JPH09503982A - フープバンドのテンション・閉鎖装置 - Google Patents

フープバンドのテンション・閉鎖装置

Info

Publication number
JPH09503982A
JPH09503982A JP7511187A JP51118795A JPH09503982A JP H09503982 A JPH09503982 A JP H09503982A JP 7511187 A JP7511187 A JP 7511187A JP 51118795 A JP51118795 A JP 51118795A JP H09503982 A JPH09503982 A JP H09503982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
wheel
tension
band
rocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7511187A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴェーア、フバート
Original Assignee
サイクロップ ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サイクロップ ゲーエムベーハー filed Critical サイクロップ ゲーエムベーハー
Publication of JPH09503982A publication Critical patent/JPH09503982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/025Hand-held tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Discharge Heating (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 フープバンドのテンション・閉鎖装置であって、フープバンドは加圧板(46)によりテンション・ホイール(20)に押圧され、ここでテンション・ホイール(20)を回転させるための揺動レバー(27)を用いて加圧板(46)が操作要素(38)によりテンション・ホイールから引き離され、これによりバンド端部(18,19)をテンション装置内に挿入することができるので、特定のベンティングレバーを必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】 フープバンドのテンション・閉鎖装置 技術分野 本発明は、揺動レバーにより回転可能なテンション・ホイールであって、バン ドの端部に張力を与えるための加圧板と協働する前記テンション・ホイールと、 2つのバンド端部を重ねて押圧して相互に接合させる閉鎖装置と、操作されたと き閉鎖装置をバンド端部から引き離しかつ加圧板をテンション・ホイールとの相 互作用から解放する開放装置とを含む梱包のたが締め用のとくにプラスチック製 のフープバンドのテンション・閉鎖装置に関する。 従来の技術 たとえば梱包の周りに巻き付けられたプラスチックバンドをその装置の閉鎖装 置により緊張させかつ閉鎖することが可能なこのような装置は概して再充填可能 なバッテリまたは交換可能なバッテリから動力を受ける駆動モータを有する。フ ープバンドの緊張は揺動レバーにより行われ、したがってモータは閉鎖装置を作 動するためにのみ必要とされるのでほとんど電流を必要としない。 揺動レバーは通常ラチェット機構によりテンション・ホイール軸上に設けられ 、したがって一方向の揺動中に揺動レバーはテンション・ホイールを回転し、こ れによ り2つのバンド端部に相互に対する張力を与える。揺動レバーを反対方向に揺動 して戻す間、テンション・ホイール軸はロックされているので、揺動レバーはテ ンション・ホイール軸上で自由に揺動可能である。 張力を与える前にバンド端部を装置内に挿入可能にするために、または、閉鎖 後装置を完成フープから再び取外し可能にするために、テンション・ホイールと 協働する加圧板がテンション・ホイールから引き離され、バンド端部のための通 路が形成される程度に閉鎖装置もまた持ち上げることが必要である。このために 既知の装置は追加のベンティング(隙間形成用)レバーを備え、バンド端部が挿 入される前にバンド端部を装置内に挿入可能なように、または、閉鎖が完成され た後にバンド端部を再び装置から取出し可能なように、ベンティングレバーを操 作しなければならない。 このような追加のベンティングレバーは装置の取扱いを繁雑にし、バンド端部 に張力を与えるための揺動レバーの操作を妨害することになる。