JP6742392B2 - タイムレコーダ、情報処理方法、プログラム、及び出退勤管理システム - Google Patents

タイムレコーダ、情報処理方法、プログラム、及び出退勤管理システム Download PDF

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Description

本発明は、従業員の出退勤等を管理するためのタイムレコーダ、情報処理方法、プログラム、及び出退勤管理システムに関する。
従来、従業員の出退勤等を管理するためにタイムレコーダが広く用いられている。例えば特許文献1には、インターネットを介して接続されたサーバ装置及びクライアント装置と、クライアント装置側に配置されたタイムレコーダとからなるネットワークシステムが記載されている。このシステムでは、月初めのカード発行時に、タイムレコーダからクライアント装置に、全てのタイムカードナンバーが送信される。オペレータは、クライアント装置の画面を見ながら、タイムレコーダから読み出されたタイムカードナンバーと、予め登録されている従業員ごとの個人情報とをリンクさせる。勤務時間の集計時には、タイムカードナンバーごとに収集された1月分の勤務時間情報と、タイムカードナンバーにリンクされている個人情報とが合わせてサーバ装置に送信される。
特開2002−163693号公報
特許文献1のシステムでは、月初めに新たなタイムカードが発行されるたびに、オペレータによる、タイムカードナンバーと個人情報とをリンクさせる作業が必要となる。出退勤等を管理する対象となる従業員の数が多くなると、当該作業の負担は非常に大きくなる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、出退勤等の管理に関する負担を軽減することが可能なタイムレコーダ、情報処理方法、プログラム、及び出退勤管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るタイムレコーダは、第1の取得部と、第1のデータ処理部と、出力部とを具備する。
前記第1の取得部は、タイムカードに固有のカード固有情報ごとに打刻情報を取得する。
前記第1のデータ処理部は、前記カード固有情報と、前記タイムカードを使用する従業員の従業員情報に関連付けられる管理情報とを関連付ける。
前記出力部は、前記第1のデータ処理部による関連付けをもとに、前記取得された打刻情報と前記管理情報とを関連付けて出力する。
前記タイムレコーダは、さらに、前記タイムカードが挿入される挿入部を具備してもよい。この場合、前記第1のデータ処理部は、前記挿入部への前記タイムカードの挿入に応じて、前記タイムカードの前記カード固有情報と、前記管理情報とを関連付けてもよい。
前記従業員情報は、従業員の名前を少なくとも含んでもよい。この場合、前記タイムレコーダは、さらに、記憶部と、印字部とを具備してもよい。
前記記憶部は、前記管理情報に関連付けられた前記従業員情報を記憶する。
前記印字部は、前記第1のデータ処理部により前記カード固有情報に関連付けられた前記管理情報について前記従業員情報が記憶されている場合には、前記挿入部に挿入された前記タイムカードに前記管理情報と前記従業員の名前とを印字する。
なお名前とは、氏名のみならず広義に個人の識別を可能とする個人識別情報の事である。
前記タイムレコーダは、さらに、第2の取得部と、第2のデータ処理部とを具備してもよい。
前記第2の取得部は、1以上の従業員情報を取得する。
前記第2のデータ処理部は、前記取得した1以上の従業員情報のうちの前記管理情報に関連付けられていない1以上の未登録従業員情報の各々に、前記管理情報を関連付ける。
前記第2のデータ処理部は、前記1以上の未登録従業員情報の各々に、前記管理情報としてシリアル番号を順に関連付けてもよい。
前記第1のデータ処理部は、前記挿入部への複数のタイムカードの連続した挿入に応じて、前記挿入部への挿入の順に、前記複数のタイムカードの各々の前記カード固有情報と前記管理情報とを関連付けてもよい。
前記タイムレコーダは、さらに、従業員を含むユーザからの指示を受け付ける受付部を具備してもよい。この場合は、前記受付部は、所定の管理情報を選択する指示を受け付けてもよい。また前記第1のデータ処理部は、前記カード固有情報と、前記選択された所定の管理情報とを関連付けてもよい。
前記タイムレコーダは、さらに、前記挿入部へのすでに使用されているタイムカードの挿入に応じて、前記すでに使用されているタイムカードの前記カード固有情報に関連付けられた前記管理情報を選択する第1の選択部を具備してもよい。この場合、前記第1のデータ処理部は、次に前記挿入部に挿入された未使用のタイムカードの固有情報と、前記第1の選択部により選択された管理情報とを関連付けてもよい。
前記タイムレコーダは、さらに、前記挿入部に挿入された前記タイムカードを当月用タイムカード、来月用タイムカード、及び再来月以降の各月用のタイムカードのいずれかに設定する設定部を具備してもよい。この場合、前記第1のデータ処理部は、前記当月用タイムカードの前記カード固有情報、前記来月用タイムカードの前記カード固有情報、及び前記再来月以降の各月用のタイムカードに、共通した前記管理情報を関連付けてもよい。
前記タイムレコーダは、さらに、判定部と、第2の選択部とを具備してもよい。
前記判定部は、前記管理情報が前記カード固有情報と関連付けられた登録管理情報であるか、前記カード固有情報と関連付けられていない未登録管理情報であるかを判定する。
前記第2の選択部は、前記受付部により受け付けられる前記指示に応じて、前記登録管理情報及び前記未登録管理情報のいずれかを選択する。
本発明の一形態に係る情報処理方法は、タイムレコーダにより実行される情報処理方法であって、タイムカードに固有のカード固有情報ごとに打刻情報を取得することを含む。
前記カード固有情報と、前記タイムカードを使用する従業員の従業員情報に関連付けられる管理情報とが関連付けられる。
前記関連付けをもとに、前記取得された打刻情報と前記管理情報とが関連付けられて出力される。
本発明の一形態に係るプログラムは、タイムカードに以下のステップを実行させる。
タイムカードに固有のカード固有情報ごとに打刻情報を取得するステップ。
前記カード固有情報と、前記タイムカードを使用する従業員の従業員情報に関連付けられる管理情報とを関連付けるステップ。
前記関連付けをもとに、前記取得された打刻情報と前記管理情報とを関連付けて出力するステップ。
本発明の一形態に係る出退勤管理システムは、1以上のタイムレコーダと、管理装置とを具備する。
前記1以上のタイムレコーダの各々は、前記タイムレコーダである。
前記管理装置は、記憶部と、受信部と、データ処理部とを有する。
前記記憶部は、従業員の従業員情報と前記管理情報とを関連付けて記憶する。
前記受信部は、前記タイムレコーダから出力された前記打刻情報と前記管理情報とを受信する。
前記データ処理部は、前記受信した前記打刻情報を、これに関連付けられた前記管理情報をもとに、前記記憶された従業員情報と関連付ける。
前記1以上のタイムレコーダは、複数のタイムレコーダであってもよい。この場合、前記複数のタイムレコーダの各々が有する前記出力部は、前記打刻情報及びこれに関連付けられた前記管理情報に、前記複数のタイムレコーダの各々を識別する識別情報を関連付けて出力してもよい。また前記管理装置のデータ処理部は、前記複数のタイムレコーダの各々から出力された識別情報をもとに、前記複数のタイムレコーダの各々に対して、前記打刻情報と前記従業員情報との関連付けを実行してもよい。
以上のように、本発明によれば、出退勤等の管理に関する負担を軽減することが可能となる。
