JPH09505849A - 芳香族ポリスルホン - Google Patents

芳香族ポリスルホン

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JPH09505849A
JPH09505849A JP7515498A JP51549895A JPH09505849A JP H09505849 A JPH09505849 A JP H09505849A JP 7515498 A JP7515498 A JP 7515498A JP 51549895 A JP51549895 A JP 51549895A JP H09505849 A JPH09505849 A JP H09505849A
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JP7515498A
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コルクホーン、ハワード・マシュー
ルイス、デヴィッド・フランク
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ノース・ウェスト・ウォーター・グループ パブリック・リミテッド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 サブユニットI: [式中、Aは電子吸引基であり、'o,p'の表示は基Aに対してオルトまたはパラ位の結合であることを表しており、Xは、−OH;−O-(Mn+1/n (ここで、Mは有機または(水素以外の)無機カチオンであり、nは少なくとも1である。);−NR12 (ここで、R1およびR2は、同一または異なって、水素、アルキル基、アリール基、アミノアルキレン基またはアンモノアルキレン基から選ばれる。);または−OR3 (ここで、R3はアルキル基またはアリール基である。)から選ばれる基である。]を、ポリマーの単独のサブユニットとしてまたはコモノマーユニットと組み合わせて含む芳香族ポリエーテルスルホン。このポリマーは、分離処理用の膜として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 芳香族ポリスルホン 本発明は、芳香族ポリスルホン、特に濾過処理用の膜として有用な芳香族ポリ スルホンに関するものであるが、これに限定されない。 限外濾過膜に支持された親水性スルホン化芳香族ポリエーテルスルホンの薄膜 を含んでなる複合膜は、(特に、極端なpHおよび塩素を含むフィード水に対し て)良好な化学安定性を有すること、および逆浸透およびナノ濾過(nanofiltra tion)において有用であることが知られている。そのような膜を形成するために 従来用いられているスルホン化ポリマーの例を、以下にポリマーA、BおよびC として示す。 ポリマーA: ポリマーB: ポリマーC: ポリマーCは、 (i)イソプロピリデン結合またはエーテル結合の代わりにビフェニル結合が存 在することによって、著しく向上した熱的−機械的および化学的安定性をもたら されこと、 (ii)前駆体ポリマー(即ち、未スルホン化ポリマー)が高分子量で容易に合成 されること、および (iii)ポリマーCを生成するこの物質のスルホン化が、室温にて容易かつほぼ 完全に(高収率で)行われること という特別の利点を有する。 しかしながら、C型のポリマーを使用して、工業的に実施可能な塩除去率と水 透過流束(water flux)との組合せを有する逆浸透膜を製造できることは判明し ていなかった。発明者らは、例えば、良好な透過流束を有する複合膜をC型のポ リマーから容易に得ることはできても、適当な塩除去率を達成することは困難で あるということを見出した。 従って、本発明の目的は、上述の問題点を解決または緩和するスルホン化芳香 族ポリスルホンおよびそれから形成される膜を供給することにある。 本発明の第1の要旨によれば、サブユニットI: [式中、Aは電子吸引基であり、'o,p'の表示は基Aに対してオルトまたはパ ラ位の結合であることを表しており、Xは、 −OH; −O-(Mn+1/n (ここで、Mは有機または(水素以外の)無機カチオンであ り、nは少なくとも1である。); −NR12 (ここで、R1およびR2は、同一または異なって、水素、ア ルキル基、アリール基、アミノアルキレン基またはアンモノアルキレン基から選 ばれる。);または −OR3 (ここで、R3はアルキル基またはアリール基である。) から選ばれる基である。] を、ポリマーの単独のサブユニットとしてまたはコモノマーユニットと組み合わ せて含む芳香族ポリエーテルスルホン が提供される。 