装置に不慣れな ユーザは2つのレバーを混同することもある。この場合、ベンティングレバーを 誤って操作したために既に緊張されたフープバンドが急に再びその締付力を緩め て装置から飛び出し、これにより装置のユーザを怪我させることがある。 発明の説明 これらの欠点を排除し、取扱いが容易かつ安全に操作 可能なフープバンドのテンション・閉鎖装置を提供することが本発明の目的であ る。 この目的は本発明により、揺動レバーと開放装置との間に操作要素が設けられ 、揺動レバーの揺動の間に操作要素が特定の領域において開放装置を操作するた めの操作面と係合することにより達成される。 この構造は、揺動レバーがフープバンドに張力を与えるように働き、また、閉 鎖が完了した後またはバンド端部が挿入される前に加圧板および閉鎖装置を引き 離すように働くので、追加のベンティングレバーを必要としないという利点を有 している。 したがって、この装置はバンド端部に張力を与えならびに開放装置を操作する ために1つのレバーのみを使用し、これにより作業がきわめて容易でありかつ操 作がとくに簡単かつ安全である。緊張および開放を行うために装置のユーザは一 方のレバーから他方のレバーへ切り換える必要はなく、したがってレバーの選択 ミスによる誤操作は排除される。操作要素が揺動レバー上に設けられた当接ピン であり、開放装置に結合されたレバー要素上に操作面が設けられていることがと くに有利である。このような構造はとくに簡単かつ経済的な方法で製造可能であ りおよび装置の確実な操作を保証する。 レバー要素はテンション・ホイールの回転軸上に回転可能に設けられているこ とが好ましく、これはとくに空間を節約する。揺動レバー上にその軸方向に可動 に設け られたつめに当接ピンが結合され、つめがテンション・ホイールの回転軸に結合 されたラチェットホイールと協働する場合、また、レバー要素が当接ピンを移動 させるための曲面を有している場合にとくに有利である。 この実施態様において、揺動レバーが揺動されて戻される間、当接ピンが操作 面と接触する前にレバー要素上の曲面に到達してその曲面に沿ってスライドする とき、当接ピンはつめとラチェットホイールとの係合を切り離す。加圧板を切り 離し、加圧板とテンション・ホイールとの間にバンド端部を挿入した後にレバー が再び緊張方向に揺動されたとき、つめは当接ピンがもはや曲面上をスライドし なくなったときにはじめてラチェットホイール内に係合する。これにより、テン ション・ローラが回転可能となる前に必ず加圧板は完全にかつ全押圧力でテンシ ョン・ローラを押圧する。これにより、テンション・ローラと加圧板との間での バンド端部の滑り抜けが確実に防止される。 レバー要素および開放装置が伝動装置により結合されていることが好ましい。 これにより、レバーの揺動運動が小さくても開放装置に十分大きな調節直線運動 を与えて、バンド端部が容易に挿入可能な程度まで加圧板をテンション・ホイー ルから引き離したり、または、閉鎖装置が完成フープから容易に取外し可能な程 度まで閉鎖装置をバンド端部から引き離したりすることが可能である。 伝動装置がレバー要素と一体回転をするように結合さ れた駆動ホイールと駆動軸上に固定された被駆動ホイールとを有することが有利 であり、駆動ホイールおよび被駆動ホイールはエンドレス駆動チェーンにより結 合されていてもよい。このような構造はとくに空間を節約する。好ましくはフラ ットリンクチェーンである駆動チェーンは費用が安くかつ装着が容易である。チ ェーンの代わりに、駆動ホイールおよび被駆動ホイールを伝動歯車により結合す ることもまた可能である。 開放装置が被駆動軸上に設けられた揺動本体を有し、揺動本体が閉鎖装置を引 き離すための操作レバー用加圧面を有し、加圧板をテンション・ホイールから引 き離すための当接要素を有していることが有利である。一方で加圧面によりまた 他方で当接要素により、加圧板および閉鎖装置は相互に独立に持ち上げることが 可能である。このように、バンド端部を閉鎖した後まず加圧面により操作される 操作タペットにより閉鎖装置がバンド端部から引き離される程度まで揺動レバー を揺動させることが可能である。レバーをさらに揺動させたときにはじめて、当 接要素が作動して加圧板をテンション・ホイールから引き離すことになる。 加圧本体上に加圧面が設けられ、加圧面が駆動軸に平行に伸長する軸の周りに 曲面を形成していることが好ましい。ここで加圧本体は緩衝要素を介して揺動本 体に結合されている。加圧面の曲面により、揺動レバーにより揺動本体に伝達さ れた運動は横力を与えることなく操作 タペットに伝達される。加圧本体と揺動本体との間の緩衝要素は硬質ゴム部品で 構成されてもよく、揺動レバーが閉鎖装置および加圧板を引き離すために必要な 程度以上に揺動されたときに操作タペットがきわめて急速に前方に押し出される のを防止している。 