一実施形態に係る出退勤管理システムの構成例を示す概略図である。 管理装置の構成例を示すブロック図である。 タイムレコーダの構成例を示す外観図である。 タイムレコーダの内部の構成例を示すブロック図である。 従業員に使用されるタイムカードの一例を示す図である。 タイムレコーダの表示部に表示される画面の一例を示す模式的な図である。 管理装置及びタイムレコーダの各メモリに記憶されるデータの一例を模式的に示す図である。 管理装置による打刻データの集計の一例を示すフローチャートである。 従業員データと登録管理番号とを関連付ける処理の一例を示すフローチャートである。 従業員データと登録管理番号との関連付けを行う際に、管理装置のモニタに表示されるテーブル作成画面の構成例を示す図である。 関連付けが実行された後のテーブル作成画面を示す図である。 連続登録によるカード登録の一例を示すフローチャートである。 番号指定登録によるカード登録の一例を示すフローチャートである。 引継ぎ登録によるカード登録の一例を示すフローチャートである。 事後登録を実行するための事後登録画面の構成例を示す図である。 事後登録を実行するための事後登録画面の構成例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[出退勤管理システム]
図1は、本発明の一実施形態に係る出退勤管理システムの構成例を示す概略図である。本実施形態に係る出退勤管理システム100は、管理装置10と、1以上のタイムレコーダ30とを有する。
管理装置10は、企業等に所属する複数の従業員の各々の出退勤等を管理するための端末であり、人事部等の所定の担当者(ユーザ)により操作される。管理装置10としては、典型的には、PC(Personal Computer)等のコンピュータが用いられる。
1以上のタイムレコーダ30は、例えば本社内の各部署、本社とは異なる住所に存在する支社、支店、又は店舗ごとに配置される。各部署等に所属する従業員は、配置されたタイムレコーダ30にタイムカードを挿入して、出勤や退勤等の時間を打刻する。
タイムレコーダ30は、従業員によるタイムカードの挿入に応じて、タイムカードに固有のカード番号(カード固有情報)ごとに打刻データ(打刻情報)を蓄積する。各月分の打刻データは、月ごとに、若しくは適宜タイムレコーダ30から管理装置10へ送信される。
図1に示すように、本実施形態では、複数のタイムレコーダ30が単体の管理装置10に接続される。そして各タイムレコーダ30から管理装置10へ打刻データが送信される。タイムレコーダ30から送信される打刻データには、タイムレコーダ30を識別する識別情報が付加される。管理装置10は、当該識別情報をもとに、各タイムレコーダ30ごとに、本発明に係る出退勤管理を実行することができる。
管理装置10とタイムレコーダ30とを通信可能に接続する方法は限定されない。例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介して、あるいはBluetooth(登録商標)通信等の近距離無線通信により、データ通信が行われる。またはLANやWAN等のネットワーク1を介して管理装置10とタイムレコーダ30とが接続されてもよい。なお、各タイムレコーダ30と管理装置10との接続は常時でなくてもよく、適宜打刻データを送信する必要のある時に、担当者等によって接続されてもよい。
図2は、管理装置10の構成例を示すブロック図である。管理装置10は、制御部の中心をなすCPU11と、ROMやRAM等からなるメモリ12と、これらにバス13を介して接続される入出力インタフェース(以下、インタフェースのことをI/Fと記載する)14とを有する。また管理装置10は、入出力I/F14に接続されたキーボード15と、マウス16と、モニタ17と、ネットワーク通信部18と、外部I/F19と、無線通信部20とを有する。
キーボード15及びマウス16は、担当者等が所定の指示等を入力する際に用いられる。モニタ17は、例えば液晶、EL(Electro-Luminescence)等を用いた表示デバイスである。ネットワーク通信部18は、LAN、WAN等に接続可能な、他のデバイスと通信するためのモデム、ルータ、その他の通信機器である。
外部I/F19は、USB端子やネットワーク端子等の、他のデバイスや種々のケーブルを接続するためのI/Fである。なおキーボード15やネットワーク通信部18等の他のブロックが、外部I/F19を介して管理装置10に接続される場合もあり得る。無線通信部20は、他のデバイスと近距離無線通信を行うためのモジュールである。
メモリ12には、出退勤等の管理の対象となる複数の従業員の各々の従業員データ(従業員情報)21が記憶される。またメモリ12には、従業員データ21と打刻データとを関連付ける為の登録管理番号22が記憶される。登録管理番号は、本実施形態における管理情報に相当し、従業員データ21と関連付けられて記憶される。
またメモリ12には、本実施形態に係る出退勤管理システムを実現するためのアプリケーションプログラムが記憶される。当該アプリケーションプログラムが読み出され、CPU11により実行されることで、本出退勤管理システム100に関する種々の処理が実行される。例えば本実施形態では、図2に示すように、CPU11が所定のプログラムを実行することで、ソフトウェア機能である、打刻データ集計部23、及び従業員データ管理部24が実現される。
打刻データ集計部23は、各タイムレコーダ30から受信した打刻データを、タイムカードに固有のカード番号ごとに集計する。そして集計した打刻データを、タイムカードを使用した従業員の従業員データ21と関連付ける。従業員データ管理部24は、メモリ12に記憶される従業員データ21の作成、修正及び削除等を実行する。
なおアプリケーションプログラムは、例えば記録媒体を介してインストールされてもよいし、ネットワーク等を介してインストールされてもよい。
本実施形態では、メモリ12は、従業員の従業員データ21と登録管理番号22とを関連付けて記憶する記憶部として機能する。またネットワーク通信部18、外部I/F19、及び無線通信部20は、タイムレコーダ30から出力された打刻データと登録管理番号22とを受信する受信部として機能する。さらに打刻データ集計部23は、受信した打刻データを、これに関連付けられた登録管理番号22をもとに、記憶された従業員データ21と関連付ける第2のデータ処理部として機能する。
なおHDD等の記憶デバイスが入出力I/F14に接続され、当該記憶デバイスに従業員データ21やアプリケーション等が記憶されてもよい。すなわちHDD等の記憶デバイスにより記憶部が実現されてもよい。
図3は、タイムレコーダ30の構成例を示す外観図である。図4は、タイムレコーダ30の内部の構成例を示すブロック図である。図5は、従業員に使用されるタイムカードの一例を示す図である。
タイムレコーダ30は、カード挿入部31と、操作ボタン群32と、表示部33とを有する。図3に示すように、操作ボタン群32は、出勤ボタン32a、外出ボタン32b、戻りボタン32c、退勤ボタン32d、Iボタン32e、登録ボタン32fを有する。なお、図3に例示されたタイムレコ−ダ30は本実施形態の一例であり、タイムレコーダ各部の機能および表示は限定されず、適宜設定されてよい。
出退勤等の時刻を打刻する際の時刻打刻モードにおいては、出勤ボタン32aから退勤ボタン32dは、出退区分(出勤、退勤、外出、戻り)の選択に使用される。各出退区分が選択されて、カード挿入部31にタイムカードが挿入されると、選択された出退区分に応じた位置に時刻が打刻される。タイムレコーダ30のメモリ36には、打刻された日時及び時刻が出退区分に関連付けられ、打刻データとして記憶される。
Iボタン32eは、モードの選択に使用される。本実施形態では、上記した時刻打刻モードの他に、カード登録モードでの一部の機能が設定される。カード登録モードとは、カード番号と登録管理番号とを関連付けるためのモードである。カード登録の方法としては、複数の方法があり、Iボタン32eは、当該登録方法の選択にも使用される。
