JP2002230606A - タイムカード発行システム、管理装置、端末装置および記憶媒体 - Google Patents

タイムカード発行システム、管理装置、端末装置および記憶媒体

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JP2002230606A
JP2002230606A JP2001026040A JP2001026040A JP2002230606A JP 2002230606 A JP2002230606 A JP 2002230606A JP 2001026040 A JP2001026040 A JP 2001026040A JP 2001026040 A JP2001026040 A JP 2001026040A JP 2002230606 A JP2002230606 A JP 2002230606A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ手段によって管理された従業員
情報を利用して、タイムカードに印字されるべき従業員
の印字情報を生成し、当該印字情報に基づいてカードに
所定の印字を行わせる、タイムカード印字システムを提
供すること。 【解決手段】 タイムカードに出退勤時刻等の印字を行
う印字手段および通信手段を備えたタイムレコーダと、
従業員情報を管理する管理手段および通信手段を備えた
管理装置とを備え、タイムレコーダと管理装置は、直接
またはインターネット等のネットワーク回線を介して接
続され、管理装置は、従業員情報に基づいて印字情報を
生成するとともに、当該印字情報をタイムレコーダに対
して送信し、さらに印字が行われたタイムカードの識別
情報を取得することができるようになっていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】従来、従業員の出退勤を管理する装置と
して、タイムカードを差し込んで、差し込んだ時刻を出
勤又は退勤時刻として記録するタイムレコーダが一般的
に普及している。また、当該タイムレコーダに使用する
タイムカードには、タイムカードを他のタイムカードか
ら識別するためのパンチ孔その他の手段による識別情報
が設けられ、さらに誰のタイムカードであるかが解るよ
うに、氏名および管理番号を記載する欄が設けられてい
る。そして、当該タイムカードは約一月分の打刻印字が
できるようになっており、一月毎に新しいタイムカード
に取り替えられ、その都度担当の管理者が所定の管理台
帳等を基に手書きで氏名等の所定事項を記入し、新しい
カードを作成していた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の例では、全
従業員のタイムカードに対して、月が変わるごとに手書
きで氏名等の必要事項を記載するようになっていたた
め、担当者にとっては負担の大きい仕事となっていた。
また、自動的に氏名等の必要事項を印字する機能を有し
たタイムレコーダが知られているが、当該タイムレコー
ダは所定の文字情報を入力するためのキーボード、前記
入力に伴う大量の印字用データ(フォントデータ)等を
記憶するための記憶手段、演算手段および所定の文字変
換プログラム等を必要とするため、装置として高価なも
のとなっていた。
【0003】本願発明は、上記の点に鑑み発明されたも
のであって、従来型のタイムレコーダに通信手段を設け
るとともに、別途サーバ若しくは所定のコンピュータ手
段によって管理を行っている従業員情報を利用し、タイ
ムカードに印字されるべき従業員の印字情報を生成する
ことにより当該印字情報に基づいてタイムカードに所定
の印字を行わせる、タイムカード印字システム等を提供
することをその課題とする。また、前記課題に加えて、
タイムカードが固有に有している識別情報を取得し、管
理装置が管理する従業員情報と識別情報とを対応付けて
従業員情報を管理することが可能なタイムカード印字シ
ステム等を提供することをさらなる課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は以下に述べる効果を有してい
る。すなわち、識別情報が付された所定のタイムカード
に従業員の出退勤時刻等の印字を行う印字手段および通
信手段を備えたタイムレコーダと、前記タイムレコーダ
によって印字される前記従業員に関する従業員情報を管
理する管理手段および通信手段を備えた管理装置とを備
え、前記タイムレコーダと前記管理装置は、直接または
インターネット等のネットワーク回線を介して接続さ
れ、前記管理装置は、前記従業員情報に基づいて印字情
報を生成するとともに、当該印字情報をタイムレコーダ
に対して送信し、さらに印字が行われたタイムカードの
識別情報を取得することができるようになっていること
を特徴とするタイムカード発行システム。
