JPH0950569A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH0950569A
JPH0950569A JP20230795A JP20230795A JPH0950569A JP H0950569 A JPH0950569 A JP H0950569A JP 20230795 A JP20230795 A JP 20230795A JP 20230795 A JP20230795 A JP 20230795A JP H0950569 A JPH0950569 A JP H0950569A
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Toshio Nishikawa
俊夫 西川
Takashi Mega
隆嗣 妻鹿
Hideki Takada
英記 高田
Toshiyuki Iwazawa
利行 岩澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売機本体1内の上段の商品収納部3から投
出される商品Tを、中段位置の商品取出口8に短い時間
で払い出す。 【解決手段】 下方搬送区域12a 、上方搬送区域12b 、
上昇搬送区域12c を有する商品搬送機構11を設ける。下
方搬送区域12a は、下方商品収納部群3aの商品投出位置
より低い位置に略水平に設け、商品Tを一端方向に搬送
する。上方搬送区域12b は、上方商品収納部群3bの商品
投出位置より低い位置に略水平に設け、商品Tを受け入
れて商品取出口8に搬送する。上昇搬送区域12c は、下
方搬送区域12a の末端と上方搬送区域12b の始端を結ん
で設け、商品Tを上方へ搬送する。下方商品収納部群3a
からの商品Tを下方搬送区域12a に案内する下方案内部
材21a を設ける。上方商品収納部群3bから投出された商
品Tを上方搬送区域12b に案内する上方案内部材21b を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売機本体内の複
数個の商品収納部から投出される商品を中段位置の商品
取出口に払い出す自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機としては、例えば、特
開平5−182072号公報に記載されているように、
販売機本体内の複数個の商品収納部から投出される商品
を中段位置の商品取出口に払い出す上部投出方式の自動
販売機がある。
【0003】この自動販売機では、販売機本体内に複数
個の商品収納部を上下方向に複数段設け、この各商品収
納部の商品投出位置から投出される商品をシュートで販
売機本体の底部に案内し、このシュートで案内される商
品を販売機本体の底部に配設されたコンベヤの水平搬送
路に受け取るとともに、このコンベヤの水平搬送路に受
け取った商品をコンベヤの垂直搬送路にて上方へ搬送
し、商品を中段位置の商品取出口に払い出すようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動販売機においては、もともと商品投出位置が商
品取出口より高い上段の商品収納部から投出された商品
もシュートを通じて下方に案内された後、コンベアによ
って中段位置の商品取出口に搬出されることになり、商
品の搬出に時間がかかる問題がある。さらに、上段の商
品収納部から投出された商品が下方のコンベヤに落下す
るまでの落差が大きく、商品によっては落下の衝撃によ
り破損を生じやすい。
【0005】これを解決するために上段の商品収納部か
ら投出される商品を商品取出口に直接案内するシュート
を設けることが考えらえる。ところが、幅方向に列設さ
れる各商品収納部から投出される商品を一箇所の商品取
出口に寄せるにはかなりの落差が必要とされ、商品投出
口よりかなり高い位置に投出位置を有する商品収納部に
しか適用できない問題がある。しかも、上段の商品収納
部であっても、投出位置が商品取出口より少し高い程度
の商品収納部については、上記従来装置と同様に下方に
案内されるため、商品が商品取出口に直接送り込まれる
商品収納部は少なくなる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、上段の商品収納部から投出される商品を商品取出
口に短い時間で払い出すことができ、さらに、商品の投
出時の落差を抑え、落下の衝撃による破損を少なくでき
る自動販売機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動販売
機は、販売機本体内の複数個の商品収納部から投出され
る商品を中段位置の商品取出口に払い出す自動販売機に
おいて、前記商品収納部のうち商品投出位置が前記中段
位置よりも低い高さに位置する下方商品収納部群と、前
記商品収納部のうち商品投出位置が前記中段位置よりも