カード登録モードが選択された場合には、出勤ボタン32a、外出ボタン32b、戻りボタン32c、退勤ボタン32dには、登録する登録管理番号の選択等の、カード登録に必要な種々の機能が割り当てられる。どのボタンにどの機能を割り当てるかは任意に設定されてよい。登録ボタン32fは、カード登録モードの設定、カード登録の決定、及びモード選択の決定等に使用される。
図6は、表示部33に表示される画面の一例を示す模式的な図である。図6Aは、時刻打刻モードにおける画面である(以下、時刻打刻画面33aと記載する)。時刻打刻画面33aには、日付と時刻が表示される。その他、出退区分等が表示されてもよい。
図6Bは、カード登録モードにおける登録方法を選択するための画面(以下方法選択画面33bと記載する)である。図6Cは、登録方法が選択された後の、カード登録を実行するための画面(以下、登録実行画面33cと記載する)である。これら方法選択画面33b及び登録実行画面33cについては、カード登録の方法と合わせて後に詳しく説明する。
図4に示すように、タイムレコーダ30は、CPU35と、メモリ36と、これらにバス37を介して接続される入出力I/F38とを有する。入出力I/F38には、表示部33と、読み取り部39と、操作ボタン群32と、スピーカ40と、時計回路41と、カード搬送部42と、ドットプリンタ43とが接続される。また入出力I/F38には、ネットワーク通信部44と、外部I/F45と、無線通信部46とを有する。
読み取り部39は、カード挿入部31に挿入されたタイムカード2からカード番号を読み取る。スピーカ40は、現在時刻や、カード登録についての案内等を音声で出力する。時計回路41は、タイムレコーダ30の基準時計として機能する。カード搬送部42は、カード挿入部31に挿入されたタイムカード2を、カード挿入部31内の所定の位置まで搬送し、印字等の動作後にはタイムカード2を排出方向に搬送する。ドットプリンタ43は、カード搬送部42により搬送されたタイムカードに対して、打刻時刻や登録管理番号等の所定の情報を印字する。これら各ブロックの動作は、CPU35により制御される。
メモリ36には、タイムカードに打刻された打刻データ47、従業員データ48と、登録管理番号49とが記憶される。登録管理番号49は、打刻データ47及び従業員データ48に関連付けられて記憶される。
またメモリ36には、本実施形態に係る出退勤管理システムに関するアプリケーションプログラムが記憶される。当該アプリケーションプログラムが読み出され、CPU35により実行されることで、本実施形態に係る情報処理方法が実行される。
例えば本実施形態では、図4に示すように、CPU35が所定のプログラムを実行することで、ソフトウェア機能である、カード登録部51、及び打刻データ管理部52が実現される。カード登録部51は、従業員データ48と登録管理番号49との関連付け、及びカード番号と登録管理番号49との関連付けを行う。打刻データ管理部52は、タイムカードに打刻される打刻データを取得し、登録管理番号49と関連付けてメモリ36に記憶させる。
本実施形態では、メモリ36は、登録管理番号49に関連付けられた従業員データ48を記憶する記憶部として機能する。カード登録部51は、第1のデータ処理部、第2のデータ処理部、第1の選択部、設定部、判定部、及び第2の選択部として機能する。また読み取り部39及び打刻データ管理部52は、タイムカードに固有のカード番号ごとに打刻データを取得する第1の取得部として機能する。
また打刻データ管理部52と、ネットワーク通信部44、外部I/F45、及び無線通信部46とにより、カード番号と登録管理番号との関連付けをもとに、打刻データと登録管理番号とを関連付けて出力する出力部が実現される。またカード登録部51とドットプリンタ43とにより、印字部が実現される。
またネットワーク通信部44、外部I/F45、及び無線通信部46は、1以上の従業員データ48を取得する第2の取得部として機能する。また操作ボタン群32は、担当者等からの指示を受け付ける受付部として機能する。
図5に示すように、タイムカード2は、従業員の名前や所属が書き込まれる従業員情報欄3と、時刻情報が印字される時刻印字欄4と、登録管理番号が印字される管理番号印字欄5とを有する。またタイムカード2は、カード番号6と、カード番号の読み取りマーク(バーコード)7と、カードの表裏判定マーク8とを有する。
従業員情報欄3は、担当者または従業員により情報が記載される欄である。時刻印字欄4及び管理番号印字欄5は、ドットプリンタ43により、打刻時刻や登録管理番号等が印字される欄である。読み取りマーク7には、カード番号6の情報がバーコード化され、読み取り部39により読み取りマーク7が読み取られることで、当該カード番号6が認識される(デコードされる)。なおカード番号を読み取る方法は限定されない。
図7は、管理装置10及びタイムレコーダ30の各メモリ12及び36に記憶されるデータの一例を模式的に示す図である。図7Aは、管理装置10のメモリ12に記憶される従業員データ21及び登録管理番号22を示す図である。本実施形態では、従業員番号、氏名(漢字)、氏名(カナ)、及び締め日の情報が、従業員データ21として記憶される。従業員データ21として記憶される情報は限定されず、他の情報が記憶されてもよい。
従業員データ21は、登録管理番号22に関連付けられて記憶される。本実施形態では、登録管理番号22として、3桁のシリアル番号が用いられる。これに限定されず、例えばアルファベット等を含む文字列が、登録管理番号22として用いられてもよい。
図7Bは、タイムレコーダ30のメモリ36に記憶される打刻データ47及び登録管理番号49を示す図である。打刻データ47は、カード番号、打刻日、時刻、出退区分、レコーダ番号、及び締め日の情報を含む。レコーダ番号は、タイムレコーダ30を識別する識別情報である。タイムレコーダ30のメモリ36には、この打刻データ47が、カード番号をもとに蓄積される。なお打刻データ47に含まれる情報は限定されず、適宜設定されてよい。
打刻データ47は、登録管理番号49と関連付けられて記憶される。担当者等がカード登録を行うことで、カード登録部51により、カード番号と登録管理番号49とが関連付けられる。当該関連付けをもとに、打刻データ管理部52により、打刻データ47と、登録管理番号49とが関連付けられる。
図7Cは、タイムレコーダ30のメモリ36に記憶される従業員データ48及び登録管理番号49を示す図である。従業員データ48として、従業員番号、氏名(漢字)、氏名(カナ)、及び締め日の情報が記憶される。当該従業員データ48に、登録管理番号49が関連付けられる。また従業員データ48には、当月カード番号55及び来月カード番号56がそれぞれ関連付けられる。なお従業員デ−タ48に含まれる情報は限定されず、適宜設定されてよい。
当月カード番号55とは、当月分の出退勤等の時刻が打刻される、当月用タイムカードのカード番号である。来月カード番号56とは、来月分の出退勤等の時刻が打刻される、来月用タイムカードのカード番号である。
本実施形態では、各従業員が使用するべきタイムカードとして、当月用タイムカードに加えて来月用タイムカードを予め準備することができる。来月用タイムカードの準備は、カード登録において、登録月を来月に選択することで簡単に実行可能である。
カード登録部51は、カード挿入部31に挿入されたタイムカードが、当月用タイムカード及び来月用タイムカードのいずれかに設定することが可能である。そしてカード登録部51は、当月用タイムカードのカード番号、及び来月用タイムカードのカード番号の各々に、共通した登録管理番号49を関連付ける。この結果、図7Cに示すように、従業員データ48に、当月カード番号55及び来月カード番号56がそれぞれ関連付けられる。
図7Cにおいて、「020」「021」「022」の登録管理番号49には、従業員データ48が関連付けられていない。一方で、「020」「021」「022」の登録管理番号49には、当月カード番号55がそれぞれ関連付けられている。これは登録管理番号49及び従業員データ48の関連付けよりも先に、カード登録が行われた場合のデータである。カード登録を先行して行う先行カード登録については後に詳しく説明する。
