JPH09506129A - ポリアミド類およびそれから形成されるヒートシールできるフィルム - Google Patents

ポリアミド類およびそれから形成されるヒートシールできるフィルム

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JPH09506129A JP7515854A JP51585495A JPH09506129A JP H09506129 A JPH09506129 A JP H09506129A JP 7515854 A JP7515854 A JP 7515854A JP 51585495 A JP51585495 A JP 51585495A JP H09506129 A JPH09506129 A JP H09506129A
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エヌジー,ハワード,チュン−ホー
ファーカス,ニコラス,アコス
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Abstract

(57)【要約】 ヒートシールできるポリアミドフィルムまたは層は、(a)ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内に1〜3の炭素原子を有する少なくとも1つのペンダント側鎖アルキル、と(b)もしあればペンダントアルキル側鎖中の炭素原子を除いて、ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内の少なくとも7つの逐次炭素原子の少なくとも1つのシーケンス、とを含むポリアミドから形成される。その上、ヒートシールできるフィルムまたは層は、(a)(i)ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内に1から3の炭素原子を有する、少なくとも1つのペンダントアルキル側鎖と(ii)もしあればペンダントアルキル側鎖中の炭素原子を除いて、ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内の少なくとも7つの逐次炭素原子の少なくとも1つのシーケンス、とを含む少なくとも1つのポリアミド、と(b)ポリアミド、ビニルポリマー、グラフト官能化されたC2〜C20のα-オレフィンポリマー、エチレン/エチレン性不飽和カルボン酸共重合体、およびアイオノマーからなる群から選ばれる少なくとも1つのポリマー、とを含むブレンドから形成される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ポリアミド類およびそれから形成されるヒートシールできるフィルム 技術分野 この発明はヒートシールできるポリアミド(ナイロン)フィルムおよび包装に 用いるための、それから作られる多層構造部材に関する。特に、この発明は、以 下に限定されるわけではないが、新鮮な肉、加工された肉、チーズ、ソーセージ およびミルクのような、食品および液体製品を包装するのにふさわしい、ポリア ミドフィルムおよびそれから作られた多層構造部材に関する。 背景技術 ナイロンは、アミド基-CONHの存在によって、特徴づけられるポリアミド 系のための一般的な名称である。ナイロン組成物および製品の有用性は、日々の 、例えば合成フィルム、繊維、プラスチックおよび成形用樹脂として、包装、ブ ラシおよびタイヤの使用も含めて周知である。 熱可塑性軟質フィルムは各種の応用に用いられるが、その応用には(例えば、 商品、紙、生ゴミなどのための)バッグ、電気や電子の用途における通信機器の 支持体のような産業包装のための包装材料、テープやラベルのような粘着剤を塗 布した製品、医療用包装および食品包装が含まれる。 食品工業において、熱可塑性軟質フィルムは、消費以前に、食物を新鮮に保つ ために用いられる。長距離輸送と関連した取扱いの増加や長い配達時間とともに 、食物の処理の集中化の利用が増大し、それは優れた特性を有する包装用フィル ムのための需要を増大させた。 食品工業の家禽や肉部門では、新鮮さを保ち続けるために熱可塑性軟質フィル ムが利用される。肉は、しばしば生のままで、冷凍して、または調理さ れて売られており、これに対してフィルムは、効果的に様々な温度での保護を与 えている。主要な、そして副次的な牛肉の切り身、粉砕した牛肉および加工した 肉のような食品品目は、同時押出された、または積層されたフィルムを用いるこ とで知られているが、それらのフィルムは、ナイロン、ポリエステル、塩化ビニ リデンの共重合体(PVDC)、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)およ びアイオノマーのような組成物を利用している。 食品製品を包装するためのフィルムの選択には、以下に限定されるわけではな いが、バリヤー性、コスト、耐久性、耐破壊性、耐屈曲亀裂性、FDA認可、機 械加工性、光沢および曇りのような光学的性質、印刷適正、収縮性、収縮力、剛 性、および強度のような考慮すべき問題もあることが一般的に知られている。。 その上、フィルムまたは構造部材は、良好なヒートシール特性を有することが望 ましい。 一般に、ナイロンフィルムは注入成形または吹き込み成形フィルムを含めた方 法によって作られて、これらのフィルムは一軸または二軸延伸であってもよい。 脂肪族ジカルボン酸および2-メチルペンタメチレンジアミンと共に4〜12の 炭素原子を有する脂肪族ジアミンの混合物のポリマーは、エヌ ファーカス(N. Farkas)、ディー エヌ マーク(D.N.Marks)およびエス エム ネムサー(S .M.Nemser)による、1992年7月23日に発行されたPCT特許出願 WO 92/12194号に開示されている。ナイロン6、ナイロン6,6およびナ イロン12のような特別なタイプのナイロンは、フィルムに加工されている。包 装に応用するときに他のフィルム材料と比較したナイロンフィルムの公知の利点 には、優れた酸素および香りのバリヤー性、低温での耐久性および熱安定性が含 まれる。しかしながら、ナイロンは一般に湿分のバリヤーに乏しい。