上記の式中、Aは、好ましくはカルボニル(−CO−)結合であり、より好ま しくはスルホニル(−SO2−)結合である。Xが−O-(Mn+1/nである場合 には、カチオンは1またはそれ以上の原子価を有することができる。原子価が1 を越える場合には、−O-基にはカチオンの1/nの部分が組み合わせられてい る。Mは、例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはより高い原子価の金 属のイオン、例えばAl3+であってよい。好ましくは、Mはナトリウムまたはカ リウムである。 Xが−NR12である場合には、R1およびR2の少なくとも1つが水素ではな いことが好ましい。R1および/またはR2がアルキル基である場合には、その炭 素数は4以下であることが好ましい。R1およびR2としてのアミノアルキレン基 の適当な例は、mが4以下、好ましくは2である−(CH2m−NH2である。 適当なアンモニオアルキレン基は、R4、R5およびR6がそれぞれ独立して水素 、アルキル基またはアリール基である−(CH2m−N+456である。Xが −OR3であり、Rがアルキル基である場合には、アルキル基は4個以下の炭素 原子を有することが好ましい。 本発明のポリマーは、−SO2Xが存在することによって親水性であり、水性 環境で行われる濾過処理における膜として用いるのに非常に適している。 従って、本発明の第2の要旨によれば、上記の定義によるサブユニット(I) を単独でまたはコモノマーユニットと組合せて含む芳香族ポリエーテルスルホン を含んでなる多孔性または非多孔性膜が提供される。 本発明の第2の要旨による膜は、例えば、非対称膜、複合膜または緻密フィル ム(dense film)であってよく、逆浸透、電気透析、ナノ濾過、限外濾過、マイ クロ濾過(精密濾過(microfiltration))、気体分離、浸透気化、血液透析およ び血液濾過を含む種々の分離方法に用いることができる。 本発明の膜の特に好ましい形態は、限外濾過膜に支持されるポリマーの薄膜を 含んでなる複合膜である。そのような複合膜は、驚くべきことに、上記のポリマ ーCに付随する不十分な逆浸透性能の問題を伴わないということが見出されたの で、逆浸透膜として特に適する。 本発明のポリマー中のユニット(I)は、式(II): で示されるものであることが好ましい。 本発明のポリマーは、サブユニット(I)または(II)を単独で含んでなるも のであってもよいし、例えば、式(III): または式(IV): で示されるコモノマーユニットと組み合わせられてなるものであってもよい。 式(III)および(IV)において、A'、A''およびA'''は、同じまたは異な る電子吸引基であり、カルボニル(−CO−)結合またはスルホニル(−SO2 −) 結合であることが最も好ましい。式(III)および(IV)において示されるすべ ての結合および置換基が、(各芳香環上において)互いにパラの位置関係にある ことも好ましい。 コモノマーユニットが、式(V): で示されるユニットであってもよい。 コモノマーユニットは、存在する場合には、式(VI): で示されるものが最も好ましい。 コモノマーユニットがポリマー中に含まれる場合、サブユニット(I)は、ポ リマー中に存在するモノマーユニット全量の1〜99モル%、より好ましくは少 なくとも10モル%、例えば少なくとも25モル%を占めることができる。 本発明の好ましいコポリマーは、式(VII): で示され、m:nの比が10:1以下であるものであり、より好ましくは4:1 以下、例えば3:1である。 本発明のポリマーは、好ましくは2000〜100000、より好ましくは5 000〜50000の分子量を有する。ポリマーの固有粘度は、25℃にて、N −メチルピロリドン中、1%の濃度で測定して、一般に0.3〜5.0の範囲で ある。 本発明のポリマーにおいて、XがOH基(X=−OH)であるポリマー、即ち スルホン酸ポリマーの合成は、 (a)式(VIII): [式中、Aは電子吸引基であり、Yは脱離基である。] で示されるアニオンを含むモノマーを、単独で、またはそれらのモノマーと縮合 可能であり、実質的にスルホン化され得ないコポリマーユニットを生成する少な くとも1つのコモノマーと組み合せて、重縮合または共重縮合し、重縮合または 共重縮合をモノマーの溶媒中で行うこと;および (b)得られるポリマーをスルホン化すること によって行うことができる。 この方法の1つの態様では、式(VIII)のアニオンは、式(VIIIa): [式中、Aは電子吸引基であり、Yは脱離基である。] で示されるモノマーから、重縮合または共重縮合の間にその場で(in situ)生 成し、重縮合は塩基の存在下において行う。