジョン。 2.式Iで表される界面活性化合物において、R1が水素、C10-C16-アルキル、C2 -C18-アルケニル、C6-C20-シクロアルキル、C6-C18-アリール、(C1-C12-アルキ ル)3-フェニル、特にC1-C12-アルキルフェニル、モノ-、ジ-またはトリスチリル フェニルである請求の範囲第1の水中油型エマルジョン。 3.式IIで表される界面活性化合物において、R1がC1-C10-アルキル、C2-C18-ア ルケニル、C6-C20-アリール、C1-C12-フェニル、モノ-、ジ-またはトリスチリル フェニルまたは式 [式中、 R2及びR3は、互いに独立して、アルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ (C2-C4-アルキル)アンモニウムまたはトリ(C2-C4-アルカノール)アンモニウムで ある] で表される基である、請求の範囲第1の水中油型エマルジョン。 4.式IIで表される界面活性化合物において、R2及びR3が、互いに独立して、ア ルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ(C2-C4-アルキル)アンモニウムまた はトリ(C2-C4-アルカノール)アンモニウムである、請求の範囲第1または3の水 中油型エマルジョン。 5.式IIIで表される界面活性化合物において、R1がC1-C18-アルキル、C1-C18- アルケニル、C6-C20-シクロアルキル、C1-C18-アルキルフェニルまたはC2-C18- アルケニルフェニルまたは式 [式中、 R2はアルカリ金属カチオン、モノ-、ジ-またはトリ(C1-C12-アルキル)アンモ ニウムまたはトリ(C1-C12-アルカノール)アンモニウムである] で表される基である、請求の範囲第1の水中油型エマルジョン。 6.式IIIで表される界面活性化合物において、R2がアルカリ金属カチオン、モ ノ-、ジ-またはトリ(C1-C12-アルキル)アンモニウムまたはトリ(C1-C12-アルカ ノール)アンモニウムである、請求の範囲第1または5の水中油型エマルジョン 。 7.式IVで表される界面活性化合物において、R1がC1-C18-アルキル、C2-C18-ア ルケニル、C6-C20-シクロアルキル、C1-C18-アルキルフェニル及びC2-C18-アル キルフェニルである、請求の範囲第1の水中油型エマルジョン。 8.式IVで表される界面活性化合物において、R2がアルカリ金属カチオン、モノ -、ジ-またはトリ(C2-C4-アルキル)アンモニウムまたはトリ(C2-C4-アルカ ノール)アンモニウムである、請求の範囲第1または7の水中油型エマルジョン 。 9.式I、II、III及び工vで表される界面活性化合物において、 x及びyが0、zが5〜30の数; xが2〜45の数、yが2〜35の数、そしてzが0; xが1〜60の数、yが0、そしてzが1〜60の数;または xが0、yが2〜30の数、そしてzが2〜40の数; である請求の範囲第1〜8のいずれか一つの水中油型エマルジョン。 10.式I、II、III及びIVで表される界面活性化合物において、x、y及びzが、互 いに独立、して、1〜120の数、好ましくは1〜80の数、特に1〜30の数である 、請求の範囲第1〜9のいずれか一つの水中油型エマルジョン。 11.添加剤として、防腐剤、低温安定剤、染料及び/または臭気改善剤を含む、 請求の範囲第1〜10のいずれか一つの水中油型エマルジョン。 12.油相が、水性相中に微細な液滴の形で存在する請求の範囲第1〜11のいずれ か一つの水中油型エマルジョン。 13.液滴の粒径が、0.001〜10μm、好ましくは0.01〜5μm、特に0.1〜2μmで ある、請求の範囲第1〜12のいずれか一つの水中油型エマルジョン。 14.請求の範囲第1〜13のいずれか一つの水中油型エマルジョンを、EPC第52条( 4)による方法における使用方法を除いて、農業、園芸、家庭-及び衛生部門及び/ または医薬部門に使用する方法。
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