揺動本体がばねで付勢されていることが有利であり、これにより揺動レバーが 緊張方向へ揺動される間揺動レバーは自動的に揺動されてそのスタート位置に戻 り、このとき伝動装置によりレバー要素もリセットする。揺動本体をそのスター ト位置に回転させるばねはたとえばコイルばねでよい。ばね要素が操作タペット と係合し、プレストレスにより操作タペットを揺動本体上の加圧面に押圧させて いるときとくに簡単な構造が得られる。 本発明のその他の特徴および利点が以下の説明および図面から明らかであり、 ここでは本発明のとくに有利な実施態様が実施例に詳細に説明されている。 図面の簡単な説明 図1はハウジングが取り外された本発明の装置の側面図を示し、 図2は図1において方向IIから見た図1の装置の部分断面図を示し、 図3は揺動レバーが取り外された本発明による装置を図1の反対側から見た部 分側断面図を示し、 図4は本発明の他の実施態様の図3に対応する図を示す。 発明を実施するための最良の形態 図において、参照符号10はプラスチックバンドのテンション・閉鎖装置を示 し、この装置はハウジング11を含み、ハウジング11の後方ハウジング部分1 2は、ハンドグリップ13と、交換可能または再充電可能なバッテリ15のため の押込み部分14とを含んでいる。 前方ハウジング部分16内には、梱包の周りに巻かれたフープバンドのテンシ ョン・閉鎖ユニットと、駆動モータ17と、図示されていない電気スイッチおよ び制御要素が収容されている。 フープバンドのバンド端部18,19に張力を与えるために装置10はテンシ ョン・ホイール20を有し、テンション・ホイール20は回転軸21と一体回転 をなすように結合され、回転軸21は装置の長手方向に対し直角方向に前方ハウ ジング部分16内の2つの軸受ブロック22,23内に回転可能に装着されてい る。軸受ブロック22,23の間にロック機構24が設けられ、ロック機構24 は軸上に設けられたラチェットホイール25と協働してテンション・ホイール2 0を有する回転軸が一方方向にのみ回転可能なようにしている。 回転軸21のテンション・ホイール20とは反対側に設けられた端部26はハ ウジング11から突出している。この端部26上に揺動レバー27がはめ込まれ 、揺動レバー27は止めリング28により固定されている。揺動レバー27は内 側軸受アイ29および外側軸受アイ30 を有している。内側軸受アイ29と外側軸受アイ30との間の凹部31内に回転 軸上に一体回転をなすようにラチェットホイール32が装着され、ラチェットホ イール32はつめ33と協働し、つめ33は揺動レバー27内に設けられかつコ イルばね34の作用によりラチェットホイールに圧着されている。つめ33は、 揺動レバー27を回転軸21上で、回転軸21がロック機構24によりロックさ れる方向に揺動可能にするような形状を有している。 揺動レバーはそのハウジング11に面する側につめ33の方向に伸長するスロ ット35を有し、スロット35を貫通して円筒当接ピン36がつめ33内の横穴 37内に押し込まれている。当接ピン36はレバー要素40上のフック状操作面 39のための操作要素38を形成し、レバー要素40は駆動チェーンホイール4 1に結合され、駆動チェーンホイール41は回転軸21上に回転自由に装着され ている。 駆動チェーンホイール41は駆動チェーン42により被駆動チェーンホイール 43に結合され、被駆動チェーンホイール43はハウジング11内で回転軸21 に平行に装着された被駆動軸44と一体回転をなすように結合されている。被駆 動軸44の被駆動チェーンホイール43から離れた端部上にブラケット45が揺 動可能に設けられ、ブラケット45の下端部に突出加圧板46が固定されている 。加圧板46の上方においてスペーサ47が 加圧板に平行に移動可能なようにブラケット45に固定されている。 ブラケットは強力引張ばね48によりテンション・ホイール20の方向に引き 込まれ、これにより加圧板46は下側からスペーサ47を介してテンション・ホ イール20を押圧する。このとき一方のバンド端部18はテンション・ホイール とスペーサ47との間にクランプされ、また、他方のバンド端部19はスペーサ 47と加圧板46との間にクランプされる。 さらに被駆動軸44と一体回転をなすように揺動本体49が結合され、揺動本 体49上に当接要素50が設けられ、当接要素50はブラケット45上の突出フ ック51と係合可能である。さらに硬質ゴムの緩衝要素53を介して揺動本体4 9に加圧本体52が固定され、加圧本体52は被駆動軸44に平行に伸長する曲 率中心軸を有する加圧曲面54を有している。 