化学量論量の塩基を使用することが 好 ましい。塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩またはアルカリ金属フッ化物、例 えばフッ化カリウムであってよい。 本発明による好ましいポリマー、即ち、XがOH基であるサブユニット(II) を含むポリマーは、式(IX): で示されるモノマーの重縮合または共重縮合により製造することができるという ことが理解されるであろう。 化合物(IX)において、YがC1である化合物は、4−(4−クロロフェニル スルホニル)−4'−ヒドロキシジフェニルと命名されており、ポリマー(Polym er) 、1977年、第18巻、4月、第354頁以下に記載されている方法によ って合成することができる。−SO2−(スルホニル)結合をカルボニル結合( 即ち、−CO−)によって置換した類似化合物は、欧州特許出願公開第0 23 2 992号(ICI Plc)に記載された方法によって合成することができる。 式(VII)および(IX)で示される他の化合物は、この分野において既知の方法 により合成することができる。 本発明の別の態様では、アニオン(VIII)は、重縮合または共重縮合工程の前 に、対応する遊離ヒドロキシ化合物に塩基を反応させることによって、例えば、 適当なアルカリ金属水酸化物を反応させて水を除去することによって得ることが できる。 重縮合または共重縮合工程は、一般に、150〜330℃、好ましくは250 〜300℃の範囲の温度で行われる。 工程(a)において使用するのが好ましいコモノマーは、 一般式(X): もしくは一般式(XI): または一般式(XII): [式中、Z、Z'、Z''、Z'''、Z''''およびZ'''''は、ヒドロキシル基およ び脱離基、好ましくはハロゲン原子、例えば塩素から選ばれる同じまたは異なる 基である。] で示されるものである。 式(X)および(XI)で示されるコモノマー(従って、これらのコモノマー から誘導されるコポリマーユニット)において、電子吸引基A'、A''およびA' ''が結合する芳香環は、これらの電子吸引基が存在することによってスルホン化 され得ない。 溶媒は、置換反応に通常用いられるような極性非プロトン性溶媒、例えば、N , N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、ス ルホラン、ジメチルスルホンおよびジフェニルスルホンであってよいが、反応条 件において実質的に非反応性である他の溶媒を用いることもできる。好ましい溶 媒は、ジフェニルスルホンである。 反応は、150℃〜330℃、好ましくは250℃〜300℃の範囲の温度で 一般に行われる。 スルホン化工程(b)は、(95〜100%の)濃硫酸、最も好ましくは98 %硫酸を用いると最も都合よく行われる。濃硫酸を用いると、ポリマーの分解を 伴わうことなく、スルホン化がほぼ完全に高収率で行われる。他のスルホン化剤 、例えば、発煙硫酸、三酸化硫黄または三酸化硫黄誘導体、例えばSO3−ピリ ジンもしくはSO3−トリエチルホスフェートを使用することもできる。 スルホン化は、オキシビアリール残基の1つの環において実質的にモノスルホ ン化(一方の環におけるスルホン化)として起こり、サブユニット(I)として 示されるスルホン化物が生成するということが判っている。その環において置換 が実際に起こる位置は、その環の他の置換基の位置により決定される。例えば、 式(IX)のモノマーの縮合によって得られるポリマーのスルホン化によれば、サ ブユニット(II)として示される位置がスルホン化されたポリマーが生成する。 スルホン化は、オキシビアリール残基には特異的であるので、工程(a)にお いて用いるコモノマーユニットの割合を変化させることによって、所望のスルホ ン化レベル(スルホン化度)のポリマーが得られるということが理解されよう。 XがOH基である式(I)のポリマーを合成する別法においては、式(VIII) の化合物を最初にスルホン化してスルホン酸誘導体を生成させてもよく、そのス ルホン酸誘導体を、その後、場合によって上述のコモノマーと共に、縮合させて 最終ポリマーを生成させることができる。 上述の方法によれば、遊離スルホン酸型の(即ち、X=−OHである)ポリマ ーが得られる。そのようなポリマーは、その後、XがO-+基、NR12基また はOR3基であるポリマーに、この技術分野において既知の方法によって転化さ せることができる。即ち、XがO-+基であるポリマーを得るためには、Mn+カ チオンを含む塩基によって遊離スルホン酸型ポリマーを処理することができる。 従って、Mn+カチオンがアルカリ金属を意味する場合は、アルカリ金属水酸化物 、例えばNaOHまたはKOHによって遊離スルホン酸型ポリマーを処理するこ とができる。