【0005】また、請求項2記載の発明は以下に述べる
効果を有している。すなわち、第1および第2の通信手
段とを備え、前記第1の通信手段は前記タイムレコーダ
と通信を行うとともに、前記第2の通信手段は前記管理
装置と通信を行い、管理装置から前記印字情報を取得し
てタイムレコーダに対して出力するとともに、タイムレ
コーダからタイムカードの識別情報を取得して管理装置
に対して出力する端末装置を有したことを特徴とする請
求項1記載のタイムカード発行システム。
【0006】また、請求項3記載の発明は以下に述べる
効果を有している。すなわち、従業員の従業員情報を管
理するための管理装置であって、タイムレコーダ若しく
はタイムレコーダに接続された端末装置からの要求に応
じて、タイムカードに印字するための前記従業員に関す
る印字情報を出力するとともに、前記タイムレコーダ若
しくはタイムレコーダに接続された端末装置から、印字
が行われたタイムカードの識別情報を取得することによ
り、前記タイムカードに印字が行われた従業員に関する
管理情報と、タイムカードの識別情報とを対応付けて管
理するようになっていること。
【0007】また、請求項4記載の発明は以下に述べる
効果を有している。すなわち、第1および第2の通信手
段と所定の制御手段とを備え、前記第1の通信手段は、
識別情報が付された所定のタイムカードに従業員の出退
勤時刻等の印字を行うタイムレコーダと通信を行うとと
もに、前記第2の通信手段は、従業員の従業員情報を管
理する管理装置と通信を行い、管理装置から従業員に関
する印字情報を取得してタイムレコーダに対して出力す
るとともに、タイムレコーダからタイムカードの識別情
報を取得して管理装置に対して出力することを特徴とす
る端末装置。
【0008】請求項5記載の発明は以下に述べる効果を
有している。すなわち、第1および第2の通信手段と所
定の制御手段とを備えた端末装置に対して、前記第1の
通信手段には、識別情報が付された所定のタイムカード
に従業員の出退勤時刻等の印字を行うタイムレコーダと
通信を行わせるとともに、前記第2の通信手段には、従
業員の従業員情報を管理する管理装置と通信を行わせ、
管理装置から従業員に関する印字情報を取得してタイム
レコーダに対して出力するとともに、タイムレコーダか
らタイムカードの識別情報を取得して管理装置に対して
出力するよう制御を行わせるプログラムを記録したこと
を特徴とする記録媒体。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願発明について詳細に説
明する。 (第1実施形態)図1は、本願発明に係るタイムカード
発行システムの構成概念を示す構成概念図である。同図
において、1はタイムカード発行システム、3はタイム
レコーダ、5は端末装置、7はインターネット、9は管
理装置(サーバ装置)を表している。タイムレコーダ3
は、通常その従業者が勤務する事業所に設置されるもの
であって、従業者が出勤時および退勤時に自分専用のタ
イムカード(以下単に「カード」という。)11を差し
込むことによって、カード11上の所定の欄に出勤時、
退勤時の時刻を印字するための装置である。また、5は
端末装置としてのパーソナルコンピュータを示してい
る。
【0010】図2は、図1に示すタイムカード発行シス
テムの構成を表したをブロック図である。同図に示すよ
うに、主要な構成としてタイムレコーダ3は制御手段1
2、時計手段13、表示手段15、カード認識手段1
6、印字手段17、入力手段19、記憶手段21および
通信手段23とから構成されている。制御手段12はC
PU、ROM、RAM、その他のデバイスから構成され
た演算処理手段であり、所定のプログラムに基づいてタ
イムレコーダ3の機能全体を制御するものである。時計
手段13は前記制御手段12が有するクロックを用い
て、年月日および時刻を生成するものである。当該時計
手段13で生成された前記時刻等は表示手段15に表示
され、出退勤データの一部として使用される。印字手段
17はカード11がタイムレコーダ3に挿入された際、
所定の出勤時刻、退勤時刻等をカード11の打刻欄48
等の所定の位置に印字するようになっているものであ
る。カード認識手段16は、カード11に穿設した小孔
によって形成されたカード識別情報(45、46)を認
識するための手段である。入力手段19は、タイムレコ
ーダ3に対する種々の設定や機能を利用するために使用
するものであり、「時刻設定」「締日(集計日)設定」
「始業時刻設定」「終業時刻設定」「残業開始時刻設
定」「日付変更時刻設定(タイムレコーダ内部での日に
ちの切換を行う時刻)」「計算モード設定」等を行うた
めの手段である。記憶手段21には、制御手段12によ
って実行される所定のプログラムデータ、前記入力手段
19の入力に伴う各種設定情報、個々のカード(識別情
報ごと)の出退勤時刻、および後述する氏名等の印字情