この装置においてフープバンド閉鎖装置は本質的に可動摩擦ジョー(こて)5 5からなり、摩擦ジョーは駆動ベルト56と連接棒58を有するクランク軸57 とを介して駆動モータ17により垂直軸59の周りに前後に揺動可能である。 図1からわかるように、可動摩擦ジョー55は長手方向断面がほぼH形状を有 し、その2つの前方脚部60,61がハウジング11内で当接ブロック62をま たいで係合し、垂直軸59は当接ブロック62内にも位置して おり、摩擦ジョー55は垂直軸59の周りを揺動可能であるばかりでなく、垂直 軸59の長手方向に沿ってもまたある制限範囲内で上下に移動可能である。この ために、一方の当接ブロック62と他方の摩擦ジョー55の前方脚部60,61 との間に十分な遊び63が設けられている。H形状の摩擦ジョー55のウェブ6 5の後面64において、2つの後方脚部66および67の間に玉軸受で支持され たリングからなる加圧ローラ68が回転可能に装着されている。この加圧ローラ 68に加圧レバー69が作用し、加圧レバー69はその下端部70においてハウ ジング11内のピボット71の周りに揺動可能に装着されている。さらに加圧レ バー69はその下端部において前方に突出するラグ72を有し、ラグ72を介し て加圧レバー69は後面64を超えて突出する上部後方脚部66の下側に係合し かつ可動摩擦ジョー55をその上方非動作位置に保持し、この非動作位置におい ては摩擦ジョー55と当接板74との間にバンド案内隙間73が形成され、した がって摩擦ジョー55は摩擦ジョー55と当接板74との間に存在するバンド端 部18および19には作用しない。 加圧レバー69はその上端部75においてヒンジピン76を介して連接レバー 77の後方部分77aとリンク結合され、連接レバー77の前方部分77bはハ ウジング11内の水平揺動軸78上に揺動可能に装着されかつこの揺動軸78を 超えて前方に突出している。連接レバ ー77の前方端部79は引張ばね80と係合し、引張ばね80はハウジング11 に固定されかつ連接レバー77の前方端部79を引き下げるように働き、これに より連接レバー77をその揺動軸78の周りに反時計方向に揺動させる。この揺 動を行うとき、連接レバー77の前方部分77bはストッパ82に衝当する。こ の位置において連接レバー77は、摩擦ジョー55が当接板74から引き離され た位置に加圧レバー69を保持する剛なステーとして働く。 加圧レバー69のヒンジピン76はブラケット45に固定された強力引張ばね 48と係合している。ヒンジピン76の上方に加圧レバー69は操作タペット8 4のための切換面83を有し、操作タペット84はハウジング11内で長手方向 に可動に装着されかつ圧縮ばね85により揺動本体49上の加圧面54に押圧さ れている。 閉鎖装置を作動させて摩擦ジョー55をバンド端部18,19上に下降させる ために揺動軸78に解放レバー86が設けられ、解放レバー86は上部ハウジン グカバー87を貫通伸長し、図示されていない突起部により作動されたとき解放 レバー86は連接レバー77の前方部分77bを押圧して連接レバー77を時計 方向に揺動させる。 図3からわかるように、レバー要素40は曲面88を有し、回転軸21の軸心 からの距離rは操作面39の方向に増大していく。 この装置の運転モードは次のとおりである。 ここでは詳細に図示されていない梱包の周りにバンド端部18,19を巻き付 けるために、揺動レバー27がハンドグリップ13の方向に揺動される。この揺 動方向においてはつめ33およびラチェットホイール32はレバー27が自由に 揺動することを可能にし、一方、回転軸21はこの回転方向においてはロック機 構24によりロックされている。 揺動レバー27の揺動の間、当接ピン36はレバー要素40の曲面88上に到 達し、これによりコイルばね34の作用に抗してつめ33をラチェットホイール 32から引き離す。これにより、当接ピン36がレバー要素40の曲面88上に 当接したときつめ33およびラチェットホイール32は確実に切り離される。 揺動レバー27がハンドグリップ13の方向にさらに揺動されたとき、当接ピ ン36はレバー要素40上のフック状操作面39と係合し、レバー要素40を駆 動チェーンホイール41と共に固定回転軸21上で反時計方向に回転させる(図 3)。これによりチェーン駆動装置42を介して被駆動チェーンホイール43が ハウジング内の被駆動軸44と共に回転され、揺動本体49を揺動し、この揺動 の間に加圧本体42上に設けられた加圧面54が操作タペット84の前方端部を 押圧して、操作タペット84を圧縮ばね85の作用に抗してハウジング11内の 長手方向において加圧レバー59上の切換面83の方 向に移動させる(図1)。