JPH09500422A - 鑞付け用アルミニウム・リチウム溶加材合金 - Google Patents
鑞付け用アルミニウム・リチウム溶加材合金Info
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Abstract
(57)【要約】
アルミニウム部材を鑞付けするために、真空鑞付け法および制御雰囲気鑞付け法の両者で使用可能なアルミニウム鑞付け合金複合材シートが提供される。このアルミニウム鑞付け合金複合材シートは、約0.01重量%〜約0.30重量%のリチウムを含むリチウム含有アルミニウム溶加材合金で、少なくとも1の主面にクラッドされた3XXX、5XXXまたは6XXXタイプのアルミニウムコア合金から成る。このコア合金は、約2重量%以下のマグネシウムを含んでもよく、ラジエータまたは蒸発器のようなアルミニウム合金製の熱交換器の製造に適する。
Description
【発明の詳細な説明】
鑞付け用アルミニウム・リチウム溶加材合金
発明の背景
強くかつ均一な接合部が、各種の形状および種類のアルミニウム部材間に形成
可能であることから、鑞付けでアルミニウムを接合することは周知の方法である
。アルミニウム部材の接合に使用される4つの主要な鑞付け方法があり、これら
の鑞付け方法は、(a)接合する部材が塩化物塩とフッ化物塩の混合物を使用し
て溶解したフラックス浴に浸漬されるフラックス浸漬鑞付け法、(b)少量のフ
ラックス、たとえば、塩化物系塩を使用する炉内鑞付け法、(c)少量のフッ化
物塩と、たとえば、窒素、アルゴンまたはヘリウムのような不活性ガス雰囲気と
を使用する制御雰囲気鑞付け法、(d)アルミニウム部材を接合するために、フ
ラックスの使用に代えて、減圧雰囲気を使用する真空鑞付け法である。
これら各鑞付け法は長所と短所を有する。たとえば、フラックス浸漬鑞付け法
は、使用済みフラックス浴の処分から発生する環境問題を伴う。また、フラック
ス浸漬鑞付け法により接合されるアルミニウム部材は、アルミニウムの表面での
残留フラックスの腐蝕効果を防止するためにフラックス処理後、完全に清浄化す
る必要がある。
炉内鑞付け法では、多少のフラックスが使用され、フラックスが接合部材の表
面に直接付着する。したがって、フラックス浴処分の問題は存在しない。表面に
残存するフラックスは、フラックスの腐蝕効果を最小にするために、鑞付けされ
た表面から除去する必要がある。しかし、炉内鑞付け法は、マグネシウムの含有
量が比較的高いアルミニウム合金の鑞付けに容易に使用することができない。炉
内鑞付け法で容易に鑞付けすることができない合金の典型例はアルミニウム協会
5XXXシリーズに属するアルミニウム合金である。
制御雰囲気鑞付け法は、鑞付け炉内で、たとえば、アルゴンまたは窒素ガス雰
囲気のような不活性ガス雰囲気を使用する。不活性ガス雰囲気鑞付けは、鑞付け
された表面から清浄化する必要がない比較的少量の非腐蝕性フラックスを使用す
る。フッ化物系フラックスは高価であり、複合体鑞付けシートにおいて、フッ化
物系フラックスとマグネシウムとの間の不所望な相互作用はコア合金のマグネシ
ウムの最大含有量を約0.3%に制限する。
真空鑞付けにおいては、フラックスは使用されず、この方法は、約0.1〜1
.75重量%またはこれ以上のマグネシウムを含有するアルミニウム合金の接合
に適している。アルミニウム合金コアの含有マグネシウムのために、鑞付け組立
体は高強度特性を呈することが可能である。真空鑞付けは、十分に密封された炉
と、炉内圧力の注意深い制御とを必要とし、これら両者は鑞付け方法による費用
を高くする場合がある。さらに、真空鑞付け方法においては、組立て精度を厳格
に制御する必要があり、部材の清浄化が絶対に必要である。
特に、強度が主たる考慮事項である多くの応用例の場合、約2.00%以下の
マグネシウム(Mg)を含むアルミニウム合金の使用が望ましい。このマグネシ
