JPH09454A - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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Publication number
JPH09454A
JPH09454A JP15431695A JP15431695A JPH09454A JP H09454 A JPH09454 A JP H09454A JP 15431695 A JP15431695 A JP 15431695A JP 15431695 A JP15431695 A JP 15431695A JP H09454 A JPH09454 A JP H09454A
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JP
Japan
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lock
motor
rotation speed
kneading blade
bread
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Application number
JP15431695A
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English (en)
Inventor
Hironobu Tanaka
裕展 田中
Akihisa Nakano
昭久 仲野
Kouji Noda
効司 野田
Toshikatsu Maeda
敏克 前田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンケースのセットミスまたは材料の入れ忘
れまたは練り羽根のセットミスを使用者に表示すること
により、セットミスを防ぐ。 【構成】 モーター4により駆動される練り羽根7と、
モーター4の回転数を測定する回転数測定手段14e
と、パンケース3のセットミスまたは材料の入れ忘れま
たは練り羽根7のセットミスを報知するパンケースチェ
ック表示手段15aと、回転数に応じてパンケースチェ
ック表示手段15aを動作させる制御装置14とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する自動
製パン機に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来例の自動製パン機について図
12を参照しながら説明する。図12は従来例の自動製
パン機の側断面図である。図12に示すように、焼成室
1内には加熱手段であるヒーター2と着脱自在なパンケ
ース3が有り、モーター4に接続したプーリ5からは動
力を伝達するベルト6を通じて練り羽根7に接続したプ
ーリ8が設置され、焼成室1にはプロセス判定や温度調
節を行うために焼成室温度検知手段であるサーミスタ9
が設置されている。焼成室1の上部には蓋10と、イー
ストを投入するイースト投入口11が有り、イースト投
入口11は連動するソレノイド12によってイーストを
落下させる。調理スタートや取消等の操作は操作手段1
3によって行われ、操作手段13からの操作に応じてマ
イクロコンピュータ等で構成された制御手段14は、サ
ーミスタ9からの信号に従ってパン焼き全ての制御を行
い、調理の進行状況に応じてLCDやLED等で構成さ
れた表示手段15を点灯、消灯させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、パンケース3のセットミスまたは材料の入
れ忘れまたは練り羽根7のセットミスをした場合、調理
が終了してからセットミスに気づくという問題点を有し
ていた。また、パン生地によって練り羽根7の回転が妨
げられ、練り羽根7がロックしてプーリ5、8とベルト
6がスリップしても検知することができなかったため、
パン生地の出来や、モーター4に影響を及ぼすという問
題点も有していた。
【0004】本発明は上記の従来の課題を解決するもの
で、モーター4の回転数によりパンケース3のセットミ
スまたは材料の入れ忘れまたは練り羽根7のセットミス
を判断し、それを使用者に表示することにより、セット
ミスを防ぐことを第1の目的とする。
【0005】また、パンケース3のセットミスまたは材
料の入れ忘れまたは練り羽根7のセットミスを判断する
と、一旦調理工程を停止することで、パンケース3のセ
ットミスまたは材料の入れ忘れまたは練り羽根7のセッ
トミスを修正後、メニューを再設定しなくても調理工程
を継続することで、使い勝手を良くすることを第2の目
的とする。
【0006】また、練り羽根7のロックを判断すると、
モーター4の回転数を下げることで、プーリ5、8とベ
ルト6との摩擦力を増やしてモーター4とベルト6との
空転を防ぎ、モーター4の駆動力を練り羽根7に効率よ
く伝え、練り羽根7のロック状態を解除することで、調
理性能が確保でき、使い勝手を良くすることを第3の目
的とする。
【0007】また、練り羽根7のロック状態が続くと、
練り羽根7のロックを使用者に報知するとともに、モー
ター4を停止させることで、モーター4の保護と余分な