レバー27がさらに揺動されたとき、揺動本体49上 に設けられた当接要素50はブラケット45上のフック51と接触してブラケッ ト45を僅かに時計方向に揺動させ、これにより加圧板46およびスペーサ47 がテンション・ホイール20から引き離され、テンション・ホイール20とスペ ーサ47との間の上部クランプ隙間89と、スペーサ47と加圧板46との間の 下部クランプ隙間90とを形成し、これらの隙間内にバンド端部18および19 を挿入することができる。 次に揺動レバー27を放すと、これにより操作タペット84が圧縮ばね85に より自動的に押し戻されて揺動本体49をそのスタート位置に揺動させる。加圧 板46およびスペーサ47はブラケット45に作用する強力引張ばね48により テンション・ホイールの方向に引き込まれて加圧板46およびスペーサ47とテ ンション・ホイール20との間でバンド端部18,19をクランプする。 バンド端部18および19に相互に対する張力を与えるために、揺動レバー2 7はまず当接ピン36がもはや曲面88上に当接しなくなるまで前方に揺動され なければならず、これによりつめ33はラチェットホイール32と係合可能とな る。このときはじめてレバー27は回転軸21と一体結合をなしてテンション・ ホイール20を回転し、テンション・ホイール20はフープバンドの 上方バンド端部18を装置内で矢印91の方向に引っ張ってフープに張力を与え る。レバーを前方に1回押しただけでは必要な張力が得られないとき、揺動レバ ー27を同様に再び逆方向に揺動させることができ、この間ロック機構24はテ ンション・ホイール20の回転軸をその位置に保持している。 レバー27を前後に1回または数回揺動させた後に希望のバンド張力が得られ たとき、装置のユーザは解放レバー86を操作することができる。この操作によ り連接レバー77の継手81が下方方向に折れ曲がり、これにより加圧レバー6 9は上端部75においてその支持を失いかつ強力引張ばね48の作用を受けて反 時計方向に前方に揺動される。これによりラグ72は可動摩擦ジョー55を解放 し、加圧レバー69の下端部70は摩擦ジョー55の面64上に装着された加圧 ローラ68を押圧し、これにより摩擦ジョー55はバンド案内隙間内に挿入され たバンド端部18,19上に圧着される。同時に図示されていないスイッチによ り駆動モータ17にスイッチが入れられて駆動モータ17は摩擦ジョーを前後に 移動させ、これにより摩擦ジョーは上方バンド端部18と係合してそれを下方バ ンド端部上で移動させる。この移動の間に既知のように摩擦熱が発生され、これ により相互に摩擦するバンド端部の表面が軟化して相互に融着する。 摩擦ジョー55のための駆動モータ17はタイミング機構により制御され、タ イミング機構により融着のため に必要な摩擦熱がバンド端部18,19の間に形成されるまでモータは摩擦ジョ ー55を前後に移動させる。タイマーの時間が経過した後、駆動モータ17のス イッチが切れ、摩擦ジョー55は停止してバンド端部18,19を相互に強く圧 着し、これによりバンド端部18,19は加熱領域において相互に融着して張力 に抵抗可能なように相互に結合される。 装置10を閉鎖フープから取り外すためには、前記のように揺動レバー27が 再びハンドグリップ13の方向に揺動される。このとき操作タペット84は加圧 レバー69上の切換面83を押圧して加圧レバー69を時計方向に後方に押圧し 、これにより加圧レバーの下端部70の突出ラグ72が摩擦ジョー55の上部後 方脚部66の下側に係合して摩擦ジョー55を上方に持ち上げ、これにより融着 されたバンド端部をフリーにする。このとき連接レバー77は図1に示すそのス タート位置に戻され、引張ばね80によりストッパ82に当接するこの位置に保 持され、これにより摩擦ジョーはその上昇位置に確実に保持される。 本発明は記載の実施態様に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく幾 つかの修正態様および追加態様が可能である。したがってたとえば、図4に示す ように駆動歯車41′および被駆動歯車43′を伝動歯車92により結合するこ ともまた可能である。さらに、解放レバー86を揺動レバー27に結合してレバ ーを特定角度 位置に揺動する間に摩擦ジョーが自動的に下降されかつ駆動モータにスイッチが 入るようにすることもまた考えられる。たとえばメタルバンドを閉鎖するための 他の閉鎖装置を使用することもまた考えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.揺動レバーにより回転可能なテンション・ホイールであって、バンドの端部 に張力を与えるための加圧板と協働する前記テンション・ホイールと、2つのバ ンド端部を重ねて押圧して相互に接合させる閉鎖装置と、操作されたとき閉鎖装 置をバンド端部から引き離しかつ加圧板をテンション・ホイールとの相互作用か ら解放する開放装置とを含む梱包のたが締め用のとくにプラスチック製のフープ バンドのテンション・閉鎖装置において、 揺動レバー(27)と開放装置との間に操作要素(38)が設けられ、揺動レ バー(27)の揺動の間に操作要素(38)が特定の領域において開放装置を操 作するための操作面(39)と係合することを特徴とするフープバンドのテンシ ョン・閉鎖装置。 