ウム含有合金の鑞付けによる接合は、真空鑞付け方法によってのみ行うことがで
きる。しかし、真空鑞付けは、高価な真空鑞付け炉の設置を必要とし、したがっ
て、この方法は資本集約的となる。
事実上マグネシウムを含まないアルミニウム合金は真空鑞付け法で鑞付けする
ことはできない。現在、これらのMg非含有アルミニウム部材を接合するために
、たとえば、窒素雰囲気を使用する制御雰囲気鑞付け法がフッ化物フラックスの
存在下で使用される。Mg含有アルミニウム含金およびMg非含有アルミニウム
合金の両者の鑞付けを行う場合、異なる種類の合金を区別する必要があり、一方
には制御雰囲気鑞付け用の、他方には真空鑞付け用の、2つの異なるタイプの炉
を設ける必要がある。
したがって、Mg非含有またはMg含有のアルミニウム合金部材を制御雰囲気
鑞付けまたは真空鑞付けにより鑞付けするために使用可能な溶加材合金に対する
積年の必要性が存在していた。驚くことに、制御された量のリチウムを含むアル
ミニウム溶加材合金が、制御雰囲気(不活性ガス)鑞付け法または真空鑞付け法
を使用してMg含有およびMg非含有アルミニウム合金を鑞付けするために容易
に使用可能であることが判った。本発明のアルミニウム溶加材合金は、約0.0
1〜約0.30重量%のリチウムと、主要合金成分として、鑞付け合金の約4〜
約18重量%のほぼ限度内のシリコンとを含む。米国特許第3272624号明
細書(Quaas)において、アルミニウム部材を一体的に溶接するための、自己フラ
ックス機能を有する溶加材合金を得るために、0.005〜0.010%のリチ
ウムをアルミニウムに加えることが推奨されている。この合金は押出し加工線ま
たは鋳造線として使用され、接合工程中に溶解して接合領域に自己フラックス作
用による脱酸付着物を形成する。必要ならば、18.0%以下のシリコンも溶加
材合金に含有させることが可能である。この合金は、形成された接合部からその
残留物を除去する必要がないために、塩化物塩およびフッ化物塩を含有するフラ
ックスの代替物として使用される。推奨される適用範囲には、炭素アーク溶接、
酸素アセチレン溶接および不活性アーク溶接が含まれる。アルミニウム合金中で
のリチウムの存在が、アルミニウム部材のフラックスを使用しない真空鑞付けに
おける溶加材合金のように、フラックスの存在下でMg含有アルミニウム部材を
鑞付けするための溶加材合金として使用する上で適したものにするという認識は
ない。
米国特許第4173302号明細書(Schultze et al)は、4〜20%のシリコ
ンと、ナトリウム、カリウムおよびリチウムから選ばれる少なくとも1つの元素
を0.00001〜1.0重量%、好ましくは0.005〜0.1重量%含むア
ルミニウム鑞付け合金の使用を推奨している。この参考例によれば、この合金は
非酸化雰囲気または低真空中でのアルミニウム含有製品のフラックスを使用しな
い鑞付けで使用可能である。鑞付け接合部の耐蝕性を増すために、これらのアル
カリ金属を鑞付け合金に添加することが請求の範囲に記載されている。これらの
アルカリ金属含有の鑞付け合金の使用はフラックスを使用しない制御雰囲気鑞付
けに制限され、これらのアルカリ金属の有利な効果は均等であると考えられてい
る。
米国特許第5069980号明細書(Namba et al)は、フラックスを使用しな
い真空鑞付けに適したクラッドされたアルミニウム合金について説明している。
このクラッド材料はコアシートの両側に使用されるものである。このクラッド材
料は6〜14%のシリコンと、0〜0.6%のマグネシウムと、残部としてのア
ルミニウムとを含み、さらに、耐蝕性を改善するために、下記元素の少なくとも
1つをクラッド合金に含ませることが可能である:Pb,Sn,Ni,Cu,Z
n,Be,LiおよびGe。合金中のこれらの添加物の役割はその耐蝕性改善効
果に関する限り、同等である。
驚くことに、溶加材合金中でのリチウムの存在は、合金の約0.01〜約0.