報(カードに対して印字を行うためのフォント等のデー
タ)が一時的に記憶されるようになっている。
【0011】また、タイムレコーダ3は通信手段23を
有している。通信手段23は前記端末装置5と通信をす
るための所定のインターフェイスとしての機能を有した
ものである。なお、当該タイムレコーダ3(制御手段1
2)を動作させるためのプログラムは別途記憶媒体等を
介して提供するようにしてもよい。このような形態を採
用することで、例えば従来型のタイムレコーダに通信機
能を後付的に付加して機能を向上させたり、より付加価
値を高くしたものに更新するといった発展的なシステム
の構築に対応できるようにすることができる。
【0012】次に、端末装置5について説明する。端末
装置5には、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ
手段が用いられる。当該端末装置5の構成は図2に示す
通りであり、制御手段25、記憶手段27、入力手段
(キーボード等)29、第1の通信手段31および第2
の通信手段32を有し、外部機器として表示手段33お
よび印字手段等が接続されている。第1の通信手段31
は、RS232C、USBその他のインターフェイス手
段であり、第2の通信手段32は、通信モデムその他の
電話回線を利用した通信を行うための通信手段である。
また、以上の構成は何ら特別なものではなく、一般的に
普及している「パソコン」と称されているコンピュータ
手段と同等のものである。また、当該端末装置5に対し
ては、CD−ROMその他の所定の記憶媒体により、所
定の制御プログラムが提供されるようになっている。
【0013】次に、管理装置9について説明する。管理
装置9は、前記端末装置5と同様に所定のコンピュータ
手段が用いられる。なお、管理装置9は従業員の従業員
情報を管理するものであり、インターネット7上で機能
するサーバ装置としての高機能コンピュータ、またはサ
ーバ装置に接続される一つのクライアント端末であって
もよい。上記のように、管理装置9は一のコンピュータ
手段であるので、コンピュータ手段として機能するため
に必要な、制御手段91、記憶手段92、入力手段(キ
ーボード等)93、通信手段94およびその他の手段を
備えたものである。
【0014】次に、タイムレコーダ3に用いられるカー
ド11について説明する。カード11は、図3に示す所
定の形状に形成され、且つ所定の印字欄が設けられたも
のである。図3に示すカード11は、従来から使用され
ているタイプのものであり、片面に半月分(15日分)
の出退勤が記録できるようになっているものである。同
図において、41は氏名欄、42は所属欄、43は番号
欄、44は年月欄であり、所定の情報を手書き又は印字
により記入する部分である。また、45および46は小
孔を穿設した穿孔部であり当該小孔の数及び位置の組み
合わせによって、当該カード11を識別するための識別
情報となっているものである。また、47は面取部であ
り、タイムレコーダ3に対してカード11が正しい向き
で挿入されているか否か、またはカード11の表裏を判
断するために形成されたものである。
【0015】ユーザに対して行われる一般的なカードの
提供方法としては、例えば前記識別情報の異なる複数枚
のカードが予めセットとして提供(販売)される場合
と、識別情報の無い同一のカードを複数枚購入する場合
とがある。後者の場合には、ユーザ側が予め定められた
パターン(小孔の数およびその組み合わせ)で小孔を穿
設し、所定の識別情報を有したカード11として使用す
るようになっているものである。
【0016】以下、上記構成におけるタイムカード発行
システムについて説明する。当該システムでは、まず管
理装置9において、従業員に関する情報が管理されてい
る必要がある。当該管理装置9に管理されている情報の
一例を示すと、図4に示すような内容になる。すなわ
ち、従業員の管理情報としては、氏名51、所属52、
カードNo.53、年月54、社員番号55および勤務
体系56等がある。これら図4に示した情報は、通常、
会社の従業員の出退勤を管理する総務部等の管理部門に
よって管理、メンテナンスが行われるものである。ま
た、前記管理情報は、タイムレコーダ3からデータとし
て取得した従業員の打刻情報(出勤、退勤時刻情報)を
基に、適時図6、図7に示すような、さらに詳細な情報
を生成することができるようになっている。
【0017】図4に示す管理情報の各項目についてさら
に説明する。氏名51は、社員の氏名に関するデータで
あり、カード11における氏名欄41に印字されるべき
氏名を文字として入力したものである。所属52は、社
員の所属する部署に関するデータであり、カード11に
おける所属欄42に印字されるべき部署名を文字として
入力したものである。カードNo.53は、識別情報に
よって識別される各カード11と対応している番号であ