更に、ナイ ロン6やナイロン6,6のようにポリアミドは、鋭く、狭い結晶融点を持ち、そ れ故、2つのポリアミドフィルムを一緒にヒートシーリングするための方法を統 制することは難しい。得られたシールは、脆いものとなる傾向がある。 ポリエチレンフィルムは、単層および多層の両方の形態で産業用包装に、食品 材料の包装も含めて、広く用いられる。いくつかの具体例において、ポリエチレ ンフィルムは単層フィルムとして用いられ、ヒートシールされて例えばミルクの 包装のための小包または小袋を形成する。このような最終用途の具体例において 、ポリエチレンはエチレンおよびブテン-1の共重合体であってもよく、更に好 ましくはエチレンおよびオクテン-1の共重合体である。小袋を形成するために 用いられるポリエチレンの重要な特性は、ヒートシール力が通常の使用では十分 に破けない小袋を得るのに十分であって、小袋の形成において、熱間粘着力がシ ールのまだ熱いうちに包装された材料を保持するのに十分である、ということで ある。ヒートシール力および熱間粘着力の測定には下記のものがあり、前者の場 合は、低温状態のときのヒートシール力の測定であり、後者の場合は、まだ高温 状態のときのシール力の測定である。 ポリエチレンフィルムは優れた湿分のバリヤーを実現するが、他のバリヤー特 性、例えば酸素に対するバリヤーが要求されるようなところでは、例えばポリア ミドフィルムとの積層および任意に含められる付加バリヤー層との積層の形で、 ポリエチレンフィルムを用いる必要がある。上で述べられたように、ポリアミド フィルムは気体に対してバリヤー特性を示すが、単層ポリアミドフィルム、特に ナイロン6またはナイロン66から形成されたものや、関連したコポリアミドは 、適切なヒートシール力や湿分バリヤー性に欠ける。 バリヤーフィルムの市場が最近発達したおかげで、優れたヒートシール適性と 同様、低酸素透過性および低湿分透過性のようなバリヤー特性も含めて、もっと 均衡のとれた特性を持つフィルムに対して工業的な広い需要が現在存在する。製 品の包み込みのみならずバリヤー特性をも与えるような包装に適用するために、 多層フィルムが種々のフィルム層の最も効果的な特性を利用するように通常用い られる。なぜなら、それは1つのポリマーで市場の要求を満たすのに必要な特性 をバランスよく持っていると認められるポリマーが、 今までに存在しないからである。 この発明は、特定のポリアミドまたはポリマーブレンドから作られるフィルム および多層構造部材を提供するが、この発明は上で述べられたような公知のフィ ルムから連想される多くの問題を改善する。 更に特徴的には、この発明は、フィルムまたは多層構造部材に成形されうるポ リアミドおよびポリマーブレンドを提供するが、そのフィルムまたは多層構造部 材は、優れたヒートシール適性と同様低い酸素透過性および低い湿分透過性のよ うなバリヤー特性を含む更に均衡のとれた特性を持っている。このように、この 発明は、ポリオレフィンのヒートシール適性と、包装用途に用いられる例えばナ イロン6またはナイロン6,6などのポリアミドの望ましい特性とを結びつけて いる。その上、この発明のポリアミドフィルムは、非常に均整のとれたバリヤー 特性を発揮する。 発明の概要 この発明は、ポリアミドから形成されるヒートシールできるポリアミドフィル ムに、ひとつには、関係するものであり、 (a)ポリマー主鎖に沿って、少なくとも2つのアミド結合内に1〜3個の炭素 原子を有する、少なくとも1つのペンダントアルキル側鎖と、 (b)もしあればペンダントアルキル側鎖中の炭素原子を除いて、ポリマー主鎖 に沿った少なくとも2つのアミド結合内の少なくとも7つの逐次炭素原子の少な くとも1つのシーケンスと、 を含むものである。 更に、この発明は、ひとつには、この発明のヒートシールできるフィルムを含 む多層構造部材に関する。多層構造部材は、積層、同時押出、押出被覆またはこ れらの技術の結合によって作られる。 結局、この発明は、ひとつには、ナイロン6、ナイロン66、グラフト官能さ れたC2〜C20のα-オレフィンポリマー、エチレン/エチレン性の不飽 和カルボン酸共重合体およびアイオノマーの少なくとも1つと一緒に配合された 、ここで述べられたポリアミドの少なくとも1つから形成されたヒートシールで きるフィルムに関する。 図面の簡単な説明 図面において: 図1は、いくつかのコポリアミドに対してASTM D-3418の方法を用 いて測定されたときのDSC融点の分布を示す; 図2は、セバシン酸および2-メチルペンタメチレンジアミンから調製された ポリアミドのASTM D-3418の方法を用いて測定されたときのDSC融 点を示す; 図3は、ドデカン二酸および2-メチルペンタメチレンジアミンから調製され たもう1つのポリアミドのASTM D-3418の方法を用いて測定されたと きのDSC融点を示す; および、図4は、ヒートシールまたは熱間粘着結合力対シール温度の代表的分 布を示す。 発明の詳細な説明 この発明は、ポリアミドから形成されるヒートシールできるポリアミドフィル ムに、ひとつには、関係するものであり、 (a)ポリマー主鎖に沿って、少なくとも2つのアミド結合内に1〜3個の炭素 原子を有する、少なくとも1つのペンダントアルキル側鎖と、 (b)もしあればペンダントアルキル側鎖中の炭素原子を除いて、ポリマー主鎖 に沿った少なくとも2つのアミド結合内の少なくとも7つの逐次炭素原子の少な くとも1つのシーケンスと、 を含むものである。 この発明のヒートシールできるポリアミドフィルムには十分なヒートシー ル力および/または熱間粘着結合力が存在するので、単層フィルムまたは容器等 として、またはヒートシーリングを含む最終用途での多層構造部材のヒートシー ル層として、このフィルムを用いることができる。この応用で、ヒートシールま たは熱間粘着結合力は、例えば最初のシーリング温度からフィルムが溶け始める 温度までの、ポリアミドフィルムのシーリング温度範囲内、で測定された最大結 合力である。この最大結合力は図4に示した安定期シール力に対応する。最大結 合力を決定するためには、試験はフィルムのシーリングの温度範囲内の約5℃間 隔で好ましくは行われるべきである。「最初」シーリング温度によって、この発 明者は、最小の探知可能な結合力を観察できる最小温度に言及していることが分 かる。 