JPH0944713A - 勤怠管理装置および勤怠管理システム - Google Patents

勤怠管理装置および勤怠管理システム

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JPH0944713A
JPH0944713A JP21116895A JP21116895A JPH0944713A JP H0944713 A JPH0944713 A JP H0944713A JP 21116895 A JP21116895 A JP 21116895A JP 21116895 A JP21116895 A JP 21116895A JP H0944713 A JPH0944713 A JP H0944713A
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JP
Japan
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attendance
management device
attendance management
data
employee
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JP21116895A
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Takeshi Sasaki
健 佐々木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、かつ、容易に出退勤管理を行うこと
ができる勤怠管理装置および勤怠管理装置システムを提
供する。 【解決手段】 従業員は、出勤時や退社時に、キー入力
部31から社員番号を入力する。制御部32は、社員番
号が入力されると、時計回路30によって計時されてい
る現在時刻データを、上記社員番号に対応させてRAM
33に記憶する。RAM33には、各従業員毎に、例え
ば1カ月分の出退勤データ(出勤時刻や退勤時刻等)が
記憶される。該RAM33の出退勤データは、集計する
際に、FD35に転送される。該FD35は、汎用のパ
ーソナルコンピュータに装着され、所定の集計プログラ
ムによって集計される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従業員の出退勤管
理を行う勤怠管理装置および勤怠管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、国内において、中小企業の数は、
50万社程度存在し、その従業員は、50名以下がほと
んどである。このような中小企業では、主に、従来のタ
イムカードによる打刻方式によって出退勤管理を行って
いる。これに対して、大企業では、例えば、磁気カード
方式によって入力し、LAN(ローカルネットワーク)
によって集計するという、大がかりな勤怠管理装置シス
テムを採用して、出退勤管理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た打刻方式による勤怠管理装置を採用している企業にお
いても、正社員、パートタイマ、アルバイトと従業員の
構成も複雑であり、パートタイマ、アルバイトの定着率
も悪く、人の出入りも頻繁に行われているのが現状であ
る。しかも、これらの従業員の勤務体系もバラバラであ
ったりするため、従来の打刻方式による勤怠管理装置で
は、勤務時間の集計が非常に大きな事務処理負担となる
とともに、人間の手作業で行うため、集計ミスも多く、
従業員とのトラブルの原因にもなるという問題があっ
た。
【0004】このように、従来の打刻方式による勤怠管
理装置を採用している場合であっても、前述したような
ネットワークを用いた勤怠管理システムが望まれる。し
かしながら、従来の勤怠管理装置システムでは、システ
ム価格が高価であり、中小企業にとっては投資するのに
大きな負担となり、現実には採用できないでいるのが実
状であるという問題があった。また、磁気カード等のI
Dカードを用いると、盗難、紛失等が生じるなど、該I
Dカードの管理が難しく、出退勤データの入力時にも操
作が繁雑になるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、安価な構成で、かつ、容
易に出退勤管理を行うことができる勤怠管理装置および