り、本実施の形態では、後述する手段によってタイムレ
コーダ3から取得され自動的にデータとして入力される
部分である。また、カード11における番号欄43に印
字されるべき番号である。年月54は、そのカード11
を使用する年および月に関するデータであり、カード1
1における年月欄44に印字されるものである。また、
社員番号55は、社員を管理するための社員番号に関す
るデータであり、必要に応じて番号欄43にカード番号
に代わって印字することができるようになっている。
【0018】次に管理装置9がタイムレコーダ3に対し
て送信する印字情報について説明する。実際に管理装置
9がタイムレコーダ3に対して送信する印字情報は、文
字コードデータ(JIS第1水準、JIS第2水準等と
いった番号で表されるコード番号)ではなく、その文字
を印字するためのフォントデータである。フォントデー
タとは、前記JIS第1水準、JIS第2水準等といっ
た番号で表されるコード番号と対応し、所定のコード番
号のときに、実際のプリンタに対してどのような形の図
形(文字)を印字させるかを指示するための情報であ
る。例えば、一文字を25ドット(5行×5列の配列で
行われる微少印字点の組み合わせ)の印字ヘッドを有し
たプリンタであれば、所定の文字を印字するためには、
25個のドットの内、どのドットを用いて印字をさせる
のかを指定するデータである。また、当該フォントデー
タは、特定のプリンタに対して提供されるデータである
ので、異なったプリンタを使用する機種の場合には、同
じ文字を印字する場合であってもフォントデータが異な
る場合がある。また、書体の異なる文字を印字させよう
とした場合には、その書体ごとに専用のフォントデータ
が必要になるものである。
【0019】当然ながら、前記JIS第1水準、JIS
第2水準に対応した漢字やカタカナ、ひらがな、アルフ
ァベット、数字等の文字に対応するフォントを記憶する
ためには、大容量の記憶領域が必要となるが、本実施の
形態におけるタイムレコーダ3は、機器の単価を下げる
ために記憶容量を小さくしCPUも安価なものを使用し
ているので、JIS第1水準、JIS第2水準といった
文字に対応するフォントデータや当該データを処理する
能力を有していない。本願に係るシステムでは、管理装
置9から、印刷時に必要なフォントデータをその都度出
力するようにすることで、タイムレコーダ3に高度な機
能を付加させることなく文字の印字をさせることがで
き、従業員の氏名その他必要事項を記載したタイムカー
ド11を発行することができるようになっているもので
ある。
【0020】次に、タイムレコーダ3によって、所定事
項を記載したタイムカード11を発行するまでの手順
を、図5に示したフローチャートを用いて説明する。第
1に、管理装置9において前記図4に示したような従業
員情報の入力が行われている(S1)。なお、新規カー
ドを発行する以前においては、データとしてカードN
o.53は入力されていない。次に、端末装置5とタイ
ムレコーダ3が接続された状態で、端末装置5において
所定のプログラムを実行し、タイムカード発行処理をス
タートする(S2)。この際、タイムレコーダ3も端末
装置5からの指示により、自動印字処理を行うモードが
スタートし、端末装置5からの印字情報の送信待ち状態
となる(S3)。次に、端末装置5は管理装置9に対し
て従業員リストの照会を行う。この際、管理装置9は端
末装置5からの照会に応じて、従業員に関するリストの
表示を行い、どの従業員のタイムカードを作成するのか
を選択させることができるようになっている(S4)。
次に、管理装置9は、端末装置5からカード発行処理の
ための「従業員リスト照会」があった場合には、要求の
あった従業員に関する印字に必要な印字情報としてのフ
ォントデータを作成し、端末装置5(若しくはタイムカ
ード3に対して直接)送信を行う(S5)。次に、管理
装置9から印字情報を受信した端末装置5は(S6)、
タイムレコーダに対して前記印字情報を送信する(S
7)。タイムレコーダ3は、当該印字情報を受信すると
(S8)、カードに対する印字の待機状態となり、カー
ドの挿入(S9)を待って、カードに対する印字を行う
(S10)。印字が完了すると、所定の従業員が使用す
るための次期のタイムカードが作成されたこととなる。
タイムレコーダ3は、前記カードが挿入された際には、
印字開始の前にカードの識別情報の読み取りを行ってい
る。これは、挿入されたカードの種別を判別し、自己の
タイムレコーダの仕様に適合したカードであるか、また
複数タイプのカードを使用できる機種の場合にはどのタ
イプのカードが挿入されたのかを認識して、適正な印字
を行わせるためである。また、読みとった識別情報は、
端末装置5に送信する(S11)。なお、複数のカード
を作成する場合には、新たなカードをタイムレコーダ3
に挿入することで、次の印字情報を受信してカードに対