高い高さに位置する上方商品収納部群と、前記下方商品
収納部群の商品投出位置より低い位置に略水平に設けら
れて商品を一端方向に搬送する下方搬送区域、前記上方
商品収納部群の商品投出位置より低い位置に略水平に設
けられるとともに末端が商品取出口に連通されて商品を
商品取出口に搬送する上方搬送区域、前記下方搬送区域
の末端と前記上方搬送区域の始端を結んで設けられて商
品を上方へ搬送する上昇搬送区域を有する商品搬送機構
と、前記下方商品収納部群から投出された商品を前記商
品搬送機構の下方搬送区域に案内する下方案内部材と、
前記上方商品収納部群から投出された商品を前記商品搬
送機構の上方搬送区域に案内する上方案内部材とを備え
ることを特徴とする。そして、上方商品収納部群から投
出された商品は、上方案内部材によって商品搬送機構の
上方搬送区域に送り込まれ、商品搬送機構によって一端
方向に搬送され、商品取出口に送り込まれる。また、下
方商品収納部群から投出された商品は、下方案内部材に
よって商品搬送機構の下方搬送区域に送り込まれ、商品
搬送機構によって下方搬送区域、上昇搬送区域および上
方搬送区域に順に搬送され、商品取出口に送り込まれ
る。
【0008】請求項2記載の自動販売機は、請求項1記
載の自動販売機において、商品搬送機構が、下方搬送区
域に沿って配設され、上面が開放されるとともに一側面
に案内溝が形成される下方通路部材と、上方搬送区域に
沿って配設され、上面が開放されるとともに一側面に案
内溝が形成される上方通路部材と、上昇搬送区域に沿っ
て配設され、一側面に案内溝が形成される上昇通路部材
と、前記下方通路部材、上昇通路部材および上方通路部
材に沿って張設される無端体と、この無端体に複数個設
けられ、前記各案内溝から各通路部材内に進入して商品
と係合可能とする搬送部材と、前記無端体を駆動する駆
動手段とを備えることを特徴とする。そして、上方商品
収納部群から投出された商品は、上方案内部材によって
商品搬送機構の上方搬送区域に案内され、上方通路部材
の上方の開口部分を通じて上方通路部材内に受け入れら
れる。駆動手段によって無端体が回動されることによ
り、案内溝を通じて各通路部材内に進入している搬送部
材が移動し、商品が押動されて商品取出口に送り込まれ
る。また、下方商品収納部群から投出された商品は、下
方案内部材によって商品搬送機構の下方搬送区域に案内
され、下方通路部材の上方の開口部分を通じて下方通路
部材内に受け入れられる。駆動手段によって無端体が回
動されることにより、案内溝を通じて各通路部材内に進
入している搬送部材が移動し、商品が下方通路部材、上
昇通路部材および上方通路部材の順に押動されて商品取
出口に送り込まれる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動販売機の一実
施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】図1はたばこなどの矩形商品の自動販売機
の内部構造を示す概略正面図、図2はその自動販売機を
側面方向から視る概略断面図を示す。
【0011】自動販売機は、正面が開放される箱型の販
売機本体1と、この販売機本体1の前面に回動可能に取
り付けられる扉体2とを備えている。
【0012】販売機本体1内には、商品Tを前後2列に
集積収納する商品収納部3と該商品Tを最下位から順に
前方へ投出する投出機構部4とを有する収納コラム5
が、幅方向に複数列(この実施の形態では11列。)、
上下方向に複数段(この実施の形態では5段。上から順
に第1〜5段とする。)配設されている。そして、複数
の収納コラム5のうち商品投出位置が中段位置よりも低
い高さに位置する第4、5段の収納コラム5が下方商品
収納部群3aを構成し、商品投出位置が中段位置よりも高
い高さに位置する第1〜3段までの収納コラム5が上方
商品収納部群3bを構成する。
【0013】扉体2の表側には、上段位置に、商品見本
を展示するとともに各商品見本に対応して選択ボタンを
有する見本展示部6が配設され、また、下段位置に、広
告を表示する広告表示部7が配設され、また、中段位置
に、商品Tが払い出される商品取出口8が配設され、さ
らに、図示しないが、貨幣投入口などを有する操作部な
どが配設されている。商品取出口8は、扉体2の中段高
さの右寄りの位置に設けられ、上面後ろ寄りの位置から
商品Tを受け入れるとともに、利用者が前方から商品T
を取り出せるようになっている(図4参照)。
【0014】扉体2の裏側には、下段から中段位置にか
けて、収納コラム5から投出された商品Tを商品取出口
8に払い出す商品搬送機構11が配設され、また、収納コ
ラム5から投出された商品Tを商品搬送機構11に導くた
めの後述するシュートが配設され、さらに、図示しない
が、操作部の貨幣投入口に投入された貨幣を処理する貨
幣処理部などが配設されている。
【0015】商品搬送機構11は、下方商品収納部群3aの