30重量%の範囲内の制御された量を添加したときに、制御雰囲気鑞付け法また
は真空鑞付け法で鑞付けするために、溶加材合金を使用することを許容すること
が判った。
マグネシウム含有およびマグネシウム非含有アルミニウム合金の両者を鑞付け
するための、本発明の溶加材合金の広範囲な適用可能性は、これらの合金を分離
する必要性を除去し、さらに、鑞付けアルミニウム組立体の製造において好まし
いどの鑞付け法でも使用する自由を提供する。
発明の簡単な概要
制御雰囲気鑞付け法または真空鑞付け法を使用して、マグネシウム非含有およ
びマグネシウム含有アルミニウム合金の両者を鑞付けするのに適した溶加材合金
が提供される。この溶加材合金は、約0.01%〜約0.30%のリチウム(L
i)と、約4%〜約18%のシリコン(Si)と、約2%以下の亜鉛(Zn)と
、約0.15%を超えない不純物と、残部としてのアルミニウム(Al)とを含
む。また、この溶加材合金は、約0.30%を超えない量の鉄(Fe)と、約0
.10%を超えない銅(Cu)とを含む。本発明の溶加材合金は、約1.30重
量%以下のマグネシウムを含むアルミニウムコア合金の鑞付けに有効である。好
ましい溶加材合金は約0.01〜約0.18%のリチウムを含む。
図面の簡単な説明
第1図は、アルミニウム合金コアとリチウム含有溶加材合金クラデイングとを
用いた、チューブとヘッダとが真空鑞付けされたラジエータ組立体の場合の、フ
ィレット面積の大きさと、溶加材合金中の0%〜0.30%の範囲内のリチウム
量との間の相関関係を示すグラフである。
第2図は、アルミニウム合金コアとリチウム含有溶加材合金クラデイングとを
用いた、チューブとヘッダとが制御雰囲気鑞付けされた組立体の場合の、フィレ
ット面積の大きさと溶加材合金中の0%〜0.30%の範囲内のリチウム含有量
との間の相関関係を示すグラフである。
第3図は、鑞接性に対する溶加材合金中のLi,Ca,NaおよびBeの効果
を比較したグラフである。
発明の詳細な説明
本発明は、アルミニウム製品の鑞付けに係り、特に、制御雰囲気鑞付け法また
は真空鑞付け法により、Mg非含有合金およびMg含有アルミニウム合金の鑞付
けに適する新規なリチウム含有アルミニウム溶加材合金に関するものである。
本発明の目的に関し、以下で使用されている用語「制御雰囲気鑞付け」すなわ
ち「CAB」は、アルミニウム合金製品の鑞付けにおいて、たとえば、窒素、ア
ルゴンまたはヘリウムのような不活性ガスを使用する鑞付け法を意味する。
本明細書中で使用されている用語「真空鑞付け」は、アルミニウム合金製品の
鑞付けにおいて、減圧を利用する方法を意味する。
その使用が制御雰囲気鑞付け法においてであるか、真空鑞付け法においてであ
るかにかかわらず、本発明の溶加材合金は約0.01〜約0.30%のリチウム
を含む。溶加材合金は、リチウムの他に、約4〜約18%のシリコンも含んでい
る。また、溶加材合金は、追加成分、たとえば、約2%以下の亜鉛、約1%以下
のマンガン、約0.30%以下の鉄、約0.10%以下の銅を含んでもよい。ま
た一般に、アルミニウム溶加材合金は、合計で約0.15%以下の通常の不可避
不純物を含む。真空鑞付けの場合、必要に応じて、溶加材合金は約0.1〜約1
.75%のマグネシウムを含んでもよい。
真空鑞付け法で使用される場合、溶加材合金は、約0.01%〜約0.18%
のリチウムを含むのが好ましい。溶加材合金中のこのリチウム量は、マグネシウ
ムでゲッタリング(gettering:残留ガスの捕捉)する必要性を除去するに十分で
あり、真空鑞付け炉内でより満足できる雰囲気を与える。本発明の目的に関し、
ゲッタリングとは、マグネシウムと酸素との化学反応により、炉内の酸素を除去
することを意味する。さらに、リチウム含有溶加材合金の使用により、真空鑞付
け炉内におけるマグネシウムの必要性の排除またはマグネシウムの量の減少は炉
寿命を延ばす。
溶加材合金が、CABプロセスで、たとえば、周知のNACOLOK(登録商標)フッ
化物フラックスとの組合せで使用される場合、溶加材合金のリチウム量は約0.