2.操作要素(38)が揺動レバー(27)上に設けられた当接ピン(36)で あることを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.開放装置に結合されたレバー要素(40)上に操作面(39)が設けられて いる請求項1または請求項2に記載の装置。 4.レバー要素(40)がテンション・ホイール(20)の回転軸(21)上に 回転可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか 1項に記載の装置。 5.揺動レバー(27)上にその軸方向に可動に設けられたつめ(33)に当接 ピン(36)が結合され、つめがテンション・ホイールの回転軸(21)に結合 されたラチェットホイール(32)と協働し、レバー要素(40)が当接ピン( 36)を移動させるための曲面(88)を有していることを特徴とする請求項1 ないし請求項3のいずれか1項に記載の装置。 6.レバー要素(40)および開放装置が伝動装置(41,43)により結合さ れていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の装置 。 7.伝動装置(41,43)が、レバー要素(40)と一体回転をするように結 合された駆動ホイール(41)と、駆動軸(44)上に固定された被駆動ホイー ル(43)とを有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項 に記載の装置。 8.駆動ホイール(41)および被駆動ホイール(43)がエンドレス駆動チェ ーン(42)により結合されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7の いずれか1項に記載の装置。 9.駆動ホイール(41)および被駆動ホイール(43)が伝動歯車(92)に より結合されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に 記載の装置。 10.開放装置が被駆動軸(44)上に設けられた揺動本体(49)を含み、揺 動本体(49)が閉鎖装置(5 5)を引き離すための操作タペット(84)用加圧面(54)を有し、加圧板( 46)をテンション・ホイール(20)から引き離すための当接要素(50)を 有することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の装置。 11.加圧本体(52)上に加圧面(54)が設けられ、加圧面(54)が駆動 軸(44)に平行に伸長する軸の周りに曲面を形成しており、加圧本体(52) が緩衝要素(53)を介して揺動本体(49)に結合されていることを特徴とす る請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の装置。 12.揺動本体(49)がばねで付勢されていることを特徴とする請求項1ない し請求項11のいずれか1項に記載の装置。 13.ばね要素(85)が操作タペット(84)と係合し、プレストレスにより 操作タペット(84)を揺動本体(49)上の加圧面(54)に圧着させている ことを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の装置。
JP7511187A 1993-10-21 1994-10-18 フープバンドのテンション・閉鎖装置 Pending JPH09503982A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9316072U DE9316072U1 (de) 1993-10-21 1993-10-21 Vorrichtung zum Spannen und Verschließen von Umreifungsbändern
DE9316072.0U 1993-10-21
PCT/DE1994/001234 WO1995011163A1 (de) 1993-10-21 1994-10-18 Vorrichtung zum spannen und verschliessen von umreifungsbändern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09503982A true JPH09503982A (ja) 1997-04-22