一具体例において、この発明は、約50g/cmより大きいヒートシール力、 約10g/cmより大きい熱間粘着力、140℃未満のヒートシール開始温度お よび約170℃未満の熱間粘着力開始温度を有するヒートシールできるポリアミ ドフィルムを提供する。この発明のヒートシールできるフィルムは、好ましくは 80g/cmより大きいヒートシール力を示し、更に好ましくは約100g/c mより大きく、最も好ましくは200g/cmより大きい。この発明のヒートシ ールできるフィルムは、好ましくは約15g/cmより大きい熱間粘着力を示し 、更に好ましくは約25g/cmより大きく、最も好ましくは約40g/cmよ り大きい。この発明のヒートシールできるフィルムは、好ましくは約135℃未 満のヒートシール開始温度を示す。この発明のヒートシールできるフィルムは、 好ましくは約155℃未満の熱間粘着開始温度を示す。その上、この発明のヒー トシールできるフィルムは、ASTM-3985-81に従って決定されたとき約 60CC-ミル/100in2/日未満の酸素透過率を示す。 ここで使われる、ヒートシール開始および熱間粘着開始温度は、シーリング装 置のジョー(jaw)でではなく、層間の境界面で測定される。特に、このような 装置のただ1つのジョーのみが熱せられるならば、このような温度 は、ヒートシーリング装置のヒートシーリングのジョーで測定された温度とは異 なる。この試験では、下の方のジョーおよびそれに隣接するフィルムとの間の温 度と同様に、センチナル(Sentinal)ヒートシーラーの上のジョーおよびそれに 隣接するフィルムの間の温度が測定された。但し、上の方のジョーのみが熱せら れるジョーであった。2つの測定された温度を平均して、その平均値をフィルム 間の境界面での温度とみなす。その温度は上の方のジョーで熱電対によって測定 された温度と比較されたが、熱電対は上方のジョーの温度を所定の温度まで統制 するのに使われる。これらの環境下で、温度の本質的な違いが観察される。例え ば、境界面温度が86℃、125℃および202℃のとき、ジョーの温度はそれ ぞれ110℃、170℃および260℃である。この相異は特に、以下に限定さ れるわけではないが、用いられるシーリング装置、ジョーの1つまたは両方が加 熱されるか否か、およびジョーでの熱電対の位置も含めて種々の要因に依存する 。この理由のため、境界面温度はここでは特別である。 ヒートシールできるポリアミドフィルムは、キャストフィルム方またはブロー フィルム法によって成形されてもよい。両方のタイプのフィルム成型法が、ポリ アミドフィルム製造の分野で公知である。とりわけ、フィルムは単層フィルムま たは多層フィルムでもよく、そのフィルムは、例えば同時押出フィルムまたは積 層フィルムである。単層フィルムまたは同時押出フィルムのいずれかが非延伸状 態であってもよく、一軸延伸フィルムの形または二軸延伸フィルムの形でもよい 。このようなポリアミドフィルムの特性は、以下に限定されるわけではないが、 押出保圧時間およびスクリューの設計、溶融加工温度、急冷率および急冷の程度 、フィルムの厚さ、ここで述べられているような特定のポリアミドの量や形と同 様に付加配合物の量と形も含めて、いくつかの要因に依存するということが当業 者に理解される。 フィルムが同時押出フィルムである具体例においては、ここで定義されている ポリアミドと一緒に同時押出で用いられるポリマーは、好ましい具体例 では、感熱性ポリマー組成物、ナイロン6または特にナイロン6,6ポリアミド の押し出しのために要求される温度まで暴露されたときに崩壊する、特定の感熱 性ポリマー組成物である。 このような感熱性ポリマー組成物の実例には、ポリビニルアルコール(PVO H)またはそれぞれ約200℃および240℃の分解温度を有するエチレン/ビ ニルアルコール共重合体(EVOH)、および約220℃の分解温度を有するエ チレン/酢酸ビニル共重合体が含まれる。ここで述べたポリアミドは、ポリオレ フィンまたはグラフトされたポリオレフィン、特にポリエチレン、グラフトされ たポリエチレンまたはグラフトされたポリプロピレンと特にポリアミドおよびポ リオレフィンの間を結束または接着層を用いて、一緒に同時押出または積層され る。ヒートシールできるポリアミドフィルムは、ポリオレフィンまたは慣例の方 法を用いる他のバリヤー重合体と積層してもよい。その上、ヒートシールできる ポリアミドは、ポリビニレンジクロライド(PVDC)、EVOH、PVOHま たは他の適したバリヤー塗料で被覆されていてもよく、それから、高いバリヤー 性のヒートシールできる構造部材を形成するため、それ自身積層されていてもよ い。 この発明のヒートシールできるポリアミドフィルムは、小袋(pouch)等を含 む包装の形で用いられてもよい。特に、包装は食物および液体製品の包装に用い られてもよい。例えば、ポリアミドフィルムは垂直形式で供給し、充填して、牛 乳または他の流動材料の包装に用いられる器具をシールしてもよい。このような 具体例においては、包装は小袋の形になる。 この発明のヒートシールできるポリアミドフィルム形成に用いられるポリアミ ドは、 (a)少なくとも1つのジカルボン酸および少なくとも1つのジアミン、但し前 記ジカルボン酸もしくは前記ジアミンまたはその両方は、1〜3の炭素原子を有 する少なくとも1つの側鎖アルキルを含み;前記ジカルボン酸もしくは前記ジア ミンまたはその両方は、少なくとも7つのメチレン基を含む; または (b)一般式 H2N-R(1)-COOHを有する、少なくとも1つのα、ωア ミノカルボン酸、式中、R(1)は少なくとも6つのメチレン基を有する脂肪族 部分および1〜3の炭素原子を有する、少なくとも1つのペンダントアルキル側 鎖;または (c)少なくとも1つのジアミンおよび、αωアミノアルキレンニトリルおよび αωアルキレンジニトリルからなる群から選ばれる少なくとも1つのニトリルで あるが、但し、前記ジアミンもしくは前記ニトリルまたはその両方は、1〜3の 炭素原子を有する少なくとも1つの側鎖アルキルを含み; 前記ジアミンもしくは 前記ニトリルまたはその両方は、少なくとも7つのメチレン基を含む;または (d)上記(a)〜(c)で述べられたモノマーのいくつかの混合物、 から調製される。 ジアミンの実例には、1,6ヘキサメチレンジアミン;1,8オクタメチレンジ アミン;1,10デカメチレンジアミンおよび1,12-ドデカメチレンジアミンが 含まれる。