JPH0785150A - 宿泊施設の管理装置 - Google Patents

宿泊施設の管理装置

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JPH0785150A
JPH0785150A JP25000193A JP25000193A JPH0785150A JP H0785150 A JPH0785150 A JP H0785150A JP 25000193 A JP25000193 A JP 25000193A JP 25000193 A JP25000193 A JP 25000193A JP H0785150 A JPH0785150 A JP H0785150A
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card
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Toru Iwashita
亨 岩下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 宿泊施設の大きさを問わず、情報の一元的な
処理とリアルタイムでの取り出しが可能で、かつ会計並
びに部屋の開閉器具の管理・メンテナンスを人手を煩わ
さずに実施でき、情報の入力当たっては素早く簡便に入
力される、宿泊施設の管理装置を提供することを目的と
する。 【構成】 宿泊する顧客との間に交換される情報、会
計、部屋の開閉器具の管理用入出力装置は互いに双方向
に通信可能に接続される。そして入出力装置としてディ
スプレイと、タッチスクリーン、タッチペン、マウス、
キーボード等によって、ディスプレイに表示された文
字、文字群、図または記号を指示して情報を入力され
る。更に他の入出力装置として、磁気帯付きカードの読
み取り装置、書き込み装置、クレジットカードのエンボ
ス読み取り装置が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は宿泊する顧客との間に
交わされる情報、会計、部屋の開閉器具の授受を統一的
に管理する宿泊施設の管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】日本国の経済が国際化する中で在外者の
渡来人口が増加し、一方で国内のレジャー人口も増加し
ている今日においては、それに歩調を併せて宿泊施設の
形態も種々に様変わりを遂げてきている。
【0003】そのような概況の中における実務について
図9を参照して観察してみる。以下、ホテル業務全般の
中に存在する、客室係、レストラン、売店等々各種の業
務の中でとりわけフロント業務を中心に考察を進めて行
く。
【0004】顧客とフロントとの間で交わされるもの
は、ルームサービス、ランドリーサービス、電話サービ
スその他のサービスを除いて、宿泊に関する情報、例
えば予約情報、キャンセル情報の授受、金銭若しくは
それに相当するものの授受、及び部屋の開閉器具、具
体的にはキーの授受が主たるものとなっている。
【0005】そして上記した実務により発生した情報
は、宿泊施設内の管理部署において集計整理がなされ、
再びフロント及び他部署に必要な指示として返される。
また必要に応じて、得られた情報を基にして直接顧客に
対して広報活動が実施される。
【0006】これらの実施形態は多様であり、例えば金
銭の授受を取り上げてみると、現金、クレジットカー
ド、クーポン券等の使用、または領収書、請求書の発行
等枚挙に暇がない。このように業務内容が多岐に渡り、
また人口構成の変化から各業種とも長期的には人手不足
が進行する中で、これらの業務の合理化、省人化は必須
である。
【0007】そのような要請を受けて、かつての宿帳に
よる管理から出発して、大規模宿泊施設においては大
型、中型のコンピュータの導入により、情報が電子化さ
れ一元的な管理がなされてきた。また中小の宿泊施設に
おいては小型のコンピュータの導入により末端の各部署
においてそれぞれの業務が合理化されてきた。
【0008】図10は大型中型のコンピュータを用いた
場合の管理フローの従来例である。即ちフロントにおけ
る顧客との対応(主として、予約、会計、キーの授受)