商品投出位置より低い位置に略水平に設けられて商品T
を左端方向に搬送する下方搬送区域12a 、上方商品収納
部群3bの商品投出位置より低い位置に略水平に設けられ
るとともに末端が商品取出口8に連通されて商品Tを商
品取出口8に搬送する上方搬送区域12b 、下方搬送区域
12a の末端と上方搬送区域12b の始端を結んで設けられ
て商品Tを上方へ搬送する上昇搬送区域12c を有してい
る。
【0016】下方搬送区域12a に沿って、最下段の収納
コラム5の投出位置より低い位置に、販売機本体1の幅
方向略全域にわたって下方通路部材13a が水平に配設さ
れている。上方搬送区域12b に沿って、商品取出口8よ
りやや高い位置に、一端が商品取出口8に連通される上
方通路部材13b が水平に配設されている。上昇搬送区域
12c に沿って、下方通路部材13a の左端と上方通路部材
13b の左端とを連接する上昇通路部材13c が配設されて
いる。各通路部材13a ,13b ,13c の連結部分は円弧状
に滑らかな曲面によって連結されており、商品Tが詰ま
ることなく受け渡されるようになっている。
【0017】上方および下方通路部材13a ,13b は、図
3(下方搬送区域12a を側面方向から視る断面図)およ
び図4(上方搬送区域12b を側面方向から視る断面図)
に示すように、商品Tの厚みよりやや大きい通路幅(自
動販売機の前後方向に沿う向きのサイズ)を有し、上方
が開放されたほぼコ字形の断面形状に形成されている。
この上方および下方通路部材13a ,13b の後面には、底
面との間に商品Tが入り込まない程度の間隔をあけた高
さ位置に、長手方向全域にわたって案内溝14a,14a が
形成されている。
【0018】上昇通路部材13c は、図5(上昇搬送区域
12c を平面方向から視る断面図)に示すように、商品T
の厚みよりやや大きい通路幅を有する筒状に形成されて
おり、後面には通路幅の略中央位置に長手方向全域にわ
たって案内溝14c が形成されている。
【0019】これら各通路部材13a 〜13c に設けられた
案内溝14a 〜14c は1本につながって形成されている。
【0020】また、各通路部材13a 〜13c の案内溝14a
〜14c の後方および商品取出口8と下方通路部材13a の
始端をつなぐ領域にわたって、無端体としての搬送チェ
ーン15が、複数のスプロケット16を介して環状に張設さ
れている。搬送チェーン15には前方へ向けて突出する搬
送部材としての搬送ピン17が所定間隔毎に設けられ、こ
の搬送ピン17が案内溝14a 〜14c を通じて通路部材13a
〜13c 内に進入可能になっている。この搬送ピン17は、
図6(b) に示すように、搬送ピン17の先端と各通路部材
13a 〜13b の前側の内壁面との間に商品Tが入り込まな
い程度の小さな間隔しかあけない長さに設定される。
【0021】搬送チェーン15が巻回されるスプロケット
16のうちの1つ(正面から見て右下。駆動スプロケット
16a とする)は、回転軸18の後端に駆動取込機構部19を
有し、販売機本体1内に配設される駆動手段としての駆
動モータ20から駆動を取り込み、搬送チェーン15を回動
させる。駆動スプロケット16a と駆動モータ20とは、扉
体2を閉じた状態で連結され、開放時には連結が解除さ
れる。なお、駆動モータ20を扉体2側ではなく販売機本
体1側に設けるのは、扉体2の重量を少しでも軽くする
ためである。
【0022】また、第5段の収納コラム5の商品投出位
置から商品搬送機構11の下方通路部材13a の上方にかけ
て下方案内部材としての下部シュート21a が配設されて
いる。他にも第4段の収納コラム5の商品投出位置から
下部シュート21a に通じる案内シュート22a が配設され
ており、第4段の収納コラム5から投出される商品Tも
案内シュート22a を通じて下部シュート21a に案内され
る。そして、下部シュート21a は両側が絞られており、
第4段および第5段の収納コラム5から投出される商品
Tが、商品搬送機構11の下方通路部材13a に案内され
る。各シュート21a ,22a は扉体2の裏面に取り付けら
れており、扉体2の閉鎖時には各収納コラム5の前方に
位置して各収納コラム5から投出される商品Tを受け入
れるが、扉体2の開放時には収納コラム5の前面を開放
してメンテナンスや商品Tの補充等を可能とする。
【0023】同様に、第3段の収納コラム5の商品投出
位置から商品搬送機構11の上方通路部材13b にかけて上
方案内部材としての上部シュート21b が配設されてい
る。他にも第1段および第2段の収納コラム5の商品投
出位置から上部シュート21b に通じる案内シュート22b
が配設されており、第1段および第2段の収納コラム5
から投出される商品Tもこれらの案内シュート22b を通
じて上部シュート21b に案内される。そして、上部シュ
ート21b は両側が絞られており、第1段ないし第3段の