また「0404558」「0404559」の当月カード番号55のように、登録管理番号49と関連付けられずに、カード番号が記憶される場合もあり得る。例えば本発明に係る出退勤管理システム100を用いることなく、タイムカードを使用する場合等において、カード番号のみが記憶される。もちろん後にカード番号を登録管理番号49に関連付けることで、本発明に係る出退勤管理システム100が使用可能となってもよい。
図8は、月ごとに実行される管理装置10による打刻データの集計の一例を示すフローチャートである。まずタイムレコーダ30では、従業員の打刻の度に、打刻データ47と登録管理番号49とが関連付けられている(ステップ101)。タイムレコーダ30と管理装置10とが接続された場合に、所定の操作のもとに、タイムレコーダ30から管理装置10に、図7Bに示す打刻データ47及び登録管理番号49が送信される(ステップ102、ステップ103)。
管理装置10の打刻データ集計部23は、図7Aに示す従業員データ21及び登録管理番号22を参照し、登録管理番号22(49)をもとに、打刻データ47と従業員データ21とを関連付ける(ステップ104)。そして各従業員ごとに、1ヶ月分の(若しくは集計の期間は適宜指定のもとに)打刻データ47を集計する(ステップ105)。
このように本発明に係る出退勤管理システム100では、登録管理番号を介して、カード番号と従業員データとが関連付けられる。従ってカード番号ごとに蓄積される打刻データと、従業員データとを、登録管理番号を介して簡単に関連付けることができる。この結果、毎月のカード番号と従業員データとを関連付ける作業を省くことが可能となり、出退勤等の管理に関する負担を十分に軽減することが可能となる。
図9は、従業員データ21と登録管理番号22とを関連付ける処理の一例を示すフローチャートである。図10及び図11は、従業員データ21と登録管理番号22との関連付けを行う際に、管理装置10のモニタ17に表示されるテーブル作成画面60の構成例を示す図である。
まず担当者等により管理装置10を用いて、従業員データ21のテーブルTが作成される(ステップ201)。例えば本出退勤管理システム100を実行するアプリケーションが起動され、所定の操作を行うことで、図10に示すテーブル作成画面60が表示される。テーブル作成画面60は、レコーダ情報表示部61と、処理選択部62と、テーブル表示部63と、読み込みボタン64と、実行ボタン65と、終了ボタン66とを有する。
レコーダ情報表示部61には、使用対象となるタイムレコーダ30の情報が表示され、本実施形態では、タイムレコーダ30の機種の名称と、レコーダ番号と、通信方法とが表示される。処理選択部62により、作成した従業員データ21をタイムレコーダ30に送信する処理、及びタイムレコーダ30に登録された従業員データ21を削除する処理のいずれかが選択可能である。例えばテーブル表示部63内のチェックボックス67を選択することで、送信対象又は削除対象となる従業員データ21を選択することができる。
テーブル表示部63には、登録管理番号、従業員番号、氏名(漢字)、氏名(カナ)、締め日、当月カード番号、及び来月カード番号の各情報を含む従業員テーブルTが表示される。このうち従業員番号、氏名(漢字)、氏名(カナ)、及び締め日の情報を含む従業員データ21が、担当者等により入力される。他の登録管理番号22、当月カード番号68、及び来月カード番号69は、タイムレコーダ30から取得される情報であり、担当者等による入力は不要である。特に本実施形態では、管理装置10を用いた登録管理番号の発行/採番を制限している。
なお従業員テーブルT内の従業員データ21は、企業等の内部に構築された人事・就業管理システムから読み出されてもよい。例えば各従業員の人事や就業に関する情報を記憶するデータベース等が企業内に構成されており、当該データベースから氏名等の従業員情報が読み出されて、従業員テーブルTに入力される。これにより担当者等の負担を軽減することが可能となる。
なお図10に示すように、テーブル表示部63は、テーブルT内の全ての従業員データ21を選択可能とする選択ボタン70と、選択された従業員データ21の数を表示する選択人数表示部71とを有する。
読み込みボタン64は、タイムレコーダ30に登録済みの従業員データ48等を読み込む際に選択される。実行ボタン65は、作成した従業員テーブルTをタイムレコーダ30に送信する際に選択される。終了ボタン66は、従業員テーブルTの作成を終了する際に選択される。
図9に示すように、作成された従業員テーブルT(チェックボックス67が選択された従業員データ21)が、管理装置10からタイムレコーダ30に送信される(ステップ202、ステップ203)。本実施形態では、従業員データ21は、従業員テーブルTの上から順に1つずつ送信される。
タイムレコーダ30では、受信した従業員データ48(図7Cに示す符号48を付す)の各々に、3桁のシリアル番号からなる登録管理番号を、数の小さい順から順番に(昇順に)関連付ける。本実施形態では、受信した順に、すなわち従業員テーブルTの上から順に、登録管理番号が割り当てられる(ステップ204)。
なおタイムレコーダ30のカード登録部51により、受信した従業員データ48が、タイムレコーダ30で既に登録管理番号49と関連付けられている登録従業員データであるか、未だ登録管理番号と関連付けられていない未登録従業員データであるかを判定可能であってもよい。この判定は、図7Cに示すデータをもとに実行可能である。
当該判定をもとに、1以上の未登録従業員データに対して、順番に登録管理番号49が割り当てられる。当該割り当てられる登録管理番号49も、未だカード番号に割り当てられていない登録管理番号が用いられる。すなわち既に従業員データ48と関連付けられた登録管理番号49、及びタイムレコーダ30により予めカード番号と関連付けられた登録管理番号49を除く、未割り当ての登録管理番号が、昇順に割り当てられる。
なお登録管理番号49がカード番号と関連付けられた登録済み登録管理番号(登録管理情報)であるか、カード番号と関連付けられていない未割り当ての登録管理番号(未登録管理情報)であるかを判定し、担当者等による操作ボタン群の操作を介した指示に応じて、これらの管理番号のいずれかを選択することは、判定部及び第2の選択部として機能するカード登録部51により実行される。
これによりタイムレコーダ30を使用する従業員が新たに追加される場合でも、当該従業員の従業員データ48に対して、未割り当ての登録管理番号を適正に割り当てることが可能となる。この結果、1つの登録管理番号49が重複して割り当てられてしまうことを防止することができる。
従業員データ48に登録管理番号49が割り当てられた、更新後の従業員データが、タイムレコーダ30のメモリ36に保存される(ステップ205)。保存された更新後の従業員データが、タイムレコーダ30から管理装置10へ送信される(ステップ206、ステップ207)。管理装置10側では、受信した更新後の従業員データをもとに、従業員テーブルTを更新する(ステップ208)。この結果、図11に示すように、テーブル作成画面60に、登録管理番号22が入力された従業員テーブルTが表示される。
図9のステップ209に示すように、従業員テーブルTの更新後に、事後登録が必要となる場合もある。当該事後登録については、後に詳しく説明する。
本出退勤管理システム100では、従業員データ21(48)と登録管理番号22(49)との関連付け、及び登録管理番号49とカード番号との関連付けが、管理装置10及びタイムレコーダ30の両方にて適正に管理されることが重要である。