勤怠管理装置システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による勤怠管理装置は、現在時刻デー
タを得る時計回路手段と、個人識別データを入力する入
力手段と、前記入力手段によって個人識別データが入力
された際の前記時計回路手段の現在時刻データを、前記
個人識別データに対応させて記憶する記憶媒体とを具備
することを特徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、前記入力手段
は、例えば請求項2記載のように、前記個人識別データ
を利用者のマニュアル操作によって入力させるようにし
てもよい。
【0008】また、請求項3記載の発明による勤怠管理
装置システムは、現在時刻データを得る時計回路手段、
個人識別データを入力する入力手段、および、前記入力
手段によって個人識別データが入力された際の前記時計
回路手段の現在時刻データを、前記個人識別データに対
応させて記憶する記憶媒体を備えた勤怠管理装置と、前
記勤怠管理装置の前記記憶媒体の記憶内容を、パーソナ
ルコンピュータを用いて編集するプログラムが記憶され
たプログラム記憶媒体とを具備することを特徴とする。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、前記プログラム記憶媒体に記憶された
プログラムに従って、前記記憶媒体の記憶内容を編集す
る編集装置を具備するようにしてもよい。
【0010】また、好ましい態様として、前記記憶媒体
は、例えば請求項5記載のように、前記勤怠管理装置お
よび前記編集装置に着脱可能な可搬性の媒体であり、前
記現在時刻データを前記個人識別データに対応させて記
憶する際には前記勤怠管理装置に装着され、記憶内容を
編集する際には前記編集装置に装着されるようにしても
よい。
【0011】本発明では、出勤時や退社時に、従業員に
よって、入力手段から個人識別データが入力されると、
時計回路手段によって計時されている現在時刻データ
が、上記個人識別データに対応させて記憶媒体に記憶さ
れる。記憶媒体には、上記個人識別データ毎に、出勤時
刻や退勤時刻が記憶される。該記憶媒体の内容は、汎用
のパーソナルコンピュータ等によって集計される。した
がって、安価で、かつ、容易に出退勤管理を行うことが
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、勤
怠管理装置に適用した一実施例として、図面を参照して
説明する。 A.実施例の構成 A−1.勤怠管理装置の外観構成 図1は本発明の一実施例による勤怠管理装置の外観構成
を示す正面図であり、図2は同勤怠管理装置の外観構成
を示す側面図である。図において、勤怠管理装置1の正
面パネルは、大きくわけて、時計表示部2、LED3、
ドットマトリクス表示部4、設定スイッチ5、および操
作パネル6から構成されている。時計表示部2は、現在
の年月日、曜日、時刻および登録モードを表示する。L
ED3は、後述するFD(フロッピーディスク)が装着
されていることを点灯表示する。ドットマトリクス表示
部4は、例えば、液晶(バックライト付き)表示器や蛍
光表示管等から構成されており、数字や文字(アルファ
ベット、カタカナ等)を2段分表示し、例えば、入力さ
れた社員番号や、該社員番号に対応する従業員の名前を
表示したり、入力を促すメッセージ等を表示する。設定
スイッチ5は、動作モードを切り替えるロータリスイッ
チであり、転送モード、通常動作モード、社員番号・名
前の設定モード(設定1)、および時刻・日付の設定モ
ード(設定2)を切り替える。転送モードでは、当該勤
怠管理装置で収集した出退勤データをFDに転送する。
また、通常動作モードでは、出退勤データを内部のRA
Mに記憶する。また、設定モード(設定1)では、予
め、社員番号や名前を設定する。さらに、設定モード
(設定1)では、時刻や日付を設定する。
【0013】操作パネル6は、各種データを入力するた
めの各種キーとして、登録モードを指示する登録モード
キー7、社員番号等の数字データを入力するテンキー
8、モニタキー9、クリアキー10、エンターキー11
を備えている。上記登録モードキー7には、「出勤」、
「外出」、「再入」、「残業」および「退勤」のいずれ
の時刻を記録するかを指示するためのキー7a,7b,
7c,7d,7eが用意されており、利用者は、状況に