する印字を行い、以下カードを作成する枚数に応じて同
様の動作を繰り返し、印字すべき印字情報が無くなった
ところで、自動印字処理を行うモードを終了する(S1
2)。前記S11のステップでタイムレコーダ3が送信
した識別情報は、端末装置5が取得し(S13)、印字
が行われた従業員の従業員情報と対応する情報として管
理装置9に対して送信し(S14)、管理装置9によっ
て受信される(S15)。次に、前記識別情報を受信し
た管理装置9は、そのタイムカード発行月における従業
員データと識別情報とを対応付けて記憶する(S1
6)。これによって、タイムレコーダ3から、一のカー
ドに関する出退勤情報をデータとして取得した際に、当
該カードの出退勤情報を特定の従業員のものとして管理
することができるようになる。
【0021】タイムレコーダ3の有している機能につい
てさらに説明する。前述した機能の他、タイムレコーダ
3は基本的な機能として、複数の従業員(実際はカー
ド)に関する、出勤、退勤、遅刻、早退、早出、残業と
いった時刻、時間情報を記憶して、別途その従業員固有
の設定として時給や勤務体系(出勤時刻が他の従業員と
異なるようないわゆるシフト勤務等の情報)を、約一月
単位で記憶する機能を有している。これらの情報は、タ
イムレコーダ3がタイムカードに対して適時計算の後印
字を行うために記憶されるものであるが、本実施の形態
の場合にはこのような情報を管理装置9に対して適時送
信し、カードの識別情報をもとに従業員情報として管理
装置9に記録されるようになっている。また、前記フロ
ーチャートにおいては、端末装置5と管理装置9が常に
オンラインで接続されている構成として説明している
が、両者は常に接続されている必要はなく、必要な情報
の送受信が行われる間だけオンラインとなるような構成
としてもよい。また、管理装置9に接続されるタイムレ
コーダ3は一台に限られず、複数のタイムレコーダ3を
接続することも可能となっている。さらに管理装置9と
なるサーバ装置を各会社毎に設置せず、例えば本願出願
人がインターネットサービスの一つとして提供するサー
バ内に、各会社(ユーザ)毎の管理領域を厳重なセキュ
リティーのもとに提供することにより、管理装置として
設けても良い。
【0022】(第2実施形態)以下、本願発明に係る第
2実施形態について説明する。前述の第1実施形態の場
合には、管理装置9とタイムレコーダ3(3a)との間
に端末装置5を介した構成を説明したが、当該第2実施
形態のように、端末装置5を介さず管理装置9とタイム
レコーダ3(3b)を直接接続する構成とすることもで
きる。この場合には、タイムレコーダ3bの通信手段に
はインターネットに接続可能な機能を持たせるだけで、
第1実施形態と同様にタイムカードを発行することがで
きる。なお、タイムレコーダ3bに対して行わせる所定
の動作は、管理装置9によって制御されるようになって
いるので、タイムレコーダ3bは通信手段の他は特に高
度な機能を付加する必要はなく、安価なシステムの構築
が可能である。
【0023】(第3実施形態)以下、本願発明に係る第
3実施形態について説明する。前述の第1実施形態の場
合には、管理装置9とタイムレコーダ3(3a)と端末
装置5とを用いた構成を説明したが、当該第3実施形態
のように、インターネットを介した管理装置9を使用せ
ず、端末装置5とタイムレコーダ3aのみを用いた構成
とすることもできる。すなわち、第1実施形態の管理装
置9としての従業員情報の管理機能を端末装置5に搭載
することにより、第1実施形態と同様のシステムを構築
できる。
【0024】
【発明の効果】以下、本願発明の効果を説明する。請求
項1または2記載の発明は、以下に述べる効果を有して
いる。すなわち、従来のタイムレコーダでは、全従業員
のタイムカードに対して、月が変わるごとに手書きで氏
名等の必要事項を記載するようになっていたため、担当
者にとっては負担の大きい仕事となっていた。しかし、
本願発明のタイムカード印字システムおよび関連する周
辺技術によれば、通常従業員管理を行っている従業員情
報等の管理情報を利用して、タイムカードに必要な印字
を行わせることにより、簡易迅速にタイムカードを発行
することができるという効果を有している。
【0025】また、請求項3記載の発明は、上記効果に
加え以下に述べる効果を有している。すなわち、タイム
カードの識別情報と前記従業員の管理情報とを対応させ
ることにより、タイムレコーダからの出退勤情報を取得
して従業員の管理情報とすることができるという効果を
有している。
【0026】また、請求項4および5記載の発明は、以
下に述べる効果を有している。すなわち、上記効果に加
え、一般的に普及しているパーソナルコンピュータを使
用することができるので、特に設備として新たに設ける
ことなく、既存の設備を有効に使用しつつ上記の効果を