により得られた情報は入力端末から電子情報として入力
され、いったん中央のコンピュータに蓄えられる。次い
でそれらの情報を基にして、整理されたデータが、必要
な各端末に配信される。これは例えばディスプレイ(表
示端末)に表示され、顧客との対応に利用される。また
はプリンター(出力端末)に出力され、必要な書式で顧
客に渡される。
【0009】図11は各末端現場において小型コンピュ
ータを導入した場合の管理フローの従来例を示してい
る。即ち、例えば予約対応では電話を通じての顧客から
の予約情報を入力装置から入力し、次いでそれらの情報
を整理統合した形で表示し、次の予約の対応に使用す
る。また会計時には顧客からの会計情報を入力装置から
入力し、必要に応じて書式を整えてプリンターに出力
し、顧客に渡す。またキーの授受に際しても生じた新し
いデータを都度入力し、データを蓄積してゆく。ただし
これらの入力装置は互いに兼ねることはできるけれど
も、兼ねられていない装置間は独立している。したがっ
てデータ間の整合性についてのチェックがなされること
はないし、データの共有はされない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】これら大型、中型のコ
ンピュータの導入により達成されたことは、大規模宿泊
施設においては情報のみの一元化ということに限られ
る。したがって金銭の授受、キーの受け渡しの管理は、
依然として人手を幾つも経た結果を入力し直して電子化
して行くに過ぎなかった。即ちリアルタイムでの管理は
困難で、そのことにより顧客へのサービスの対応の迅速
性という点で一定の限界を越えられなかった。
【0011】また大型中型のコンピュータを使用して宿
泊施設の特色と現状を考慮し、カスタマイズされたシス
テムを組むとなると、膨大な開発費が必要となり、コス
トがかさみ結局宿泊代へと転嫁されるので、顧客へのサ
ービスのうち価格という点で問題があった。
【0012】また中小の宿泊施設においてはたとえ末端
での業務が小型コンピュータの導入により合理化された
としても、末端どうしでの情報に有機的なつながりが持
てず、結局顧客へのサービスの対応に時として不備が生
じることは否めなかった。
【0013】更には一般的なコンピュータを使用するに
当たっては、キーボードから例えば顧客の氏名住所等を
入力するのであるが、JISの第1、第2水準程度の読
みと漢字の対応では、氏名住所の漢字への変換効率は著
しく低いものであった。そしてキーボードによる漢字変
換は両手を使用することが前提となっているが、電話に
よる顧客への対応時に入力するには、不向きであった。
【0014】またキーの受け渡しに際しては、部屋番号
と顧客の対応が正しく行われていることの保証をする手
だてがなく、また万一キーが紛失した場合にはその度に
保安上部屋の錠前を取り替える必要が生じていた。
【0015】したがって本発明は宿泊施設に導入されて
きた従来の管理装置並びにそれを用いる方法の諸問題に
鑑みてなされたものであって、宿泊施設の大きさを問わ
ず、情報の一元的な処理とリアルタイムでの取り出しが
可能で、かつ会計並びに部屋の開閉器具の管理を多くの
人手を煩わさずに実施でき、また情報の入力当たっては
素早く簡便に入力される、宿泊施設の管理装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願発明者は上記した従
来技術における種々の問題点が、大型中型コンピュー
タの使用と、その使用に多くの開発が伴うこと、小型
のコンピュータの使用に当たっては、各制御されるべき
端末群との有機的な連関がないこと、金銭および部屋
の開閉器具の授受と情報の流れが一元化されていないこ
と、および一般のコンピュータのキーボード入力が宿
泊施設に向いていないことに由来するという点に着目し
て、本発明に想達したものである。
【0017】すなわち本発明の宿泊施設の管理装置にお
いては、宿泊する顧客との間に交換される情報、会計、
部屋の開閉器具の管理用装置において、情報の入力並び
に電子変換装置、電子情報の管理装置、情報の出力装
置、会計の管理装置、部屋の開閉器具の管理装置のう
ち、情報の入力並びに電子変換装置および電子情報の管
理装置を必須として他の少なくとも一種の装置から構成