側鎖ジアミンの実例には、2-メチル-ペンタメチレンジアミンが含ま れるが、C1〜C3の側鎖アルキルを有する他の側鎖ジアミを用いてもよい。 ジカルボン酸の実例には、1,6-ヘキサン二酸(アジピン酸);1,7-ヘプタ ン二酸(ピメリン酸);1,8-オクタン二酸(スベリン酸);1,9-ノナン二酸 (アゼライン酸);1,10-デカン二酸(セバシン酸)および1,12-ドデカン ジ酸が含まれる。側鎖ジカルボン酸の実例には、2-メチルグルタル酸が含まれ るが、C1〜C3の側鎖アルキルを有する他の側鎖ジカルボン酸を用いてもよい。 α、ωアミノカルボン酸の実例は、アミノカプロン酸、アミノオクタン酸、ア ミノデカン酸、アミノウンデカン酸およびアミノドデカン酸である。特に脂肪族 部分が6つのメチル基を有するときには、アミノカルボン酸はラクタ ムの形であってもよい。側鎖α、ωアミノカルボン酸の実例は、他のものを用い てもよいが、2-メチレン-アミノドデカン酸および2-メチル-アミノデカン酸で ある。 ニトリルの実例は、他のものを用いてもよいが、1,5アミノカプロニトリル 、アジポニトリル、1,11-アミノウンデカノニトリル、1,10-アミノデカノ ジニトリルおよび2-メチル-1,11-アミノウンデカノニトリルである。 ここに列挙されたモノマー(a)〜(c)に加えて、この発明のポリアミドを 調製するために他のモノマーを用いてもよい。これらの他のモノマーには、以下 のものに制限されるわけではないが、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジアミン、脂 環式ジカルボン酸、および脂環式ジアミンが含まれる。芳香族ジカルボン酸の実 例には、テレフタル酸およびイソフタル酸が含まれる。脂環式ジカルボン酸の実 例は、1,4ビスメチレンシクロヘキシルジカルボン酸である。脂環式ジアミン の実例は、1,4-ビスメチレンジアミノシクロヘキサンである。 用いられるモノマーの組み合わせしだいで、この発明のポリアミドは半結晶ま たは無定形とすることができる。ポリアミドが半結晶のときは、このようなポリ アミドは約180℃未満または180℃の融点および広い融解分布を示すことが 望ましく、融解分布はここでは示差走査熱量測定(DSC)試験での溶融曲線の 開始から、約45℃以上の、測定された最大溶融ピークまでの温度範囲として定 義されている。 ポリアミドは、その分野に公知の方法を用いて製造されてもよい。特に、ポリ アミドはジアミンおよびジカルボン酸の塩から重合されてもよい。その代わりに 、上で述べたように、相当するニトリルを用いてポリアミドを重合してもよい。 ポリアミドは、1つのジアミンおよび1つのジカルボン酸から重合されたホモ ポリマー、アミノカルボン酸、アミノアルキルニトリルのホモポリマー、または 1つのジアミンおよびジニトリルから重合されたホモポリマー、の形であっても よい。 その代わりに、ポリアミドは少なくとも1つのジアミンと1以上のジカルボン酸 とから重合させられた共重合体または少なくとも1つのジカルボン酸と1以上の ジアミンとから重合させられた共重合体もしくは少なくとも1つのジアミン少な くとも1つのジカルボン酸および少なくとも1つのアミノカルボン酸の結合であ ってもよく、任意にニトリルを含んでいてもよい。共重合体は、ポリアミド中の 脂肪族の部分の全量を基準にして、好ましくは側鎖部分を少なくとも約20モル %含み、更に好ましくは少なくとも30モル%、そして最も好ましくは側鎖部分 を少なくとも50モル%含む。 この発明の好ましい具体例では、ポリアミドは、半結晶であるときには、約1 80℃未満または約180℃の融点を持ち、更に好ましくは約120℃と約18 0℃の間であり、最も好ましくは約140℃と約180℃の間である。ポリアミ ドはまた約45℃より大きな広い融解分布を持つことが好ましく、更に好ましく は約50℃より大きいことであり、最も好ましくは約55℃より大きいことであ る。 ポリアミドはまた広い結晶形態をもっていてもよく、結晶形態は示差走査熱量 測定試験で20℃より上では分けられない単一の広い融解分布または2つの重複 した融解ピークの下でカバーされた多重融点として定義される。 このように、ポリアミドが鋭い融点を持つが、容認できる強度をもったヒートシ ールを提供するためには、ポリアミドは広い温度範囲の上で融解の特性を持つこ とがむしろ望ましい。ここで述べられている融点は、デュポンDSC研究所のM ode12100を用いて、ASTM D-3418(1988)の方法で決定 された。加熱と冷却の割合は10℃/分であった。 フィルムの形での状態に加えて、ポリアミドは層の形で、特に塗膜の形であっ てもよい。このような具体例においては、ポリアミドを他の基体、特に軟質の基 体に被覆することができた。例えば、軟質の基体は、ポリエステルフィルム、ポ リアミドフィルム、ポリエチレンフィルム、またはポリプロピレンフィルムであ るえた。その上、ポリアミドは剛性または半剛性の容器(例えば、容器の内部の 皮膜として)に、または医療用の包装もしくは産業用の 最終用途に用いられてもよい。例えばポリアミドがグラフトされたポリマーと配 合されたときには、産業用の最終用途に、ヒートシールできる剥離フィルムとし ての使用を含めることができる。 この発明のポリアミドは、特に例えばフィルムまたは皮膜のような層の形で用 いられるとき、塗料、インク、接着剤などの結合に関してポリアミドの性質を改 善するために、コロナ放電(ED)で処理されてもよい。その上、ポリアミドは 、以下のものに限定されるわけではないが、吸湿剤、熱安定剤、難燃剤、充填剤 、アンチブロッキング剤、スリップ添加剤、顔料または染料、加工助剤、酸化防 止剤、可塑剤または紫外線ブロッキング剤のような添加剤を含んでいてもよい。 この発明は更に、ひとつには、ポリアミド、ビニルポリマー、グラフト官能さ れた(graft functionalized)C2〜C20のαオレフィンポリマー、エチレン/ エチレン性の(ethylenically)不飽和カルボン酸コポリマーおよびアイオノマ ーからなる群から選ばれる少なくとも1つのポリマーと混合した、ここで述べら れた少なくとも1つのポリアミドから形成されたヒートシールできるフィルムに 関する。