Family

ID=6899705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7511187A Pending JPH09503982A (ja) 1993-10-21 1994-10-18 フープバンドのテンション・閉鎖装置

Country Status (16)

Country Link
US (1) US5689943A (ja)
EP (1) EP0723512B1 (ja)
JP (1) JPH09503982A (ja)
AT (1) ATE154309T1 (ja)
BR (1) BR9407873A (ja)
CZ (1) CZ106796A3 (ja)
DE (2) DE9316072U1 (ja)
DK (1) DK0723512T3 (ja)
ES (1) ES2102255T3 (ja)
FI (1) FI961710A (ja)
HR (1) HRP940687B1 (ja)
HU (1) HUT73467A (ja)
RU (1) RU2118277C1 (ja)
SK (1) SK48196A3 (ja)
WO (1) WO1995011163A1 (ja)
ZA (1) ZA948241B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101145021B1 (ko) * 2010-02-18 2012-05-11 (주)포스코엠텍 코일 포장재의 벤딩장치

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5944944A (en) * 1997-10-07 1999-08-31 Gwo-Jiang; Liaw Structural improvement of banding gun
DE59905049D1 (de) * 1998-10-29 2003-05-22 Orgapack Gmbh Dietikon Umreifungsgerät
DE19909620A1 (de) * 1999-03-05 2000-09-07 Cyklop Gmbh Vorrichtung zum Spannen und Verschließen von Umreifungsbändern
DE10026200A1 (de) * 2000-05-26 2001-11-29 Cyklop Gmbh Vorrichtung zum Spannen von Umreifungsbändern
US7073431B1 (en) * 2005-05-18 2006-07-11 Yu-Fu Chen Structure portable strapping machine
US10518914B2 (en) 2008-04-23 2019-12-31 Signode Industrial Group Llc Strapping device
CN102026875B (zh) 2008-04-23 2016-01-20 信诺国际Ip控股有限责任公司 带有拉紧装置的捆扎设备
US11999516B2 (en) 2008-04-23 2024-06-04 Signode Industrial Group Llc Strapping device
CN201411059Y (zh) * 2008-04-23 2010-02-24 奥格派克有限公司 带有储能器的捆扎设备
EP2280875B1 (de) 2008-04-23 2012-05-16 Orgapack GmbH Umreifungsvorrichtung mit einer getriebeeinrichtung
KR101613251B1 (ko) * 2008-04-23 2016-04-18 시그노드 인터내셔널 아이피 홀딩스 엘엘씨 전기 드라이브를 갖는 스트래핑 디바이스
CN102026874A (zh) 2008-04-23 2011-04-20 奥格派克有限公司 移动式捆扎设备
US8640612B2 (en) * 2011-10-05 2014-02-04 Hsiu-Man Yu Chen Pneumatic packaging apparatus
CH705743A2 (de) 2011-11-14 2013-05-15 Illinois Tool Works Umreifungsvorrichtung.
CH707028A2 (de) 2012-09-24 2014-03-31 Illinois Tool Works Umreifungsvorrichtung.
CH708294A2 (de) 2013-05-05 2014-12-15 Orgapack Gmbh Umreifungsvorrichtung.