本実施形態では、各従業員データ21(48)への登録管理番号22(49)の割り当てが、タイムレコーダ30でのみ実行される。また更新後の従業員データの送受信が、更新前の従業員データの送受信に応じて、ほぼ同じタイミングで実行される。これにより管理装置10及びタイムレコーダ30の両方において、従業員データ21(48)と登録管理番号22(49)との関連付けを、整合性よく適正に管理することが可能となる。
なお従業員データと登録管理番号との関連付けを管理可能であるのならば、管理装置10側で、従業員データ21に対して登録管理番号22が割り当てられてもよい。
図12−図14は、登録管理番号とカード番号とを関連付けるカード登録の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、カード登録の方法として、連続登録(図12のフローチャート)、番号指定登録(図13のフローチャート)、引継ぎ登録(図14のフローチャート)の3つの方法が選択可能である。
カード登録は、カード挿入部31へのタイムカードの挿入に応じて、実行される処理であり、挿入されたタイムカードのカード番号と、登録管理番号とが関連付けられる。従ってカード登録は、管理装置10との接続の有無にかかわらず実行可能である。
新しいタイムカードに対してカード登録を行うことで、当該タイムカードが従業員により使用可能な状態となる。従ってカード登録の処理は、使用可能なタイムカードを発行する処理ともいえる。以下に説明するように、本発明を用いることで、当該タイムカードの発行処理を簡単に行うことができる。
例えば図6Aに示す時刻打刻画面33aが表示される状態で、図3に示す登録ボタン32fが選択される。これにより登録方法選択モードに切り替えられ、図6Bに示す方法選択画面33bが表示される。
方法選択画面33bは、種別表示部73と、締め日表示部74と、登録月選択部75と、登録数表示部76とを有する。種別表示部73は、上記した3つの方法に関連付けられた種別番号が表示される。例えば本実施形態では、連続登録=1、番号指定登録=2、引継ぎ登録=3が設定される。
締め日表示部74には、締め日が表示される。登録月選択部75には、当月又は来月の文字が表示される。登録数表示部76には、登録月選択部75に表示された種類のタイムカード(当月用タイムカード又は来月用タイムカード)の全ての締め日における登録件数が表示される。
本実施形態では、登録方法選択モードに切り替えられると、入力位置のカーソルが種別表示部73に合わせられる(図6Bに示す状態)。そして「登録方法を選択して下さい」等の音声案内が出力される。入力位置のカーソルは、表示される数字又は文字の色で把握される。すなわち図6において白抜き文字で表示される数字又は文字が、カーソルが合わせられた数字又は文字となり、文字が点滅して表示されている。
典型的には、まず登録方法の種別が選択され、その後、登録月及び締め日の選択が実行される。そのためにカーソルが移動され「当月、来月を選択して下さい」や「締め日を選択して下さい」等の音声案内が出力される。担当者は、操作ボタン群32を操作することで、種別や登録月を、簡単に選択することができる。
図12に示す連続登録が選択される場合を説明する。上記したように、方法選択画面33bにおいて、登録月及び締め日が選択される(ステップ301)。そして操作ボタン群32の登録ボタン32fが再度選択されると、登録方法が確定し、図6Cに示す登録実行画面33cが表示される。
登録実行画面33cは、管理番号表示部77と、種別表示部78と、登録月表示部79と、登録数表示部80とを有する。管理番号表示部77には、カード番号と関連付けられる登録管理番号49が表示される(ステップ302)。ここで表示される登録管理番号は、未割り当ての登録管理番号のうちの最も数が小さい番号である。従って一番最初にカード登録が行われる場合には、001が表示される。
種別表示部78、及び登録月表示部79には、選択された登録方法の種別及び登録月がそれぞれ表示される。登録数表示部80には、選択された登録月及び締め日における登録件数が表示される。
登録実行画面33cが表示されると、「登録する当月用(来月用)タイムカードを挿入して下さい」等の音声案内が出力される(ステップ303)。カード搬送部42内のセンサ等により、カード挿入部31にタイムカードが挿入されたか否かが判定される(ステップ304)。
タイムカードの挿入が検知されない場合は(ステップ304のNo)、操作ボタン群32を使用したキャンセル操作の入力の有無が判定される(ステップ305)。キャンセル操作が入力された場合には(ステップ305のYes)カード登録は終了する。キャンセル操作が入力されない場合には(ステップ305のNo)、ステップ304に戻ってタイムカードの挿入の有無の監視を続ける。
タイムカードの挿入が検知されると(ステップ304のYes)、カード搬送部42により、タイムカードが搬送される。そして読み取り部39により、タイムカードのカード番号が読み取られる(ステップ306)。カード登録部51により、登録実行画面33cに表示されている登録管理番号49と、読み取られたカード番号とが関連付けられ、メモリ36に記憶される(ステップ307)。
カード番号と、登録管理番号49とが関連付けられると、登録管理番号49に従業員データ48が関連付けられている場合には、カード挿入部31に挿入されたタイムカードに、登録管理番号49と従業員の名前が印字される(ステップ308)。登録管理番号49及び従業員の名前は、図5に示す管理番号印字欄5に、ドットプリンタ43により印字される。なお従業員の名前以外の従業員データ48が印字されてもよい。
その後、カード搬送部42が動作することで、カード挿入部31からタイムカードが排出される(ステップ309)。担当者等によりタイムカードが取り出されると、カード登録部51は、カード登録が正常に実行されたと判断し、登録実行画面33cに表示される登録管理番号49を次に大きい番号へと切り替える(ステップ310)。その後、再び音声案内が出力され、連続してカード登録が実行される。
ステップ305におけるキャンセル操作の入力があるまで、あるいは登録件数に上限がある場合は、当該上限数に達するまで、担当者等はカード登録を連続して繰り返し続けることが可能である。
登録管理番号49と関連付けられた当月カード番号55及び来月カード番号56は、タイムレコーダ30と管理装置10とが接続された時に、所定の操作に応じて管理装置10へ送信される。例えば図10及び図11に示す読み込みボタン64が選択されることで、新しく登録された当月カード番号55及び来月カード番号56が、登録管理番号49とともに管理装置10により読み込まれる。そしてテーブル作成画面60に表示された従業員テーブルT内に、読み込まれた当月カード番号55(68)及び来月カード番号56(69)が登録管理番号22に関連付けられて表示される(図示しない)。
このように連続登録によれば、カード挿入部31へ複数のタイムカードの連続した挿入に応じて、カード挿入部31への挿入の順に、複数のタイムカードの各々のカード番号と登録管理番号49とを関連付けることができる。ステップ304にて新しいタイムカードを挿入する際には、当該タイムカードがどの従業員に使用されるべきものであるか、カード番号は何番か、どの登録管理番号と関連付けられるべきものであるか等を意識する必要がなく、機械的に連続してタイムカードを挿入すればよい。従って当該作業を行う担当者等の負担は非常に小さいものとなる。
カード登録が終了したタイムカードには、登録管理番号49と従業員の名前が印字される。担当者等は、その名前を見て該当する従業員が使用可能なように、所定のラックにタイムカードを配置したり、本人にタイムカードを配布する。これにより簡単に月ごとのタイムカードの準備が可能となる。
なお登録管理番号49が、カード番号と関連付けられた登録済み登録管理番号であるか、カード番号と関連付けられていない未割り当ての登録管理番号であるかの判定は、登録月を区別して実行される。すなわち、いずれかの当月用タイムカードのカード番号と関連付けられているが、来月用タイムカードとは関連付けられていないタイムカードは、来月用タイムカードの登録においては、未割り当ての登録管理番号となる。その逆も同様である。