応じて該当する登録モードキー7a〜7eのいずれかを
押下する。すなわち、出勤時には、登録モードキー
(「出勤」)7aを操作し、退社時には、登録モードキ
ー(「退勤」)7eを操作する。同様に、外出時には、
登録モードキー(「外出」)7bを操作し、再入時に
は、登録モードキー(「再入」)7c、残業時(残業に
先だって)には、登録モードキー(「残業」)7dを操
作する。いずれかの登録モードキー7が操作されると、
上述した時計時計表示部2に、該当キーに対応する登録
モードが点灯表示される。
【0014】テンキー8は、出退勤時刻の登録に先だっ
て、従業員を識別するための社員番号等を入力する際に
操作される。また、モニタキー9は、各従業員が自身の
出退勤データを見るときに操作される。クリアキー10
は、誤入力時に、入力データを訂正するために操作され
る。エンターキー11は、入力データを確定する際に操
作される。
【0015】また、勤怠管理装置1の側部には、図2に
示すように、FDが装着されるFD収納部15が設けら
れており、図示しないFDD(フロッピーディスク・ド
ライブ)が配設されている。該FD収納部15には、F
Dを保護するための蓋15aが設けられている。また、
装着されたFDには、集計時期になると、当該勤怠管理
装置1によって収集された全従業員の1カ月分の出退勤
データが、管理者による所定の操作によって転送される
ようになっている。FDに転送された出退勤データは、
後述する勤怠管理装置システムによって読み取られ、集
計されるようになっている。
【0016】A−2.時計表示部の構成 次に、図3は、本実施例による勤怠管理装置の時計表示
部の構成を示す正面図である。図において、AM表示器
20は、表示している時刻が午前(AM)であることを
点灯表示し、PM表示器21は、午後(PM)であるこ
とを点灯表示する。上記AM表示器20は、午前0時〜
午前11時まで点灯し、PM表示器21は、午後0時〜
午後11時まで点灯する。なお、24時間制によって時
刻を表示する場合には点灯しない。
【0017】次に、時刻表示器22は、現在の時と分と
を表示し、中央の「:」は、1秒毎に点滅する。曜日表
示器23は、日曜日から土曜日の各曜日を表示する。ま
た、年月日表示器24は、6桁のセグメントで構成され
ており、年、月、日を表示する。また、登録選択表示器
25は、前述した登録モードキー7によって選択された
登録モードを点灯表示するものであり、それぞれの登録
モードに対応する登録選択表示器25a〜25eを備え
ている。すなわち、「出勤」は、現在時刻を出勤時刻と
して登録することを表示し、「外出」は外出時刻として
登録することを表示し、「再入」は再入時刻として、
「残業」は残業時刻として、「退勤」は退勤時刻として
登録することを表示する。
【0018】A−3.勤怠管理装置のブロック構成 次に、図4は、本実施例による勤怠管理装置の構成を示
すブロック図である。図において、時計回路30は、時
刻を計時することにより、現在の日付、時刻を制御部3
2に供給する。キー入力部31は、前述した操作パネル
6上の各種キーに相当し、入力されたデータを制御部3
2に供給する。制御部32は、所定のプログラムに従っ
て各部を制御する。特に、本実施例に係わることとし
て、制御部32は、キー入力部31からの指示や入力デ
ータに基づいて、従業員毎の出退勤データ(時刻)をR
AM33に記憶するとともに、転送指示に従って、RA
M33に記憶した出退勤時刻データをFDに転送する。
RAM33には、従業員毎に、1カ月分の出退勤データ
が記憶される。なお、RAM33の出退勤データの構成
については後述する。
【0019】次に、フロッピーディスク・ドライバ34
は、FD35が装着されると、前述した図1に示すLE
D3を点灯するとともに、制御部32の制御に従って、
FD35との間でデータ授受(データの読み出し、書き
込み)を行う。FD35は、パーソナルコンピュータ等
で使用される一般的な記憶媒体であり、集計時に、勤怠
管理装置1に装着され、前述したように、所定の操作に
従って、RAM33に記憶されていた1カ月分の出退勤
データが転送される。管理者は、後述する勤怠管理装置
システムによって、上記FD35に転送された1カ月分
の出退勤データを読み出して集計する。
【0020】次に、表示制御部36は、制御部32の制
御に従って、表示部37を制御する。表示部37は、前
述した時計表示器2およびドットマトリクス表示部4に