XがNR12基であるポリマーは、遊離スルホン酸型ポリマーを対 応するポリエーテルスルホニルハライドに転化させ(この転化は例えばチオニル クロリドにより行い、スルホニルクロリドを生成することができる)、その後、 対応するアミンまたはアルコールと反応させることによって得られる。R1およ びR2の一方がアンモニオアルキレン基である場合には、遊離スルホン酸をジア ミンと反応させ、その後、その遊離アミン基をアンモニウム基に転化させること ができる。前述のポリエーテルスルホニルハライドは新規な中間体であり、従っ て、本発明のもう1つの要旨として提供される。 本発明に従ってポリマーから形成する膜は、所望により、国際出願(WO)9 4/17905号に記載のように、架橋され、場合により保護されたポリオール によってオーバーコートすることもできる。ポリオールは、例えばポリビニルア ルコールであってよく、ホルムアルデヒドにより保護されていてもよい。 本発明を以下の実施例を参照して、更に説明するが、本発明はこれに限定され るものではない。実施例1 ポリマー(VII)(本発明の式(VII)で示されるポリマー)の合成を2段階で 行い、第1段階では、炭酸カリウム(25.5ミリモル)の存在下において、モ ノマー(IX)(12.50ミリモル、X=C1)と、4,4'-ジヒドロキシジフ ェニルスルホン(18.75ミリモル)および4,4'-ジクロロジフェニルスル ホン(18.96ミリモル)との重縮合を行った。反応成分を溶媒としてのジフ ェニルスルホン(56g)と混合し、乾燥窒素を徐々にパージして窒素雰囲気と し、撹拌しながら5時間で280℃に加熱した。この温度で30分間経過後、粘 稠な反応混合物を室温に冷却し、得られた固体を微粉末に粉砕した。続いてこれ を水で抽出し、その後還流下のメタノールで抽出して、乾燥すると、N−メチル ピロ リドン(NMP)中で0.66の固有粘度を有するコポリマー11.0gが得ら れた。第2の段階では、この物質3.0gを98%硫酸50cm3中に溶解し、 得られた清澄な淡黄色溶液を16時間放置した。その後、この溶液を、脱イオン 水中に撹拌しながら滴下すると、白色ビーズ状のポリマーが生成した。60℃に て酸を含まなくなるように水で洗浄した後、ビーズを濾過し、真空にて70℃で 乾燥すると、NMP中で0.96の固有粘度を有するスルホン化ポリマー(VII )(m=3n)3.0gが得られた。 細孔部の再湿潤性を促進するため1,4−ブタンジオールに浸された、純水透 過能が0.56m3/m2/日/バールである乾燥ポリスルホン限外濾過膜に、ポ リマー(VII)(イオン交換能0.92ミリ当量/g)の、メトキシエタノール (57%)、メタノール(38%)、硫酸(0.25%)および水(4.75% )を含んでなる溶媒中の0.7%(w/w)溶液を、ビード・コーターを用いて 塗布した。膜を80℃で乾燥した。逆浸透の試験(2000ppmのNaCl、 40バール)において、膜は、78USガロン/(フィート)2/日(GFD) の水透過流束および95.9%の塩除去率を達成した。比較例1 実施例1と同様に、乾燥ポリスルホン限外濾過膜に、ポリマーC(m=6n、 イオン交換能0.92ミリ当量/g、固有粘度=0.73)の、メトキシエタノ ール(57%)、メタノール(38%)、硫酸(0.25%)および水(4.7 5%)を含んでなる溶媒中の0.7%(w/w)溶液を、ビード・コーターを用 いて塗布した。膜を80℃で乾燥した。逆浸透の試験(2000ppmのNaC l、40バール)において、膜は、135GFDの水透過流束および82.9% の塩除去率を達成した。 従って、ポリマー(VII)(即ち、本発明によるポリマーの1つ)によれば、 ポリマーCから形成されてなる以外の点は同様である膜よりも、優れた塩除去率 が得られるということが判る。実施例2 スルホン化後に得られるポリマー(VII)(m=1.5n)が1.25ミリ当 量/gのイオン交換能を有するようなモノマーの割合を用いること以外は、実施 例1と同様の操作を行った。NMP中におけるこのポリマーの固有粘度は1.2 3であった。実施例1と同じ条件下で、この物質を用いて形成した複合膜は、4 .57m3/m2/日の水透過流束および92.7%の塩除去率を達成した。 この膜に、例えば、現在出願係属中の国際特許出願PCT/GB94/001 98(WO94/17905)号に記載されているようなホルムアルデヒドによ り保護されたポリビニルアルコールをオーバーコートすると、塩除去率は97. 8%に向上し、透過流束は2.29m3/m2/日に低下した。