一具体例において、これらのヒートシールできるフィルムは約140℃ 未満のヒートシール開始温度を有する。ここで述べられたポリアミドを上で列挙 したポリマーの1つ以上と混合することにより、フィルムの特質について、以下 のものに限定されるわけではないが、フィルムブロッキング特性の減少、タフネ ス、およびバリヤー特性のような種々の改善が成し遂げられる。 ブレンドは、ここで定義されるポリアミドと、以下の群から選ばれた少なくと も1つのポリマーとのブレンドの形態である。これらの群として、ポリアミド; PVC、EVOHおよびPVOHのようなビニルポリマー;グラフト官能された C2〜C20のα-オレフィンポリマー;エチレン/エチレン性の不飽和カルボン酸 コポリマーおよびアイオノマーであり、デュポンカナダ社(DuPont Canada inc. )のグラフト共重合体の登録商標Fusabondお よびイー アイ デュポン社(E.I.du Pont de Nemours and Company)の共重合 体の登録商標Nucrelおよびアイオノマーの登録商標Surlynを含んで いる。特に、ブレンドはここで定義されたポリアミドを少なくとも約40重量% 、好ましくは少なくとも50重量%含むべきである。 グラフトモノマー、およびその混合物は、グラフトポリマーを調製するのに用 いられたが、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸 、クロトン酸、5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸、無水マレイン酸、マレイ ン酸一ナトリウム、マレイン酸二ナトリウム、イタコン酸無水物、シトラコン酸 無水物、モノメチルフマレートおよびモノメチルマレートを含む、エチレン性不 飽和酸モノマーまたはそれらの誘導体からなる群から選ばれることができる。グ ラフトモノマーはまた、ビニルピリジン、ビニルシラン、4-ビニルピリジン、 ビニルトリエトキシシランおよびアリルアルコールを含む、アミノまたはヒドロ キシ官能基を含むエチレン性不飽和モノマーから選ぶことができる。グラフトす るモノマー、およびその混合物は、グラフトポリマー中に、0.05〜5%の量 で存在することができ、以下のものに限定されるわけではないが、酢酸ビニル、 一酸化炭素、またはエチレン性不飽和カルボン酸またはそのエステルとともに、 ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンのコポリマーと同様のエチレンプロピ レンジエンターポリマーを含むC2〜C20ポリオレフィンにグラフトされる。 試験方法 ここで述べられたヒートシール試験において、ヒートシールはセンチナル(Se ntinal)ヒートシーラー(12AS型)を用いて、また10cm幅の試料、13 8KPaのあご圧力、シーリング中の整定値停滞時間が0.25秒(0.3〜0 .4となるように測定された実測ジョー密着時間)および0.25インチ(0. 64cm)の広さのシーリングバーを用いて得られる。この型のヒートシーラー では、上方のジョーだけが加熱されるが、そのジョー は連続的に加熱されている。予熱サイクル(ジョー クロージャー)がヒートシ ール試験の前に下方のジョーを予熱するために行われた。試料は0.5インチ( 1.25cm)の幅で切断され、スーター(Suter)テスターで30から40c m/分の自由落下のジョー分離速度で;試料のテールは引っ張る方向に垂直に保 たれて試験され;または、試料は、1分間に12インチ(30.5cm)のクロス ヘッド速度および2インチ(5.08cm)のグリップ距離を持つ、インストロ ン(Instron)(4204型)で試験した。 ここで述べられた熱間粘着試験では、3インチ(7.6cm)幅のフィルムル ープがループから公知の重さをぶら下げて形成された。(実施例I〜IIIの場 合、熱間粘着試験に有用な最大の重さは800gだったが、一方実施例VIIお よびVIIIの場合、1400gの重りが有用だった。) ついで、フィルムは センチナル(Sentinal)ヒートシーラー(1212ASまたは12AS型)を用 いて、前もって決めた温度および138KPaジョー圧力で、1秒の停滞時間( ジョー密着時間)および1インチ(2.54cm)幅のシーリングバーを用いて 、それ自身シールされた。ジョーを連続的に加熱して、上方のジョーのみがこの ヒートシーラで加熱された。2つの予熱サイクル(ジョークロージャー)が、試 験前に下の方のジョーを予熱するために行われた。フィルム試料をヒートシーラ ーから取り除いて、シールの結着性を直接決定したが、重さは実際には停滞時間 1秒の内の0.5秒で活性化されていた。シール内の1mm以下の分離は、まだ 熱いうちにシールに重さをかけることによって引き起こされるが、それは許容さ れるように思われた。ついで、その操作を繰り返して、1mmの分離が得られる 重さを決定した。この後者の重さは最大熱間粘着力であると思われた。異なる温 度でこの操作を繰り返した。 ヒートシールおよび熱間粘着はどんな市販のヒートシーラーででも測定するこ とができることが分かっている。ここで述べられた最小ヒートシールおよび熱間 粘着温度の決定において、用いられた装置で測定された最小ヒート シール力は約30g/cmであり、測定可能な最小熱間粘着力は約10g/cm であった。 実施例 この発明は、以下の実施例によって具体的に示される。 実施例1 2-メチルペンタメチレンジアミンおよびドデカン二酸のホモポリマー(D,1 2)のペレットを1.90cmのブラベンダー(Brabender)一軸スクリュー押出 機で温度188℃で溶融延伸し、15cmのフラットフィルムダイを介して延伸 した。押出物はチルロールセット上で50℃の温度で急冷されて、84ミクロン の厚さのフィルムを形成した。ポリマーD,12は相対粘度51(ギ酸中で)お よび149℃の融点を有する。ナイロン66の対照樹脂は相対粘度52(ギ酸中 で)および融点260℃を有するが、同一の延伸機で292℃の温度で延伸され て、チルロールセット上で50℃で急冷されて、86ミクロンの厚さのフィルム を形成した。 ヒートシールおよび熱間粘着試験をこれらのフィルムについて実行した。