収納コラム5から投出される商品Tが、商品搬送機構11
の上方通路部材13b 内もしくは直接商品取出口8へ案内
される。各シュート21b ,22b は扉体2の裏面に取り付
けられており、扉体2の閉鎖時には各収納コラム5の前
方に位置して各収納コラム5から投出される商品Tを受
け入れるが、扉体2の開放時には収納コラム5の前面を
開放してメンテナンスや商品Tの補充等を可能とする。
【0024】なお、下部シュート21a および上部シュー
ト21b は商品Tの極端な幅寄せを行なわないので、大き
な落差を必要とされず、シュート高さを小さくすること
ができる。下部シュート21a の高さが小さくなることに
より、最下段の収納コラム5を低い位置に配置でき、収
納量の増加が見込める。一方、上部シュート21b の高さ
を小さくすることにより、商品投出位置が商品搬送機構
11の上方通路部材13bより少しだけ高い収納コラム5か
ら投出される商品Tであっても上方通路部材13b に案内
することができ、素早い投出が可能な収納コラム5が増
える。
【0025】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0026】待機時において、各収納コラム5には商品
Tが前後2列に集積収納され、搬送チェーン15は停止し
た状態にある。
【0027】貨幣の投入、選択ボタンの押下などの所定
の操作に基づいて商品Tが選択されると、該当する商品
Tを収納する収納コラム5の投出機構部4が駆動され、
収納コラム5内の最下位の商品Tが前方に投出される。
また、同時に駆動モータ20も駆動され、搬送チェーン15
が図1中時計回り方向に回り始める。
【0028】第1段および第2段の収納コラム5から投
出された商品Tは、各収納コラム5の前方に位置する案
内シュート22b を通じて上部シュート21b に送り込ま
れ、第3段の収納コラム5から投出された商品Tは直接
上部シュート21b に送り込まれる。これらの商品Tのう
ち、図1中右端に近い収納コラム5から投出された一部
の商品Tは商品取出口8に直接送り込まれ、残りの大部
分の商品Tは商品搬送機構11の上方通路部材13b 内に送
り込まれる。上方通路部材13b 内に送り込まれた商品T
は、その厚み方向が通路幅に沿う姿勢で受け入れられ、
搬送チェーン15の回転に伴って上方通路部材13b 内を右
方向へ移動する搬送ピン17によって押動され、上方通路
部材13b の末端に達すると傾斜面に沿って商品取出口8
に落下される。
【0029】また、第4段の収納コラム5から投出され
た商品Tは、収納コラム5の前方に位置する案内シュー
ト22a および下部シュート21a を通じて商品搬送機構11
の下方通路部材13a 内に送り込まれ、第5段の収納コラ
ム5から投出された商品Tは下部シュート21a を通じて
商品搬送機構11の下方通路部材13a 内に送り込まれる。
下方通路部材13a 内に送り込まれた商品Tは、その厚み
方向が通路幅に沿う姿勢で受け入れられ、搬送チェーン
15の回転に伴って下方通路部材13a 内を左方向へ移動す
る搬送ピン17によって押動され、さらに、下方通路部材
13a の末端に達すると、上昇通路部材13c 内に送り込ま
れ、搬送ピン17上に載置されて上昇通路部材13c 内を上
方へ搬送され、さらに、上昇通路部材13c の末端に達す
ると、上方通路部材13b 内に送り込まれ、搬送ピン17に
押されて右方向へ搬送され、そして、上方通路部材13c
の末端に達すると傾斜面に沿って商品取出口8に落下さ
れる。
【0030】そして、商品取出口8に送り込まれた商品
Tを利用者が前方から取り出す。
【0031】また、選択ボタンの押下から所定時間、す
なわち商品取出口8から最も遠い下方通路部材13a 内の
右端に載置された商品Tが商品取出口8に達するのに十
分な時間経過すると、駆動モータ20が停止される。選択
ボタンが複数回、押下された場合には、最後に押下され
てから所定時間経過すると駆動モータ20が停止される。
【0032】なお、上方の収納コラム5からの商品Tの
投出と、下方の収納コラム5からの商品Tの投出は並行
して行なわれてもかまわない。このとき、商品搬送機構
11の異なる位置に商品Tが投出されても、商品搬送機構
11が駆動されれば、いずれの商品Tも搬送され、商品取
出口8に順次送り込まれる。
【0033】また、商品取出口8が設けられる中段位置
よりも高い位置に商品投出位置がある上方商品収納部群
3bから投出される商品Tを、商品搬送機構11の上方通路
部材13b に受け入れて商品取出口8に搬送するので、短
い時間で商品を払い出すことができる。しかも、いずれ
の商品収納部3から投出される商品Tについても、自動
販売機の高さの半分程度まで投出時の商品の落差を抑え
ることができ、落下の衝撃による破損が少なくなる。
【0034】しかも、商品搬送機構11の商品受入区間、
特に下方搬送区域12a の幅を広くとれ、投出商品の幅寄