01〜約0.18%の範囲内に維持されるのが好ましい。
新規な溶加材合金は、通常、所望の合金組成を有するインゴットから圧延され
た鑞付けシートの形態で使用される。どの鑞付け法を使用するかにかかわらず、
鑞付けシートが使用され、最良の結果を得るために、クラデイング(cladding)に
よりアルミニウムコア合金の表面に施される。鑞付けシートによるアルミニウム
コア合金のクラデイングは、当該技術分野で周知な方法、たとえば、圧延プロセ
スでの圧接により達成される。形成する組立体により、鑞付けまたは溶加材合金
シートをアルミニウムコア(core:芯材)合金の一方または両側に施すことが可能
である。コア合金の表面に付される鑞付けシートの厚さは、通常、アルミニウム
複合材の厚さの約5〜約20%の範囲内にある。したがって、たとえば、アルミ
ニウム複合材の厚さが約0.1インチ(2.54mm)である場合、アルミニウ
ムコアの表面に付されるクラデイングの厚さは0.005〜0.020インチ(
0.127〜0.508mm)の範囲で変化可能である。
新規な溶加材または鑞付け合金シートでクラッドされるアルミニウムコア合金
の種類は通常、鑞付け組立体の最終使用に基づいて定められる。新規な溶加材合
金組成物でクラッドされる好適なアルミニウムコア合金は、アルミニウム協会に
より3XXX、5XXX、および6XXXアルミニウム合金として分類されてい
るアルミニウム合金を含み、3XXX合金が好ましい。
クラッドされたアルミニウム複合材は、その物理的特性を改善するために、熱
処理を施してもよい。したがって、本発明のクラッドされた複合材は、例えば、
H焼戻し(H-temper)と同等の熱処理を施すことが可能である。
本発明のクラッドされたアルミニウム合金組成物は、ラジエータおよび熱交換
器の部品のような鑞付け熱交換器組立体を形成するために容易に使用可能である
。他の適用例、たとえば、蒸発器(エバポレータ)の製造において、アルミニウ
ム合金鑞付け組成物を使用することも可能である。
リチウム含有鑞付けシートでクラッドされたアルミニウムコア合金の鑞付けは
、鑞付け技術において周知の原理に従って行われる。たとえば、CABプロセス
において、フラックスを、被接合アルミニウム部材に適用することができ、その
後、
組立体が、たとえば約425°〜475°F(224°〜246°C)の範囲内
の温度に予熱される。次に、この組立体は鑞付け前室に移され、この室内で、約
750°F(399°C)で約3〜15分間ソーキング(均熱化)する。引き続
き、この加熱された組立体が、乾燥窒素で浄化された鑞付け炉に移される。その
後、この組立体は、CAB炉内で約2〜3分間、約1095°〜1130°F(
591°〜610°C)に保持される。次いで、鑞付け組立体は冷却されて取出
され予定された用途のために使用する。
真空鑞付け法をアルミニウム部材の接合に使用する場合、接合領域にフラック
スは施されない。鑞付けする組立体は、通常、約425°〜700°F(224
°〜371°C)に予熱され、真空炉内に装入される。予熱された組立体は、真
空炉内で段階的に約1095°〜1200°F(591°〜604°C)に加熱
され、約3分間、温度保持される。その後、鑞付けされた組立体は約1050°
〜1070°F(566°〜577°C)に冷却されて真空炉から取出され、予
定された目的のために使用する。
Mg含有およびMg非含有アルミニウムコア合金の場合、使用される鑞付け法
に関係なく、組立体接合部における溶加材の面積、重量または長さで測定される
形成接合部の強度はほぼ同じである。この事実は、かかるコア合金が新規なリチ
ウム含有鑞付けシートでクラッドされている場合、Mg非含有およびMg含有ア
ルミニウムコア合金で形成される真空またはCAB鑞付け組立体の製造に、該新
規なリチウム含有溶加材合金を使用できることを意味している。
さらに、以下の例は、リチウム含有溶加材合金の特有な鑞付け能力と、CAB
法または真空鑞付け法によりMg非含有およびMg含有合金を鑞付けするための
該溶加材合金の適用可能性を示す。
実施例1
Mg含有アルミニウムコア合金部材間で、満足できる鑞付け接合部を形成する
ためのリチウム含有溶加材合金の有効性を確立するために実験を行なった。この
実験は、真空鑞付け法、および制御雰囲気鑞付け法でラジエータ試験組立体を鑞
付けして行われた。
厚さ0.015インチ(0.0381mm)および表Iに示す組成を有するア
ルミニウム鑞付けシートの一方の側に、種々のリチウム含有量と表11に示す全
体組成とを有する溶加材合金が圧延でクラッディングされた。コア上のクラデイ