その 上、市販の線状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルム、登録商標Scla irfilm LX- 3についてもまた試験を行った。表1に報告された結果は 、フィルムがヒートシールをし始めた温度および実際の最大ヒートシール力と同 様フィルムが最大ヒートシール力を示した温度を示している。類似のデータが熱 間粘着性についても与えられている。得られた結果を以下に示す; その結果は、ポリマーD,12から作られたフィルムは、ヒートシール力およ び熱間粘着力両方とも共用されうるものであり、LLDPEフィルムに匹敵する が、一方ナイロン66フィルムはずっと高い温度でヒートシール力を発揮し、熱 間粘着力は発揮しない。 実施例II ドデカメチレンジアミンおよび2-メチルペンタメチレンジアミンの共重合体 (40:60)のペレットおよびアジピン酸(12,6/D,6 40:60)は 1.9cmのブラベンダー一軸スクリュー押出機で、206〜212℃の温度で 溶融押出され、15cmフラットフィルムダイを介して押し出された。押出物を チルロールセット上で49℃の温度で急冷して、84ミクロンの厚さのフィルム を形成した。12,6/D,6のコポリマーは相対粘度36(ギ酸中で)および融 点176℃を有していた。ナイロン66の対照樹脂は、相対粘度52(ギ酸中で )および融点260℃であったが、同一の押出機で288℃〜297℃の温度で 溶融押出され、チルロールセット上で49℃で急冷されて88.9ミクロンの厚 さのフィルムを形成した。 ヒートシールおよび熱間粘着試験をこれらのフィルムについて実行した。その 上、市販の線状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルム、登録商標Scla irfilm LX-3についてもまた試験した。得られた結果を以下に示す。 その結果は、12,6/D,6フィルム及びLLDPEフィルムの許容しうるヒー トシールおよび熱間粘着特性を示す。その結果はまた、ナイロン66フィルムと 比較して、12,6/D,6フィルムの優れたヒートシールおよび熱間粘着特性を 示す。 実施例III ドデカメチレンジアミンおよび2-メチルペンタメチレンジアミンの共重合体 (40:60)のペレットおよびアジピン酸(12,6/D,6 40:60)は 1.90cmのブラベンダー一軸スクリュー押出機で204℃の温度で溶融押し 出しされ、15cmのフラットダイを介して押し出された。押 出物をチルロールセット上で49℃の温度で急冷して、88.9ミクロンの厚さ のフィルムを形成した。12,6/D,6の共重合体は相対粘度61(ギ酸中で) および融点176℃を有していた。ナイロン66の対照樹脂は、相対粘度52( ギ酸中で)および融点260℃であるが、同一の押出機で288℃〜297℃の 温度で溶融押し出しされ、チルロールセット上で49℃で急冷されて、88.9 ミクロンの厚さのフィルムを形成した。 ヒートシール及び熱間粘着試験がこれらのフィルムについて実行された。その 上、市販の線状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルム、登録商標Scla irfilm LX-3についてもまた試験を行った。得られた結果を以下に示 す: その結果は、12,6/D,6フィルム及びLLDPEフィルムの許容されうる ヒートシールおよび熱間粘着特性を示す。また、その結果は、ナイロン66のフ ィルムと比較して、12,6/D,6フィルムの優れたヒートシール 及び熱間粘着特性を示す。 実施例IV この実施例においては、低い溶融コポリアミドを開放容器重合技術を用いて調 製した。その装置は、ジャケット付きビグリュー(Vigreaux)還流カラムを装備 した丸底フラスコ、機械的撹拌器およびリービッヒ取引コンデンサー(Liebig t ake-off condenser)付きの蒸留ヘッドから構成されていた。コンデンサーには 目盛り留分カッターおよび蒸留物受け器を装着していた。その装置は、パージを 容認するために窒素と連結されていた。重合フラスコを電熱マントルで加熱した 。 以下の操作を、脂肪族ジアミン、側鎖ジアミンおよび脂肪族ジカルボン酸から コポリアミドの重合を行うために用いた。ジアミンおよび酸の乾燥塩(dry salt )またはポリマー組成物を得るために要求される理論量の反応物のいずれかをフ ラスコに装填して、フラスコは酸素フリーにパージされた。ビグリュー カラム ジャケット(Vigreaux column jacket)内の冷水を使って、フラスコを撹拌操 作しながら200℃まで加熱した。約3時間の間に、縮合反応によって発生した 水およびフラクションカッターで集められた水は反応全体の理論量にほぼ等しか った。温度を220℃まで上げて、もう1時間加熱を続けた。形成されたコポリ アミドは0.6より高いIV(インヘレント粘度、m-クレゾール中で測定され た)を有していた。ポリマーを一晩で室温まで冷やした。 1,12-ドデカンジアミン(12)、2-メチルペンタメチレンジアミン(D)お よびアジピン酸(6)からの異なるポリマー組成物を重合するための実施例を表 4に示す。比較のため、同様の操作であるが240℃で仕上げることによって作 られた12,6ホモポリアミドも含めた。これらのコポリアミドの融点分布は、 図1に示されたようにDSC走査で示された。上で述べられているような、比較 的低い融点、広い溶解分布および最適化された形態の基準に基づくと、側鎖ジア ミン/脂肪族二酸を50〜60モル%含むコポリア ミドの組成物はヒートシールできるフィルムにとって最も好ましいように思われ る;12,6/D,6(40/60)はこの組成の範囲内にあり、ヒートシール可 能であると予想される。 ポリマーの核磁気共鳴分析は、ポリマー組成物が、供給されたモノマー組成物 と同一であることを示していたが、特定組成のコポリアミドの製造は、相応する モノマーの割合で反応器に供給することによって統制しうることを示している。 コポリアミドはまた、大きなオートクレーブ内で合成されて、より高い分子量を 得るためには真空最終段階を必要とした。 例えば、12,6/D,6(40/60)の調製において、以下の反応物が、順 を追って35Lのオートクレーブに加えられた。