実施例3 スルホン化後に得られるポリマー(VII)(m=4n)が0.74ミリ当量/ gのイオン交換能を有するようなモノマーの割合を用いること以外は、実施例1 と同様の操作を行った。NMP中におけるこのポリマーの固有粘度は1.13で あった。実施例1と同じ条件下で、この物質を用いて形成した複合膜は、2.3 7m3/m2/日の水透過流束および96.5%の塩除去率を達成した。 この膜に、WO94/17905号に記載されているようなホルムアルデヒド により保護されたポリビニルアルコールをオーバーコートすると、塩除去率は9 9.3%に向上し、透過流束は1.0m3/m2/日に低下した。実施例4 この実施例は、本発明のポリマーをベースとする膜の塩素耐性を示すものであ る。 実施例1と同様に形成した複合膜に、WO94/17905号に記載されてい るようなホルムアルデヒドにより保護されたポリビニルアルコールをオーバーコ ートした。得られた膜の500ppmのNaCl、4バールでの塩除去率は93 .5%であり、透過流束は0.13m3/m2/日であった。この膜の60psi で の逆浸透を、平均pH8.0で活性塩素50ppmを含むフィードを用いて行っ た。38000ppm−時間の総塩素処理(total chlorine exposure)の後、 膜は92.7%の塩除去率および0.11m3/m2/日の透過流束を呈した。 分離層が芳香族ポリアミド(ダウ−フィルムテック(Dow-Filmtec)FT−3 0)製である複合膜は、同じ条件において、塩除去率が94.4%から20%以 下に低下しており、あまり良好に機能しなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ルイス、デヴィッド・フランク イギリス国 ノースウィッチ・シーダブリ ュー8・4ティーエフ、ハートフォード、 ブロッサム・ハイツ 9番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サブユニットI: [式中、Aは電子吸引基であり、'o,p'の表示は基Aに対してオルトまたはパ ラ位の結合であることを表しており、Xは、 −OH; −O-(Mn+1/n (ここで、Mは有機または(水素以外の)無機カチオンであ り、nは少なくとも1である。); −NR12 (ここで、R1およびR2は、同一または異なって、水素、ア ルキル基、アリール基、アミノアルキレン基またはアンモノアルキレン基から選 ばれる。);または −OR3 (ここで、R3はアルキル基またはアリール基である。) から選ばれる基である。] を、ポリマーの単独のサブユニットとしてまたはコモノマーユニットと組み合わ せて含む芳香族ポリエーテルスルホン。 2.Aがカルボニル(−CO−)結合である請求の範囲1記載のポリエーテル スルホン。 3.Aがスルホニル(−SO2−)結合である請求の範囲1記載のポリエーテ ルスルホン。 4.Xが、−OHである請求の範囲1〜3のいずれかに記載のポリエーテルス ルホン。 5.Xが、−O-(Mn+1/n [式中、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属またはより高い原子価の金属のイ オンである。] である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のポリエーテルスルホン。 6.Xが、−NR12 [式中、R1およびR2の少なくとも1つは水素でない。] である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のポリエーテルスルホン。 7.サブユニット(I)が、式(II): で示される請求の範囲4記載のポリエーテルスルホン。 8.式(III): または式(IV): [式中、A'、A''およびA'''は、同じまたは異なる電子吸引基である。] で示されるコモノマーユニットを更に含んでなる請求の範囲1〜7のいずれかに 記載のポリエーテルスルホン。 9.A'、A''およびA'''が、カルボニル(−CO−)結合またはスルホニル (−SO2−)結合である請求の範囲8記載のポリエーテルスルホン。 10.式(III)および(IV)のユニットの(各芳香環上における)結合およ び置換基の全てが互いにパラの位置関係にある請求の範囲8または9記載のポリ エーテルスルホン。 11.コモノマーユニットが、式(VI): で示される請求の範囲8〜10のいずれかに記載のポリエーテルスルホン。 12.コモノマーユニットが、式(VII): [式中、m:nの比は10:1以下である。] で示される請求の範囲11記載のポリエーテルスルホン。 13.m:nの比が4:1以下である請求の範囲12記載のポリエーテルスル ホン。 14.式(V): で示されるコモノマーユニットを含む請求の範囲1〜7のいずれかに記載のポリ エーテルスルホン。 