ング層は、クラッドされた複合材の全厚さの約10%に相当する。これらの部材
を、乾燥窒素中で約4時間、約540°F(282°C)でH−24焼戻し(H-2
4 temper)に部分的に焼鈍した。その後、部分的に焼鈍されたコア合金と溶加材
合金との複合材を使用して自動車用ラジエータチューブおよび母管(ヘッダー)
の試験サンプルを形成し、その後、この試験サンプルを下記条件下で真空鑞付け
法および制御雰囲気鑞付け法により一体に鑞付けした。その後、両種類の鑞付け
法で形成された接合部の強度を、接合部に形成されたフィレット(被接続材のす
き間からはみ出して凝固した鑞材)の面積の大きさを測定してテストした。
クラッド層のリチウム量がそれぞれ異なる、試験サンプルであるチューブおよ
びヘッダが初めに脱脂され、次いで、組み立てられた。組立体の鑞付けは下記の
ように行われた:
(a)真空鑞付け
脱脂された組立体を、真空中で5分間、450°F(232°C)に予熱し、
その後、真空鑞付け炉室内に移し、この炉室内で先ず10分間、1000°F(
538°C)に、次いで6分間、1095°〜1120°F(590〜604°
C)に段階的に加熱した。さらに、この組立体を、約3分間、1095°〜11
20°F(590〜604°C)に保持し、次いで冷却した。その後、鑞付け接
合部の強度を、形成されたフィレットの面積を測定することによりテストした。
テストの結果を第1図にグラフで示す。
(b)制御雰囲気鑞付け
約5g/m2面に対応する量の非水溶性フッ化物塩を含むNANOLOCK(登録商標)
タイプのフラックスを脱脂した組立体の表面に付着させた。フラックス付与され
た組立体を15分間、450°F(232°C)に予熱した後、鑞付け前の室に
移し、この室内で10分間、750°F(399°C)でソーキングした。その
後、予熱された組立体を、鑞付け室に移し(この鑞付け室は、鑞付け前に、2時
間乾燥窒素(N2)で浄化された)、この鑞付け室内で、3分間約1100°F
(593°C)で保持した後、取出した。その後、組立体の鑞付け接合部の強度
を、制御雰囲気下で鑞付け中に形成されたフィレットの面積を測定することによ
りテストした。このテスト結果を第2図にグラフで示す。
実施例2
リチウムの代りに、溶加材合金にカルシウム、ナトリウムおよびベリリウムを
使用する効果を比較するためのテストも行なった。したがって、表IIに示した
溶加材合金組成のリチウムの代りにほぼ対応する量のカルシウム、ナトリウムお
よびベリリウムを使用してサンプルを用意した。比較のために、リチウム含有サ
ンプルも使用した。その後、Li、Ca、NaおよびBe含有溶加材合金を、鑞
接性の尺度であるそれぞれの表面張力の比較に基づく従来のテストを行なったと
きに形成されたフィレット長さを測定してテストした。フィレット長さ、したが
って、カルシウム、ナトリウムおよびベリリウム含有溶加材合金から形成された
フィレットの強度特性は、リチウム含有溶加材合金の強度レベルより遥かに低い
ことが判った。Li、Ca、NaおよびBe含有溶加材合金を使用して行なった
比較テストの結果を第3図にグラフで示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.真空鑞付け法および制御雰囲気鑞付け法の両者の鑞付けに使用可能な鑞付 けシート複合体であって、この複合体は、 (a)アルミニウム合金のコア材料と、 (b)このコア材料上に施されるリチウム含有アルミニウム溶加材合金 のクラデイングとを含み、このクラデイングがコア材料の少なくとも1の主面に 付され、 前記アルミニウム合金のコア材料は、事実上、約0.2%以下のシリコ ン、約2%以下のマグネシウム、約2%以下のマンガン、約0.3%以下の鉄、 約0.40%以下の銅、約0.1%以下のチタン、合計で約0.15%を超えな い不純物、および残部としてのアルミニウムから成り、前記クラデイングは、事 実上、約4%〜約18%の範囲内のシリコン、約0.01%〜約0.30%の範 囲内のリチウム、約2%以下の亜鉛、約1%以下のマンガン、約0.30%以下 の鉄、約0.10%以下の銅、約0.05%を超えないマグネシウム、合計で0 .15%を超えない不純物、および残部としてのアルミニウムから成る鑞付けシ ート複合体。 2.前記溶加材合金のリチウム量が、約0.01〜約0.18%の範囲内に維 持される請求項1に記載の鑞付け複合体。 3.前記クラデイングが、コア材料の1つの主面に付されており、クラデイン グの厚さが、複合材料の全厚さの約5%〜約20%に相当する請求項1に記載の 鑞付け複合体。 