来月用タイムカードを連続登録により発行する場合には、典型的には、当月用タイムカードのカード番号と関連付けられている登録管理番号との間で、順に関連付けが行われる。この場合でも、タイムカードを使用する従業員や、カード番号等を意識することなく、単なる作業として、新しいタイムカードの挿入が行われればよい。
ステップ306のカード番号読み取りの際に、読み取られたカード番号が既にいずれかの登録管理番号49と関連付けられた登録カード番号であるか否かが判定されてもよい。そして登録カード番号に該当する場合は、「登録済みのタイムカードです」等の音声案内が出力されてもよい。これにより担当者等のカード登録の作業の効率化が図れる。
ステップ302の登録管理番号49の表示において、未割り当ての登録管理番号であり、かつ従業員データと関連付けられていない登録管理番号(以下、フリー登録管理番号と記載する)が適宜選択されて表示されてもよい。
図7Cのデータの説明の中でも触れたが、登録管理番号49及び従業員データ48の関連付けよりも先に、先行カード登録が行われる場合がある。例えば管理装置10とタイムレコーダ30とを接続して図9に示す処理を実行するよりも前に、支店等の現場にて、新たに所属する従業員がタイムカードを使用しなければならない状況も十分に考えられる。
このような場合には、フリー登録管理番号とカード番号との関連付けが先に実行される。これにより新たに所属する従業員は、本出退勤管理システム100内にて、出退勤等の打刻をすることが可能となる。ステップ302及びステップ310にてフリー登録管理番号を昇順に表示させることで、先行カード登録を連続して効率よく実行することができる。
先行カード登録が行われる場合には、管理装置10にて、図9のステップ209に示す事後登録が必要となる。事後登録とは、登録済み管理番号に従業員データ21を事後的に関連付ける処理である。図15及び図16は、事後登録を実行するための事後登録画面85の構成例を示す図である。
先行カード登録が実行され、例えば図7Cに示すデータがタイムレコーダ30のメモリ36に記憶されたとする。このデータは、タイムレコーダ30から管理装置10に送信される。担当者等により、本出退勤管理システム100を実行するアプリケーションに対して所定の操作が入力されることで、図15及び図16に示す事後登録画面85が表示される。
事後登録画面85は、表示選択部86と、カード情報表示部87と、カード番号表示部88と、従業員表示部89と、保存・実行ボタン90と、カード削除ボタン91と、割当ボタン94と、解除ボタン95とを有する。表示選択部86により、従業員表示部89に全ての従業員を表示させるか、登録管理番号22が未割当の従業員のみを表示させるかのいずれかが選択可能である。カード情報表示部87には、締め日及び登録月が表示される。
カード番号表示部88は、事後登録画面85の左側の領域に配置される。カード番号表示部88には、受信したデータのうち、従業員データ21と関連付けられていないカード番号92と、先行カード登録によりカード番号92に関連付けられた登録管理番号93とが表示される。
従業員表示部89は、事後登録画面85の右側の領域に配置される。従業員表示部89には、既に登録管理番号22と関連付けられている従業員データ21aと、未だ登録管理番号22と関連付けられていない未登録従業員データ21bとが色を区別して表示される(図15および図16では斜線で色を表現している)。図15の示す例では、「立川一郎」「鈴木和夫」及び「佐々木健太」の3人の従業員データが未登録従業員データ21bとして表示されている。
「立川一郎」「鈴木和夫」及び「佐々木健太」の従業員データ21bは、管理装置10側で予め作成されていてもよい。またここで説明する事後登録の際に、3人の従業員データ21bが作成されてもよい。
担当者等は、カード番号表示部88の中から、カード番号92及び登録管理番号93の組を選択する。そして従業員表示部89内の未登録従業員データ21bのいずれかの行に、選択したカード番号92及び登録管理番号93の組をドラッグする。
これにより図16に示すように、カード番号92及び登録管理番号93の組が、カード番号表示部88から従業員表示部89に移動する。そして「立川一郎」「鈴木和夫」及び「佐々木健太」の3人に、カード番号92及び登録管理番号93がそれぞれ関連付けられる。またはカード番号92のチェックボックスを選択した状態で、従業員表示部89の「立川一郎」「鈴木和夫」及び「佐々木健太」の3人を選択し、割当ボタン94を選択すると同じく関連付けがなされる。関連付けの操作が完了し、保存・実行ボタン90が選択されると、事後登録処理が終了する。
なお従業員データ21との関連付けを修正したい場合には、ドラッグ操作でカード番号92及び登録管理番号93の組を、従業員表示部89からカード番号表示部88に戻せばよい。または従業員表示部89から修正したい従業員を選択した状態で、解除ボタン95を選択しても関連付けは修正される。さらにカード番号92及び登録管理番号93の組、あるいは従業員データ21a又は21bが選択された状態で、カード削除ボタン91が選択されると、当該データは削除される。
図13に示す番号指定登録について説明する。方法選択画面33bにおいて、番号指定登録の種別番号2が選択され、登録月及び締め日が選択される(ステップ401)。登録実行画面33cが表示され、担当者等により、所定の登録管理番号49が選択される(ステップ402)。当該選択は、操作ボタン群32を操作することで実行される。
タイムレコーダ30のカード登録部51は、登録管理番号49が選択されるごとに、選択された登録管理番号49が登録済み登録管理番号であるか否かを判定する(ステップ403)。選択された登録管理番号49が、登録済み登録管理番号である場合は(ステップ403のYes)、カード番号の再登録が音声にてアナウンスされる(ステップ404)。選択された登録管理番号49が、未割り当ての登録管理番号である場合は(ステップ403のNo)、音声アナウンスは出力されない。
操作ボタン群32の登録ボタン32fが選択されることで、登録管理番号49が確定される(ステップ405)。その後、新しいタイムカードが挿入され、当該タイムカードのカード番号と、選択された登録管理番号49とが関連付けられる(ステップ406−ステップ409)。選択された登録管理番号49が、登録済み登録管理番号である場合には、今回カード挿入部31に挿入された新しいタイムカードのカード番号が上書きされる。
キャンセル操作が入力されるとカード登録は終了し、キャンセル操作が入力されない場合にはステップ402に戻る(ステップ410)。
例えばタイムカードの紛失や破損等により、タイムカードの再発行が必要となる場合がある。そのような場合には、この番号指定登録を実行することで、簡単にタイムカードの再発行等を行うことができる。指定する登録管理番号49は、例えば管理装置10のメモリ12に記憶された従業員データ21を参照することで簡単に確認可能である。また破損したタイムカードに記載されている登録管理番号49を見ることでも、簡単に把握することができる。
また新たに所属する従業員が使用するタイムカードを発行する際にも、従業員データ21と関連付けられた登録管理番号49が分かっていれば、番号指定登録により、迅速にタイムカードの発行を実行することができる。
登録管理番号49として、3桁のシリアル番号を用いる場合、登録管理番号49が覚えやすく、また登録管理番号49の指定もしやすい。1台のタイムレコーダ30の取扱い人数が99人以下であれば、2桁のシリアル番号でもよい。
図14に示す引継ぎ登録について説明する。方法選択画面32bにおいて、引継ぎ登録の種別番号3が選択されると、「当月用タイムカード挿入後、来月用タイムカードを挿入して下さい」等の音声案内が出力される(ステップ501)。