US10513358B2 (en) 2014-02-10 2019-12-24 Signode Industrial Group Llc Strapping apparatus
USD864688S1 (en) 2017-03-28 2019-10-29 Signode Industrial Group Llc Strapping device
US11174051B2 (en) * 2019-02-15 2021-11-16 Samuel, Son & Co. (Usa) Inc. Hand held strapping tool
EP4168312A2 (en) * 2020-07-13 2023-04-26 Signode Industrial Group LLC Strapping tool

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1313495A (en) * 1969-07-24 1973-04-11 Payne P P Ltd Tools for banding packages or the like
US4313779A (en) * 1979-07-30 1982-02-02 Signode Corporation All electric friction fusion strapping tool
DE3118711A1 (de) * 1981-05-12 1982-12-02 Cyklop International Emil Hoffmann KG, 5000 Köln Vorrichtung zum spannen eines umreifungsbandes
DE3118710A1 (de) * 1981-05-12 1982-12-09 Cyklop International Emil Hoffmann KG, 5000 Köln Vorrichtung zum spannen, verschliessen und abschneiden von kunststoffbaendern fuer packstueckumreifungen
DE3121100A1 (de) * 1981-05-27 1982-12-23 Hemarklaus AG, 6074 Giswil, Obwalden "einrichtung fuer packgutumreifungsgeraete"
CH665604A5 (de) * 1985-01-23 1988-05-31 Strapex Ag Spann- und verschliessgeraet fuer kunststoffband.
EP0357902B1 (de) * 1988-09-08 1993-10-06 Strapex AG Spann- und Verschliessgerät für ein Umreifungsband aus Kunststoff
DE9314790U1 (de) * 1993-09-30 1993-12-16 Cemco Herbert Schulte GmbH, 57489 Drolshagen Vorrichtung zum Verschließen von Umverpackungen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101145021B1 (ko) * 2010-02-18 2012-05-11 (주)포스코엠텍 코일 포장재의 벤딩장치

Also Published As

Publication number Publication date
CZ106796A3 (en) 1997-07-16
BR9407873A (pt) 1996-10-29
FI961710A0 (fi) 1996-04-19
RU2118277C1 (ru) 1998-08-27
HRP940687B1 (en) 1998-02-28
EP0723512A1 (de) 1996-07-31
ES2102255T3 (es) 1997-07-16
DE59403137D1 (de) 1997-07-17
EP0723512B1 (de) 1997-06-11
DK0723512T3 (da) 1997-07-14
US5689943A (en) 1997-11-25
ATE154309T1 (de) 1997-06-15
HRP940687A2 (en) 1996-10-31
ZA948241B (en) 1995-06-13
WO1995011163A1 (de) 1995-04-27
FI961710A (fi) 1996-04-19
DE9316072U1 (de) 1994-01-05
SK48196A3 (en) 1997-04-09
HUT73467A (en) 1996-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09503982A (ja) フープバンドのテンション・閉鎖装置
JP4402376B2 (ja) ストラップ締め付け工具
KR100340259B1 (ko) 스트랩핑 장치
KR100330644B1 (ko) 스트랩핑 장치
FI71530C (fi) Verktyg foer aotdragning och slutning av en slinga av termoplastband.
KR100340122B1 (ko) 스트랩핑 장치
CA1046396A (en) Automatic strapping machine
CS238623B2 (en) Apparatus for tightening,joining,and cutting off of plastic strips to girdle wrapped articles
JPH08300302A (ja) チェーン制動装置を備えた動力チェーンソー
FR2548574A1 (fr) Dispositif de freinage pour chaine
JP3548611B2 (ja) 鋼帯を挿通、保持して解放する保持・解放機構を有する結束工具
CA2633831C (en) Motor brake
US5915795A (en) Chain saw braking device
JPH0116723B2 (ja)
US3718526A (en) Apparatus for friction fusing
FR2524782A1 (fr) Appareil a tresser les cheveux
JPS6138877Y2 (ja)
CA2543952C (en) Dual motor strapper
KR860002300Y1 (ko) 바인더의 경간 결속장치
JPH0929708A (ja) チェーンソーのブレーキ装置
JPS6328011B2 (ja)
MXPA99009903A (es) Aparato flejador
JPH11240503A (ja) 結束機におけるクランプ装置
MXPA99009905A (en) Fleja device