相当し、表示制御部36の制御によって、制御部32か
ら供給される各種データを表示する。次に、報音部38
は、制御部32の制御に従って、アラーム音等をブザ
ー、スピーカ等で報音する。また、電源39は、商用電
源を分圧・整流して所定の電圧を生成し、動作電源とし
て上述した各部へ供給する。
【0021】A−4.RAMのデータ構成 次に、図5は、本実施例によるRAMのデータ構成を示
す概念図である。図において、RAM33には、従業員
毎に、社員番号、名前、日付、出勤時刻、外出時刻、再
入時刻、残業時刻、および退勤時刻が記憶される。図示
の例では、社員番号「0000」の「YAMADA」
は、8月1日(8−01)の出勤時刻が「8:10」で
あり、退勤時刻が「17:30」であることを示してい
る。同様に、8月2日(8−02)の出勤時刻が「8:
12」であり、退勤時刻が「17:40」であることを
示し、8月31日(8−31)の出勤時刻が「8:1
0」であり、退勤時刻が「20:15」であることを示
している。
【0022】また、社員番号「0001」の「YAG
I」は、8月1日(8−01)の出勤時刻が「9:1
4」であり、退勤時刻が「16:45」であることを示
している。同様に、8月2日(8−02)の出勤時刻が
「9:20」であり、「10:15」に外出し、「1
3:35」に再入し、退勤時刻が「18:30」である
ことを示している。
【0023】B.実施例の動作 次に、上述した実施例による勤怠管理装置の動作につい
て説明する。ここで、図6および図7は、本実施例によ
る勤怠管理装置の動作を説明するためのフローチャート
である。なお、当該勤怠管理装置1では、時計回路30
によって計時された現在の日付(年、月、日)および時
刻等のデータが、随時、制御部32に供給されており、
以下に述べる処理に先だって、図1もしくは図3に示す
時計表示部2に表示されているものとする。また、図1
に示す設定スイッチ5は、通常動作モードの位置に設定
されている。
【0024】B−1.社員番号入力処理 以下に述べるステップS10〜S18は、事業員によっ
て入力された社員番号に基づいて、その従業員を検索す
る処理であり、まず、ステップS10でキー入力があっ
たか否かを判断する。キー入力がなければ、ステップS
10を繰り返し実行し、キー入力を待つ。そして、何ら
かのキー入力があると、ステップS10における判断結
果が「YES」となり、ステップS12へ進む。ステッ
プS12では、入力されたキーが数値キー(テンキー
8)であるか否かを判断する。すなわち、社員番号の入
力であるか否かを判断する。そして、入力されたキーが
数値キーである場合には、ステップS14において、社
員番号の最後の桁である4桁目が入力されたか否かを判
断する。そして、4桁目の入力でなければ、ステップS
14における判断結果は「NO」となり、ステップS1
8へ進み、表示処理を行う。この場合、表示処理では、
入力された社員番号を、順次、ドットマトリクス表示部
4に表示する。その後、ステップS10へ戻る。以下、
4桁目の数値キーが入力されるまで、上述した処理を繰
り返し実行する。そして、4桁目の数値キーが入力され
ると、ステップS14における判断結果は「YES」と
なり、ステップS16へ進む。
【0025】ステップS16では、入力された4桁の社
員番号に基づいて、RAM33に記憶されている出退勤
データを参照し、該当する従業員の名前を検索する。な
お、この検索で該当する従業員が見つからなければ、報
音部38からアラームを報音することにより、エラー
(該当者なし)が生じたことを報知する。そして、上述
したステップS18に進み、表示処理を行う。この場
合、表示処理では、検索した従業員の名前をドットマト
リクス表示部4に表示する。したがって、この時点で
は、ドットマトリクス表示部4には、図8に示すよう
に、入力された社員番号と該当する従業員の名前とが表
示されていることになる。図示の例では、社員番号とし
て「0001」、名前として「YAGI」が表示されて
いる。そして、ステップS18の表示処理が終了する
と、ステップS10へ戻る。
【0026】B−2.登録モード切替処理 以下に述べるステップS20,S22は、登録モードを
切り替える処理であり、上述した社員番号入力処理に引
き続いて行われる。従業員は、上述したように、社員番
号を入力した後、ドットマトリクス表示部4に表示され