電力の消費を防ぐことを第4の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動製パン機は
上記第1の目的を達成するために、ヒーターを有する焼
成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパンケー
スと、前記パンケースの内底部に設けられモーターによ
り駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知す
る焼成室温度検知手段と、モーターの回転数を測定する
回転数測定手段と、パンケースのセットミスまたは材料
の入れ忘れまたは練り羽根のセットミスを報知するパン
ケースチェック表示手段と、前記回転数測定手段からの
練り羽根の回転数に応じて前記パンケースチェック表示
手段を動作させる制御手段とを有した構成とする。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の自動製パン機は、上記第1の目的を達成するため
の構成に、パンケースのセットミスまたは材料の入れ忘
れまたは練り羽根のセットミスを検知すると、一旦調理
を停止する調理停止手段を有した構成とする。
【0010】また、上記第3の目的を達成するために本
発明の自動製パン機は、上記第2の目的を達成するため
の構成に、モーターの回転数から練り羽根のロック状態
を判断するロック判断手段と、ロック判断手段からの出
力に応じてモーターの回転数を下げるロック復帰手段を
有した構成とする。
【0011】また、上記第4の目的を達成するために本
発明の自動製パン機は、上記第3の目的を達成するため
の構成に、練り羽根のロックを報知するロック報知手段
と、モーターのロック時間に応じて前記ロック報知手段
とモーターの制御を行うロック報知制御手段とを有した
構成とする。
【0012】
【作用】本発明は上記第1の構成において、モーターの
回転数によりパンケースのセットミスまたは材料の入れ
忘れまたは練り羽根のセットミスを判断し、それを使用
者に知らせることができるので、セットミスを防ぐこと
ができる。
【0013】また、上記第2の構成において、パンケー
スのセットミスまたは材料の入れ忘れまたは練り羽根の
セットミスを判断すると、一旦調理工程を停止すること
で、パンケースのセットミスまたは材料の入れ忘れまた
は練り羽根のセットミスを修正後、メニューを再設定し
なくても調理工程を継続することができるので使い勝手
が良い。
【0014】また、上記第3の構成において、練り羽根
のロックを判断すると、モーターの回転数を下げること
で、プーリとベルトとの摩擦力を増やしてモーターとベ
ルトとの空転を防ぎ、モーターの駆動力を練り羽根に効
率よく伝え、練り羽根のロック状態を解除することがで
きるので、調理性能が確保でき、使い勝手が良い。
【0015】また、上記第4の構成において、練り羽根
のロック状態が続くと、練り羽根のロックを使用者に報
知するとともに、モーターを停止させることができるの
で、モーターの保護および余分な電力の消費を防ぐこと
ができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図1
〜図3を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施例の自動製パン機の側断面であり、この図1におい
て上記従来例と同一の構成要素には同じ番号を付し説明
を省略する。図1に示すように、LCD等で構成された
表示手段15内にはパンケースチェック表示手段15a
を設置する。プーリ8の円周上には磁石16を設置し、
磁石16の上方にはホールIC17を設置する。
【0017】図2は同、自動製パン機の電気回路図であ
る。図2に示すように、商用電源18には、ヒーター2
とヒーター2をオン・オフするリレー19、モーター4
とモーター4をオン・オフするトライアック20と、制
御手段14を接続する。制御手段14はリレー19を制
御する加熱通電制御手段14aと、トライアック20を
制御するモーター制御手段14bと、サーミスタ9によ
って焼成室1内の温度を判断する温度検知手段14c
と、表示手段15を制御する表示制御手段14dと、ホ
ールIC17によってモーター4の回転数を測定する回
転数測定手段14eによって構成する。
【0018】以上のように構成された自動製パン機につ
いてその動作を図2および図3を用いて説明する。図3
は同、自動製パン機の動作を示すフローチャートであ
る。まず制御手段14はステップ1でモーター制御手段
14bによりトライアック20を駆動し、モーター4を
5秒間オンさせる。モーター4が回転することでプーリ
8上に取り付けた磁石16がホールIC17の下を通過
する。そのためホールIC17は磁石16が通過するご
とに磁力線が通過し、回転数測定手段14eにハイ信号
を出力する。そこで、ステップ2では回転数測定手段1
4eによって、モーター4を5秒間オンしたときの練り
羽根7の回数数をホールIC17からのハイ信号をカウ
ントすることで測定し、これをN1とする。次にステッ
プ3では、測定した回転数N1と、実験等により求めら
れた負荷が無く5秒間モーター4をオンしたときの回転