され、前記他の少なくとも一種の装置は電子情報の管理
装置と双方向に通信可能に接続されることを特徴とす
る。
【0018】また本発明の宿泊施設の管理装置において
は、前記情報の入力並びに電子変換装置として、ディス
プレイと、タッチスクリーン、タッチペン、マウス、キ
ーボードの内の任意の一つ以上の装置からなり、ディス
プレイに表示された文字、または文字群、図または記号
を前記任意の一つ以上の装置から指示して情報を入力し
電子変換することが好ましい。
【0019】また本発明の宿泊施設の管理装置において
は、前記情報の入力並びに電子変換装置が、磁気帯付き
カードの読み取り装置であることが好ましい。
【0020】また本発明の宿泊施設の管理装置において
は、前記部屋の開閉器具の管理装置は、宿泊施設の営業
者によって管理される磁気帯付きカードへの書き込み装
置装置と、各部屋に配置され前記カードの磁気帯に書き
込まれた磁気情報を読み取ってドアの施錠を解放する磁
気帯付きカードの読み取り装置からなることが好まし
い。
【0021】更にまた本発明の宿泊施設の管理装置にお
いては、前記会計の管理装置が、クレジットカードのエ
ンボス読み取り電子変換装置であることが好ましい。
【0022】
【作用】本発明の宿泊施設の管理装置においては、各管
理装置としてマイクロチップを有する入出力装置、また
は小型のコンピュータのみを用いこれを双方向通信可能
に結びつける。そのためどこで入力したデータであって
も最新のものがリアルタイムで共有管理できる。また装
置数は任意で、随時増減可能である。
【0023】そして管理装置での入力装置として、ディ
スプレイと、タッチスクリーン、タッチペン、マウス、
キーボードを任意に用いることができ、ディスプレイ上
に写された記号、図、文字または文字群を指、タッチペ
ン、マウスによるカーソール移動、キーボード上の矢印
キー等で指し示すことで入力が行われるので、日本語変
換が不要でかつ片手でも操作が可能となり、データを入
力することが極めて容易である。
【0024】また別の入力装置として磁気帯付きカード
の読み取り装置を用いることができるので、例えば予め
契約を結んだ顧客にIDカードとして提示してもらえ
ば、極めて短時間に必要な情報を入力ができる。
【0025】更には、部屋の開閉器具の管理装置とし
て、磁気帯付きカード(カードキー)の書き込み装置装
置と、各部屋に配置され前記磁気帯付きカード(カード
キー)に書き込まれた磁気情報を読み取ってドアの施錠
を解放する磁気帯付きカード(カードキー)の読み取り
装置を使用することにより、従来使用されてきた部屋の
開閉用のキーが不要となる。この結果、開閉器具の室内
への置き去りが減少し、外出時帰投時の開閉器具の受け
渡しの省略が可能となる。更には開閉器具の紛失時に
も、ドア側の錠前を交換することなく、部屋のID記号
を書き換えることで同じ効果が得られるので、交換器具
に関するメンテナンスを含む管理工数が大幅に軽減さ
れ、また交換器具の受け渡し時の確認ミスが撲滅され
る。
【0026】そして会計時における入力端末として、ク
レジットカードのエンボス読み取り電子変換装置を用い
ることができるので、近年増えているクレジットカード
の利用者に素早く精算業務を実施することができる。
【0027】
【実施例】以下本発明の宿泊施設の管理装置について実
施例を用いて詳細に説明する。図1は本発明の宿泊施設
における管理フローの一実施例である。図1に示す通り
フロントの業務に必要な予約、会計、開閉器具の授受対
応毎に入出力装置が配置されるかまたは、同じ装置で兼
ねて目的に応じた機能のみ利用することができる。また
必要に応じてディスプレイのほか、プリンターを始めと
する複数の出力装置を有することができる。そして兼ね
られていない他の管理装置どうしは互いに双方向通信が
可能に接続されている。更に必要に応じて、他の部署の
管理装置とも双方向通信が可能に接続されてなるもので
ある。
【0028】また入出力装置は顧客の持っている情報媒
体と直結し、フロント従業員の人手を介さずにその一部
情報の授受を行う。即ち本発明の選択的な項目の全てを
実施した場合には、顧客情報の入力、クレジットカード
支払時の情報入力、部屋の開閉器具管理の情報入力が直