た社員番号と従業員の名前から、それらが自身のもので
あることを確認すると、そのときの状態(出勤、外出、
再入、残業、退勤)に応じて、操作パネル6上の登録モ
ードキー7を操作する。
【0027】ここで、例えば、従業員が登録モードキー
(「出勤」)7aを押下したとすると、図6に示すステ
ップS10が「YES」となり、ステップS12が「N
O」となり、ステップS20へ進む。ステップS20で
は、押下されたかキーが登録モードキー7であるか否か
を判断する。この場合、登録モードキー(「出勤」)7
aが押下されたので、ステップS20における判断結果
は「YES」となり、ステップS22に進む。ステップ
S22では、押下された登録モードキー7に応じて、登
録モードを変更する。この場合、出勤登録モードに変更
する。その後、前述したステップS18に進み、表示処
理を行う。この場合、表示処理では、時計表示部2に配
設された登録選択表示器25a〜25eのうち、ステッ
プS22で変更した登録モードに対応する表示器を点灯
表示する。この場合、登録選択表示器(「出勤」)25
aを点灯表示する。その後、ステップS10へ戻る。な
お、上述した説明では、「出勤」についてのみ述べた
が、「外出」、「再入」、「残業」、「退勤」でも同様
である。
【0028】B−3.登録処理 以下に述べるステップS24,S26は、設定された登
録モードに従って時刻を記憶する処理であり、上述した
登録モード切替処理に引き続いて行われる。従業員は、
上述したように、社員番号の入力、そのときの状態(出
勤、外出、再入、残業、退勤)に応じて、操作パネル6
上の登録モードキー7を操作して登録モードを変更した
後、時刻を記憶させるためにエンターキー11を押下す
る。
【0029】エンターキー11が押下されると、図6に
示すステップS10が「YES」となり、ステップS1
2が「NO」、ステップS20が「NO」となって、ス
テップS24へ進む。ステップS24では、押下された
かキーがエンターキー11であるか否かを判断する。こ
の場合、エンターキー11が押下されたので、ステップ
S26に進み、時計回路30から供給される現在時刻
を、図5に示すRAM33の登録モードに応じた「出
勤」の位置に記憶する。なお、このとき、RAM33の
該当従業員の「出勤」に出勤時刻が記憶されているかチ
ェックし、既に記憶されている場合には、報音部38か
らアラームを報音することにより、既に記憶されている
ことを報知するようにしてもよい。そして、上述したス
テップS18において、表示処理を行う。この場合、表
示処理では、所定のメッセージをドットマトリクス表示
部4に表示し、出勤時刻の登録が済んだことを従業員に
報知する。なお、上述した説明では、「出勤」について
のみ述べたが、「外出」、「再入」、「残業」、「退
勤」でも同様である。すなわち、登録モードキー(「外
出」)7bが操作された場合には、外出時刻として記憶
され、登録モードキー(「再入」)7cが操作された場
合には、再入時刻として記憶され、以下同様に、登録モ
ードキー7dが操作された場合には残業時刻、登録モー
ドキー7eが操作された場合には退勤時刻として記憶さ
れる。
【0030】B−4.他のキー処理 以下に述べるステップS28は、テンキー8や登録モー
ドキー7、エンターキー11以外のキーが操作された場
合に実行される処理であり、上記以外のキーが操作され
ると、ステップS12,S20,S24を経て、ステッ
プS28に進む。ステップS28では、操作されたキー
に応じた処理を行う。例えば、図1に示す操作パネルの
モニターキー9が押下された場合について説明する。な
お、該モニターキー9は、前述したように、各従業員が
自身の出退勤データを見るときに操作される。従業員
は、自身の社員番号を入力した後、モニターキー9を押
下し、さらに、所望する日付をテンキー8によって入力
した後、見たいデータに対応する登録モードキー7を押
下する。ドットマトリクス表示部4には、操作された登
録モードキー7に対応する出退勤データが表示される。
例えば、登録モードキー(「出勤」)7aが押下された
場合には、入力された社員番号に対応する従業員の出勤
時刻をRAM33から読み出してドットマトリクス表示
部4に表示する。また、登録モードキー(「退勤」)7
eが押下された場合には、入力された社員番号に対応す
る従業員の退勤時刻をRAM33から読み出してドット
マトリクス表示部4に表示する。