数N2とを比較する。もしN1<N2ならば練り羽根7
に負荷が掛かったため、つまり、パンケース3に練り羽
根7が接続され材料も投入されていたと判断し、NOの
方向に抜け、パンケース3のセットおよび練り羽根7の
セットおよび材料のチェックを終了する。反対にN1≧
N2ならば、練り羽根7に負荷が掛からなかったため、
つまり、パンケース3がセットされていないか、または
練り羽根7がセットされていないか、材料がパンケース
3に投入されていないと判断し、YESの方向つまりス
テップ4に進む。ステップ4では、表示制御手段14d
により、パンケースチェック報知手段であるパンケース
チェック表示手段15aを点灯させ、使用者にパンケー
ス3のチェックを促す。
【0019】以上のように本実施例によれば、ヒーター
2を有する焼成室1と、前記焼成室1内に着脱自在に装
着しうるパンケース3と、前記パンケース3の内底部に
設けられモーター4により駆動される練り羽根7と、モ
ーター4の回転数を測定する回転数測定手段14eと、
パンケース3のセットミスまたは材料の入れ忘れまたは
練り羽根7のセットミスを報知するパンケースチェック
表示手段15aと、前記回転数測定手段14eからの練
り羽根7の回転数から、パンケース3のセットミスまた
は材料の入れ忘れまたは練り羽根7のセットミスを判断
すると、前記パンケースチェック表示手段15aを動作
させる制御装置14とを設けることにより、パンケース
3のセットミスまたは材料の入れ忘れまたは練り羽根7
のセットミスを判断し、それを使用者に知らせることが
できるので、セットミスを防ぐことができる。
【0020】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図4〜図6を参照しながら説明する。図4は本発
明の第2の実施例の自動製パン機の側断面図であり、こ
の図4において上記実施例1と同一の構成要素には同じ
番号を付し説明を省略する。図4に示すように操作手段
13には調理を開始するスタートスイッチ13aを設置
する。
【0021】図5は同、自動製パン機の電気回路図であ
る。図5に示すように、スタートスイッチ13aは押さ
れたスイッチが何か判断するスイッチ判断手段14fと
接続する。調理停止手段14gはパンケース3のセット
ミスまたは材料の入れ忘れまたは練り羽根7のセットミ
スを検知すると負荷を停止させる。
【0022】以上のように構成された自動製パン機につ
いてその動作を図5および図6を用いて説明する。図6
は同、自動製パン機の動作を示すフローチャートであ
る。まず、ステップ5で制御手段14は現在パンケース
チェック表示手段15aが点灯しているか、つまりパン
ケース3のセットミスまたは材料の入れ忘れまたは練り
羽根7のセットミスを検知したのかどうかを判断する。
もし検知していないのならNOとなり終了する。反対に
検知したならばYESとなりステップ6に進む。ステッ
プ6では調理停止手段14gから加熱通電制御手段14
a、モーター制御手段14b、表示制御手段14dにオ
フ信号を送りヒーター2、モーター4をオフし、表示手
段15は現在の表示状態を維持し、調理行程を一旦停止
する。次にステップ7ではスイッチ判断手段14fによ
ってスタートスイッチ13aの入力を待つ。もしスター
トスイッチ13aが押されたならばYESとなりステッ
プ8へ進む。反対にスタートスイッチ13a以外のスイ
ッチが入力されたならば、この処理を終了する。ステッ
プ8では調理停止手段14gから加熱通電制御手段14
a、モーター制御手段14b、表示制御手段14dにオ
ン信号を送りヒーター2、モーター4をオンし、表示制
御手段15はパンケースチェック表示手段15aを消灯
し、調理行程を再開する。
【0023】以上のように本実施例によれば、入力され
たスタートスイッチ13aを判断するスイッチ判断手段
14fと、パンケース3のセットミスまたは材料の入れ
忘れまたは練り羽根7のセットミスを検知すると、負荷
を停止させ調理を一旦停止し、スタートスイッチ13a
が入力されると、調理行程を再開するとともにパンケー
スチェック表示手段15aを消灯させる調理停止手段1
4gを設けることにより、パンケース3のセットミスま
たは材料の入れ忘れまたは練り羽根7のセットミスを修
正後、メニューを再設定しなくても調理工程を継続する
ことができるので使い勝手が良い。
【0024】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について、図7および図8を参照しながら説明する。図
7は本発明の第3の実施例の自動製パン機の電気回路図
であり、この図7において上記実施例2と同一の構成要
素には同じ番号を付し説明を省略する。図7に示すよう
にロック判断手段14hは、回数数測定手段14e、ロ
ック復帰手段14iと接続し、回数数測定手段14eか
らの出力により練り羽根7のロックを検知し、ロック復
帰手段14iに出力する。ロック復帰手段14iはロッ
ク判断手段14hからの信号に応じて、モーター制御手
段14bに信号を出力する。
【0025】以上のように構成された自動製パン機につ
いてその動作を図7および図8を用いて説明する。図8
は同、自動製パン機の動作を示すフローチャートであ
る。まず、ステップ9では練り行程などでモーター4を