接行われる。また領収書、請求書等の書式の発行も従来
通り自動的に行われる。
【0029】図2は本発明の予約情報の管理装置を示す
一実施例である。予約情報の管理装置1は表示出力装置
であるディスプレイ2、演算装置3、入力装置であるキ
ーボード4、マウス5、タッチペン6、タッチスクリー
ン7を有している。このほか必要に応じて図示せぬプリ
ンター等他の出力装置や他の情報入力装置を有すること
ができ、また会計管理装置、部屋の開閉器具管理装置と
データの共有、演算が可能な形で接続されている。
【0030】顧客から宿泊予約の情報がフロントに伝達
された場合、最低限住所、氏名、予約する日がデータと
して入力される必要があるが、この実施例の場合には以
下のようになる。即ち住所入力に際しては図3の如き地
図画面がディスプレイ2上に表示される。このディスプ
レイ2上の地図の選択したい都道府県名をキーボード4
またはマウス5の操作によりカーソールで選択するか、
タッチペン6で選択するか、或いはタッチスクリーン7
上を適宜押してスイッチングすることで選択する。する
とディスプレイ2の画面上に都道府県別の市町村名簿が
表示され、その中から同様の方法で適宜の一つを選択す
る。すると更に細かな地名が表示されて三たび選択す
る。こうして市町村の大きさにあった細かさで、細かい
レベルの地名が表示されて行くが、あるレベルから先
は、漢字入力となる。これは図4に示す如く、五〇音順
に並んでいる大きな漢字列から適宜の読みの漢字列を選
択した後に、必要な漢字を、やはり上に述べた任意の方
法によって選択するものである。
【0031】また人名も同様にして最初の一文字を選択
すると、その文字のついた姓の一覧が表示されるので、
その中から選択できる様になっている。また日付は表示
されるカレンダーの中から選択できるようになってい
る。この様にして、全てが選択的にデータ入力できる形
式になっているので、特殊な読みをする地名、人名、ま
た日付の入力に素早く対応することができるものであ
る。
【0032】図5は本発明の予約情報の管理装置におけ
る別の入力装置の一実施例である。即ち10はカード1
1上に構成された磁気帯9に書かれた情報を読み取る読
み取り装置である。読み取りに際しては、カード11の
磁気帯9を、読み取り装置10のヘッド溝8にはめ込ん
で、矢印AまたはBの方向に滑らせるものであり、この
磁気データの読み取りの方式は公知のいずれの方式を選
択しても構わない。
【0033】そしてこの読み取り装置10は図2に示し
た予約情報の管理装置1の演算装置3に通信可能に接続
しており、読み取り装置10で読み取ったデータは、フ
ロント従業員の手を経ることがなくして、直接予約情報
の管理装置1に付随する図示せぬ記憶装置に記録され
る。
【0034】またこの様な磁気データを有するカード1
1を、例えば予め契約を結んだ顧客に宿泊日にフロント
へ到着した際にIDカードとして提示してもらえば、極
めて短時間に必要な情報を入力できる。
【0035】図6、図7は本発明の部屋の開閉器具の管
理装置に関する別の入出力装置の実施例である。即ち図
6は磁気帯付きカード(カードキー)に磁気情報を書き
込むための磁気帯付きカード(カードキー)の書き込み
装置の説明図であり、図7は磁気帯付きカード(カード
キー)に書き込まれた磁気情報を読み取ってドアの施錠
を解放する磁気帯付きカード(カードキー)の読み取り
装置19の説明図である。
【0036】図6中21はカード11’上に構成された
磁気帯9’に新たな情報を書き込む、書き込み装置であ
る。書き込みに際しては、カード11’の磁気帯9’
を、書き込み装置21のヘッド溝22にはめ込んで、矢
印CまたはDの方向に滑らせるものである。この磁気デ
ータの書き取りの方式は公知のいずれの方式を選択して
も構わない。
【0037】またこの書き込み装置21は図2に示した
予約情報の管理装置1の演算装置3に通信可能に接続し
ており、演算装置によって他の諸条件から演算される部
屋のID記号データがカード11’の磁気帯9’へ直接
書き込まれる。
【0038】図7中磁気帯付きカード(カードキー)1
1’の読み取り装置19は、宿泊施設内の各部屋のドア
15に取り付けられる。そしてカード11’上に構成さ
れた磁気帯9に書かれた情報を読み取り、予め各部屋毎