【0031】B−5.転送処理 また、他のキー処理としては、RAM33に記憶され
た、各従業員の1カ月分の出退勤データをFD35に転
送する処理がある。以下に述べる図7に示すステップS
40,S42は、RAM33の出退勤データをFD35
に転送する処理であり、図1に示す設定スイッチ5が転
送モードに設定された状態で、エンターキー11が押下
されると実行される。管理者は、出退勤データのFD3
5への転送に先だって、図2に示すFD収納部15にF
D35を装着するとともに、図1に示す設定スイッチ5
を転送モードに設定する。
【0032】勤怠管理装置1では、まず、ステップS4
0において、エンターキー11が押下されたか否かを判
断する。そして、エンターキー11が押下されなけれ
ば、ステップS40を繰り返し実行し、エンターキー1
1の押下を待つ。一方、管理者が、各従業員の1カ月分
の出退勤データをFD35に転送するために、上述した
操作に引き続いて、図1に示す操作パネル6上のエンタ
ーキー11を押下すると、ステップS42に進み、RA
M33上の出退勤データを、フロッピーディスク・ドラ
イバ34を介してFD35に転送し、処理を終了する。
【0033】B−6.集計処理 集計処理においては、上述したFD35は、勤怠管理装
置1から抜かれ、図9に示すパーソナルコンピュータ5
0に装着される。ここで、図9は、上述した勤怠管理装
置によって得られた各従業員の出退勤データを集計する
勤怠管理装置システムの構成を示す概念図である。図に
おいて、勤怠管理装置システム45は、汎用パーソナル
コンピュータ50と、該パーソナルコンピュータ50に
接続されたプリンタ51とから構成されている。パーソ
ナルコンピュータ50では、一方のFDDに、出退勤集
計ソフトが記憶されたプログラムFD52が装着されて
おり、該出退勤ソフトが稼働されている。パーソナルコ
ンピュータ50は、上記出退勤ソフトの制御に従って、
上記出退勤データが記憶されたFD35から各従業員の
1カ月分の出退勤データを読み出して集計帳票化し、図
示するプリンタ51によって勤務時間実績表を印刷す
る。管理者は、印刷された勤務時間実績表を訂正・検収
し、必要があれば、パーソナルコンピュータ50によっ
て修正データの入力を行う。訂正されたデータは、別の
FD(図示略)に出退勤実績データとして記憶され、保
存管理される。また、プリンタ51で印刷された出退勤
実績データは、管理者や従業員に配布される。また、パ
ーソナルコンピュータ50では、同一のプログラムFD
52もしくは別のFDに記憶された給与計算ソフトを稼
働し、各従業員の当月の給与計算を行い、プリンタ51
によって給与計算実績表を印刷する。
【0034】このように、本実施例では、社員番号の入
力によって従業員を識別し、各従業員の出退勤データを
着脱可能なFD35に記憶させ、集計時には、別途用意
された、集計用のプログラムが稼働された、汎用のパー
ソナルコンピュータ50と汎用のプリンタ51とから構
成された勤怠管理装置システム45によって、上記FD
35に記憶された出退勤データを集計するようにしたの
で、安価な構成で、かつ、容易に出退勤管理を行うこと
ができる。特に、磁気カード等のIDカードを用いない
ので、盗難、紛失等が生ぜず、かつ、出退勤データの入
力時における操作を簡素化することができる。また、汎
用のパーソナルコンピュータ50で、出退勤データを容
易に集計できるので、事務処理負担を軽減できるととも
に、集計ミスを低減できる。
【0035】なお、上述した実施例では、従業員を識別
するために社員番号を入力させるようにしたが、機密性
を高めるために暗証番号を入力させるようにしてもよ
い。また、勤怠管理装置システムにおいては、出退勤集
計ソフトや給与計算ソフトをプログラムFD52に記憶
するようにしていたが、これに限らず、ハードディスク
等に記憶しておき、所定のメニューソフトにより起動す
るようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、出勤時や退社時に、従
業員によって、入力手段から個人識別データが入力され
ると、時計回路手段によって計時されている現在時刻デ
ータを、上記個人識別データに対応させて記憶媒体に記
憶し、該記憶媒体の内容を汎用のパーソナルコンピュー
タ等によって集計するようにしたので、以下の効果が得
られる。 (1)安価な構成で実現できるので、投資負担を軽減で