すなわち、6.82kgの水、 8.7kgのアジピン酸、4,771kgのドデカメチレンジアミンおよび4. 201kgの2-メチルペンタメチレンジアミン、1.3gのDCB泡止め剤お よび追加の4.55kgの水である。結果として生じる混合物を15rpmで撹 拌した。混合物をベントプレッシャーセットを用いて1.72MPaで240℃ まで加熱した。ついで圧力を60分かけて大気圧まで下げて、温度を275℃ま で上げた。ついで圧力を、大気圧より低くし、40kPaまで、15分かけて、 ついで30分間維持した。得られたポリマーを溶融押出し、急冷し、冷やしてペ レット化した。得られた12,6/D,6は1.25のIV(m-クレゾール中で 測定)および61のRV(相対粘度、ギ酸中で測定)を持つ。このコポリアミド のDSC走査は図1に示したのと同一であった。 実施例V 実施例IVにおいて上で述べられた方法もまた、側鎖ジアミンおよび長鎖脂肪 族二酸の低溶融ホモポリマーの調製に用いられた。2-メチルペンタメチレンジ アミンおよびセバシン酸(D、10)のホモポリマーは、165℃で主溶融ピー クを持つことが分かった;ポリマーの融解分布を図2に示す。2-メチル-ペンタ メチレンジアミンおよび1,12ドデカンジカルボン酸(D,12)のホモポリマー は143℃で主溶融ピークを持つ。ポリマーの融解分 布を図3に示す。これら両方のホモポリアミドは、低温ヒートシールできるナイ ロンの要求を満足する。 両方の低温ポリアミドおよび「一定の」高温ポリアミドの熱流(thermal tran sition)の実施例を表5に示す。表5において、デルタH-1(Delta H-1)は溶融熱 およびポリマー中の結晶化度の指標である。デルタH-2(Delta H-2)は晶出の熱 を示す。低温でヒートシールできるポリマーが示されている。 実施例VI 両方の低温ポリアミドフィルムの酸素透過性および「一定」のポリアミドフィ ルムの酸素透過性を表6に示す。ポリマーの水蒸気透過率を表7に示す。一般的 に、市販のグレードのLLDPEフィルムは約500cc-ミル/100in2/ 日の範囲の酸素透過率を有する。 透過率の結果は、それぞれD-10およびD-12で示されるホモポリアミド、 およびそれぞれ12,6/D,6および10,6/D,6で示されるコポリアミド( 両方とも40/60モル%)は、多くのヒートシールフィルム応用のために十分 なバリヤー特性を有することを示している。 実施例VII 2-メチル-ペンタメチレンジアミンおよびセバシン酸のホモポリマー(D,10 )のペレットを、表8に示したように、他のポリマーのペレットと一緒に乾式混 合した。結果としてのブレンドは、非内部メッシュ、逆回転スクリュー付きで約 60のL/Dを持つ、2.0cmのウェルディング エンジニアー ツインスク リュー押し出し機(Welding Engineers twin-screw extruder)で、押し出され た。溶融は58ミクロンのスクリーンを用いて230℃で処理された。減圧がベ ントポート(vent port)に適用された。ついで溶融物を15cmのフラットフ ィルムダイを介して押出した。押出物をチルロール上で15℃の温度で急冷して 、89および102ミクロンの間の厚さのフィルムを形成した。ポリマーD,1 0のポリマーは相対粘度54(ギ酸中で)および164℃の融点を有していた。 ヒートシールおよび熱間粘着試験を、これらのフィルムについて実行した。表 8に示した結果は、最大記録ヒートシール力と同様に、ヒートシール内部温度を 示す。同様のデータが熱間粘着についも示されている。表8はこれらのフィルム の酸素透過性試験の結果も示している。 ブロッキング特性については、2週間後に視覚で試験を行って、表8に示され た値は以下の尺度を基準にして求められた: 1 = フィルムがたやすく曲げられるような、まったくブロッキングがないか 、またはわずかなブロッキング 2 = 曲げられたフィルムの隣接層間に、まれに粘着があるような、わずかな ブロッキング 2.5 = 曲げられたフィルムの隣接層間に、まれに粘着があり、それが原因 で巻き戻しが困難となるような、中ぐらいのブロッキング 3 = フィルムがロールから巻き戻しできないような、厳しいブロッキング その上、表8では、以下の略語が使われている。 「g-PE」 = 密度0.920g/ccのエチレン/ブテン線状低密度ポリ エチレン上に、無水マレイン酸をグラフト化することによって、調製されたメル トインデックス4.2の無水マレイン酸のグラフトされたポリエチレンの1重量 % 「アイオノマー」 = イー アイ デュポン社(E.I.du Pont de Nemours and Company)から市販されている登録商標Surlyn AD8270 「登録商標Selar」 = イー アイ デュポン社(E.I.du Pont de Nemou rs and Company)から市販されている登録商標Selar OH3003 表8に示された結果は、2番目のポリマーの付加がヒートシール特性を損なう ことなくベース樹脂のフィルムブロッキングを減少させることを示している。 実施例VIII 2-メチル-ペンタメチレンジアミンおよびセバシン酸のホモポリマー(D,10 )のペレットは、表9に示されているように他のポリマーのペレットと乾燥ブレ ンドされた。結果としてのブレンドを、非−内部メッシュ、逆回転スクリュー付 きで、かつ約60のL/Dを持つ、2.0cmのウェルディング エンジニア ツインスクリュー 押出機(Welding Engineers twin-screw extruder)で、溶 融押出した。溶融は、58ミクロンフィルタースクリーンを用いて、280℃で 処理された。減圧がベントポートに適用された。ついで溶融物を、15cmのフ ラットフィルムダイを介して押出した。押出物を、チルロール上で15℃の温度 で急冷して、89および102ミクロンの間の厚さのフィルムを形成した。ポリ マーD,10は相対粘度が54(ギ酸中で)および融点が164℃であった。 ヒートシールおよび熱間粘着試験をこれらのフィルムについて実行した。表9 に示された結果は、最高記録ヒートシール力と同様、ヒートシール内部温度を示 す。同様のデータが熱間粘着についても示されている。表9は、これらのフィル ムについての酸素透過性試験の結果も示している。