駆動すると、回転数測定手段14eによって単位時間当
たりの回転数S1を測定しロック判断手段14hに出力
する。次にステップ10ではロック判断手段14hが測
定した回転数S1と、実験等によって求められた練り羽
根ロックとなる回転数S2とを比較する。もしS1>S
2ならばNOとなりロック状態でないと判断し、ステッ
プ11へ移行するとともにロック復帰手段14iにオフ
信号を出力する。ステップ11でロック復帰手段14i
はロック判断手段14hよりオフ信号を受け取ると、通
常の練りの回転をモーター制御手段14bによって行
う。反対にS1≦S2であれば練り羽根7に負荷が掛か
りロックになったと判断して、YESとしてステップ1
2に移行するとともに、ロック復帰手段14iにオン信
号を出力する。ステップ12ではロック復帰手段14i
がオン信号を受け取ると練り羽根7のロック状態を復帰
させるため、モーター制御手段14bによってモーター
4の回転数を下げることにより、プーリ5またはプーリ
8とベルト6との摩擦力を増やしてモーター4とベルト
5との空転を防ぎ、モーター4の駆動力を練り羽根7に
効率よく伝え、練り羽根7のロック状態解除を行う。
【0026】以上のように本実施例によれば、回転数測
定手段14eから練り羽根7のロック状態を判断するロ
ック判断手段14hと、ロック状態時にモーター4の回
転数を下げるロック復帰手段14iとを設けることによ
り、練り羽根7のロックを判断するとモーター4の回転
数を下げることで、プーリ5、8とベルト6との摩擦力
を増やしてモーター4とベルト6との空転を防ぎ、モー
ター4の駆動力を練り羽根7に効率よく伝え、練り羽根
7のロック状態を解除することができるので、調理性能
が確保でき使い勝手がよい。
【0027】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について図9から図11を参照しながら説明する。図9
は本発明の第4の実施例の自動製パン機の側断面図であ
り、この図9において上記実施例3と同一の構成要素に
は同じ番号を付し説明を省略する。図9に示すように表
示部15内にはロック報知手段15bを設置する。
【0028】図10は同、自動製パン機の電気回路図で
ある。図10に示すようにロック報知手段15bの点灯
・消灯を表示制御手段14dに指示するロック報知制御
手段14jはロック判断手段14hと接続する。
【0029】以上のように構成された自動製パン機につ
いてその動作を図10および図11を用いて説明する。
図11は同、自動製パン機の動作を示すフローチャート
である。ステップ13ではロック判断手段14hによっ
て練り羽根7のロックが検知されるのを待つ。ロック判
断手段14hはロックを検知するとロック復帰手段14
iとともにロック報知制御手段14jにオン信号を出力
し、ステップ14に移行する。ステップ14ではロック
報知制御手段14jがロック判断手段14hからオン信
号を受け取ると、新たにオフ信号を受け取るまで、練り
羽根7のロックの継続時間としてT1を測定し、ステッ
プ15に移行する。ステップ15ではロック報知制御手
段14jが実験等によって求められた練り羽根7が完全
にロックして復帰の見込みはないと判断する時間T2と
を比較する。もしT1<T2ならば、まだロック状態か
ら復帰できないと判断した訳ではないのでNOとして処
理を抜ける。反対にT1≧T2ならば、完全にロック復
帰できないとしてYESとなり、ステップ16に進む。
ステップ16ではロック報知制御手段14jにより表示
制御手段14dを駆動し、ロック報知手段15bを点灯
することで使用者に注意を促す。次のステップ17では
ロック報知制御手段14jによりモーター制御手段14
bを介してモーター4をオフすることで、モーター4の
過負荷等の不具合を防止する。
【0030】以上のように本実施例によれば、練り羽根
7のロックを報知するロック報知手段15bと、練り羽
根7のロック時間が復帰の見込みがないと判断するほど
の時間になればロック報知手段15bを点灯させ、モー
ター4の回転を停止するロック報知制御手段14jを設
けることにより、練り羽根7のロック状態が続くとモー
ター4のロックを使用者に報知するとともにモーター4
を停止させることができるので、モーター4を保護し余
分な電力の消費を未然に防ぐことができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室内に着
脱自在に装着しうるパンケースと、前記パンケースの内
底部に設けられモーターにより駆動される練り羽根と、
前記焼成室内の温度を検知する焼成室温度検知手段と、
モーターの回転数を測定する回転数測定手段と、パンケ
ースのセットミスまたは材料の入れ忘れまたは練り羽根
のセットミスを報知するパンケースチェック表示手段
と、前記回転数測定手段からの練り羽根の回転数に応じ
て、前記パンケースチェック表示手段の制御を行う制御
手段とを設けることにより、モーターの回転数から、パ
ンケースのセットミスまたは材料の入れ忘れまたは練り
羽根のセットミスを判断し、それを使用者に表示するこ
とができるので、パンケースのセットミスまたは材料の
入れ忘れまたは練り羽根のセットミス等のセットミスを
防ぐことができる。