き、容易に導入実現を可能にできる。 (2)また、磁気カード等のIDカードを用いないので、
盗難、紛失等が生ぜず、かつ、出退勤データの入力時に
おける操作を簡素化することができる。 (3)出退勤データを容易に集計できるので、事務処理負
担を軽減できるとともに、集計ミスを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による勤怠管理装置の外観構
成を示す正面図である。
【図2】本実施例による勤怠管理装置の外観構成を示す
側面図である。
【図3】本実施例による勤怠管理装置の時計表示部の構
成を示す正面図である。
【図4】本実施例による勤怠管理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】本実施例によるRAMのデータ構成を示す概念
図である。
【図6】本実施例による勤怠管理装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本実施例による勤怠管理装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本実施例による勤怠管理装置のドットマトリク
ス表示部の一表示例を示す模式図である。
【図9】本実施例による勤怠管理装置によって得られた
個人の勤怠データを集計する勤怠管理装置システムの構
成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 勤怠管理装置 2 時計表示部 3 LED 4 ドットマトリクス表示部 5 設定スイッチ 6 操作パネル 7 登録モードキー 8 テンキー 9 モニタ 10 クリアキー 11 エンターキー 15 FD収納部 20 AM表示器 21 PM表示器 22 時刻表示器 23 曜日表示器 24 年月日表示器 25 登録選択表示器 30 時計回路(時計回路手段) 31 キー入力部(入力手段) 32 制御部 33 RAM 34 フロッピーディスク・ドライブ 35 FD(記憶媒体) 36 表示制御部 37 表示部 38 報音部 39 電源 45 勤怠管理装置システム 50 パーソナルコンピュータ(編集装置) 51 プリンタ 52 プログラムFD(プログラム記憶媒体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在時刻データを得る時計回路手段と、 個人識別データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって個人識別データが入力された際の
    前記時計回路手段の現在時刻データを、前記個人識別デ
    ータに対応させて記憶する記憶媒体とを具備することを
    特徴とする勤怠管理装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記個人識別データを
    利用者のマニュアル操作によって入力させることを特徴
    とする請求項1記載の勤怠管理装置。
  3. 【請求項3】 現在時刻データを得る時計回路手段、個
    人識別データを入力する入力手段、および、前記入力手
    段によって個人識別データが入力された際の前記時計回
    路手段の現在時刻データを、前記個人識別データに対応
    させて記憶する記憶媒体を備えた勤怠管理装置と、 前記勤怠管理装置の前記記憶媒体の記憶内容を、パーソ
    ナルコンピュータを用いて編集するプログラムが記憶さ
    れたプログラム記憶媒体とを具備することを特徴とする
    勤怠管理装置システム。
  4. 【請求項4】 前記プログラム記憶媒体に記憶されたプ
    ログラムに従って、前記記憶媒体の記憶内容を編集する
    編集装置を具備することを特徴とする請求項3記載の勤
    怠管理装置システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶媒体は、前記勤怠管理装置およ
    び前記編集装置に着脱可能な可搬性の媒体であり、前記
    現在時刻データを前記個人識別データに対応させて記憶
    する際には前記勤怠管理装置に装着され、記憶内容を編
    集する際には前記編集装置に装着されることを特徴とす
    る請求項4記載の勤怠管理装置システム。
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