奏することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のタイムカード印字システムの構成概
念を示す構成概念図である。
【図2】本願発明のタイムレコーダおよび端末装置の構
成を説明するためのブロック図である。
【図3】タイムカードを説明するための説明図である。
【図4】端末装置による入力例を説明するための説明図
である。
【図5】本願発明のタイムカード印字システムを説明す
るためのフローチャートである。
【図6】管理装置で管理される従業員情報の一例を説明
するための説明図である。
【図7】管理装置で管理される従業員の個人情報の一例
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 タイムカード発行システム 3 タイムレコーダ 5 端末装置(パーソナルコンピュータ) 7 インターネット 9 管理装置(サーバ装置) 11 タイムカード 12 制御手段 13 時計手段 15 表示手段 16 カード認識手段 17 印字手段 19 入力手段 21 記憶手段 23 通信手段 25 制御手段 27 記憶手段 29 入力手段 31 通信手段 33 表示手段 41 氏名欄 42 所属欄 43 番号欄 44 年月欄 45 穿孔部(識別情報) 46 穿孔部(識別情報) 47 面取部 48 打刻欄

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報が付された所定のタイムカード
    に従業員の出退勤時刻等の印字を行う印字手段および通
    信手段を備えたタイムレコーダと、 前記タイムレコーダによって印字される前記従業員に関
    する従業員情報を管理する管理手段および通信手段を備
    えた管理装置とを備え、 前記タイムレコーダと前記管理装置は、直接またはイン
    ターネット等のネットワーク回線を介して接続され、 前記管理装置は、前記従業員情報に基づいて印字情報を
    生成するとともに、当該印字情報をタイムレコーダに対
    して送信し、さらに印字が行われたタイムカードの識別
    情報を取得することができるようになっていることを特
    徴とするタイムカード発行システム。
  2. 【請求項2】 第1および第2の通信手段とを備え、 前記第1の通信手段は前記タイムレコーダと通信を行う
    とともに、前記第2の通信手段は前記管理装置と通信を
    行い、 管理装置から前記印字情報を取得してタイムレコーダに
    対して出力するとともに、タイムレコーダからタイムカ
    ードの識別情報を取得して管理装置に対して出力する端
    末装置を有したことを特徴とする請求項1記載のタイム
    カード発行システム。
  3. 【請求項3】 従業員の従業員情報を管理するための管
    理装置であって、 タイムレコーダ若しくはタイムレコーダに接続された端
    末装置からの要求に応じて、タイムカードに印字するた
    めの前記従業員に関する印字情報を出力するとともに、 前記タイムレコーダ若しくはタイムレコーダに接続され
    た端末装置から、印字が行われたタイムカードの識別情
    報を取得することにより、 前記タイムカードに印字が行われた従業員に関する管理
    情報と、タイムカードの識別情報とを対応付けて管理す
    るようになっていること。
  4. 【請求項4】 第1および第2の通信手段と所定の制御
    手段とを備え、 前記第1の通信手段は、識別情報が付された所定のタイ
    ムカードに従業員の出退勤時刻等の印字を行うタイムレ
    コーダと通信を行うとともに、 前記第2の通信手段は、従業員の従業員情報を管理する
    管理装置と通信を行い、 管理装置から従業員に関する印字情報を取得してタイム
    レコーダに対して出力するとともに、タイムレコーダか
    らタイムカードの識別情報を取得して管理装置に対して
    出力することを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 第1および第2の通信手段と所定の制御
    手段とを備えた端末装置に対して、 前記第1の通信手段には、識別情報が付された所定のタ
    イムカードに従業員の出退勤時刻等の印字を行うタイム
    レコーダと通信を行わせるとともに、 前記第2の通信手段には、従業員の従業員情報を管理す
    る管理装置と通信を行わせ、 管理装置から従業員に関する印字情報を取得してタイム
    レコーダに対して出力するとともに、タイムレコーダか
    らタイムカードの識別情報を取得して管理装置に対して
    出力するよう制御を行わせるプログラムを記録したこと
    を特徴とする記録媒体。
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