15.分子量が2000〜100000である請求の範囲1〜14のいずれか に記載のポリエーテルスルホン。 16.分子量が5000〜50000である請求の範囲15記載のポリエーテ ルスルホン。 17.25℃にて、N−メチルピロリドン中、1%の濃度で測定して、0.3 〜5.0の範囲の固有粘度を有する請求の範囲1〜14のいずれかに記載のポリ エーテルスルホン。 18.請求の範囲1記載のポリマーにおいて、Xが−OH基であるポリマーを 合成する方法であって、 (a)式(VIII): [式中、Aは電子吸引基であり、Yは脱離基である。] で示されるアニオンを含むモノマーを、単独で、またはそれらのモノマーと縮合 可能であり、実質的にスルホン化され得ないコポリマーユニットを生成する少な くとも1つのコモノマーと組み合せて、重縮合または共重縮合し、重縮合または 共重縮合をモノマーの溶媒中で行うこと;および (b)得られるポリマーをスルホン化すること を含んでなる方法。 19.式(VIII)のアニオンが、式(VIIIa): [式中、Aは電子吸引基であり、Yは脱離基である。] で示されるモノマーから、重縮合または共重縮合の間にその場で(in situ)生 成し、重縮合を塩基の存在下で行う請求の範囲18記載の方法。 20.化学量論量の塩基の存在下で行う請求の範囲19記載の方法。 21.塩基がアルカリ金属炭酸塩またはフッ化カリウムである請求の範囲19 または20記載の方法。 22.請求の範囲1記載のポリマーを合成する方法であって、 (a)式(VIIIb): [式中、Aは電子吸引基であり、Yは脱離基である。] で示されるアニオンを含むモノマーを、単独で、またはそれらのモノマーと縮合 可能である少なくとも1つのコモノマーと組み合せて重縮合または共重縮合し、 重縮合または共重縮合をモノマーの溶媒中で行う方法。 23.Aがカルボニル(−CO−)結合またはスルホニル(−SO2−)結合 である請求の範囲18〜22のいずれかに記載の方法。 24.Yがハロゲノ置換基またはニトロ置換基である請求の範囲18〜23の いずれかに記載の方法。 25.式(VIII)のアニオンが、式(IX): [式中、Yは塩素である。] で示される請求の範囲18記載の方法。 26.式(VIII)または(VIIIb)のアニオンを、式(X): もしくは式(XI): または式(XII): [式中、Z、Z'、Z''、Z'''、Z''''およびZ'''''は、ヒドロキシル基およ び脱離基、好ましくはハロゲン原子、例えば塩素から選ばれる同じまたは異なる 基である。] で示される少なくとも1つのコモノマーと共重縮合させることを含んでなる請求 の範囲18〜25のいずれかに記載の方法。 27.共重縮合が式(X)の2種のコモノマーにより行われ、式(X)の一方 のコモノマーのZおよびZ'はいずれも脱離基であり、式(X)の他方のコモノ マーのZおよびZ'はいずれもヒドロキシル基である請求の範囲26記載の方法 。 28.式(X)の一方のコモノマーが4,4'−ジヒドロキシジフェニルスルホ ンであり、式(X)の他方のコモノマーが4,4'−ジクロロジフェニルスルホン である請求の範囲27記載の方法。 29.2種のコモノマー(X)を実質的に等しいモル比にて用いる請求の範囲 27または28記載の方法。 30.溶媒が極性非プロトン性溶媒である請求の範囲18〜29のいずれかに 記載の方法。 31.溶媒が、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N− メチルピロリドン、スルホラン、ジメチルスルホンおよびジフェニルスルホンか ら選ばれる請求の範囲30記載の方法。 32.請求の範囲1〜17のいずれかに記載のポリエーテルスルホンを含んで なる多孔性または非多孔性膜。 33.非対称膜、複合膜または稠密フィルムである請求の範囲32記載の膜。 34.逆浸透、電気透析、ナノメートルオーダーの濾過、限外濾過、マイクロ 濾過、気体分離、浸透気化、血液透析または血液濾過に適用される請求の範囲3 2または33記載の膜。 35.限外濾過膜に支持されたポリエーテルスルホンの薄膜を含んでなる請求 の範囲32記載の膜。 36.架橋され、場合により保護されたポリオールによりオーバーコートされ てなる請求の範囲32〜35のいずれかに記載の膜。 37.分離媒体として、請求の範囲32〜36のいずれかに記載の膜を使用す ることを含んでなる分離方法。 38.式(XIII): [式中、Aは電子吸引基であり、Qはハロゲンである。] で示される芳香族ポリエーテルスルホニルハライド。
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