【0032】また、パンケースのセットミスまたは材料
の入れ忘れまたは練り羽根のセットミスを検知すると、
一旦調理を停止する調理停止手段を設けることにより、
パンケースのセットミスまたは材料の入れ忘れまたは練
り羽根のセットミスを修正後、メニューを再設定しなく
ても調理工程を継続することで、使い勝手を良くするこ
とができる。
【0033】また、モーターの回転数から練り羽根のロ
ック状態を判断するロック判断手段と、ロック判断手段
からの出力に応じてモーターの回転数を下げるロック復
帰手段を設けることにより、練り羽根がロックすると、
モーターの回転数を下げることで、プーリとベルトとの
摩擦力を増やしてモーターとベルトとの空転を防ぎ、モ
ーターの駆動力を練り羽根に効率よく伝え、練り羽根の
ロック状態を解除することで、調理性能が確保でき、使
い勝手を良くすることができる。
【0034】また、練り羽根のロックを報知するロック
報知手段と、練り羽根のロック時間に応じて前記ロック
報知手段とモーターの制御を行うロック報知制御手段と
を設けることにより、練り羽根のロック状態が続くと、
練り羽根のロックを使用者に報知するとともに、モータ
ーを停止させることで、モーターの保護と余分な電力の
消費を防ぐことができる。
【0035】なお、本実施例においては、パンケースチ
ェック表示手段と、ロック報知手段としてLCDを使用
したが、ブザーおよびLED等の報知手段を使用しても
なんら問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の自動製パン機の側断面
【図2】同、自動製パン機の電気回路図
【図3】同、自動製パン機の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例の自動製パン機の側断面
【図5】同、自動製パン機の電気回路図
【図6】同、自動製パン機の動作を示すフローチャート
【図7】本発明の第3の実施例の自動製パン機の電気回
路図
【図8】同、自動製パン機の動作を示すフローチャート
【図9】本発明の第4の実施例の自動製パン機の側断面
【図10】同、自動製パン機の電気回路図
【図11】同、自動製パン機の動作を示すフローチャー
【図12】従来例の自動製パン機の側断面図
【符号の説明】
1 焼成室 2 ヒーター(加熱手段) 3 パンケース 4 モーター 7 練り羽根 8 サーミスタ(焼成室温度検知手段) 14 制御手段 14e 回転数測定手段 14g 調理停止手段 14h ロック判断手段 14i ロック復帰手段 14j ロック報知制御手段 15 表示手段 15a パンケースチェック表示手段 15b ロック報知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 敏克 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に装着しうるパンケースと、前記パンケー
    スの内底部に設けられモーターにより駆動される練り羽
    根と、前記焼成室内の温度を検知する焼成室温度検知手
    段と、モーターの回転数を測定する回転数測定手段と、
    パンケースのセットミスまたは材料の入れ忘れまたは練
    り羽根のセットミスを報知するパンケースチェック表示
    手段と、前記回転数測定手段からの練り羽根の回転数に
    応じて前記パンケースチェック表示手段の制御を行う制
    御手段とを備えた自動製パン機。
  2. 【請求項2】 パンケースのセットミスまたは材料の入
    れ忘れまたは練り羽根のセットミスを検知すると、一旦
    調理を停止する調理停止手段を備えた請求項1記載の自
    動製パン機。
  3. 【請求項3】 回転数測定手段から練り羽根のロック状
    態を判断するロック判断手段と、ロック判断手段からの
    出力に応じてモーターの回転数を下げるロック復帰手段
    を備えた請求項1または2記載の自動製パン機。
  4. 【請求項4】 練り羽根のロックを報知するロック報知
    手段と、モーターのロック時間に応じて前記ロック報知
    手段とモーターの制御を行うロック報知制御手段とを備
    えた請求項1、2、3のいずれかに記載の自動製パン
    機。
JP15431695A 1995-06-21 1995-06-21 自動製パン機 Pending JPH09454A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014140504A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
JP2014212866A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 日立アプライアンス株式会社 加熱調理器

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JP2014140504A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
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