ブロッキング値は、上記尺度 を基準にして示されている。 その上、表9には以下の略号が使われている: 「ナイロン6,6」 = ギ酸中での相対粘度が52である非強化ナイロン6,6 樹脂 「ナイロン6」 = BASF社から市販されているBS700Aナイロン6樹 脂 表9に示された結果は、2番目のポリマーの付加がヒートシール特性を損なう ことなくベース樹脂のフィルムブロッキングを減少させることを示している。ヒ ートシール試験はD,10/ナイロン6(70/30)から作られたフィルムに ついて実行された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C08L 77/00 LQW 9286−4J C08L 77/00 LQW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ポリアミドから形成されるヒートシール可能なポリアミドフィルムにおい て、 (a)ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内に1〜3の炭素原子 を有する少なくとも1つのペンダントアルキル側鎖、と (b)もしあれば、ペンダントアルキル側鎖中の炭素原子を除いて、ポリマー主 鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内の少なくとも7つの逐次炭素原子の少 なくとも1つのシーケンス、と を含むことを特徴とするポリアミドフィルム。 2. 前記ポリアミドが、 (a)少なくとも1つのジカルボン酸および少なくとも1つのジアミンであって 、前記ジカルボン酸もしくは前記ジアミンまたはその両方は1〜3の炭素原子を 有する少なくとも1つのアルキル側鎖を含み、前記ジカルボン酸もしくは前記ジ アミンまたはその両方は少なくとも7つのメチレン基を含む、または (b)一般式 H2N−R(1)−COOHを有する少なくとも1つのαωアミ ノアルキルカルボン酸、式中、R(1)は少なくとも6つのメチレン基を有する 脂肪族部分および1〜3の炭素原子を有する、少なくとも1つのペンダントアル キル側鎖であり、または (c)少なくとも1つのジアミンおよびαωアミノアルキレンニトリルおよびα ωアルキレンジニトリルからなる群から選ばれる少なくとも1つのニトリルであ って、前記ジアミンもしくは前記ニトリルまたはその両方は、1〜3の炭素原子 を有する少なくとも1つのアルキル側鎖を含み、前記ジアミンもしくは前記ニト リルまたはその両方は少なくとも7つのメチレン基を含む、または (d)(a)〜(c)で述べられたモノマーの任意の混合物、 から調製されることを特徴とする請求項1に記載のヒートシールできるポリアミ ドフィルム。 3. 約140℃未満のヒートシール開始温度を有することを特徴とする請求項 2に記載のヒートシールできるポリアミドフィルム。 4. 約50g/cmより大きいヒートシール力を有することを特徴とする請求 項3に記載のヒートシールできるポリアミドフィルム。 5. 約10g/cmより大きい熱間粘着力を有することを特徴とする請求項4 に記載のヒートシールできるポリアミドフィルム。 6. 約170℃より低い熱間粘着開始温度を有することを特徴をする請求項5 に記載のヒートシールできるポリアミドフィルム。 7. ブレンドから形成されるヒートシールできるフィルムにおいて、 (a)(i)ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内に1〜3の炭 素原子を有する少なくとも1つのペンダントアルキル側鎖、と (ii)もしあればペンダントアルキル側鎖中の炭素原子を除いて、ポリマー主 鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内の少なくとも7つの逐次炭素原子の少 なくとも1つのシーケンス、と、 を含む少なくとも1つのポリアミド、と (b)ポリアミド、ビニルポリマー、グラフト官能されたC2〜C20のα-オレフ ィンポリマー、エチレン/エチレン性不飽和カルボン酸共重合体、およびアイオ ノマーからなる群から選ばれる少なくとも1つのポリマー、と を含むことを特徴とするヒートシールできるフィルム。 8. 140℃未満のヒートシール開始温度を有することを特徴とする請求項7 に記載のヒートシールできるフィルム。 9. 約50g/cmより大きいヒートシール力を有することを特徴とする請求 項8に記載のヒートシールできるポリアミドフィルム。 10. 約10g/cmより大きい熱間粘着力を有することを特徴とする請求項 9に記載のヒートシールできるポリアミドフィルム。 11. 約170℃未満の熱間粘着開始温度を有することを特徴とする請求項1 0に記載のヒートシールできるポリアミドフィルム。 12. 請求項1〜11のいずれか1つに記載のヒートシールできるポリアミド フィルムを含む包装部材。 13.多層構造の層において前記層が、 (a)ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内に1から3の炭素原 子を有する少なくとも1つのペンダントアルキル側鎖、と (b)もしあればペンダントアルキル側鎖中の炭素原子を除いて、ポリマー主鎖 に沿った少なくとも2つのアミド結合内の、少なくとも7つの逐次炭素原子の少 なくとも1つのシーケンス、と、 を含むポリアミドであることを特徴とする多層構造の層。 14.包装部材の皮膜において前記皮膜が、 (a)ポリマー主鎖に沿った少なくとも2つのアミド結合内に1〜3の炭素原子 を有する少なくとも1つのペンダントアルキル側鎖、と (b)もしあればペンダント側鎖アルキル中の炭素原子を除いて、ポリマー主鎖 に 沿った少なくとも2つのアミド結合内の少なくとも7つの逐次炭素原子の少なく とも1つのシーケンス、と、 を含むポリアミドであることを特徴とする包装部材の皮膜。 15. 請求項1に記載のヒートシールできるポリアミドフィルムを含むことを 特徴とする容器。 16. 前記容器が小袋の形であることを特徴とする請求項15に記載の容器。 17. 前記容器が袋の形であることを特徴とする、請求項15に記載の容器。
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