カード挿入部31にタイムカード(当月分)が挿入されたか否かが判定され(ステップ502)、挿入が検知されない場合は、キャンセル操作の入力の有無が判定される(ステップ503)。タイムカードの挿入が検知されると、カード番号が読み取られ(ステップ504)、登録実行画面33cに、読み取られたカード番号に関連付けられている登録管理番号49が表示される。そして表示された登録管理番号49が自動的に確定される(ステップ504、ステップ505)。
なお読み取られたカード番号が当月カード番号として登録されていない場合には、「カード登録されていません」等の音声出力が実行される。また来月カード番号として登録されている場合には「他の月で登録されているタイムカードです」等の音声出力が実行される。そして登録実行画面33cでは、エラー画面が表示される。
正常に当月カード番号として登録されていた場合は、タイムカードの排出後(ステップ506)、次の新しいタイムカードの挿入の有無が判定される(ステップ507)。タイムカードの挿入が検知されると、当該タイムカードのカード番号と、ステップ505にて確定された登録管理番号49とが関連付けられる(ステップ509−ステップ512)。なお次のタイムカードのカード番号が、既に登録済みであったり、当月用カード番号として記憶されている場合は、その旨の音声出力が実行され、エラー画面が表示される。
この引継ぎ登録では、カード挿入部31へのタイムカードの挿入に応じて、挿入されたタイムカードのカード番号に関連付けられた登録管理番号49が選択される。そして次にカード挿入部31に挿入された新しいタイムカードのカード番号と、上記で選択された登録管理番号49とが関連付けられる。
これにより登録された当月用タイムカードを挿入することのみで、来月用タイムカードと関連付けたい登録管理番号49を簡単に選択することができる。すなわち所定の従業員の来月用タイムカードを、当該従業員の従業員データ48と関連付けられている登録管理番号49を調べたり、カード番号を調べたりすることなく、簡単に発行することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
上記では、共通した登録管理番号に対して、当月用タイムカード及び来月用タイムカードが発行可能であった。これに加えて、共通した登録管理番号に対して、再来月以降の各月用のタイムカードが発行可能であってもよい。本出退勤管理システム100では、タイムレコーダ30にて、タイムカードと登録管理番号とを関連付けるだけで、タイムカードの発行が可能である。従って再来月以降の各月用のタイムカードとして、例えば半年分のタイムカードや、1年分のタイムカードを、各従業員ごとに予め準備することができる。この結果、担当者等の負担を十分に軽減することができる。
タイムレコーダ30にて、登録管理番号49に関連付けられて記憶された従業員データ48、及び登録管理番号49に関連付けられたカード番号の削除が可能であってもよい。例えば所定の種別番号が選択され、図7Cに略等しい構成を有する削除実行画面が表示される。当該削除実行画面にて、削除したい登録管理番号49が選択され、登録ボタン32fが選択される。これにより選択された登録管理番号49に関連付けられた従業員データ48又はカード番号が削除される。
図14に示す引継ぎ登録に略等しいフローにより、タイムカードの再発行が実行されてもよい。例えば破損の程度が小さくカード番号の読み取り等が可能なタイムカードについて、タイムカードの再発行を行うとする。この場合、図14に示すステップ502にて、破損したタイムカードが挿入される。これに応じてカード番号に関連付けられた登録管理番号49が読み出され、次に挿入されたタイムカードのカード番号と関連付けられる。このような方法により、簡単にタイムカードの再発行が可能となる。
本発明に係る出退勤管理システム100では、タイムカードを挿入することでカード登録が完了する。従ってカード登録の実行時には、従業員データを直接取り扱うことがないので、従業員自身にカード登録を行わせても特に問題はない。この結果、担当者等の負担を軽減させることができる。なお従業員自身によるカード登録が行われる際には、セキュリティを解除する所定の操作が必要であってもよい。これにより外部者等により不正にカード登録が実行されることを防止することができる。
本発明に係る出退勤管理システム100では、時刻打刻モードにあるタイムレコーダ30に、新しいタイムカードを挿入することで、自動的にカード登録モードに移行するようにしてもよい。また、この場合には自動的に番号指定登録が選択されるのがよい。これにより、常に登録管理番号とカード番号とを関連付けた運用が可能となる。
本発明に係る出退勤管理システム100では、一度登録された登録管理番号は、特に退職や他の事業地への移動等が無い限り従業員が退社するまで変更される事は無いので、管理装置におけるその後のカードの登録管理番号への割り当て操作が不要となり、人事・就業情報の管理者による月毎のカード発行の負担を大いに減らす事が可能となる。
本発明に係る出退勤管理システム100において、タイムカードは紙カードに限定されず、ICカードや磁気カード等を含めた個人識別媒体の事である。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。
オフィス及び工場等における従業員の日々の出退勤の勤務データを管理する出退勤管理システムにおいて、実施して好適であり、産業上の利用可能性を有するものである。
2…タイムカード
5…管理番号印字欄
10…管理装置
21、48…従業員データ
22、49…登録管理番号
23…打刻データ集計部
24…従業員データ管理部
30…タイムレコーダ
31…カード挿入部
32…操作ボタン群
51…カード登録部
52…打刻データ管理部
55、68…当月カード番号
56、69…来月カード番号
60…テーブル作成画面
85…事後登録画面
100…出退勤管理システム

Claims (14)

  1. カード登録モードが選択されている場合に、タイムカードの受け付けに応じて、管理情報を、前記タイムカードに固有のカード固有情報に関連付ける第1のデータ処理部と、
    前記第1のデータ処理部による関連付けをもとに、前記カード固有情報ごとに取得される打刻情報と前記管理情報とを関連付けて出力する出力部と、
    前記カード登録モードが選択されている場合に、すでに使用されているタイムカードの受け付けに応じて、前記すでに使用されているタイムカードの前記カード固有情報に関連付けられた前記管理情報を選択する第1の選択部と
    を具備し、
    前記管理情報は、前記タイムカードを使用する従業員の従業員情報と前記カード固有情報ごとに取得される前記打刻情報とを関連付けるために、前記従業員情報と関連付けられる情報であり、
    前記第1のデータ処理部は、前記すでに使用されているタイムカードの次に受け付けた未使用のタイムカードの前記カード固有情報と、前記第1の選択部により選択された前記管理情報とを関連付け、
    前記出力部は、互いに関連付けられた前記未使用のタイムカードの前記カード固有情報及び前記第1の選択部により選択された前記管理情報を出力する
    タイムレコーダ。
  2. 請求項に記載のタイムレコーダであって、さらに、
    1以上の従業員情報を取得する従業員情報取得部と、
    前記取得した1以上の従業員情報のうちの前記管理情報に関連付けられていない1以上の未登録従業員情報の各々に、前記管理情報を関連付ける第2のデータ処理部と
    を具備するタイムレコーダ。
  3. 請求項2に記載のタイムレコーダであって、
    前記第2のデータ処理部は、前記1以上の未登録従業員情報の各々に、前記管理情報としてシリアル番号を順に関連付ける
    タイムレコーダ。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1項に記載のタイムレコーダであって、さらに、