に設定されたID記号データと一致すれば、ロック解除
ランプ20により、ロック17が解除されたことを、カ
ード11’の持ち主に知らせる。こうしてカード11’
の持ち主はドアノブ18によりドアを開けて入室が可能
となる。
【0039】この時の読み取りに際しては、カード1
1’の磁気帯9’を、読み取り装置19のヘッド溝16
にはめ込んで、矢印Eの方向に滑らせるものである。た
だし磁気データの読み取りの方式は公知のいずれの方式
を選択しても構わない。また読み取り装置19に登録さ
れるID記号データは管理者が任意に変えられるもので
ある。
【0040】ここで使われる磁気帯付きカード(カード
キー)11’は図5で説明したIDカードで兼ねても良
いし、宿泊に来た顧客毎に適宜作成して配布するもので
も良い。また回収されたカードの再使用も可能である
し、カードを紛失された場合には別のID記号データを
ドア15に取り付けた読み取り装置19と新規に発行す
るカードの双方に登録すれば良い。
【0041】こうしてカード11’は従来のキーの代わ
りに用いられることとなり、実際のキーの受け渡しやそ
の後の整理、紛失時のメンテナンス等の作業において、
従来のキーよりもはるかに短縮された時間で実施できる
ものである。
【0042】図8は本発明の会計処理の管理装置におけ
る別の入力装置の一例である。即ち25は、クレジット
カード26上にエンボス状に刻印されたIDナンバー2
7を読み取る読み取り装置である。読み取りに際して
は、クレジットカード26を読み取り装置25のヘッド
溝28にはめ込んで矢印Fの方向に滑らせて、IDナン
バー27を読み取るものである。このエンボス文字デー
タの読み取り及び電子変換の方式は公知のいずれの方式
を選択しても構わない。
【0043】またこの読み取り装置25は図2に示した
予約情報の管理装置1の演算装置3に通信可能に接続し
ており、読み取り装置25で読み取ったデータは直接管
理装置1に付随する図示せぬ記憶装置に記録され、クレ
ジットカードの管理会社に対しては所定の出力方法・書
式で会計処理されるものである。
【0044】以上は宿泊施設のフロントにおける顧客と
の間でなされる情報、会計、部屋の開閉器具を中心に入
出力装置の実施例を述べてきたが、同様の仕様のものを
宿泊施設内の他の部署、レストラン、売店、パーティ会
場その他に設置して利用することも本発明の範疇に属す
る。
【0045】
【発明の効果】以上に述べた様に本発明の宿泊施設の管
理装置においては、各管理装置としてマイクロチップを
有する入出力装置、または小型のコンピュータのみを用
いこれを双方向通信可能に結びつけてなるものであるか
ら、各装置で入力したデータのうち最新のものがリアル
タイムで共有管理できる。そのため顧客に対して迅速な
サービスが可能となる。また装置数は任意で、随時増減
可能であると同時に、大型中型コンピュータの如きカス
タマイズされた開発を要しないので、比較的低廉に設備
することができる。
【0046】また本発明の宿泊施設の管理装置での入力
装置として、ディスプレイと、タッチスクリーン、タッ
チペン、マウス、キーボードを任意に用いることがで
き、ディスプレイ上に写された記号、図、文字または文
字群を指、タッチペン、マウスによるカーソール移動、
キーボード上の矢印キー等で指し示すことで入力が行わ
れるので、日本語変換が不要でかつ片手でも操作が可能
となり、地名、人名、日付データを入力することが極め
て容易である。
【0047】また別の入力装置として磁気帯付きカード
の読み取り装置、および書き取り装置を用いることがで
きるので、予め契約を結んだ顧客に配布したカードから
極めて短時間に必要な情報を入力ができる。
【0048】更には、磁気帯付きカードを部屋の開閉器
具として用いることができるので、従来使用されてきた
部屋の開閉用のキーが不要となる。この結果、開閉器具
の室内への置き去りが減少し、外出時帰投時の開閉器具
の受け渡しの省略が可能となるばかりでなく、開閉器具
の紛失時にも、ドア側の錠前を交換することなく、部屋
のID記号を書き換えることで同じ効果が得られるの
で、開閉器具に関するメンテナンスを含む管理工数が大
幅に軽減され、また開閉器具の受け渡し時の確認ミスが