せが殆ど必要ないので、商品収納部3をかなり低い位置
まで配置することができ、商品収納量を大きくできる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の自動販売機によれば、商
品取出口が設けられる中段位置よりも高い位置に商品投
出位置がある上方商品収納部群から投出される商品を、
商品搬送機構の上方搬送区域に受け入れて商品取出口に
搬送するので、短い時間で商品を払い出すことができ、
さらに、いずれの商品収納部から投出される商品につい
ても、投出時の落差を抑え、落下の衝撃による破損を少
なくできる。
【0036】請求項2記載の自動販売機によれば、請求
項1記載の自動販売機の効果に加えて、上方商品収納部
群から投出される商品を商品搬送機構の上方通路部材内
に受け入れ、各通路部材に沿って張設された無端体の回
動により、上方通路部材内に進入している搬送部材で商
品を押動して商品取出口に送り込むことができ、かつ、
下方商品収納部群から投出される商品を商品搬送機構の
下方通路部材内に受け入れ、無端体の回動により、下方
通路部材内に進入している搬送部材で商品を下方通路部
材、上昇通路部材および上方通路部材の順に押動して商
品取出口に送り込むことができ、商品の商品取出口への
払い出しを確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である自動販売機の内部
構造を示す概略正面図である。
【図2】同上実施の形態の自動販売機を側面方向から視
る概略断面図である。
【図3】同上実施の形態の下方搬送区域を側面方向から
視る断面図である。
【図4】同上実施の形態の上方搬送区域を側面方向から
視る断面図である。
【図5】同上実施の形態の上昇搬送区域を平面方向から
視る断面図である。
【図6】同上実施の形態の商品搬送機構の一部を示し、
(a) は正面図、(b) は平面図である。
【符号の説明】
1 販売機本体 3 商品収納部 3a 下方商品収納部群 3b 上方商品収納部群 8 商品取出口 11 商品搬送機構 12a 下方搬送区域 12b 上方搬送区域 12c 上昇搬送区域 13a 下方通路部材 13b 上方通路部材 13c 上昇通路部材 14a ,14b ,14c 案内溝 15 無端体としての搬送チェーン 17 搬送部材としての搬送ピン 20 駆動手段としての駆動モータ 21a 下方案内部材としての下部シュート 21b 上方案内部材としての上部シュート
フロントページの続き (72)発明者 岩澤 利行 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売機本体内の複数個の商品収納部から
    投出される商品を中段位置の商品取出口に払い出す自動
    販売機において、 前記商品収納部のうち商品投出位置が前記中段位置より
    も低い高さに位置する下方商品収納部群と、 前記商品収納部のうち商品投出位置が前記中段位置より
    も高い高さに位置する上方商品収納部群と、 前記下方商品収納部群の商品投出位置より低い位置に略
    水平に設けられて商品を一端方向に搬送する下方搬送区
    域、前記上方商品収納部群の商品投出位置より低い位置
    に略水平に設けられるとともに末端が商品取出口に連通
    されて商品を商品取出口に搬送する上方搬送区域、前記
    下方搬送区域の末端と前記上方搬送区域の始端を結んで
    設けられて商品を上方へ搬送する上昇搬送区域を有する
    商品搬送機構と、 前記下方商品収納部群から投出された商品を前記商品搬
    送機構の下方搬送区域に案内する下方案内部材と、 前記上方商品収納部群から投出された商品を前記商品搬
    送機構の上方搬送区域に案内する上方案内部材とを備え
    ることを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 商品搬送機構は、 下方搬送区域に沿って配設され、上面が開放されるとと
    もに一側面に案内溝が形成される下方通路部材と、 上方搬送区域に沿って配設され、上面が開放されるとと
    もに一側面に案内溝が形成される上方通路部材と、 上昇搬送区域に沿って配設され、一側面に案内溝が形成
    される上昇通路部材と、 前記下方通路部材、上昇通路部材および上方通路部材に
    沿って張設される無端体と、 この無端体に複数個設けられ、前記各案内溝から各通路
    部材内に進入して商品と係合可能とする搬送部材と、 前記無端体を駆動する駆動手段とを備えることを特徴と
    する請求項1記載の自動販売機。
JP20230795A 1995-08-08 1995-08-08 自動販売機 Expired - Fee Related JP3702010B2 (ja)

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