    従業員を含むユーザからの指示を受け付ける受付部と、
    前記管理情報が前記カード固有情報と関連付けられた登録管理情報であるか、前記カード固有情報と関連付けられていない未登録管理情報であるかを判定する判定部と、
    前記受付部により受け付けられる指示に応じて、前記登録管理情報及び前記未登録管理情報のいずれかを選択する第2の選択部と
    を具備するタイムレコーダ。
  5. 請求項4に記載のタイムレコーダであって、
    前記第1のデータ処理部は、前記受付部により受け付けられる指示に応じて、前記カード固有情報と前記管理情報との関連付けを解除する
    タイムレコーダ。
  6. 請求項1から5のうちいずれか1項に記載のタイムレコーダであって、さらに、
    前記タイムカードが挿入される挿入部を具備し、
    前記第1のデータ処理部は、前記挿入部への前記タイムカードの挿入に応じて、前記タイムカードの前記カード固有情報と、前記管理情報とを関連付ける
    タイムレコーダ。
  7. 請求項6に記載のタイムレコーダであって、
    前記従業員情報は、従業員の名前を少なくとも含み、
    前記タイムレコーダは、さらに、
    前記管理情報に関連付けられた前記従業員情報を記憶する記憶部と、
    前記第1のデータ処理部により前記カード固有情報に関連付けられた前記管理情報について前記従業員情報が記憶されている場合には、前記カード登録モードの選択時に前記挿入部に挿入された前記タイムカードに前記管理情報と前記従業員の名前とを印字する印字部と
    を具備するタイムレコーダ。
  8. 請求項1から7のうちいずれか1項に記載のタイムレコーダであって、さらに、
    時刻打刻モードが選択されている場合に、前記タイムカードの受け付けに応じて、前記カード固有情報ごとに前記打刻情報を取得する第1の取得部を具備する
    タイムレコーダ。
  9. 請求項1から8のうちいずれか1項に記載のタイムレコーダであって、
    前記第1のデータ処理部は、前記カード登録モードが選択されている場合に、複数のタイムカードの連続した受け付けに応じて、受け付けの順に、前記複数のタイムカードの各々の前記カード固有情報と前記管理情報とを関連付ける
    タイムレコーダ。
  10. 請求項1から9のうちいずれか1項に記載のタイムレコーダであって、さらに、
    従業員を含むユーザからの指示を受け付ける受付部を具備し、
    前記受付部は、所定の管理情報を選択する指示を受け付け、
    前記第1のデータ処理部は、前記カード固有情報と、前記選択された所定の管理情報とを関連付ける
    タイムレコーダ。
  11. タイムレコーダにより実行される情報処理方法であって、
    カード登録モードが選択されている場合に、タイムカードの受け付けに応じて、管理情報を、前記タイムカードに固有のカード固有情報に関連付ける関連付けステップと、
    前記管理情報と前記カード固有情報との関連付けをもとに、前記カード固有情報ごとに取得される打刻情報と前記管理情報とを関連付けて出力する出力ステップと、
    前記カード登録モードが選択されている場合に、すでに使用されているタイムカードの受け付けに応じて、前記すでに使用されているタイムカードの前記カード固有情報に関連付けられた前記管理情報を選択する選択ステップと
    を含み、
    前記管理情報は、前記タイムカードを使用する従業員の従業員情報と前記カード固有情報ごとに取得される前記打刻情報とを関連付けるために、前記従業員情報と関連付けられる情報であり、
    前記関連付けステップは、前記すでに使用されているタイムカードの次に受け付けた未使用のタイムカードの前記カード固有情報と、前記選択ステップにより選択された前記管理情報とを関連付けるステップを含み、
    前記出力ステップは、互いに関連付けられた前記未使用のタイムカードの前記カード固有情報及び前記選択ステップにより選択された前記管理情報を出力するステップを含む
    情報処理方法。
  12. タイムレコーダに情報処理方法を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理方法は、
    カード登録モードが選択されている場合に、タイムカードの受け付けに応じて、管理情報を、前記タイムカードに固有のカード固有情報に関連付ける関連付けステップと、
    前記管理情報と前記カード固有情報との関連付けをもとに、前記カード固有情報ごとに取得される打刻情報と前記管理情報とを関連付けて出力する出力ステップと、
    前記カード登録モードが選択されている場合に、すでに使用されているタイムカードの受け付けに応じて、前記すでに使用されているタイムカードの前記カード固有情報に関連付けられた前記管理情報を選択する選択ステップと
    を含み、
    前記管理情報は、前記タイムカードを使用する従業員の従業員情報と前記カード固有情報ごとに取得される前記打刻情報とを関連付けるために、前記従業員情報と関連付けられる情報であり、
    前記関連付けステップは、前記すでに使用されているタイムカードの次に受け付けた未使用のタイムカードの前記カード固有情報と、前記選択ステップにより選択された前記管理情報とを関連付けるステップを含み、
    前記出力ステップは、互いに関連付けられた前記未使用のタイムカードの前記カード固有情報及び前記選択ステップにより選択された前記管理情報を出力するステップを含む
    プログラム。
  13. (a)カード登録モードが選択されている場合に、タイムカードの受け付けに応じて、管理情報を、前記タイムカードに固有のカード固有情報に関連付けるデータ処理部と、
    前記データ処理部による関連付けをもとに、前記カード固有情報ごとに取得される打刻情報と前記管理情報とを関連付けて出力する出力部と、
    前記カード登録モードが選択されている場合に、すでに使用されているタイムカードの受け付けに応じて、前記すでに使用されているタイムカードの前記カード固有情報に関連付けられた前記管理情報を選択する選択部と
    を有し、
    前記管理情報は、前記タイムカードを使用する従業員の従業員情報と前記カード固有情報ごとに取得される前記打刻情報とを関連付けるために、前記従業員情報と関連付けられる情報であり、
    前記データ処理部は、前記すでに使用されているタイムカードの次に受け付けた未使用のタイムカードの前記カード固有情報と、前記選択部により選択された前記管理情報とを関連付け、
    前記出力部は、互いに関連付けられた前記未使用のタイムカードの前記カード固有情報及び前記選択部により選択された前記管理情報を出力する
    1以上のタイムレコーダと、
    (b)従業員の従業員情報と前記管理情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記タイムレコーダから出力された前記打刻情報と前記管理情報とを受信する受信部と、
    前記受信した前記打刻情報を、これに関連付けられた前記管理情報をもとに、前記記憶された従業員情報と関連付けるデータ処理部と
    を有する管理装置と
    を具備する出退勤管理システム。
  14. 請求項13に記載の出退勤管理システムであって、
    前記1以上のタイムレコーダは、複数のタイムレコーダであり、
    前記複数のタイムレコーダの各々が有する前記出力部は、前記打刻情報及びこれに関連付けられた前記管理情報に、前記複数のタイムレコーダの各々を識別する識別情報を関連付けて出力し、
    前記管理装置のデータ処理部は、前記複数のタイムレコーダの各々から出力された識別情報をもとに、前記複数のタイムレコーダの各々に対して、前記打刻情報と前記従業員情報との関連付けを実行する
    出退勤管理システム。
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