撲滅される等、部屋の開閉器具に付随していた必要工数
を大幅に軽減できる効果を奏する。
【0049】そして本発明の宿泊施設の会計時における
入力端末として、クレジットカードのエンボス読み取り
電子変換装置を用いることができるので、近年増えてい
るクレジットカードの利用者に素早く精算業務を実施す
ることができる。
【0050】また本発明の宿泊施設の管理装置によれ
ば、各入力装置が顧客の所持する記憶媒体によって直接
情報を入力することができるので、正確かつ一元的な情
報の管理ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関わる宿泊施設における管理フロー
の一実施例である。
【図2】 本発明の予約情報の管理装置を示す一実施例
である。
【図3】 本発明の宿泊施設における管理装置のうち入
力装置のメニュー画面を示す一実施例である。
【図4】 本発明の宿泊施設における管理装置のうち入
力装置のメニュー画面を示す別の実施例である。
【図5】 本発明の予約情報の管理装置における別の入
力装置の一実施例である。
【図6】 カードキーに磁気情報を書き込むためのカー
ドキーの書き込み装置の説明図である。
【図7】 カードキーに書き込まれた磁気情報を読み取
ってドアの施錠を解放するカードキーの読み取り装置の
説明図である。
【図8】 クレジットカードのエンボス部を読み取る読
み取り装置の図である。
【図9】 宿泊施設における実務の流れの図である。
【図10】 大型中型のコンピュータを用いた場合の管
理フローの従来例である。
【図11】 各末端現場において小型コンピュータを導
入した場合の管理フローの実施例である。
【符号の説明】 1 予約情報の管理装置 2 ディスプレイ 3 演算装置 4 キーボード 5 マウス 6 タッチペン 7 タッチスクリーン 9、9’ 磁気帯 10、19 磁気帯付きカード読み取り装置 11、11’ 磁気帯付きカード 15 ドア 21 磁気帯付きカード書き込み装置 25 クレジットカード読み取り装置 26 クレジットカード 27 エンボス状IDナンバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宿泊する顧客との間に交換される情報、
    会計、部屋の開閉器具の管理用装置において、情報の入
    力並びに電子変換装置、電子情報の管理装置、情報の出
    力装置、会計の管理装置、部屋の開閉器具の管理装置の
    うち、情報の入力並びに電子変換装置および電子情報の
    管理装置を必須として他の少なくとも一種以上の装置か
    ら選択的に構成され、前記選択された少なくとも一種以
    上の装置は電子情報の管理装置と双方向に通信可能に接
    続されることを特徴とする宿泊施設の管理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報の入力並びに電子変換装置は、
    ディスプレイと、タッチスクリーン、タッチペン、マウ
    ス、キーボードの内の任意の一つ以上の装置からなり、
    ディスプレイに表示された文字または文字群、図または
    記号を前記任意の一つ以上の装置から指示して情報を入
    力し電子変換することを特徴とする、請求項1記載の宿
    泊施設の管理装置。
  3. 【請求項3】 前記情報の入力並びに電子変換装置が、
    磁気帯付きカードの読み取り装置であることを特徴とす
    る、請求項1記載の宿泊施設の管理装置。
  4. 【請求項4】 前記部屋の開閉器具の管理装置は、磁気
    帯付きカードの書き込み装置と、各部屋に配置され前記
    カードの磁気帯に書き込まれた磁気情報を読み取ってド
    アの施錠を解放する磁気帯付きカードの読み取り装置か
    らなることを特徴とする、請求項1記載の宿泊施設の管
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記会計の管理装置が、クレジットカー
    ドのエンボス読み取り電子変換装置であることを特徴と
    する、請求項1記載の宿泊施設の管理装置。
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