4.前記クラデイングがコア材料の双方の主面に施されており、コア材料の各 面に付されたクラデイングの厚さが、複合材料の全厚さの約5%〜約20%に相 当する請求項1に記載の鑞付け複合体。 5.前記コア材料が、アルミニウム協会3XXX,5XXXおよび6XXXシ リーズのアルミニウム合金から選択される請求項1に記載の鑞付け複合体。 6.不活性ガスのガスシールの下で、被接合表面にフッ化物塩のフラックスを 用いて、制御雰囲気鑞付けによりアルミニウム部材を接合して組立体を形成する 方法において、アルミニウム合金コア材料と、このコア材料の少なくとも1の主 面に付されたリチウム含有アルミニウム合金クラデイングとから成る鑞付け合金 複合材シートを用いることを含み、前記アルミニウム合金コア材料が、事実上、 約0.2%以下のシリコン、約2%以下のマグネシウム、約2%以下のマンガン 、約0.3%以下の鉄、約0.40%以下の銅、約0.1%以下のチタン、合計 で約0.15%を超えない不純物、および残部としてのアルミニウムから成り、 前記クラデイングが、事実上、約4%〜約18%の範囲内のシリコン、約0.0 1%〜約0.30%の範囲内のリチウム、約2%以下の亜鉛、約1%以下のマン ガン、約0.30%以下の鉄、約0.10%以下の銅、約0.05%を超えない マグネシウム、合計で0.15%を超えない不純物、および残部としてのアルミ ニウムから成り、前記アルミニウム部材を制御雰囲気鑞付け法により接合し、鑞 付けされた組立体を回収することを含む方法。 7.前記溶加材合金のリチウム含有量が、約0.01〜約0.18%の範囲内 に維持される請求項6に記載の方法。 8.前記クラデイングが、コア材料の1の主面に付されており、クラデイング の厚さが、複合材料の全厚さの約5%から約20%に相当する請求項6に記載の 方法。 9.前記クラデイングが、コア材料の両主面に付されており、コア材料の各面 に付されたクラデイングの厚さが、複合材料の全厚さの約5%〜約20%に相当 する請求項6に記載の方法。 10.前記コア材料が、アルミニウム協会3XXX,5XXXおよび6XXXシ リーズのアルミニウム合金から選択される請求項6に記載の方法。 11.前記フッ化物塩フラックスが、KI2AlF5、KAlF4、 K3AlF6、およびこれらの混合物から選択される請求項6に記載の方法。 12.前記コア材料が、アルミニウム協会3XXX,5XXXおよび6XXXシ リーズのアルミニウム合金から選択される請求項6に記載の方法。 13.前記組立体が熱交換器である請求項6に記載の方法。 14.前記組立体が蒸発器である請求項6に記載の方法。 15.フラックスを使用しない真空鑞付け法によりアルミニウム部材を接合して 組立体を製造する方法において、アルミニウム合金コア材料と、このコア材料の 少なくとも1の主面に付されたリチウム含有アルミニウム合金のクラデイングと から成る鑞付け合金複合体シートを用いることを含み、前記アルミニウム合金コ ア材料が、事実上、約0.2%以下のシリコン、約2%以下のマグネシウム、約 2%以下のマンガン、約0.3%以下の鉄、約0.40%以下の銅、約0.1% 以下のチタン、合計で約0.15%を超えない不純物、および残部としてのアル ミニウムから成り、前記クラデイングが、事実上、約4%〜約18%の範囲内の シリコン、約0.01%〜約0.30%の範囲内のリチウム、約2%以下の亜鉛 、約1%以下のマグネシウム、約0.30%以下の鉄、約0.10%以下の銅、 約0.05%を超えないマグネシウム、合計で0.15%を超えない不純物、お よび残部としてのアルミニウムから成り、前記アルミニウム部材を制御雰囲気鑞 付け法により接合し、鑞付けされた組立体を回収することを含む方法。 16.前記溶加材合金のリチウム量が、約0.01〜約0.18%の範囲内に維 持される請求項15に記載の方法。 17.前記クラデイングが、コア材料の1の主面に付され、クラデイングの厚さ が、複合材料の全厚さの約5%から約20%に相当する請求項15に記載の方法 。 18.前記クラデイングが、コア材料の両主面に付され、コア材料の各面に付さ れたクラデイングの厚さが、材料の全厚さの約5%〜約20%に相当する請求項 15に記載の方法。 19.前記コア材料が、アルミニウム協会3XXX,5XXXおよび6XXXシ リーズのアルミニウム合金から選択される請求項15に記載の方法。 20.前記組立体が熱交換器である請求項15に記載の方法。
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